JPH0535128U - ストレツチヤ - Google Patents

ストレツチヤ

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Publication number
JPH0535128U
JPH0535128U JP9191191U JP9191191U JPH0535128U JP H0535128 U JPH0535128 U JP H0535128U JP 9191191 U JP9191191 U JP 9191191U JP 9191191 U JP9191191 U JP 9191191U JP H0535128 U JPH0535128 U JP H0535128U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
backrest
rod
head
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9191191U
Other languages
English (en)
Inventor
修 山崎
繁雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Technocraft Co Ltd
Original Assignee
Toyota Technocraft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Technocraft Co Ltd filed Critical Toyota Technocraft Co Ltd
Priority to JP9191191U priority Critical patent/JPH0535128U/ja
Publication of JPH0535128U publication Critical patent/JPH0535128U/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傷病者の頭部を背中部に対して傾けることが
できるベッドを備えるストレッチャを提供すること。 【構成】 傷病者を載せるベッド(12)は、傷病者の
背中部を載せるバックレスト(16)と、バックレスト
(16)に水平軸線の回りを揺動可能に取り付けられ
た、傷病者の頭部を載せるヘッドレスト(18)と、ヘ
ッドレスト(18)をバックレスト(16)に固定する
機構(20)とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ストレッチャに関し、特に、傷病者をベッドに寝かせたまま救急車 に載せて運ぶのに適するストレッチャに関する。
【0002】
【従来の技術】
傷病者をベッドに寝かせたまま救急車に載せて運ぶことができるストレッチャ では、ベッドの、傷病者の背中部を載せるバックレストが、水平から斜め上向き に傾くことができる。しかし、頭部は背中部と同じバックレストに載っているた め、頭部を背中部に対して傾けることはできない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
傷病者によっては、たとえば、頭部を下向きにし、気管を拡張することが必要 な場合もあるが、従来のストレッチャのベッドでは、頭部を水平にするか、ある いは頚部の下に枕を置き、頭部をわずかに下向きにすることができるだけであっ た。
【0004】 本考案の目的は、頭部を背中部に対して傾けることができるベッドを備えるス トレッチャを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用および効果】
本考案は、傷病者を載せるベッドを有するストレッチャに係る。前記ベッドは 、傷病者の背中部を載せるバックレストと、このバックレストに水平軸線の回り を揺動可能に取り付けられた、傷病者の頭部を載せるヘッドレストと、このヘッ ドレストを前記バックレストに固定する機構とを備える。
【0006】 ヘッドレストに載っている傷病者の頭部を下向きにするには、まずバックレス トを上向きにし、この状態で固定機構を操作してヘッドレストを下向きにする。 逆に、頭部を上向きにするには、バックレストに関係なく、ヘッドレストを上向 きにする。
【0007】 傷病者の頭部を背中部に対して傾けることができるため、傷病者に適した姿勢 をとらせることができる。
【0008】 枕を頚部の下に当てがうことにより、頭部を下向きにし、また頭部の下に当て がうことにより、頭部を上向きにすることができるが、これではその都度、枕を 入れたり、抜き出したりしなければならない。しかも、頭部の角度が限られる上 、枕を頚部の下に当てがって頭部を下向きにする場合、傷病者に不自然な姿勢を 強いることとなるが、本考案によれば、そのような不具合はない。
【0009】 前記固定機構は、箱状を呈する前記ヘッドレストに垂直軸線の回りを揺動可能 に支持されたベルクランクと、このベルクランクから前記ヘッドレストの側面に 向けて伸びる第1のロッドであって前記側面に対して出入し、前記バックレスト に離脱可能に係止される第1のロッドと、前記ベルクランクから前記ヘッドレス トの端面に向けて伸び、端面から突出する第2のロッドと、前記第1のロッドを 前記バックレストに係止させる位置に向けて偏倚するばねとを備えることが好ま しい。
【0010】 この固定機構によれば、ヘッドレストの端面から突出している第2のロッドを 、傷病者に何等支障を及ぼすことなく、操作でき、頭部を傾けることができる。
【0011】
【実施例】
ストレッチャ10は、傷病者を載せるベッド12を備え、図2の実施例では、 さらにベッド12上に置かれるマット14を備える。ストレッチャ10は、ベッ ド12に脚13を取り付けた移動式のものである。
【0012】 ベッド12は、図1に詳細に示すように、傷病者の背中部を載せるバックレス ト16と、バックレスト16に水平軸線の回りを揺動可能に取り付けられた、傷 病者の頭部を載せるヘッドレスト18と、ヘッドレスト18をバックレスト16 に固定する機構20とを備える。
【0013】 ベッド12のバックレスト16は、従来のものと同様に、傷病者の腰部に対応 する部分で折り曲げ、固定可能であり、バックレスト16は水平から上向きに傾 くことができる。この機構そのものは公知であるので、詳細な説明は省略する。 バックレスト16の、後述するヘッドレスト18を取り付ける部分には、切欠き 22を設けてあり、切欠き22の左右にブラケット24が溶接されている。
【0014】 ヘッドレスト18は、図4に示すように箱状を呈している。図1に示すように 、バックレスト16の切欠き22内に開口を下にしてヘッドレスト18を配置し 、ピン26によってブラケット24に揺動可能に取り付ける。
【0015】 固定機構20は、図3および図4に示す実施例では、ヘッドレスト18に垂直 軸線の回りを揺動可能に支持されたベルクランク30と、ベルクランク30から ヘッドレスト18の側面28に向けて伸びる第1のロッド32と、ベルクランク 30からヘッドレスト18の端面29に向けて伸びる第2のロッド34と、ばね 36とを備える。
