JPH053540U - カード錠装置 - Google Patents

カード錠装置

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JPH053540U
JPH053540U JP4988991U JP4988991U JPH053540U JP H053540 U JPH053540 U JP H053540U JP 4988991 U JP4988991 U JP 4988991U JP 4988991 U JP4988991 U JP 4988991U JP H053540 U JPH053540 U JP H053540U
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card
door
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body case
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Application number
JP4988991U
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English (en)
Inventor
俊一 長田
Original Assignee
株式会社アルフア
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のカード錠装置は、水平型にするとカー
ドリーダの長さを短くしなければならず、縦型にすると
操作性が悪いなどの欠点があり、スリット型にすると読
み取り不良を生じるなどの欠点がある。本考案はかかる
課題を解決することを目的とする。 【構成】 本体ケース7にドアDの室外側及び室内側の
表面から露出する室外側端面8及び室内側端面10を設
け、室外側端面8に形成されるカード挿入口9と室内側
端面10に形成されるカード送出口11とに連通するカ
ード送給路12を設け、本体ケース7内に、駆動ローラ
24と従動ローラ29の接触面と、カード挿入口9より
挿入されたカードCの情報を読み取る磁気ヘッド33を
設け、磁気ヘッド33の読み取り情報と記憶情報が一致
したときにドア錠を解錠操作すると共にカードCをカー
ド送出口11に送給するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、データが記録されたカードによりドア錠を解錠するカード錠装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
キーコードなどのデータが記録されたカードを利用してドア錠を解錠するカー ド錠装置には、従来から、カードリーダを水平方向に向けてドアに取り付ける型 式が多かった(実開昭63−165065号公報など参照)。
【0003】 このような水平型式のカード錠は、図7に示すように、カードリーダの端面に 設けられたカード挿入口1が、ドアDの室外表面に開口し、カード挿入口1にカ ードCを挿入すると、カードリーダが水平方向に移動するカードのデータを読み 取り、カードリーダが読み取ったデータとメモリされたデータが一致したときに ドア錠に解錠信号が送られ、ドア錠のデッドボルト2が没入して解錠されると共 に、カードがカード挿入口1に排出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この水平型式のカード錠は、カード挿入口1が見え易く、カードCの挿入が容 易であり、読み取り終了後にカード挿入口に押し出されてくるカードを手前に引 き出せばよいので、操作性が良い利点がある。 しかし、カードCの長さが約86mmであるのに対して、ドアDの厚さ寸法は一 般的に35mm〜40mmがあるので、カードリーダがドアDの表面から突出するが 、ドアを開くときにカードリーダがドア枠に当たらないようにするためには、カ ードリーダの突出量を20mm以下に押さえなければならないため、カードリーダ の長さを短くせざるを得ないことになり、カードの長さの半分程度の情報しか読 み取れない欠点があった。
【0005】 図8に示すように、縦方向に向けたカードリーダ3を、ドアDの室外側の表面 に取り付け、カードリーダ3の上端に開口するカード挿入口1にカードCを挿入 する縦型式の場合には、カードリーダ3に長さが制限されないので、カードCに 記録された情報をほとんど読み取ることができる利点がある反面、カードCを挿 入する手がドアDに妨げられるので操作性が悪く、しかも、塵埃がカード挿入口 1から内部に侵入してカードリーダ3の性能を低下させる欠点がある。
【0006】 カード挿入口1を下に向けた縦型式では、塵埃が侵入し難い利点があるものの 、カード挿入口1が見え難い欠点があり、カード挿入の操作性も良くない。 図9に示すようなスリットタイプでは、手にもったカードCをスリット4の内 面に沿って移動して読み取らせるので、カードリーダ3の長さに制限はなく、操 作性にも欠点はないが、手動であるためカードCの移動速度にばらつきがあり、 情報を正確に読み取れないことが生じる欠点と、塵埃が侵入し易い欠点がある。
【0007】 水平型或いは縦型のカード錠装置は、解錠後にカード挿入口1から送出された カードCを片手に持ち、他方の手でドアDを開かなければならないので、鞄や荷 物を持っている場合にドアDを開け難い問題がある。 又、カード挿入口1から送出されたカードCの抜取を忘れて入室すると、カー ドCの盗難の危険性がある。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、カードの操作性がよく 、カードリーダ3内部に塵埃が侵入し難い水平型の利点を生かしながら、ドア表 面からの突出両が小さく、カードに記録されたデータを総て読み取ることができ 、カードが室内側に送出されるカード錠装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のカード錠装置は、ドア内部にドアを解錠 するドア錠を備え、ドアの内部に取り付けられる本体ケースに、ドアの室外側表 面にカード挿入口を有する室外側端面と、ドアの室内側にカード送出口を有する 室内側端面を形成し、上記本体ケースの内部に、上記カード挿入口から上記カー ド送出口に貫通するカード送給路と、該送給路に突出し駆動源により回動駆動さ れる駆動ローラと、該駆動ローラと接触する受動ローラと、上記カード送給路内 のカードを検知するセンサと、カードの情報を読み取るカード情報検出器を設け 、該カード情報検出器で読み取った情報の判別により上記駆動ローラの駆動及び 上記ドア錠の解錠指令を制御する制御部を上記本体ケースに取り付けた。
【0009】
【作用】
上記のように構成されたカード錠装置は、カード挿入口がドア表面に開口して いるので、カード挿入口が見え易く、カードを挿入し易い。 カード挿入口にカードを挿入すると、センサがカードの検知信号を制御部に送 り、制御部の指令により駆動源が駆動ローラを回転し、カード情報検出器がカー ドの情報を読み取る。
