JPH0534630Y2 - - Google Patents

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JPH0534630Y2
JPH0534630Y2 JP3415487U JP3415487U JPH0534630Y2 JP H0534630 Y2 JPH0534630 Y2 JP H0534630Y2 JP 3415487 U JP3415487 U JP 3415487U JP 3415487 U JP3415487 U JP 3415487U JP H0534630 Y2 JPH0534630 Y2 JP H0534630Y2
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bevel gear
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razor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ひげを剃るための安全剃刀に関する
ものである。
[従来の技術とその問題点] ひげそりに使用する従来の安全剃刀は、持ち手
部分であるハンドル部材の軸心方向と直角に切断
刃を有する頭部を装着したT字型の構造になつて
いる。
この安全剃刀は、切断刃が露出して危険なた
め、使用後、専用ケースに収納したり、切断刃を
有する頭部だけをハンドル部材より取り外した
り、頭部にカバーを被せたりする必要がある。し
たがつて、化粧台等の上に放置したり、旅行等で
持ち運んだりするのが不便である。
そのため、本考案は使用後にハンドル部材へ、
頭部を収納できるひげそり用剃刀を提供するもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するために考案され
たひげそり用剃刀であつて、ハンドル部材3と、
前記ハンドル部材3に上下方向に進退可能に設け
られた支持部材2と、前記支持部材2の上部の一
側部に回動自在に設けられた剃刀頭部1とよりな
り、前記剃刀頭部1の長さ方向に刃4が設けら
れ、前記剃刀頭部1は、その長さ方向を縦向きに
してハンドル部材3に収納可能であり、前記剃刀
頭部1の側部から支軸部12が突出し、該支軸部
12の先端は、前記支持部材2の内部に位置する
とともに第1傘歯車13が設けられ、前記支持部
材2の内部には、軸棒17が上下方向に設けら
れ、該軸棒17の上端部には、前記第1傘歯車1
3と係合する第2傘歯車16が設けられ、前記支
持部材2からレバー15が突出し、該レバー15
は、ハンドル部材3に対し、上下方向及び周方向
に連続して移動自在であり、前記レバー15を上
方に移動させて、前記支持部材2に設けられた前
記剃刀頭部1を前記ハンドル部材3より進出させ
るとともに、前記レバー15を前記ハンドル部材
3の周方向に回動させて前記軸棒17の前記第2
傘歯車16に係合している前記第1傘歯車13を
回動させて、前記剃刀頭部1の長さ方向を横向き
にするものである。
[作用] 本考案のひげそり用剃刀の作用を説明する。
まず、剃刀を使用しない場合には、前記剃刀頭
部1は、その長さ方向を縦向きにしてハンドル部
材3に収納され、前記支持部材2もハンドル部材
3に収納されている。
剃刀を使用する場合には、前記レバー15を上
方に移動させて、前記支持部材2に設けられた前
記剃刀頭部1を前記ハンドル部材3より進出させ
るとともに、前記レバー15を前記ハンドル部材
3の周方向に回動させて前記軸棒17の前記第2
傘歯車16に係合している前記第1傘歯車13を
回動させて、前記剃刀頭部1の長さ方向を横向き
にする。この状態でハンドル部材を手で持つて、
刃4でひげを剃る。
[実施例] 以下、本考案のひげそり用の剃刀Aの一実施例
を図面に基づいて説明する。
1は、従来の剃刀と同じ構造を持つ安全剃刀の
頭部であつて、ひげを剃る面は剃りやすいように
斜めになつており、この斜面の長さ方向に沿つて
ひげそり用の刃4が設けられている。また、斜面
と反対側の面には、支軸部12が突設されてい
る。この支軸部12は、円筒形の支持部材2の上
部周面に、支持部材2の軸心方向と直角に軸支さ
れているとともに、端部に円錐台形の第1傘歯車
13が設けてある。なお、頭部1を支軸部12と
は着脱可能なカートリツジ方式にしておくと、刃
4の切れ味が悪くなつた場合に、簡単に新しい頭
部1と交換ができる。
3は、断面楕円形のハンドル部材であつて、支
持部材2を収納する第1部屋5と、頭部1を収納
する第2部屋6を内部に有し、両方の部屋5,6
