JPH0534158U - 注出キヤツプ - Google Patents
注出キヤツプInfo
- Publication number
- JPH0534158U JPH0534158U JP8901391U JP8901391U JPH0534158U JP H0534158 U JPH0534158 U JP H0534158U JP 8901391 U JP8901391 U JP 8901391U JP 8901391 U JP8901391 U JP 8901391U JP H0534158 U JPH0534158 U JP H0534158U
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- Japan
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- cap
- ring
- lid
- fitted
- top wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シュリンクパック等の特殊包装をしなくても
内容物の未使用を表現でき、しかも少数多品目の容器需
要に好適に対処できる注出キャップを提案する。 【構成】 キャップ本体頂壁5の周縁を下方に凹ませて
リング状の嵌合凹部14を形成し、該凹部14上方よりリン
グ状基部16を押圧嵌合させて収納固定させた係止部材15
を設け、リング状基部16前部に破断部23を介して突設し
たシール突起20に、キャップ蓋体3の指掛け突起22を脱
離不能に押圧嵌合させて構成した。
内容物の未使用を表現でき、しかも少数多品目の容器需
要に好適に対処できる注出キャップを提案する。 【構成】 キャップ本体頂壁5の周縁を下方に凹ませて
リング状の嵌合凹部14を形成し、該凹部14上方よりリン
グ状基部16を押圧嵌合させて収納固定させた係止部材15
を設け、リング状基部16前部に破断部23を介して突設し
たシール突起20に、キャップ蓋体3の指掛け突起22を脱
離不能に押圧嵌合させて構成した。
Description
【0001】
本考案は注出キャップに関する。
【0002】
注出キャップとして、周壁上端縁より頂壁を延設するとともに、該頂壁に注出 口を穿設してなるキャップ本体と、該本体後部にその後部を回動可能に連結して 注出口上面を開閉可能に被覆する蓋体とを合成樹脂の一体成型により形成してな るものが知られている。これら注出キャップは容器体口頚部に嵌着させて使用す るが、内容物の未使用を表現する為に、注出キャップを被覆して、或いは注出キ ャップを含む容器全体を被覆して合成樹脂フィルム等によりシュリンクパックを することが一般に行われている。しかしながら、シュリンクパックは原料コスト も嵩み、又、その為の設備も必要である。
【0003】 又、この種キャップを使用した容器の用途の多様化により、各容器の差別化が 要求されている。その一環として、キャップの色を変えることが行われるが、従 来のものでは、各種類の数だけ異なる色のキャップを揃えておかなければならず 、製造ロッドの増加が必要なばかりでなく、在庫にも多くのスペースが必要とな る。
【0004】 本考案は、上記した従来技術の欠点を解消した優れた注出キャップを提案する ものである。
【0005】
本考案注出キャップは上記課題を解決するため、周壁4上端縁より頂壁5を延 設するとともに、頂壁5中央部に注出孔6を穿設してなるキャップ本体2と、該 本体2後部に後部を弾性反転可能に連結させるとともに、キャップ本体2上面を 開閉可能に設けたキャップ蓋体3とを合成樹脂の一体成型により形成してなる注 出キャップであって、キャップ本体頂壁5周縁を下方に凹ませてリング状の嵌合 凹部14を形成し、該凹部14上方よりリング状基部16を押圧嵌合させて収納固定さ せた係止部材15を設けてなり、該部材15のリング状基部16前面には破断部23を介 してシール突起20を突設し、該突起20上面中央に穿設した凹部21の前壁にキャッ プ蓋体3前部下端より突設した指掛け突起22を脱離不能に上方より押圧嵌合させ て構成した。
【0006】
使用に際しては、キャップ本体2の周壁4を容器体口頚部外周に嵌合させて使 用する。シール突起20が存在する場合には開蓋が出来ないため、内容物が未使用 であることが判る。又、開封に際しては、シール突起20を下方へ回動させる如く 引き下げれば、シール突起20は破断部23の部分で切断され取り除かれるため、キ ャップ蓋体3の指掛け突起22が露出し、キャップ蓋体3の開閉が可能となる。
【0007】 又、キャップ本体2及びキャップ蓋体3と、係止部材15とを、各々種々の色で 形成しておけば、それ等の組み合わせで各種類を掛け合わせた種類のキャップを 形成することが可能であり、在庫時に各部材を分解状態で保管しておけば、少な いスペースで多種類のキャップを提供することが可能である。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の一実施例を示し、図中1は注出キャップを示す。該キ ャップ1は、キャップ本体2と、該本体2後部に後部を弾性反転可能に連結させ るととにも、キャップ本体2上面を開閉可能に設けた蓋体3とを合成樹脂の一体 成型により形成したものである。
【0010】 上記キャップ本体2は、周壁4上端縁より頂壁5を延設してなる下端面開口の 円筒状をなし、周壁4内周には、装着する容器体の口頚部外周に螺合させるため の螺条を周設している。又、頂壁5中央部前方には注出孔6を穿設している。又 、キャップ蓋体3は、周壁7上端縁より頂壁8を延設してなる下端面開口の円筒 状をなしている。そして、キャップ本体2とキャップ蓋体3とを公知の弾性反転 機構により連結させている。該機構は、蓋体周壁7の後部下端と、上記キャップ 本体周壁4の後部上端とを、適宜間隔をおいて左右一対の第1ヒンジ9で連結す るとともに、その第1ヒンジ9間に設けた逆L字形弾性板10下端を、第1ヒンジ 9よりも下方のキャップ本体周壁4後部へ第2ヒンジ11を介して連結するととも に、弾性板10他端を第1ヒンジ9よりも前方の蓋体3上面部分に第3ヒンジ12を 介して連結して構成している。又、蓋体頂壁8裏面中央部前方より、閉蓋の際、 上記注出孔6に嵌合して注出孔6を閉塞する棒栓13を垂設している。
【0011】 本考案では、上記キャップ本体頂壁5の周縁を、後部の蓋体連結部分を円弧板 状に残して、下方にリング状に凹ませて嵌合凹部14を形成し、ここに、合成樹脂 製の係止部材15を収納嵌合させている。