【0010】 カード情報検出器がカードの情報を読み取り終わると、読み取られたカードの 情報と記録された情報が一致すれば、制御部からの信号によりドア錠が解錠され ると共に、駆動ローラが回転し、カードがカード送出口に向けて送られ、センサ がカードを検知すると送出が停止し、カードが送出口から取り出し可能になり、 入室した人が室内側でカードを取り出すことができる。 カードの情報と記憶情報とが一致しない場合には、ドア錠は解錠されず、駆動 ローラが逆転してカードがカード挿入口に送り返される。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1はカード錠装置の内 部構造を示す斜視図、図2は図1のX矢視方向から見たカード錠装置の縦断面図 、図3は図1のY矢視方向から見たカード錠装置の要部縦断面図である。 図2に示すように、ドアDの室外側の表面,室内側の表面にエスカッション5 ,6が固着される。
【0012】 ドアDの内部に取り付けられる本体ケース7は、断面形状がほぼ逆T字形状に 形成され、ドアDの室外側(図2において右側)表面より突出する室外側端面8 にカード挿入口9が設けられ、ドアDの室内側(図2において左側)表面より突 出する室内側端面10にカード送出口11が設けられ、本体ケース7の内部には 、カード挿入口9からカード送出口11に貫通するスリット状のカード送給路1 2が設けられる。
【0013】 カード送給路12には、カード挿入口9に近い下面,カード送出口11に近い 下面にそれぞれ底の浅い凹溝13が設けられ、凹溝13には円柱状のシャッタ1 4が載置される。 両シャッタ14はそれぞれカード送給路12を閉鎖し、塵埃の進入を防止して いるが、重量が軽いため、カード送給路12内を通過するカードCが当たると、 上方に押される。
【0014】 カード挿入口9側のシャッタ14の上方には、マイクロスイッチより成るカー ド挿入検知用のセンサ15が固着され、カード送出口11側のシャッタ14の上 方には、マイクロスイッチより成るカード送出検知用のセンサ16が固着され、 それぞれシャッタ12の上昇により作動してカードCの通過信号を制御部17に 送る。
【0015】 制御部17は、本体ケース7の上部に形成された収容室36内に固着され、多 数の電気機器を備えた基板19を有し、電線20を介してセンサ15,16に接 続し、電線21を介して駆動源であるギヤードモータ18に接続し(図1参照) 、電線(図示しない)を介してドア錠(図示しない)に接続する。
【0016】 ギヤードモータ18の出力軸18a(図3参照)にギヤ22が固着され、本体 ケース7に回動可能に支承された2本の駆動軸23にウレタン製の駆動ローラ2 4とピニオン25がそれぞれ固着され、ピニオン25,25がギヤ22と噛み合 う。
【0017】 各駆動ローラ24の下方には、カード送給路12下面に開口する縦溝26が形 成され、縦溝26に従動軸27が昇降可能に挿入され、本体ケース7の一端を固 定された板ばね28の他端が従動軸27に係止される。 従って、従動軸27は上方に付勢され、従動軸27に固着されたウレタン製の 従動ローラ29の外周面が、カード送給路12内で駆動ローラ24の外周面に当 接する。
【0018】 本体ケース7の下部に収容室30が形成され、収容室30からカード送給路1 2に連通するガイド孔31が設けられ、収容室30には、カード情報検出器の一 実施例として磁気ヘッドホルダー32に磁気ヘッド33が取り付けられる。 磁気ヘッドホルダー32の両側面より支持腕34が突出し、収容室30に一端 を固着されたばね35の他端が支持腕34に係止される。 従って、磁気ヘッドホルダー32は上方に付勢され、磁気ヘッド33がカード 送給路12の下面より突出する。
【0019】 以上のように構成されたカード錠の作用を図4〜図6に基づいて説明する。 室外側からカード錠を解錠するには、カードCに記録された磁気記録面を下に して、カードCをカード挿入口9に挿入すると、カードCに当たったシャッタ1 4が押し上げられ(図4参照)、シャッタ14によりカード挿入用のセンサ15 が作動し、制御部17を介してモータ18が正転する。
【0020】 モータ18の正転により、駆動ローラ24が図4において時計方向に回動し、 駆動ローラ24に接触する従動ローラ29が反時計方向に回動し、ウレタン製の 両ローラ24及び29に軽く挟まれたカードCがカード送給路12内を左側に移 動する。
【0021】 カードCの移動に伴って、定荷重でカードCに接触する磁気ヘッド33がカー ドに記録された情報を読み取る。 カードCが室外側のシャッタ14に当接し、カード送出検知用のセンサ16が 検知信号を発すると、制御部17がモータ18の正転を停止し、カードCの搬送 が停止する。
【0022】 磁気ヘッド33の読み取った情報と制御部に記憶された情報との一致が確認さ れると、制御部17が作動表示灯38を点灯して解錠を表示すると共に、制御部 17がドア錠に解錠信号を送り、ドアが解錠し、モータ18に正転を指令し、カ ードCがカード送出口11に突出したときにモータ18が停止する(図5,図6 参照)。 ドアDを開いて入室した人は、カード送出口11より突出したカードCを抜き 取ればよい。
【0023】 磁気ヘッド33の読み取った情報と制御部17にあらかじめ記憶された情報が 一致しないときには、制御部17がモータ18に逆転を指令し、ドアは施錠のま まカードがカード挿入口9に送り返され、カード挿入検知用センサ15がカード を検知するとモータ18が停止する。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、カードに記録されたデータが全部 読み取られるようになった。
【0025】 カード錠装置はドア内にコンパクトに収容され、錠装置を設置したドアの外観 が簡素化され、美化される。 又、読み込まれたカードは室内側から取り出すことが出来るので、解錠と同時 にただちに入室して室内側でカードを受け取ることが出来る。 又、カードを取り出しわすれてもカードを紛失したり盗難事故になる虞がない ので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード錠装置の内部構造を示す斜視図である。
【図2】図1のX矢視方向から見たカード錠装置の縦断
面図である。
【図3】図1のY矢視方向から見たカード錠装置の要部
縦断面図である。
【図4】図2においてカードが挿入される状態を示す縦
断面図である。
【図5】図2においてカードが送出される状態を示す縦
断面図である。
【図6】図3においてカードが送出される状態を示す縦
断面図である。
【図7】従来の水平型のかーど錠装置の斜視図である。
【図8】従来の縦型のカード錠装置の斜視図である。
【図9】従来のスリット型のカード錠装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
C カード D ドア 7 本体ケース 8 室外側端面 9 カード挿入口 10 室外側端面 11 カード送出口 12 カード送給路 14 シャッタ 15 カード挿入検知用のセンサ 16 カード送出検知用のセンサ 17 制御部 18 モータ 22 ギヤ 23 駆動軸 24 駆動ローラ 25 ピニオン 27 従動軸 28 板ばね 29 従動ローラ 32 磁気ヘッドホルダ 33 磁気ヘッド 35 ばね

