JPH05346344A - ファイバ式反射型光センサ - Google Patents

ファイバ式反射型光センサ

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Publication number
JPH05346344A
JPH05346344A JP17928592A JP17928592A JPH05346344A JP H05346344 A JPH05346344 A JP H05346344A JP 17928592 A JP17928592 A JP 17928592A JP 17928592 A JP17928592 A JP 17928592A JP H05346344 A JPH05346344 A JP H05346344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
fiber
optical fiber
lens
projecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP17928592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Sakai
泰誠 酒井
Junichi Takagi
潤一 高木
Arata Nakamura
新 中村
Norisada Horie
教禎 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP17928592A priority Critical patent/JPH05346344A/ja
Publication of JPH05346344A publication Critical patent/JPH05346344A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 投光及び受光用ファイバを平行に配置し、か
つ、光路を偏向することにより、ファイバ固定部の小型
化を図り、狭いスペースでも設置可能とし、また、検出
領域を狭域化することにより、微小物体をも検出可能と
する。 【構成】 投光用光ファイバ1と受光用光ファイバ2と
を平行に配置し、これらの光ファイバ1,2の端面前方
に、出射光及び検出対象物によって反射される反射光の
光路を偏向するレンズ4を配設する。また、投光、受光
用光ファイバ1,2の端面とレンズ4との間に投光、受
光用レンズ5,6を配設し、更に、投光用光ファイバ1
の出射端面にピンホール7を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光用光ファイバと受
光用光ファイバとを有したファイバ式反射型光センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイバ式反射型光センサとして
は、図5に示すように、検出対象物に向けて光を出射す
る投光用光ファイバ21と前記検出対象物によって反射
された光を受光する受光用光ファイバ22とを用いて物
体を検出しており、投光用光ファイバ21と受光用光フ
ァイバ22とは、図示のように、所定角度(通常90°
内外)をもってハウジング23上に固定されている。そ
して、投光用光ファイバ21の端面近傍にはコリメート
用レンズ24が配設され、また、受光用光ファイバ22
の端面近傍には受光レンズ25が配設されている。
【0003】このように構成されたファイバ式反射型光
センサにおいて、投光用光ファイバ21から出射された
光は、コリメート用レンズ24によってコリメートさ
れ、検出物体に照射される。検出物体からの反射光は、
受光レンズ25を介して受光用光ファイバ22に入射さ
れ、これにより物体を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、投光用
光ファイバ21の出射端面がコリメート用レンズ24の
焦平面に配置されているにもかかわらず、光ファイバの
コア直径が0.25から1.00mmと大きいため、光
のコリメート性があまり良好ではなく、コリメート用レ
ンズ24からの出射ビームは相当の広がり角を持つ。ま
た、検出物体からの反射光のうち受光用光ファイバ22
に入射される光も、投光側と同じ理由により広い角度を
もつことになり、有効開口数(NA)が相当大きいもの
となる。
【0005】このため、微小な投光スポットあるいは受
光エリアを実現することができず、図5の交叉ハッチン
グ26で示すような広い検出領域を有し、微小物体を検
出することが困難となる。また、投光側の光軸と受光側
の光軸とは、限定反射光学系を構成するために、平行で
はなく所定の角度を持って構成されているので、投光用
光ファイバ21、受光用光ファイバ22及びこれらを固
定するハウジング23を含む投受光部全体の容積が大き
くなり、広い設置スペースを必要とする。更に、検出距
離範囲を狭く限定したい場合には、投光側の光軸と受光
側の光軸とのなす角を広く設ける必要があり、このた
め、狭いスペースにおいて検出距離範囲を狭く限定する
ことは不可能である。本発明は、上述した問題を解決す
るもので、投光及び受光用ファイバを平行に配置し、か
つ、光路を偏向することにより、ファイバ固定部の小型
化が図れ、狭いスペースにでも設置可能なファイバ式反
射型光センサを提供することを目的とする。また、本発
明は、検出領域を狭域化することにより、微小物体をも
