JPH0534428U - 排気ダクト - Google Patents

排気ダクト

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JPH0534428U
JPH0534428U JP3507891U JP3507891U JPH0534428U JP H0534428 U JPH0534428 U JP H0534428U JP 3507891 U JP3507891 U JP 3507891U JP 3507891 U JP3507891 U JP 3507891U JP H0534428 U JPH0534428 U JP H0534428U
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exhaust
exhaust duct
burner
duct
partition
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Application number
JP3507891U
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Inventor
和英 山本
Original Assignee
モリタ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風呂釜の排気ダクト内における排気ガスの乱
流を防止し、バ−ナ−部の燃焼効率を高める。 【構成】 長手方向の一側端に排気口を設け、下面全体
に開口部を形成した排気ダクト内に、複数の仕切板で前
記開口部をバ−ナ−部の数に応じて複数に区画して仕切
開口を形成すると共に、各仕切板の他端を前記排気口ま
で延設して仕切開口から排気口まで夫々独立した排気道
を形成し、排気ダクトの端部に設けた排気口で、各排気
道を1体に連結したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、強制燃焼式バーナの排気ダクトの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば強制排気型風呂釜における排気パイプは、図4に示すように送風 機56によって外部から取り入れた空気を枠体50内に供給し、熱交換罐55の 下方に位置させた複数のバーナー部55aに供給し、燃焼させて熱交換した後、 排気ガスは上昇して上方に取付けた排気ダクト51内に進入し、該排気ダクトの 長手方向の一端に設けた排気口53、連結筒体58、排気出口59を通って外部 に排出している。しかるに、熱交換罐55の上部に設置した排気ダクト51内の 排ガスの流れは、図4に示す如く外部に連通する連結筒体58に接続した排気口 53に近い部分に上昇した排気流Aは、直ちに該排気口53に吸い込まれるため 排出されやすい。他方、排気口53から離れた部分に上昇した排気流Bは、排気 口53に近い部分を流れる排気流Aに妨げられるため連結筒体58内へ流れ込み にくくなって、排気ダクト51内に乱流現象が生じてしまうことがあり、バーナ ー部が酸欠状態になってCOが多量に発生してしまう危険があった。さらに、強 制燃焼式バーナを有した強制給排気型風呂釜を薄型に形成し、ユニット式の浴槽 内に設けた空間部内に収容して燃焼させた後に生じる排気ガスは、長い排気パイ プによって浴室外に導かれるが、排気ダクト51と浴室外に露出させた排気トッ プの先端との距離が長くなると燃焼効率が悪くなる欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
従来、バーナー部を排気口に対して多段に設けてあると、熱交換罐で発生した 排気ガスは、排気ダクトの排気口53に近いほど排出されやすく、排気口53か ら遠い場合には、排気流に乱流が生じて排気ガスがスムーズに浴室外に排出でき にくく、燃焼効率が悪くなって不完全燃焼し、CO中毒等を起こすことがあって 危険であったので、これを防止することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる従来の問題点を解決するための手段として、バーナー部を複 数配設した熱交換罐の上部に取付ける排気ダトクにおいて、長手方向の一側端に 排気口を設けた排気ダクトの下面全体に開口部を形成し、熱交換罐の下方に位置 したバーナー部に応じて該開口部を傾斜片で仕切って複数の仕切開口を形成する と共に、該傾斜片に夫々連結した各平面板により該排気ダクト内に複数の排気道 を夫々独立させて形成し、各排気道の一端を前記排気口で一体に連結することを 特徴とするものである。
【0005】
【作用】
排気ダクトの下面に設けた開口部に、夫々バーナー部から生じて上昇する排気 ガスを個別に流出できるように複数の仕切開口を区画して形成し、該仕切開口の 他端に設けた排気口と各仕切開口とを夫々独立した複数の排気道で連結したので 、各仕切開口から取り入れた排気ガスを排出することができる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、風呂釜装置1は図1に示すよう に、全体を方形に形成すると共に薄型に形成した枠体2内に、追焚用のバーナー 部3と給湯用のバーナー部4を夫々設置し、各バーナー部の上方には追焚用の熱 交換釜6と給湯用の熱交換釜7を夫々設置してある。熱交換釜6、7の上方には 第1の排気ダクト11と第2の排気ダクト31とを夫々設置し、追焚用の熱交換 罐3の下部には、夫々複数個づつ配設した第1、2、3のバーナー部3a、3b 、3cを設けてあり、また、給湯用の熱交換罐4の下部にも夫々複数個づつ配設 した第4、5のバーナー部4a、4bを設けてある。さらに、第1の排気ダクト 11と第2の排気ダクト31とを連結筒36で連結し、前記枠体2の上方一側に 取付けた排気出口45と第1の排気ダクト11の長手方向の一側端に形成した排 気口12とを接続筒体44で連結してある。
