JPH05340407A - 流体シリンダ - Google Patents

流体シリンダ

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JPH05340407A
JPH05340407A JP4170228A JP17022892A JPH05340407A JP H05340407 A JPH05340407 A JP H05340407A JP 4170228 A JP4170228 A JP 4170228A JP 17022892 A JP17022892 A JP 17022892A JP H05340407 A JPH05340407 A JP H05340407A
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cylinder
fluid
rod
piston
hole
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JP4170228A
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Inventor
Etsuo Ando
悦男 安藤
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2038Heating, cooling or lubricating the injection unit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1485Special measures for cooling or heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/907Passageway in rod or shaft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/93Seal including heating or cooling feature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンロッド22を通じてUパッキン24に伝
達される熱によるUパッキン24の劣化を効果的に抑制し
て、保守を簡単にする。 【構成】 ピストン21、ピストンロッド22に形成された
嵌合穴31の底面と嵌合ロッド30の前端面との間に形成さ
れた空間32は、Uパッキン24の半径方向内側に位置して
いるため、該空間32に流体を給排すれば、ピストンロッ
ド22を流れる熱の大部分はこの空間32内を流れる流体に
吸収され、Uパッキン24への伝達が遮断される。これに
よりUパッキン24は温度があまり上昇せず、劣化が抑制
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高温下で使用するこ
とができる流体シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイカストマシン、インジェクシ
ョンマシン等の金型のコア用シリンダは、装置全体を小
型、軽量化するという要請等からマシン本体に直接取り
付けられるようになり、この結果、高温のマシン本体か
らの熱によって高温に加熱されるようになった。このた
め、シリンダケースとピントンロッドとの間をシールす
るシール部材として、耐熱性の良好なフッ素ゴムからな
るUパッキンを使用するようになった。一方、前述した
ようなコア用シリンダを作動させる作動流体としては、
外部に漏洩したときに高温の金型と接触して火災の生じ
るおそれのある油は一般に使用されておらず、水が95%
程度含まれた水・グリコール混合液が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなフッ素ゴムからなるシール部材は、高温に加熱
された状態で水・グリコール混合液中の水分に接触する
と、化学反応を起こして短時間で劣化してしまい、シー
ル不良が生じてしまうのである。このようなシール不良
が生じると、シリンダケースとピストンロッドとの間か
ら作動流体が外部に漏洩してしまうため、シール部材が
劣化する前に該シール部材を頻繁に交換する必要があ
り、保守が面倒になるという問題点がある。
【0004】このような問題点を解決するため、例えば
本出願人は実開昭64ー 25508号公報に記載されているよ
うなものを既に提案した。このものは、前端部に前壁を
有するシリンダケースと、シリンダケース内に摺動可能
に収納されたピストンと、前記ピストンに連結されシリ
ンダケースの前壁に形成された貫通孔を貫通するピスト
ンロッドと、貫通孔の内周に装着されたシール部材と、
を備えたシリンダにおいて、前記シール部材を囲む前壁
内に環状通路を形成するとともに、該環状通路に流体を
給排する通路をシリンダケースに形成し、これにより前
記シール部材の劣化を抑制し、保守を簡単にしたもので
ある。また、同様のシリンダとして、例えば実開昭61ー
119609号公報に記載されているようなものも知られてお
り、このものは、シリンダチューブの外側をジャケット
で囲むことにより、これらシリンダチューブとジャケッ
トとの間にシリンダのほぼ全長に亘る間隙部を形成し、
該間隙部に冷却液を給排して外側からの熱を遮断するよ
うにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の流体シリンダあっては、いずれもシリンダケ
ース(シリンダチューブ)を通じてシール部材に伝達さ
れる熱を途中で遮断することはできるが、ピストンロッ
