JPH0534103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534103Y2 JPH0534103Y2 JP2787387U JP2787387U JPH0534103Y2 JP H0534103 Y2 JPH0534103 Y2 JP H0534103Y2 JP 2787387 U JP2787387 U JP 2787387U JP 2787387 U JP2787387 U JP 2787387U JP H0534103 Y2 JPH0534103 Y2 JP H0534103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid passage
- insulating material
- heat insulating
- heating furnace
- buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 6
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
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- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、被処理物を加熱昇温するために用
いる加熱炉に関するもので、更に述べると、加熱
炉内を急激に冷却したり、または、加熱したりす
る強制降温装置に関するものである。
いる加熱炉に関するもので、更に述べると、加熱
炉内を急激に冷却したり、または、加熱したりす
る強制降温装置に関するものである。
従来の技術
加熱炉として、例えば、半導体製造などに用い
る拡散炉がある。
る拡散炉がある。
拡散炉でウエハを処理する場合には、ローテー
シヨンを早くし炉の稼働率を良くするため熱処理
終了後短時間で炉を冷却する必要がある。
シヨンを早くし炉の稼働率を良くするため熱処理
終了後短時間で炉を冷却する必要がある。
そこで、従来、第2図に示す様に、均熱管1と
ヒータ2との空間部Sに冷却空気を圧送して炉内
を強制冷却している。
ヒータ2との空間部Sに冷却空気を圧送して炉内
を強制冷却している。
考案が解決しようとする問題点
従来例の強制降温方法では、高温領域、即ち
1200℃〜800℃の範囲では、比較的順調に強制冷
却されるが、低温領域、すなわち800℃に満たな
い範囲では、効果的降温が期待できない。
1200℃〜800℃の範囲では、比較的順調に強制冷
却されるが、低温領域、すなわち800℃に満たな
い範囲では、効果的降温が期待できない。
それは、比較的厚く形成されている断熱材3に
大きな熱量が蓄積されているため急激に炉内が降
温しないのである。
大きな熱量が蓄積されているため急激に炉内が降
温しないのである。
この考案は、上記事情に鑑み、低温領域でも強
制降温出来るようにすることである。
制降温出来るようにすることである。
問題点を解決するための手段
この考案は、ヒータの外周を断熱材で覆い、該
断熱材の外周を流体通路を介して外部カバーで被
覆した加熱炉において前記流体通路を断熱材と同
心状の筒状形に形成し、その内部に筒状バツフア
を同心的に設け該バツフアにその軸方向に沿つて
複数の通孔を設けたことを特徴とする加熱炉によ
り前記目的を達成しようとするものである。
断熱材の外周を流体通路を介して外部カバーで被
覆した加熱炉において前記流体通路を断熱材と同
心状の筒状形に形成し、その内部に筒状バツフア
を同心的に設け該バツフアにその軸方向に沿つて
複数の通孔を設けたことを特徴とする加熱炉によ
り前記目的を達成しようとするものである。
作 用
流体通路に冷却流体を流すと、高温となつてい
る断熱材が冷却され、その熱量が奪われるので、
炉内は、急激に冷却される。
る断熱材が冷却され、その熱量が奪われるので、
炉内は、急激に冷却される。
実施例
この考案の一実施例を、添付図面により説明す
る。
る。
ヒータの外周は、断熱材11により覆われてい
るが、この断熱材11の厚さは、従来例のそれに
比し極めて薄く、例えば、10〜20mmである。断熱
材11の外周は、外部カバ13により覆われてお
り、又、この断熱材11と外部カバ13との間に
は、流体通路12が形成されている。流体通路1
2には、入口14と出口15が設けられ、また、
その中間部には、円筒状のバツフア16が配設さ
れている。
るが、この断熱材11の厚さは、従来例のそれに
比し極めて薄く、例えば、10〜20mmである。断熱
材11の外周は、外部カバ13により覆われてお
り、又、この断熱材11と外部カバ13との間に
は、流体通路12が形成されている。流体通路1
2には、入口14と出口15が設けられ、また、
その中間部には、円筒状のバツフア16が配設さ
れている。
バツフア16には、多数の通孔17が形成され
ているが、この通孔の数は、入口14側から出口
15側に向かうほど多くし、均熱管18が均一に
冷却されるようにしている。
ているが、この通孔の数は、入口14側から出口
15側に向かうほど多くし、均熱管18が均一に
冷却されるようにしている。
なお、通孔17の面積を、入口14側から出口
15側に向かうほど大きくしても、上記のような
