JPH05345508A - 小型牽引車の連結部構造 - Google Patents
小型牽引車の連結部構造Info
- Publication number
- JPH05345508A JPH05345508A JP4156287A JP15628792A JPH05345508A JP H05345508 A JPH05345508 A JP H05345508A JP 4156287 A JP4156287 A JP 4156287A JP 15628792 A JP15628792 A JP 15628792A JP H05345508 A JPH05345508 A JP H05345508A
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- JP
- Japan
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- connecting arm
- small
- vehicle
- towing vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自走式の小型牽引車と作業用車両とを、前記
小型牽引車の後輪に対して相対回転自在に上下揺動自在
に装着した連結アームを介して連結する構造において、
前記両車の連結を解除した場合の前記連結アームの接地
を防止する。 【構成】 連結アーム7に、作業用車両B非装着時に小
型牽引車Aの後部に設けられたリヤバンパーRに対して
上方から係合可能な係止金具11を設けてある。
小型牽引車の後輪に対して相対回転自在に上下揺動自在
に装着した連結アームを介して連結する構造において、
前記両車の連結を解除した場合の前記連結アームの接地
を防止する。 【構成】 連結アーム7に、作業用車両B非装着時に小
型牽引車Aの後部に設けられたリヤバンパーRに対して
上方から係合可能な係止金具11を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場や倉庫の中で使用
する小型電動車等の自走式の小型牽引車とトレーラ等の
作業用車両とを、自走式の小型牽引車の後輪の車軸と同
芯上に、且つ、後輪に対して相対回転自在に上下揺動自
在に装着された連結アームを介して連結してある小型牽
引車の連結部構造に関する。
する小型電動車等の自走式の小型牽引車とトレーラ等の
作業用車両とを、自走式の小型牽引車の後輪の車軸と同
芯上に、且つ、後輪に対して相対回転自在に上下揺動自
在に装着された連結アームを介して連結してある小型牽
引車の連結部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電動車に連結されたトレーラ
を取外して、小型電動車を単独で使用する場合、トレー
ラを取外すと、前記連結アームが横軸芯周りに下方に回
動して地面に接地するため、前記小型電動車に装着され
ている連結アームも取外すものであった。
を取外して、小型電動車を単独で使用する場合、トレー
ラを取外すと、前記連結アームが横軸芯周りに下方に回
動して地面に接地するため、前記小型電動車に装着され
ている連結アームも取外すものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記小型電動車を単独
で使用する場合、前記連結アームの脱着作業が煩わしと
いう問題があった。そこで、前記連結アームの小型電動
車に対する取付け構造を工夫して、前記連結アームの脱
着作業の容易化をはかることが考えられるが、斯かる場
合には、ある程度の脱着の容易化をはかることができて
も、やはり、脱着作業の煩わしさを回避することができ
ない不都合がある。本発明は、小型電動車を単独で使用
する場合の前記連結アームの接地を防止して、前記連結
アームの破損防止、並びに、前記作業用車両の脱着作業
の迅速化をはかれるようにすることを目的とする。
で使用する場合、前記連結アームの脱着作業が煩わしと
いう問題があった。そこで、前記連結アームの小型電動
車に対する取付け構造を工夫して、前記連結アームの脱
着作業の容易化をはかることが考えられるが、斯かる場
合には、ある程度の脱着の容易化をはかることができて
も、やはり、脱着作業の煩わしさを回避することができ
ない不都合がある。本発明は、小型電動車を単独で使用
する場合の前記連結アームの接地を防止して、前記連結
アームの破損防止、並びに、前記作業用車両の脱着作業
の迅速化をはかれるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、前記連結アームに、前記作業用
車両非装着時に前記小型牽引車の後部に設けられたリヤ
バンパーに対して上方から係合可能な係止金具を設けて
リヤバンパーに係止された連結アームが走行面から浮上
支持されるように構成した点にある。
の本発明の特徴構成は、前記連結アームに、前記作業用
車両非装着時に前記小型牽引車の後部に設けられたリヤ
バンパーに対して上方から係合可能な係止金具を設けて
リヤバンパーに係止された連結アームが走行面から浮上
支持されるように構成した点にある。
【0005】
【作用】図1に示すように、自走式小型牽引車としての
小型電動車Aに装着の連結アーム7から作業用車両とし
てのトレーラBを取外すと、連結アーム11は横軸芯X
