JPH0535264B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0535264B2
JPH0535264B2 JP59279922A JP27992284A JPH0535264B2 JP H0535264 B2 JPH0535264 B2 JP H0535264B2 JP 59279922 A JP59279922 A JP 59279922A JP 27992284 A JP27992284 A JP 27992284A JP H0535264 B2 JPH0535264 B2 JP H0535264B2
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JP
Japan
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count value
position signal
rotation angle
combustion engine
internal combustion
Prior art date
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JP59279922A
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JPS61160545A (ja
Inventor
Teruo Fukuda
Minoru Takahashi
Toshiaki Isobe
Mamoru Kobashi
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Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Ten Ltd
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Priority to US06/776,864 priority patent/US4607523A/en
Priority to EP85306642A priority patent/EP0175576B1/en
Priority to DE8585306642T priority patent/DE3575180D1/de
Publication of JPS61160545A publication Critical patent/JPS61160545A/ja
Publication of JPH0535264B2 publication Critical patent/JPH0535264B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関の回転角位置に基づいて点火
制御及び燃料噴射制御を行なう内燃機関の制御装
置に関するものである。
従来の技術 内燃機関に於いてはその運転を円滑に行なうた
め、内燃機関の回転角位置を検出し、その検出結
果に基づいて点火制御及び燃料噴射制御を行なう
ようにしている。そして、内燃機関の回転角位置
の検出には構造が比較的簡単なクランク角センサ
が用いられているのが一般である。
クランク角センサは例えば第5図A〜Cに示す
ように回転角位置信号C1〜C12と第1、第2
の上死点信号G1,G2を出力するものであり、
回転角位置信号C1〜C12は内燃機関(クラン
ク軸)が一定角度(この場合は30°CA)回転する
毎に出力され、第1、第2の上死点信号G1,G
2は内燃機関の一回転中の所定位置(この場合は
上死点)に於いて交互に出力されるものである。
そして、従来はこのようなクランク角センサを
用い、次のようにして内燃機関の回転角位置を検
出するようにしている。即ち、回転角位置信号C
1〜C12が印加される毎にカウント値を+1
し、上死点信号G1,G2が加えられた場合及び
カウント値が「12」の時に回転角位置信号C1〜
C12が印加された場合にカウント値を「1」に
プリセツトするカウント値を設けると共に、カウ
ント値が「12」の時に第1或いは第2の上死点信
号G1,G2の内の何れが印加されたかを判断す
る判断手段を設け、該判断手段の判断結果と前記
カウンタのカウント値とに基づいて内燃機関の回
転角位置を検出するようにしている。例えば、第
5図A〜Cに示す信号がクランク角センサから出
力された場合、カウンタのカウント値は同図Dに