均熱効果を得ることが出来る。
15側に向かうほど大きくしても、上記のような
均熱効果を得ることが出来る。
均熱管18内に装着した石英管(図示せず)の
なかにウエハを収容したボート(図示せず)を挿
入した後、ヒータ10により炉内を加熱しウエハ
の熱処理を行う。
なかにウエハを収容したボート(図示せず)を挿
入した後、ヒータ10により炉内を加熱しウエハ
の熱処理を行う。
この熱処理終了後、入口14から冷却流体、例
えば、空気を流体通路内に注入すると、該空気
は、バツフアの通孔17を通りながら矢印A16
方向に流れ、断熱材11の熱を奪いながら出口1
5から排出される。
えば、空気を流体通路内に注入すると、該空気
は、バツフアの通孔17を通りながら矢印A16
方向に流れ、断熱材11の熱を奪いながら出口1
5から排出される。
このとき、通孔17の数は、入口側から出口側
に向かうほど多くなつているので、断熱材11は
均等に冷却される。
に向かうほど多くなつているので、断熱材11は
均等に冷却される。
従つて、炉内の全域が、均等に冷却されるので
石英管内のウエハに悪影響を及ぼすことがない。
なお、前記実施例では、流体通路に冷却流体を流
す場合について述べたが、冷却流体の代わりに加
熱流体を流すと、炉内を強制昇温させ得ることは
勿論である。
石英管内のウエハに悪影響を及ぼすことがない。
なお、前記実施例では、流体通路に冷却流体を流
す場合について述べたが、冷却流体の代わりに加
熱流体を流すと、炉内を強制昇温させ得ることは
勿論である。
考案の効果
この考案は、流体通路が断熱材と同心状の筒状
形に形成し、その内部に筒状バツフアを同心的に
設け、該バツフアにその軸方向に沿つて複数の通
孔を設けているので、例えば、流体通路の入口に
冷却流体を注入すると、該冷却流体はバツフアの
通孔を通り、流体通路の内周側から外周側、又は
その逆方向に流れ蛇行しながら断熱材の全外周面
に接触して熱を奪いながらゆつくりと出口に向
う。
形に形成し、その内部に筒状バツフアを同心的に
設け、該バツフアにその軸方向に沿つて複数の通
孔を設けているので、例えば、流体通路の入口に
冷却流体を注入すると、該冷却流体はバツフアの
通孔を通り、流体通路の内周側から外周側、又は
その逆方向に流れ蛇行しながら断熱材の全外周面
に接触して熱を奪いながらゆつくりと出口に向
う。
そのため炉内の全域が均等に冷却されるので、
石英管内のウエハに悪影響を及ぼすことがない。
石英管内のウエハに悪影響を及ぼすことがない。
第1図は、この考案の実施例を示す長手方向断
面図、第2図は、従来例を示す縦断面図である。 10……ヒータ、11……断熱材、12……流
体通路、13……外部カバ。
面図、第2図は、従来例を示す縦断面図である。 10……ヒータ、11……断熱材、12……流
体通路、13……外部カバ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータの外周を断熱材で覆い、該断熱材の外
周を流体通路を介して外部カバーで被覆した加
熱炉において前記流体通路を断熱材と同心状の
筒状形に形成し、その内部に筒状バツフアを同
心的に設け、該バツフアにその軸方向に沿つて
複数の通孔を設けたことを特徴とする加熱炉の
強制降温装置。 (2) 通孔の数が、流体通路の入口側から出口側に
向かつて次第に多くなることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の加熱炉の強制
降温装置。 (3) 通孔の面積が、流体通路の入口側から出口側
に向かつて次第に大きくなることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の加熱炉の
強制降温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2787387U JPH0534103Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2787387U JPH0534103Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136326U JPS63136326U (ja) | 1988-09-07 |
JPH0534103Y2 true JPH0534103Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=30830311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2787387U Expired - Lifetime JPH0534103Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534103Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP2787387U patent/JPH0534103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63136326U (ja) | 1988-09-07 |
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