【0012】 この係止部材15は、図2に示す如く、上記嵌合凹部14と略同形状のリング状基 部16を有し、該基部16を嵌合凹部14内に上方から押し込んで収納嵌合させている 。従って、キャップ本体周壁4上部にリング状基部16の外周面が露出してキャッ プ本体周壁4の一部を形成する如く構成している。又、この際、その内周面に周 設した凹溝17を、嵌合凹部14の内側立壁面に周設した突条18に嵌合させている。 又、リング状基部16の前面より矩形板状で前端上面より指掛け突起19を突設して なるシール突起20を突設し、この突起20の上面中央部を下方に凹ませて形成した 凹部21内に、キャップ蓋体3の周壁前部下端より下方に垂設したフック状の指掛 け突起22下端を、上方から押圧係合させて抜け出し不能に嵌合させている。又、 上記シール突起20の一方の側壁から底壁を介して他方の側壁に至る薄肉部を形成 して破断部23となし、シール突起20をこの部分で切断可能に構成している。
【0013】
以上説明した如く、本考案注出キャップは、既述構成としたことにより、シュ リンクパック等の包装手段を必要としないで容器の未使用を表示できる。又、係 止部材のシール突起を引き剥がすだけで使用可能状態となるため、開封操作も極 めて簡単である。更に、係止部材の色とキャップ本体及び蓋板の色を各々種々揃 えておけば、それらの組み合わせにより多数種類の注出キャップを形成すること ができ、少数多品目の容器需要に好適に対処できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の分解斜視である。
2 キャップ本体 3 キャップ蓋体 4 キャップ周壁 5 キャップ頂壁 6 注出孔 14 嵌合凹部 15 係止部材 16 リング状基部 20 シール突起 21 凹部 22 指掛け突起 23 破断部
Claims (1)
- 【請求項1】周壁4上端縁より頂壁5を延設するととも
に、頂壁5中央部に注出孔6を穿設してなるキャップ本
体2と、該本体2後部に後部を弾性反転可能に連結させ
るとともに、キャップ本体2上面を開閉可能に設けたキ
ャップ蓋体3とを合成樹脂の一体成型により形成してな
る注出キャップにおいて、キャップ本体頂壁5周縁を下
方に凹ませてリング状の嵌合凹部14を形成し、該凹部14
上方よりリング状基部16を押圧嵌合させて収納固定させ
た係止部材15を設けてなり、該部材15のリング状基部16
前面には破断部23を介してシール突起20を突設し、該突
起20上面中央に穿設した凹部21の前壁にキャップ蓋体3
前部下端より突設した指掛け突起22を脱離不能に上方よ
り押圧嵌合させてなることを特徴とする注出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089013U JP2569439Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089013U JP2569439Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 注出キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534158U true JPH0534158U (ja) | 1993-05-07 |
JP2569439Y2 JP2569439Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13959034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991089013U Expired - Fee Related JP2569439Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 注出キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569439Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011757A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ヒンジキャップ |
JP2017178344A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 日本クロージャー株式会社 | ヒンジキャップ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57110057U (ja) * | 1980-12-25 | 1982-07-07 | ||
JPS6397657U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-24 | ||
JPS63166954U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ||
JPH02105861U (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-22 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP1991089013U patent/JP2569439Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57110057U (ja) * | 1980-12-25 | 1982-07-07 | ||
JPS6397657U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-24 | ||
JPS63166954U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ||
JPH02105861U (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-22 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011011757A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ヒンジキャップ |
JP2017178344A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 日本クロージャー株式会社 | ヒンジキャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2569439Y2 (ja) | 1998-04-22 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |