JPH05342358A - 図形データ処理装置 - Google Patents
図形データ処理装置Info
- Publication number
- JPH05342358A JPH05342358A JP4149452A JP14945292A JPH05342358A JP H05342358 A JPH05342358 A JP H05342358A JP 4149452 A JP4149452 A JP 4149452A JP 14945292 A JP14945292 A JP 14945292A JP H05342358 A JPH05342358 A JP H05342358A
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- JP
- Japan
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- graphic
- data
- processing
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同種の図形種別データに対する重複した処理
を回避、削減し、処理速度を高速にすることができる図
形データ処理装置の提供を目的とする。 【構成】 前処理部は図形データを順次取り込み、同種
の図形であるか否かを判別する(ステップS6)。同種
の場合、例えば同じ四角形の図形データであると判断さ
れた場合は、その単一の図形種別データに対して、次々
と図形座標データを示すポインタが記憶されて行く(ス
テップS8、S10)。このため、重複した図形種別デ
ータに対する処理を回避することができ、処理速度を高
速にすることができる。
を回避、削減し、処理速度を高速にすることができる図
形データ処理装置の提供を目的とする。 【構成】 前処理部は図形データを順次取り込み、同種
の図形であるか否かを判別する(ステップS6)。同種
の場合、例えば同じ四角形の図形データであると判断さ
れた場合は、その単一の図形種別データに対して、次々
と図形座標データを示すポインタが記憶されて行く(ス
テップS8、S10)。このため、重複した図形種別デ
ータに対する処理を回避することができ、処理速度を高
速にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形データ処理装置のデ
ータ処理に関し、特に処理データを削減することによっ
て処理速度の高速化を図る構成に関する。
ータ処理に関し、特に処理データを削減することによっ
て処理速度の高速化を図る構成に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワークステーションなどに図形を
入力した場合、図形データは一旦メモリに記憶される
が、この図形データは一般に図形種別データと図形座標
データから構成されている。この中、図形種別データは
入力された図形の種別を示すものであり、例えば「1」
は円、「2」は四角形、「3」は折れ線、「4」は文
字、「5」は塗りつぶし…等のように予め符号化されて
いる。
入力した場合、図形データは一旦メモリに記憶される
が、この図形データは一般に図形種別データと図形座標
データから構成されている。この中、図形種別データは
入力された図形の種別を示すものであり、例えば「1」
は円、「2」は四角形、「3」は折れ線、「4」は文
字、「5」は塗りつぶし…等のように予め符号化されて
いる。
【0003】また、図形座標データとは、その図形の各
頂点を示す座標のデータであり、二次元の図形であれば
(X1、Y1:X2、Y2:X3、Y3…)のように記
憶される。このような図形種別データと図形座標データ
等によって、図形が認識され、メモリ内に図形データと
して記憶される。
頂点を示す座標のデータであり、二次元の図形であれば
(X1、Y1:X2、Y2:X3、Y3…)のように記
憶される。このような図形種別データと図形座標データ
等によって、図形が認識され、メモリ内に図形データと
して記憶される。
【0004】図形データの構成の一例を図5に示す。図
5Aに示すように、図形(イ)、(ロ)、(ハ)…の各々につ
いて、図形種別データと、図形座標データのポインタと
が記憶されている。この例では図形(イ)、(ロ)、(ハ)
は、四角形であり、図形種別データとして四角形を示す
「2」が記憶されている。図形座標データのポインタと
は、各図形の頂点座標の記憶領域の先頭番地を示すもの
