JPH053522U - 避雷家屋 - Google Patents

避雷家屋

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Publication number
JPH053522U
JPH053522U JP7826991U JP7826991U JPH053522U JP H053522 U JPH053522 U JP H053522U JP 7826991 U JP7826991 U JP 7826991U JP 7826991 U JP7826991 U JP 7826991U JP H053522 U JPH053522 U JP H053522U
Authority
JP
Japan
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copper foil
house
lightning
lightning protection
lead plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7826991U
Other languages
English (en)
Inventor
行雄 小松原
Original Assignee
株式会社ベルツ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 落雷を誘導せず、不燃、耐蝕、多様な避雷家
屋を作る。 [構成] 不燃屋根材1の下に薄い銅箔を全体に設け、
左右対称に2または4電極でアース13する。四方の壁
中にあるアンカーボルト12は上方でリードプレート1
0にまとめられ、当該銅箔と各電極で結線し、家屋全体
が電気的に一つのカプセルにしたことを特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、普遍的な避雷家屋の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
屋根に避雷針等の金属性突起物を設けるか、あるいは金属板等をそのまま屋根 面に露出したものが知られている。また最近は避雷小屋として組立式モノコック 屋根(実開昭60−164501)を用い、ゴルフ場内の避難場所に利用されて いる。
【0003】 しかし、前述の金属性突起または金属が表面に露出している屋根では落雷を誘 導したり、金属が腐蝕する等の欠点があった。最近のFRPを素材にした組立式 モノコック屋根はそれらの欠点を除いているものの可燃性であり、分割された一 定規格の屋根の量産化を強いられ、決められた小型屋根に限定されるという欠点 があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、落雷を誘導せず、腐蝕にも耐え、不燃で量産を必 要としない普遍的な屋根を有する避雷小屋を含めた一般避雷家屋にする事である 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は不燃屋根材の下に薄い銅箔を全体に設け、左右対称に2または4電極 でアースする。四方の丸太壁中にあるアンカーボルトは上方でリードプレートに まとめられ、当該銅箔と各電極で結線し、家屋全体が電気的に一つのカプセルに したことを特徴とする普遍的な避雷家屋の構造にすることにある。
【0006】
【作用】 本考案で使用する屋根材は無機系材料から成り、不燃性で、その下に防水層を 設け、これがすぐ下にある合板及び銅箔の腐蝕を防止し、また突起物をなくして 、雷の誘導を防いでいる。屋根の下では側雷を防ぐために金属性リードプレート から一定間隔で下方へアンカーボルトが壁面を伝って地中にアースする。一方、 銅箔とリードプレートは左右対称の2または4電極にして結線し地中にアースす る。
【0007】
【実施例】
図1、図2を参考にして、野地板(7)上に断熱性発泡ポリウレタン層(6) を設け、その上にリードプレート(10)と結線部(14)で結線してアース (13)をした0.3mm厚銅箔(4)を一面にはった後、合板(3)をのせ、 防水シート(2)で覆ってカラーベストコロニアル(1)(久保田鉄工株式会社 製)を外面に施工した。のきには広小舞(5)、はなかくし(8)、また、屋根 を支持するたる木(9)を用いる。野地板(7)の下に5cm巾帯鉄を素材とし たリードプレート(10)から丸太(11)の横側に通したアンカーボルト(1 2)を接続しアース(13)した。また当該結線部(14)と対称的な場所で同 様な結線部を作りアースした。
【0008】
【考案の効果】
実施例から知られるように、本考案によれば、雷の誘導を避け、不燃性、耐蝕 性、しかも伝導度が良い銅箔を用いて雷を地中にアースしている。その場合、当 該銅箔と金属性リードプレートを左右対称に結線して2または4電極としてアー スする。また当該リードプレートが壁面のアンカーボルトと接続して地中ヘアー スし、側面へ来る雷を防いでいる。結果として家屋全体が電気的に一つのカプセ ルになる。このような技術的効果と共に量産化されている素材を組合せて現地で 色々な設計に合致したものを作れる経済的効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の1例を示す家屋の部分断面図であ
る。
【図2】図1の円内部分を拡大した断面図である。
【符号の説明】 1 不燃屋根材 2 防水シート 3 合板 4 銅箔 5 広小舞 6 断熱材 7 野地板 8 はなかくし 9 たる木 10 リードプレート 11 丸太 12 アンカーボルト 13 アース 14 結線部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不燃屋根材の下に薄い銅箔を全体に設
    け、左右対称に2または4電極でアースする。四方の壁
    中にあるアンカーボルトは上方でリードプレートにまと
    められ、当該銅箔と各電極で結線し、家屋全体が電気的
    に一つのカプセルにしたことを特徴とする避雷家屋の構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1の構造中壁面に丸太を用い、ア
    ンカーボルトを丸太の組立補強にも兼ねて用いることを
    特徴とする請求項1の避雷家屋の構造。
JP7826991U 1991-06-25 1991-06-25 避雷家屋 Pending JPH053522U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101947678A (zh) * 2010-09-01 2011-01-19 广州市弘宇科技有限公司 一种设定电烙铁温度的方法

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