JPH0535679B2 - - Google Patents

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JPH0535679B2
JPH0535679B2 JP62213909A JP21390987A JPH0535679B2 JP H0535679 B2 JPH0535679 B2 JP H0535679B2 JP 62213909 A JP62213909 A JP 62213909A JP 21390987 A JP21390987 A JP 21390987A JP H0535679 B2 JPH0535679 B2 JP H0535679B2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
nozzle
circumferential surface
stamping
marking
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62213909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6456549A (en
Inventor
Yoshio Saito
Hajime Yamatsu
Mikio Tagaya
Kazuo Sawada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruyama Seisakusho KK
Original Assignee
Maruyama Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Maruyama Seisakusho KK filed Critical Maruyama Seisakusho KK
Priority to JP21390987A priority Critical patent/JPS6456549A/ja
Publication of JPS6456549A publication Critical patent/JPS6456549A/ja
Publication of JPH0535679B2 publication Critical patent/JPH0535679B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、錠剤等の印刷機における刻印ローラ
ー(デザインロールともいう)の周面に形成され
た刻印部分を洗浄するための洗浄装置に関する。
(従来の技術) 転写による連続印刷においては、インク溜まり
から印刷インクを刻印ローラーに供給し、該刻印
ローラーから転写ローラーに接触しながらインク
を転写し、錠剤等の表面に印刷を施すのである
が、この錠剤面に印刷すべき文字や記号が刻印さ
れている刻印ローラーは、連続して数時間使用す
るうちにインクが刻まれた溝にたまつて固まり、
刻印の溝中に供給されたインクが必要量転写ロー
ラーに転写されることなく錠剤の印刷面にかすれ
及び一文字欠けを生じさせるようになるので、こ
の刻印ローラーの洗浄は不可欠である。
従来、刻印ローラーを洗浄するには、一日の作
業が終わつてから一晩アルコール等の溶剤の中に
浸し、翌朝人間がブラシでこすり洗いする手作業
の洗浄を行つていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、人手による洗浄作業は朝時間を
要するので、印刷作業にとりかかるのが遅れてし
まうことや、ブラシで刻印ローラーの表面を傷つ
け、不要な溝を作つてしまうこと、また刻印され
た溝は非常に細かくてブラシの方が大きいものも
あり、汚れが充分に落ちず、汚れが蓄積されて約
4000万錠から5000万錠で刻印されている銅やハー
ドクロムのメツキ部分を剥がして新しく刻印をし
なおす巻き直し処理を行う必要があつた。この巻
直しには、多大の費用がかかる上に、その間に用
いる代わりの刻印ローラーを用意しなければなら
ない欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、以上の問題を解決するためになされ
たものであり、刻印ローラーの洗浄の機械化を図
ることを目的とする。その技術的手段として、刻
印ローラーを回転せしめる回転手段と、該刻印ロ
ーラーの軸方向に移動しながら刻印ローラーの周
面に高圧水を直接的に吹き付けるノズルとを備え
たものであつて、上記回転手段は、刻印ローラー
の刻印部分がノズルの先端に対向しているときは
低速で回転し、対向していない時は高速で回転す
るように制御されていることを特徴とする印刷機