示すように内燃機関の回転角位置に対応して変化
することになるので、前記カウンタのカウント値
に基づいて内燃機関の回転角位置を検出すること
ができる。
そして、前記カウンタのカウント値と前記判断
手段の判断結果とに基づいて燃料噴射制御及び点
火制御を行なうものであり、例えば6気筒の内燃
機関の燃料噴射制御を行なう場合は、第1の上死
点信号G1を検出した後カウンタのカウント値が
「2」となつたタイミングで同図Eに実線で示す
ように第1、第5気筒に燃料を噴射し、第1の上
死点信号G1を検出した後カウンタのカウント値
が「10」となつたタイミングで同図Fに実線で示
すよう第3、第6気筒に燃料を噴射し、第2の上
死点信号G2を検出した後カウンタのカウント値
が「6」となつたタイミングで同図Gに示すよう
に第2、第4気筒に燃料を噴射するものである。
従来は上述したようにして内燃機関の回転角位
置を検出し、燃料噴射制御、点火制御を行なつて
いるが、次のような問題点があつた。即ち、第1
或いは第2の上死点信号G1,G2にノイズが重
畳された場合、カウンタのカウント値と内燃機関
の回転角位置とが対応しないものとなり、カウン
タのカウント値に基づいて点火制御、燃料噴射制
御を行なつたのでは内燃機関の運転を円滑に行な
うことができない場合がある問題点があつた。例
えば、第5図Cに示すように上死点信号G2にノ
イズイが重畳された場合、カウンタのカウント値
は同図Hに示すようにノイズイの発生時に「1」
となり、次に上死点信号G2が加えられるまでカ
ウンタのカウント値と内燃機関の回転角位置とが
対応しないものとなつてしまう問題があつた。
このような欠点を改善するため、第5図Aに示
す回転角位置信号C1〜C12が印加される毎に
カウント値を+1し、カウント値が「12」の時に
回転角位置信号C1〜C12が印加された場合及
びカウント値が「12」の時に上死点信号G1,G
2が印加された場合、カウント値を「1」にプリ
セツトするカウンタを設けると共に、カウンタの
カウント値が「12」の時に第1或いは第2の上死
点信号G1,G2の内の何れが印加されたかを判
断する判断手段を設け、該判断手段の判断結果と
前記カウンタのカウント値とに基づいて点火制
御、燃料噴射制御を行なうものも従来より提案さ
れている。このような構成とすることにより、第
1或いは第2の上死点信号G1,G2にノイズが
重畳されている場合に於いてもカウンタのカウン
ト値と内燃機関の回転角位置とを対応させること
ができる。例えば、同図Cに示す第2の上死点信
号G2にノイズイが重畳されている場合に於いて
も、ノイズ発生時に於けるカウンタのカウント値
は「7」であり、ノイズイによつてカウンタのカ
ウント値が「1」にプリセツトされることがない
のでカウンタのカウント値と内燃機関の回転角位
置とは対応したものとなる。
しかし、上述した従来例にも次のような問題点
がある。即ち、回転角位置信号C1〜C12にノ
イズが重畳された場合、半永久的にカウンタのカ
ウント値と内燃機関の回転角位置とが対応しない
ものとなるため、前記カウンタのカウント値に基
づいて点火制御、燃料噴射制御を行なつたのでは
内燃機関の運転を円滑に行なうことができない問
題がある。例えば、第5図Aに示すように回転角
位置信号C1〜C12にノイズロが重畳された場
合は、ノイズロの発生タイミングにおいてカウン
タのカウント値は同図Iに示すように「6」から
「7」にカウントアツプされ、回転角位置信号C
12が加えられた時に「1」となるものであるか
ら、カウンタのカウント値と内燃機関の回転角位
置とは半永久に30°CAずれたものとなる問題があ
る。即ち、上死点信号G1,G2の発生時に於い
てはカウンタのカウント値は「1」であり、上死
点信号G1,G2は無視されるものであるから、
カウンタのカウント値と内燃機関の回転角位置と
は半永久的に30°CAずれたものとなる問題があつ
た。
また、更に上述した2つの従来例には次のよう
な問題点もあつた。即ち、接触不良等により第1
及び第2の上死点信号G1,G2を検出できなく
なつた場合に回転角位置信号にノイズが重畳され
ると、カウンタのカウント値と内燃機関の回転角
位置とは再び上死点信号G1,G2が検出できる
ようになるまで対応しないものとなつてしまうた
め、前記カウンタのカウント値に基づいて点火制
御、燃料噴射制御を行なつたのでは円滑に内燃機