ドを通じてシール部材に伝達される熱を全く遮断するこ
とができないのである。このため、このピストンロッド
の先端が高温の機器に直接連結されているような場合に
は、この熱がピストンロッドを通じてそのままシール部
材に伝達され高温に加熱され、これにより、作動流体中
の水分との接触によって該シール部材が早期に劣化し、
流体漏れが発生するのである。このような事態を防止す
るには、前記シール部材の交換を頻繁に行わざるを得な
いが、このようにすると保守が面倒になるという問題点
がある。
【0006】この発明は、シール部材の劣化を効果的に
抑制して保守を簡単にすることができる流体シリンダを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、前端
部に前壁を後端部に後壁を有し、内部にシリンダ室が形
成されたシリンダケースと、シリンダケースのシリンダ
室内に摺動可能に収納されたピストンと、前記ピストン
に連結されシリンダケースの前壁に形成された貫通孔を
貫通するピストンロッドと、貫通孔の内周に装着され前
壁とピストンロッドとの間をシールするシール部材と、
を備えた流体シリンダにおいて、前記後壁の内面から前
方に向かって延びる嵌合ロッドを後壁に設けるととも
に、ピストンおよびピストンロッドに、前記嵌合ロッド
が摺動可能に嵌合され、該嵌合ロッドの前端面と底面と
の間にシール部材の半径方向内側に位置する空間を画成
する嵌合穴を設け、さらに、前記嵌合ロッドおよびシリ
ンダケース内に前記空間に流体を給排する給排通路を形
成することにより達成することができる。
【0008】
【作用】前記流体シリンダが例えばダイカストマシン等
に装着され、そのピストンロッドが高温の金型のコアに
連結されているとする。このとき、このコアからの熱が
ピストンロッドを通じて該ピストンロッドと前壁との間
をシールするシール部材に伝達されようとするが、後壁
に設けられた嵌合ロッドの前端面と、ピストンおよびピ
ストンロッドに形成された嵌合穴の底面との間に、前記
シール部材の半径方向内側に位置する空間を画成すると
ともに、該空間に一対の給排通路を介して流体を給排す
るようにしたので、ピストンロッドを流れる熱の大部分
はこの空間内を流れる流体に吸収され、シール部材への
伝達が遮断される。この結果、シール部材の温度はあま
り上昇せず、その劣化が効果的に抑制されて交換を頻繁
に行う必要がなくなり、保守が簡単となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、11はダイカストマシン、イン
ジェクションマシン等に装着される金型のコア用流体シ
リンダであり、この流体シリンダ11は高温のマシンに直
接取り付けられるので高温に加熱される。この流体シリ
ンダ11は内部にシリンダ室12が形成された円筒状のシリ
ンダケース13を有し、このシリンダケース13はその前端
部に中央に軸方向に延びる貫通孔14が形成された円板状
の前壁15を、その後端部に中央に軸方向に延びる貫通孔
16が形成された円板状の後壁17を有する。前記シリンダ
ケース13のシリンダ室12内には該シリンダ室12を前シリ
ンダ室18と後シリンダ室19とに区画するピストン21が摺
動可能に収納され、このピストン21の前端にはシリンダ
ケース13と同軸のピストンロッド22が一体的に連結され
ている。そして、このピストンロッド22は前記貫通孔14
を貫通するとともに、その先端が高温の金型コアに連結
されている。前記貫通孔14の内周には環状溝23が形成さ
れ、この環状溝23にはシール部材としてのUパッキン24
が装着されている。そして、このUパッキン24は耐熱性
の良好なフッ素ゴムからなり、シリンダケース13の前壁
15とピストンロッド22との間をシールし、前シリンダ室
18からの作動流体の漏洩を防止する。なお、25は貫通孔
14の内面に設けられたダストシール、26はピストン21の
外周に装着されたUパッキンであり、27、28は一端が
前、後シリンダ室18、19にそれぞれ接続され、他端がシ
リンダケース13の外周に開口するシリンダ通路である。
【0010】30は略円柱状の嵌合ロッドであり、この嵌
合ロッド30は後壁17の貫通孔16内に後方から前方に向か
って挿入された後、その後端部を前記後壁17に連結する
ことで該後壁17に設けられる。これにより、この嵌合ロ
ッド30はシリンダ室12内において後壁17の内面(前面)
から前方に向かって延びることになる。一方、前記ピス
トン21およびピストンロッド22には前方に向かって延び
る有底の嵌合穴31が形成され、この嵌合穴31は前記嵌合
ロッド30と同軸であるとともに、嵌合ロッド30とほぼ同
径である。そして、この嵌合穴31内には前記嵌合ロッド
30が摺動可能に挿入されている。また、前記嵌合穴31は
ピストン21が後方側ストロークエンドまで到達したとき
も、その底面が嵌合ロッド30の前端面より前方に位置
し、この結果、嵌合穴31の底面と嵌合ロッド30の前端面
との間には空間32が画成される。そして、この空間32は
前記Uパッキン24の半方向内側に位置している。
【0011】前記後壁17の貫通孔16と嵌合ロッド30の後
端部外周との間には一対の環状溝33、34が形成され、一
方の環状溝33にはシリンダケース13に形成された第1通
路35の一端が連通し、他方の環状溝34にはシリンダケー
ス13に形成された第2通路36の一端が連通している。ま
た、前記嵌合ロッド30内には軸方向に延びる一対の給排
孔37、38が形成され、これら給排孔37、38の一端は前記
環状溝33、34にそれぞれ連通している。また、これら給
排孔37、38の他端は嵌合ロッド30の前端面で開口し、空
