JPH0535748Y2 - - Google Patents

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JPH0535748Y2
JPH0535748Y2 JP1986001656U JP165686U JPH0535748Y2 JP H0535748 Y2 JPH0535748 Y2 JP H0535748Y2 JP 1986001656 U JP1986001656 U JP 1986001656U JP 165686 U JP165686 U JP 165686U JP H0535748 Y2 JPH0535748 Y2 JP H0535748Y2
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Japan
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lining
spring unit
exterior body
stretchable
quilting
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はスプリングユニツトの上下面の少な
くとも一方の面に外装体が添設されるマツトレス
装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般にマツトレス装置は、多数のコイルスプリ
ングを平板状に連結してスプリングユニツトを形
成し、その上下面の少なくとも一方の面に外装体
が設けられる。この外装体としては、表地と裏地
との間にウレタンフオームなどの詰物を介在させ
たものが多く使用されている。そして、上記外装
体はその周縁部がスプリングユニツトの外周面を
覆うまち地にテープエツジによつて縫着され、ま
た裏地の周辺部は一端をこの裏地に縫着し他端を
コイルスプリングに連結したフランジ布によつて
スプリングユニツトに固定される。
ところで、このような外装体においては、美観
の向上や詰物がずれ動くのを防止するため、表
地、裏地および詰物の三者を一体にキルテイング
している。キルテイングはその線が深く鮮明であ
ることが重要な用件の1つである。しかしなが
ら、上述したマツトレス装置において、キルテイ
ングされた外装体を設ける場合、その外装体の周
縁をまち地に縫合したり、裏地をフランジ布でス
プリングユニツトに固定するときに、外装体にか
なり大きな張力を加えながら行なわなければ、た
るみのない良好な状態に設けることができない。
すると、その張力によつて外装体の表地、裏地お
よび詰物が伸びるので、この伸びによつてキルテ
イングの線が浅く不鮮明になるという欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は、外装体をスプリングユニツトに設
けるときに、この外装体に加わる張力で外装体が
伸びてキルテイングの線が浅く不鮮明になるとい
うことがないようにしたマツトレス装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、外装体の表地を非伸縮性の布地
で、裏地を伸縮性の布地で形成し、裏地を伸ばし
た状態で表地、裏地および詰物の三者を一体にキ
ルテイングしてから上記裏地を縮小させることに
よつて上記詰物と表地とを弛ませるとともに、こ
の状態で上記裏地の内面に非伸縮性のインナクロ
スを結合し、このインナクロスを介して外装体を
上記スプリングユニツトに固定することにより、
上記外装体に張力が加わることがないようにした
ものでる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第2図中1はベツドを示し、このベツド
1は一端にヘツドボード2、他端にフツトボード
3が設けられた基体4を有し、この基体4上には
マツトレス装置5が載置されている。このマツト
レス装置5は第1図に示すようにスプリングユニ
ツト6を備えている。このスプリングユニツト6
は、多数のコイルスプリング7をヘリカル線8で
平板状に連結して形成されている。このスプリン
グユニツト6の上下面周縁には枠線9がそれぞれ
設けられている。また、スプリングユニツト6の
上下面にはそれぞれウレタンフオームなどからな
る板状の上部弾性材10と下部弾性材11とが接
合されている。上記上部弾性材10の外面には上
部外装体12が設けられ、上記下部弾性材11の
外面には下部外装体13が接合されている。これ
ら各外装体12,13は非伸縮性の布地からなる
表地14と伸縮性の布地からなる裏地15との間
に綿、羽毛あるいはウレタンフオームなどの詰物
16を充填するとともに、これら三者を格子状の
キルテイング17によつて一体に縫合して形成さ
れている。これら三者を一体に縫合する場合、第
3図に示すように裏地15を十分に伸ばした状態
で行なう。このような状態でキルテイング17を
終えたなら、裏地15に加えた張力を除去する
と、第4図に示すように裏地15が元に戻ること
によつて表地14と詰物16とが大きく弛むこと
になる。すなわち、キルテイング17の線が深く
鮮明になる。
このように形成された各外装体12,13の内
面側、つまり裏地15には非伸縮性の布地からな
るインナクロス18が接合され、この周縁部は上
記外装体12,13の周縁部に縫合されている。
上記インナクロス18の周辺部にはフランジ布1
9の一端が縫着されている。そして、各外装体1
2,13は上記フランジ布19の他端をスプリン
グユニツト6の周辺部に位置するコイルスプリン
グ7のクリツプ20で連結することによつて張設
されている。また、各外装体12,13の周縁部
はスプリングユニツト6の外周面を覆うまち地2
1の上下端にテープエツジ22によつて縫合され
ている。
このような構造のマツトレス装置によれば、各
外装体12,13を張設するに際し、外装体1
2,13をスプリングユニツト6に対して弛みの
ない状態とするためには、フランジ布19を介し
てインナクロス18に張力を加える。そして、こ
