JPH0534474Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534474Y2 JPH0534474Y2 JP9273587U JP9273587U JPH0534474Y2 JP H0534474 Y2 JPH0534474 Y2 JP H0534474Y2 JP 9273587 U JP9273587 U JP 9273587U JP 9273587 U JP9273587 U JP 9273587U JP H0534474 Y2 JPH0534474 Y2 JP H0534474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- gutter
- hinge
- body cover
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は、ラゲツジボツクスなどの蓋として
機能するようにした自動2輪車のシートに関す
る。
機能するようにした自動2輪車のシートに関す
る。
(従来の技術)
例えばスクータと呼ばれる自動2輪車では、シ
ート下をボデイカバーで被覆し、ボデイカバー内
には燃料タンクやバツテリなどを収容すると共に
ラゲツジボツクスを配置するので、ボデイカバー
上面には開口があつて、シートを蓋代わりにして
いる。従つてシートは開閉自在になつている。
ート下をボデイカバーで被覆し、ボデイカバー内
には燃料タンクやバツテリなどを収容すると共に
ラゲツジボツクスを配置するので、ボデイカバー
上面には開口があつて、シートを蓋代わりにして
いる。従つてシートは開閉自在になつている。
このシートの開閉機能は、操作しやすく、施錠
しやすいように、前端または後端あるいは側端を
ヒンジによつて枢支し、反対側を上方へ開くよう
にしたものが多い。シートの開閉は、物の出入
れ、燃料のオイルの注入あるいはバツテリ点検な
ど頻度が大きい。
しやすいように、前端または後端あるいは側端を
ヒンジによつて枢支し、反対側を上方へ開くよう
にしたものが多い。シートの開閉は、物の出入
れ、燃料のオイルの注入あるいはバツテリ点検な
ど頻度が大きい。
ところが、上記のように開閉するシートでは、
雨などによつて濡れたままで開くと、ヒンジと反
対側は開口の上を通つて揺回するので、この部分
から滴下した水がボデイカバー内に落ちることが
多い。収納した物品やバツテリなどの機器は水を
嫌うものが多く、錆の心配もあり、このような場
合は一々シートを拭く面倒がある。
雨などによつて濡れたままで開くと、ヒンジと反
対側は開口の上を通つて揺回するので、この部分
から滴下した水がボデイカバー内に落ちることが
多い。収納した物品やバツテリなどの機器は水を
嫌うものが多く、錆の心配もあり、このような場
合は一々シートを拭く面倒がある。
(考案が解決しようとする問題点)
以上のように、ボデイカバー上面に蓋代わりに
してヒンジによつて開閉できるようにしたシート
は、雨で濡れたときに開くと、水滴がボデイカバ
ー内に落ち込むという問題があるのに鑑み、この
考案は、シートを開くときに滴下した水がボデイ
カバー内へは落ち込まないようにすることを目的
とした自動2輪車のシートを提供するものであ
る。
してヒンジによつて開閉できるようにしたシート
は、雨で濡れたときに開くと、水滴がボデイカバ
ー内に落ち込むという問題があるのに鑑み、この
考案は、シートを開くときに滴下した水がボデイ
カバー内へは落ち込まないようにすることを目的
とした自動2輪車のシートを提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的に沿い、この考案の自動2輪車のシ
ートは、ヒンジによつて開閉自在に取着けられ、
ラゲツジボツクスあるいは燃料タンクやバツテリ
の収容スペースの蓋として機能するようにしたシ
ートにおいて、上記ヒンジと反対側部分の下面周
縁に沿つてほぼU字形に囲繞する樋を添設した構
成にする。
ートは、ヒンジによつて開閉自在に取着けられ、
ラゲツジボツクスあるいは燃料タンクやバツテリ
の収容スペースの蓋として機能するようにしたシ
ートにおいて、上記ヒンジと反対側部分の下面周
縁に沿つてほぼU字形に囲繞する樋を添設した構
成にする。
(作用)
このように構成したので、濡れたシートを開い
たとき、ヒンジと反対側の周縁から滴下した水は
樋の中に落ち、このとき樋の姿勢はヒンジ側に向
くU字形開放部側が下に傾斜し、その傾斜は開動
作と共に大きくなるので、樋の中の水は、両側に
分かれてU字開放部側へ流れて両先端から落下す
る。この両先端はボデイカバーの開口より外側に
位置するので、落下した水がボデイカバー内に入
らない。
たとき、ヒンジと反対側の周縁から滴下した水は
樋の中に落ち、このとき樋の姿勢はヒンジ側に向
くU字形開放部側が下に傾斜し、その傾斜は開動
作と共に大きくなるので、樋の中の水は、両側に
分かれてU字開放部側へ流れて両先端から落下す
る。この両先端はボデイカバーの開口より外側に
位置するので、落下した水がボデイカバー内に入
らない。
すなわち、U字形の樋にガイドされて、シート
から滴下した水はボデイカバーの開口外に導かれ
る。
から滴下した水はボデイカバーの開口外に導かれ
る。
(実施例)
以下この考案の実施例を示す図に就いて説明す
る。
る。
第1図は、この考案のシートを備えたスクータ
の側面図、第2図は同シートの底面図、第3図は
同第1図A部の拡大した縦断側面図、第4図は同
第1図B−B矢視によるシートの縦断後面図、第
5図は同開く途中のシートを示す後面図である。
の側面図、第2図は同シートの底面図、第3図は
同第1図A部の拡大した縦断側面図、第4図は同
第1図B−B矢視によるシートの縦断後面図、第
5図は同開く途中のシートを示す後面図である。
スクータは、前輪1を操舵する棒ハンドル2と
ライダの腰掛けるシート3の間がU字形に深く湾
曲し、その底部にステツプボード4を配し、シー
ト3下からユニツトスイング式エンジン5および
後輪6の上方をボデイカバー7で被覆したレイア
ウトをとる。
ライダの腰掛けるシート3の間がU字形に深く湾
曲し、その底部にステツプボード4を配し、シー
ト3下からユニツトスイング式エンジン5および
後輪6の上方をボデイカバー7で被覆したレイア
ウトをとる。
上記シート3は、ボデイカバー7上面の開口8
を塞ぐように載置され、前部をヒンジ9で枢支さ
れて開閉できるようになつている。ボデイカバー
7内はラゲツジボツクス10となり、シート3が
蓋の役目をする。
を塞ぐように載置され、前部をヒンジ9で枢支さ
れて開閉できるようになつている。ボデイカバー
7内はラゲツジボツクス10となり、シート3が
蓋の役目をする。
シート3には、その後部下面の周縁に沿つてU
字形の樋11が添えてある。この樋11は鉄板あ
るいは合成樹脂によつて形成され、シート3の底
板12にシール部材を介してリベツト13によつ
て固定される。
字形の樋11が添えてある。この樋11は鉄板あ
るいは合成樹脂によつて形成され、シート3の底
板12にシール部材を介してリベツト13によつ
て固定される。
このように構成され、シート3を開いたとき
は、樋11も前端部が下方へ傾斜する形になる。
シート3が雨に濡れているときに開くと、開く途
中でシート3後縁から滴下した水滴14aは樋1
1の中に落ちて前方へ流れ、樋11の先端11a
から水滴14bとして落下する。樋先端11aは
ボデイカバー開口8の両側方に位置するので、水
滴14bは開口8内に落ち込むことはない。すな
わち開口8の上方で落ちた水滴は樋11にガイド
されて側方に排出される。
は、樋11も前端部が下方へ傾斜する形になる。
シート3が雨に濡れているときに開くと、開く途
中でシート3後縁から滴下した水滴14aは樋1
1の中に落ちて前方へ流れ、樋11の先端11a
から水滴14bとして落下する。樋先端11aは
ボデイカバー開口8の両側方に位置するので、水
滴14bは開口8内に落ち込むことはない。すな
わち開口8の上方で落ちた水滴は樋11にガイド
されて側方に排出される。
なお、ヒンジがシート後端にあるものは、前部
に樋を設け、また側方にヒンジを設けたものでは
反対側の側縁部に樋を添設することで同様に作用
する。
に樋を設け、また側方にヒンジを設けたものでは
反対側の側縁部に樋を添設することで同様に作用
する。
(考案の効果)
以上の通り、この考案に係る自動2輪車のシー
トは、ラゲツジボツクスなどの蓋としてヒンジに
よつて開閉されるシートにおいて、ヒンジと反対
側部分の下面周縁に沿つてU字形に囲繞する樋を
設けたもので、雨などで濡れたシートを開くとき
に滴る水滴がラゲツジボツクスなどの開口内に落
下することなく、収納した物やバツテリなどの機
能部品の水漏れを防ぐ効果がある。
トは、ラゲツジボツクスなどの蓋としてヒンジに
よつて開閉されるシートにおいて、ヒンジと反対
側部分の下面周縁に沿つてU字形に囲繞する樋を
設けたもので、雨などで濡れたシートを開くとき
に滴る水滴がラゲツジボツクスなどの開口内に落
下することなく、収納した物やバツテリなどの機
能部品の水漏れを防ぐ効果がある。
第1図はこの考案のシートを備えたスクータの
側面図、第2図は同シート底面図、第3図は同第
1図A部の拡大した縦断側面図、第4図は同第1
図B−B矢視による縦断後面図、第5図は同シー
ト部の開く途中の後面図である。 3……シート、7……ボデイカバー、8……開
口、9……ヒンジ、10……ラゲツジボツクス、
11……樋。
側面図、第2図は同シート底面図、第3図は同第
1図A部の拡大した縦断側面図、第4図は同第1
図B−B矢視による縦断後面図、第5図は同シー
ト部の開く途中の後面図である。 3……シート、7……ボデイカバー、8……開
口、9……ヒンジ、10……ラゲツジボツクス、
11……樋。
Claims (1)
- ヒンジによつて開閉自在に取着けられ、ラゲツ
ジボツクスあるいは燃料タンクやバツテリの収容
スペースの蓋として機能するようにしたシートに
おいて、上記ヒンジと反対側部分の下面周縁に沿
つてほぼU字形に囲繞する樋を添設したことを特
徴とする自動2輪車シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273587U JPH0534474Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273587U JPH0534474Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641082U JPS641082U (ja) | 1989-01-06 |
JPH0534474Y2 true JPH0534474Y2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=30954705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9273587U Expired - Lifetime JPH0534474Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534474Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018176840A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | シャープ株式会社 | 排水構造及び移動体 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP9273587U patent/JPH0534474Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641082U (ja) | 1989-01-06 |
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