JPH0534949Y2 - - Google Patents

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JPH0534949Y2
JPH0534949Y2 JP1031589U JP1031589U JPH0534949Y2 JP H0534949 Y2 JPH0534949 Y2 JP H0534949Y2 JP 1031589 U JP1031589 U JP 1031589U JP 1031589 U JP1031589 U JP 1031589U JP H0534949 Y2 JPH0534949 Y2 JP H0534949Y2
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recording
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heat
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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、フアクシミリ、コンピユーター等の
出力情報が第三者に知られることのない隠蔽部を
有する記録体に関するものである。
「従来の技術」 入力信号と同時に記録像の得られる熱記録方式
は、装置が比較的簡単で安価なうえに低騒音であ
るため、フアクシミリ、計算機用端末プリンタ
ー、測定機器用プリンター等多方面に利用されて
いる。
これらの熱記録方式に使用される記録媒体とし
ては、加熱により物理的、化学的変化を起して発
色する感熱記録層を設けた所謂発色タイプ感熱記
録体が最も一般的に使用されている。しかし、発
色タイプ感熱記録体は、フアクシミリなどに使用
した場合、出力情報の内容が重要であることが多
いにも係わらず、誰にでも見ることのできる状態
で記録されるため、重要、秘密、プライベートな
情報、通信教育の添削などの出力には適していな
い。
情報を隠蔽する目的のため、感熱記録層の秘密
情報の部分を不透明なカバーで覆う提案がされて
いる(特開昭61−248784号等)が、カバーの表面
が波打つなど記録装置適性が悪く、更に記録感度
が低下するという問題を有している。
表面の一部分に感熱記録材料が塗布された感熱
記録式フアクシミリ受信用紙の裏面に熱転写材料
を塗布し、これを受容紙に積層する提案もある
(実開昭63−41582号)が、ベース紙の不透明性を
利用しているため、厚いベース紙を使用したり、
不透明処理を施したりするため、記録に高いエネ
ルギーが必要となる。ところが高エネルギー記録
では、ベース紙の印字部分のみが変形を生じ、こ
の変形により隠蔽すべき情報がベース紙の変形よ
り認識されるという不都合が生じ易い。
「考案の解決しようとする課題」 本考案は、上記の如き問題を解消し、プリンタ
ーやフアクシミリによる出力情報を第三者に知ら
れることのない記録体を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、記録体1の構成が、透明又は半透明
基材2の裏面に、有色の熱転写記録材料部分3と
無色又は淡色の感熱発色記録材料部分4を区分し
て設け、更に、受容シート5と一体化して積層し
たことを特徴とする記録体である。
「作用」 本考案の記録体1は、上記の構成の如きである
が、使用する透明又は半透明基材2としては、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリエーテルイ
ミド、アラミド、セロフアン、コンデンサーペー
パー、グラシン紙等が使用できるが、耐熱性や物
理的強度に優れ、且つ安価であるポリエステルフ
イルムが特に好ましい。また厚みは薄いほど記録
感度が優れるためよく、厚さ30μm以下、好まし
くは10μm以下のものが使用できる。
また、基材2と熱転写記録材料3の接着性を改
良したり、また粗面をレプリカにより転写し艶消
し印字を与える等の目的でアンカーコート層を必
要に応じて設けても良い。
有色の熱転写記録材料3は、不透明性を有して
いるため、熱記録を行つても記録情報は視認する
ことができず、受容シート5を剥がして初めて内
容を見ることのできるものである。子のような材
料としては黒鉛、カーボンブラツク、有機顔料
類、油溶性染料等の有色着色剤の少なくとも一種
と、カウナウバワツクス、パラフインワツクス、
酸化ワツクス、エステルワツクス、ポリエチレン
ワツクス、高級脂肪酸アミド、ポリ酢酸ビニル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン系
樹脂、アクリル系樹脂、テルペン系樹脂、石油系
樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等
に代表される熱溶融(軟化)性材料の少なくとも
一種との組合せを主成分とする熱溶融性インクを
利用したいわゆる熱溶融転写記録材料、あるい
は、アンスラキノン系、ナフトキノン系、アゾ系
等の熱昇華性染料を必要によりバインダー樹脂で
固着させた熱昇華性インク層を利用した熱昇華転
写記録材料などが挙げられる。
さらに、熱溶融転写記録材料にオイル成分、可
塑剤等を所要量加え圧力転写性を付与した熱/圧
力転写記録材料等種々の公知の熱転写記録材料を
適宜用いることができる。
一方、基材の一部分に設けられる無色又は淡色
の感熱発色記録材料4は、熱記録を行うと基板を
通して視認できるため、宛先や通信教育の問題な
どの記録の役立つ。このような感熱発色材料を構
成する物質としては各種の組合せを適用すること
ができ、具体的には、例えば下記が例示される。
(a) 特公昭41−14510号公報に記載されている、
第二級アルコール性水酸基を有する融点100〜
180℃の化合物、硫黄および金属無機塩類また
は金属の酢酸塩類よりなる組合せ。
ここで第二級アルコール性水酸基を有する化
合物としてはベンゾイン、2−メトキシベンゾ
イン、4−クロルベンゾイン、4−ジメチルア
ミノベンゾイン、2−クロル−4′−ジメチルア
ミノベンゾインの如きベンゾイン化合物、ジフ
エニルカルビノールの如きカルビノール類、レ
ゾルシン、ピロガロール、3−ヒドロキシトル
エン−4−スルフオン酸、4−ニトロレゾルシ
ン、4,6−ジブロムレゾルシンの如きフエノ
ール性化合物、エリトリツト、ソルビツト、ガ
ラクトーゼ、マルトーゼ、マンニツト、サツカ
ローズの如き脂肪酸多価アルコール類などが挙
げられる。また金属無機塩類および金属の酢酸
塩類としては、硫化水素と反応して着色硫化物
を生成する金属の多数のものが挙げられ、例え
ば銅、鉛、錫、モリブデン、コバルト、クロ
ム、ニツケル、マンガン、チタン、アンチモ
ン、ロジウム、オスミウム、水銀、鉄、バリウ
ム、ビスマス、砒素、マグネシウム、インジウ
ム、イリジウムなどがある。
(b) 特公昭41−14511号公報に記載されている、
前記(a)の組成物中の各種無機金属塩をヘキサメ
チレンテトラミン・金属塩付加物に置き換えた
組合せ。
(c) 特公昭42−13237号公報に記載されている、
炭水化物と脱水剤の組合せ。
ここで炭水化物としてはサツカローズ、フル
クトーザ、ガラクトーゼ、澱粉などが挙げら
れ、脱水剤としては硫酸、無水酢酸、無水塩化
亜鉛、パラトルエンスルホン酸などが挙げられ
る。
(d) ステアリン酸第2鉄、ミリスチン酸第2鉄の
如き長鎖脂肪酸鉄塩とタンニン酸、没食子酸、
サリチル酸アンモニウムの如きフエノール類と
の組合せ。
(e) 酢酸、ステアリン酸、パルミチン酸などのニ
ツケル、コバルト、鉛、銅、鉄、水銀、銀塩の
如き有機酸重金属塩と硫化カルシウム、硫化ス
トロンチウム、硫化バリウムの如きアルカリ土
類金属硫化物との組合せ、または前記有機酸重
金属塩とS−ジフエニルカルバジド、ジフエニ
ルカルバゾンの如き有機キレート剤との組合
せ。
(f) 銀、鉛、水銀、トリウムの蓚酸塩の如き重金
属蓚酸塩とNa−テトラチオネート、チオ硫酸
ソーダ、チオ尿素の如き硫黄化合物との組合
せ。
(g) ステアリン酸第2鉄の如き脂肪酸第2鉄塩と
3,4−ジヒドロキシテトラフエニルメタンの
如き芳香族ポリヒドロキシ化合物との組合せ。
(h) 蓚酸銀、蓚酸水銀の如き有機酸貴金属塩とポ
リヒドロキシアルコール、グリセリン、グリコ
ールの如き有機ポリヒドロキシ化合物との組合
せ。
(i) べへン酸銀、ステアリン酸銀の如き有機酸貴
金属塩とプロトカテキン酸、スピロインダン、
ハイドロキノンの如き芳香族有機還元剤との組
合せ。
(j) ペラルゴン酸第2鉄、ラウリル酸第2鉄の如
き脂肪酸第2鉄塩とチオセミカルバジド又はイ
ソチオセミカルバジド誘導体との組合せ。
(k) カプロン酸鉛、ペラルゴン酸鉛、ベヘン酸鉛
の如き有機酸鉛塩とエチレンチオ尿素、N−ド
デシルチオ尿素の如きチオ尿素誘導体との組合
せ。
(l) ステアリン酸第2鉄、ステアリン酸銅の如き
高級脂肪酸重金属塩とジアルキルジチオカルバ
ミン酸亜鉛との組合せ。
(m) レゾルシンとニトロソ化合物との組合せの如
きオキサジン染料を形成するもの、あるいはア
ゾ染料を形成するもの。
(n) ジアゾニウム塩とカプラー化合物との組合せ
の如きアゾ染料を形成するもの。
(o) クリスタルバイオレツトラクトンの如き無色
ないしは淡色の塩基性染料とビスフエノールA
の如き呈色剤との組合せ。
上記の如き各種組合せのうちでも、塩基性染料
と呈色剤の組合せを用いた感熱発色記録材料が一
般的によく使用されている。
この感熱発色記録材料を基材2に設けるバイン
ダーとして耐熱性の良い材料を用いると、熱記録
によつて受容シート5に転移しない記録を行うこ
とができ、例えばポリビニルアルコール、セルロ