検出することができるファイバ式反射型光センサを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、検出対象物に向けて光を出射する
投光用光ファイバと前記検出対象物によって反射された
光を受光する受光用光ファイバとを有したファイバ式反
射型光センサにおいて、前記投光用光ファイバと前記受
光用光ファイバとが平行に配置され、それらの少なくと
も一方の端面前方に、前記投光用光ファイバから出射さ
れる出射光または検出対象物によって反射される反射光
のうち、少なくとも一方の光路を偏向する光路偏向素子
を配設したものである。請求項2の発明は、上記におい
て、上記光路偏向素子を集光機能を持ったレンズ素子と
したものである。請求項3の発明は、上記光路偏向素子
をプリズムとしたものである。請求項4の発明は、上記
投光用光ファイバの端面近傍にピンホールが形成されて
いるものである。請求項5の発明は、上記投光用光ファ
イバの端面近傍に投光用レンズを設けたものである。請
求項6の発明は、上記受光用光ファイバの端面近傍にピ
ンホールが形成されているものである。請求項7の発明
は、上記受光用光ファイバの端面近傍に受光用レンズを
設けたものである。
【0007】
【作用】上記の請求項1、2、3の構成によれば、投光
用光ファイバから出射される出射光または検出対象物に
よって反射される反射光のうち、少なくとも一方の光路
が光路偏向素子(請求項2ではレンズ素子、請求項3で
はプリズム)により偏向される。これにより、投光用光
ファイバから出射された光による検出対象物からの反射
光は、受光用光ファイバに入射される。そして、両ファ
イバは平行に配置できるので、ファイバ固定部を小さく
することができる。請求項4の構成によれば、上記作用
に加えて、投光用光ファイバから出射された光は、ピン
ホールによりその出射投光範囲が小さく限定され、微小
な投光スポットを実現できる。請求項5の構成によれ
ば、投光用光ファイバから出射された光は、投光用レン
ズによりコリメートされ、コリメート性を向上すること
ができる。請求項6の構成によれば、検出対象物によっ
て反射された反射光は、ピンホールによりその入射受光
範囲が小さく限定され、微小な受光エリアを実現でき
る。請求項7の構成によれば、検出対象物によって反射
された反射光は、受光用レンズによりコリメート性を向
上することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1及至第4実施
例について図面を参照して説明する。図1及至図4はフ
ァイバ式反射型光センサの構成を示した断面図である。
まず、第1実施例について図1を参照して説明する。投
光用光ファイバ1と受光用光ファイバ2とが平行にハウ
ジング3上に配置されており、これらの光ファイバ1,
2の端面前方には、投光用光ファイバ1から出射される
出射光及び検出対象物によって反射される反射光の光路
を偏向する光路偏向素子としてレンズ4が配設されてい
る。また、投光用光ファイバ1の端面とレンズ4との間
には投光用レンズ5が配設され、受光用光ファイバ2の
端面とレンズ4との間には受光用レンズ6が配設されて
いる。更に、投光用光ファイバ1の出射端面(投光用レ
ンズ5の焦平面)にはピンホール7が形成されている。
【0009】上記構成において、投光用光ファイバ1か
ら出射された光は、ピンホール7によりその出射光量は
従来より減少するが、投光用レンズ5によってコリメー
トされ、コリメート性は向上する。投光用レンズ5から
のコリメートビームは、レンズ4により所定の角度をも
って光路変換され、レンズ4の光軸上に集光される。検
出対象物によって反射された反射光は、レンズ4により
所定の角度をもって光路変換され、受光用光ファイバ2
に入射される。
【0010】本構成によれば、受光側の有効開口数(N
A)はあまり変わらないものの、投光範囲が小さく限定
されるために、検出範囲は図1の交叉ハッチング8で示
されるような狭い範囲となり、従って、微小物体の検出
が可能となる。また、投光用光ファイバ1から出射され
る出射光及び検出対象物によって反射される反射光の光
路を偏向するレンズ4を設けたので、投光用光ファイバ
1と受光用光ファイバ2とは平行に配置でき、ハウジン
グ3を含む投受光部全体の容積が小さくなり、狭いスペ
ースにも設置が可能となる。又、全体形状を大きくする
ことなく、検出距離範囲を狭く制限することも、レンズ
4の焦点距離を適宜に設定することで容易に可能とな
る。
【0011】次に、第2実施例について図2を参照して
説明する。本実施例では、第1実施例の構成に加えて、
受光用光ファイバ2の端面(受光レンズ6の焦平面)に
もピンホール9が形成されている。これにより、受光側
の有効開口数(NA)も小さく制限されることになるの
で、検出範囲は交点8のみとなり、従って、更に微小な
物体の検出が可能となる。また、検出距離範囲は極めて
狭い範囲に制限することができる。
【0012】次に、第3実施例について図3を参照して
説明する。本実施例では、第1実施例の構成において、
レンズ4aの光軸が投光用光ファイバ1の光軸と一致す
るように配設されている。このため、受光用光ファイバ
2には検出物体からの正反射光は入光せず、散乱成分の
みが入光する。これにより、表面が正反射特性を有した
透明シートによりカバーされた物体上に印された微小マ
ーク等を検出する場合に、特に有効となる。