関を運転できない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は前述の如き欠点を改善したものであ
り、その目的は回転角位置信号及び第1、第2の
上死点信号にノイズが重畳された場合、或いは第
1、第2の上死点信号の一方が欠如した場合に於
いても所定のタイミングで燃料噴射制御、点火制
御を行うことができ、且つ第1、第2の上死点信
号が両方とも検出できなくなつた場合には、誤つ
たタイミングで燃料噴射制御、点火制御が行われ
ることによる異常動作を防止することができる内
燃機関の制御装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は前述の如き問題点を解決するため、第
1図に示すように、内燃機関が一定角度回転する
毎に回転角位置信号を出力すると共に、前記内燃
機関の一工程中の所定位置に於いて第1及び第2
の基準位置信号を交互に出力する回転角センサ1
と、前記回転角センサ1から回転角位置信号が発
生したことを検出する回転角位置信号発生検出手
段2と、前記回転角センサ1から第1及び第2の
基準位置信号が発生したことを検出する基準位置
信号発生検出手段3と、前記回転角位置信号の発
生が検出される毎に一定値ずつカウント値を変化
させるとともに、該カウント値が第1の設定値で
あるときに前記回転角位置信号の発生が検出され
た場合は、該カウント値を初期値に戻すカウント
手段4と、前記カウント値と前記基準位置信号発
生検出手段3との検出結果に基づいて内燃機関の
燃料噴射制御及び点火制御の少なくとも一方の制
御を行う制御手段5と、前記カウント手段4によ
り、前記カウント値が第1の設定値となつてから
前記回転角位置信号が検出されて前記カウント値
が初期値に戻されるまでの期間に、前記第1又は
第2の基準位置信号が検出されなかつた場合にフ
ラグをセツトし、前記第1又は第2の基準位置信
号が発生したことが検出された場合に前記フラグ
をリセツトするフラグ操作手段6と、該フラグが
セツトされている状態にあり、且つ、第1又は第
2の基準位置信号が発生したことが検出された場
合には、前記カウント値を初期値に戻すカウント
値初期値化手段7と、該フラグがセツトされてい
る状態にあり、且つ、前記カウント値が第1の設
定値である場合に前記回転角位置信号の発生が検
出され、且つ、第1又は第2の基準位置信号の発
生が検出されなかつた場合には、該第1又は第2
の基準位置信号が検出されるまで、前記カウント
値を前記第1の設定値に保持するカウント値保持
手段8とを設けたものである。
実施例 第2図は本発明の実施例のブロツク線図であ
り、21は内燃機関、22はクランク角センサ、
23はスロツトル弁、24はスロツトル弁23の
下流と上流とをバイパスするバイパス通路、25
はアイドルスピードコントロール弁、26は吸入
空気量を検出する空気量センサ、27は吸入空気
の温度を検出する温度センサ、28はスロツトル
弁23の開度を検出する開度センサ、29は吸気
管内の圧力を検出する圧力センサ、30はインジ
エクタ、31は点火プラグ、32はO2センサ、
33は処理部、34は入力部、35はAD変換
器、36は出力部、37はメモリ、38はマイク
ロプロセツサである。尚、クランク角センサ22
は第3図A〜Cに示す回転角位置信号C1〜C1
2と第1、第2の上死点信号G1,G2を出力す
るものであり、本実施例では回転角位置信号C1
〜C12は内燃機関が30°CA回転する毎に出力さ
れ、第1、第2の上死点信号G1,G2は内燃機
関の上死点に於いて交互に出力されるものであ
る。また、第4図はマイクロプロセツサ38の処
理内容の一部を示すフローチヤートであり、以下
同図を参照して第2図の動作を説明する。
マイクロプロセツサ38はクランク角センサ2
2から回転角位置信号C1〜C12が印加される
毎に第4図のフローチヤートに示す処理を行なう
ものであり、ステツプS1ではマイクロプロセツ
サ38の内部にソフトウエア的に設けられている
カウンタ(内燃機関の運転開始時に於いてカウン
ト値CNTが「0」にプリセツトされるものであ
る)のカウント値CNTが「0」であるか否かを
判断する。そして、カウント値CNTが「0」で
ないと判断した場合、即ち運転中であると判断し
た場合は、マイクロプロセツサ38はフラグF1
が「1」であるか否かを判断する(ステツプ
S2)。尚、フラグF1は後述ように、カウンタの
カウント値CNTが「12」の時に上死点信号G1,
