JPH05344472A - ディジタルvtrの信号処理装置 - Google Patents

ディジタルvtrの信号処理装置

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JPH05344472A
JPH05344472A JP4259541A JP25954192A JPH05344472A JP H05344472 A JPH05344472 A JP H05344472A JP 4259541 A JP4259541 A JP 4259541A JP 25954192 A JP25954192 A JP 25954192A JP H05344472 A JPH05344472 A JP H05344472A
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Hideki Otaka
秀樹 大高
Takao Kashiro
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数フィールド単位で高能率符号化され記録
されたディジタルVTRにおいて、フィールド単位のス
ロー再生を実現する。 【構成】 フレーム検出器102でアドレス情報5から1フ
レーム分のデータ再生終了を検出し、1フレームデータ
がメモリ106に書き込まれた後、フレーム切り替え信号1
03を設定し、スイッチ108,109を各々“L”に設定す
る。これにより、メモリ106、メモリ制御回路110に読み
出し動作を、メモリ107、メモリ制御回路111に書き込み
動作を行なわせ、次のフレーム期間からメモリ106から
データを読み出し、メモリ107にデータを書き込む。フ
ィールド単位の読み出しについては、フィールド切り替
え信号を“H”に設定してメモリ106からはまず第0フィ
ールドをフィールド期間毎に繰り返し読み出し、フィー
ルド検出器104では次のフレームのうちの1フィールド分
のデータ再生終了が検出された後に、フィールド切り替
え信号を“L”に設定してメモリ106から第1フィールド
を繰り返し読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
化して記録再生するディジタルVTRにおける、スロー
再生時の信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号、音声信号をディジタル化し、
ディジタルデータとしてテープ上に記録を行なうディジ
タルVTRの機能として、通常再生の他に高速再生、ス
ロー再生等の特殊再生がある。特に、スロー再生時に1
枚1枚の画面を正しく再生するためには、再生側での処
理が必要となる。以下に、従来のディジタルVTRとそ
のスロー再生について説明する。
【0003】図13は従来のディジタルVTRの再生処
理の構成を示した図である。図13において、1は再生
ヘッド、2は再生処理回路、3は記録時に付加されたI
nner訂正用パリティに基づいて誤り訂正を行うIn
ner訂正復号化回路、4は記録時に記録ブロック(同
期ブロック)単位に付加された識別情報(ID)を検出
するID検出回路、5はIDに基づいて作成したアドレ
ス情報、6は記録時に付加されたOuter訂正用パリ
ティに基づいて誤り訂正を行うOuter訂正復号化回
路、7はOuter訂正用の並べ替えを行うためのメモ
リ、8はメモリ7に対してアドレス及び制御信号を供給
するメモリ制御回路、9は高能率符号化回路、10再生
データの出力端子である。
【0004】まず再生時の動作を簡単に説明する。再生
ヘッド1から再生された信号に対し、再生処理回路2で
再生処理を行なった後、再生データは同期ブロック単位
でInner訂正復号化回路3に入力され、Inner
訂正用パリティに基づいて誤り訂正処理が行われる。次
に、Inner訂正処理が行われた同期ブロックはID
検出回路4に入力され、ID検出回路4では再生された
同期ブロックのIDからメモリへのアドレス情報を出力
し、メモリ制御回路8ではアドレス情報に基づいて同期
ブロック単位でデータをメモリ7に書き込む。同期ブロ
ックとはテープ上に記録を行う場合の最小単位であり、
図14に示すように、同期パターン(SYNC)、I
D、データ、誤り訂正用パリティから構成される。通常
再生時には、同期ブロックは記録された順番に再生され
るが、特殊再生時には記録された順番に再生されないた
め、特殊再生時に、再生された同期ブロックをメモリの
正しいアドレスに書き込むための情報(トラック番号、
同期ブロック番号)がIDに含まれている。
【0005】次に、メモリ7では同期ブロック単位で書
き込まれたデータを図14に示す方向に読みだし、Ou
ter訂正復号化回路6でOuter方向の誤り訂正を
行う。ここで、Outer訂正復号化回路6による誤り
訂正は、所定の個数の同期ブロックに対して、図14に
示す方向に付加されたOuter訂正用パリティを用い
て実行される。最後に高能率符号化されたデータを高能
率復号化回路9によって復号化し、端子10から出力す
る。
【0006】通常再生時はヘッドが1トラック上をトレ
ースするのに対し、スロー再生時はヘッドが複数のトラ
ックを横切ってトレースし、かつ同じトラックを複数回
トレースする。したがって、再生データを順次メモリに
書き込み、1フィールド分のデータがメモリに書き込ま
れた時点で出力するフィールドを切り替えることにより
スロー再生が実現できる。具体的には、メモリ7は各々
1フィールド分の容量を持つ3個のメモリ(メモリ1、
メモリ2、メモリ3)を有し、2個を書き込み用に1個
を読みだし用に動作させる。例えば、再生データの中に
2つのフィールドA、Bのデータが混在している場合
