JPH0535446B2 - - Google Patents

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JPH0535446B2
JPH0535446B2 JP60189149A JP18914985A JPH0535446B2 JP H0535446 B2 JPH0535446 B2 JP H0535446B2 JP 60189149 A JP60189149 A JP 60189149A JP 18914985 A JP18914985 A JP 18914985A JP H0535446 B2 JPH0535446 B2 JP H0535446B2
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Japan
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pressure
valve body
path
air
exhaust
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JP60189149A
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Yoshihiko Kimura
Toshuki Sugyama
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス機械のカウンタ・バランサ装
置やダイクツシヨン装置等に使用して圧縮空気の
圧力を設定する空気圧力調整装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の空気圧力調整装置として特公昭
49−18677号公報の如き第2図に示すものがあり、
この装置Aは圧力源32と空気圧アクチユエータ
側の空気タンク33間を接続する流路に介装され
使用しており、圧力源32側に圧力制御弁35を
配設し、圧力制御弁35出口側の主流路34には
圧力制御弁35側より順次に逆止弁37、開閉弁
38を直列に配設すると共に、開閉弁38出口側
の主流路34より分岐して排気弁39を配設した
分岐流路40を大気に開放して設けている。そし
て、空気タンク33内に充填する圧縮空気の圧力
設定を、圧力計41を見ながら圧力制御弁35の
設定圧を所望値に調整し、かつ圧力計42を見な
がら開閉弁38、排気弁39を操作することで得
られるよう設けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、かかる空気圧力調整装置Aは、空気
タンク33内に充填する圧縮空気の圧力を設定す
る圧力制御弁35を第3図に示す如く、ダイヤフ
ラム43にばね44のばね力と空気圧アクチユエ
ータ側へ接続する負荷路45側の圧縮空気を対向
作用させ、その作用力差でダイヤフラム43を撓
ませて弁体46を弁座47より離座し、圧力源側
に接続する圧力路48の圧縮空気を負荷路45に
流入させるよう設けているため、ばね44は圧力
を設定するためにばね定数が大きなものを設けな
ければならず、負荷路45側の圧力が上昇してば
ね44の設定圧に近づくにつれて弁体46が徐々
に着座方向へ移動して弁体46の弁座47との離
れ寸法が僅小となつてゆき、圧力路48より負荷
路45に流入する圧縮空気量が減少して負荷路4
5側の圧縮空気をばね44の設定圧に圧力制御す
るまで長時間を要し、特に、設定圧を頻繁に変更
したい場合には、その変更の都度に長時間を要し
て迅速な設定圧の変更ができない問題点があつ
た。
本発明は、かかる問題点を解決するもので、負
荷側の圧力を所望値に迅速に設定し得るようにし
た空気圧力調整装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するためになされた本発明
の構成は、圧縮空気を供給する圧力路とこの圧力
路より空気アクチユエータ側へ接続する負荷路と
大気へ開放する排気路とを順次軸方向へ隔てて連
通した流通孔を内部に設けた本体を有し、本体の
流通孔には、圧力路と負荷路の連通個所間に形成
した流入弁座に着離自在に収装して圧力路から負
荷路への圧縮空気の流れを制御する流入弁体を設
けると共に、負荷路と排気路の連通個所間に形成
した排気弁座に着離自在に収装して負荷路から排
気路への圧縮空気の流れを制御する排気弁体を設
け、流入弁体をばねにより着座方向へ付勢して設
け、前記流通孔の同軸上で本体内に形成した摺動
孔に軸方向への摺動により流入弁体を離座方向へ
操作自在にピストンを嵌挿して設け、このピスト
ンによつて摺動孔に区画形成される作用室の一方
に供給するパイロツト空気の圧力を調整するパイ
ロツト弁を接続しかつ作用室の他方を負荷路側に
接続して両作用室間の圧力差による作用力でピス
トンを軸方向へ摺動自在に設け、また排気弁体を
流入弁体と各別に着離操作するようこの排気弁体
の着座部と対向する背部に形成した作用室に、作
用室の空気を大気に排気したり作用室にパイロツ
ト空気を供給したりする切換弁を接続して設けて
成る。
〔作用〕
かかる本発明の構成において、負荷路側の圧力
を現状の設定圧よりも高く変更するべく一方の作
用室に供給するパイロツト空気の圧力をパイロツ
ト弁により所望値に上昇調整すると、ピストンが
負荷路側の圧力と上昇調整したパイロツト空気の
圧力との圧力差による作用力により流入弁体を着
座方向へ付勢するばねのばね力に抗して軸方向へ
摺動して流入弁体を流入弁座より離座して圧力路
の圧縮空気を負荷路へ流入し、負荷路側の圧力が
上昇調整したパイロツト空気の圧力まで上昇する
と、ピストンに働く作用力がなくなり、流入弁体
はばねのばね力によつて流入弁座に着座し、負荷
路側の圧力を上昇調整したパイロツト空気の圧力
に応じたものに設定する。このとき、排気弁体は
背部に形成の作用室に切換弁によりパイロツト空
気を供給することで排気弁座に着座している。ま
た、負荷路側の圧力を現状の設定圧よりも低く変
更するべく一方の作用室に供給するパイロツト空
気の圧力をパイロツト弁により所望値に下降調整
し、排気弁体背部の作用室内の空気を切換弁によ
り大気に排気すると、排気弁体が排気弁座より離
座して負荷路の圧縮空気を排気路へ排気し、負荷
路側の圧力が下降調整したパイロツト空気の圧力
よりも下降すると、排気弁体背部の作用室に切換
弁を切換操作してパイロツト空気を供給して排気
弁体を排気弁座に着座させ、ピストンが負荷路側
の圧力と下降調整したパイロツト空気の圧力との
圧力差による作用力により流入弁体を着座方向へ
付勢するばねのばね力に抗して軸方向へ摺動して
流入弁体を流入弁座より離座して圧力路の圧縮空
気を負荷路へ流入し、負荷路側の圧力が下降調整
したパイロツト空気の圧力まで上昇すると、ピス
トンに働く作用力がなくなり、流入弁体はばねの
ばね力によつて流入弁座に着座し、負荷路側の圧
力を下降調整したパイロツト空気の圧力に応じた
ものに設定する。このため、従来の装置の如き、
負荷路側の圧力を設定するためのばね定数の大き
なばねは必要なく、流入弁体を着座方向へ付勢す
るばねは、ピストンに対向作用する負荷路側の圧
力と一方の作用室に供給のパイロツト空気の圧力
との圧力差による作用力がなくなつたときにその
ばね力により流入弁体を流入弁座に着座保持でき
るばね定数が小さなものでよく、流入弁体の流入
弁座よりの離座状態で負荷路側の圧力が一方の作
用室に供給のパイロツト空気の圧力に近づいてそ
の圧力差による作用力が小さくなつても、流入弁
体の流入弁座との離れ寸法を大きな状態に保持で
きて負荷路側の圧力を所望値に迅速に設定でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は空気圧力調整装置の本体
で、圧縮空気を供給する圧力路2と空気タンク3
を介して空気アクチユエータとしての空気圧シリ
ンダ4側へ接続する負荷路5と大気へ開放する排
気路6を有し、内部に圧力路2とこの圧力路2よ
り負荷路5と排気路6とを順次軸方向へ隔てて連
通した流通孔7を設けている。そして、流通孔7
には圧力路2と負荷路5の連通個所間に流入弁座
8を、また負荷路5と排気路6の連通個所間に排
気弁座9をそれぞれ形成している。10は流通孔
7の流入弁座8側の端部開口を閉塞する閉塞部
材、11は流通孔7の排気弁座9側の端部開口を
閉塞する閉塞部材で、それぞれ本体1に装着して
有している。12は流通孔7に収装した流入弁体
で、流入弁座8に着離自在に設けて圧力路2より
負荷路5への圧縮空気の流れを制御して設け、流
入弁体12と閉塞部材10との間に介装したばね
14のばね力により着座方向へ付勢されている。
13は流入弁体12と対向して流通孔7に収装し
た排気弁体で、排気弁座9に着離自在に設けて負
荷路5より排気路6への圧縮空気の流れを制御し
て設け、排気弁体13の閉塞部材11との間に介
装したばね15のばね力により着座方向へ付勢さ
れている。排気弁体13は排気弁座9への着座状
態で負荷路5側の圧力が作用する前部端面の受圧
面積に対して前部端面と対向してばね15が当接
する背部端面の受圧面積を大きく設けている。1
6は本体1に有するシリンダ部材で、閉塞部材1
1に装着して設け、内部に流通孔7と同軸上に摺
動孔17を形成している。18は摺動孔17に摺
動自在に嵌挿したピストンで、摺動孔17を作用
室の一方としての第1作用室19と他方としての
第2作用室20とに区画形成し、第2作用室20
側に閉塞部材11を気密に貫通してロツド部材2
1を突設して有している。ロツド部材21は排気
弁体13を気密に摺動自在に貫通して排気弁体1
3と係合することなく設け、第1図の下方向への
軸方向摺動により流入弁体12を流入弁座8より
離座するように先端に形成の当接部22を流入弁
体12に当接して、ピストン18を流入弁体12
に係合している。そして、第1作用室19は接続
流路23を介してパイロツト弁24出口側に接続
し、パイロツト弁24は圧力源29から分岐流路
30を介して流入した圧縮空気の一部のパイロツ
ト空気を減圧制御し、接続流路23を介して第1
作用室19に供給するパイロツト空気の圧力を所
望値に調整自在に設けている。また、第2作用室
20は接続流路25を介して負荷路5側に接続し
ている。26はロツド部材21に設けた連通路
で、負荷路5と流入弁体12の背部間を連通し流
入弁体12を負荷路5側の圧力に対して平衝作用
すると共に、ロツド部材21に基因するピストン
18の第1作用室19と第2作用室20間との受
圧面積差を解消するようにしている。27は排気
弁体13の排気弁座9への着座部と対向する背部
に形成した作用室で、パイロツト弁24出口側の
接続流路23に接続した切換弁としての電磁切換
弁28に接続し、電磁切換弁28は切換操作によ
り作用室27にパイロツト空気を供給したり作用
室27内の空気を大気に排気したりするよう設
け、排気弁体13を流入弁体12と各別に着離操
作自在に設けている。31は空気タンク3へ配設
の圧力計で、負荷路5側の圧力を検知するように
している。
次にかかる構成の作動を説明する。
第1図は、負荷路5側の圧力がパイロツト弁2
4により調整された所望値のパイロツト空気の圧
力に設定されている状態を示し、ピストン18は
対向作用する第1パイロツト室19のパイロツト
空気の圧力と負荷路5側の圧力との圧力差がなく
ロツド部材21の当接部22で流入弁体12に当
接し、流入弁体12はばね14のばね力によつて
流入弁座8に着座して圧力路2と負荷路5との間
を遮断し、排気弁体13は背部の作用室27に電
磁切換弁28を介してパイロツト弁24により圧
力調整されたパイロツト空気が供給されてその両
端面間の受圧面積差による作用力およびばね15
のばね力により排気弁座9に着座して負荷路5と
排気路6との間を遮断している。第1図の状態よ
り、負荷路5側の圧力を現状の設定圧よりも高く
変更するべくパイロツト弁24によりパイロツト
空気の圧力を所望値に上昇調整すると、ピストン
18に対向作用する負荷路5側の圧力と上昇調整
した第1作用室19のパイロツト空気の圧力との
圧力差による作用力が第1図の下方向に働き、流
入弁体12はロツド部材21を介してピストン1
8の作用力を浮けばね14のばね力に抗して流入
弁座8より離座して圧力路2の圧縮空気を負荷路
5へ流入する。負荷路5側の圧力が上昇調整した
第1作用室19のパイロツト空気の圧力まで上昇
すると、ピストン18の第1図の下方向への作用
力がなくなり、ばね14のばね力によつて流入弁
体12は流入弁座8へ着座すると共に、ピストン
18は流入弁体12とロツド部材21を介して図
示位置へ復帰摺動する。そして、負荷路5側の圧
力は上昇調整したパイロツト空気の圧力に応じた
ものに設定される。このとき、排気弁体13は背
部の作用室27にパイロツト空気が供給されてお
り排気弁座9への着座状態を保持している。ま
た、第1図の状態より、負荷路5側の圧力を現状
の設定圧よりも低く変更するべくパイロツト弁2
4によりパイロツト空気の圧力を所望値に下降調
整し、電磁切換弁28の切換操作で排気弁体13
背部の作用室27の空気を大気に排気すると、排
気弁体13が前部端面に作用する負荷路5側の圧
力による作用力によりばね15のばね力に抗して
排気弁座9より離座して負荷路5の圧縮空気を排
気路6へ排気する。そして、圧力計31によつて
負荷路5側の圧力が下降調整した第1作用室19
のパイロツト空気の圧力より下降したことを確認
すると、電磁切換弁28を切換操作して作用室2
7にパイロツト空気を供給して排気弁体13を排
気弁座9に着座保持する。このとき、前述の如
く、ピストン18に対向作用する負荷路5側の圧
力と下降調整した第1作用室19のパイロツト空
気の圧力との圧力差による作用力が第1図の下方
向に働き、流入弁体12がロツド部材21を介し
てピストン18の作用力を受け流入弁座8より離
座して圧力路2の圧縮空気を負荷路5へ流入し、
負荷路5側の圧力が下降調整した第1作用室19
のパイロツト空気の圧力まで上昇すると、ばね1
4のばね力によつて流入弁体12が流入弁座8に
着座し、かつピストン18が図示位置へ復帰摺動
し、負荷路5側の圧力は下降調整したパイロツト
空気の圧力に応じたものに設定される。さらに、
第1図の状態において、プレス機械の通常作動で
空気圧シリンダ4にクツシヨン効果を働かせて負
荷路5側の圧力が作用室27のパイロツト空気の
圧力より上昇しても、排気弁体13は両端面間の
受圧面積差による作用力とばね15のばね力とに
よつて排気弁座9に良好に着座保持しており、負
荷路5側の圧力が装置の許容値以上に異常上昇す
ると、排気弁座9より離座する。
この作動で、ピストン18に対向作用する負荷
路5側の圧力と第1作用室19のパイロツト空気
の圧力との圧力差による作用力により流入弁体1
2がばね14のばね力に抗して流入弁座8より離
座すると共に、ピストン18に対向作用する圧力
差による作用力がなくなると、流入弁体12がば
ね14のばね力によつて流入弁座8に着座するよ
うにしているため、従来の装置の如き、負荷路側
の圧力を設定するためのばね定数の大きなばねは
必要なく、流入弁体12を着座方向へ付勢するば
ね14は、ピストン18に対向作用する負荷路5
側の圧力と第1作用室19のパイロツト空気の圧
力との圧力差による作用力がなくなつたときにそ
のばね力により流入弁体12を流入弁座8に着座
保持できるばね定数が小さなものでよく、流入弁
体12の流入弁座8よりの離座状態で負荷路5側
の圧力が第1作用室19のパイロツト空気の圧力
に近づいてその圧力差による作用力が小さくなつ
ても、流入弁体12の流入弁座8との離れ寸法を
大きな状態に保持できて、負荷路5側の圧力を所
望値に迅速に設定できる。また、負荷路5側の圧
力を現状の設定圧よりも低く変更する際に、排気
弁体13背部の作用室27の空気を大気に排気す
ることで排気弁体13が排気弁座9より離座して
負荷路5の圧縮空気を排気路6に排気し、負荷路
5側の圧力が下降調整した第1作用室19のパイ
ロツト空気の圧力よりも下降すると、作用室27
にパイロツト空気を供給して排気弁体13を排気
弁座9に着座し、ピストン18に対向作用する負
荷路5側の圧力と下降調整した第1作用室19の
パイロツト空気の圧力との圧力差による作用力で
流入弁体12が流入弁座8より離座して負荷路5
側の圧力を下降調整したパイロツト空気の圧力に
応じたものに設定するようにしているため、排気
弁体13を電磁切換弁28により操作するのみで
流入弁体12は自動的に作動され、従来の装置よ
り、負荷路5側の圧力を下降調整した所望値に迅
速に設定できる。さらに、電磁切換弁28を切換
操作することにより、排気弁体13を流入弁体1
2とは各別に操作できるため、空気圧シリンダ4
の圧力変動により負荷路5側の圧力が設定圧より
上昇しても許容値以上に上昇しないかぎり排気弁
体13を排気弁座9に確実に着座保持することが
できて装置の良好な作動性能が得られる。
なお、一実施例では排気弁体13の背部端面の
受圧面積を前部端面の受圧面積より大きく設けて
いるが、背部端面と前部端面とを同受圧面積にし
てばね15のばね力を大きくしても良く、また排
気弁体13の背部に形成の作用室27に電磁切換
弁28を介してパイロツト弁24出口側の接続流
路23を接続し、圧力源29からの圧縮空気の一
部をパイロツト弁24で減圧制御してパイロツト
空気として作用室27に供給しているが、作用室
27に接続して別回路を設けパイロツト空気を供
給するようにしても良いことは勿論である。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、圧縮空気を供給
する圧力路とこの圧力路より空気アクチユエータ
側へ接続する負荷路と大気へ開放する排気路とを
順次軸方向へ隔てて連通した流通孔を内部に設け
た本体を有し、本体の流通孔には、圧力路と負荷
路の連通個所間に形成した流入弁座に着離自在に
収装して圧力路から負荷路への圧縮空気の流れを
制御する流入弁体を設けると共に、負荷路と排気
路の連通個所間に形成した排気弁座に着離自在に
収装して負荷路から排気路への圧縮空気の流れを
制御する排気弁体を設け、流入弁体をばねにより
着座方向へ付勢して設け、前記流通孔の同軸上で
本体内に形成した摺動孔に軸方向への摺動により
流入弁体を離座方向へ操作自在にピストンを嵌挿
して設け、このピストンによつて摺動孔に区画形
成される作用室の一方に供給するパイロツト空気
の圧力を調整するパイロツト弁を接続しかつ作用
室の他方を負荷路側に接続して両作用室間の圧力
差による作用力でピストンを軸方向へ摺動自在に
設け、また排気弁体を流入弁体と各別に着離操作
するようこの排気弁体の着座部と対向する背部に
形成した作用室に、作用室内の空気を大気に排気
したり作用室にパイロツト空気を供給したりする
切換弁を接続して設けたことにより、従来の装置
の如き、負荷路側の圧力を設定するためのばね定
数の大きなばねは必要なく、流入弁体を着座方向
へ付勢するばねは、ピストンに対向作用する負荷
路側の圧力と一方の作用室に供給のパイロツト空
気の圧力との圧力差による作用力がなくなつたと
きにそのばね力により流入弁体を流入弁座に着座
保持できるばね定数が小さなものでよく、流入弁
体の流入弁座よりの離座状態で負荷路側の圧力が
一方の作用室に供給のパイロツト空気の圧力に近
づいてその圧力差により作用力が小さくなつて
も、流入弁体の流入弁座との離れ寸法を大きな状
態に保持できて、負荷路側の圧力を所望値に迅速
に設定できる。
また、排気弁体の背部に形成の作用室には、こ
の作用室にパイロツト空気を供給したり作用室内
の空気を大気に排気したりする切換弁を接続し
て、排気弁体を流入弁体とは格別に着離操作して
いるため、空気アクチユエータ側へ接続する負荷
路の圧力変動に影響されることなく確実な排気弁