間32にそれぞれ連通している。また、前記前壁15内には
貫通孔14と同軸の環状通路40が形成され、この環状通路
40はUパッキン24を半径方向外側において囲んでいる。
そして、この環状溝40には前記第2通路36の他端が連通
している。41は一端が環状通路40に連通した第3通路で
あり、この第3通路41および前記第1通路35の他端はそ
れぞれシリンダケース13の外表面において開口してい
る。前述した環状溝33、34、第1、第2、第3通路35、
36、41および給排孔37、38は全体として、空間32および
環状通路40に流体を給排する給排通路42を構成する。43
は嵌合穴31の後部内周に装着されたシール部材としての
Uパッキンであり、このUパッキン43は嵌合ロッド30と
嵌合穴31との間をシールし、前記空間32に供給された流
体が後シリンダ室19に漏洩しないようにしている。
【0012】45は流体シリンダ11に着脱可能に取り付け
られた取付けブロックであり、この取付けブロック45に
は流体シリンダ11に作動流体を給排する一対の給排路4
6、47が接続されている。ここで、流体シリンダ11に給
排される作動流体としては、高温下での火災の発生を回
避する目的から、水分が95%以上の水・グリコール混合
液が使用される。そして、これら給排路46、47と前記シ
リンダ通路27、28とは取付けブロック45内および給排管
48、49を通じて互いに接続されている。また、これら給
排管48、49と取付けブロック45内に設けられたチェック
弁50、51の入口側とは接続管52、53を介して接続され、
これらチェック弁50、51の出口側には絞り59、制御弁60
が順次接続されている。ここで、前記制御弁60には絞り
59の直後のパイロット圧が導入されており、この結果、
このパイロット圧がピストン21の移動時における流体圧
以上の所定圧となったとき、前記制御弁60はこのパイロ
ット圧に押されて開となる。そして、この制御弁60が開
となったとき、給排路46あるいは47から高圧の作動流体
を取り出して冷却器54に導き、該冷却器54において冷却
し後、連結管55を通じて第3通路41に供給する。また、
第1通路35と取付けブロック45内に設けられた一対のチ
ェック弁56、57の入口側とは連結管58を介して連結され
ており、これらチェック弁56、57の出口側は前記給排路
46、47にそれぞれ接続されている。
【0013】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。マシンの金型を解放する場合には、図示して
いない切換弁を切り換えて流体源(図示せず)からの作
動流体を、例えば給排路46、給排管48、シリンダ通路27
を通じて前シリンダ室18に流入させ、ピストン21、ピス
トンロッド22を後方に移動させる。このとき、後シリン
ダ室19内の戻り流体はピストン21に押され、シリンダ通
路28、給排管49、給排路47を通じてタンク(図示せず)
に戻される。また、このとき、高圧側の給排路46内の流
体圧はチェック弁50を押し開いて常時制御弁60のパイロ
ット圧として該制御弁60に作用しているが、ピストン21
の移動時には給排路46の内圧は所定圧未満の作動圧であ
るので、制御弁60は閉状態を維持する。
【0014】次に、ピストン21がさらに移動して後方側
ストロークエンドまで到達すると、該ピストン21はこれ
以上移動することができないため、給排路46の内圧が前
記作動圧から上昇し所定圧となる。そして、このように
給排路46の内圧が所定圧となると、該所定圧がパイロッ
ト圧として制御弁60に作用するため、制御弁60が開とな
り、今まで前シリンダ室18に流入していた作動流体が接
続管52、チェック弁50、絞り59、制御弁60、冷却器54、
連結管55、第3通路41を通じて環状通路40に流入する。
ここで、前記Uパッキン24には高温と作動流体中の水分
とが作用しているため、時間の経過とともに劣化するお
それがあるが、前述のように環状通路40に冷却後の作動
流体を流入させるようにしたので、シリンダケース13を
流れる熱の大部分はこの環状通路40を流れる作動流体に
吸収され、Uパッキン24への熱が遮断される。この結
果、Uパッキン24の温度はあまり上昇せず、その劣化が
効果的に抑制されて寿命が長くなる。
【0015】この環状通路40を通過した作動流体は、そ
の後、第2通路36、環状溝34、給排孔38を通じて空間32
内に流入する。ここで、この空間32はUパッキン24の半
径方向内側に位置しているため、ピストンロッド22の先
端に連結された高温のコアから熱が該ピストンロッド22
を通じて流れてきても、該熱の大部分はこの空間32内を
流れる作動流体によって吸収され、Uパッキン24への熱
が遮断される。この結果、Uパッキン24の温度はあまり
上昇せず、その劣化が効果的に抑制されて寿命が著しく
長くなる。これにより、シール部材としてフッ素ゴムの
Uパッキンではなく、フッ素ゴムより低品質の材料を使
用することもでき、製作費を安価とすることができる。
なお、この実施例では安全を見込んでフッ素ゴムを使用
している。このようにして熱を吸収した作動流体は、給
排孔37、環状溝33、第1通路35、連結管58、チェック弁
57、給排路47を通じて次々とタンクに戻される。ここ
で、環状通路40、空間32に供給される流体は流体シリン
ダ11を作動させるための流体であるので、特別の流体源
を設ける必要はなく、構造を簡単なものとすることがで
きる。しかも、切換弁とシリンダ室12との間から作動流
体を取り出すようにしているので、通常は往復して殆ど
入れ替わることのない給排路46、47内の流体がタンクに
戻り、これにより、給排路46、47内の流体をリフレッシ