である(図5B参照)。この場合、四角形であるので、
図形(イ)、(ロ)、(ハ)についてそれぞれ4つの頂点座標
(X1、Y1、X2、Y2、X3、Y3、X4、Y4)
が記憶されている。
5Aに示すように、図形(イ)、(ロ)、(ハ)…の各々につ
いて、図形種別データと、図形座標データのポインタと
が記憶されている。この例では図形(イ)、(ロ)、(ハ)
は、四角形であり、図形種別データとして四角形を示す
「2」が記憶されている。図形座標データのポインタと
は、各図形の頂点座標の記憶領域の先頭番地を示すもの
である(図5B参照)。この場合、四角形であるので、
図形(イ)、(ロ)、(ハ)についてそれぞれ4つの頂点座標
(X1、Y1、X2、Y2、X3、Y3、X4、Y4)
が記憶されている。
【0005】以上のような図形データを、CRTやプリ
ンタ等に出力する場合、メモリから一旦、幾何学変換処
理部へ図形データを出力し、ここで幾何学変換処理を行
う必要がある。幾何学変換処理とは、データを出力する
ための座標変換やクリッピングなどの処理である。この
幾何学変換処理では図形種別に応じた処理を行う必要が
あるため、まず処理対象となる図形データの図形種別を
認識する。その後、図形座標データに対し、CRTやプ
リンタ等に従った座標変換処理を実行する。こうした処
理を行った後、CRT等に図形データを出力する。
ンタ等に出力する場合、メモリから一旦、幾何学変換処
理部へ図形データを出力し、ここで幾何学変換処理を行
う必要がある。幾何学変換処理とは、データを出力する
ための座標変換やクリッピングなどの処理である。この
幾何学変換処理では図形種別に応じた処理を行う必要が
あるため、まず処理対象となる図形データの図形種別を
認識する。その後、図形座標データに対し、CRTやプ
リンタ等に従った座標変換処理を実行する。こうした処
理を行った後、CRT等に図形データを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形データ処理
装置には、次のような問題があった。上記のように図形
データを取り込んだ幾何学変換処理部は、まず各図形デ
ータの図形種別データの認識処理を行っている。
装置には、次のような問題があった。上記のように図形
データを取り込んだ幾何学変換処理部は、まず各図形デ
ータの図形種別データの認識処理を行っている。
【0007】ここで、例えば同種の図形データが多数取
り込まれた場合でも、従来は各々、個別に図形種別の認
識が行われていた。すなわち、図5Aに示す例では、図
形(イ)、(ロ)、(ハ)…が同じ四角形であるにもかかわら
ず、それぞれ図形種別データ「2」を重複して認識しな
ければならない。このような重複した処理が繰り返し行
われるため、処理速度が低下するという問題を生じてい
た。特に、同種の図形データを連続して多数取り込んだ
場合、続けて同じ図形種別データを繰り返し認識してお
り、認識処理動作に無駄が多い。
り込まれた場合でも、従来は各々、個別に図形種別の認
識が行われていた。すなわち、図5Aに示す例では、図
形(イ)、(ロ)、(ハ)…が同じ四角形であるにもかかわら
ず、それぞれ図形種別データ「2」を重複して認識しな
ければならない。このような重複した処理が繰り返し行
われるため、処理速度が低下するという問題を生じてい
た。特に、同種の図形データを連続して多数取り込んだ
場合、続けて同じ図形種別データを繰り返し認識してお
り、認識処理動作に無駄が多い。
【0008】そこで本発明は、同種の図形種別データに
対する重複した処理を回避、削減し、処理速度を高速に
することができる図形データ処理装置の提供を目的とす
る。
対する重複した処理を回避、削減し、処理速度を高速に
することができる図形データ処理装置の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る図形データ
処理装置は、図形種別データおよび図形座標データによ
って構成されている図形データを記憶する図形データ記
憶手段、図形データ記憶手段から複数の図形データを取
り込み、各図形種別データを比較して同種の図形座標デ
ータをまとめ、当該図形種別データに対応させて図形デ
ータ群を形成する前処理手段、前処理手段から図形デー
タ群を取り込み、出力対象機器に応じた幾何学変換処理
を行って出力する幾何学変換処理手段、を備えたことを
特徴としている。
処理装置は、図形種別データおよび図形座標データによ
って構成されている図形データを記憶する図形データ記