【0007】 図2において、第1の排気ダクト11について説明すると、断面をコ字型に形 成すると共に下面全体に、追焚用の熱交換罐6の上部に連結させて細長い開口部 14を設け、該排気ダクトの長手方向の一側端には排気口12を形成し、前記排 気出口45と排気口12とを接続筒体44で連結し、排気ダクト11の他側端に は連結筒36で第2の排気ダクト31を接続してある。さらに、第1の排気ダク ト11内を水平に位置した第1、2、3の平面板15b、16b、17bで夫々 個別に区画し、夫々長さの異なる各平面板の先端には、約45度の角度で斜下方 に折曲げて形成した第1、2、3の傾斜片15a、16a、17aを前記バーナ ー部に対応させて、該開口部14を略三等分に区画して仕切開口15c、16c 、17cを設ける。各傾斜片の上端は前記各平面板に連結していて第1、2、3 の仕切板15、16、17によって排気ダクト内に夫々独立した第1、2、3、 4の排気道15d、16d、17d、18dを設け、各排気道の一端は該排気ダ クトの一側端に設けた排気口12で一体に連結してある。
【0008】 第1の排気ダクト11の下方には、第1、2、3のバーナー部3a、3b、3 cを位置しており、第2の排気ダクト31の下方には、第4、5のバーナー部4 a、4bが位置している。ここで、排気口12から流出する排気ガスの排出量を 100%とすると、第1の排気ダクト11からの排気量は約60%であり、第2 の排気ダクト31からの排気量は約40%である。そのため、排気ダクト11内 を2:3の割合に区画した位置に第1の平面板15bを水平に取付け、排気ダク ト11内の第1の平面板15bの上方には、第1排気道15dを形成する。また 、第1の平面板15bの下方には、第1、2、3のバーナー部3a、3b、3c からの排気を夫々効率よく排出させるため、三等分した各位置に第2の平面板1 6bと第3の平面板17bを夫々水平に取付け、それによって第2排気道16d 、第3排気道17d、第4排気道18dを個別に形成してある。
【0009】 31は給湯用の熱交換釜7の上方に取付けた第2の排気ダクトで、長手方向の 一側端には第1の排気ダクト11と連結する連通筒36を取付けてあり、下方に は開口部33を設けてある。34は第2の排気ダクト31内を二等分するための 第4の仕切板で、排気ダクト31内に水平に取付けた第4の平面板34bの一端 から下方に約45度に折曲げた第4の傾斜片34aの下端で、前記開口部33を 略二等分する位置で仕切って2個の仕切口35を夫々設け、該仕切板34の他端 は連結筒36の部分まで形成し、この連結筒36内で一本の排気道に連結する。
【0010】 尚、本実施例は、第2の排気ダクト31を連結しているため、第1の排気ダク ト内に第2の排気ダクトからの排気の通る排気道を設けてあるが、第1の排気ダ クト11のみしか有していない場合には、第2の排気ダクト31からの排気を通 す排気道を設ける必要はない。
【0011】 本実施例の作用について説明すると、第1の排気ダクト11内を第1、2、3 仕切板15、16、17によって仕切って形成した第1、2、3、4排気道15 d、16d、17d、18dの内、第1の排気道15dは第4、5バーナー部4 a、4bからの排気ガスを排出するもので、その開口度Mは、排気ガス中のCO 値が適正なCO値を保って流出するように設定してあり、また、第2、3、4排 気道16d、17d、18dは第1、2、3のバーナー部3a、3b、3cから の排気ガス中のCO値が互いに適正なCO値になるように設定して、各排気ガス を排出するものである。即ち、前記開口部14を略同一面積毎に仕切って第1、 2、3の仕切開口18、19、20を形成し、他端は該排気口12に夫々独立し て接続してあり、第2、3、4排気道16d、17d、18d毎に排出し、排気 口12において一体に連結されるもので、排気ガスの流量或いはCO値が略均一 になるように形成してある。
【0012】 第2、3、4俳気道16d、17d、18dの排気口12での開口度N、O、 Pは、前記したように、排気ガスは排気口12に近いほど能率良く排出できるが 、排気口12から遠いほど吸い込みにくいため、排気口12に一番遠い仕切開口 18cに連なる第2の排気道15cの仕切開口18を流通する排気ガスは、第1 のバーナー部3aの炎が不完全燃焼にならないよう、適正なCO値を保って流出 できるように第2の開口度Nに設定してある。次いで、第3の排気道17dの第 3の開口度Oも同様に適正なCO値を保って流出できるように設定してあり、さ らに、第4の排気道18dの開口度Pでの俳気ガスのCO値を適正な値となるよ うに設定してある。