に、Aフィールドのデータをメモリ1に書き込み、Bフ
ィールドのデータをメモリ2に書き込み、残ったメモリ
3は既に1フィールド分のデータが書き込まれた別のフ
ィールドのデータの読み出し動作を行なう。以後は、1
フィールド分のデータが書き込まれたフィールドから順
次読み出しを行うことにより、スロー再生の動作が実現
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では以下に示す課題を有している。
【0008】放送用、業務用のディジタルVTRではダ
ビング、編集を考慮してフィールド単位の記録が行なわ
れている。一方、家庭用VTRにおいて小型カセットに
長時間の記録時間を実現するためには、高能率符号化に
より情報量を削減する必要がある。大きな画質劣化なく
効率的に情報量を削減するためには、フィールド内の処
理だけでなく複数フィールドを使って処理を行い、複数
フィールド単位で記録を行なうことが不可欠である。こ
の場合、スロー再生時に複数フィールド単位で再生デー
タを検出してそのまま出力すると複数フィールドを繰り
返し出力することになり、動きのある画面でスムーズな
スロー再生が実現できない。
【0009】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、複
数フィールド単位で高能率符号化され記録されたディジ
タルVTRにおいて、フィールド単位のスロー再生を実
現することが可能なディジタルVTRを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、第1の発明は、m個のフィールドを1ページと
し1ページ単位で高能率符号化されたデータをn個のト
ラックに分割して記録したディジタルVTRにおいて、
前記1ページ分のデータの再生が終了したことを検出す
るページ検出手段と、前記1ページのうちの1フィール
ド分のデータの再生が終了したことを検出するフィール
ド検出手段と、前記再生データを記憶し誤り訂正処理を
行うための第1のメモリと、前記第1のメモリの出力に
対して高能率復号化を行う高能率復号化手段と、前記高
能率復号化された1ページ単位のデータをフィールド単
位のデータに変換して出力する第2のメモリと、前記ペ
ージ検出手段における検出結果に応じて前記第2のメモ
リの書き込みと読み出しページを切り替えるページ切り
替え手段と、前記フィールド検出手段の検出結果に応じ
て前記第2のメモリの読み出しを制御し出力するフィー
ルドを切り替えるフィールド切り替え手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、第2の発明は、m個のフィールドを
1ページとし1ページ単位で高能率符号化されたデータ
をn個のトラックに分割して記録したディジタルVTR
において、一定期間毎にテープ送りを開始してテープを
通常再生時よりも遅い速度で送り、前記1ページのうち
の(2/m)ページ分のデータの再生が終了した時点で
テープ送りを停止するテープ送り制御手段と、前記1ペ
ージ分のデータの再生が終了したことを検出するページ
検出手段と、前記再生データを記憶し誤り訂正処理を行
うための第1のメモリと、前記第1のメモリの出力に対
して高能率復号化を行う高能率復号化手段と、前記高能
率復号化された1ページ単位のデータをフィールド単位
のデータに変換して出力する第2のメモリと、前記ペー
ジ検出手段における検出結果に応じて前記第2のメモリ
の書き込みと読み出しページを切り替えるページ切り替
え手段と、前記テープ速度制御手段によるテープ速度に
応じて前記第2のメモリの読み出しを制御し出力するフ
ィールドを切り替えるフィールド切り替え手段とを備え
たことを特徴とするディジタルVTRの信号処理装置で
ある。
【0012】さらに、第3の発明は、m個のフィールド
を1ページとし1ページ単位で高能率符号化されたデー
タをn個のトラックに分割して記録したディジタルVT
Rにおいて、前記1ページ分のデータの再生が終了した
ことを検出するページ検出手段と、前記1ページのうち
の1フィールド分のデータの再生が終了したことを検出
するフィールド検出手段と、前記再生データを記憶し誤
り訂正処理を行うための第1のメモリと、前記誤り訂正
処理で訂正不可能なデータの修整を行う第2のメモリ
と、前記第2のメモリの出力に対して高能率復号化を行
う高能率復号化手段と、前記高能率復号化された1ペー
ジ単位のデータをフィールド単位のデータに変換して出
力する第3のメモリと、前記ページ検出手段における検
出結果に応じて前記第2のメモリを制御する第1の制御
手段と、前記フィールド検出手段の検出結果に応じて前
記第3のメモリを制御し出力するフィールドを切り替え
る第2の制御手段とを備えたことを特徴とするディジタ
ルVTRの信号処理装置である。
【0013】また、第4の発明は、m個のフィールドを
1ページとし1ページ単位で高能率符号化されたデータ
をn個のトラックに分割して記録したディジタルVTR
において、一定期間毎にテープ送りを開始してテープを
通常再生時よりも遅い速度で送り、前記1ページのうち
の(2/m)ページ分のデータの再生が終了した時点で
テープ送りを停止するテープ速度制御手段と、前記1ペ
ージ分のデータの再生が終了したことを検出するページ
検出手段と、前記再生データを記憶し誤り訂正処理を行
うための第1のメモリと、前記誤り訂正処理で訂正不可
能なデータの修整を行う第2のメモリと、前記第1のメ
モリの出力に対して高能率復号化を行う高能率復号化手
段と、前記高能率復号化された1ページ単位のデータを
フィールド単位のデータに変換して出力する第3のメモ
リと、前記ページ検出手段における検出結果に応じて前
記第2のメモリを制御する第1の制御手段と、前記テー