憶手段、図形データ記憶手段から複数の図形データを取
り込み、各図形種別データを比較して同種の図形座標デ
ータをまとめ、当該図形種別データに対応させて図形デ
ータ群を形成する前処理手段、前処理手段から図形デー
タ群を取り込み、出力対象機器に応じた幾何学変換処理
を行って出力する幾何学変換処理手段、を備えたことを
特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る図形データ処理装置においては、
前処理手段は、図形データ記憶手段から複数の図形デー
タを取り込み、各図形種別データを比較して同種の図形
座標データをまとめる。そして、当該図形種別データに
対応させて図形データ群を形成する。こうして形成され
た図形データ群は、幾何学変換処理手段に取り込まれ、
出力対象機器に応じた幾何学変換処理が行われる。
前処理手段は、図形データ記憶手段から複数の図形デー
タを取り込み、各図形種別データを比較して同種の図形
座標データをまとめる。そして、当該図形種別データに
対応させて図形データ群を形成する。こうして形成され
た図形データ群は、幾何学変換処理手段に取り込まれ、
出力対象機器に応じた幾何学変換処理が行われる。
【0011】したがって、幾何学変換処理手段は、同種
の図形種別データに対して重複した処理を行う必要がな
い。
の図形種別データに対して重複した処理を行う必要がな
い。
【0012】
【実施例】本発明に係る図形データ処理装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。まず図1に、本実施例にお
ける図形データ処理装置のブロック図を掲げる。
を図面に基づいて説明する。まず図1に、本実施例にお
ける図形データ処理装置のブロック図を掲げる。
【0013】図形データ記憶部2には、キーボードやマ
ウス等から入力された図形データが記憶されている。こ
の図形データは、図形種別データおよび図形座標データ
から構成されている。図形種別データとは、円「1」、
四角形「2」、折れ線「3」、文字「4」等のように図
形の種別を示すデータである。また、図形座標データと
は、その図形の各頂点を示す座標のデータである。な
お、具体的には、図形座標データに対しては、その記憶
番地を示すポインタが付与され、このポインタが図形種
別データとともに記憶されている(図5A参照)。
ウス等から入力された図形データが記憶されている。こ
の図形データは、図形種別データおよび図形座標データ
から構成されている。図形種別データとは、円「1」、
四角形「2」、折れ線「3」、文字「4」等のように図
形の種別を示すデータである。また、図形座標データと
は、その図形の各頂点を示す座標のデータである。な
お、具体的には、図形座標データに対しては、その記憶
番地を示すポインタが付与され、このポインタが図形種
別データとともに記憶されている(図5A参照)。
【0014】図形データ記憶部2に記憶されている図形
データは、前処理部4に取り込まれ、ここで所定の前処
理が実行されて図形データ群が生成される。そして、こ
の図形データ群は、さらに幾何学変換処理部6に取り込
まれ、座標変換等の幾何学変換処理が行われる。その
後、データは出力制御部8を経てCRT10に出力され
表示される。なお、図1はCRT10への出力例である
が、例えばプリンタなどに対して出力を行う場合でも、
基本的な処理動作は同じである。
データは、前処理部4に取り込まれ、ここで所定の前処
理が実行されて図形データ群が生成される。そして、こ
の図形データ群は、さらに幾何学変換処理部6に取り込
まれ、座標変換等の幾何学変換処理が行われる。その
後、データは出力制御部8を経てCRT10に出力され
表示される。なお、図1はCRT10への出力例である
が、例えばプリンタなどに対して出力を行う場合でも、
基本的な処理動作は同じである。
【0015】前処理部4が実行するプログラムのフロー
チャートを図2に示す。前処理部4は、まず図形データ
記憶部2から図形データ(図形(イ))を取り込み(ステ
ップS1)、これを図形データ群とする(ステップS
2)。例えば、ここで取り込んだ図形(イ)が四角形であ
るとする。この場合、図形種別データは四角形を示す
「2」であり、図4Aに示すように、図形種別データ
「2」および図形座標データへのポインタが、ここでの
図形データ群として位置付けられることになる。なお、
このステップS2で取り込んだ図形データが、以後のス
テップS4からS10までの処理における基準の図形デ
ータとなる(ステップS2参照)。
チャートを図2に示す。前処理部4は、まず図形データ
記憶部2から図形データ(図形(イ))を取り込み(ステ
ップS1)、これを図形データ群とする(ステップS
2)。例えば、ここで取り込んだ図形(イ)が四角形であ
るとする。この場合、図形種別データは四角形を示す
「2」であり、図4Aに示すように、図形種別データ
「2」および図形座標データへのポインタが、ここでの
図形データ群として位置付けられることになる。なお、
このステップS2で取り込んだ図形データが、以後のス
テップS4からS10までの処理における基準の図形デ
ータとなる(ステップS2参照)。
【0016】前処理部4は、続いて二番目の図形データ
(図形(ロ))を取り込む(ステップS4)。そして、基
準となる図形データ(図形(イ))と、ステップS4で取
り込んだ二番目の図形データ(図形(ロ))の図形種別デ
ータを比較する(ステップS6)。仮に、二番目の図形
(ロ)も四角形であるとすると、両者の図形種別データ
「2」が一致するのでステップS8に進む。
(図形(ロ))を取り込む(ステップS4)。そして、基
準となる図形データ(図形(イ))と、ステップS4で取
り込んだ二番目の図形データ(図形(ロ))の図形種別デ
ータを比較する(ステップS6)。仮に、二番目の図形
(ロ)も四角形であるとすると、両者の図形種別データ
「2」が一致するのでステップS8に進む。
【0017】そして、このステップS8で、図4Aに示
すように図形データ群のポインタ領域T1を一つ増やし
新たな領域を確保する。次に確保したポインタ領域T1
に、ステップS4で取り込んだ図形データ(図形(ロ))
のポインタを記憶する(ステップS10)。
すように図形データ群のポインタ領域T1を一つ増やし
新たな領域を確保する。次に確保したポインタ領域T1
に、ステップS4で取り込んだ図形データ(図形(ロ))
のポインタを記憶する(ステップS10)。
【0018】その後、再びステップS4に戻り、次の図
形データ、すなわち三番目の図形(ハ)に関する図形デー
タを取り込み、ステップS10までの処理を繰り返す。
三番目の図形(ハ)以降の図形も四角形であるとすれば、
次々と新たなポインタ領域が確保されて、それぞれのポ
インタが記憶されて行く(ステップS8、S10参
照)。
形データ、すなわち三番目の図形(ハ)に関する図形デー
タを取り込み、ステップS10までの処理を繰り返す。
三番目の図形(ハ)以降の図形も四角形であるとすれば、
次々と新たなポインタ領域が確保されて、それぞれのポ
インタが記憶されて行く(ステップS8、S10参
照)。
【0019】以上のようにして生成された図形データ群
を示すものが図4Bである。図に示すように、単一の図
形種別データ「2」に対し、以後同種の図形のポインタ
が複数与えられ、図形データ群が生成される。図4Bの
例では、図形(イ)から図形(N)までについて、四角形の
図形データ群が生成されている。
を示すものが図4Bである。図に示すように、単一の図
形種別データ「2」に対し、以後同種の図形のポインタ
が複数与えられ、図形データ群が生成される。図4Bの
例では、図形(イ)から図形(N)までについて、四角形の
図形データ群が生成されている。
【0020】図4Bに示すような図形データ群が生成さ
れた後、ステップS4において、図形(N)の次の図形デ
ータ、つまり異なる種類の図形(例えば円)が取り込ま
れたとする。この場合、ステップS6の比較処理で、図
形種別データが不一致であると判別され(円の図形種別
データは「1」)、ステップS12に進む。
れた後、ステップS4において、図形(N)の次の図形デ
ータ、つまり異なる種類の図形(例えば円)が取り込ま
れたとする。この場合、ステップS6の比較処理で、図
形種別データが不一致であると判別され(円の図形種別
データは「1」)、ステップS12に進む。
【0021】そして、ステップS12において、図4B
に示す図形データ群を幾何学変換処理部(図1)に向け
て出力する。その後、ステップS2に戻り、ステップS
4で取り込んだ図形データ、つまり円の図形データを基
準として図形データ群とする。以後、同様の処理を繰り
返し、図形データ群単位で幾何学変換処理部6に向けて
データ出力を行う。
に示す図形データ群を幾何学変換処理部(図1)に向け
て出力する。その後、ステップS2に戻り、ステップS
4で取り込んだ図形データ、つまり円の図形データを基
準として図形データ群とする。以後、同様の処理を繰り
返し、図形データ群単位で幾何学変換処理部6に向けて
データ出力を行う。
【0022】次に、幾何学変換処理部6が実行するプロ
グラムのフローチャートを図3に示す。幾何学変換処理
部6には、前処理部4から図形データ群が与えられる
(図2、ステップS12)。幾何学変換処理部6は、ま
ずこの図形データ群の図形種別データを認識する(ステ
ップS32)。今仮に、前処理部4から図4Bに示すよ
うな図形データ群が与えられたとする。この図形データ
群の図形種別データは、四角形を示す「2」であり、種
別「2」の処理を実行するため、ステップS34に進
む。
グラムのフローチャートを図3に示す。幾何学変換処理
部6には、前処理部4から図形データ群が与えられる
(図2、ステップS12)。幾何学変換処理部6は、ま
ずこの図形データ群の図形種別データを認識する(ステ
ップS32)。今仮に、前処理部4から図4Bに示すよ
うな図形データ群が与えられたとする。この図形データ
群の図形種別データは、四角形を示す「2」であり、種
別「2」の処理を実行するため、ステップS34に進
む。
【0023】そして、図形種別データの次の領域にポイ
ンタがあるか否かを判別する(ステップS34)。今、
図4Bに示すように、次の領域には図形(イ)のポインタ
が記憶されている。このため、ステップS36に進み、
この図形(イ)のポインタに基づいて、図形種別「2」用
の幾何学変換処理を実行する。具体的には、ポインタが
示す図形座標データ(図5B参照)を取り込み、出力対
象機器、例えばCRTに応じた座標変換処理などを行
う。
ンタがあるか否かを判別する(ステップS34)。今、
図4Bに示すように、次の領域には図形(イ)のポインタ
が記憶されている。このため、ステップS36に進み、
この図形(イ)のポインタに基づいて、図形種別「2」用
の幾何学変換処理を実行する。具体的には、ポインタが
示す図形座標データ(図5B参照)を取り込み、出力対
象機器、例えばCRTに応じた座標変換処理などを行
う。
【0024】この後、出力制御部8を通じてCRT10
に向けてデータを出力する(ステップS38)。データ
出力後は、再びステップS34に戻り、次の領域にポイ
ンタがあるか否かを判別する。この場合、図4Bに示す
ように、図形(ロ)のポインタが記憶されているので、再
度ステップS36、S38の処理を繰り返す。
に向けてデータを出力する(ステップS38)。データ
出力後は、再びステップS34に戻り、次の領域にポイ
ンタがあるか否かを判別する。この場合、図4Bに示す
ように、図形(ロ)のポインタが記憶されているので、再
度ステップS36、S38の処理を繰り返す。
【0025】こうして、この図形データ群全てのポイン
タを処理し、最後の図形(N)(図4B参照)についての
幾何学変換処理、データ出力処理を終える(ステップS
36、S38)。そして、ステップS34の判別に戻っ
た場合、ここで次の領域にはポインタがないと認識さ
れ、幾何学変換処理が終了する。
タを処理し、最後の図形(N)(図4B参照)についての
幾何学変換処理、データ出力処理を終える(ステップS
36、S38)。そして、ステップS34の判別に戻っ
た場合、ここで次の領域にはポインタがないと認識さ
れ、幾何学変換処理が終了する。
【0026】なお、他の図形種別、例えば図形種別
「1」、「3」、「4」…が取り込まれた場合は、ステ
ップS32でそれぞれ振分けられ、各々に応じて上記と
同様の処理が行われる。
「1」、「3」、「4」…が取り込まれた場合は、ステ
ップS32でそれぞれ振分けられ、各々に応じて上記と
同様の処理が行われる。
【0027】以上のように本実施例においては、前処理
部4に同種の図形データが連続して取り込まれたとき、
各データをまとめる処理が行われ、幾何学変換処理部6
に出力される。このため、重複した処理を回避すること
ができ、処理速度を高速にすることが可能となる。本実
施例では、同種の図形データが連続して取り込まれた場
合を説明したが、取り込みの順序とは無関係に、同種の
データをまとめて図形データ群を生成するようにしても
良い。
部4に同種の図形データが連続して取り込まれたとき、
各データをまとめる処理が行われ、幾何学変換処理部6
に出力される。このため、重複した処理を回避すること
ができ、処理速度を高速にすることが可能となる。本実
施例では、同種の図形データが連続して取り込まれた場
合を説明したが、取り込みの順序とは無関係に、同種の
データをまとめて図形データ群を生成するようにしても