周りに下方に回動することとなるが、連結アーム7に設
けた係止金具11の係止片11aが、小型電動車Aのリ
ヤバンパーRに対して上方から係合して、前記連結アー
ム7の接地が防止される。
小型電動車Aに装着の連結アーム7から作業用車両とし
てのトレーラBを取外すと、連結アーム11は横軸芯X
周りに下方に回動することとなるが、連結アーム7に設
けた係止金具11の係止片11aが、小型電動車Aのリ
ヤバンパーRに対して上方から係合して、前記連結アー
ム7の接地が防止される。
【0006】
【発明の効果】上記構成の結果、自走式小型牽引車を単
独で使用する場合、逐一、連結アームを取外す必要がな
く、連結アームの接地に伴う破損を防止できながら、作
業用車両の脱着作業が容易となる。
独で使用する場合、逐一、連結アームを取外す必要がな
く、連結アームの接地に伴う破損を防止できながら、作
業用車両の脱着作業が容易となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を工場の中で荷物の運
搬に使用される小型電動車に付いて説明する。図3に示
すように、単一の前輪1、及び、左右一対の後輪2,2
を備えた車体の前部に、前輪1を操作する左右一対の操
縦ハンドル3,3を設け、車体の中央部に運転座席4を
設け、車体の後部に、前記左右一対の後輪2,2を駆動
するためのネガティブブレーキを内装した正逆転自在な
電動モータMと差動装置5とを設け、操縦ハンドル3,
3と共握り操作可能なアクセルレバー6,6によって電
動モータMの回転速度を制御して走行速度を変更可能、
並びに、アクセルレバー6,6から手を離すと機体を停
止可能に構成してある。そして、車体後部のボディーカ
バーCの下部から露出する前記電動モータMに対してそ
れを保護するためのリヤバンパーRを車体フレームFに
固着して牽引車としての3輪型小型電動車Aを構成して
ある。そして、前記小型電動車Aの後部に、小型電動車
Aの後輪2,2に装着された連結アーム7を介して、縦
軸芯X周りで向き変更自在な転輪8を備えた作業用車両
としてのトレーラBが連結されている。
搬に使用される小型電動車に付いて説明する。図3に示
すように、単一の前輪1、及び、左右一対の後輪2,2
を備えた車体の前部に、前輪1を操作する左右一対の操
縦ハンドル3,3を設け、車体の中央部に運転座席4を
設け、車体の後部に、前記左右一対の後輪2,2を駆動
するためのネガティブブレーキを内装した正逆転自在な
電動モータMと差動装置5とを設け、操縦ハンドル3,
3と共握り操作可能なアクセルレバー6,6によって電
動モータMの回転速度を制御して走行速度を変更可能、
並びに、アクセルレバー6,6から手を離すと機体を停
止可能に構成してある。そして、車体後部のボディーカ
バーCの下部から露出する前記電動モータMに対してそ
れを保護するためのリヤバンパーRを車体フレームFに
固着して牽引車としての3輪型小型電動車Aを構成して
ある。そして、前記小型電動車Aの後部に、小型電動車
Aの後輪2,2に装着された連結アーム7を介して、縦
軸芯X周りで向き変更自在な転輪8を備えた作業用車両
としてのトレーラBが連結されている。
【0008】図4に示すように、前記連結アーム7は、
左右一対の連結アーム部分7a,7aの中間部を横フレ
ーム7bを介して連結してあり、その連結アーム部分7
aの先端側を、図2に示すように、連結アーム部分7a
に対してベアリング7cを介して相対回転自在に装着し
た軸部分7dを連結板7eを介して後輪2の車軸2aと
同芯上に装着してあり、他端側を、図4に示すように、
トレーラB側の連結ブラケット9aにピン10を介して
連結してある。又、前記連結アーム部分7aの後端部に
は、図1に示すように、この連結アーム部分7aの後端
部に設けられたピン孔7fと、トレーラB側の連結ブラ
ケット9aに設けられたピン孔9bとに亘って挿入され
る連結ピン10を支点にして、前記トレーラBが回動す
ることを阻止する為の係止アーム7gが立設固着されて
おり、トレーラフレーム9前端部のブラケット9cに設
けられたピン9dに対して係合可能な凹部7hを備えて
いる。そして、図1及び図4に示すように、前記連結ア
ーム7の横フレーム7bの中間部に、前記トレーラB非
装着時に、前記小型電動車AのリヤバンパーRに対して
上方から係合可能な係止片11aを備えた係止金具11
が設けられている。
左右一対の連結アーム部分7a,7aの中間部を横フレ
ーム7bを介して連結してあり、その連結アーム部分7
aの先端側を、図2に示すように、連結アーム部分7a
に対してベアリング7cを介して相対回転自在に装着し
た軸部分7dを連結板7eを介して後輪2の車軸2aと
同芯上に装着してあり、他端側を、図4に示すように、
トレーラB側の連結ブラケット9aにピン10を介して
連結してある。又、前記連結アーム部分7aの後端部に
は、図1に示すように、この連結アーム部分7aの後端
部に設けられたピン孔7fと、トレーラB側の連結ブラ
ケット9aに設けられたピン孔9bとに亘って挿入され
る連結ピン10を支点にして、前記トレーラBが回動す
ることを阻止する為の係止アーム7gが立設固着されて
おり、トレーラフレーム9前端部のブラケット9cに設
けられたピン9dに対して係合可能な凹部7hを備えて
いる。そして、図1及び図4に示すように、前記連結ア
ーム7の横フレーム7bの中間部に、前記トレーラB非
装着時に、前記小型電動車AのリヤバンパーRに対して
上方から係合可能な係止片11aを備えた係止金具11
が設けられている。
【0009】又、前記小型電動車Aは、図5に示すよう
に、牽引リンク12を介して別のトレーラB’をヨーイ
ング自在に連結することができるようになっている。前
記小型電動車Aと前記トレーラB’との連結構造は、図
6に示すように、トレーラB’の前端部に、先端部に連
結用のリング12aを備えた牽引リンク12が固着連結
されている。そして、図7の(イ),(ロ)、及び、図
8に示すように、前記連結アーム7の横フレーム7bの
中間部に、前記トレーラB’側から延出された牽引リン
ク12のリング12aに対して係合可能な揺動式のフッ
ク13aを備えた係合金具13が設けられている。又、
前記小型電動車AのリヤバンパーRに対する係止金具1
1には、前記別のトレーラB’を連結している場合に、
前記小型電動車Aを停止した時、前記トレーラB’の動
慣性によって前記小型電動車Aに連結の前記連結アーム
7が上方に回動しようとするのを、前記リヤバンパーR
に対して下から係合して抑制するための係止片11bが
設けられている。
に、牽引リンク12を介して別のトレーラB’をヨーイ
ング自在に連結することができるようになっている。前
記小型電動車Aと前記トレーラB’との連結構造は、図
6に示すように、トレーラB’の前端部に、先端部に連
結用のリング12aを備えた牽引リンク12が固着連結
されている。そして、図7の(イ),(ロ)、及び、図
8に示すように、前記連結アーム7の横フレーム7bの
中間部に、前記トレーラB’側から延出された牽引リン
ク12のリング12aに対して係合可能な揺動式のフッ
ク13aを備えた係合金具13が設けられている。又、
前記小型電動車AのリヤバンパーRに対する係止金具1
1には、前記別のトレーラB’を連結している場合に、
前記小型電動車Aを停止した時、前記トレーラB’の動
慣性によって前記小型電動車Aに連結の前記連結アーム
7が上方に回動しようとするのを、前記リヤバンパーR
に対して下から係合して抑制するための係止片11bが
設けられている。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電動車とトレーラとの連結解除状態を示す
側面図
側面図
【図2】連結アームの後輪への取付け状態を示す横断平
面図
面図
【図3】全体側面図
【図4】小型電動車とトレーラとの連結状態を示す一部
破断平面図
破断平面図
【図5】小型電動車に別のトレーラを連結した状態を示
す側面図
す側面図
【図6】牽引リンクの側面図と、その平面図
【図7】係合金具の平面図と、その正面図
【図8】係合金具の縦断面図
2 後輪 2a 車軸 7 連結アーム 11 係止金具 A 小型牽引車 B 作業用車両 R リヤバンパー
Claims (1)
- 【請求項1】 自走式の小型牽引車(A)と作業用車両
(B)とを、前記小型牽引車(A)の後輪(2)の車軸
(2a)と同芯上に、且つ、後輪(2)に対して相対回
転自在に上下揺動自在に装着された連結アーム(7)を
介して連結する構造であって、前記連結アーム(7)
に、前記作業用車両(B)非装着時に前記小型牽引車
(A)の後部に設けられたリヤバンパー(R)に対して
上方から係合可能な係止金具(11)を設けてリヤバン
パー(R)に係止された連結アーム(11)が走行面か
ら浮上支持されるように構成してある小型牽引車の連結
部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156287A JPH05345508A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 小型牽引車の連結部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156287A JPH05345508A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 小型牽引車の連結部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05345508A true JPH05345508A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15624518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156287A Pending JPH05345508A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 小型牽引車の連結部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05345508A (ja) |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156287A patent/JPH05345508A/ja active Pending
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