プ速度制御手段によるテープ速度に応じて前記第3のメ
モリを制御し出力するフィールドを切り替える第2の制
御手段とを備えたことを特徴とするディジタルVTRの
信号処理装置である。
【0014】
【作用】第1の発明は前記した構成により、複数フィー
ルド(1ページ)単位で高能率符号化されたデータを記
録し再生するディジタルVTRにおいて、スロー再生時
に再生データを1ページ単位と1フィールド単位で検出
し、1ページ分のデータの再生が終了したことが検出さ
れた時点で、誤り訂正用の第1のメモリからフレーム単
位のデータをフィールド単位で出力するための第2のメ
モリに1ページ分のデータを書き込み出力するページを
切り替える。次に、1フィールド分のデータの再生が終
了したことが検出された時点で、第2のメモリから出力
するフィールドを切り替えることにより、フィールド単
位のスローが実現できる。
【0015】第2の発明は前記した構成により、複数フ
ィールド(1ページ)単位で高能率符号化されたデータ
を記録し再生するディジタルVTRにおいて、テープ送
りを間欠的に行ってスロー再生を実現する。まず、テー
プ送りをスローで行い、1ページ分のデータの再生が終
了したことが検出された時点で、誤り訂正用の第1のメ
モリからフレーム単位のデータをフィールド単位で出力
するための第2のメモリに1ページ分のデータを書き込
み出力ページを切り替える。次に、テープ送りを停止さ
せ、再びテープ送りが始まった時点で第2のメモリから
出力するフィールドを切り替えることにより、フィール
ド単位のスローが実現できる。
【0016】第3の発明は前記した構成により、複数フ
ィールド(1ページ)単位で高能率符号化されたデータ
を記録し再生するディジタルVTRにおいて、スロー再
生時に再生データを1ページ単位と1フィールド単位で
検出し、1ページ分のデータの再生が終了したことが検
出された時点で、誤り訂正用の第1のメモリから1ペー
ジ分のデータを誤り修整用の第2のメモリに書き込む。
この時同時に、フレーム単位のデータをフィールド単位
で出力するための第3のメモリに1フィールド分のデー
タを書き込み出力するフィールドを切り替える。次に、
1フィールド分のデータの再生が終了したことが検出さ
れた時点で、第2のメモリから第3のメモリに1フィー
ルド分のデータを書き込み出力するフィールドを切り替
える。以上の処理を繰り返すことにより、フィールド単
位のスローが実現できる。
【0017】第4の発明は前記した構成により、複数フ
ィールド(1ページ)単位で高能率符号化されたデータ
を記録し再生するディジタルVTRにおいて、テープ送
りを間欠的に行ってスロー再生を実現する。まず、テー
プ送りをスローで行い、1ページ分のデータの再生が終
了したことが検出された時点で、誤り訂正用の第1のメ
モリから1ページ分のデータを誤り修整用の第2のメモ
リに書き込む。この時、同時にフレーム単位のデータを
フィールド単位で出力するための第3のメモリに1フィ
ールド分のデータを書き込み出力するフィールドを切り
替える。次に、テープ送りを停止させ再びテープ送りが
始まった時点で、第2のメモリから第3のメモリに1フ
ィールド分のデータを書き込み出力するフィールドを切
り替える。以上の処理を繰り返すことにより、フィール
ド単位のスローが実現できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明する。なお、実施例の構成図において、同じ番号を付
したブロックについてはその説明を省く。
【0019】図1は、第1の発明による一実施例のディ
ジタルVTRの信号処理装置の構成を示した図である。
図1において、100はOuter訂正用の並べ替えを
行うためのメモリ、101はメモリ100に対してアド
レス及び制御信号を供給するメモリ制御回路、102は
アドレス情報5をもとに1フレーム分のデータの再生が
終了したことを検出するフレーム検出回路、103はフ
レーム切り替え信号、104は同じくアドレス情報5を
もとに1フィールド分のデータの再生が終了したことを
検出するフィールド検出回路、105はフィールド切り
替え信号、106、107はノンインターレースの形で
再生された1フレームのデータをインターレース化して
フィールド単位で出力するためのメモリ、108はメモ
リ106、107の入力の一方を選択するスイッチ、1
09はメモリ106、107の出力の一方を選択するス
イッチ、110、111は各々メモリ106、107に
対してアドレス及び制御信号を供給するメモリ制御回路
である。以下に本実施例の動作を説明する。
【0020】本実施例のディジタルVTRでは2枚のフ
ィールドを合わせてフレーム化し、1フレーム単位で高
能率符号化が行われている。高能率符号化方法として、
所定の単位でデータ量の制御が行われており、1フィー
ルド分のデータを符号化したデータ量が1フレーム分の
データを符号化したデータ量の1/2となるように符号
化の制御が行なわれている。そして、図2(a)、
(b)に示すように、高能率符号化されたデータを10
本(走査線数が525本の場合)、12本(走査線数が
625本の場合)のトラックに分割してテープ上に記録
する。
【0021】まず、再生データの処理については図14
で説明したものと同様であり、誤り訂正処理を行った後
高能率復号化回路9で符号化されたデータをもとのデー
タに復号し、メモリでフレーム単位で再生されたデータ
をフィールド単位で出力する。メモリ106、107は
スイッチ108、109によって1フレーム単位で書き
込みと読みだしが交互に行われる。次に、本実施例にお
けるスロー再生の実現方法について説明する。
【0022】スロー再生は誤り訂正用のメモリ100と
