JPH0535323A - Nc装置 - Google Patents

Nc装置

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JPH0535323A
JPH0535323A JP18744491A JP18744491A JPH0535323A JP H0535323 A JPH0535323 A JP H0535323A JP 18744491 A JP18744491 A JP 18744491A JP 18744491 A JP18744491 A JP 18744491A JP H0535323 A JPH0535323 A JP H0535323A
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JP
Japan
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data
image
tool
work
image sensor
Prior art date
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JP18744491A
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English (en)
Inventor
Masahiro Komatsu
雅広 小松
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けられたワークに対応した加工プログ
ラムを自動的に選択し、複数個のワークの加工を中断す
ることなく自動的に連続して実行でき、または工具の事
故を未然に防止する。 【構成】 ワーク1を撮像するための画像センサー2
と、その画像センサー2によって撮像されたワーク1の
形状を認識する画像処理手段5と、各種形状を有する複
数個のワーク1に対応した複数個の加工プログラムを格
納するための格納手段6とを備えたNC装置において、
画像処理手段5によって認識されたワーク1の形状に対
応した加工プログラムを、格納手段6から自動的に選択
し、さらにそれを実行させるプログラム選択実行手段7
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像センサーによる加
工状態の監視、計測、識別、電送等を行うNC装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、NC工作機
械30にはワーク保持具102が設けられ、そのワーク
保持具102には加工しようとするワーク1が取り付け
られている。ワーク保持具102とは別に、複数個の工
具を固定し選択使用するための刃物台101が設けら
れ、その刃物台に複数個の工具が固定されている。ま
た、ワーク1及び今加工に使用しようとする工具3を撮
影でき、加工の障害にならない適当な位置に画像センサ
ーであるCCDカメラ2が取り付けられている。
【0003】複数個の加工プログラムの順番に、複数個
のワークからワーク1を選択し、ワーク保持具102に
取り付けて加工するときに、CCDカメラ2はワーク1
を撮影して、その画像データとその加工プログラムに対
応したワーク1の形状データを比較する。比較した結果
ワーク1が正常な場合はその加工プログラムを実行する
が、ワーク1の選択が誤っている場合は、加工プログラ
ムの実行を取りやめるとともにアラームを出力する。
【0004】また、ワーク1を加工している間は、通常
危険防止等のためにワーク1及び刃物台101等はカバ
ーで覆われて内部を確認できないようになる。従ってそ
の間は、CCDカメラ2で内部の状態を撮影し、その画
像を表示装置103でモニターして、工具の折損、摩耗
による事故を監視できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように、従来のやり方ではワーク1の選択が誤っている
場合は、アラームが出力され加工の実行を停止するの
で、作業が中断され能率も悪くなる。
【0006】また、従来のやり方では、工具の折損、摩
耗しか監視していない。従ってそもそも最初から工具の
取り付けが間違っている場合は、そのまま加工の実行が
行われてしまうという課題がある。
【0007】また、従来のやり方では、遠隔地から監視
できないという課題がある。
【0008】本発明は、従来のNC装置のこのような課
題を考慮し、取り付けられたワークに対応した加工プロ
グラムを自動的に選択し、複数個のワークの加工を中断
することなく自動的に連続して実行でき、または工具に
よる事故を未然に防止し、または遠隔地からでも監視が
できるNC装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像処理手段によって認識されたワークの形状に対応し
た加工プログラムを、格納手段から自動的に選択し、さ
らにそれを実行させるプログラム選択実行手段とを備え
ているNC装置である。
【0010】請求項2記載の発明は、各種工具の位置や
