JP2020101496A - 検査方法および試験装置 - Google Patents
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Abstract
Description
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
以下、本発明の実施の形態の具体例について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
図2は、本実施の形態に係る検査方法による検査対象の制御装置の機能ブロック構成を示す図である。図2には、自動開閉器3および制御装置2の機能ブロック構成と、バックアップコンデンサCbの検査時における自動開閉器3と制御装置2との接続関係が示されている。
図2に示すように、自動開閉器3は、スイッチ回路30,31、スイッチ制御部32、電力供給状態判定部34、および複数の外部端子を備えている。
このように、スイッチSW1,SW2の開閉状態に応じて開閉状態信号Scが生成され、第2状態信号出力端子38_1〜38_3からそれぞれ出力される。
なお、ここでは、制御装置2の機能のうち、バックアップコンデンサCbに関連する機能を実現するための構成について説明し、その他の機能を実現するための構成については、説明を省略する。
瞬低が発生した場合、高圧線4,5から電源装置6を介して制御装置2に供給されている交流電圧が瞬間的に低下する。これにより、電源回路20は、所定の大きさの直流電圧VCC,VDDを生成することができず、直流電圧VCC,VDDが低下する。
図3には、試験装置1および制御装置2の機能ブロック構成と、バックアップコンデンサCbの検査時における試験装置1と制御装置2との接続関係が示されている。
なお、図3では、試験装置1と制御装置2とが端子台9を介して互いに接続されている場合を示しているが、これに限られず、試験装置1と制御装置2とが直接接続されていてもよい。
例えば、手動によりスイッチSWp1〜スイッチSWpnをオンすることにより、電源端子16_1〜16_nに供給された電源電圧が第3出力端子15_1〜15_nに出力され、手動によりスイッチSWp1〜スイッチSWpnをオフすることにより、第3出力端子15_1〜15_nへの電源電圧の出力が停止する。
したがって、試験装置1の切替スイッチSWqにおいて第1接点T6と第2接点T7とが接続されたとき、制御装置2の第2入力端子24_1は、0V(ローレベル)となる。一方、このとき、切替スイッチSWqの第3接点T8は開放(オープン)となるので、制御装置2の第2入力端子24_2は、VCC(ハイレベル)となる。
図4は、本実施の形態に係る検査方法の流れを示すフロー図である。
以上のステップにより、制御装置2の検査に必要な試験装置1等との接続作業が完了する。なお、上述したステップS3〜S5は、適宜順番を入れ替えてもよい。
具体的には、試験装置1の第1信号生成部11から模擬電力供給状態信号Spiとして所定の大きさの交流電圧が制御装置2の第1入力端子23_1〜23_4に入力される。これにより、制御装置2のデータ処理制御部22は、高圧線4,5に電力が供給されている状態であると認識する。
すなわち、データ処理制御部22は、投入リレー21の一次側コイルLrに電圧を印加して一次側コイルLrに電流を流す。これにより、一次側コイルLrが励磁され、磁力によりスイッチSWrが閉状態となり、制御端子26_2から直流電圧VCCに相当する電圧レベルの閉信号(制御信号)が出力され、測定装置50に入力される。
同図において、参照符号500Aが、制御装置2の制御端子26_1に対する制御端子26_2の電圧、すなわち閉信号の波形を表している。参照符号500Bは、参照符号500Aを拡大した波形を表している。また、参照符号501は、制御装置2の第3入力端子27_1〜27_nに入力される電源電圧(AC100V)を表し、参照符号502は、投入リレー21の二次側入力接点T3と二次側出力接点T4との間の電圧波形を表している。
すなわち、試験装置1の第1信号生成部11によって生成された模擬電力供給状態信号Spiを制御装置2に入力することにより、自動開閉器3に接続される高圧線4,5に電力が供給されていること(非停電状態)を、擬似的に、制御装置2のデータ処理制御部22に認識させることができる。また、試験装置1の第2信号生成部12によって生成された模擬開閉状態信号Sciを制御装置2に入力することにより、自動開閉器3(スイッチ回路30)が閉(オン)状態であることを、擬似的に、制御装置2のデータ処理制御部22に認識させることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、試験装置1をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と接続し、その情報処理装置が試験装置1に信号を送信することにより、スイッチSWp1〜SWpnや切替スイッチSWqのオン/オフを切り替えるようにしてもよい。この場合、測定装置50も上記情報処理装置に接続し、上記情報処理装置が測定装置50から測定結果のデータを取得するようにしてもよい。これによれば、瞬低の発生から時間Tabの測定までの処理(例えばステップS8〜S11)を上記情報処理装置によって自動的に行うことが可能となる。
