JPH0534356U - 走行車両の油圧回路 - Google Patents

走行車両の油圧回路

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JPH0534356U
JPH0534356U JP8339291U JP8339291U JPH0534356U JP H0534356 U JPH0534356 U JP H0534356U JP 8339291 U JP8339291 U JP 8339291U JP 8339291 U JP8339291 U JP 8339291U JP H0534356 U JPH0534356 U JP H0534356U
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JP
Japan
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hydraulic
wheels
switching valve
hydraulic motors
traveling vehicle
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Application number
JP8339291U
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Inventor
幸徳 木村
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプPからの油圧が並列に接続されて
いる二個の油圧モータ5・6に供給され、四輪の対角に
位置する前輪2と後輪3の二輪が駆動される高所作業車
等の走行車両において、駆動輪2・3の接地面の凹凸ま
たは傾斜に影響されることなく走行することができるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 二個の油圧モータ5・6とブレーキバルブ7
との間に切換バルブ8を配設し、該切換バルブ8を操作
する切換スイッチ15を操作盤16・17に配設し、該
切換スイッチ15をONの状態にすると前記切換バルブ
8が作動し、二個の油圧モータ5・6を並列から直列に
切換接続することができるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車等の走行車両において、四輪の対角に位置する二輪を駆 動させる為の二個の油圧モータを並列から直列に切換接続できるように構成した 油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高所作業車等の走行車両において、四輪の対角に位置する二輪を駆動輪 とし、他の対角する二輪を従動輪とする技術は、公知とされているのである。そ して、これら従来の高所作業車等の走行車両においては、四輪の対角に位置する 二輪を駆動輪として駆動させる為に、二個の油圧モータを並列に接続していたの である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、該二個の油圧モータを並列に接続している為に、駆動輪の接地面の凹 凸または傾斜により片側の駆動輪が浮き上がってしまうと、走行を行おうとして も、負荷の小さい浮き上がった駆動輪に圧油が集中して供給されるようになり、 該浮き上がった駆動輪だけが空転し、接地している駆動輪は動かず走行不能にな るという不具合が起こるのである。そこで、本考案は、駆動輪の接地面の凹凸ま たは傾斜に影響されることなく走行することができる走行車両を構成することを 目的とするのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段として、本考案は油圧モータを四輪の対角に 位置する前輪と後輪に配設し、油圧ポンプからの圧油を並列に接続された前記油 圧モータに供給して駆動可能とする走行車両において、該二個の油圧モータと油 圧ポンプとの間に、二個の油圧モータへの圧油の供給接続を、並列接続から直列 接続に切り換える切換バルブを配設し、該切換バルブを操作する切換スイッチを 操作盤上に配設したものである。
【0005】
【作用】
作用について説明すると、四輪の対角に位置している前輪駆動輪2または後輪 駆動輪3が、接地面の凹凸または傾斜により浮き上がった場合、或いは一方が脱 輪等した場合には、走行台車Aの下部操作盤17及び作業台Bの上部操作盤16 に設けられている操作盤16・17のどちらかの切換スイッチ15をONにする と、二個の油圧モータ5・6とブレーキバルブ7の間に設けられている切換バル ブ8が切り換わり、該二個の油圧モータ5・6への圧油の接続を並列接続から直 列接続に切り換えられて、前進の場合には油圧ポンプPからの圧油は前後進切換 弁V、ブレーキバルブ7、切換バルブ8を介して前輪駆動輪2の油圧モータ5、 後輪駆動輪3の油圧モータ6と送油されて両者が駆動され、接地している前輪駆 動輪2または後輪駆動輪3にて走行することができるのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を説明する。図1は、本考案の走行車両の油圧回路図、図 2は、操作盤16・17の平面図、図3は、高所作業車の全体側面図、図4は、 昇降シリンダ14の油圧回路図、図5は、T型継手18の側面図である。
【0007】 図3に示す高所作業車において本考案の実施例を説明すると、該高所作業車の 構成は、走行車両である走行台車Aと作業台Bの間にシザースリンク機構Sを介 装しており、該シザースリンク機構は、クロスリンク13が昇降シリンダ14に より伸縮操作されることにより、作業台Bを昇降可能にしているのであり、走行 台車Aの下部フレーム12の前部には、前輪駆動輪2と従動キャスター輪1が配 設され、該後部には、後輪駆動輪3と従動キャスター輪4が配設されており、該 駆動輪2・3と従動キャスター輪1・4の四輪は、それぞれ対角の位置に配設さ れている。前記駆動輪2・3は、それぞれの油圧モータ5・6により駆動され、 またそれぞれの操向シリンダ(図示せず)により操向回動されるのであり、従動 キャスター輪1・4は、駆動輪2・3の操向回動により進行方向に追随して回動 するのである。