ース樹脂、ブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリスチレン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、フエノール樹脂、フツ素樹脂、シリコーン
樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂等の樹脂類、あるいは、これらの樹脂の共
重合体等が挙げられる。
また、バインダーとして例えば前記熱溶融転写
記録材料に用いられる様な熱溶融(軟化)性材料
を用いると受容シート5に移る記録を行うことが
できる。
受容シート5は、使用する熱転写記録材料3に
対応する受容シートを使用することは言うまでも
ないが、例えば熱溶融転写記録材料を用いた場合
には、一般に上質紙、顔料コート紙等の普通紙が
用いられ、熱昇華転写記録材料を用いた場合には
染着性樹脂層を設けた記録紙が用いられる。
基材の熱転写記録材料及び感熱発色記録材料を
有する面と受容シート5は接着剤9で全面で接着
するものであるが、この接着にはポリビニルアル
コール、アラビアゴム、デンプン等の溶解系糊
剤、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、アクリル系樹脂、スチレン−酢酸ビニル共
重合体、天然ゴム系樹脂、シリコーン樹脂等の分
散系エマルジヨン型糊剤などが使用できる。又、
パラフインワツクス、マイクロクリスタリンワツ
クス、カルナウバワツクス、シリコーンワツクス
等のワツクス類により貼り合わせることもでき
る。
この接着は、感熱記録体が受取人の手に届くま
での間、即ち第三者による配達、放置等の間に熱
転写記録材料層と受容シートが剥がれることのな
い程度の接着力が必要であり、また受取人が容易
に剥がすことのできる程度である必要がある。
樹脂系糊剤などを用いる場合で接着力が余りに
強い時は、炭酸カルシウム、タルク、カオリン、
天然又は合成の珪酸類、酸化チタン、水酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛等の無機顔料、尿素−ホルム
アルデヒド樹脂粒子、ポリスチレン系樹脂粒子、
シリコーン系樹脂粒子等の有機顔料等の体質顔料
を添加するなどして接着力を低下させることがで
き、ワツクス類などを用いる場合で接着力が余り
に弱い時は、樹脂系糊剤を添加するなど接着力を
適宜調節しながら接着するとよい。また、受容シ
ート5表面に樹脂や顔料による接着力をコントロ
ールする層を設けることも可能である。
また、受取人が引き剥がしを容易に行えるよう
に、この記録体の端の少なくとも一部に非接着部
分10を設けてもよい。さらに、故意に熱転写記
録材料層と受容シート5を剥がすことを不可能に
するため、ホツトメルト系接着剤のような強固な
接着剤を記録体の周囲、端部などに使用すること
もできる。この場合、強固な接着剤の近傍にミシ
ン目を入れ、切り離し可能にするような加工もで
きる。
本考案において、基材の表面全体に樹脂を主成
分とするオーバーコート層7を設けると、記録体
の走行性など記録機器適性が良くなり、また耐熱
性が改善されるため更に好ましい。
オーバーコート層7は、ニトロセルロース、酢
酸セルロース、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フ
エノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹
脂、フツ素樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリビニルアルコール、ブチラール
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などの樹
脂類により形成され、更にワツクス、タルク等の
滑剤、シリコーンオイル、シリコーン樹脂粒子等
の離型剤、リン酸エステル系界面活性剤、シリコ
ーン系界面活性剤等の帯電防止剤、カーボンブラ
ツク、導電性酸化チタン等の導電剤、炭酸カルシ
ウム、窒化硼素等の体質顔料等の添加物を必要に
応じて加えてもよい。また、イソシアネート類、
金属系架橋剤等のような架橋反応する物質や電子
線または紫外線などで硬化する樹脂等をこの層に
使用することも可能である。
このオーバーコート層7は、乾燥重量で2g/
m3以下、好ましくは0.05〜1g/m3程度となるよう
に設けられる。
また熱/圧力転写記録材料を使用する場合には
基材に筆記性を付与するため、基材表面を粗面化
処理や白化処理を施したり、熱転写記録材料を淡
色にする等の処理も可能である。
「実施例」 以下、本考案である記録体の実施例を、添付図
面によつて説明する。
第1図は、記録体1において、透明又は半透明
基材2の裏面に有色の熱転写記録材料部分3と無
色又は淡色の感熱発色記録材料部分4を区分して
設け、受容シート5と剥離可能に全面接着したも
のである。
第2図は、更に記録機器適性を向上させるため
