JPH0534905A - マイクロカプセル及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
マイクロカプセル及びそれを用いた画像形成装置Info
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- JPH0534905A JPH0534905A JP18786391A JP18786391A JPH0534905A JP H0534905 A JPH0534905 A JP H0534905A JP 18786391 A JP18786391 A JP 18786391A JP 18786391 A JP18786391 A JP 18786391A JP H0534905 A JPH0534905 A JP H0534905A
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- Japan
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- microcapsule
- microcapsules
- color
- image forming
- roller
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
Landscapes
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドリングが容易なマイクロカプセルを提
供することを目的としている。 【構成】 マイクロカプセル1は、外郭部2と、前記外
郭部2中に存在する磁性体である金属粉4と、その内部
の液状成分3とから成る。前記液状成分3としては、少
なくとも、所定の波長に感応して硬化する光硬化性物質
と、顕色剤と反応して発色する染料前駆体とが含まれて
いる。前記金属粉4は、磁性を有するものならば何でも
使用可能で、その直径は外郭部2の厚さの2分の1以下
が望ましい。
供することを目的としている。 【構成】 マイクロカプセル1は、外郭部2と、前記外
郭部2中に存在する磁性体である金属粉4と、その内部
の液状成分3とから成る。前記液状成分3としては、少
なくとも、所定の波長に感応して硬化する光硬化性物質
と、顕色剤と反応して発色する染料前駆体とが含まれて
いる。前記金属粉4は、磁性を有するものならば何でも
使用可能で、その直径は外郭部2の厚さの2分の1以下
が望ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロカプセル及び
前記マイクロカプセルを使用した画像形成装置に関する
ものである。
前記マイクロカプセルを使用した画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、染料前駆体と光硬化性物質等を封
入したマイクロカプセルが塗布された感光シートを、露
光手段を用いて画像情報に基づいて露光し、マイクロカ
プセルを画像情報に基づいて硬化させ、その後前記マイ
クロカプセルに封入された染料前駆体と反応し変色する
顕色剤が塗布された普通紙等の支持体と密着させた状態
で圧力現像し、硬化しなかったマイクロカプセルを圧壊
ローラにて破壊し、マイクロカプセルより流出する染料
前駆体と顕色剤とを反応させて画像を形成する画像形成
装置が実用化されている。このような画像形成装置に使
用されている感光シートは、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリイミド等のフィルム上に、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレン等のバイ
ンダーを用いてマイクロカプセルを塗設したものであ
る。
入したマイクロカプセルが塗布された感光シートを、露
光手段を用いて画像情報に基づいて露光し、マイクロカ
プセルを画像情報に基づいて硬化させ、その後前記マイ
クロカプセルに封入された染料前駆体と反応し変色する
顕色剤が塗布された普通紙等の支持体と密着させた状態
で圧力現像し、硬化しなかったマイクロカプセルを圧壊
ローラにて破壊し、マイクロカプセルより流出する染料
前駆体と顕色剤とを反応させて画像を形成する画像形成
装置が実用化されている。このような画像形成装置に使
用されている感光シートは、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリイミド等のフィルム上に、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレン等のバイ
ンダーを用いてマイクロカプセルを塗設したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、初めからマイクロカプセルが
塗設された感光シートを用いており、前記感光シートは
使い捨てであり、しかも感光シートに使用されているポ
リエチレンテレフタレートやポリイミドは高価なので不
経済であった。そのためマイクロカプセル塗布装置が望