G2が印加されなかつた場合「1」になるもので
あり、また上死点信号G1,G2が印加された場
合「0」になるものである。ここで、カウンタの
カウント値CNTが「12」の時に上死点信号G1,
G2が印加されずフラグF1が「1」となる場合
としては、回転角位置信号C1〜C12にノイズ
が重畳された場合及び接触不良等によりクランク
角センサ22からの上死点信号G1,G2が処理
部33に印加されなくなつた。場合が挙げられ
る。
そして、ステツプS2の判断結果がNOの場合、
即ち前回カウンタのカウント値CNTが「12」に
なつた時に上死点信号G1,G2が印加されてい
る場合は、カウンタのカウント値CNTがCNT≦
11を満足させているか否かを判断し(ステツプ
S3)、その判断結果がYESの場合は、カウンタの
カウント値CNTが「0」であるか否かを判断す
る(ステツプS7)。そして、ステツプS7の判断結
果がYESの場合は、マイクロプロセツサ38は
カウンタのカウント値CNTおよび後述するフラ
グF2の状態(「1」または「0」)噴射タイミン
グになつたか否かを判断し(ステツプS18)、判
断結果がYESの場合は噴射制御を行ない(ステ
ツプS19)、判断結果がNOの場合は点火タイミン
グになつたか否かを判断し(ステツプS20)、そ
の判断結果がYESの場合は点火制御を行ない
(ステツプS21)、判断結果がNOの場合は他の制
御ステツプS22に移る。また、ステツプS7の判断
結果がNOの場合はカウンタのカウント値CNT
を+1し(ステツプS8)、次いでカウンタのカウ
ント値CNTがCNT≦12を満足させているか否か
を判断する(ステツプS9)。ここで、この場合は
ステツプS3の判断結果がYESであるので、ステ
ツプS9の判断結果はYESとなり、マイクロプロ
セツサ38はステツプS18の処理を行なうことに
なる。
また、ステツプS2の判断結果がYESの場合及
びステツプS3の判断結果がNOの場合は、マイク
ロプロセツサ38は上死点信号G1が印加された
か否かを判断し(ステツプS4)、その判断結果が
NOの場合は上死点信号G2が印加されたか否か
を判断する(ステツプS5)。そして、上死点信号
G1が印加されたと判断した場合は、マイクロプ
ロセツサ38はフラグF1を「0」とし(ステツ
プS15)、次いでフラグF2を「1」とし(ステ
ツプS16)、次いでカウンタのカウント値CNTを
「1」とし(ステツプS17)、この後ステツプS18
に移る。尚、フラグF2は上死点信号G1が発生
してから上死点信号G2が発生するまでの期間な
のか、上死点信号G2が発生してから上死点信号
G1が発生するまでの期間なのかを示すものであ
り、フラグF2=「1」は上死点信号G1が発生
してから上死点信号G2が発生するまでの期間に
対応し、フラグF2=「0」は上死点信号G2が
発生してから上死点信号G1が発生するまでの期
間に対応するものである。また、ステツプS5で
上死点信号G2が印加されたと判断した場合は、
マイクロプロセツサ38はフラグF1を「0」と
し(ステツプS6)、次いでフラグF2を「0」と
し(ステツプS14)、次いでカウンタのカウント
値CNTを「1」とし(ステツプS17)、この後ス
テツプS18の処理を行なうものである。
また、ステツプS4、S5の判断結果が共にNOの
場合、即ち上死点信号G1,G2が印加されなか
つた場合は、マイクロプロセツサ38はカウンタ
のカウント値CNTが「0」であるか否かを判断
し(ステツプS7)、その判断結果がYESの場合は
ステツプS18に移り、判断結果がNOの場合はカ
ウンタのカウント値CNTを+1し(ステツプ
S8)、次いでカウント値CNT≦12を満足させてい
るか否かを判断する(ステツプS9)。そして、ス
テツプS9の判断結果がYESの場合は、マイクロ
プロセツサ38はステツプS18に移り、判断結果
がNOの場合はフラグF1が「0」であるか否か
を判断する(ステツプS10)。
そして、ステツプS10の判断結果がNOの場合
はマイクロプロセツサ38はカウント値CNTを
「12」とし(ステツプS12)、この後ステツプS18
の処理に移り、判断結果がYESの場合はフラグ
F1を「1」とし(ステツプS11)、次いでフラ
グF2が「0」であるか否かを判断し(ステツプ
S13)、判断結果がNOの場合はフラグF2を
「0」(ステツプS14)にした後、ステツプS17の
処理に移り、判断結果がYESの場合はフラグF
