JPH0534894Y2 - - Google Patents

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JPH0534894Y2
JPH0534894Y2 JP14510889U JP14510889U JPH0534894Y2 JP H0534894 Y2 JPH0534894 Y2 JP H0534894Y2 JP 14510889 U JP14510889 U JP 14510889U JP 14510889 U JP14510889 U JP 14510889U JP H0534894 Y2 JPH0534894 Y2 JP H0534894Y2
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホツパー用シヤツターのクリーニン
グ装置に関し、詳しくは、特に、押し出し成形機
や射出成形機等に対する樹脂原料供給に際し、そ
の原料として通常のサイズや形状を持つペレツト
以外に、再生用の粗大原料や粉状の原料を用いる
ようなホツパーに適したところのホツパー用シヤ
ツターのクリーニング装置に関する。
〔従来の技術〕
従来において、シヤツターがホツパーの供給路
を横切るようにスライド操作されて供給路の開口
と遮断とを行つていたため、原料として通常のサ
イズや形状を持つペレツト以外に、再生用の粗大
原料や粉状の原料を用いるような場合には、その
原料が供給路構成する壁面とシヤツターとの間隙
に次第に入り込んで噛み込み、シヤツター操作が
効かなくなるという問題が発生していた。
即ち、再生用の粗大原料としては、例えば、第
5図a乃至fに示す規則的な形状のものがあり、
特に、第5図aのテーパ形状の原料が、第6図に
示すようにシヤツター4上に乗つた状態でシヤツ
ター4が引退されると、これがシヤツター4と、
原料供給路の壁面との間に入り込み、直ちにシヤ
ツター操作トラブルを引き起こしていたのであ
る。
また、粉状の原料の場合、シヤツター4上に乗
つた状態でシヤツター4が引退されると、前記原
料供給路の壁面との間の間隙を通つて外部に溢れ
落ちたり飛散したりして周囲を汚していた。
本考案は、各種形状の再生原料樹脂を用いて
も、これらのシヤツターに対する噛み込みを防止
でき、似てホツパーのシヤツタートラブルを未然
に回避できるところのホツパー用シヤツターのク
リーニング装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるホツパー用シヤツターのクリー
ニング装置は、上記従来技術の問題を解決し、上
記目的を達成するべく、請求項(1)において、アク
チユエーター3によつて押し引き操作される板状
のシヤツター4を、粉状及び/又は粗大樹脂原料
を収容するホツパー1の供給路2を形成する上部
通路構成部材5と下部通路構成部材6との間に出
退させて、前記供給路2を開口及び遮断するよう
構成し、前記上部通路構成部材5と前記シヤツタ
ー4との間隙Sを大きく構成し、この間隙Sに板
状スクレーパー7を介装し、該板状スクレーパー
7を少なくとも前記シヤツター4の引退側の前記
上部通路構成部材5に設けるに際し、そのスクレ
ーパー部7aを前記シヤツター4の操作方向に直
交する方向に位置させると共に前記供給路2の縁
から引退したところに位置させる、 という手段を講じたのである。
そして、加えるに、粉状原料の外部への排出飛
散を防止するべく、請求項(2)に記載の通り、上記
シヤツター4の引退側において、前記板状スクレ
ーパー7に対して前記供給路2に向けてエアーを
吹きつけるノズル8と、該ノズル8にエアーを供
給する電磁操作バルブ9と、エアー供給手段10
とを備える、 という手段を講じたのである。
更に、上記粉状原料の外部への排出飛散を防止
を効率よく行う為に、請求項(3)に記載の通り、上
記シヤツター4が引退操作されるときに前記ノズ
ル8からエアーが噴射されるよう上記電磁操作バ
ルブ9と上記シヤツター4のアクチユエーター3
とが連動される、 という手段を講じたのである。
尚、本考案においては特に樹脂原料について述
べているが、原料サイズや形状に起因するシヤツ
ター4への噛み込みトラブルの発生が予想される
実質的に均等な種々のホツパー1のシヤツター4
に対して適用できるものである。
上記アクチユエーター3としては、実施例の如
きエアーシリンダーの他の油圧シリンダーや電動
モータとクランク機構の組み合わせ等適宜の手段
を用いてよい。
上記ノズル8は1個設けても複数個設けてもよ
い。
又、シヤツター4の操作とエアー制御用の電磁
操作バルブ9との連動は、実施例の如き電気的な
方法によるも、或いは相互にレバーの機械的な連
動連結を採用するも、適宜実施してよい。
〔作用〕
本来、原料等を噛み込まないようにシヤツター
4とこれが出退する上下の壁面との間隙を出来る
だけ小さくしていたのを、本考案にあつては、逆
に積極的に大きな間隙Sとして、この間隙Sに入
