JPS6143407Y2 - - Google Patents

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JPS6143407Y2
JPS6143407Y2 JP16259482U JP16259482U JPS6143407Y2 JP S6143407 Y2 JPS6143407 Y2 JP S6143407Y2 JP 16259482 U JP16259482 U JP 16259482U JP 16259482 U JP16259482 U JP 16259482U JP S6143407 Y2 JPS6143407 Y2 JP S6143407Y2
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JP
Japan
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inner cutter
blade
cutter
support
bubbles
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JP16259482U
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JPS5967167U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気かみそり、特に内刃を回転駆動し
て髭を切断する回転式電気かみそりの内刃構造に
関する。
従来、電気かみそりは乾式、すなわち髭及び肌
を濡らさずにそのままの乾いた状態で剃るものが
ほとんどであり、又そのことが電気かみそりの簡
便さの特徴であつた。しかし、髭を剃る人の中に
は、多少めんどうであつても肌及び髭を濡らし、
さらには石けんあるいはシエービングクリーム等
を付けて剃つた方が、剃り上がりが良く、剃つた
後の爽快感を得ることが出るため湿式、すなわ
ち、安全かみそりを用い、電気かみそりの使用を
避ける人もあつた。そのため最近になり、湿式を
好む人にも電気かみそりを使用してもらうため
に、肌及び髭を濡らして、石けんあるいはシエー
ビングクリーム等を付けて剃ることが可能な防水
構造をとつた電気かみそりが提供されている。し
かしながら、単に電気かみそりを防水構造として
も、石けん、あるいはシエービングクリームを使
用して剃る刃部には次の様な問題を有していた。
すなわち、内刃が回転駆動して髭を切断する回転
式電気かみそりで、肌を濡らし石けん、あるいは
シエービングクリームを付けて剃つた場合、第1
図に示すごとく、外刃1より入つた石けんあるい
はシエービングクリームの泡(以下単に泡とい
う)は、内刃2の回転により生ずる遠心力によ
り、外刃1より進入した後直ちに矢印3に示す様
に内刃2の外周方向に移動し、外刃1の内周と内
刃2の外周との間に生じているすき間4に溜る。
そのためこの泡は内刃回転時の抵抗となつて働
き、内刃の回転数のダウンにつながるものであ
る。よつて泡をつけて剃る場合、従来の回転式か
みそりは、剃り始めると同時に回転数がダウン
し、極端な場合は内刃の停止につながるという大
きな問題を有していた。よつて本考案は以上述べ
た、内刃回転数のダウンという問題を解決し、乾
式でも湿式に於ても安定した内刃回転数を得て、
満足のいく切れ味を確保する内刃構造を提供する
ものであり、その詳細内容を次に説明する。
泡による内刃の回転数ダウンに影響する原因と
して大きく別けて次の3つの原因が考えられる。
1 内刃外周面と外刃内周とのすき間の大小 2 内刃外周面に溜つた泡を他に移動させる内刃
外周構造 3 内刃底面の突起の有無 すなわち原因1に関して述べれば、内刃外周面
と外刃内周とのすき間が狭いため、進入した泡が
その部分に溜り、抵抗となつて働く迄の時間が短
く剃り始めると即時に回転数ダウンをしてしまう
ことにつながつた。原因2に関して述べれば、上
記すき間に溜つた泡をそこにとどめておけば当然
内刃回転の抵抗となつて働くこととなるため、そ
のすき間に泡を溜ることなく他の箇所に排除する
構造を必要とする。原因第3に関して述べれば、
刃部内部に進入した泡は内刃外周面と外刃内周と
のすき間に溜り、さらに泡が進入した場合は、内
刃底面部に移動する。この時内刃底面に突起が有
つた場合は、その突起が泡をかきまぜ、大きな回
転抵抗となつて働き、さらに回転数ダウンを増す
こととなつた。
本考案は以上述べた欠点を除去するために、前
記の原因2に着目したもので、その要旨は、円板
上の内刃支持具の上面に設けた複数の貫通孔に内
刃体を挿入支持し、内刃体の先端を外刃に内接せ
しめ回転させて髭を剃る電気かみそりにおいて、
内刃支持具の外周壁部に、該外周壁部より突出
し、回転方向に向つて延びる突与を形成し、該突
片に対向する前記内刃支持具の外周壁部には内刃
支持具の内方下部への貫通孔を設けたことにあ
る。すなわち、泡が内部に進入し、外刃内周と内
刃外周とのすき間に溜つた場合、前記内刃支持具
の外周壁部に設け回転方向に向つて延びた突片に
より溜つた泡をかき取り、かき取つた泡を前記突
片と対向する内刃支持具外周壁部に設けた貫通孔
より内方下部に移動させ、回転数ダウンの原因で
ある泡による抵抗をなくすものである。
以下図面によりその詳細を説明すると、第2図
に本考案一実施例の斜視図を示す。この図に於て
5は内刃体、6は内刃体5を支持する円板状の内
刃支持具であり、内刃体5は内刃支持具6に設け
た貫通孔に貫通させ、内刃体5の下端を内刃支持
具6の下面に設けた板状バネにより上下弾性的に
摺動し、外刃へ密着するよう構成されている。さ
らに内刃支持具6の外周壁部7には内刃回転方向
に向つて延びる突片8を複数個設け、該突片8と
対向する内刃支持具6の外周壁部7の面に貫通孔
9をそれぞれ形成する。なお突片8の先端は、内
刃支持具外周壁面と、外刃内周面との間に位置せ
しめる様に構成する。10は内刃支持具6と一体
に形成された軸受部であり、この軸受部10はモ
ータの回転軸に着脱自在に嵌合される。
以上説明した様に本考案の内刃構造では、内刃
が回転すると内刃支持具外周壁部7に設けた突片
8の働きにより、刃部内部に進入して来た泡を第
3図の矢印11で示す様に内刃下部にある毛溜り
部に移動させて、内刃外周に泡を溜めることなく
内刃回転の抵抗をなくし、スムーズな回転を得る
ことが出来るものである。なお本願の効果を泡に
のみ限つて述べて来たが、同様の効果を乾式で剃
つた場合の髭の飛散防止にも得ることが出来るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来電気かみそりの泡の進入を示す説
明断面図、第2図は本考案内刃の斜視図、第3図
は本考案電気かみそりの泡の進入を示す説明断面
図である。 1……外刃、2……内刃、3……泡進入矢印、
4……泡、5……内刃体、6……内刃支持具、7
……内刃支持具外周壁部、8……突片、9……突
片に対向する貫通孔、10……軸受部、11……
本願の泡進入矢印。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板上の内刃支持具の上面に設けた複数の貫通
    孔に内刃体を挿入支持し、内刃体の先端を外刃に
    内接せしめ回転させて髭を剃る電気かみそりにお
    いて、内刃支持具の外周壁部に、該外周壁部より
    突出し、回転方向に向つて延びる突片を形成し、
    該突片に対向する前記内刃支持具の外周壁部には
    内刃支持具の内方下部への貫通孔を設けたことを
    特徴とする電気かみそりの内刃構造。
JP16259482U 1982-10-27 1982-10-27 電気かみそりの内刃構造 Granted JPS5967167U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16259482U JPS5967167U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 電気かみそりの内刃構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16259482U JPS5967167U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 電気かみそりの内刃構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967167U JPS5967167U (ja) 1984-05-07
JPS6143407Y2 true JPS6143407Y2 (ja) 1986-12-08

Family

ID=30357001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16259482U Granted JPS5967167U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 電気かみそりの内刃構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5967167U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5967167U (ja) 1984-05-07

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