良い。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る図形データ処理装置におい
ては、前処理手段は、図形データ記憶手段から複数の図
形データを取り込み、各図形種別データを比較して同種
の図形座標データをまとめる。そして、当該図形種別デ
ータに対応させて図形データ群を形成する。こうして形
成された図形データ群は、幾何学変換処理手段に取り込
まれ、出力対象機器に応じた幾何学変換処理が行われ
る。すなわち、幾何学変換処理手段は、同種の図形種別
データに対して重複した処理を行う必要がない。
ては、前処理手段は、図形データ記憶手段から複数の図
形データを取り込み、各図形種別データを比較して同種
の図形座標データをまとめる。そして、当該図形種別デ
ータに対応させて図形データ群を形成する。こうして形
成された図形データ群は、幾何学変換処理手段に取り込
まれ、出力対象機器に応じた幾何学変換処理が行われ
る。すなわち、幾何学変換処理手段は、同種の図形種別
データに対して重複した処理を行う必要がない。
【0029】以上のように、本発明に係る図形データ処
理装置おいては、同種の図形種別データに対する重複し
た処理を回避、削減することができるため、装置の処理
速度を高速にすることができる。
理装置おいては、同種の図形種別データに対する重複し
た処理を回避、削減することができるため、装置の処理
速度を高速にすることができる。
【図1】本発明に係る図形データ処理装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1に示す前処理部が実行するプログラムのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】図1に示す幾何学変換処理部が実行するプログ
ラムのフローチャートである。
ラムのフローチャートである。
【図4】図形データ群を示す図である。
【図5】従来の図形データ処理装置におけるデータ構成
を示す図である。
を示す図である。
2・・・・・図形データ記憶部 4・・・・・前処理部 6・・・・・幾何学変換処理部 8・・・・・出力制御部 10・・・・CRT
Claims (1)
- 【請求項1】図形種別データおよび図形座標データによ
って構成されている図形データを記憶する図形データ記
憶手段、 図形データ記憶手段から複数の図形データを取り込み、
各図形種別データを比較して同種の図形座標データをま
とめ、当該図形種別データに対応させて図形データ群を
形成する前処理手段、 前処理手段から図形データ群を取り込み、出力対象機器
に応じた幾何学変換処理を行って出力する幾何学変換処
理手段、 を備えたことを特徴とする図形データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149452A JPH05342358A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 図形データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149452A JPH05342358A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 図形データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342358A true JPH05342358A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15475435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4149452A Pending JPH05342358A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 図形データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05342358A (ja) |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4149452A patent/JPH05342358A/ja active Pending
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