JPH0535678U - 嘔吐物用袋体 - Google Patents

嘔吐物用袋体

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JPH0535678U
JPH0535678U JP9500091U JP9500091U JPH0535678U JP H0535678 U JPH0535678 U JP H0535678U JP 9500091 U JP9500091 U JP 9500091U JP 9500091 U JP9500091 U JP 9500091U JP H0535678 U JPH0535678 U JP H0535678U
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JP
Japan
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bag
bag body
vomiting
vomit
grip portion
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Pending
Application number
JP9500091U
Other languages
English (en)
Inventor
邦欣 菅
Original Assignee
中銀観光株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口部を口元に密着できて使いやすく、且
つ、嘔吐物が流れ出ることを防ぎ、しかも、消臭効果の
高い嘔吐物用袋体を提供する。 【構成】 合成樹脂シート或いは防水処理が施された紙
シートにて形成した方形状の袋本体1と、この袋本体1
に収納された消臭能力を有する高吸水性樹脂剤4aとか
らなり、袋本体1の上端には、上部両角を上端から斜め
に適宜角度で切除して掴み部2を形成した

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、飛行機や自動車に乗って乗物酔いを起した際に使用する嘔吐物用 袋体に係り、消臭効果が高く、使いやすい嘔吐物用袋体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の嘔吐物用袋体としては、内面に防水処理が施された紙製のもの が提供されており、この袋体は、開口部を開いて使用し、使用した後は開口部を 数度折り返したり、更に接着テープ等を貼って封じるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記嘔吐物用袋体は方形状の袋体であるから開口部を開くと立ち上が った具合となり、開口部は口元に対して垂直になるのでしっかりと当てがうこと は難しく、嘔吐物が外にかかったり臭いが漏れてしまうことがあった。
【0004】 特に、乗物酔いで嘔吐するような緊急時に開口部をうまく開いて口元に当てが うことは更に困難になった。
【0005】 また、袋体に入れた嘔吐物は流動するため、乗物内などの振動する場所では扱 いづらく、誤って袋体を倒すと嘔吐物が流れ出て乗物の床等を汚すことになった 。
【0006】 更に、使用した袋体を折り返して接着テープ等で封じても臭いは外部に漏れる から、周りの人たちも気分が悪くなることがあった。
【0007】 そこで、この考案は、上述した不都合な点等に鑑み、開口部を口元に密着でき て使いやすく、且つ、嘔吐物が流れ出ることを防ぎ、しかも、消臭効果の高い嘔 吐物用袋体の提供を課題として案出されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このためこの考案は、合成樹脂シート或いは防水処理が施された紙シートにて 形成した方形状の袋本体と、この袋本体に収納された消臭能力を有する高吸水性 樹脂剤とからなり、袋本体の上部には、上部両角を上端から斜めに適宜角度で切 除して掴み部を形成したことにより上記課題を解決する。
【0009】
【作用】
しかしてこの考案は、掴み部を掴んで引張ると、掴み部は外側に曲折して袋体 は大きく開口する。
【0010】 そして、この外側に曲折した掴み部の内側面を両頬に密着させて使用すれば、 嘔吐物は袋体内に確実に収容される。
【0011】 収容された嘔吐物は、予め袋体に収納された高吸水性樹脂剤に吸収されてゲル 状に固められると共に、臭いも吸着して消臭される。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明すると次の通りである。 図において示す符号1は、縦長方形の2枚の合成樹脂製シートを重ね合わせて 側縁同士と下縁同士とを接合すると共に、上方の両角部を上縁から斜めに切除し て形成した袋本体である。
【0013】 そして、両角部を切除したことにより袋本体1を構成する前後両シートの上方 に現れた台形の部分を掴み部2とする。
【0014】 これらの掴み部2は、側縁同士が接合されていないから夫々袋本体1の外側に 折り曲げ可能となっている。