体の排気弁座への着座状態が得られ、装置の良好
な作動性能が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示し、一部を回路
図にした空気圧力調整装置の縦断面図、第2図は
従来の空気圧力調整装置の回路図、第3図は従来
の空気圧力調整装置に備えた圧力制御弁の縦断面
図である。 1……本体、2……圧力路、5……負荷路、6
……排気路、7……流通孔、8……流入弁座、9
……排気弁座、12……流入弁体、13……排気
弁体、14……ばね、17……摺動孔、18……
ピストン、19……第1作用室(作用室)、20
……第2作用室(作用室)、24……パイロツト
弁、27……作用室、28……電磁切換弁(切換
弁)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮空気を供給する圧力路2と、この圧力路
    2より空気アクチユエータ4側へ接続する負荷路
    5と大気へ開放する排気路6とを順次軸方向へ隔
    てて連通した流通孔7を内部に設けた本体1を有
    し、本体1の流通孔7には、圧力路2と負荷路5
    の連通個所間に形成した流入弁座8に着離自在に
    収装して圧力路2から負荷路5への圧縮空気の流
    れを制御する流入弁体12を設けると共に、負荷
    路5と排気路6の連通個所間に形成した排気弁座
    9に着離自在に収装して負荷路5から排気路6へ
    の圧縮空気の流れを制御する排気弁体13を設
    け、流入弁体12をばね14により着座方向へ付
    勢して設け、前記流通孔7の同軸上で本体1内に
    形成した摺動孔17に軸方向への摺動により流入
    弁体12を離座方向へ操作自在にピストン18を
    嵌挿して設け、このピストン18によつて摺動孔
    17に区画形成される作用室の一方19に供給す
    るパイロツト空気の圧力を調整するパイロツト弁
    24を接続しかつ作用室の他方20を負荷路5側
    に接続して両作用室19,20間の圧力差による
    作用力でピストン18を軸方向へ摺動自在に設
    け、また排気弁体13を流入弁体12と各別に着
    離操作するようこの排気弁体13の着座部と対向
    する背部に形成した作用室27に、作用室27内
    の空気を大気に排気したり作用室27にパイロツ
    ト空気を供給したりする切換弁28を接続して設
    けて成る空気圧力調整装置。
JP18914985A 1985-08-28 1985-08-28 空気圧力調整装置 Granted JPS6249418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18914985A JPS6249418A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 空気圧力調整装置

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JP18914985A JPS6249418A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 空気圧力調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249418A JPS6249418A (ja) 1987-03-04
JPH0535446B2 true JPH0535446B2 (ja) 1993-05-26

Family

ID=16236245

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JP18914985A Granted JPS6249418A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 空気圧力調整装置

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US5251148A (en) * 1990-06-01 1993-10-05 Valtek, Inc. Integrated process control valve
JP2001336652A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Smc Corp エア排出弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836369A (ja) * 1971-09-13 1973-05-29

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JPS6249418A (ja) 1987-03-04

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