JPH05346449A - コンデンサの点検方法 - Google Patents

コンデンサの点検方法

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JPH05346449A
JPH05346449A JP4177813A JP17781392A JPH05346449A JP H05346449 A JPH05346449 A JP H05346449A JP 4177813 A JP4177813 A JP 4177813A JP 17781392 A JP17781392 A JP 17781392A JP H05346449 A JPH05346449 A JP H05346449A
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JP
Japan
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capacitor
power supply
time
abnormal
slave station
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Pending
Application number
JP4177813A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Eda
欣弘 江田
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Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication of JPH05346449A publication Critical patent/JPH05346449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/64Testing of capacitors

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップ電源として用いるために、直流
電源により常時充電されているコンデンサの点検を行
う。 【構成】 コンデンサCと電源部14間の経路を開閉す
る接点CHKbの開路および接点CHKaの閉路によ
り、コンデンサCに蓄えられた電荷を既知負荷Rkによ
り放電させるとともにコンデンサCの端子電圧をA/D
変換器19によりディジタル量に変換し、これをCPU
16においてメモリ17に記憶されている充電電圧より
も低い基準電圧と比較し、その結果をもとにCPU16
はコンデンサCが異常であるか否かを判断し、コンデン
サCが異常と判断された場合には警報回路21により警
報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源により常時充
電されているコンデンサの点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンデンサは停電時のバックアップ電源
として用いられることがあり、その多くは電解コンデン
サや電気二重層コンデンサを使用している。しかし、こ
れらのコンデンサは経年的に静電容量が低下することも
あり、ひいてはバックアップ電源として充分に機能でき
なくなるという障害にも発展する可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では経年的に
静電容量が全く低下しないコンデンサの製造は極めて困
難であり、上記従来の技術項に示すような障害を引き起
こすことがあった。本発明は、前記障害の発生を予防す
るためのコンデンサの点検方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では直流電源により常時充電されているコン
デンサを直流電源より切り離し、このコンデンサに蓄え
られた電荷を既知負荷により放電させ、コンデンサの端
子電圧が充電電圧よりも低く既定された電圧まで達した
時、これを検出し、併せて前記放電の開始からこの検出
までの時間を計測した後、この時間と予め範囲をもって
設定された基準値とを比較し、この比較の結果コンデン
サが異常と判断された場合には警報を発する。
【0005】
【作用】直流電源により常時充電されているコンデンサ
の点検方法について、図と式を用いて説明する。図1の
ように抵抗4とコンデンサ3が閉路状態のスイッチ2を
介して直流電源1に接続され、かつ、コンデンサ3が充
分に充電された状態の回路において、時刻t0をもって
スイッチ2を開放した場合、コンデンサ3の端子電圧V
capは図2に示す放電曲線5となり、Vminに達す
る時刻は時刻t1となる。また、直流電源の充電電圧を
Vchg、放電時の抵抗4に流れる電流をi、コンデン
サ3の静電容量をCとするとき、下記(1)式に示す関
係となる。
【0006】
【数1】
【0007】図2の放電曲線5を正常なコンデンサの放
電曲線とすると、静電容量Cの低下したコンデンサは上
記(1)式より図2の放電曲線6に示すようなものとな
り、時刻t0をもってスイッチ2を開放した場合、コン
デンサの端子電圧VcapがVminに達する時刻t2
は時刻t1よりも早くなる。このようにして、基準時間
を時刻t0から時刻t1付近までの間に設定し、これと
比較することにより放電曲線6のような静電容量の低下
したコンデンサを発見することができるようになる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図3は
自動化配電系統における区分開閉器およびその周辺の単
線結線図である。6.6kV配電線7上に設置される区
分開閉器8には子局装置9が接続され、この子局装置9
は6.6kV配電線7に接続された子局結合装置10を
介して、区分開閉器8の制御、監視に関する信号の授受
を行う。また、子局装置9は変圧器11により主電源を
供給され、この電源により区分開閉器8の投入、開放制
御および投入状態の保持を行う。このため、6.6kV
配電線7の停電発生時には子局装置9の主電源が断た