Claims (6)
- 自動開閉器を制御する制御装置のバックアップコンデンサの劣化状態を試験装置を用いて検査する検査方法であって、
前記制御装置は、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子、および制御端子と、前記第3入力端子に供給された交流電圧に基づいて直流電圧を生成する電源回路と、
一次側コイルと、前記直流電圧に基づいて生成された、前記自動開閉器の閉状態を指示する閉信号が入力される二次側入力接点と、前記制御端子に接続された二次側出力接点と、前記二次側入力接点と前記二次側出力接点との間に接続され、前記一次側コイルの通電状態に応じて開閉が制御されるスイッチとを含む投入リレーと、
前記投入リレーの前記一次側コイルの両端に接続されたバックアップコンデンサと、
前記第1入力端子に入力された信号に基づいて前記自動開閉器に対する電力の供給状態を判定するとともに、前記第2入力端子に入力された信号に基づいて前記自動開閉器の開閉状態を判定し、前記自動開閉器に対して電力が供給され、且つ前記自動開閉器が閉状態であると判定した場合に前記投入リレーの前記スイッチを閉状態に制御するデータ処理制御部と、を備え、
前記試験装置は、
電源端子、第1出力端子、第2出力端子、および第3出力端子と、
前記自動開閉器に接続される高圧線に対する電力の供給状態を模擬する模擬電力供給状態信号を生成し、前記第1出力端子に出力する第1信号生成部と、
前記自動開閉器の開閉状態を模擬する模擬開閉状態信号を生成し、前記第2出力端子に出力する第2信号生成部と、
前記電源端子に供給された電源電圧を前記第3出力端子に出力するか否かを切り替える電源スイッチ部と、を備え、
前記制御装置の前記第1入力端子と前記試験装置の前記第1出力端子とを接続し、前記制御装置の前記第2入力端子と前記試験装置の前記第2出力端子とを接続し、前記制御装置の前記第3入力端子と前記試験装置の前記第3出力端子とを接続する第1ステップと、
測定装置を前記制御装置の前記制御端子に接続する第2ステップと、
前記試験装置の前記電源スイッチ部によって前記試験装置の前記第3出力端子から前記電源電圧を出力する第3ステップと、
前記第3ステップの後に、前記試験装置の前記電源スイッチ部によって、前記試験装置の前記第3出力端子からの前記電源電圧の出力を停止する第4ステップと、
前記第4ステップ後に、前記測定装置によって前記制御端子の電圧の時間変化を測定する第5ステップと、を含む
検査方法。 - 請求項1に記載の検査方法において、
前記第5ステップは、
前記測定装置によって、前記第4ステップにおいて前記電源電圧の出力を停止してから前記投入リレーの前記スイッチが閉状態から開状態に切り替わるまでの時間を測定するステップを含む
ことを特徴とする検査方法。 - 請求項2に記載の検査方法において、
前記第5ステップは、
前記第4ステップにおいて前記電源電圧の出力を停止してから前記制御端子の電圧の変曲点までの時間を測定するステップを含む
ことを特徴とする検査方法。 - 自動開閉器を制御する制御装置の試験のための試験装置であって、
電源端子、第1出力端子、第2出力端子、および第3出力端子と、
前記自動開閉器に接続される高圧線に対する電力の供給状態を模擬する模擬電力供給状態信号を生成し、前記第1出力端子に出力する第1信号生成部と、
前記自動開閉器の開閉状態を模擬する模擬開閉状態信号を生成し、前記第2出力端子に出力する第2信号生成部と、
前記電源端子に供給された電源電圧を前記第3出力端子に出力するか否かを切り替える電源スイッチ部と、を備える
試験装置。 - 請求項4に記載の試験装置において、
前記電源電圧は、交流電圧であって、
前記第1信号生成部は、前記電源電圧としての交流電圧を変圧して前記模擬電力供給状態信号を生成する変圧器を含む
ことを特徴とする試験装置。 - 請求項4または5に記載の試験装置において、
前記第2出力端子を複数有し、
前記第2信号生成部は、第1接点、第2接点、および第3接点を有し、前記第1接点の接続先を前記第2接点と前記第3接点との間で切替可能な切替スイッチを含み、
前記第1接点、前記第2接点、および前記第3接点は、対応する前記第2出力端子にそれぞれ接続されている
ことを特徴とする試験装置。
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