の状態で各外装体12,13をそれぞれ弾性材1
0,11に圧接させ、フランジ布19の他端をス
プリングユニツト6のコイルスプリング7にクリ
ツプ20で結合すれば、各外装体12,13を良
好に張設することができる。このようにして外装
体12,13を張設するようにすれば、張設時の
張力はインナクロス18に加わるものの、このイ
ンナクロス18は非伸縮性であるから、伸縮性の
裏地15には張力がほとんど加わらない。すなわ
ち、外装体12,13はこれに加わる張力によつ
て伸ばされることなくスプリングユニツト6に張
設することができる。したがつて、張設時に外装
体12,13が伸ばされてそのキルテイング17
の線が浅く不鮮明になるということがない。ま
た、外装体12,13の表地14と詰物16は、
これらを伸長させた裏地15と縫合したのち、こ
の裏地15をもとの長さに復元させることによつ
て大きく弛み、上記裏地15との間に空気層23
ができるから、この空気層23によつて外装体1
2,13の保温性やクツシヨン性が向上する。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、外装体の表地を
非伸縮性の布地で、裏地を伸縮性の布地で形成
し、裏地を伸ばした状態で表地、裏地および詰物
の三者を一体にキルテイングしてから上記裏地を
縮小させることによつて上記詰物と表地とを弛ま
せるとともに、この状態で上記裏地の内面に非伸
縮性のインナクロスを結合し、このインナクロス
を介して外装体を上記スプリングユニツトに固定
するようにした。したがつて、外装体を張設する
ときに、この外装体に加わる張力が非伸縮性のイ
ンナクロスによつて吸収され、外装体に直接加わ
ることがないから、外装体が伸びてそのキルテイ
ングの線が不鮮明になるということがない。ま
た、裏地を伸ばした状態で表地、裏地および詰物
の三者を一体にキルテイングしてから裏地を縮小
させるようにしたため、上記表地と詰物とが裏地
上で大きく弛むことによつてこれらの間に空気層
ができる。したがつて、この空気層により、外装
体の保温性やクツシヨン性の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はマ
ツトレスの断面図、第2図はベツドの斜視図、第
3図と第4図は外装体を形成する手順を順次示し
た説明図である。 6……スプリングユニツト、7……コイルスプ
リング、12……上部外装体、13……下部外装
体、14……表地、15……裏地、16……詰
物、18……インナクロス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルスプリングを平板状に連結してスプリン
    グユニツトを形成し、このスプリングユニツトの
    上下面の少なくとも一方の面に、表地と裏地との
    間に詰物を設けるとともにそれら三者を一体にキ
    ルテイングしてなる外装体が添設されるマツトレ
    ス装置において、上記外装体は、表地が非伸縮性
    の布地で裏地が伸縮性の布地で形成されていて、
    裏地を伸ばした状態でこれら三者を一体にキルテ
    イングを施してから上記裏地を縮小させることに
    よつて上記詰物と表地を弛ませてキルテイングの
    線を鮮明にすると共に詰物と裏地との間に空気層
    を形成し、この状態で上記裏地の内面に非伸縮性
    のインナクロスを結合し、このインナクロスを介
    して外装体を上記スプリングユニツトに固定して
    なることを特徴とするマツトレス装置。
JP1986001656U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH0535748Y2 (ja)

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JP1986001656U JPH0535748Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JP1986001656U JPH0535748Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62113755U JPS62113755U (ja) 1987-07-20
JPH0535748Y2 true JPH0535748Y2 (ja) 1993-09-09

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ID=30779770

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044608Y2 (ja) * 1987-12-25 1992-02-10
JP2006068230A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Marusan Kaihatsu Kk 詰物体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042170B2 (ja) * 1979-11-22 1985-09-20 日本鉱業株式会社 砒素の分離回収方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042170U (ja) * 1983-08-31 1985-03-25 フランスベッド株式会社 マツトレス装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6042170B2 (ja) * 1979-11-22 1985-09-20 日本鉱業株式会社 砒素の分離回収方法

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JPS62113755U (ja) 1987-07-20

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