まれていが、マイクロカプセルのハンドリングが困難な
ため、実用化には至っていない。
画像形成装置においては、初めからマイクロカプセルが
塗設された感光シートを用いており、前記感光シートは
使い捨てであり、しかも感光シートに使用されているポ
リエチレンテレフタレートやポリイミドは高価なので不
経済であった。そのためマイクロカプセル塗布装置が望
まれていが、マイクロカプセルのハンドリングが困難な
ため、実用化には至っていない。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、第1にはハンドリングを容易に
するマイクロカプセルを提供することを目的とし、第2
には前記マイクロカプセルを容易に塗布または転写可能
な画像形成装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、第1にはハンドリングを容易に
するマイクロカプセルを提供することを目的とし、第2
には前記マイクロカプセルを容易に塗布または転写可能
な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るために本発明のマイクロカプセルは、マイクロカプセ
ルの壁材中に、磁性の微粉体を有し、第2の目的を達成
するために、画像装置内に前記マイクロカプセルを制御
するための磁界発生手段を有する。
るために本発明のマイクロカプセルは、マイクロカプセ
ルの壁材中に、磁性の微粉体を有し、第2の目的を達成
するために、画像装置内に前記マイクロカプセルを制御
するための磁界発生手段を有する。
【0006】
【作用】第1発明のマイクロカプセルにおいては、磁気
によって簡単に脱着が可能となるので、マイクロカプセ
ルを10μm程度の微粉体にしても磁界をかけておけば
飛散する心配がない。従ってハンドリングが非常に容易
となる。また、第2発明の画像形成装置においては、磁
界により前記第1発明のマイクロカプセルの搬送や支持
体等への塗布も容易となる。さらに破壊後のマイクロカ
プセルにおいては、壁材のみを選択的に取り出すことも
可能である。
によって簡単に脱着が可能となるので、マイクロカプセ
ルを10μm程度の微粉体にしても磁界をかけておけば
飛散する心配がない。従ってハンドリングが非常に容易
となる。また、第2発明の画像形成装置においては、磁
界により前記第1発明のマイクロカプセルの搬送や支持
体等への塗布も容易となる。さらに破壊後のマイクロカ
プセルにおいては、壁材のみを選択的に取り出すことも
可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0008】図1に本発明のマイクロカプセルの断面拡
大図を示す。マイクロカプセル1は、外郭部2と、前記
外郭部2中に存在する磁性体である金属粉4と、その内
部の液状成分3とから成る。
大図を示す。マイクロカプセル1は、外郭部2と、前記
外郭部2中に存在する磁性体である金属粉4と、その内
部の液状成分3とから成る。
【0009】前記液状成分3としては、少なくとも、所
定の波長に感応して硬化する光硬化性物質と、顕色剤と
反応して発色する染料前駆体とが含まれている。
定の波長に感応して硬化する光硬化性物質と、顕色剤と
反応して発色する染料前駆体とが含まれている。
【0010】前記光硬化性物質としては、重合性化合物
があり、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン、ビスフ
ェノールAジアクリレートおよびメタクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレートおよびメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレートおよびメ
タクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート
およびメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレートおよびメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレートおよびメタクリレート、オリゴ
エステルアクリレートおよびメタクリレート等が挙げら
れる。また、これらの重合性化合物は、単独でも、2種
以上を混合したものでもよい。通常これらの重合性化合
物と光重合開始剤とを組み合わせて用いられる。
があり、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン、ビスフ
ェノールAジアクリレートおよびメタクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレートおよびメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレートおよびメ
タクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート
およびメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレートおよびメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレートおよびメタクリレート、オリゴ
エステルアクリレートおよびメタクリレート等が挙げら
れる。また、これらの重合性化合物は、単独でも、2種
以上を混合したものでもよい。通常これらの重合性化合
物と光重合開始剤とを組み合わせて用いられる。
【0011】光重合開始剤とは、光に感応し樹脂の重合
を開始させるものであり、例えばベンゾフェノン、ベン
ゾイルイソプロピルエーテル等のベンゾイルアルキルエ
ーテル類、ミヒラーズケトン、、金属アレーン化合物、
2,4−ジエチルチオキサントン等を挙げることができ
る。
を開始させるものであり、例えばベンゾフェノン、ベン
ゾイルイソプロピルエーテル等のベンゾイルアルキルエ
ーテル類、ミヒラーズケトン、、金属アレーン化合物、
2,4−ジエチルチオキサントン等を挙げることができ
る。
【0012】染料前駆体としてはジフェニルメタン系化
合物、トリフェニルメタン系化合物、ビスフェニルメタ
ン系化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、
フルオラン系化合物、スピロピラン系化合物等及びそれ
らの混合物が用いられる。
合物、トリフェニルメタン系化合物、ビスフェニルメタ
ン系化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、
フルオラン系化合物、スピロピラン系化合物等及びそれ
らの混合物が用いられる。
【0013】前記金属粉4は、磁性を有するものならば
何でも使用可能で、その直径は外郭部2中に組み込むに
可能な大きさでなければならず、従って外郭部2の厚さ
の2分の1以下が望ましい。
何でも使用可能で、その直径は外郭部2中に組み込むに
可能な大きさでなければならず、従って外郭部2の厚さ
の2分の1以下が望ましい。
【0014】前記マイクロカプセル1は、粉霧造粒法、
in situ法等の公知の技術にて前記金属粉4を外
郭部2中に有する状態で作製可能である。
in situ法等の公知の技術にて前記金属粉4を外
郭部2中に有する状態で作製可能である。
【0015】上記のように構成されたマイクロカプセル
1は、磁力により脱着が容易であるので、磁石等で持ち
運びができ、飛散の心配もなくハンドリングが非常に行
いやすい。また、金属粉4は外郭部2に固定化されてお
り、さらに液状成分と接することも殆どないので、前記
金属粉4自身が変質する可能性は極めて低い。
1は、磁力により脱着が容易であるので、磁石等で持ち
運びができ、飛散の心配もなくハンドリングが非常に行
いやすい。また、金属粉4は外郭部2に固定化されてお
り、さらに液状成分と接することも殆どないので、前記
金属粉4自身が変質する可能性は極めて低い。
【0016】次に、第2発明である前記第1発明のマイ
クロカプセルを用いたフルカラー画像形成装置の一実施
例を図面を参照して説明する。
クロカプセルを用いたフルカラー画像形成装置の一実施
例を図面を参照して説明する。
【0017】図2は、前記マイクロカプセル1を使用し
た画像形成装置40の概略断面図を示すものである。
尚、画像形成装置40に使用されるマイクロカプセル1
は、顕色剤と反応し、それぞれイエロー、マゼンダ、シ
アンに発色する3種類の染料前駆体を用いて、3種類の
マイクロカプセルを製造する必要がある。
た画像形成装置40の概略断面図を示すものである。
尚、画像形成装置40に使用されるマイクロカプセル1
は、顕色剤と反応し、それぞれイエロー、マゼンダ、シ
アンに発色する3種類の染料前駆体を用いて、3種類の
マイクロカプセルを製造する必要がある。
【0018】画像形成装置40は、大きく分けて4つの
ユニットから構成されている。即ち、マイクロカプセル
1を磁界によりフィルムに塗布するマイクロカプセル塗
布装置10と、マイクロカプセル1が塗布された後のフ
ィルム11(以下カプセルシート11とする)に原稿4
5を通して露光する露光装置41と、前記露光後のカプ
セルシート11と顕色剤があらかじめ塗布してある顕色
紙43とを圧着させることにより発色させ、顕色紙43
にカラー画像を形成させる圧力現像装置47と、顕色紙
43に形成された画像に良好な発色を与え、且つ画像表
面に光沢をもたせるための熱定着装置49とから構成さ
れている。
ユニットから構成されている。即ち、マイクロカプセル
1を磁界によりフィルムに塗布するマイクロカプセル塗
布装置10と、マイクロカプセル1が塗布された後のフ
ィルム11(以下カプセルシート11とする)に原稿4
5を通して露光する露光装置41と、前記露光後のカプ
セルシート11と顕色剤があらかじめ塗布してある顕色
紙43とを圧着させることにより発色させ、顕色紙43
にカラー画像を形成させる圧力現像装置47と、顕色紙
43に形成された画像に良好な発色を与え、且つ画像表
面に光沢をもたせるための熱定着装置49とから構成さ
れている。
【0019】露光装置41は、画像形成装置40の最も