【0016】 平面形状がコ字状を呈し、中間部分を下方へ突出した支持台38をヘッドレス ト18に取り付け、ベルクランク30を支持台38の中間部分にピンによって揺 動可能に取り付ける。第1のロッド32は、その一方の端部でベルクランク30 に揺動可能に連結され、その他方の端部33がヘッドレスト18の側面28に対 して出入する。ロッド32の端部33は、図1に示すように、ヘッドレストの側 面28に対面して位置するブラケット24に設けた貫通孔40に離脱可能に挿入 され、孔面で係止される。
【0017】 図1に示した実施例では、ピン26がブラケット24の上方隅部に位置し、ピ ン26を中心とする円弧上に5個の孔40を開けてある。孔40の位置は、図1 の水平状態から、たとえば、±20°づつ、ヘッドレスト18の角度が変わるよう に定める。他方、図4に示すように、ロッド32の端部33はクランク状に折り 曲げてあり、その真直ぐな部分が、ヘッドレスト18に取り付けたガイド42に 案内されている。ガイド42は、ロッド32の端部33の抜けを防止する。
【0018】 第2のロッド34は、その一方の端部でベルクランク30に揺動可能に連結さ れ、その他方の端部35がヘッドレスト18の端面29から突出している。図4 に示した実施例では、端部35にノブ44を取り付け、さらに、ストッパ用のグ ロメット46、48を取り付け、これらグロメット46、48を端面29をはさ んで位置させてある。グロメット46が端面29に突き当ると、ロッド34の引 込みが阻止され、グロメット48が端面29に突き当ると、ロッド34の引出し が阻止される。
【0019】 ばね36は、ベルクランク30と支持台38とに端部を掛けた引っ張りばねで あり、第1のロッド32の端部33を、バックレスト16のブラケット24の孔 40に係止させる位置に向けて偏倚している。ベルクランク30が、支持台38 に設けたストッパ50に突き当り、ロッドの端部33の突出が規制される。この 状態で、グロメット46が端面29に突き当る。
【0020】 マット14は、傷病者の頭部を載せる部分52がベッドのヘッドレスト18と 共に傾くように、2つの切込み53によって、頭部を載せる部分52を分離した ものである。
【0021】 ヘッドレスト18を、図5に示すように、頭部が下向きとなるように傾けるに は、まずバックレスト16を上向きに傾ける。その後、ヘッドレスト18を左手 で支え、右手で固定機構20のノブ44を引っ張り、ロッド32の端部33を引 込める。ヘッドレスト18を所定の位置にもたらし、ノブ44を離せば、ロッド 32の端部33がブラケット24の孔40に挿入され、ヘッドレスト18は固定 される。
【0022】 逆に、頭部が上向きとなるように傾けるには、バックレスト16に関係なく、 ヘッドレスト18だけを傾けることができ、あるいは、まずバックレスト16を 傾け、その後、ヘッドレスト18を傾けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストレッチャに備えるベッドの要
部の斜視図である。
【図2】本考案に係るストレッチャの斜視図である。
【図3】ヘッドレストの一部を切り欠いた平面図であ
る。
【図4】ヘッドレストの一部を断面で示す正面図であ
る。
【図5】使用状態を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
10 ストレッチャ 12 ベッド 14 マット 16 バックレスト 18 ヘッドレスト 20 固定機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傷病者を載せるベッドを備えるストレッ
    チャであって、前記ベッドは、傷病者の背中部を載せる
    バックレストと、該バックレストに水平軸線の回りを揺
    動可能に取り付けられた、傷病者の頭部を載せるヘッド
    レストと、該ヘッドレストを前記バックレストに固定す
    る機構とを備える、ストレッチャ。
  2. 【請求項2】 前記機構は、箱状を呈する前記ヘッドレ
    ストに垂直軸線の回りを揺動可能に支持されたベルクラ
    ンクと、該ベルクランクから前記ヘッドレストの側面に
    向けて伸びる第1のロッドであって前記側面に対して出
    入し、前記バックレストに離脱可能に係止される第1の
    ロッドと、前記ベルクランクから前記ヘッドレストの端
    面に向けて伸び、該端面から突出する第2のロッドと、
    前記第1のロッドを前記バックレストに係止させる位置
    に向けて偏倚するばねとを備える、請求項1に記載のス
    トレッチャ。
JP9191191U 1991-10-15 1991-10-15 ストレツチヤ Pending JPH0535128U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9191191U JPH0535128U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ストレツチヤ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9191191U JPH0535128U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ストレツチヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0535128U true JPH0535128U (ja) 1993-05-14

Family

ID=14039766

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JP9191191U Pending JPH0535128U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ストレツチヤ

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JP (1) JPH0535128U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2689761A1 (en) 2012-07-26 2014-01-29 Fundación para la Investigación del hospital Universitario y Politécnico de la Fe Stretcher with a movable headrest, its use and a movable headrest assembly for stretchers or beds

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981027