JPH0534339Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534339Y2
JPH0534339Y2 JP11406187U JP11406187U JPH0534339Y2 JP H0534339 Y2 JPH0534339 Y2 JP H0534339Y2 JP 11406187 U JP11406187 U JP 11406187U JP 11406187 U JP11406187 U JP 11406187U JP H0534339 Y2 JPH0534339 Y2 JP H0534339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
plunger
diameter hole
spring seat
small diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11406187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6418630U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11406187U priority Critical patent/JPH0534339Y2/ja
Publication of JPS6418630U publication Critical patent/JPS6418630U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534339Y2 publication Critical patent/JPH0534339Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、例えば圧延機のロールとユニバー
サルジヨイントのカツプリングとを着脱するため
等に用いる着脱装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の着脱装置としては第2図に示す
ようなものがある。この着脱装置は、カツプリン
グ20の大径穴21と交差する小径穴22に摺動
自在に嵌合されたプランジヤー23と、上記小径
穴22に軸方向に移動可能に嵌合されたバネ座2
5と、上記プランジヤー23とバネ座25との間
に装着されたコイルバネ26と、上記小径穴22
の壁面の溝に嵌合されて上記バネ座25の外端を
支持する止め輪28から構成されている。
上記プランジヤー23は上記大径穴21に突出
する湾曲凸部23aを一端に有しており、上記大
径穴21に挿入された図示しないロールの連結部
に設けた湾曲凹部にこの湾曲凸部23aが嵌合す
る。このとき、上記バネ26が上記プランジヤー
23の湾曲凸部23aを上記ロールの湾曲凹部に
押し付けるので、上記ロールの連結部が大径穴2
1から抜け出ることがない。一方、上記ロールに
大径穴21の軸方向に上記バネ26の力に打ち勝
つ力を加えると、上記バネ26が圧縮され、プラ
ンジヤー23の湾曲凸部23aが上記ロールの湾
曲凹部からはずれ、上記ロールを上記大径穴21
から抜き出すことができる。
また、上記プランジヤー23の大径穴と反対側
に突出した凸部23bには上記ねじ穴23cが設
けられており、バネ座25には、上記ねじ穴23
cと対向するようにねじ穴25bが貫通されてい
る。このねじ穴25bには外部から異物の侵入を
防ぐためのプラグ29が螺合されている。
そして、上記着脱装置をカツプリング20の小
径穴22から取り出す場合は、まず、プラグ29
をはずしたのち、ねじ穴25bよりも小径の図示
しないボルトをバネ座25のねじ穴25bを貫通
して、プランジヤー23のねじ穴23cに螺合
し、ボルトに取り付けたナツトでバネ座25を押
し込んで、バネ26が少し縮んでバネ座25が止
め輪28から離れるまで締め付け、その後バネ座
25を止め輪28から離す。そして、止め輪28
を取り外した後、上記ボルトによりプランジヤー
23、バネ座25およびバネ26を組付けた状態
で一つにまとめてカツプリング20の小径穴22
から抜き取る。一方、上記着脱装置を上記カツプ
リング20の小径穴22にはめこむ場合は、上記
取り出す場合と逆の手順で行う。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来の着脱装置では、プランジ
ヤー23とバネ座25とが相互に連結されていな
いため、分解時にそれらをボルトで連結しなけれ
ばならず、面倒であり、ボルトをプランジヤー2
3に螺合する際、プランジヤー23がボルトと共
回りするという問題もある。また、分解後はプラ
ンジヤー23とバネ26とバネ座25がバラバラ
になるという問題がある。また、この着脱装置
は、常時バネ26のバネ力がバネ座25を介して
止め輪28にかかる構造であるため、取り付け時
および取り外し時にプランジヤー23とバネ座2
5をボルトで連結して、バネ26を圧縮した状態
にして、止め輪28にバネ力がかからないように
しなければならず、面倒であるという問題があ
る。また、この着脱装置は、ボルトを通すための