フレームをフィールドに変換するメモリ106、107
を用いてフィールド単位のスローとして実現される。フ
レーム検出回路102は、ID検出回路4から出力され
たアドレス情報5をもとに1フレームのデータの再生が
終了したことの検出を行い、1フレーム単位でフレーム
切り替え信号103を出力する。また、フィールド検出
回路104はID検出回路4から出力されたアドレス情
報5をもとに、1フィールドつまり1/2フレームのデ
ータの再生が終了したことの検出を行い、1フィールド
単位でフィールド切り替え信号105を出力する。以下
にフレーム検出回路102、フィールド検出回路104
の動作を説明する。なお、再生された前半1/2フレー
ムのデータをfh、後半1/2フレームのデータをs
h、第0フィールドを0、第1フィールドを1で表す。
【0023】図3、図4は各々通常再生、1/4倍速の
スロー再生時のトラック単位のテープからの再生デー
タ、誤り訂正用メモリの出力、外部に出力されるフィー
ルドの関係を示した図である。テープからの再生データ
はトラック単位で再生されメモリからはフレーム単位で
出力される。フレーム切り替え信号103はメモリ10
6、107、スイッチ108、109を制御してメモリ
106、107の書き込みと読みだしを切り替えるため
の制御信号であり、フィールド切り替え信号105はメ
モリ106、107からの出力フィールドを切り替える
ための制御信号である。フレーム切り替え信号103、
フィールド切り替え信号105とメモリ106、10
7、スイッチ108、109の関係は以下の通りであ
る。
【0024】 フレーム切り替え信号 H:メモリ106書き込み L:メモリ107読みだし フィールド切り替え信号 H:第0フィールド読みだし L:第1フィールド読みだし まず、通常再生時は各トラックのデータが連続して再生
されるため、図3に示すようにフレーム切り替え信号1
03を1フレーム期間毎に切り替えて、メモリの10
6、107の書き込みと読みだしを1フレーム単位に交
互に行う。また、フィールド切り替え信号105も1フ
ィールド期間毎に切り替えることにより、A0、A1、
B0、B1 --- の順に連続してフィールドが出力され
る。
【0025】次に図4に示すスロー再生時には、テープ
速度が遅くヘッドが複数トラックを横切ってトレースす
るため、1フレーム期間で1フレーム分のデータが再生
されない。したがって、再生された同期ブロックのID
から1フレーム及び1/2フレームのデータの再生が終
了したか否かを検出する。フレーム検出回路102で
は、アドレス情報5から1フレーム分のデータの再生が
終了したことを検出し、1フレームのデータがメモリ1
06に書き込まれた後、フレーム切り替え信号103を
設定して、スイッチ108、109を各々”L”に設定
する。以上の設定により、メモリ106、メモリ制御回
路110に読み出し動作を、メモリ107、メモリ制御
回路111に書き込み動作を行わせることにより、次の
フレーム期間からメモリ106からデータを読み出し、
メモリ107にデータを書き込む。フィールド単位の読
み出しについては、フィールド切り替え信号を”H”に
設定してメモリ106からまず第0フィールドをフィー
ルド期間毎に繰り返し読み出し、フィールド検出回路1
04で次のフレームのうちの1フィールド分のデータの
再生が終了したことが検出された後に、フィールド切り
替え信号を”L”に設定してメモリ106から第1フィ
ールドを繰り返し読み出す。以後は同様の方法によって
出力するフレーム、フィールドの切り替えを行なう。
【0026】以上の動作を具体的に図4を用いて説明す
る。メモリにBフレームのデータが全て書き込まれてメ
モリに出力された後、Cフレームの前半1/2フレーム
(Cfh)のデータの再生が終わるまでの間、フィール
ド切り替え信号105は”H”に設定され、メモリ11
からBフレームの第0フィールド(B0)が繰り返し出
力される。次に、フィールド検出回路に104よってC
fhのデータの再生が終わったことが検出された時点
で、フィールド切り替え信号が”L”に設定されて、B
フレームの第1フィールド(B1)がメモリから繰り返
し出力される。さらに、フレーム検出回路102によっ
てCフレームのデータの再生が終わったことが検出さ
れ、メモリ106にCフレームのデータが全て書き込ま
れた後、メモリ106からCフレームの第0フィールド
(C0)のデータを読み出す。図5(a)、(b)に各
々525、625の場合のテープ上に記録されたBf
h、Bshに対応するデータを示す。
【0027】以上説明したように本実施例によれば、1
フレーム単位で高能率符号化されたデータをスロー再生
するにあたって、1フレーム分と1フィールド分のデー
タの再生が終了したことを検出して、フレームをフィー
ルドに変換するメモリの動作を制御することにより、フ
ィールド単位のスローが実現できる。
【0028】図6は、第2の発明による一実施例のディ
ジタルVTRの信号処理装置の構成を示した図である。
図6において、200はテープ速度を制御するテープ速
度制御回路、201はフレーム検出回路102の検出結
果に応じてテープ送りを停止するためのテープ送り停止
信号、202はテープ速度情報、203はテープ速度検
出回路、204はフィールド切り替え信号である。以下
に本実施例の動作を説明する。
【0029】本実施例においてスロー再生時にテープ送
りを間欠的に行うことにより、連続的にテープ送りを行
うのに比べてより遅い速度でスロー再生を行う。図7は
1/8倍速のスロー再生時のテープ速度、トラック単位
のテープからの再生データ、誤り訂正用メモリの出力、
外部に出力されるフィールドの関係を示した図である。
テープ速度はテープ速度制御回路200によって制御さ