のオーバーコート層7と受取人が引き剥がしを容
易に行えるように非接着部分9を設けたものであ
る。
本考案の記録体1は、第3図乃至第5図に示す
ように感熱ヘツド11で記録を行つても、熱転写
記録材料部分3の秘密情報12は受容シート5を
剥がさないかぎり内容を見ることができず、透明
又は半透明基材2を通して、感熱発色記録材料部
分4の発色部分6のみを認識することができる。
この感熱発色記録材料部分には宛先や添削問題等
の情報を記録すればよい。
第4図は感熱発色記録材料部分4の発色部分6
が受容シート5に転写する場合であり、第5図は
転写しない場合を示すものである。
第4図の場合、受像シート5に発色部分6と秘
密情報12が記録されるので、容易に内容をみる
ことができ、ゼロツクスなどの複写が行うことが
できる。
一方、第5図の場合、受取人が受容シート5を
引き離すと熱転写記録材料部分3の秘密情報12
のみが受容シート5に記録されるため、離した両
者を照らし合わさないと、第三者が情報を知るこ
とができなくなり、秘密保持の機能を高めること
ができる。
また、熱転写記録材料部分3に熱/圧力転写記
録材料を使用して多くの機能を持たせることがで
きる。例えば第6図及び第7図に示す如く、通信
教育に使用することができる。この場合は、問題
を感熱発色記録材料部分4に記録し、その正解を
熱転写記録材料部分3に記録しておく。受取人は
問題は判るが受容シート5を引き剥がさないかぎ
りその正解は判らない。受取人が基材の上から解
答を記入すると、この解答は筆圧により受容シー
トに転写記録される。解答終了後受取人は受容シ
ートを引き剥がし正解と比較することにより自己
添削を行うことができる。この時例えば、基材2
表面の熱転写記録材料部分3の一部分若しくは全
面に、筆記具による記入可能なように白化処理面
8よりなる解答欄14を設けておくと、受取人が
回答を書き込む時の筆記適性を改良することもで
きる。
本考案において感熱発色記録材料部分の大き
さ、位置、数等は特に限定されるものではない。
コンピユーター出力の記録の場合は、この感熱発
色記録材料部分に宛先などが記録されるようにプ
ログラムすれば良く、フアクシミリの場合は、受
信者側の記録体に合わせた表示部、隠蔽部の認識
できる送信用紙等を使用すればよい。また解答欄
等、筆記具による記入可能なような処理面も適宜
設けることができる。
尚、本考案である記録体は、巻取状、シート
状、プリンターフオーム状など、記録機器や用途
にあわせた形状に加工して使用できる。
「効果」 本考案の記録体は、前記した如く秘密保持可能
であり、しかも様々な用途に使用可能なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例である記録体の層構成を
示す断面図、第2図はオーバーコート層7、非接
着剤部分9を設けた場合の層構成を示す断面図で
ある。第3図は記録体に記録した状態を示す断面
図であり、第4図及び第5図は情報を得るため受
容シート5を剥がした状態を示す断面図である。
第4図は、感熱発色記録材料部分4の発色部分6
が受容シート5に転写する場合であり、第5図は
転写しない場合を示すものである。第6図及び第
7図は、本考案の記録体を通信教育用として用い
た場合の一例で、表面図及び断面図である。 1……記録体、2……基材、3……熱転写記録
材料、4……感熱発色記録材料、5……受容シー
ト、6……発色部分(表示情報)、7……オーバ
ーコート層、8……筆記具による記入可能な処理
面、9……非接着剤部、10……接着剤部、11
……感熱ヘツド、12……秘密情報、13……解
答欄、14……問題出力部分、15……正解記録
部分、16……筆圧による記録、17……筆記
具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 記録体1の構成が、透明又は半透明基材2の
    裏面に、有色の熱転写記録材料部分3と無色又
    は淡色の感熱発色記録材料部分4を区分して設
    け、更に、受容シート5と貼り合わせて一体化
    したことを特徴とする記録体。 (2) 熱転写記録材料3が、圧力により受容シート
    5に転写可能な材料である請求項(1)記載の記録
    体。 (3) 感熱発色記録材料4が、熱により受容シート
    5に転写しない材料である請求項(1)又は(2)記載
    の記録体。 (4) 感熱発色記録材料4が、熱により発色部分6
    が受容シート5に転移する材料である請求項(1)
    又は(2)記載の記録体。 (5) 基材2表面の全面にわたりオーバーコート層
    7を設けた(1)〜(4)記載の記録体。 (6) 基材2表面の一部分若しくは全面に、筆記具
    による記入可能な処理面8を設けた請求項(1)〜
    (5)記載の記録体。
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