形状等のデータを格納するための工具データ格納手段
と、画像処理手段によって認識された工具のデータと工
具データ格納手段に格納された今回使用すべき工具のデ
ータを比較するための工具データ比較手段と、その比較
結果に基づいて一致・不一致を判定する判定手段とを備
えているNC装置である。
【0011】請求項5記載の発明は、画像センサーによ
って撮像された画像データを送信する場合は圧縮し、受
信する場合は復元するデータ処理手段と、その画像デー
タを送信・受信するための通信手段とを備えているNC
装置である。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明は、画像処理手段が取り付
けられたワークの形状を認識し、プログラム選択実行手
段が、その認識されたワークに対応した加工プログラム
を、格納手段から自動的に選択して実行する。
【0013】請求項2記載の発明は、画像処理手段が取
り付けられた工具の位置及び形状を認識し、比較手段が
その認識された工具のデータと工具データ格納手段に格
納された工具のデータを比較し、その比較結果に基づい
て、判定手段が一致・不一致を判定する。
【0014】請求項5の発明は、画像センサーがNC工
作機械の内部又は外部を撮像し、データ処理手段がその
撮像された画像データを圧縮し、通信手段が圧縮された
データを送信し、また、通信手段が圧縮されたデータを
受信し、データ処理手段が受信したデータを復元する。
【0015】
【実施例】以下、請求項1記載の発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0016】図1(a)、及び図1(b)は本発明にか
かるNC装置の一実施例を備えたNC工作機械の正面図
と側面図である。すなわち、NC工作機械30にはワー
ク保持具102が設けられ、そのワーク保持具102に
加工しようとするワーク1が取り付けられている。ワー
ク1を加工できるように複数個の工具3が移動可能な刃
物台101に取り付けられている。それらワーク1又は
工具3を撮影可能で、加工の障害にならない位置に画像
センサーであるCCDカメラ2が取り付けられている。
また、NC工作機械30の適当な位置には、NC工作機
械30に指令を与えたりするためのNC装置4が設けら
れ、そのNC装置4には操作盤104と、NC工作機械
30の加工状態等を表示するための表示装置103等が
設けられている。
【0017】図2は同実施例の略示ブロック図である。
ワーク1を撮影するためのCCDカメラ2は、ワーク1
の形状を認識するための画像処理手段5及びモニターテ
レビ23に表示させる画像を合成するための画像合成手
段11に接続されている。画像処理手段5はワーク1を
自動的に搬入・搬出するロボット32やローダを制御し
たり計測のための制御を行うための制御手段21、及び
前記の画像合成手段11に接続されている。制御手段2
1はロボット32やローダとデータをやり取りするため
のロボット・ローダインターフェース22、及びワーク
1に対応した加工プログラムを選択実行するためのプロ
グラム選択実行手段7に接続されている。プログラム選
択実行手段7はワーク1の形状と、それに対応する加工
プログラム番号等を格納しているワークデータ格納手段
20及び番号を付けた加工プログラムを格納している格
納手段6に接続されている。ワークデータ格納手段20
は各種データの入力や出力を行うための入出力手段25
に接続されている。入出力手段25はキーボード24及
び画像合成手段11に接続されている。画像合成手段1
1は画像を表示させるためのモニターテレビ23に接続
されている。
【0018】図3は上記のワークデータ格納手段20に
格納されたデータ構造の模式図である。ワーク1のデー
タはテーブルとして格納されている。ワーク1にはその
種類によって番号が付けられている。ワーク1の形状は
その種類毎に長さ及び径が設定され、ワーク1の種類に
対応した加工プログラムの番号が設定されている。
【0019】図4(a)、及び図4(b)は上記のCC
Dカメラ2がワーク1を撮影する範囲と、モニターテレ
ビ23に表示されたワーク1の画像及びワーク1の数値
情報を示している。
【0020】次に上記実施例の動作について説明する。
まず、格納手段6には必要とする加工プログラム群及び
それら加工プログラムの番号が格納されている。次に加
工しようとするワーク群の長さと径、それらワーク1に
対応する加工プログラム番号及びワーク1を認識すると
きの許容誤差をキーボード24から入力する。入力され
たそれらワーク1に関するデータは、入出力手段25か
らワークデータ格納手段20に送られ、ここに登録され
る。データ登録の終わったワーク群はワークストッカー
31に配置していく。
【0021】以上の準備が終了すると、ワーク1の加工
を開始させる。そうすると、NC工作機械30からワー
ク搬入の指令が制御手段21に出力され、この指令を受
けた制御手段21はロボット・ローダインターフェース
22を介してロボット32またはローダを作動させ、ワ