【0013】次に、第4実施例について図4を参照して
説明する。本実施例では、第1実施例の構成におけるレ
ンズ4の代わりにプリズム10を配備したものである。
この実施例において、投光用レンズ5からのコリメート
ビームはプリズム10によって光路が偏向されることな
く直進する。これにより、検出範囲が上記第3実施例と
異なる以外は同等の機能を有する。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、投光用光
ファイバと受光用光ファイバのうち少なくとも一方の端
面前方に、出射光または検出対象物によって反射される
反射光のうち、少なくとも一方の光路を偏向する光路偏
向素子を設けたので、投光用光ファイバと受光用光ファ
イバとを平行に配置することができる。これにより、光
ファイバ固定部が小さくなり、センサヘッドの小型化が
実現でき、狭いスペースにも設置が可能となる。
【0015】また、投光用光ファイバの端面近傍に、ピ
ンホールを設けることにより投光用光ファイバからの投
光範囲が狭く制限され、また、投光用レンズを設けるこ
とにより投光用光ファイバから出射される光がコリメー
トされる。同様に、受光用光ファイバの端面近傍に、ピ
ンホールや受光用レンズを設けることにより、反射光の
受光範囲が狭く制限され、有効開口数(NA)を小さく
限定し、微小な投光スポットあるいは受光エリアを実現
することができ、これにより、微小物体の検出が可能と
なる。更に、従来のように、投、受光用光ファイバを所
定の角度をなすように配置する必要がないので、小さな
センサヘッドでもって、検出距離範囲を狭く限定するこ
とも容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるファイバ式反射型光
センサの構成を示した断面図である。
【図2】本発明の第2実施例によるファイバ式反射型光
センサの構成を示した断面図である。
【図3】本発明の第3実施例によるファイバ式反射型光
センサの構成を示した断面図である。
【図4】本発明の第4実施例によるファイバ式反射型光
センサの構成を示した断面図である。
【図5】従来例によるファイバ式反射型光センサの構成
を示した断面図である。
【符号の説明】
1 投光用光ファイバ 2 受光用光ファイバ 4 レンズ 4aレンズ 5 投光用レンズ 6 受光用レンズ 7 ピンホール 9 ピンホール 10 プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 教禎 京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象物に向けて光を出射する投光用
    光ファイバと前記検出対象物によって反射された光を受
    光する受光用光ファイバとを有したファイバ式反射型光
    センサにおいて、前記投光用光ファイバと前記受光用光
    ファイバとが平行に配置され、それらの少なくとも一方
    の端面前方に、前記投光用光ファイバから出射される出
    射光または検出対象物によって反射される反射光のう
    ち、少なくとも一方の光路を偏向する光路偏向素子を配
    設したことを特徴とするファイバ式反射型光センサ。
  2. 【請求項2】 上記光路偏向素子は集光機能を持ったレ
    ンズ素子であることを特徴とする請求項1に記載のファ
    イバ式反射型光センサ。
  3. 【請求項3】 上記光路偏向素子はプリズムであること
    を特徴とする請求項1に記載のファイバ式反射型光セン
    サ。
  4. 【請求項4】 上記投光用光ファイバの端面近傍にピン
    ホールが形成されていることを特徴とする請求項1、2
    または3に記載のファイバ式反射型光センサ。
  5. 【請求項5】 上記投光用光ファイバの端面近傍に投光
    用レンズを設けたことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4に記載のファイバ式反射型光センサ。
  6. 【請求項6】 上記受光用光ファイバの端面近傍にピン
    ホールが形成されていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5に記載のファイバ式反射型光セン
    サ。
  7. 【請求項7】 上記受光用光ファイバの端面近傍に受光
    用レンズを設けたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6に記載のファイバ式反射型光センサ。
JP17928592A 1992-06-12 1992-06-12 ファイバ式反射型光センサ Pending JPH05346344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002198700A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Juki Corp マーク検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002198700A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Juki Corp マーク検出装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311