JPS6291281A - グラビアシリンダ−側面洗浄方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、グラビア印刷、又は、接着剤、樹脂溶液など
の塗布用シリンダー側面を洗浄する方法及び装置に関す
る。

グラビア印刷においては、インキ供給槽内のインキに混
入する異物は、印刷不良（スジ、キズ、汚れなど）を引
き起す。特にシリンダー側面に付着して固化してしまっ
たインキは、印刷中に剥離して再びインキ中に混入し、
印刷汚れの発生原因となる。

（従来技術） そこで、シリンダー側面に付着して固化してしまったイ
ンキを除去して、未然に印刷汚れを防止するようにして
いたが、シリンダー側面に付着して固化したインキは、
従来、第７図のように、ブラシ（２）をシリンダー（１
）側面に接触させ回転させながら、必要によっては各種
溶剤（３）を散布しながら除去するようにしていた。然
し、完全に除去することは困難である。また、サンダー
掛けなどの方法もあるが、危険である。

（発明の目的） 本発明は、シリンダー側面に付着するインキカスなどの
異物を除去するために、シリンダー側面に超高圧水を噴
射させて自動的に然も能率的に除去洗浄することを目的
とするものである。

（発明の構成） 本発明は、第１図シリンダー（１）を１個乃至複数個、
その側面を揃えて１段乃至多段に整列固定し、シリンダ
ー（１）側面片側又は両側に対向して該側面に向って超
高圧水を吹き付ける水圧噴射ノズルを備えた洗浄手段を
、該側面に対して所望間隔を有して縦横方向に走査する
ことによりシリンダー（１）側面を洗浄することを特徴
とするシリンダー側面洗浄方法である。

本発明方法は、図面に従って詳細に説明すれば、第１図
、グラビア印刷用あるいは、樹脂溶液塗布用シリンダー
（１）を、支持台（１７）上にシリンダー側面を揃える
ようにして整列状態にして配列し、そのシリンダー（１
）をそれぞれクサビなどの止め具（１８）をシリンダー
周面下側に当接して固定する。

本発明においては、水圧噴射ノズル（５）は、シリンダ
ー（１）側面に対して所望間隔を有して水平方向及び垂
直に移動させながら側面に対して噴射操作させることが
できる。高圧水は、ポンプＰ２によって例えば１５００
〜３０００に！Ｊ／ｃｉの高圧にして、ノズル（５）よ
り平均１７００ｄ／ｍｉｎ　　（１５００ｆｆｇ／ｃｆ
ｆｌ）吐出量の水を噴射させて洗浄する。洗浄排液は、
排水処理設備Ｐ１により導入して処理される。

第２図は、シリンダー（１）側面をノズル（５）により
操作する走路の説明図であり、ノズルを所定のスタート
位置、例えば（Ａ＞にセットして、スタートボタンを押
すことにより、自動的にノズルが走行（例えば１５〜２
０ｍ／秒の速度）移動して、シリンダー（１）側面を洗
浄する。そして、停止位置（Ｂ）に到達すると、ノズル
（５）の走行は停止し、同時に洗浄水の噴射が停止する
。

第３図、シリンダー（１）側面と、ノズル（５）の先端
部との間隔ａは、適宜調整できるが、５〜５０ｍ／ｍ前
後に適宜調整する。また、ノズル（５）の先端から超高
圧水を噴射させる場合は、−個乃至複数個のノズル（５
）　にり噴射させるか、あるいは、第４図のように例え
ば直径すが６０ｍ／ｍの１個の円筒前面に複数の小穴を
設けて、そこからシャワーのように噴射させるようにし
てもよい。複数個所より噴射させる場合は、ノズル（５
）は噴射方向を軸方向として回転させるようにする。（
イ）は、印刷シリンダー（１）にノズルを適用した場合
であり、（ロ）は、ドクターブレード、或いはホルダー
に適用した場合である。

次に本発明方法を実施するに使用する洗浄装置を説明す
れば、第５図、シリンダー（１）固定用支持台（１７）
と、該支持台（１７）上方に水平方向に設置するガイド
レール（１４）と、該レール（１４）に沿って１ｇ動可
能な架台（１０）と、該架台（１０）に垂直方向に取り
付けられたスライドシャフト（８）と、該シャフト（８
）に沿って囲動可能なノズル架台（４）と、該架台（４
）の前記シリンダー（１）側に１個乃至複数個設置する
ノズル（５）からなるグラビアシリンダー側面洗浄装置
である。

本発明装置を図面第５図に従って詳細に説明すれば、水
平移動架台（１０）は、その進行方向前後にコロ（１２
）を備え、該コロ（１２）は、その上下動と左右方向の
動きを規制する例えば断面路コの字型レール（１４）に
沿って移動できる。

また、架台（１０）の前後方向に取り付けた牽引ワイヤ
ー（１３）を無端状態に設け、該ワイヤー（１３）の両
端は滑車（１８）、（１８）に巻回する。そして、該滑
車（１８）の一方に連結する動力減により、滑車（１８
）を回転させ、ワイヤー（１３）を走行させることによ
り、架台（１０）をレール（１４）に沿って第５図左右
方向に往復移動させることができる。この往復移動は、
ワイヤー（１３）の一端側の滑車（１８）は、サーボモ
ーター等により回転でき、所定回転数によって木目られ
た距離だけ移動する。（１０ａ　＞（１０ｂ）は、架台
（１０）の移動端部を検出するリミットスイッヂである
。

一方、前記架台（４）の垂直方向への昇降動作は、第５
図、架台（４）は、その両側が垂直方向に、水平架台（
１０）に取り付けたスライドシャフト（８）に嵌装して
、該シャフト（８）に沿って上下移動するようになって
いる。そして該架台（１４）は、両端を架台（４）の取
付部（６）に結束した無端状ワイヤー（７）に牽引され
て上下動作する。該ワイヤー（７）を巻回する一端側の
上側プーリー（９）はサーボモーターなどによって所定
回転速度に従って回転し、所定距離を所定時間内で移動
するように架台（４）の移動速度や送り量を決定する。

架台（４）は、簡潔移動運動あるいは、連続移動運動の
いずれにも切り変え可能にしである。（４ａ　＞　　（
４ｂ　）は、架台（４）の始端、終端を検知するリミッ
トスイッチでおる。

第６図は、本発明装置の正面図でおり、コの字型（１４
）の内部を架台（１０）のコロ（１２）が奏功し、そし
て架台（４）は、ワイヤー（７）の牽引によってシャツ
１−（８）に沿って上下に移動できる。

本発明において、架台（１０）がレール（１４）を往路
移動又は復路移動する間、又は、−往復する間に、それ
に取り付けられたシャフトにＷ”ｌ＝する架台（４）は
、一定のピッチだけ移動でき、架台（４）をリミットス
イッチ（４ｂ）が検知すると、架台（１０）は、終端の
往路又は復路を移動して停止する。第２図は、例えば右
上側のスタート点（Ａ）より移動して右下側の終点（Ｂ
）を架台（４）が移動する状態を示すものである。

（発明の作用） 本発明は、シリンダー側面を水圧噴射方式により洗浄す
るもので、溶剤を使用してブラシ研磨することでは洗浄
しきれなかったインキ汚れを完全に除去することができ
、一度に多数本のシリンダー側面の洗浄を自動的に且つ
能率的に行なうことができる。又、本発明においては、
水圧噴射ノズルを回転させるようにすれば、ノズルから
の噴出水流の側方への運動量を増加させることができ、
インキ汚れ落しの効果を一層増人させることができる。

本発明は、グラビアシリンダー側面の汚れだけでなく、
シリンダーの固定方向、角度などを変えることによって
、その周面の洗浄も可能であり、又、グラビアなどのド
クターブレ−ド、ホルダー、あるいはシリンダーを本機
に装置するための取付コーン、インキ摺等の洗浄として
も応用できるものである。

（発明の効果） 本発明によれば、シリンダー側面のインキ汚れを、超高
圧水の噴射により能率的に洗浄除去し、グラビア印刷等
において、インキ内にシリンダーから混入する異物に起
因する印刷不良を防止でき、多足のシリンダーを短時間
できれいに洗浄でき、印刷品質の向上だけでなく、工場
内の清浄化に威力を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明方法の概略説明図、第２図は、本発明
方法における水圧噴削ノズルの走査経路の説明図、第３
図、及び第４図は、本発明の実施例におけるノズルとシ
リンダーとの関係を示す説明図、第５図、第６図は、本
発明における装置の側面図、及び正面図、第７図は、従
来例の説明図でおる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）シリンダーを１乃至複数個、その側面を揃えて１段
   乃至多段に整列固定し、シリンダーの前記側面片側又は
   両側に対向して該側面に向つて超高圧水を吹き付ける水
   圧噴射ノズルを備えた洗浄手段を、該側面に対して所望
   間隔を有して縦横方向に走査することにより洗浄するこ
   とを特徴とするグラビアシリンダー側面洗浄方法。 ２）シリンダー固定用支持台と、該支持台上方に水平方
   向に設置するガイドレールと、該レールに沿つて摺動可
   能な架台と、該架台に垂直方向に取り付けられたスライ
   ドシャフトと、該シャフトに沿つて上下に摺動可能なノ
   ズル架台と、該架台のシリンダー側に設置するノズルか
   らなるグラビアシリンダー側面洗浄装置。