【0015】 掴み部2のすぐ下の両シートの内側面には、一方のシート側に断面凸型の突条 部3aが両側縁に亘って水平に設けられており、他方のシート側にこの突条部3 aに着脱自在に嵌合する断面凹型の嵌合溝部3bが水平に設けられて、袋本体1 は着脱自在に密閉可能となっている。
【0016】 袋本体1の中には吸着バッグ4が収容されており、この吸着バッグ4は消臭能 力を有する粉粒状の高吸水性樹脂剤4aを通水性のある紙バッグ4bにて密封包 装したものである。
【0017】 高吸水性樹脂剤4aは、吸水性の優れた樹脂であればいかなる樹脂を用いるこ とができるが、例えば、アクリル酸ソーダ重合体、アクリル酸・ビニルアルコー ル共重合体、セルロースアクリル酸グラフト共重合体、澱粉・アクリルニトリル グラフト共重合体の加水分解物等が好ましく、このうちの吸水能力が600倍で あるアクリル酸・ビニルアルコール共重合体や吸水能力が1000倍であるアク リル酸ソーダ重合体であれば最も好適である。
【0018】 次ぎに、その使用方法について説明する。 まず、袋本体1上方の掴み部2を掴んで袋本体1の口が開くように外側に折り 曲げるようにする。この時、突条部3aと嵌合溝部3bとが嵌合して袋本体1が 閉じていれば、掴み部2を外側に引っ張って突条部3aと嵌合溝部3bとの嵌合 を外しておく。
【0019】 袋体1の内部を覗けるように掴み部2を外側に軽く引っ張り、その状態で夫々 の掴み部2の内側面を左右の頬に密着させて使用(嘔吐)する。
【0020】 こうすると、嘔吐物は外部にはみ出したりすることなく袋体1の中に確実に収 容され、しかも、両手を頬に当てがうので力が入れやすく袋本体1を安定させて 嘔吐できる。
【0021】 収容された嘔吐物は、袋体1の中に予め収容されている吸着バッグ4の高吸水 性樹脂剤4aによりその水分を吸収されてゲル状に固められて流動性を失うと共 に、臭いも吸着されて消臭されることとなる。
【0022】 この後、突条部3aと嵌合溝部3bとを嵌合させて袋本体1を密閉すれば、嘔 吐物は臭いが外部に漏れることもなく完全に密封できる。
【0023】 尚、袋本体の材質、形状、寸法、密閉手段の有無、高吸水性樹脂剤の形状、構 成、収容方法は前述した実施例に限定されるものではない。
【0024】
【考案の効果】
上述のごとく構成したこの考案によれば、合成樹脂シート或いは防水処理が施 された紙シートにて形成した方形状の袋本体1と、この袋本体1に収納された消 臭能力を有する高吸水性樹脂剤4aとからなり、袋本体1の上端には、上部両角 を上端から斜めに適宜角度で切除して掴み部2を形成したから、掴み部2を掴ん で引張るだけで簡単に袋本体1の開口縁部を大きく開くことができるので、嘔吐 する際に慌てずに使用できる。
【0025】 また、掴み部2の内側面を両頬に押し付けることで袋本体1を口元に安定して 固定しておくことができるから、嘔吐物は外側にはみ出したりすることなく確実 に収容されてたいへん清潔に使用することができる。
【0026】 更に、収容された嘔吐物は、予め袋本体1に収納されている高吸水性樹脂剤4 aによって吸収されてゲル状に固められるから、その後の処理も取扱いやすく袋 本体1からこぼれる心配もなくなった。
【0027】 しかも、この高吸水性樹脂剤4aは消臭能力を有しているから、嘔吐物の発す る臭いも吸着されて消臭されるので、その臭いによって周りの人々が気分を悪く なるようなことも防げる。
【0028】 以上説明したように、この考案によれば、簡単、且つ、清潔に使用できて、し かも、使用後も扱いやすくなり、更に、構成が簡単で安価に製造提供できる等、 実用上極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図3】本考案の実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 袋本体 2 掴み部 3a 突条部 3b 嵌合溝部 4 吸着バッグ 4a 高吸収性樹脂剤 4b 紙
バッグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂シート或いは防水処理が施され
    た紙シートにて形成した方形状の袋本体と、この袋本体
    に収納された消臭能力を有する高吸水性樹脂剤とからな
    り、袋本体の上端には、上部両角を上端から斜めに適宜
    角度で切除して掴み部を形成したことを特徴とする嘔吐
    物用袋体。
JP9500091U 1991-10-23 1991-10-23 嘔吐物用袋体 Pending JPH0535678U (ja)

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JP9500091U JPH0535678U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 嘔吐物用袋体

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JP2020124283A (ja) * 2019-02-01 2020-08-20 泉株式会社 おう吐物回収袋
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