ュさせることができる。
【0016】一方、マシンの金型を型締めする場合に
は、切換弁を切り換え、給排路47を通じて作動流体を後
シリンダ室19に供給する。このとき、前シリンダ室18内
の戻り流体は給排路46を通じてタンクに戻る。そして、
ピストン21が移動して前方側ストロークエンドに到達す
ると、給排路47の内圧が所定圧まで上昇するため、制御
弁60が開となって作動流体が環状通路40、空間32に供給
される。これにより、Uパッキン24の劣化が効果的に抑
制される。
【0017】なお、前述の実施例においては、流体シリ
ンダ11を作動させるための作動流体を空間32に供給する
ようにしたが、この発明においては、別系統から流体、
例えばエア、水、油等を空間32に供給するようにしても
よい。また、前述の実施例においては、連結管55を第3
通路41に、連結管58を第1通路35に連結したが、この発
明においては、連結管55を第1通路35に、連結管58を第
3通路41に連結するようにしてもよい。さらに、この発
明においては、シリンダケース13を通じて流れる熱量が
少ない場合には、前記環状通路40を省略し、空間32だけ
を設けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ピストンロッドを通じてシール部材に伝達される熱
の大部分を簡単に遮断することができるため、シール部
材の劣化が効果的に抑制され、これにより、シール部材
の寿命が長くなって保守が容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部が記号で表され
た正面断面図である。
【符号の説明】
11…流体シリンダ 12…シリンダ室 13…シリンダケース 14…貫通孔 15…前壁 17…後壁 21…ピストン 22…ピストンロッド 24…シール部材 30…嵌合ロッド 31…嵌合穴 32…空間 37、38…給排孔 42…給排通路 43…シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 21/04 B 8311−3H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端部に前壁を後端部に後壁を有し、内部
    にシリンダ室が形成されたシリンダケースと、シリンダ
    ケースのシリンダ室内に摺動可能に収納されたピストン
    と、前記ピストンに連結されシリンダケースの前壁に形
    成された貫通孔を貫通するピストンロッドと、貫通孔の
    内周に装着され前壁とピストンロッドとの間をシールす
    るシール部材と、を備えた流体シリンダにおいて、前記
    後壁の内面から前方に向かって延びる嵌合ロッドを後壁
    に設けるとともに、ピストンおよびピストンロッドに、
    前記嵌合ロッドが摺動可能に嵌合され、該嵌合ロッドの
    前端面と底面との間にシール部材の半径方向内側に位置
    する空間を画成する嵌合穴を設け、さらに、前記嵌合ロ
    ッドおよびシリンダケース内に前記空間に流体を給排す
    る給排通路を形成したことを特徴とする流体シリンダ。
  2. 【請求項2】前記シリンダケースの後壁に貫通孔を形成
    し、この貫通孔内に嵌合ロッドを後方から前方に向かっ
    て挿入し、その後端部と前記後壁とを連結するようにし
    た請求項1記載の流体シリンダ。
  3. 【請求項3】前記嵌合ロッドは略円柱状を呈し、該嵌合
    ロッドの内部に軸方向に延び給排通路を一部を構成する
    直線状の給排孔を形成するようにした請求項1記載の流
    体シリンダ。
  4. 【請求項4】嵌合穴の後部内周に嵌合ロッドとの間をシ
    ールするシール部材を設け、該シール部材によって空間
    に供給された流体がシリンダ室に漏洩しないようにした
    請求項1記載の流体シリンダ。
JP4170228A 1992-06-04 1992-06-04 流体シリンダ Pending JPH05340407A (ja)

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JP4170228A JPH05340407A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 流体シリンダ
US07/972,902 US5331884A (en) 1992-06-04 1992-11-06 Fluid cylinder with cooling passages

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4170228A JPH05340407A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 流体シリンダ

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ID=15901047

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JP4170228A Pending JPH05340407A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 流体シリンダ

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JP (1) JPH05340407A (ja)

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