の刻印ローラー周面に形成された刻印部分の洗浄
装置を構成した。
(発明の効果) 本発明装置は以上のような構成としたので、高
圧水を直接に吹き付けて、刻印部分の細かく小さ
な溝の中のインクを積極的に洗い落とすことがで
きるので、錠剤の印刷面にかすれや一文字欠けを
生じさせることがない。
また、水流を利用した洗浄を行うので、刻印部
分が形成されている刻印ローラーの周面を傷つけ
ることがなく、刻印ローラーの巻き直し処理がほ
とんど不要になる。
そして、洗浄作業の無人化を図ることができ、
毎日印刷作業終了後に装置に刻印ローラーをセツ
トして夜間に洗浄を行うことにより、朝洗浄作業
に要する時間を無くして、作業時間を能率的に使
うことができる。
特に、本発明の洗浄装置にあつては、刻印ロー
ラーの刻印部分がノズルの先端に対向していると
きは回転手段を低速で回転させ、対向していない
時は高速で回転させるように制御しているので、
洗浄が必要な刻印部分のみを丁寧に洗浄すること
ができ、従つて、迅速で、かつ効率の良い洗浄作
業を行うことができるといつた特徴がある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
第1図に示すものは錠剤等に印刷を行うのに使
用する印刷機であつて、ホツパー1に供給された
錠剤aは供給ドラム2の周面に形成された図示し
ない凹所に嵌合し、供給ドラム2の回転に伴つて
移送される。
一方、転写ローラー3にはインク溜まり4に浸
された刻印ローラーAからインクが転写され、供
給ドラム2に移送されてきた錠剤aの表面に印刷
が施される。
この刻印ローラーAは鉄製の円筒ロールの円筒
周面に銅メツキを施し、その上に小さな穴をエツ
チングして文字や記号を刻印し、次いでハードク
ロムのメツキをしたものである。
第2図は刻印ローラーAを示すものであり、そ
の周面A1には文字、記号等の刻印5……が施さ
れている。
刻印5は通常、文字、記号等の形状に配列され
た穴6……の集合体から成つており、穴6は直径
bが40μ前後、深さcが27〜28μ前後の非常に小
さなものであり、刻印ローラーAを数時間使用す
るうちにインクが穴6に溜まつて固まり、充分な
転写が行われなくなるのである。
そこで、第4図に示すような装置を用いて刻印
ローラーAの周面に形成された刻印部分を洗浄す
る。
図中Bはノズルであつて、モーター7によつて
上下動するようになつており、タンク8から供給
された水をポンプ9で高圧にして、これがノズル
Bに供給されることにより、回転手段Cの回転軸
10に装着された刻印ローラーAの周面A1に対
し先端B1から高圧水を直接的に吹き付けること
ができるようになつている。
ノズルBはステンレス等によつて形成されるも
のであり、100Kg/cm2程度の高圧水が加給される。
実施例においては、ノズルBを2本設けたが、
1本のノズルで刻印ローラーAの全幅にわたつて
移動するようにしても良いが、更に本数を増やす
ことによつてノズルの移動幅を減らすこともで
き、刻印部分に対応するノズルを同数本設けて、
刻印部分でのみノズルが上下動するようにしても
良い。
ノズルから噴射される水流は、径が0.02mm〜
0.5mm程度になるものが適当であり、0.1mm前後が
好ましい。
したがつて、ノズル孔11は非常に小さなもの
となるが、第5図に示すようにサフアイアのチツ
プ12にノズル孔11を穿設することにより極め
て小さな孔ながら正確な円柱形の水流パターンを
作ることができる。
また、ノズルBを円柱等で形成し、その先端B
1面において偏心した位置にノズル孔11を穿設
し、ノズルBを回転可能な機構とすることによ
り、刻印ローラーAに対しノズルBから噴射され
る水流は、その上下動に伴つて螺旋状に当たるこ
ととなり、洗浄効果を向上することができる。
次に、回転手段Cについて説明する。
回転手段Cは回転の制御が可能なものを使用
し、実施例においてはステツピングモーターを使
用しているが、その他のサーボ機構等を用いるこ
とも可能である。
この回転手段Cは、刻印ローラーAの回転角度
が、刻印5とノズルBの先端とが対向する角度に
あるときは低速で間歇的、若しくは連続的に回転
を行い、刻印5とノズルBの先端とが対向しない
角度にあるときは高速で回転するように制御され
ている。
すなわち、第7図のように、回転手段Cの回転
軸に取り付けられた刻印ローラーAの周面A1に
対面させて、テレビカメラ、ビデオアイ、あるい
は光電管等のセンサー13を配設し、このセンサ
ー13とノズルBとの位置関係から回転手段Cを
制御して、その回転速度の切り換えを行うように
する。
あるいは、第8図のように刻印ローラーAを回
転手段Cの回転軸に装着する際に、適宜固定され
ている位置合わせゲージ14に刻印5を合わせ、