上方に位置し、熱定着装置49は下方に位置している。
またマイクロカプセル塗布装置10は図2において左
側、圧力現像装置47は画像形成装置40の略中央部に
設けられている。
上方に位置し、熱定着装置49は下方に位置している。
またマイクロカプセル塗布装置10は図2において左
側、圧力現像装置47は画像形成装置40の略中央部に
設けられている。
【0020】前記露光装置41は、ハロゲンランプ50
を有し、このハロゲンランプ50の下方には原稿台52
が設けられている。原稿45は前記原稿台52上に載置
され、カプセルシート11を原稿45を通して露光す
る。前記原稿台52の右側にはガイドローラ53が設け
られていて、露光されたカプセルシート11は、ガイド
ローラ53を経て圧力現像装置47に送り込まれる。
を有し、このハロゲンランプ50の下方には原稿台52
が設けられている。原稿45は前記原稿台52上に載置
され、カプセルシート11を原稿45を通して露光す
る。前記原稿台52の右側にはガイドローラ53が設け
られていて、露光されたカプセルシート11は、ガイド
ローラ53を経て圧力現像装置47に送り込まれる。
【0021】前記マイクロカプセル塗布装置10の拡大
図を、図3に示す。このマイクロカプセル塗布装置10
は、図3において右側にフィルム11の搬送ユニット1
2が、また、左側にはマイクロカプセル1の供給ユニッ
ト13が設けられている。搬送ユニット12と供給ユニ
ット13は所定間隔dを配して対向している。
図を、図3に示す。このマイクロカプセル塗布装置10
は、図3において右側にフィルム11の搬送ユニット1
2が、また、左側にはマイクロカプセル1の供給ユニッ
ト13が設けられている。搬送ユニット12と供給ユニ
ット13は所定間隔dを配して対向している。
【0022】前記搬送ユニット12は、内部に電磁石を
備えた電磁石ローラ15と、前記電磁石をON、OFF
する電源Eと、フィルム11とから構成されている。ま
た、前記フィルム11は、エンドレスベルト状で図2に
示す如く電磁石ローラ15とガイドローラ53、54
と、圧力現像装置47内の加圧ローラ56に巻き回され
ている。
備えた電磁石ローラ15と、前記電磁石をON、OFF
する電源Eと、フィルム11とから構成されている。ま
た、前記フィルム11は、エンドレスベルト状で図2に
示す如く電磁石ローラ15とガイドローラ53、54
と、圧力現像装置47内の加圧ローラ56に巻き回され
ている。
【0023】前記供給ユニット13は、マイクロカプセ
ル1を貯蔵しているホッパー5と、磁性を有する担持ロ
ーラ6と、前記担持ローラ6にマイクロカプセル1を搬
送するためのアジテータ7と、前記担持ローラ6にマイ
クロカプセル1を一定の厚さで担持させるための層規整
ブレード14とから構成されている。なお、前記担持ロ
ーラ6の磁力は、電磁石ローラ15がONの状態になっ
た時に前記担持ローラ6から電磁石ローラ15に向かっ
てマイクロカプセル1が飛翔するように調節してある。
ル1を貯蔵しているホッパー5と、磁性を有する担持ロ
ーラ6と、前記担持ローラ6にマイクロカプセル1を搬
送するためのアジテータ7と、前記担持ローラ6にマイ
クロカプセル1を一定の厚さで担持させるための層規整
ブレード14とから構成されている。なお、前記担持ロ
ーラ6の磁力は、電磁石ローラ15がONの状態になっ
た時に前記担持ローラ6から電磁石ローラ15に向かっ
てマイクロカプセル1が飛翔するように調節してある。
【0024】前記画像形成装置40の右側には、顕色紙
43が貯蔵されている支持体カセット44が設けられて
おり、前記支持体カセット44の上部開口部より送りロ
ーラ18によって顕色紙43がガイドローラ55を経
て、前記カプセルシート11と密着た状態で圧力現像装
置47に挿入されるように構成されている。
43が貯蔵されている支持体カセット44が設けられて
おり、前記支持体カセット44の上部開口部より送りロ
ーラ18によって顕色紙43がガイドローラ55を経
て、前記カプセルシート11と密着た状態で圧力現像装
置47に挿入されるように構成されている。
【0025】前記圧力現像装置47は、ローラ間に圧力
が加えられている1組の加圧ローラ56により構成さ
れ、ここで顕色紙43に画像が形成される。この時、前
記加圧ローラ56の表面に撥水性物質が設けてあれば、
加圧ローラ56の汚れが防止できるのでより好ましい。
前記圧力現像装置47を通過したカプセルシート11お
よび画像が形成された顕色紙43は、圧力現像装置47
の下方で分離され、カプセルシート11はガイドローラ
54を通り、除去ブラシ42において破壊または硬化し
たマイクロカプセル1が取り除かれる。前記取り除かれ
たマイクロカプセル1は、回収箱46に回収される。ま
た、画像が形成された顕色紙43は熱定着装置49へと
搬送される。
が加えられている1組の加圧ローラ56により構成さ
れ、ここで顕色紙43に画像が形成される。この時、前
記加圧ローラ56の表面に撥水性物質が設けてあれば、
加圧ローラ56の汚れが防止できるのでより好ましい。
前記圧力現像装置47を通過したカプセルシート11お