れ、一定時間T毎にテープ送りを開始し1/4倍速でテ
ープ送りを行う。
【0030】まず、1/4倍速でテープが送られている
間、フレーム切り替え信号103及びテープ送り停止信
号201は”H”に設定され、メモリ106、メモリ制
御回路110は書き込み動作を、メモリ107、メモリ
制御回路111は読み出し動作を行っている。次に、フ
レーム検出回路102ではアドレス情報5から1フレー
ム分のデータの再生が終了したことを検出し、1フレー
ムのデータがメモリ106に書き込まれた後、フレーム
切り替え信号103を”L”に設定し、スイッチ10
8、109を各々”L”に設定する。以上の設定により
次のフレーム期間から、メモリ106、メモリ制御回路
110は読み出し動作を、メモリ107、メモリ制御回
路111は書き込み動作を行う。ここで、フレーム切り
替え信号103を”L”に設定すると同時にテープ送り
停止信号201を”L”に設定し、テープ速度制御回路
200によってテープ送りを停止する。出力するフィー
ルドについては、テープが1/4倍速で動いている間、
メモリ107からAフレームの第1フィールドがフィー
ルド期間毎に繰り返し読み出される。次に、テープ送り
が停止して再びテープが動き始めるまでの間、メモリ1
06からBフレームの第0フィールドがフィールド期間
毎に繰り返し読み出される。すなわち、テープ速度情報
202から作成したフィールド切り替え信号204に応
じて出力するフィールドを切り替え、フィールド切り替
え信号204が”L”の期間第1フィールドを読みだ
し、フィールド切り替え信号202が”H”の期間第1
フィールドを読み出す。テープ送りを開始する時間Tを
1/4倍速でテープを送った場合に1フレームのデータ
を読み出すために必要な時間の約2倍に設定することに
より、第0フィールドと第1フィールドを出力する時間
を均等化することが可能である。
【0031】以上説明したように本実施例によれば、1
フレーム単位で高能率符号化されたデータをスロー再生
するにあたって、1フレーム分データの再生が終了した
ことを検出して、テープ送りを停止させテープを送って
いる期間とテープが停止している期間とで出力するフィ
ールドを切り替えることにより、フィールド単位のスロ
ーが実現できる。
【0032】図8は、第3の発明による一実施例のディ
ジタルVTRの信号処理装置の構成を示した図である。
図8において、300は誤り修整用のメモリ、301は
メモリ300にアドレス及び制御信号を供給するメモリ
制御回路、302はアドレス情報5をもとに1フレーム
分のデータの再生が終了したことを検出するフレーム検
出回路、303はフレーム書き込み信号、304はアド
レス情報5をもとに1フィールド分のデータの再生が終
了したことを検出するフィールド検出回路、305はフ
ィールド書き込み信号、306はノンインターレースの
形で再生された1フレームのデータをインターレース化
してフィールド単位で出力するためのメモリ、307は
メモリ306に対してアドレス及び制御信号を供給する
メモリ制御回路である。以下に本実施例の動作を説明す
る。
【0033】本実施例では、誤り訂正処理で訂正不能な
誤りを高能率符号化された状態で修整するために、Ou
ter訂正用のメモリ100の後に1フレーム分の容量
を持つ誤り修整用のメモリ300を備える。誤り修整処
理は誤りの存在を示すフラグをもとに、誤ったデータを
1フレーム前の対応するデータで置き換えることにより
実現する。したがって、正しいデータのみをメモリ30
0に書き込み、誤ったデータをメモリ300に書き込ま
ないことによって誤り修整を行うことが可能である。ま
た、前記した2つの実施例ではフレームをフィールドに
変換するために1フレームメモリを2枚用いて、フレー
ム単位でメモリを切り替えたが、本実施例では1フレー
ムメモリ302のみを用いて変換処理を行う。
【0034】最初に、フレーム書き込み信号303、フ
ィールド書き込み信号305とメモリ300、306の
動作の関係を簡単に説明する。フレーム書き込み信号3
03はメモリ100の出力データをメモリ300に書き
込む場合に、書き込みを制御するための信号である。フ
レーム書き込み信号303は、1フレーム期間毎に切り
替えられ、”L”の場合にメモリ100の出力データを
メモリ300に書き込み、”H”の場合はメモリ300
への書き込みを禁止する。メモリ300からはフレーム
書き込み信号303に関係なく1フレーム期間に1フレ
ームのデータが読み出される。次に、フィールド書き込
み信号305は、メモリ300の出力データを高能率復
号化したデータをメモリ306に書き込む場合に、書き
込みを制御するための信号である。フィールド書き込み
信号は1フィールド期間毎に切り替えられ、”L”の場
合に高能率復号化されたデータをメモリ306に書き込
み、”H”の場合にはメモリ306への書き込みを禁止
する。ここで、メモリ306から出力するフィールドに
関しては、フィールド書き込み信号305を”L”に設
定して1フィールド分のデータをメモリ306に書き込
んだ後に切り替えを行う。すなわち、1フィールド分の
データを書き込んだ後にフィールドの切り替えを行う。
以下に、通常再生時及びスロー再生時の動作を具体的に
説明する。
【0035】通常再生時は各トラックのデータが連続し
て再生されるため、図9に示すようにフレーム書き込み
信号303を常に”L”に設定して、メモリ100の出
力データを毎フレームメモリ300に書き込む。また、
フィールド書き込み信号305を常に”L”に設定し
て、メモリ300の出力データを高能率復号化回路9を
経て毎フィールドメモリ306に書き込み、同時に出力
するフィールドを切り替える。
【0036】スロー再生は誤り訂正用のメモリ100と