ねじ穴25bやボルトを螺合するためのねじ穴2
3cが必要なため、全体の寸法が大きくなるとい
う問題がある。
そこで、この考案の目的は、プランジヤー、バ
ネ座、バネを一つのユニツトにまとめることによ
り、簡単な作業で小径穴に取り付けたり、小径穴
から取り外したりすることができ、寸法が小さい
着脱装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案の着脱装置
は、第1図に例示するように、カツプリング本体
2の大径穴2aと交差する小径穴2bに摺動自在
に嵌合され、上記カツプリング本体2に設けられ
た係合突起2cに係合した状態で上記大径穴2a
に突出する湾曲凸部1aを一端に有する一方、他
端に開口するバネ室1bを有するプランジヤー1
と、上記プランジヤー1のバネ室1b内に軸方向
に移動可能に配置されたバネ座3と、上記プラン
ジヤー1のバネ室1bの底と上記バネ座3の内端
との間に装着されたバネ5と、上記バネ座3のバ
ネ室1bからの離脱を防止する係止部材7と、上
記カツプリング本体2の小径穴2bに取り外し可
能に取り付けられ、上記バネ座3の外端を支持す
るストツパー8とを備えたことを特徴としてい
る。
〈作用〉 カツプリング本体2の大径穴2aにロール30
の連結部32が挿入すると、連結部32の外周面
で湾曲凸部1aが押されてプランジヤー1がバネ
座3に対してバネ5を圧縮しながら上昇した後、
下降して連結部32に設けられた湾曲凹部31に
プランジヤー1の湾曲凸部1aが嵌合し、第1図
の状態になり係止される。上記ロール30を大径
穴2aから引き抜くと、プランジヤー1の湾曲凸
部1aが上記連結部32の湾曲凹部31から外れ
る。この着脱装置を小径穴2bから取り外すとき
は、プランジヤー1は本体2の係合突起2cに係
合しており、バネ座3はバネ5の反発力で係止部
材7に押し付けられた状態にある。ストツパー8
はバネ5の反発力をうけないため、係止部材9に
は力がかかつておらず、係止部材9を小径穴2b
から簡単に取り外すことができる。係止部材9を
取り外したのち、ストツパー8を取り出してか
ら、プランジヤー1にバネ5とバネ座3と係止部
材7を組付けた状態で一つにまとめて小径穴2b
から取り出す。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、1はカツプリング本体2の大
径穴2aと交差する小径穴2bに摺動自在に嵌合
され、上記カツプリング本体2に設けられた係合
突起2cに係合した状態で上記大径穴2aに突出
する湾曲凸部1aを一端に有する一方、他端に開
口するバネ室1bを有するプランジヤーである。
このプランジヤー1の湾曲凸部1aには上記バネ
室1bと上記大径穴2aとを連通する空気抜き1
cが設けられている。バネ座3は上記プランジヤ
ー1のバネ室1b内に軸方向に摺動自在に配置さ
れている。このバネ座の中央部には上記バネ室1
bと外部とを連通する空気抜き3aが設けられて
いる。上記バネ室1bの底部と上記バネ座3の内
端との間には複数の皿バネ5,5,……を積層し
て縮装している。上記バネ座3のバネ室1bから
の離脱を防止する係止部材としての止め輪7を、
上記プランジヤー1の内周面に設けられた溝に取
り外し可能に嵌合している。上記バネ座3の外端
中央部を内端中央部の凸部8aで支持するストツ
パー8を上記小径穴2bの溝2eに係合した止め
輪9で取り外し可能に取り付けている。このスト
ツパー8の凸部8aの先端部には、上記バネ座3
の空気抜き3aと外部とに連通する穴8bを設け
ている。
上記構成において、いまカツプリング本体2の
大径穴2aにロール30の連結部32が挿入され
ると、上記プランジヤー1の湾曲凸部1aがこの
連結部32の外周面に当接し、上記プランジヤー
1が上記大径穴2aと反対側に力をうけてバネ
5,5,……を圧縮して移動する。そして、上記
連結部32に設けられた湾曲凹部31が上記プラ
ンジヤー1の湾曲凸部1aと嵌合する位置まで上
記ロール30が移動すると、上記バネ5,5,…
…によつてプランジヤー1が押されているため、
湾曲凸部1aがこの湾曲凹部31に嵌合し、上記
ロール30はカツプリング2から抜け止めされ
る。
一方、上記ロールに上記大径穴2aの軸方向に
上記バネ5の力に打ち勝つ力を加えると、上記バ
ネ5が圧縮され、プランジヤー1の湾曲凸部1a
がロール30の湾曲凹部31からはずれ、上記ロ
ール30を上記大径穴2aから抜き出すことがで
きる。このとき、バネ室1bと外部とは空気抜き
1c,3a及び穴8bによつて連通されているの
で、プランジヤー1は円滑に動くことができる。
この着脱装置を小径穴2bから取り外す場合に
は、プランジヤー1は本体2の係合突起2cに係
合しており、バネ座3はバネ5の反発力で止め輪
7に押し付けられた状態にある。従つて、ストツ
パー8はバネ5の反発力をうけないため、止め輪
9を押し付けることがなく、止め輪9を簡単に小
径穴2bから取り外すことができる。止め輪9を
取り外したのち、ストツパー8を取り出してか
ら、プランジヤー1にバネ5とバネ座3と止め輪
7を組付けた状態で一つにまとめて小径穴2bか
ら取り出す。このように、バネ5等をプランジヤ
