JPH0534651Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534651Y2 JPH0534651Y2 JP16734687U JP16734687U JPH0534651Y2 JP H0534651 Y2 JPH0534651 Y2 JP H0534651Y2 JP 16734687 U JP16734687 U JP 16734687U JP 16734687 U JP16734687 U JP 16734687U JP H0534651 Y2 JPH0534651 Y2 JP H0534651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- napkin
- slip
- separator
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 12
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- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 claims description 2
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
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- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
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- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は生理用ナプキンのズレ止めテープに
関するものである。
関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
従来、使用されている生理用ナプキンにおける
ズレ止めテープは、該テープを貼付けたナプキン
を3つ折りあるいは4つ折りに折り畳んだ時に、
テープがナプキンに接着しないようにセパレータ
ーを介在させている。そしてナプキンの使用時に
は、このセパレーターを剥してからナプキンをシ
ヨーツにずれないように固定して使用されてい
る。
ズレ止めテープは、該テープを貼付けたナプキン
を3つ折りあるいは4つ折りに折り畳んだ時に、
テープがナプキンに接着しないようにセパレータ
ーを介在させている。そしてナプキンの使用時に
は、このセパレーターを剥してからナプキンをシ
ヨーツにずれないように固定して使用されてい
る。
このように従来の生理用ナプキンのズレ止めテ
ープはセパレーターを介在しているため、使用時
このセパレーターを剥さねばならないため使いに
くく、また不用になつたセパレーターをトイレの
中に捨てたりして処理に困つていた。
ープはセパレーターを介在しているため、使用時
このセパレーターを剥さねばならないため使いに
くく、また不用になつたセパレーターをトイレの
中に捨てたりして処理に困つていた。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案者らは上記したような従来のナプキン用
ズレ止めテープにおいて、セパレーターを介在さ
せることを必須としていたものをセパレーターを
介在せしめることなく、このテープを貼付けたナ
プキンを折り畳むことができるようにし、かつ使
用時に簡単にすばやくシヨーツに貼付けることが
できる生理用ナプキンのズレ止めテープを見出し
たものである。
ズレ止めテープにおいて、セパレーターを介在さ
せることを必須としていたものをセパレーターを
介在せしめることなく、このテープを貼付けたナ
プキンを折り畳むことができるようにし、かつ使
用時に簡単にすばやくシヨーツに貼付けることが
できる生理用ナプキンのズレ止めテープを見出し
たものである。
即ち、この考案は支持体の両面に所要幅に剥離
処理剤による数条の剥離処理面を形成せしめ、次
いで支持体の該剥離処理面以外の両面に数条の粘
着剤面を形成させた後テープ状としたことを特徴
とする生理用ナプキンのズレ止めテープである。
処理剤による数条の剥離処理面を形成せしめ、次
いで支持体の該剥離処理面以外の両面に数条の粘
着剤面を形成させた後テープ状としたことを特徴
とする生理用ナプキンのズレ止めテープである。
要するに、この考案は上記のようにテープの粘
着面同士が接着しないように交互に剥離処理面を
形成させたテープであり、従つて該テープを貼付
けたナプキンを折り畳んだ時に粘着面にセパレー
ターを使用することなく、折り畳みが可能となる
のである。また、このことによりこの考案のテー
プを貼付けたナプキンの使用に際しても従来のよ
うにセパレーターを剥すなどの手間がなく、すば
やくシヨーツに貼付けることができるのである。
着面同士が接着しないように交互に剥離処理面を
形成させたテープであり、従つて該テープを貼付