共に上部が開口している。
この第1部屋5は、支持部材2を全て収納でき
る高さを有し、断面円形であつて、上部分の径は
支持部材2の径と略同じ大きさの径をしており、
支持部材2が径方向に動かないようになつてい
る。また、下部分の径は、上部分の径より少し大
きくなつている。
この第1部屋5の上部分は、第2部屋6とを隔
てる内壁が軸心方向に欠截されて、第2部屋6と
繋がつている。この欠截によりできた空間7は上
部が開口し支軸部12を収納する。
また、第1部屋5の下部分の外壁には、軸心方
向に開口しているとともに連続して周方向に開口
したL字状の孔8が設けてある。この周方向の孔
8の端部には、孔8と連続して下方に欠截された
凹部9が設けてある。
第1部屋5の底面より上部が開口した円筒形の
歯車支持部10が、第1部屋5と同軸に突設され
ている。この歯車支持部10の内側には、軸心方
向に上端から下端近傍まで溝11が設けてある。
第1部屋5に収納可能な円筒形の支持部材2
は、上部周面に軸心方向に直角に頭部1を回動可
能に軸支するとともに、下部がフランジ14とな
つており、一定以上第1部屋5より進出しない。
このフランジ14より円筒形のレバー15が径外
方向へ突設されている。このレバー15は、前記
L字状の孔8を外方へ貫通しているとともに孔8
を移動可能である。
支持部材2の内部の上部にまは、第1傘歯車1
3と噛み合う円錐台形の第2傘歯車16を有して
いる。第3図に示すように、ハンドル部材3に支
持部材2が収納された状態では、支持部材2の軸
心方向と頭部1の長さ方向は平行に軸支されてい
る。第7図に示すように、支持部材2がハンドル
部材3より進出した状態で、支持部材2を水平に
90度回転すると、頭部1が垂直方向に90度回転し
て支持部材2の軸心方向と直角になるように、両
傘歯車13,16の噛み合わせを設定しておく。
第2傘歯車16の下面より軸棒17が突設され
ている。この軸棒17は、前記歯車支持部10に
嵌入されているとともに、軸棒17の下端に設け
た突部18が前記溝11に嵌入されており、第2
傘歯車16の回転を規制している。支持部材2が
ハンドル部材3に収納された状態では、軸棒17
は歯車支持部10内部にほとんど埋没している。
また支持部材2を進出させると軸棒17も歯車支
持部10より進出する。
支持部材2の下端のフランジ14と第1部屋5
の上部分との間にコイル状のバネ19が設けてあ
り、常に支持部材2を下方に付勢している。第1
傘歯車13と第2傘歯車16が噛み合つた位置で
固定されるように、支持部材2の内部上方にフラ
ンジ20が設けてある。
この剃刀Aの使用状態を以下に説明する。
剃刀Aを使用を開始する場合には、第3図に示
すように、L字状の孔8より進出したレバー15
をバネ19の付勢力に反して上方に引き上げる。
これにより第4図に示すように、支持部材2と頭
部1がそれぞれ第1部屋5と第2部屋6より進出
する。次にレバー15を孔8に沿つて周方向に水
平に回転させると、支持部材2と頭部1がそれと
共に水平に回転する。しかし、突部18によつ
て、軸棒17は回転が規制されているため、第2
傘歯車16は回転しない。一方、第1傘歯車13
は、固定された第2傘歯車16に直角に噛合つて
いるため、支持部材2の水平方向の回転と共に垂
直方向に回転する。そのため、最初支持部材2の
軸心方向に平行に軸支された頭部1は、第1傘歯
車13の回転により、レバー15の回転と連動し
て垂直方向に回転する。レバー15が90度回転し
て孔8の端部に来ると、孔8の端部に設けた凹部
9へレバー15がバネ19の付勢力により嵌入し
て支持部材2は完全にハンドル部材3より進出し
た状態で固定され、頭部1も90度回転して支持部
材2の軸心方向と直角の位置に固定される(第7
図、第8図、第9図)。
このような状態にして、ハンドル部材3を手で
持つて頭部1でひげを剃ればよい。ハンドル部材
3や支持部材2の材質は、ひげを剃る場合に水や
シエービングクリーム等を使用するため、プラス
チツク等の合成樹脂が好適である。
剃刀Aの使用後は、レバー15を凹部9よりバ
ネ19の付勢力に反して引き上げ前記とは逆に回
転させる。レバー15を90度水平に回転して軸心
方向に設けられた孔8の位置まで移動させるのと
連動して、固定された第1傘歯車13に対する第
2傘歯車16の回転で頭部1が90度垂直方向に回
転して支持部材2の軸心方向と平行になる。そし
て、バネ19の付勢力により支持部材2と頭部1
がハンドル部材3の内部に収納される。この状態
であると頭部1が第2部屋6に収納されているた
め、刃4でけが等をする心配がない。そのため、