れ、区分開閉器8の制御も一切できなくなるが、その
際、停電発生直前の区分開閉器8状態および子局装置9
状態を記憶し、復電時にはそれを子局装置9の処理デー
タの一部として使用する。また、6.6kV配電線7の
瞬時停電発生中にも同様に、子局装置9の主電源は断た
れるが、この間も子局装置9のデータ処理を継続させ、
瞬時停電復帰後は瞬時停電発生前と同一の区分開閉器8
状態および子局装置9状態であるようにする。このよう
に、自動化配電系統の停電或は瞬時停電時の子局装置が
行うデータ処理には、バックアップ電源が必要となるこ
とに加え、子局装置に代表される配電系統用機器は高所
や高電圧充電部付近に設置されることが多いため、前記
バックアップ電源にはメンテナンスや信頼性の面で電池
に勝るコンデンサが多用されているが、万一のバックア
ップ不良に備え、本発明にかかるコンデンサの点検方法
を用いるものである。以下、その詳細について説明す
る。図4は本発明にかかるコンデンサの点検方法を使用
した子局装置のブロック構成の一例である。平常時、子
局装置12は交流電源13を取り込み、電源部14によ
り論理部15の動作およびコンデンサCの充電を行う直
流電圧に変換する。そして、常時論理部15ではCPU
16とメモリ17を中心として各種のデータ処理を行
う。また、交流電源13が停電した場合には、抵抗Rを
通して充電されたコンデンサCの放電により一定時間論
理部15を動作させ、停電発生時に行うべき処理を遂行
する。このブロック構成において、コンデンサの点検は
次のように行われる。CPU16の点検指令により接点
CHKonが閉路され、交流電源13によりリレー18
が励磁されるとともに、タイマ回路20のカウントが開
始される。リレー18の励磁により、接点CHKbが開
路され、コンデンサCが電源部14より切り離される。
また、接点CHKbの開路と同時に接点CHKaが閉路
され、コンデンサCが既知抵抗Rkより放電されるとと
もに、コンデンサCの端子電圧がA/D変換器19に入
力されることになる。一方、CPU16ではA/D変換
器19においてディジタル量に変換されたコンデンサC
の端子電圧をメモリ17に予め記憶されている基準電圧
の値と逐次比較する。そして、比較した両者の値が一致
したとき、CPU16は点検の開始時からカウントを行
ってきたタイマ回路20のカウントを停止させる。カウ
ント値はCPU16によりメモリ17に予め記憶されて
いる範囲をもった値と比較が行われ、その結果カウント
値がこの範囲内にありコンデンサCは正常であると判断
されれば、接点CHKonを開放し、平常時の状態に戻
る。しかし、カウント値が範囲外であった場合、CPU
16はコンデンサCが異常であると判断し、警報回路2
1に対し警報の発生を指令する。指令を受けた警報回路
21は表示器22および送受信回路23に異常出力を送
り、表示器22では異常の表示を行い、また送受信回路
23は親局装置24からの制御、監視指令受信時にその
応答としてコンデンサCが異常である旨のデータを送信
する。なお、この実施例に示す点検中に停電が起こった
場合には、リレー18の励磁が解消され、接点CHKa
および接点CHKbは平常時の状態に戻り、その時点で
コンデンサCに残っている電荷が論理部に対し放出され
る。このため、メモリ17に予め記憶させておく基準電
圧は、論理部の最小動作電圧と停電時のデータ処理に要
する電力量および、コンデンサCに残る電荷量を考慮し
て設定しておくものとする。ちなみに、タイマ回路20
のカウント開始は、リレー18の動作遅延やA/D変換
器19のサンプリング間隔を考慮し、コンデンサCの放
電開始時に同期させれば、より正確な点検が行える。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるコンデン
サの点検方法を用いれば、直流電源により常時充電され
ているコンデンサの異常発見が可能であり、また、この
点検を定周期で行えば、バックアップ電源として用いら
れるコンデンサの異常を早期に発見でき、ひいては停電
発生時のバックアップ不良の回避に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンデンサの直流電源による充電回路および放
電回路の一例を示す図である。
【図2】正常なコンデンサと異常を有するコンデンサの
放電時におけるコンデンサの端子電圧と経過時間の関係
の一例を示す図である。
【図3】自動化配電系統における区分開閉器およびその
周辺の構成を示した単線結線図の一例である。
【図4】本発明にかかるコンデンサの点検方法を適用し
た子局装置のブロック構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 スイッチ 3 コンデンサ 4 抵抗 5 放電曲線 6 放電曲線 7 6.6kV配電線 8 区分開閉器 9 子局装置 10 子局結合装置 11 変圧器 12 子局装置 13 交流電源 14 電源部 15 論理部 16 CPU 17 メモリ 18 リレー 19 A/D変換器 20 タイマ回路 21 警報回路 22 表示器 23 送受信回路 24 親局装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源により常時充電されているコン
    デンサと直流電源間の経路を開路するとともに、コンデ
    ンサに蓄えられた電荷を既知負荷により放電させ、コン
    デンサの端子電圧が放電によって充電電圧よりも低く既
    定された電圧に達したことを検出したとき、前記放電の
    開始からこの検出までの時間を計測し、この時間と予め
    範囲をもって設定された基準時間との比較結果によりコ
    ンデンサが異常であるか否かを判断し、コンデンサが異
    常と判断された場合に警報を発するコンデンサの点検方
    法。
JP4177813A 1992-06-12 1992-06-12 コンデンサの点検方法 Pending JPH05346449A (ja)

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