JPH05345740A - 5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンの製造法 - Google Patents

5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンの製造法

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JPH05345740A
JPH05345740A JP19445992A JP19445992A JPH05345740A JP H05345740 A JPH05345740 A JP H05345740A JP 19445992 A JP19445992 A JP 19445992A JP 19445992 A JP19445992 A JP 19445992A JP H05345740 A JPH05345740 A JP H05345740A
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JP
Japan
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reaction
formula
chlorophenyl
compound
pentanone
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Application number
JP19445992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
浩 吉田
Kiyoshi Omori
潔 大森
Hiroyuki Miyata
博之 宮田
Junichi Hashimoto
淳一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05345740A publication Critical patent/JPH05345740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/511Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition involving transformation of singly bound oxygen functional groups to >C = O groups
    • C07C45/515Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition involving transformation of singly bound oxygen functional groups to >C = O groups the singly bound functional group being an acetalised, ketalised hemi-acetalised, or hemi-ketalised hydroxyl group

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式Iの5−ハロ−2−ペンタノンケター
ルと一般式IIの4−クロルフェニルとを、銅触媒存在下
に反応させ、一般式IIIの5−(4−クロルフェニル)
−2−ペンタノンケタールを得て、酸の存在下に加水分
解する式IVの5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタ
ノンの製造法。 (式中Xは塩素原子または臭素原子を表す。Rおよび
は低級アルキル基を表し、RおよびRは低級ア
ルキレン基であって互いに結合し環を形成することもで
きる) 【効果】 簡便な操作により医薬・農薬の中間体として
有用な5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンを
高収率で容易に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬、農薬等の合成中
間体として有用な5−(4−クロルフェニル)−2−ペ
ンタノンの新規な製造法に関する。例えば5−(4−ク
ロルフェニル)−2−ペンタノンは抗不整脈剤として有
用なフェニルアルキルアミン類の第4級アンモニア塩の
出発原料となる(特開昭54−95520号公報参
照)。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来の5−(4−クロルフ
ェニル)−2−ペンタノンの製造法としては、1−(4
−クロルフェニル)−3−ペンテン−1,2−ジオール
を硫酸水溶液中で加熱脱水し、約70%の収率で、5−
(4−クロルフェニル)−3−ペンテン−2−オンと、
5−(4−クロルフェニル)−4−ペンテン−2−オン
との混合物を得て、次いで、それらの二重結合部位を還
元触媒存在下、水素添加することにより5−(4−クロ
ルフェニル)−2−ペンタノンを得る方法が知られてい
る〔Bull,Soc,Chim,Fr,5,167
6,(1973)参照〕。