よび画像が形成された顕色紙43は、圧力現像装置47
の下方で分離され、カプセルシート11はガイドローラ
54を通り、除去ブラシ42において破壊または硬化し
たマイクロカプセル1が取り除かれる。前記取り除かれ
たマイクロカプセル1は、回収箱46に回収される。ま
た、画像が形成された顕色紙43は熱定着装置49へと
搬送される。
【0026】前記熱定着装置49は、約140℃に保持
できる熱源51が設けられ、画像が形成された顕色紙4
3に熱を加えることにより、画像の定着作用が行なわれ
る。
できる熱源51が設けられ、画像が形成された顕色紙4
3に熱を加えることにより、画像の定着作用が行なわれ
る。
【0027】次に、本装置の動作について説明する。
【0028】図示していない画像形成装置40のスター
トボタンを押すことにより、担持ローラ6及びアジテー
タ7が図3において矢印の方向に回転する。するとホッ
パー5内に貯蔵されているマイクロカプセル1は、アジ
テータ7によって担持ローラ6付近まで搬送され、磁性
体を内包するマイクロカプセル1は常磁性を有する担持
ローラ6に磁力により担持される。そして、層規制ブレ
ード14によって所定の厚さの層状に整形され、転写領
域17へ向けて搬送される。
トボタンを押すことにより、担持ローラ6及びアジテー
タ7が図3において矢印の方向に回転する。するとホッ
パー5内に貯蔵されているマイクロカプセル1は、アジ
テータ7によって担持ローラ6付近まで搬送され、磁性
体を内包するマイクロカプセル1は常磁性を有する担持
ローラ6に磁力により担持される。そして、層規制ブレ
ード14によって所定の厚さの層状に整形され、転写領
域17へ向けて搬送される。
【0029】一方電磁石ローラ15に接続された電源を
ONにすることにより、転写領域17には磁界が発生す
る。従って、担持ローラ6に担持されているマイクロカ
プセル1は、発生した磁界にしたがって電磁石ローラ1
5に引き付けられる。この時電磁石ローラにはフィルム
11が巻回されているのでマイクロカプセル1は、フィ
ルム11に塗布されることとなる。このようにしてカプ
セルシート11が製造され、露光装置41の下方まで搬
送される。
ONにすることにより、転写領域17には磁界が発生す
る。従って、担持ローラ6に担持されているマイクロカ
プセル1は、発生した磁界にしたがって電磁石ローラ1
5に引き付けられる。この時電磁石ローラにはフィルム
11が巻回されているのでマイクロカプセル1は、フィ
ルム11に塗布されることとなる。このようにしてカプ
セルシート11が製造され、露光装置41の下方まで搬
送される。
【0030】カプセルシート11が露光装置41の下方
まで搬送されてきたならば、ハロゲンランプ50が点灯
し、原稿台52に載置されている原稿45を通して画像
をカプセルシート11に露光する。前記露光後のカプセ
ルシート11は、前記ガイドローラ53を経て、圧力現
像装置47に挿入される。一方、顕色紙43も送りロー
ラ18により支持体カセット44から取り出され、圧力
現像装置47へ搬送されるので、ガイドローラ53、5
5にてカプセルシート11と顕色紙43とは重ね合わさ
れた状態で圧力現像装置47に送り込まれる。その後加
圧ローラ56にて圧力現像され、マイクロカプセルに内
包されている染料前駆体物質と顕色剤とが反応し、カラ
ー画像が前記顕色紙43に形成される。前記圧力現像装
置47によってカラー画像が形成された後の顕色紙43
は、熱定着装置49によって画像の定着作用が行なわ
れ、ガイドローラ48を通過して外部に排出される。ま
た、圧力現像装置47を通過したカプセルシート11
は、除去ブラシ42により、硬化または破壊されたマイ
クロカプセル1を取り除く。
まで搬送されてきたならば、ハロゲンランプ50が点灯
し、原稿台52に載置されている原稿45を通して画像
をカプセルシート11に露光する。前記露光後のカプセ
ルシート11は、前記ガイドローラ53を経て、圧力現
像装置47に挿入される。一方、顕色紙43も送りロー
ラ18により支持体カセット44から取り出され、圧力
現像装置47へ搬送されるので、ガイドローラ53、5
5にてカプセルシート11と顕色紙43とは重ね合わさ
れた状態で圧力現像装置47に送り込まれる。その後加
圧ローラ56にて圧力現像され、マイクロカプセルに内
包されている染料前駆体物質と顕色剤とが反応し、カラ
ー画像が前記顕色紙43に形成される。前記圧力現像装
置47によってカラー画像が形成された後の顕色紙43
は、熱定着装置49によって画像の定着作用が行なわ
れ、ガイドローラ48を通過して外部に排出される。ま
た、圧力現像装置47を通過したカプセルシート11
は、除去ブラシ42により、硬化または破壊されたマイ
クロカプセル1を取り除く。
【0031】尚、以上の本発明は上述した実施例にとら
われることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更は可
能である。
われることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更は可
能である。