2を「1」(ステツプS16)にした後、ステツプ
S17の処理を行なう。
このように、本実施例はカウンタのカウント値
CNTが「12」の時に上死点信号G1,G2が印
加されたことを検出できなかつた場合は、フラグ
F1を「1」とするものであり、また、フラグF
1が「1」の場合は回転角位置信号C1〜C12
が印加される毎に上死点信号G1,G2が印加さ
れたか否かを判断し(ステツプS4,S5)、上死点
信号G1,G2が印加されたと判断した場合はカ
ウンタのカウント値CNTを「1」にする(ステ
ツプS17)ものであるから、例えば第3図Aに示
すように回転角位置信号にノイズハ,ニが重畳さ
れた場合は、フラグF1は同図Dに示すように回
転角位置信号C11加えられた時点で「1」とな
り、上死点信号G2によつて同図Eに示すように
カウンタのカウント値CNTが「1」にされるも
のであるから、第5図Iに示した従来例のように
カウンタのカウント値CNTと内燃機関の回転角
位置が半永久的にずれるということはなくなる。
また、同図Bに点線で示すように上死点信号G1
にノイズホが重畳されている場合に於いても、ノ
イズ発生時には同図Dに示すようにフラグF1が
「0」となつているものであるから、ノイズホに
よつてカウンタのカウント値CNTが「1」とな
ることはなく、従つて第5図Hに示した従来例の
ように上死点信号G1,G2に重畳されたノイズ
によりカウンタのカウント値CNTと実際の内燃
機関の回転角位置がずれるということはなくな
る。また、本実施例はフラグF1が「1」の場合
にカウンタのカウント値CNTが「12」より大き
くなつた時はカウンタのカウント値CNTを「12」
に保持する(ステツプS9、10、12)ものである
から、例えば同図B,Cに符号ヘ,トを付した上
死点信号G1,G2が接触不良等により欠落した
場合は、フラグF1は同図Fに示すように変化す
ることとなり、またカウンタのカウント値CNT
は同図Gに示すように再び上死点信号G1,G2
が印加されるまで「12」に保持されることにな
る。即ち、第1、第2の上死点信号G1,G2が
両方とも接触不良等により印加されなくなつた場
合は、カウンタのカウント値CNTは「12」に保
持され、カウンタのカウント値CNTが燃料噴射
タイミング、点火タイミングに対応する値になら
ないので、燃料噴射及び点火は禁止されることに
なる。
発明の効果 以上説明したように、本発明は第1或いは第2
の基準位置信号(実施例に於いては上死点信号G
1,G2)が発生する以前にカウンタのカウント
値が第1の設定値(実施例に於いては「12」)か
ら初期値(実施例に於いては「1」)に変化した
場合は、第1或いは第2の基準位置信号の発生時
にカウンタのカウント値を初期値にするものであ
るから、回転角信号にノイズが重畳された場合に
於いてもカウンタのカウント値と実際の回転角位
置とにずれが生じる期間を内燃機関が一回転する
期間とすることができ、また第1或いは第2の基
準位置信号が発生する以前にカウンタのカウント
値が第1の設定値から初期値に変化しなかつた場
合は、カウンタのカウント値が第1の設定値であ
り、且つ第1或いは第2の基準位置信号が印加さ
れたことを条件としてカウンタのカウント値を初
期値するものであるから、第1或いは第2の基準
位置信号に重畳されているノイズによりカウント
値と実際の内燃機関の回転角位置とがずれること
がなくなり、従つて前記カウント値に基づいて噴
射制御、点火制御を行なえば、内燃機関を円滑に
運転することが可能となる利点がある。また、検
出手段で第1及び第2の基準位置信号の両方が印
加されなくなつたことを検出した場合は、カウン
タのカウント値を第2の設定値(実施例に於いて
は「12」)に保持するものであるから、噴射制御
及び点火制御は行なわれないことになり、従つて
接触不良等により、第1及び第2の基準位置信号
が両方とも印加されなくなつた場合においては、
誤つたタイミングで制御が行われることによる異
常動作を防止でき、内燃機関が不調になることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の実
施例のブロツク線図、第3図は第2図の動作説明
図、第4図はマイクロプロセツサ38の処理内容
の一部を示すフローチヤート、第5図は従来例の
動作説明図である。 1は回転角センサ、2は回転角位置信号発生手
段、3は基準位置信号発生検出手段、4はカウン
ト手段、5は制御手段、6はフラグ操作手段、7