【0008】 そして、走行台車Aの前後進や旋回等の操作や作業台Bの昇降操作は、図2に 示す走行台車Aの側面に配設された下部操作盤17及び作業台Bの操作コラム上 の上部操作盤16のどちらでも行うことができるのであり、前記操作盤16・1 7の操作面には、操向レバー9と昇降レバー10が突設され、その他前輪操向と 斜行操向と横S字操向の三系統の切換スイッチ21・22・23、上部操作盤1 6と下部操作盤17との切換を行う上下切換スイッチ24や本考案の走行車両の 油圧回路の切換スイッチ15等が配置されているのである。
【0009】 図1において、本考案の走行車両の油圧回路の構成について説明すると、作動 油タンク25の作動油は、油圧ポンプPにより前後進切換弁Vとブレーキバルブ 7を介して駆動輪2・3の油圧モータ5・6に供給されるのであり、該油圧モー タ5・6には、それぞれブレーキ19・20が一体的に設けられており、該ブレ ーキ19・20は、前記ブレーキバルブ7により油圧モータ5・6へ送油してい る時は油路11よりブレーキ19・20へ圧油を送油してブレーキを解除して走 行可能に制御されるのである。そして、油圧モータ2・3とブレーキバルブ7の 間には、切換バルブ8が設けられており、該切換バルブ8は、前記油圧モータ2 ・3を並列の状態と直列の状態とに切換接続することができるのであり、該切換 操作は、前記操作盤16・17の切換スイッチ15により行うのである。例えば 、前記前輪駆動輪2または後輪駆動輪3のどちらかが、接地面の凹凸または傾斜 により浮き上がった場合には、走行台車Aの下部操作盤17及び作業台Bの上部 操作盤16に設けられているどちらかの切換スイッチ15をONの状態にして、 前記油圧モータ5・6とブレーキバルブ7の間に設けられている切換バルブ8を 作動させ、該油圧モータ5・6への送油を並列から直列状態に切換接続すること により、一方の油圧モータから他方の油圧モータへ圧油が送油されて前輪駆動輪 2及び後輪駆動輪3が駆動されて、接地されている駆動輪も接地されていない駆 動輪も同等に回動して走行することができるのである。
【0010】 次に、図4において、前記油圧ポンプPは、昇降電磁弁26、電磁チェック弁 27、圧力センサ28を介して作動油を前記昇降シリンダ14に供給しているの であり、該昇降シリンダ14へ送油するホース29a・29bの中途部にはT型 継手18a・18bが設けられ、該T型継手18は図5に示すように任意の一か 所には、通常は盲プラグ30が挿着されて昇降シリンダ14への送油を可能とし 、該盲プラグ30を外すことにより、油圧ユニットUと接続することを可能とし ているのである。なお、本実施例では、T型継手18を用いているが、3方向切 換弁等であってもよく、形状等も特に限定するものではない。
【0011】 前記油圧ユニットUは、タンク35と駆動モータMと該駆動モータMの駆動軸 に固設された油圧ポンプ36と前記T型継手18に接続する為の切換バルブ37 等により構成され、レバー37aの操作により送油方向を切り換えて外部油圧機 器に送油可能とし、油圧装置や電気装置等の故障等により昇降シリンダ14が作 動しなくなり、作業台Bを上昇させないと点検や修理が行えない場合に、外部の 油圧ユニットUを接続して該昇降シリンダ14を作動させるようにしたものであ る。前記T型継手18は、図3に示す如く、作業台Bが収納されていても外部よ り容易に油圧ユニットUが取付可能な位置に設けられている。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち 、片側の駆動輪が浮き上がった状態や脱輪した状態等になった場合において、オ ペレータは、スイッチをONするだけで一人で、作業台を降りることなく、接地 している駆動輪により走行し、脱出することができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の走行車両の油圧回路図である。
【図2】操作盤16・17の平面図である。
【図3】高所作業車の全体側面図である。
【図4】昇降シリンダ14の油圧回路図である。
【図5】T型継手18の側面図である。
【符号の説明】
2・3 駆動輪 5・6 油圧モータ 7 ブレーキバルブ 8 切換バルブ 16・17 操作盤 A 走行台車 B 作業台 P 油圧ポンプ V 前後進切換弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧モータを四輪の対角に位置する前輪
    と後輪に配設し、油圧ポンプからの圧油を並列に接続さ
    れた前記油圧モータに供給して駆動可能とする走行車両
    において、該二個の油圧モータと油圧ポンプとの間に、
    二個の油圧モータへの圧油の供給接続を、並列接続から
    直列接続に切り換える切換バルブを配設し、該切換バル
    ブを操作する切換スイッチを操作盤上に配設したことを
    特徴とする走行車両の油圧回路。
JP8339291U 1991-10-15 1991-10-15 走行車両の油圧回路 Pending JPH0534356U (ja)

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JP8339291U JPH0534356U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 走行車両の油圧回路

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JP8339291U JPH0534356U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 走行車両の油圧回路

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JPH0534356U true JPH0534356U (ja) 1993-05-07

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