けたナプキンを折り畳んだ時に粘着面にセパレー
ターを使用することなく、折り畳みが可能となる
のである。また、このことによりこの考案のテー
プを貼付けたナプキンの使用に際しても従来のよ
うにセパレーターを剥すなどの手間がなく、すば
やくシヨーツに貼付けることができるのである。
〈作用〉
以下、この考案の生理用ナプキンのズレ止めテ
ープを図面に基づいて説明する。
ープを図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案のズレ止めテープA,A′を
ナプキン本体Bに貼付けた状態を示す平面図であ
る。そしてこのズレ止めテープA,A′は第2図
に斜視図として示すように、支持体1の両面に剥
離処理面2と粘着剤面3を形成させた構成のもの
であり、上面Cと下面Dにおいて両者、即ち、剥
離処理剤面2と粘着剤面3を交互に設けたもので
ある。
ナプキン本体Bに貼付けた状態を示す平面図であ
る。そしてこのズレ止めテープA,A′は第2図
に斜視図として示すように、支持体1の両面に剥
離処理面2と粘着剤面3を形成させた構成のもの
であり、上面Cと下面Dにおいて両者、即ち、剥
離処理剤面2と粘着剤面3を交互に設けたもので
ある。
そして第1図に示すように、ズレ止めテープ
A,A′を逆の構成とするならば、第3図のよう
にズレ止めテープA,A′を貼付けたナプキン本
体Bを折畳んだ時、Aのテープの粘着剤面には
A′のテープの剥離処理剤面が、またAのテープ
の剥離処理剤面にはA′の粘着剤面が当接するこ
とになるので両テープA,A′の間に従来のよう
なセパレーターなどを全く必要とせずに簡単に拡
げてナプキン本体Bをシヨーツに両テープA,
A′により貼付けて使用することができるのであ
る。
A,A′を逆の構成とするならば、第3図のよう
にズレ止めテープA,A′を貼付けたナプキン本
体Bを折畳んだ時、Aのテープの粘着剤面には
A′のテープの剥離処理剤面が、またAのテープ
の剥離処理剤面にはA′の粘着剤面が当接するこ
とになるので両テープA,A′の間に従来のよう
なセパレーターなどを全く必要とせずに簡単に拡
げてナプキン本体Bをシヨーツに両テープA,
A′により貼付けて使用することができるのであ
る。
この考案のズレ止めテープを得るに当つては、
ポリエステルフイルムのような支持体両面に塗工
機にて剥離処理剤を用いて、まず所要幅の数条の
剥離処理剤面を形成し、次いで剥離処理剤面以外
の部分に粘着剤による数条の粘着剤面を形成して
第2図、第4図および第5図に示すような種々の
パターンの構成としてテープ状に切断すればよ
い。そしてこのテープを第1図のようにナプキン
の両端に貼付ければよい。
ポリエステルフイルムのような支持体両面に塗工
機にて剥離処理剤を用いて、まず所要幅の数条の
剥離処理剤面を形成し、次いで剥離処理剤面以外
の部分に粘着剤による数条の粘着剤面を形成して
第2図、第4図および第5図に示すような種々の
パターンの構成としてテープ状に切断すればよ
い。そしてこのテープを第1図のようにナプキン
の両端に貼付ければよい。
この考案のズレ止めテープの幅としては、10〜
60mmが好ましく、10mm以下であると、ズレ止めと
して効果がうすく、ナプキンより剥れやすくな
る。また60mm以上の幅があると、ズレ止めとして
は効果を有するものの、シヨーツに貼付けたナプ
キンを剥す時に剥しにくくなることと、さらにコ
ストアツプにもなり不適当である。
60mmが好ましく、10mm以下であると、ズレ止めと
して効果がうすく、ナプキンより剥れやすくな
る。また60mm以上の幅があると、ズレ止めとして
は効果を有するものの、シヨーツに貼付けたナプ
キンを剥す時に剥しにくくなることと、さらにコ
ストアツプにもなり不適当である。
このズレ止めテープの長さとしては10〜100mm
が好ましく、10mm以下であるとズレ止めの効果が
うすく、またナプキンより剥れやすく、100mm以
上ではシヨーツよりナプキンを剥しにくく、コス
トアツプにもなる。
が好ましく、10mm以下であるとズレ止めの効果が
うすく、またナプキンより剥れやすく、100mm以
上ではシヨーツよりナプキンを剥しにくく、コス
トアツプにもなる。
〈実施例〉
次に、この考案を実施例により説明する。
実施例 1
リバースロールコーターのような塗工機にポリ
エステル支持体(12μ厚さ)にシリコン2%液の
溶剤系剥離処理剤を粘着剤を塗布する5mm幅を残
して両面に7mm幅にパターン処理し、乾燥したの
ち、アクリル樹脂系の溶剤型粘着剤を剥離処理面
以外の両面に塗布し、乾燥して巻取つた。その後
12mm幅に切断し、テープ状としてズレ止めテープ
を得た。このテープを40mm長さにカツトし、生理
用ナプキンの両端に第1図のように互いに接着し
ないように貼付けたところ、第3図のようなセパ
レーター不用で折り畳み可能な生理用ナプキンが
得られた。
エステル支持体(12μ厚さ)にシリコン2%液の
溶剤系剥離処理剤を粘着剤を塗布する5mm幅を残
して両面に7mm幅にパターン処理し、乾燥したの
ち、アクリル樹脂系の溶剤型粘着剤を剥離処理面