【0013】 このように、各第1、2、3の仕切開口18、19、20での排気ガスの流出 量を同量になるように調整して各排気道を夫々別個に形成することにより、第1 の排気ダクト11内を流れる排気ガス中のCO値を調整し、各仕切開口から取り 入れた排気ガス量を略同一にすることにより、第1の排気ダクト11内の排気ガ スの流れが良好となり、各バーナー部での空気の吸引力が劣化することがなくな り、不完全燃焼を防止して燃焼効率を高めるものである。また、第2の排気ダク ト31の仕切板34も、第1の排気ダクト11の各仕切板15、16、17と同 様に各仕切口35部分の排気ガスの流量を互いに影響せずに流れるようにして排 気口12部分で一体化し、排気トップに送られて外部に排出するものである。
【0014】 この風呂釜装置1内を流通する空気は、枠体2の一側上方に設けた給気口8よ り枠体2に内蔵した送風機9によって枠体2内に強制的に供給されると共に、第 1、2、3のバーナー部3a、3b 3cと第4、5のバーナー部4a、4bに 送られて、各バーナー部でガスと空気とが混合して燃焼する。各バーナー部3a 、3b、3c及び4a、4bで燃焼した空気は上方の熱交換罐6、7を加熱して 第1、2の排気ダクト11、31内へ排気ガスが進入し、第1、2の排気ダクト 11、31から排気筒44、排気孔45、排気トップを介して外部に排出する。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、排気ダクト内を複数の仕切板で複数の排気道に夫々独立して設け、 且つ、下面に設けた開口部をバーナー部に応じて区画して複数の仕切開口を該排 気道の一端に形成し、この仕切開口に連なって他端に設けた排気口で前記排気道 を一体に連結したので、各バーナー部から生じる排気ガスは互いに干渉せずにス ムーズに外部に排出でき、バーナー部の燃焼効率を向上させて不完全燃焼を防い でCOの発生によるガス中毒を防ぎ、安全に使用ができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部破断した風呂釜の一部破断した正面図であ
る。
【図2】排気ダクト全体の拡大縦断面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】一部破断した従来の風呂釜の正面図である。
【符号の説明】
3、4 バ−ナ−部 6、7 熱交換罐 11、31 排気ダクト 12 排気口 14 開口部 15、16、17 仕切板 15d、16d、17d、18d 排気道

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナー部を複数配設した熱交換罐の上
    部に取付ける排気ダクトにおいて、長手方向の一側端に
    排気口を設けた排気ダクトの下面全体に開口部を形成
    し、熱交換罐の下方に位置したバーナー部に応じて該開
    口部を傾斜片で仕切って複数の仕切開口を形成すると共
    に、該傾斜片に連結した複数の平面板により該排気ダク
    ト内に複数の排気道を夫々独立して形成し、各排気道の
    一端を前記排気口で一体に連結してなる排気ダクト。
JP3507891U 1991-04-19 1991-04-19 排気ダクト Pending JPH0534428U (ja)

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JP3507891U JPH0534428U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排気ダクト

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JP3507891U JPH0534428U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排気ダクト

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Publication Number Publication Date
JPH0534428U true JPH0534428U (ja) 1993-05-07

Family

ID=12431955

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JP3507891U Pending JPH0534428U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排気ダクト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001147012A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Hitachi Zosen Corp ガス処理容器用整流装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120829A (ja) * 1985-11-20 1987-06-02 株式会社日立製作所 小形電気掃除機用充電装置

Patent Citations (1)

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