JPH0535446Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535446Y2 JPH0535446Y2 JP11022887U JP11022887U JPH0535446Y2 JP H0535446 Y2 JPH0535446 Y2 JP H0535446Y2 JP 11022887 U JP11022887 U JP 11022887U JP 11022887 U JP11022887 U JP 11022887U JP H0535446 Y2 JPH0535446 Y2 JP H0535446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- rotating
- head drum
- rotating shaft
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は磁気記録再生装置の回転ヘツドドラム
に関しビデオテープレコーダ、デイジタルオーデ
イオレコーダ等に利用できる。
に関しビデオテープレコーダ、デイジタルオーデ
イオレコーダ等に利用できる。
〈考案の概要〉
本考案は、回転ヘツドドラムの回転軸に溝を設
けて、その溝に剛球を嵌合することにより、ドラ
ムの捩り共振周波数を増加可能とした回転ヘツド
ドラムに関するものである。
けて、その溝に剛球を嵌合することにより、ドラ
ムの捩り共振周波数を増加可能とした回転ヘツド
ドラムに関するものである。
〈従来技術〉
従来例を第3図にて説明する。1は上ドラムで
あり2は下ドラムである。また電機子3は下ドラ
ム2に固定されている。また、回転永久磁石(以
下ロータ)4は、回転軸5にねじによつて締結さ
れている予圧カラー6にねじによつて締結されて
いる。
あり2は下ドラムである。また電機子3は下ドラ
ム2に固定されている。また、回転永久磁石(以
下ロータ)4は、回転軸5にねじによつて締結さ
れている予圧カラー6にねじによつて締結されて
いる。
ここで、回転ヘツドドラムの捩り共振周波数は
次式であらわされる。
次式であらわされる。
I1:上部慣性モーメント(上ドラム1+デイス
ク8+ロータリトランス9) I2:下部慣性モーメント(ロータ4+予圧カラ
ー6) K:回転軸の捩り剛性 〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、捩り共振周波数近傍の振動数をもつ
た外乱がドラムアツセンブリに加わると、捩り共
振をおこし、VTRの場合再生時の画像揺れ等の
原因となる。従つて、第3図の例の様な場合、一
旦設定した捩り共振周波数を変更するには、I1,
I2を変更するしかなかつた。
ク8+ロータリトランス9) I2:下部慣性モーメント(ロータ4+予圧カラ
ー6) K:回転軸の捩り剛性 〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、捩り共振周波数近傍の振動数をもつ
た外乱がドラムアツセンブリに加わると、捩り共
振をおこし、VTRの場合再生時の画像揺れ等の
原因となる。従つて、第3図の例の様な場合、一
旦設定した捩り共振周波数を変更するには、I1,
I2を変更するしかなかつた。
〈問題点を解決するための手段とその作用〉
かかる問題点を解決するために、回転軸に溝を
設けて適宜剛球をその溝に嵌合し、回転軸の捩り
剛性を増すことにより、ドラムアツセンブリの捩
り共振周波数を容易に上昇させる事が可能とな
る。
設けて適宜剛球をその溝に嵌合し、回転軸の捩り
剛性を増すことにより、ドラムアツセンブリの捩
り共振周波数を容易に上昇させる事が可能とな
る。
〈実施例〉
以下第1図及び第2図に示す一実施例について
説明する。尚、従来例と同一部分には同一符号を
付けて説明する。
説明する。尚、従来例と同一部分には同一符号を
付けて説明する。
下ドラム2に軸受7が固定されている。その軸
受7には本考案の特徴である溝付の回転軸5′が
挿入されている。その回転軸5′の上部にはデイ
スク8が焼嵌等で固定されており、そのデイスク
8には上ドラム1がねじにより締結固定されてい
る。また下ドラム2の下部には電機子3がねじ等
で固定されており、回転軸5′の下部には予圧カ
ラー6を介して回転永久磁石4が固定されてい
る。
受7には本考案の特徴である溝付の回転軸5′が
挿入されている。その回転軸5′の上部にはデイ
スク8が焼嵌等で固定されており、そのデイスク
8には上ドラム1がねじにより締結固定されてい
る。また下ドラム2の下部には電機子3がねじ等
で固定されており、回転軸5′の下部には予圧カ
ラー6を介して回転永久磁石4が固定されてい
る。
第2図は本考案の特徴である回転軸5′の溝部
の拡大図であり、この溝11に剛球12を圧入嵌
合することにより、ドラムの捩り共振周波数を上
昇することが可能となる。また、剛球12の個数
を調整することにより、捩り共振周波数の増加量
も微調整することが可能である。
の拡大図であり、この溝11に剛球12を圧入嵌
合することにより、ドラムの捩り共振周波数を上
昇することが可能となる。また、剛球12の個数
を調整することにより、捩り共振周波数の増加量
も微調整することが可能である。
〈考案の効果〉
本考案によれば、慣性モーメントを変えること
なく、容易に捩り共振周波数を上昇可変すること
が可能となり、ドラムの性能向上に著しく寄与す
る。
なく、容易に捩り共振周波数を上昇可変すること
が可能となり、ドラムの性能向上に著しく寄与す
る。
第1図は本考案に係る回転ヘツドドラムの断面
図、第2図は同回転ヘツドドラムの要部拡大図、
第3図は従来の回転ヘツドドラムの断面図であ
る。 1……上ドラム、2……下ドラム、3……電機
子、4……回転永久磁石、5……回転軸、5′…
…本考案の回転軸、6……予圧カラー、7……軸
受、8……デイスク、9……回転トランス、10
……磁気ヘツド、11……溝、12……剛球。
図、第2図は同回転ヘツドドラムの要部拡大図、
第3図は従来の回転ヘツドドラムの断面図であ
る。 1……上ドラム、2……下ドラム、3……電機
子、4……回転永久磁石、5……回転軸、5′…
…本考案の回転軸、6……予圧カラー、7……軸
受、8……デイスク、9……回転トランス、10
……磁気ヘツド、11……溝、12……剛球。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 軸受構造を有し下部に電機子を備えている下ド
ラムと、 回転磁気ヘツドをその胴壁部に備えている上ド
ラムと、 前記軸受構造に回転自在な状態で係合されると
ともに、前記電機子と対になつている回転永久磁
石が締結される回転軸とを備えた磁気記録再生装
置の回転ヘツドドラムにおいて、 前記回転軸の外周部に溝を備え、該溝に剛球を
嵌合して備えたことを特徴とする磁気記録再生装
置の回転ヘツドドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022887U JPH0535446Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022887U JPH0535446Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6415309U JPS6415309U (ja) | 1989-01-26 |
JPH0535446Y2 true JPH0535446Y2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=31347195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11022887U Expired - Lifetime JPH0535446Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535446Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP11022887U patent/JPH0535446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6415309U (ja) | 1989-01-26 |
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