ーク1はワーク保持具102に取り付けられる。ワーク
1の取り付けが完了すると、図5のように、ロボット・
ローダインターフェース22から制御手段21に取り付
け完了信号が送られてくる(ステップS1)。この信号
を受けた制御手段21は画像処理手段5に計測開始信号
を出力する(ステップS2)。そして、画像処理手段5
はCCDカメラ2の撮影したワーク1の画像データから
ワーク1の形状を計測し(ステップS3)、計測が正常
に行われたか否か判断する(ステップS4)。このと
き、画像がレンズ汚れや照明不足等で正確な画像データ
が得られず、計測が正常に行われなかった場合はアラー
ム処理1を(ステップS5)、正常に行われた場合はそ
の計測データを制御手段21に出力する。
【0022】次に制御手段21は計測データをプログラ
ム選択実行手段7に送る(ステップS6)。計測データ
を受けたプログラム選択実行手段7はワークデータ格納
手段20に登録されているワーク形状のデータを検索し
(ステップS7)、該当するワーク1を選択する。この
とき、あらかじめ設定した許容誤差を考慮にいれても該
当するワーク1が見つからない場合は(ステップS
8)、アラーム処理2を行う(ステップS9)。該当す
るワークが見つかると、ワークデータ格納手段20か
ら、そのワーク1に対応した加工プログラム番号が選択
され、この番号の加工プログラムを実行する指令を出力
する(ステップS10)。この実行指令によって、格納
手段6に格納された該当する番号の加工プログラムが実
行されて、ワークの加工が開始される(ステップS1
1)。
【0023】前述したアラーム処理のアラームや計測デ
ータ等は画像合成手段11を介して、モニターテレビ2
3に表示させることができる。また、CCDカメラ2の
撮影した画像は、そのまま画像合成手段11を介してモ
ニターテレビ23に映し出してワーク1の監視に使用で
きる(図4(c)参照)。
【0024】なお、前記実施例では画像センサーは可視
光を使用したCCDカメラ2としたが、可視光以外の波
長域や超音波等を使用した計測に必要な画像データが得
られる装置であればよい。
【0025】以下、請求項2記載の発明の実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0026】図1(a)、及び図1(b)は本発明にか
かるNC装置の一実施例を備えたNC工作機械の正面図
と側面図である。すなわち、NC工作機械30にはワー
ク保持具102が設けられ、そのワーク保持具102に
加工しようとするワーク1が取り付けられている。ワー
ク1を加工できるように複数個の工具3が移動可能な刃
物台101に取り付けられている。それらワーク1又は
工具3を撮影可能で、加工の障害にならない位置に画像
センサーであるCCDカメラ2が取り付けられている。
また、NC工作機械30の適当な位置には、NC工作機
械30に指令を与えたりするためのNC装置4が設けら
れ、そのNC装置4には操作盤104と、NC工作機械
30の状態を表示するための表示装置103が設けられ
ている。
【0027】図6は同実施例の略示ブロック図である。
ワーク1及び工具3を撮影するためのCCDカメラ2
は、工具3の位置及び形状を認識するための画像処理手
段5及び表示させる画像を合成するための画像合成手段
11に接続されている。画像処理手段5は計測のための
制御やアラーム処理を行うための制御手段26、及び画
像合成手段11に接続されている。制御手段26は計測
した工具位置データと基準となる工具位置データを比較
するための工具データ比較手段9に接続されている。工
具データ比較手段9は基準となる工具位置データを計算
するための各種オフセットデータ格納手段8、及び比較
した結果一致しているか否かを判断する判定手段10に
接続されている。判定手段10は各種データの入力や出
力を行うための入出力手段25に接続されている。入出
力手段25はキーボード24及び画像合成手段11に接
続されている。画像合成手段11は画像を表示させるた
めのモニターテレビ23に接続されている。
【0028】図7(a)、及び図7(b)は上記のCC
Dカメラ2がワーク1及び工具3を撮影する範囲と、モ
ニターテレビ23に表示されたワーク1及び工具3の画
像と、工具3の位置の数値情報を示している。
【0029】次に上記実施例の動作について説明する。
【0030】まず、格納手段6にはワーク1の加工プロ
グラムが格納されている。また、各種オフセットデータ
格納手段8にはワーク1の加工に必要な工具群のデータ
やワーク座標系データなどが設定されている。次にキー
ボード24から許容差のパラメータを入力する。このパ
ラメータはX軸及びZ軸について、プラス方向、マイナ
ス方向のそれぞれについて何パーセントまで許容するか
設定する。そして判定手段10に格納される。
【0031】上記の準備が終了すると、格納手段6に格
納された加工プログラムの加工を開始させる。そうする
と図8に示すように、まずワーク座標系の設定を行う
(ステップS1)。ワーク座標形の設定が終わった後、
最初の加工に必要な工具3を刃物台101に取り付けら