その位置から回転手段Cを稼働させて、回転速度
の切り換えを行うようにしても良い。
以上のように、回転手段Cを制御することによ
り、刻印ローラーAの刻印5部分のみを洗浄する
ことが可能になる。
第9図は、刻印5がノズルBに対向している状
態において、ノズルの移動に応じて周面A1がノ
ズルから吹き付けられる水流の直径よりも短い幅
で、矢印dの方向に間歇移動するように、刻印ロ
ーラーAの回転速度を制御した場合である。
図中、eは水流の直径幅を示し、fは周面A1
の間歇的な移動幅を示す。この間歇移動の静止状
態において、ノズルBが水流を噴射しながら上下
方向に移動する。
ノズルBの移動に伴つて、噴射された水流が周
面A1の上下方向にいきわたり、幅eの区間が洗
浄されると回転手段Cが稼働して、周面A1が矢
印d方向に幅fだけ移動し、再び上下方向にわた
つて幅eの区間が洗浄される。
移動幅fは水流の直径幅eよりも短いから、順
次洗浄される部分が両者の幅の差gだけオーバー
ラツプし、刻印5部分をもれなく洗浄することが
できる。
このようにして、縦1列の刻印5を洗浄し終わ
ると、回転手段Cの稼働で刻印ローラーAが高速
に回転し、次の部分の刻印5が同様に洗浄される
のである。
以上、本発明の実施例を揚げて説明したが、本
発明はこれら実施例に限定されるものでないこと
は勿論であり、例えば、高圧水の噴射は、ノズル
が刻印に対向しているときにのみ行うように制御
する等、適宜変更実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は錠剤等の印刷機の概略図、第2図は刻
印ローラーの斜視図、第3図は刻印を形成する穴
の拡大図、第4図は本発明に係る刻印ローラー洗
浄装置の全体図、第5図はノズルの説明図、第6
図はノズルの変形実施例の説明図、第7〜9図は
回転手段の制御を説明するための図である。 A…刻印ローラー、A1…刻印ローラー周面、
B…ノズル、C…回転手段、e…水流の直径幅、
f…表面の移動幅、5…刻印。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 刻印ローラーを回転せしめる回転手段と、該
    刻印ローラーの軸方向に移動しながら刻印ローラ
    ーの周面に高圧水を直接的に吹き付けるノズルと
    を備えたものであつて、上記回転手段は、刻印ロ
    ーラーの刻印部分がノズルの先端に対向している
    ときは低速で回転し、対向していない時は高速で
    回転するように制御されていることを特徴とする
    印刷機の刻印ローラー周面に形成された刻印部分
    の洗浄装置。 2 上記した回転手段の低速回転は、刻印ローラ
    ー表面がノズルの移動に対応して、ノズルから吹
    き付けられる水流の直径よりも短い幅で間歇的に
    移動するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の印刷機の刻印ローラー周面に形
    成された刻印部分の洗浄装置。 3 上記回転手段はステツピングモーターで構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載された印刷機の刻印ローラー周面
    に形成された刻印部分の洗浄装置。 4 上記ノズルは、刻印ローラーの軸方向に移動
    する際に、刻印ローラーの周面に対し円弧を描き
    ながら高圧水を吹き付けるものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項、もしくは
    第3項のいずれかに記載された印刷機の刻印ロー
    ラー周面に形成された刻印部分の洗浄装置。
JP21390987A 1987-08-27 1987-08-27 Stamping roller cleaning device for printer of tablets or the like Granted JPS6456549A (en)

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JPH0535679B2 true JPH0535679B2 (ja) 1993-05-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021047098A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 日本電信電話株式会社 センシング方向推定装置、センシング方向推定方法及びプログラム

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