以外の両面に塗布し、乾燥して巻取つた。その後
12mm幅に切断し、テープ状としてズレ止めテープ
を得た。このテープを40mm長さにカツトし、生理
用ナプキンの両端に第1図のように互いに接着し
ないように貼付けたところ、第3図のようなセパ
レーター不用で折り畳み可能な生理用ナプキンが
得られた。
実施例 2
実施例1で得た本考案のテープ状物を例えば43
mm幅と36mm幅にテープ状に切断し、10mm長さにカ
ツトしたテープを第1図と同様にしてナプキンの
両端に貼付けたところ、第6図に示すようなセパ
レーター不用の折畳み可能な生理用ナプキンが得
られた。
mm幅と36mm幅にテープ状に切断し、10mm長さにカ
ツトしたテープを第1図と同様にしてナプキンの
両端に貼付けたところ、第6図に示すようなセパ
レーター不用の折畳み可能な生理用ナプキンが得
られた。
〈考案の効果〉
以上説明したように、この考案の生理用ナプキ
ンのズレ止めテープは (1) セパレーターを剥す必要がないため、手間が
省け、簡単に早くシヨーツに貼付けることがで
きる。
ンのズレ止めテープは (1) セパレーターを剥す必要がないため、手間が
省け、簡単に早くシヨーツに貼付けることがで
きる。
(2) セパレーターがないため、従来のようにセパ
レーターの処理に困ることがない。従つてセパ
レーターを水洗式トイレに流すために、トイレ
が詰つたりする事態を完全に防止できる。
レーターの処理に困ることがない。従つてセパ
レーターを水洗式トイレに流すために、トイレ
が詰つたりする事態を完全に防止できる。
などの効果を有するものである。
第1図はこの考案のズレ止めテープを両端に貼
付した生理用ナプキンの一例を示す平面図、第2
図はこの考案のズレ止めテープの構成を示す斜視
図、第3図はこの考案のズレ止めテープを貼付し
た生理用ナプキンの折畳み状態を示す説明図、第
4図および第5図はこの考案のズレ止めテープの
構成の他の例を示す斜視図、第6図はこの考案の
ズレ止めテープを貼付した生理用ナプキンを折畳
んだ他の例を示す説明図である。 A,A′……ズレ止めテープ、B……ナプキン、
1……支持体、2……剥離処理剤面、3……粘着
剤面。
付した生理用ナプキンの一例を示す平面図、第2
図はこの考案のズレ止めテープの構成を示す斜視
図、第3図はこの考案のズレ止めテープを貼付し
た生理用ナプキンの折畳み状態を示す説明図、第
4図および第5図はこの考案のズレ止めテープの
構成の他の例を示す斜視図、第6図はこの考案の
ズレ止めテープを貼付した生理用ナプキンを折畳
んだ他の例を示す説明図である。 A,A′……ズレ止めテープ、B……ナプキン、
1……支持体、2……剥離処理剤面、3……粘着
剤面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持体の両面に所要幅に剥離処理剤による数
条の剥離処理面を形成せしめ、次いで支持体の
該剥離処理面以外の両面に数条の粘着剤面を形
成させた後テープ状としたことを特徴とする生
理用ナプキンのズレ止めテープ。 (2) 支持体がポリエステルフイルムである実用新
案登録請求の範囲第1項記載の生理用ナプキン
のズレ止めテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16734687U JPH0534651Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16734687U JPH0534651Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0172218U JPH0172218U (ja) | 1989-05-15 |
JPH0534651Y2 true JPH0534651Y2 (ja) | 1993-09-02 |
Family
ID=31455552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16734687U Expired - Lifetime JPH0534651Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534651Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0595975A (ja) * | 1991-04-15 | 1993-04-20 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | フラツプ部を有する生理用ナプキン |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP16734687U patent/JPH0534651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0172218U (ja) | 1989-05-15 |
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