【0032】例えば、本実施例においてはあらかじめ顕
色剤が塗布してある顕色紙を用いたが、顕色剤塗布装置
を設けることにより普通紙等の任意の支持体に画像を形
成することが可能となる。
色剤が塗布してある顕色紙を用いたが、顕色剤塗布装置
を設けることにより普通紙等の任意の支持体に画像を形
成することが可能となる。
【0033】また、染料前駆体のかわりに染料または顔
料等の色素を用いれば、顕色剤等を用いる必要がなくな
るので、コストダウンを図れる。
料等の色素を用いれば、顕色剤等を用いる必要がなくな
るので、コストダウンを図れる。
【0034】また、光硬化性物質のかわりに光軟化性物
質を用いてもよい。
質を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のマイクロカプセルにおいては、磁気によって簡
単に脱着が可能となるので、マイクロカプセルのハンド
リングが容易となり、さらには支持体等への塗布も容易
となる。さらに磁性を有する微粉体とマイクロカプセル
内包物とは殆ど非接触となるので、前記微粉体が変質す
る恐れがない。
本発明のマイクロカプセルにおいては、磁気によって簡
単に脱着が可能となるので、マイクロカプセルのハンド
リングが容易となり、さらには支持体等への塗布も容易
となる。さらに磁性を有する微粉体とマイクロカプセル
内包物とは殆ど非接触となるので、前記微粉体が変質す
る恐れがない。
【図1】マイクロカプセルの断面拡大図である。
【図2】マイクロカプセルを使用した画像形成装置の概
略断面図である。
略断面図である。
【図3】マイクロカプセル塗布装置の部分拡大図であ
る。
る。
1 マイクロカプセル
2 外郭部
3 液状成分
4 金属粉
10 マイクロカプセル塗布装置
40 画像形成装置
41 露光装置
47 圧力現像装置
49 熱定着装置
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも、染料及び顔料等の発色物質
または顕色剤等と反応して変色する染料前駆体等が内包
されたマイクロカプセルにおいて、 前記マイクロカプセルの壁材中に、磁性を有する微粉体
を有することを特徴とするマイクロカプセル。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のマイクロカプセルを
制御するための、磁界発生手段を有することを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18786391A JPH0534905A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | マイクロカプセル及びそれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18786391A JPH0534905A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | マイクロカプセル及びそれを用いた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534905A true JPH0534905A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16213536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18786391A Pending JPH0534905A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | マイクロカプセル及びそれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8910353B2 (en) | 2010-12-03 | 2014-12-16 | Geox S.P.A. | Locking device for laces, shoelaces, cords and the like, particularly adapted to close shoes, rucksacks, items of clothing and the like |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP18786391A patent/JPH0534905A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8910353B2 (en) | 2010-12-03 | 2014-12-16 | Geox S.P.A. | Locking device for laces, shoelaces, cords and the like, particularly adapted to close shoes, rucksacks, items of clothing and the like |
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