れた工具群から割り出す(ステップS2)。すると制御
手段26は画像処理手段5に工具3の計測開始を指令す
る(ステップS3)。この指令を受けた画像処理手段5
は、CCDカメラ2の撮影した工具3の画像データか
ら、工具3の刃先の位置を計測し(ステップS4)、そ
の計測が正常に行われたか否か判断する(ステップS
5)。このとき、画像がレンズ汚れや照明不足等で正確
な画像データが得られず、計測が正常に行われなかった
場合はアラーム処理1を(ステップS6)、正常に行わ
れた場合はその計測データを制御手段26に出力する。
【0032】次に制御手段26は計測されたデータを工
具データ比較手段9に送る(ステップS7)。工具デー
タ比較手段9は各種オフセットデータ格納手段8から有
効となっているオフセットデータを受取、そのデータと
機械座標値から基準となる工具位置データを演算する。
そして、この基準のデータと前記の計測されたデータを
比較する(ステップS8)。判定手段10は、その比較
結果があらかじめ設定された許容差の範囲内にあるか否
か比較して、許容差の範囲内にあれば一致、なければ不
一致と判定する(ステップS9)。判定が不一致の場合
はアラーム処理2を(ステップS10)、一致している
場合は判定完了の信号を出力する(ステップS11)。
そうすると、加工プログラムに従って加工が開始され
る。
【0033】前述したアラーム処理のアラームや計測デ
ータ等は画像合成手段11を介して、モニターテレビ2
3に表示させることができる。また、CCDカメラ2の
撮影した画像は、そのまま画像合成手段11を介してモ
ニターテレビ23に映し出して工具3の監視に使用でき
る。なお、両画像を一画面にマルチディスプレイさせる
こともできる。
【0034】なお、上述の判定手段10が不一致と判定
してアラーム処理2(ステップS10)を行った場合
に、工具データ補正手段を設け、その工具データ補正手
段が不一致の結果のデータを補正データとして出力し、
工具データ格納手段に格納されている不一致となった工
具のデータを補正して新しい基準データとしてもよい。
【0035】なお、上記実施例では、工具データを位置
データのみで比較したが、工具を比較するために他のデ
ータ、例えば工具の形状データ等を含ませてもよい。
【0036】また、上記実施例の各種オフセットデータ
格納手段を、本発明の工具データ格納手段としたが、各
種オフセットデータだけでなく工具の形状データ等を格
納してももちろんよい。
【0037】なお、上記実施例ではCCDカメラ2は固
定配置としたが、より正確な画像データが得られるよう
に移動可能としてもよい。
【0038】以下、請求項5記載の発明について図面を
参照して説明する。
【0039】図9は本発明にかかるNC装置の一実施例
の略示ブロック図である。NC装置を制御するCPU5
0には、各種データの共通の経路であるバス51が接続
され、そのバス51には、CPU50を動作させるため
のシステムメモリ52と、画像センサーである監視カメ
ラ2から送られてきた画像データをA/D変換するため
の画像入力インターフェース18と、その画像入力イン
ターフェース18によってディジタル化された画像デー
タを一時記憶するための画像メモリ19と、画像データ
を処理し、通信するための通信制御手段17等が接続さ
れている。
【0040】上記の画像入力インターフェース18に
は、NC工作機械に取り付けられた監視カメラ2が接続
されている。また、通信制御手段17は、画像データを
圧縮したり、圧縮されたデータを復元したりするための
データ処理手段15及びデータを送信したり、受信した
りするための通信手段16から構成され、その通信制御
手段17は通信回線53によって画像データを受信する
ためのコンピュータ54(又はファクシミリでもよい)
に接続されている。
【0041】次に上記実施例の動作に付いて説明する。
【0042】NC工作機械をコンピュータ54によって
遠隔監視する場合、コンピュータ54からその指令を出
力すると、通信回線53を介して、その指令が通信制御
手段17の通信手段16に受信される。データ処理手段
15はこの指令が圧縮データであれば復元し、そうでな
ければそのままバス51に出力する。バス51に出力さ
れた指令はCPU50によって解析され、CPU50は
その指令がNC工作機械を監視する指令であると判断し
て、NC工作機械に取り付けられている監視カメラ2を
操作して指令された位置を撮像する。
【0043】撮像された画像データは画像入力インター
フェース18に入力し、ディジタル画像データにA/D
変換される。変換されたディジタル画像データは画像メ
モリ19に一時記憶される。記憶されている画像データ
は順次データ処理手段15で圧縮されて、通信手段16
によって通信回線53を介してコンピュータ54に送信
される。コンピュータ54は、送信されてきた画像によ
って遠隔地からでも監視できる。このときコンピュータ
54から監視カメラ2の撮影方向や撮影範囲を制御する
ことができる。
【0044】なお、上記実施例の監視は、コンピュータ
を使用したが、データ要求を電話で行って監視画像をフ