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ドア内部にドアを解錠するドア錠を備
    え、ドアの内部に取り付けられる本体ケースに、ドアの
    室外側表面にカード挿入口を有する室外側端面と、ドア
    の室内側にカード送出口を有する室内側端面を形成し、
    上記本体ケースの内部に、上記カード挿入口から上記カ
    ード送出口に貫通するカード送給路と、該送給路に突出
    し駆動源により回動駆動される駆動ローラと、該駆動ロ
    ーラと接触する受動ローラと、上記カード送給路内のカ
    ードを検知するセンサと、カードの情報を読み取るカー
    ド情報検出器を設け、該カード情報検出器で読み取った
    情報の判別により上記駆動ローラの駆動及び上記ドア錠
    の解錠指令を制御する制御部を上記本体ケースに取り付
    けたことを特徴とするカード錠装置。
JP4988991U 1991-06-28 1991-06-28 カード錠装置 Pending JPH053540U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4988991U JPH053540U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 カード錠装置

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JP4988991U JPH053540U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 カード錠装置

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JPH053540U true JPH053540U (ja) 1993-01-19

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ID=12843602

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JP4988991U Pending JPH053540U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 カード錠装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689672A (en) * 1979-12-19 1981-07-21 Sanyo Electric Co Reading device for data

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689672A (en) * 1979-12-19 1981-07-21 Sanyo Electric Co Reading device for data

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950912