ハンドル部材3をそのまま化粧台等に放置しても
危険でなく、また、旅行の携帯用にも好適であ
る。
使用する場合には、前述したように、レバー1
5を操作するだけで頭部1が進出するので操作も
簡単である。
ハンドル部材3は、上記実施例の断面楕円形に
限らず円形でもよく、また、外周面に適当な凹凸
を設けて手で持ち易いようにしてもよい。
さらに、支持部材2等がハンドル部材3へ収納
した状態が上から見えて体裁が悪いため、ハンド
ル部材3に蓋を設けてもよい。
[考案の効果] 上記で説明したように、本考案のひげそり用剃
刀は、使用していない場合にハンドル部材に刃を
有する頭部が収納されているため、刃でけがをす
る心配がなく、そのため化粧台等に置くことがで
き、また、旅行等の携帯用にも好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す剃刀の斜視
図、第2図は、頭部と支持部材を収納した状態の
剃刀の斜視図、第3図は、第2図の−線断面
図、第4図はレバーを上方に引き上げた状態の縦
断面図、第5図は、第2図における平面図、第6
図は、第4図の−線断面図、第7図は、第1
図の−線断面図、第8図は第1図における側
面図、第9図は、第7図の−線断面図であ
る。 符号の説明、A……剃刀、1……頭部、2……
支持部材、3……ハンドル部材、4……刃、5…
…第1部屋、6……第2部屋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハンドル部材3と、前記ハンドル部材3に上下
    方向に進退可能に設けられた支持部材2と、前記
    支持部材2の上部の一側部に回動自在に設けられ
    た剃刀頭部1とよりなり、 前記剃刀頭部1の長さ方向に刃4が設けられ、 前記剃刀頭部1は、その長さ方向を縦向きにし
    てハンドル部材3に収納可能であり、 前記剃刀頭部1の側部から支軸部12が突出
    し、該支軸部12の先端は、前記支持部材2の内
    部に位置するとともに第1傘歯車13が設けら
    れ、 前記支持部材2の内部には、軸棒17が上下方
    向に設けられ、該軸棒17の上端部には、前記第
    1傘歯車13と係合する第2傘歯車16が設けら
    れ、 前記支持部材2からレバー15が突出し、該レ
    バー15は、ハンドル部材3に対し、上下方向及
    び周方向に連続して移動自在であり、 前記レバー15を上方に移動させて、前記支持
    部材2に設けられた前記剃刀頭部1を前記ハンド
    ル部材3より進出させるとともに、前記レバー1
    5を前記ハンドル部材3の周方向に回動させて前
    記軸棒17の前記第2傘歯車16に係合している
    前記第1傘歯車13を回動させて、前記剃刀頭部
    1の長さ方向を横向きにする ことを特徴とするひげそり用剃刀。
JP3415487U 1987-03-09 1987-03-09 Expired - Lifetime JPH0534630Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3415487U JPH0534630Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3415487U JPH0534630Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JPS63143276U JPS63143276U (ja) 1988-09-21
JPH0534630Y2 true JPH0534630Y2 (ja) 1993-09-01

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ID=30842439

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JP3415487U Expired - Lifetime JPH0534630Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6093551B2 (ja) * 2012-11-06 2017-03-08 株式会社貝印刃物開発センター 剃刀

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JPS63143276U (ja) 1988-09-21

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