つた粗大原料がシヤツター4のスライドにつれて
自由に動き得る余裕を持たせ、両者の間に挟持乃
至挟圧され、粉砕されて粗粒から微粉体が残り、
これが堆積してシヤツター4のスライドが出来な
くなるのを防止し、且つ、例え、第5図aの如き
テーパ状の原料の先端部がその間隙Sに入つて
も、その間隙Sが広い故に原料の先端部とこれに
続くテーパ部がフリーとなり易く、上部通路構成
部材5の縁5′とシヤツター4上面との間で噛み
込みが発生しそうになつても、前述の広い間隙S
故に、両者の間にガタを生じて噛み込みが発生し
難いのである。
また、上記板状スクレーパー7の位置が後退し
ているので、該板状スクレーパー7と前記シヤツ
ター4の上面との間には微小間隙が存在するが、
前記テーパ状の原料の先端部がこの微小間隙に到
達するまでに、そのテーパ状部分が上部通路構成
部材5の縁5′に当たつて侵入が阻止されている
のであり、この原料の先端部が板状スクレーパー
7と前記シヤツター4の上面との間に噛み込まれ
る恐れもないのである。
そして、比較的小さな原料の場合、前記間隙S
内に入り込むが、前記板状スクレーパー7の存在
故に、前記シヤツター4の引退に伴い、そのシヤ
ツター4上の原料に相対摺動して掻き寄せられて
前記供給路2に押しやられてクリーニングされ、
その板状スクレーパー7よりも奥に侵入すること
がない。
また、ノズル8からのエアーを前記シヤツター
4に対し、前記板状スクレーパー7の方に向けて
噴射することで、例え粉状の原料が前記板状スク
レーパー7の上下面間を通過しようとしても、こ
こに吹き付けられたエアーがそれら間隙を通過し
ようとして前記粉状原料を押し戻すことになり、
前記粉状原料が後方から外部に排出されることが
ないのである。
更に、上記シヤツター4の引退作動にときにエ
アーが噴出されさえすれば目的を達するので、両
方の動作が連動して行われるようにすることで、
エネルギー省化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案にかかるホツパー用シヤツターの
クリーニング装置の好適実施例について、図面に
基づいて詳細に説明する。
ここでは、主に再生樹脂原料を使用する噴出成
形機(図外)に連設されたところのホツパーにつ
いて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、1は、樹脂ホ
ツパーであつて、その供給路2は噴出成形機(図
外)に繋がれている。
3は、アクチユエーターであつて、ここではエ
アーシリンダーを用いており、これに板状のシヤ
ツター4が連結されていて、このアクチユエータ
ー3の押し引き操作により、前記板状のシヤツタ
ー4を、粉状及び/又は粗大樹脂原料を収容する
前記ホツパー1の供給路2を形成する上部通路構
成部材5と下部通路構成部材6との間に出退させ
て、前記供給路2を開口及び遮断するよう構成し
てある。
そして、第2図にも示すように、前記上部通路
構成部材5と前記シヤツター4との間隙Sを大き
く構成し、この間隙Sに板状スクレーパー7を介
装してある。
上記板状スクレーパー7は、第4図に示すよう
に略矩形で、中央に前記供給路2に相当する孔と
前記シヤツター4と実質的に同様の矩形状の合成
された形状に構成されており、前記シヤツター4
の先端側に於ける前記上部通路構成部材5と下部
通路構成部材6との間に着脱自在に挟持固定され
てる。そして、前記シヤツター4の後端側に於い
ては、前記シヤツター4と前記上部通路構成部材
5との間に位置されている。
また、前記板状スクレーパー7を、前記シヤツ
ター4の引退側の前記上部通路構成部材5に設け
るに際し、そのスクレーパー部7aを前記シヤツ
ター4の操作方向に直交する方向に位置させると
共に前記供給路2の縁2′、換言すると前記上部
通路構成部材5の縁5′から引退したところに位
置されている。この板状スクレーパー7の前記シ
ヤツター4の操作方向に直交する方向の部分、即
ちスクレーパー部7aは、前記シヤツター4の操
作方向に1〜2mm幅に構成されており、この引退
距離は、前記供給路2の縁2′から約10〜30mmに
設定されている。
8は、一対のノズルであり、上記シヤツター4
の引退側において、前記板状スクレーパー7に対
して前記供給路2の方向に向けてエアーを吹きつ
けるよう配置されている。
9は、前記ノズル8にエアーを供給する電磁操
作バルブであり、電気的制御によつて操作され、
別途エアー供給手段10(エアーコンプレツサー
と電動モータ)からのエアーを流通及び遮断制御
するが、この構成自体は公知であるので、ここで
の詳細説明は省く。
11は、コントローラーであり、上記シヤツタ
ー4が引退操作されるときに前記ノズル8からエ
アーが噴射されるよう上記電磁操作バルブ9と上
記シヤツター4のアクチユエーター3の操作とが
連動するよう制御する構成とされている。
尚、第6図に示すように、供給路2の両脇に通
じる傾斜溝12を下部通路構成部材5に形成して
おけば、シヤツター4と下部通路構成部材5との