【0003】しかし、この方法は、出発物質となる1−
(4−クロルフェニル)−3−ペンテン−1,2−ジオ
ールの合成が困難であり、出発物質の加熱脱水時には多
量の樹脂状生成物が副生し目的化合物の単離、精製が困
難であるという欠点があり、さらに上記文献には接触還
元時の収率および副反応についての詳細な記載はない
が、一般に、公知の接触還元法ではカルボニル基の還元
生成物、芳香環の脱塩素化生成物等の副生物の生成が認
められ、水添反応は定量的には進行しない。したがっ
て、この方法は工業的には有利な方法とは言えない。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は工業的に有利
な5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンを高収
率で合成する新規な製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、一般式
(I)
【0006】
【化4】
【0007】(式中、Xは塩素原子または臭素原子を表
す。RおよびRは同一または相異なる低級アルキル
基を表し、RおよびRは低級アルキレン基であって
互いに結合し環を形成することもできる)で示される5
−ハロ−2−ペンタノンケタールと、一般式(II)
【0008】
【化5】
【0009】(式中、Xは前記と同じ意味を有する)で
示される4−クロルフェニルグリニヤール試薬とを、銅
触媒存在下に反応させ、一般式(III)
【0010】
【化6】
【0011】(式中、RおよびRは前記と同じ意味
を有する)で示される5−(4−クロルフェニル)−2
−ペンタノンケタールを得て、次いで、酸の存在下に加
水分解することを特徴とする5−(4−クロルフェニ
ル)−2−ペンタノンの製造法に関する。
【0012】本発明の反応の全工程は、次の反応式
(I)、
【0013】
【式1】
【0014】(式中、R、RおよびXは前記と同じ
意味である)に従って行われる反応を使用するものであ
る。即ち、第1工程は5−ハロ−2−ペンタノンケター
ル〔化合物(I)〕と4−クロルフェニルグリニヤール
試薬〔化合物(II)〕とを銅触媒存在下にクロスカッ
プリングする反応であり、第2工程は第1工程の生成物
である5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンケ
タール〔化合物(III)〕を酸の存在下で加水分解し
て目的化合物である5−(4−クロルフェニル)−2−
ペンタノン〔化合物(IV)〕を合成する反応である。
【0015】本発明の反応についてさらに詳しく説明す
る。第1工程は反応式(I)に従って行われる。本発明
の反応(第1工程)の原料物質である化合物(I)のX
は、塩素原子、臭素原子であるハロゲン原子であり、特
に臭素原子が好ましい。本発明の反応(第1工程)の原
料物質である化合物(I)の、RおよびRはたとえ
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基のような
炭素数1〜4の低級アルキル基を挙げることができ、R
およびRはメチレン基、エチレン基、プロピレン基
のような低級アルキレン基であって、互いに結合し環を
形成することもできる。これらRおよびRは同一の
基であってもよく相異なる基であってもよい。上記化合
物(I)は、公知の方法により容易に調製することがで
きる〔Org,Syn,Coll,Vol,6,597
(1963)・Helvetica,Chimica,
Acta,52(8),2465,(1969)など参
照〕
【0016】本発明の反応(第1工程)のもう1つの原
料物質である上記化合物(II)のXは、塩素原子、臭
素原子であるハロゲン原子であり、上記化合物(II)
の好ましい化合物としては、たとえば、4−クロルフェ
ニルマグネシウムクロライド、4−クロルフェニルマグ
ネシウムブロマイドが好ましく、特に4−クロルフェニ
ルマグネシウムブロマイドが好ましい。上記化合物(I
I)は公知の方法により容易に調製することができる。
上記化合物(II)は、化合物(I)1モルに対して通
常1〜3モル、好ましくは1.1〜2.5モルの割合で
使用する。
【0017】本発明の反応(第1工程)において使用す
る銅触媒としては、たとえば、CuI、CuBr、Cu
Br、CuCl、CuClおよびLiCuCl
などが挙げられる。銅触媒は単独で用いてもよく、また
2種類以上の混合物として使用してもよい。銅触媒は、
化合物(I)1モルに対して通常0.001〜0.1モ
ル、好ましくは、0.005〜0.05モルの割合で使
用する。
【0018】本発明の反応(第1工程)において使用す
る反応溶媒としては、グリニヤール試薬の調製に一般的
に用いられる、たとえばエチルエーテル、ブチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ジオキ
サン、ジグライムのようなエーテル化合物類、あるいは
たとえば、ベンゼン、トルエンのような芳香族炭化水素
化合物類などとの混合溶媒が用られる。反応溶媒は化合
物(I)1モルに対して通常0.5〜3リットル、好ま
しくは、0.7〜2リットルの割合で使用する。
【0019】本発明の反応(第1工程)において用いら
れる反応温度としては、通常20〜100℃の範囲が好
ましく、反応時間は反応温度、仕込み原料濃度、触媒濃
度に応じて1〜24時間である。本発明の反応(第1工
程)は、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガスのよう
な不活性ガス気流下で行う方が好ましい。
【0020】本発明の反応(第1工程)において化合物
(I)のハロゲン原子が塩素原子である場合は、ヨウ素
含有無機塩を添加して反応を行うことは極めて有利であ
り、反応速度、収率を向上させることができる。ヨウ素
含有無機塩としてはLiI,NaI,KIのようなアル
カリ金属ヨウ素化合物が挙げられる。ヨウ素含有無機塩
は5−クロル−2−ペンタノンケタール1モルに対して
通常0.05〜0.2モルの割合で使用する。
【0021】本発明の反応(第1工程)の反応終了後、
反応生成物〔化合物(III)〕の分離、精製は公知の
方法に従って行うことができる。すなわち、分離、精製
は、反応終了液を室温まで冷却後、残存する化合物(I
I)を水などを添加することにより分解し、次いで濾
過、抽出、洗浄、濃縮、蒸留などの公知の方法により容
易に行える。しかし、工業的には化合物(III)を単
離することなく、以下に説明する本発明の反応(第2工
程)における酸存在下の加水分解を行う方が好ましい。
【0022】第2工程は反応式(I)の後半に従って行
われる。本発明の反応(第2工程)に用いられる水の使
用量は特に制限はないが、化合物(I)または(II
I)1モルに対して、通常0.1〜2リットルの割合で
用いられる。本発明の反応(第2工程)に用いられる酸
は、たとえば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸のような鉱
酸、またはp−トルエンスルフォン酸のような有機酸な
どであるが、好ましくは塩酸もしくは硫酸である。この
ような酸は、加水分解反応液のpHが通常2以下、好ま
しくは1以下になる量が用いられる。本発明の反応(第
2工程)に用いられる反応条件は、原料濃度、酸量など
に応じて異なるが、通常、反応温度は20〜100℃、
反応時間は0.5〜20時間で行われる。第2工程の反
応終了後、目的化合物〔化合物(IV)〕は抽出、濾
過、濃縮、蒸留などの公知の方法により容易に単離、精
製される。
【0023】
【発明の効果】本発明の反応を用いれば、工業上入手容
易な原料から、簡便な操作により医薬・農薬などの中間
体として有用な5−(4−クロルフェニル)−2−ペン
タノンを高収率で容易に製造できる。
【0024】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明は、その趣旨を越えない限
り以下の実施例に限定されるものではない。
【0025】実施例1 〔反応式Iの第1工程〕窒素気流下、4−クロルフェニ
ルマグネシウムブロマイド(0.15モル)のテトラヒ
ドロフラン溶液130ミリリットルに、室温で攪拌しな
がら、CuI0.285g(1.5ミリモル)を添加
し、さらに5−ブロモ−2−ペンタノンエチレンケター
ル20.9g(0.1モル)とテトラヒドロフラン40
ミリリットルの混合溶液をゆっくりと滴下した。その
後、5時間加熱還流した。反応終了後、室温まで冷却
し、水50ミリリットルを加えて過剰のグリニヤール試
薬を分解した。減圧下に溶媒のテトラヒドロフランを留
去し、20℃に冷却した後、氷冷下にトルエン100ミ
リリットルおよび1N−塩酸水溶液50ミリリットルを
加えて攪拌した。不溶物を濾別した後、有機層と水層を
分離し、水層はさらにトルエン50ミリリットルで抽出
し、合わせた有機層を飽和重曹水20ミリリットル、飽
和食塩水20ミリリットルの順で洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濾過後、濾液を減圧濃縮し
て褐色オイル状の残渣を得た。この残渣を真空蒸留し
て、5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンエチ
レンケタール21.7gを無色透明のオイル状物質とし
て得た。 収率90.1%。 沸点 112〜115℃/1〜2mmHg。 IR(液膜法、cm−1) 2950、1490、1070。 MS(CI) M+1=241,243。 PMR(CDCl,δ) 1.30(3H,s),1.63〜1.74(4H,
m),2.59(2H,dd,J=6.8Hz,7.6
Hz),3.80〜4.00(4H,m),7.10
(2H,d),7.23(2H,d)。
【0026】〔反応式Iの第2工程〕反応式Iの第1工
程で得られた、5−(4−クロルフェニル)−2−ペン
タノンエチレンケタール20.5g(0.085モル)
と水85ミリリットルの混合液に、攪拌しながら、濃塩
酸を加えてpHを0.5に調整し、60℃に昇温後5時
間、攪拌しながら、反応を行った。反応終了液を、室温
まで冷却した後、トルエン50ミリリットルで2回抽出
し、有機層を合わせて飽和重曹水20ミリリットル、飽
和食塩水20ミリリットルの順で洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濾過後、濾液を減圧濃縮し
て残渣を得た。この残渣を真空蒸留して、5−(4−ク
ロルフェニル)−2−ペンタノン15.9gを無色透明
のオイル状物質として得た 収率95.2% 沸点 86〜90℃/0.5〜1mmHg。 IR(液膜法、cm−1) 1715、1490。 MS(EI) M=196,198。 PMR(CDCl,δ) 1.88(2H,tt J=8.1Hz),2.12
(3H,s),2.43(2H,t,J=8.1H
z),2.59(2H,t,J=8.1Hz),7.1
0(2H,d),7.26(2H,d)。
【0027】実施例2 窒素気流下、4−クロルフェニルマグネシウムブロマイ
ド(0.15モル)のテトラヒドロフラン溶液130ミ
リリットルに、室温で攪拌しながら、CuI0.285
g(1.5ミリモル)を添加し、さらに5−ブロモ−2
−ペンタノンエチレンケタール20.9g(0.1モ
ル)とトルエン40ミリリットルの混合溶液をゆっくり
と滴下した。その後、5時間加熱還流した。反応終了
後、室温まで冷却し、氷冷下、1N−塩酸水溶液37ミ
リリットルを加えてpH0.3に調整した後、30℃で
4時間撹拌して反応させた(グリニヤール試薬の分解と
中間生成物の分解)。反応終了後、有機層と水層を分離
し、水層はさらにトルエン30ミリリットルで2回抽出
し、合わせた有機層を濾過して不純物を濾別した。濾液
にトルエン50ミリリットルを加えた後、減圧下で溶媒
のテトラヒドロフランを留去して20℃に冷却し、目的
物を含有するトルエン溶液を得て、その後に、その溶液
に飽和重曹水20ミリリットル、飽和食塩水20ミリリ
ットルの順で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濾過後、濾液に内部標準物質を加えガスクロマ
トグラフィーにより、5−(4−クロルフェニル)−2
−ペンタノンを定量した。 収率96.4%。
【0028】実施例3〜6 CuIの代わりに表1に示すような種々の銅触媒を用い
た他は、実施例2と同様の反応及び反応後の操作を行っ
て、5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンを定
量した。
【0029】
【表1】
【0030】実施例7 窒素気流下、5−クロル−2−ペンタノンエチレンケタ
ール16.4g(0.1モル)、CuI0.19g(1
ミリモル)、ヨウ化ナトリウム1.50g(0.01モ
ル)、トルエン30ミリリットルおよびテトラヒドロフ
ラン40ミリリットルの混合液に、室温で攪拌しなが
ら、4−クロルフェニルマグネシウムブロマイド(0.
15モル)のテトラヒドロフラン溶液100ミリリット
ルをゆっくりと滴下した。その後20時間加熱還流し
た。反応終了後、室温まで冷却し、氷冷下、水50ミリ
リットルを加えた後、濃塩酸を加えてpH0.3に調整
した後、30℃で4時間攪拌して反応させた(グリニヤ
ール試薬の分解と中間生成物の分解)。反応終了後、有
機層と水層とに分離し、水層はさらにトルエン30ミリ
リットルで2回抽出し、合わせた有機層を濾過して不溶
物を濾別した。濾液にトルエン50ミリリットルを加え
た後、減圧下で溶媒のテトラヒドロフランを留去して2
0℃に冷却し、目的物を含有するトルエン溶液を得て、
その後に、その溶液に飽和重曹水20ミリリットル、飽
和食塩水20ミリリットルの順で洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濾過後、濾液に内部標準物
質を加えガスクロマトグラフィーにより、5−(4−ク
ロルフェニル)−2−ペンタノンを定量した。 収率82.8%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 淳一 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Xは塩素原子または臭素原子を表す。Rおよ
    びRは同一または相異なる低級アルキル基を表し、R
    およびRは低級アルキレン基であって互いに結合し
    環を形成することもできる)で示される5−ハロ−2−
    ペンタノンケタールと、一般式(II) 【化2】 (式中、Xは前記と同じ意味を有する)で示される4−
    クロルフェニルグリニヤール試薬とを、銅触媒存在下に
    反応させ、一般式(III) 【化3】 (式中、RおよびRは前記と同じ意味を有する)で
    示される5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノン
    ケタールを得て、次いで、酸の存在下に加水分解するこ
    とを特徴とする5−(4−クロルフェニル)−2−ペン
    タノンの製造法。
JP19445992A 1992-06-12 1992-06-12 5−(4−クロルフェニル)−2−ペンタノンの製造法 Pending JPH05345740A (ja)

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