ァクシミリで受信してもよい。
【0045】なお、上記実施例では、監視カメラは1個
であったが、複数個の監視カメラを使用して、それらの
カメラからの画像を切り換えたり、合成して受信できる
ようにコンピュータで指令できるようにしてもよい。
【0046】また、上記実施例の監視画像は、静止画像
としてもよいし、動画像としてもよい。
【0047】また、監視画像だけでなく主軸や各軸の負
荷電流値、あるいは温度変化等の必要な各種のデータを
グラフ化して監視画像と合成して同時に送信してもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、取り付けられたワークに対応した加工プログラ
ムを自動的に選択できるので、複数個のワークの加工を
中断することなく自動的に連続して実行できるという長
所を有する。
【0049】また本発明は、加工前に工具が正しく取り
付けられているか否かを判断して、工具による事故を未
然に防止できるという長所がある。
【0050】また本発明は、遠隔地から工作機械の稼動
状況が把握でき、稼動率の向上に役立つという長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)は請求項1記載の発明にかかるNC
装置の一実施例を備えたNC工作機械の略示正面図、同
図(b)は同NC工作機械の別の略示側面図である。
【図2】同実施例の略示ブロック図である。
【図3】同実施例のワーク形状のデータ形式の模式図で
ある。
【図4】同図(a)は同実施例の撮影範囲を示す略示側
面図、同図(b)は同実施例の表示画面の略示映像図、
同図(c)はモニターしているときの略示映像図であ
る。
【図5】同実施例の動作を示す流れ図である。
【図6】請求項2記載の発明にかかる一実施例の略示ブ
ロック図である。
【図7】同図(a)は同実施例の撮影範囲を示す略示側
面図である。同図(b)は同実施例の表示画面の略示映
像図である。
【図8】同実施例の動作を示す流れ図である。
【図9】請求項5記載の発明にかかる一実施例の略示ブ
ロック図である。
【図10】従来のNC装置を備えたNC工作機械の略示
正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 画像センサー 3 工具 4 NC装置 5 画像処理手段 6 格納手段 7 プログラム選択実行手段 8 各種オフセットデータ格納手段 9 工具データ比較手段 10 判定手段 11 画像合成手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを撮像するための画像センサー
    と、その画像センサーによって撮像されたワークの形状
    を認識する画像処理手段と、各種形状を有する複数個の
    ワークに対応した複数個の加工プログラムを格納するた
    めの格納手段とを備えたNC装置において、前記画像処
    理手段によって認識された前記ワークの形状に対応した
    加工プログラムを、前記格納手段から自動的に選択し、
    さらにそれを実行させるプログラム選択実行手段とを備
    えたことを特徴とするNC装置。
  2. 【請求項2】 工具を撮像するための画像センサーと、
    その画像センサーによって撮像された工具の位置及び形
    状を認識する画像処理手段とを備えたNC装置におい
    て、各種工具の位置や形状等のデータを格納するための
    工具データ格納手段と、前記画像処理手段によって認識
    された前記工具のデータと前記工具データ格納手段に格
    納された今回使用すべき工具のデータを比較するための
    工具データ比較手段と、その比較結果に基づいて一致・
    不一致を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする
    NC装置。
  3. 【請求項3】 前記画像センサーによって撮像された画
    像及び前記判定手段の出力を画面に表示する画像合成手
    段を備え、前記画像及び判定結果を1個の表示装置に複
    数画面を表示し、監視可能なことを特徴とする請求項2
    記載のNC装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段によって認識された前
    記工具のデータを加工補正データとして、前記工具デー
    タ格納手段に格納された工具のデータを補正する工具デ
    ータ補正手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    NC装置。
  5. 【請求項5】 画像センサーを備えたNC装置におい
    て、前記画像センサーによって撮像された画像データを
    送信する場合は圧縮し、受信する場合は復元するデータ
    処理手段と、その画像データを送信・受信するための通
    信手段とを備えたことを特徴とするNC装置。
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