ー1に組付けたまま、一つのユニツトとして取り
外せるので、取り外し作業が簡単になる。一方、
この着脱装置を小径穴2bに取り付ける場合は、
上記取り外す場合と逆の手順で行い、バネ5等を
組み込んだプランジヤー1を一つのユニツトとし
て小径穴2bに嵌合する。このように、一つのユ
ニツトとして装着できるので取付作業が簡単にな
る。また、従来例のように、取り付け、取り外し
にボルトを使用しないので全体の寸法を小さくす
ることができる。
〈考案の効果〉 以上より明らかなように、この考案の着脱装置
は、本体の大径穴と交差する小径穴に摺動自在に
嵌合されたプランジヤーのバネ室の底と、上記バ
ネ室内に軸方向に移動可能に配置されたバネ座の
内端との間にバネを装着し、上記バネ座が上記バ
ネ室から離脱するのを係止部材によつて防止する
一方、上記本体の小径穴に取り外し可能に取り付
けられたストツパーによつて上記バネ座の外端を
支持するようにしているので、プランジヤー、バ
ネ等を一つのユニツトとしてまとめて、小径穴に
取り付けたり、小径穴から取り外したりでき、取
り付け、取り外し作業を簡単にすることができ、
また、全体寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の着脱装置をカツ
プリング本体の小径穴に取り付けた状態を示す断
面図、第2図は従来例の着脱装置をカツプリング
本体の小径穴に取り付けた状態を示す断面図であ
る。 1……プランジヤー、1a……湾曲凸部、1b
……バネ室、2……カツプリング本体、2a……
大径穴、2b……小径穴、2c……係合突起、3
……バネ座、5……バネ、7……係止部材、8…
…ストツパー、9……止め輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体の大径穴と交差する小径穴に摺動自在に嵌
    合され、上記本体に設けられた係合突起に係合し
    た状態で上記大径穴に突出する湾曲凸部を一端に
    有する一方、他端に開口するバネ室を有するプラ
    ンジヤーと、 上記プランジヤーのバネ室内に軸方向に移動可
    能に配置されたバネ座と、 上記プランジヤーのバネ室の底と上記バネ座の
    内端との間に装着されたバネと、 上記バネ座のバネ室からの離脱を防止する係止
    部材と、 上記本体の小径穴に取り外し可能に取り付けら
    れ、上記バネ座の外端を支持するストツパーとを
    備えたことを特徴とする着脱装置。
JP11406187U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH0534339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406187U JPH0534339Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406187U JPH0534339Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6418630U JPS6418630U (ja) 1989-01-30
JPH0534339Y2 true JPH0534339Y2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=31354465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11406187U Expired - Lifetime JPH0534339Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534339Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6418630U (ja) 1989-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0534339Y2 (ja)
JP2739915B2 (ja) 円筒形状穿孔工具
JPS6018717Y2 (ja) 離脱防止管継手
JPH0516242Y2 (ja)
JPS6210532Y2 (ja)
JPS599467Y2 (ja) 連結装置
JPH0721989Y2 (ja) 迅速継手のソケット
JPH0629583Y2 (ja) 管継手用ロックリング
JPH0616206Y2 (ja) 管継手
JPS63123893U (ja)
JPH034826Y2 (ja)
JPH0218817Y2 (ja)
JPH0332218U (ja)
JPS6426337U (ja)
JPH0340014U (ja)
JPS6124788Y2 (ja)
JPS58987Y2 (ja) アンテナ接続装置
JPH0365672U (ja)
JPH0416006Y2 (ja)
JPS6120381Y2 (ja)
JP3032605U (ja) レンチ用ソケット
JPS64714U (ja)
JPH0188914U (ja)
JPH0333214U (ja)
JPH0667993U (ja) 飲料用流体継手