間に侵入した原料を傾斜溝12に落とし込むよう
になり、この部分でも円滑な作動が保障されるこ
とになる。
〔考案の効果〕
本考案にかかる請求項(1)に記載のホツパー用シ
ヤツターのクリーニング装置によれば、各種形状
乃至サイズの粗大原料をホツパーに入れても、シ
ヤツター上の原料が板状スクレーパーによつて掻
き寄せられてクリーニングされ、前記シヤツター
の開閉具合が悪くなるのを未然に防止できる利点
がある。
そして、請求項(2)に記載の構成によれば、粗大
原料に加え、粉状原料がホツパーに投入されて
も、これがノズルから噴射されるエアーでもつて
供給路側喪押し戻され、外部に排出されることが
ないのである。
また、請求項(3)に記載の構成によれば、エアー
の消費を最小限として、エネルギー消費を小さく
しながら上記粉体の排出を阻止できる効果を奏す
るのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかるホツパー用シヤツターの
クリーニング装置の好適実施例を示し、第1図
は、全体の縦断側面図、第2図は、要部の拡大縦
断側面図、第3図は、第2図のA−A線断面図、
第4図は、板状スクレーパーの平面図、第5図a
乃至fは、原料樹脂の各種形状を示し、第6図
は、下部通路構成部材の別態様を示す斜視図、で
ある。 アクチユエーター……3、シヤツター……4、
ホツパー……1、供給路……2、上部通路構成部
材……5、下部通路構成部材……6、間隙……
S、板状スクレーパー……7、供給路の縁……
2′、ノズル……8、電磁操作バルブ……9、エ
アー供給手段……10。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アクチユエーター3によつて押し引き操作さ
    れる板状のシヤツター4を、粉状及び/又は粗
    大樹脂原料を収容するホツパー1の供給路2を
    形成する上部通路構成部材5と下部通路構成部
    材6との間に出退させて、前記供給路2を開口
    及び遮断するよう構成し、前記上部通路構成部
    材5と前記シヤツター4との間隙Sを大きく構
    成し、この間隙Sに板状スクレーパー7を介装
    し、該板状スクレーパー7を少なくとも前記シ
    ヤツター4の引退側の前記上部通路構成部材5
    に設けるに際し、そのスクレーパー部7aを前
    記シヤツター4の操作方向に直交する方向に位
    置させると共に前記供給路2の縁から引退した
    ところに位置させたことを特徴とするホツパー
    用シヤツターのクリーニング装置。 (2) 上記シヤツター4の引退側において、前記板
    状スクレーパー7に対して前記供給路2に向け
    てエアーを吹きつけるノズル8と、該ノズル8
    にエアーを供給する電磁操作バルブ9と、エア
    ー供給手段10とを備えたことを特徴とする請
    求項(1)に記載のホツパー用シヤツターのクリー
    ニング装置。 (3) 上記シヤツター4が引退操作されるときに前
    記ノズル8からエアーが噴出されるよう上記電
    磁操作バルブ9と上記シヤツター4のアクチユ
    エーター3とが連動されていることを特徴とす
    る請求項(2)に記載のホツパー用シヤツターのク
    リーニング装置。
JP14510889U 1989-12-16 1989-12-16 Expired - Lifetime JPH0534894Y2 (ja)

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JP14510889U JPH0534894Y2 (ja) 1989-12-16 1989-12-16

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JP14510889U JPH0534894Y2 (ja) 1989-12-16 1989-12-16

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JPH0384113U JPH0384113U (ja) 1991-08-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045132A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Matsui Mfg Co スライドシャッター式の材料供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007045132A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Matsui Mfg Co スライドシャッター式の材料供給装置

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