誤り修整用のメモリ300、フレームをフィールドに変
換するメモリ306を用いてフィールド単位のスローと
して実現される。フレーム検出回路302では、ID検
出回路4から出力されたアドレス情報5をもとに1フレ
ームのデータの再生が終了したことの検出を行い、1フ
レーム単位でフレーム書き込み信号303を出力する。
また、フィールド検出回路304は同じくID検出回路
4から出力されたアドレス情報5をもとに、1/2フレ
ームのデータの再生が終了したことの検出を行い、1フ
ィールド単位でフィールド書き込み信号305を出力す
る。
【0037】図10は、本実施例による1/4倍速のス
ロー再生の動作を示した図である。フレーム検出回路3
02によってBフレームのデータの再生が終了したこと
が検出された時点で、フレーム書き込み信号を”L”に
設定し、Bフレームのデータをメモリ100からメモリ
300に書き込む。メモリ300に書き込まれたBフレ
ームのデータは所定量の遅延の後、メモリ300から読
み出されて出力され、この時フィールド書き込み信号3
05を1フィールド期間”L”に設定し、Bフレームの
前半1/2フレーム(Bfh)のデータをメモリ306
に書き込む。Bfhのデータがメモリ306に書き込ま
れた後に、メモリ306から出力するフィールドをAフ
レーム第0フィールド(A0)からAフレーム第1フィ
ールド(A1)に切り替え、以後次の1/2フレームの
データがメモリ306に書き込まれるまでA1を繰り返
し出力する。次に、フィールド検出回路303によって
Cフレーム前半1/2フレーム(Cfh)のデータの再
生が終了したことが検出された時点で、フィールド書き
込み信号305を1フィールド期間”L”に設定し、B
shのデータをメモリ306に書き込む。Bshのデー
タがメモリ306に書き込まれた後に、メモリ306か
ら出力するフィールドをBフレーム第0フィールド(B
0)に切り替える。以上の処理を繰り返すことによりフ
ィールド単位のスローが実現できる。
【0038】以上説明したように本実施例によれば、1
フレーム単位で高能率符号化されたデータをスロー再生
するにあたって、高能率符号化された状態で1フレーム
分と1フィールド分のデータの再生が終了したことを検
出して、誤り修整用のメモリ及びフレームをフィールド
に変換するメモリの動作を制御することにより、フィー
ルド単位のスローが実現できる。
【0039】図11は、第4の発明による一実施例のデ
ィジタルVTRの信号処理装置の構成を示した図であ
る。以下に本実施例の動作を説明する。
【0040】本実施例では、図8に示した実施例と同様
に誤り訂正処理で訂正不能な誤りを高能率符号化された
状態で修整するために、Outer訂正用のメモリ10
0の後に1フレーム分の容量を持つ誤り修整用のメモリ
300を備える。そして、スロー再生時にテープ送りを
間欠的に行い、かつメモリ300、306を制御するこ
とにより、連続的にテープ送りを行うのに比べてより遅
い速度でスロー再生を実現する。なお、フレーム書き込
み信号303、フィールド書き込み信号305とメモリ
300、306の動作の関係については前記したものと
同様である。
【0041】図12は1/8倍速のスロー再生時の動作
を示した図である。テープ速度はテープ速度制御回路2
00によって制御され、一定時間T毎にテープ送りを開
始し定常状態では1/4倍速である。テープが1/4倍
速で送られている間、Bフレームの後半1/2フレーム
(Bsh)のデータが再生され、フレーム書き込み信号
303、フィールド書き込み信号305及びテープ送り
停止信号401は”H”に設定され、メモリ300から
はAフレームのデータが繰り返し出力されている。次
に、フレーム検出回路302ではアドレス情報5からB
shのデータの再生が終了したことすなわちBフレーム
のデータの再生が終了したことを検出し、フレーム書き
込み信号303を”L”に設定して、メモリ100の1
フレームのデータをメモリ300に書き込む。メモリ3
00に書き込まれたBフレームのデータは所定量の遅延
の後、メモリ300から読み出されて出力され、この時
フィールド書き込み信号305を1フィールド期間”
L”に設定し、Bフレームの前半1/2フレーム(Bf
h)のデータをメモリ306に書き込む。ここで、フレ
ーム書き込み信号303を”L”に設定すると同時にテ
ープ送り停止信号201を”L”に設定し、テープ速度
御回路200によってテープ送りを停止する。したがっ
てこの間テープからは、Cフレームの前半1/2フレー
ムのデータ(Cfh)が再生されている。出力するフィ
ールドに関しては、テープが1/4倍速で動いている
間、メモリ306からAフレームの第0フィールドがフ
ィールド期間毎に繰り返し読み出される。次に、テープ
送りが停止して再びテープが動き始めるまでの間、メモ
リ306からAフレームの第1フィールドがフィールド
期間毎に繰り返し読み出される。すなわち、テープ速度
情報202から作成したフィールド書き込み信号305
に応じて出力するフィールドの切り替えが行われ、具体
的にはフィールド書き込み信号305を”L”に設定し
て1/2フレーム分のデータをメモリ306に書き込ん
だ後に出力するフィールドを切り替える。テープ送りを
開始する時間Tを、1/4倍速でテープを送った場合に
1フレームのデータを読み出すために必要な時間の約2
倍に設定することにより、第0フィールドと第1フィー
ルドを出力する時間を均等化することが可能である。
【0042】以上説明したように本実施例によれば、1
フレーム単位で高能率符号化されたデータをスロー再生
するにあたって、1フレーム分のデータの再生が終了し
たことを検出してテープ送りを停止させ、テープを送っ
ている期間とテープが停止している期間とで出力するフ
ィールドを切り替え、同時に誤り修整用のメモリ及びフ
レームをフィールドに変換するメモリの動作を制御する
ことにより、フィールド単位のスローが実現できる。特
に、テープを遅い速度で送ることが困難な場合に、本実
施例は非常に有効である。
【0043】なお、以上の実施例においてテープ送りは
正方向であり、フィールドはA0、A1、B0、B1 -
--- の順で外部に出力されるが、逆方向再生時は反対に
B1,B0,A1,A0 ---- の順で出力されなければ
ならない。ところが、メモリ107、108、306に
は1フレーム単位でデータが書き込まれ、フィールド単
位で外部に出力されるため、逆方向再生時であるにもか
かわらず、B0、B1、A0、A1 ---- の順番でデー
タが再生される。したがって、逆方向再生時に1フレー
ムに対応するフィールドの出力順番を入れ換えるため
に、メモリ制御回路110、111、307に対してテ
ープ送り方向の情報を送り、出力するフィールドの読み
だし順番を変えることにより、逆方向再生時にも正しい
順番でフィールドを出力することが可能である。
【0044】また、上記した実施例では2フィールドの
データからまずフレームを構成しその後高能率符号化す
る構成を示したが、さらに多くのフィールド単位で高能
率符号化を行う場合にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数フィールド単位で高能率符号化されたデータを記録再
生するディジタルVTRにおいて、フィールドスロー再
生を実現することが可能であり、その実用的効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による一実施例のディジタルVTR
の信号処理装置の構成を示したブロック図
【図2】高能率符号化されたデータを10本(走査線数
が525本の場合)、12本(走査線数が625本の場
合)のトラックに分割してテープ上に記録する方法を示
した説明図
【図3】第1の発明による通常再生時のトラック単位の
テープからの再生データ、誤り訂正用メモリの出力、外
部に出力されるフィールドの関係を示した説明図
【図4】第1の発明による1/4倍速のスロー再生時の
トラック単位のテープからの再生データ、誤り訂正用メ
モリの出力、外部に出力されるフィールドの関係を示し
た説明図
【図5】走査線数525本、625本の場合のテープ上
に記録されたBfh、Bshに対応するデータを示した
説明図
【図6】第2の発明による一実施例のディジタルVTR
の信号処理装置の構成を示したブロック図
【図7】第2の発明による1/8倍速のスロー再生時の
テープ速度、トラック単位のテープからの再生データ、
誤り訂正用メモリの出力、外部に出力されるフィールド
の関係を示した説明図
【図8】第3の発明による一実施例のディジタルVTR
の信号処理装置の構成を示したブロック図
【図9】第3の発明による通常再生時のトラック単位の
テープからの再生データ、誤り訂正用メモリの出力、外
部に出力されるフィールドの関係を示した説明図
【図10】第3の発明による1/4倍速のスロー再生時
のトラック単位のテープからの再生データ、誤り訂正用
メモリの出力、外部に出力されるフィールドの関係を示
した説明図
【図11】第4の発明による一実施例のディジタルVT
Rの信号処理装置の構成を示したブロック図
【図12】第4の発明による1/8倍速のスロー再生時
のトラック単位のテープからの再生データ、誤り訂正用
メモリの出力、外部に出力されるフィールドの関係を示
した説明図
【図13】従来のディジタルVTRの再生信号処理装置
の構成を示したブロック図
【図14】同期ブロックの構成とOuter訂正の方向
を示した説明図
【符号の説明】
100 Outer用並べ替えメモリ 102 フレーム検出回路 103 フレーム切り替え信号 104 フィールド検出回路 105 204 フィールド切り替え信号 106、107 フレームをフィールドに変換するメモ
リ 108、109 スイッチ 110、111 メモリ制御回路 200 テープ速度制御回路 202 テープ速度情報 300 誤り修整用メモリ 301 メモリ制御回路 302 フレーム検出回路 303 フレーム書き込み信号 304 フィールド検出回路 305 フィールド書き込み信号 306 フレームをフィールドに変換するメモリ 307 メモリ制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m個のフィールドを1ページとし1ページ
    単位で高能率符号化されたデータをn個のトラックに分
    割して記録したディジタルVTRにおいて、前記1ペー
    ジ分のデータの再生が終了したことを検出するページ検
    出手段と、前記1ページのうちの1フィールド分のデー
    タの再生が終了したことを検出するフィールド検出手段
    と、前記再生データを記憶し誤り訂正処理を行うための
    第1のメモリと、前記第1のメモリの出力に対して高能
    率復号化を行う高能率復号化手段と、前記高能率復号化
    された1ページ単位のデータをフィールド単位のデータ
    に変換して出力する第2のメモリと、前記ページ検出手
    段における検出結果に応じて前記第2のメモリの書き込
    みと読み出しページを切り替えるページ切り替え手段
    と、前記フィールド検出手段の検出結果に応じて前記第
    2のメモリの読み出しを制御し出力するフィールドを切
    り替えるフィールド切り替え手段とを備えたことを特徴
    とするディジタルVTRの信号処理装置。
  2. 【請求項2】ページ検出手段は、n個のトラックのデー
    タの再生が終了したことを検出することを特徴とする請
    求項1記載のディジタルVTRの信号処理装置。
  3. 【請求項3】フィールド検出手段は、(n/m)個のト
    ラックのデータの再生が終了したことを検出することを
    特徴とする請求項1記載のディジタルVTRの信号処理
    装置。
  4. 【請求項4】m個のフィールドを1ページとし1ページ
    単位で高能率符号化されたデータをn個のトラックに分
    割して記録したディジタルVTRにおいて、一定期間毎
    にテープ送りを開始してテープを通常再生時よりも遅い
    速度で送り、前記1ページのうちの(2/m)ページ分
    のデータの再生が終了した時点でテープ送りを停止する
    テープ速度制御手段と、前記1ページ分のデータの再生
    が終了したことを検出するページ検出手段と、前記再生
    データを記憶し誤り訂正処理を行うための第1のメモリ
    と、前記第1のメモリの出力に対して高能率復号化を行
    う高能率復号化手段と、前記高能率復号化された1ペー
    ジ単位のデータをフィールド単位のデータに変換して出
    力する第2のメモリと、前記ページ検出手段における検
    出結果に応じて前記第2のメモリの書き込みと読み出し
    ページを切り替えるページ切り替え手段と、前記テープ
    速度制御手段によるテープ速度に応じて前記第2のメモ
    リの読み出しを制御し出力するフィールドを切り替える
    フィールド切り替え手段とを備えたことを特徴とするデ
    ィジタルVTRの信号処理装置。
  5. 【請求項5】ページ検出手段はn個のトラックのデータ
    の再生が終了したことを検出することを特徴とする請求
    項4記載のディジタルVTRの信号処理装置。
  6. 【請求項6】m個のフィールドを1ページとし1ページ
    単位で高能率符号化されたデータをn個のトラックに分
    割して記録したディジタルVTRにおいて、前記1ペー
    ジ分のデータの再生が終了したことを検出するページ検
    出手段と、前記1ページのうちの1フィールド分のデー
    タの再生が終了したことを検出するフィールド検出手段
    と、前記再生データを記憶し誤り訂正処理を行うための
    第1のメモリと、前記誤り訂正処理で訂正不可能なデー
    タの修整を行う第2のメモリと、前記第2のメモリの出
    力に対して高能率復号化を行う高能率復号化手段と、前
    記高能率復号化された1ページ単位のデータをフィール
    ド単位のデータに変換して出力する第3のメモリと、前
    記ページ検出手段における検出結果に応じて前記第2の
    メモリを制御する第1の制御手段と、前記フィールド検
    出手段の検出結果に応じて前記第3のメモリを制御し出
    力するフィールドを切り替える第2の制御手段とを備え
    たことを特徴とするディジタルVTRの信号処理装置。
  7. 【請求項7】ページ検出手段は、n個のトラックのデー
    タの再生が終了したことを検出することを特徴とする請
    求項6記載のディジタルVTRの信号処理装置。
  8. 【請求項8】フィールド検出手段は、(n/m)個のト
    ラックのデータの再生が終了したことを検出することを
    特徴とする請求項6記載のディジタルVTRの信号処理
    装置。
  9. 【請求項9】m個のフィールドを1ページとし1ページ
    単位で高能率符号化されたデータをn個のトラックに分
    割して記録したディジタルVTRにおいて、一定期間毎
    にテープ送りを開始してテープを通常再生時よりも遅い
    速度で送り、前記1ページのうちの(2/m)ページ分
    のデータの再生が終了した時点でテープ送りを停止する
    テープ速度制御手段と、前記1ページ分のデータの再生
    が終了したことを検出するページ検出手段と、前記再生
    データを記憶し誤り訂正処理を行うための第1のメモリ
    と、前記誤り訂正処理で訂正不可能なデータの修整を行
    う第2のメモリと、前記第1のメモリの出力に対して高
    能率復号化を行う高能率復号化手段と、前記高能率復号
    化された1ページ単位のデータをフィールド単位のデー
    タに変換して出力する第3のメモリと、前記ページ検出
    手段における検出結果に応じて前記第2のメモリを制御
    する第1の制御手段と、前記テープ速度制御手段による
    テープ速度に応じて前記第3のメモリを制御し出力する
    フィールドを切り替える第2の制御手段とを備えたこと
    を特徴とするディジタルVTRの信号処理装置。
  10. 【請求項10】ページ検出手段はn個のトラックのデー
    タの再生が終了したことを検出することを特徴とする請
    求項9記載のディジタルVTRの信号処理装置。
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US8470273B2 (en) 2005-01-06 2013-06-25 Taiheiyo Cement Corporation Device and method for processing cement kiln combustion exhaust
US8607469B2 (en) 2006-06-28 2013-12-17 Taiheiyo Cement Corporation Cement burning apparatus and method of drying high-water-content organic waste
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