はカウント値初期値化手段、8は禁止手段、21
は内燃機関、22はクランク角センサ、23はス
ロツトル弁、24はバイパス通路、25はアイド
ルスピードコントロール弁、26は吸入空気量を
検出する空気量センサ、27は温度センサ、28
は開度センサ、29は圧力センサ、30はインジ
エクタ、31は点火プラグ、32はO2センサ、
33は処理部、34は入力部、35はAD変換
器、36は出力部、37はメモリ、38はマイク
ロプロセツサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関が一定角度回転する毎に回転角位置
    信号を出力すると共に、前記内燃機関の一工程中
    の所定位置に於いて第1及び第2の基準位置信号
    を交互に出力する回転角センサと、 前記回転角センサから回転角位置信号が発生し
    たことを検出する回転角位置信号発生検出手段
    と、 前記回転角センサから第1及び第2の基準位置
    信号が発生したことを検出する基準位置信号発生
    検出手段と、 前記回転角位置信号の発生が検出される毎に一
    定値ずつカウント値を変化させるとともに、該カ
    ウント値が第1の設定値であるときに前記回転角
    位置信号の発生が検出された場合は、該カウント
    値を初期値に戻すカウント手段と、 前記カウント値と前記基準位置信号発生検出手
    段との検出結果に基づいて内燃機関の燃料噴射制
    御及び点火制御の少なくとも一方の制御を行う制
    御手段と、 前記カウント手段により、前記カウント値が第
    1の設定値となつてから前記回転角位置信号が検
    出されて前記カウント値が初期値に戻されるまで
    の期間に、前記第1又は第2の基準位置信号が検
    出されなかつた場合にフラグをセツトし、前記第
    1又は第2の基準位置信号が発生したことが検出
    された場合に前記フラグをリセツトするフラグ操
    作手段と、 該フラグがセツトされている状態にあり、且
    つ、第1又は第2の基準位置信号が発生したこと
    が検出された場合には、前記カウント値を初期値
    に戻すカウント値初期値化手段と、 該フラグがセツトされている状態にあり、且
    つ、前記カウント値が第1の設定値である場合に
    前記回転角位置信号の発生が検出され、且つ、第
    1又は第2の基準位置信号の発生が検出されなか
    つた場合には、該第1又は第2の基準位置信号が
    検出されるまで、前記カウント値を前記第1の設
    定値に保持するカウント値保持手段とを備えたこ
    とを特徴とする内燃機関の制御装置。
JP27992284A 1984-09-20 1984-12-29 内燃機関の制御装置 Granted JPS61160545A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27992284A JPS61160545A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 内燃機関の制御装置
US06/776,864 US4607523A (en) 1984-09-20 1985-09-17 Crank angle detecting apparatus for an internal combustion engine
EP85306642A EP0175576B1 (en) 1984-09-20 1985-09-18 Crank angle detecting apparatus for an internal combustion engine
DE8585306642T DE3575180D1 (de) 1984-09-20 1985-09-18 Messeinrichtung fuer die winkellage der kurbelwelle einer brennkraftmaschine.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27992284A JPS61160545A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 内燃機関の制御装置

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