JPH05340360A - 液冷媒ポンプ - Google Patents

液冷媒ポンプ

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Publication number
JPH05340360A
JPH05340360A JP13440292A JP13440292A JPH05340360A JP H05340360 A JPH05340360 A JP H05340360A JP 13440292 A JP13440292 A JP 13440292A JP 13440292 A JP13440292 A JP 13440292A JP H05340360 A JPH05340360 A JP H05340360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid refrigerant
pump mechanism
pipe
closed container
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13440292A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujitani
誠 藤谷
Norimasa Nishiura
典正 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP13440292A priority Critical patent/JPH05340360A/ja
Priority to JP10873993A priority patent/JP3546066B2/ja
Publication of JPH05340360A publication Critical patent/JPH05340360A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機2やその電極端子26が液冷媒に浸され
るのを防止するとともにポンプ機構3の潤滑不良やこれ
に基づく焼損を防止する。 【構成】 密閉容器1を封密的に貫通する吸入管20及び
吐出管22を容積型ポンプ機構3の吸入口21及び吐出口23
に直結する。そして、連通管24の一端を吸入管20に連結
し、他端を密閉容器1内の所定高さに開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄熱ユニット内の液冷媒
を利用側熱交換器に移送するのに好適な液冷媒ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、この種液冷媒ポンプ
として一般にキヤンドモータポンプが用いられていた
が、これはコストが高く、また、効率が悪いので、実用
性に乏しいという問題があった。
【0003】これに対処するため、密閉型電動圧縮機を
液冷媒ポンプとして用いることが(特開昭63-326642 号
公報参照)提案された。しかし、これは圧縮機構の摺動
部から漏洩した冷媒が液冷媒となって密閉容器の内部に
充満して電動機のコイルや電極端子を浸し、これらの絶
縁低下をもたらすという不具合があった。そして、液冷
媒が一旦密閉容器内に溜まるとこれを外部に排出するこ
とが難く、また、この冷媒の圧力が電動機の発熱により
上昇すると、ポンプ機構の潤滑不良や焼き付きを招くお
それがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、密閉容器の内部に容積型ポンプ機構とこれを駆
動する電動機を収容してなる液冷媒ポンプにおいて、吸
入管及び吐出管をそれぞれ上記密閉容器を封密的に貫通
させて上記容積型ポンプ機構の吸入口及び吐出口に直結
するとともに上記吸入管に一端が連結された連通管の他
端を上記密閉容器の内部の所定高さに開口させたことを
特徴とする液冷媒ポンプにある。
【0005】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、液冷媒は吸入管から直接吸入口に吸入されてポンプ
機構によって付勢された後、その吐出口から直接吐出管
に吐出される。そして、ポンプ機構の摺動部から密閉容
器内に漏洩した液冷媒の液面が上昇すると、液冷媒は連
通管の他端開口から連通管内に入りこの中を通って吸入
管に吸入され、この中を流過する液冷媒に伴われてポン
プ機構に吸入される。
【0006】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示されて
いる密閉容器1の内部には電動機2と、この下方に電動
機2によって駆動される容積型ポンプ機構3が収容され
ている。そして、密閉容器1の頂部には電極端子26が取
り付けられている。電動機2のステータ2aは密閉容器1
に固定され、ロータ2bはクランクシヤフト4の上部に固
定されている。
【0007】容積型ポンプ機構3はクランクシヤフト4
と、そのクランクピン5に嵌合されたローリングピスト
ン6と、密閉容器1に固定されたシリンダブロック7
と、このシリンダブロック7の上端開口を閉塞する上部
軸受8と、シリンダブロック7の下端開口を閉塞する下
部軸受9と、シリンダブロック7に穿設されたスロット
24内に出没自在に嵌挿されたブレード10と、このブレー
ド10の背後に配設されてこれを押推する押えばね11等か
らなる。
【0008】シリンダブロック7と上部軸受8と下部軸
受9とによって囲まれるシリンダ室12内にローリングピ
ストン6を収容し、このローリングピストン6の外周面
にブレード10の先端を当接せしめることによってこのブ
レード10の片側に吸入室13が、他側に圧縮室14が限界さ
れている。
【0009】クランクシヤフト4は上部軸受8及び下部
軸受9によってそれぞれ軸承されている。吸入管20は密
閉容器1を封密的に貫通して吸入口21に直結され、吐出
管22は密閉容器1を封密的に貫通して吐出口23に直結さ
れている。連通管24は密閉容器1の底を封密的に貫通し
て立ち上げられ、その内端は密閉容器1内の所定の高さ
に開口し、他端は吸入管20に連結されている。
【0010】クランクシヤフト4が電動機2によって回
転駆動されると、クランクピン5に嵌合されたローリン
グピストン6はシリンダ室12内で矢印方向に偏心回転運
動する。これに伴って液冷媒が吸入管20、吸入口21を経
て吸入室13内に吸入され、圧縮室14内の液冷媒が吐出口
23、吐出管22を経て吐出される。
【0011】これと同時に、密閉容器1内底部に貯溜さ
れた潤滑油25がクランクシヤフト4内下部に組み込まれ
た潤滑油ポンプ18によって吸引され、クランクシヤフト
4に穿設された給油通路19を経てクランクシヤフト4と
上部軸受8及び下部軸受9との摺動面、クランクピン5
とローリングピストン6との摺動面、ローリングピスト
ン6とシリンダブロック7との摺動面等に給油される。
【0012】ローリングピストン6と上部軸受8及び下
部軸受9との隙間やスロット24とブレード10との隙間等
から液冷媒が漏洩し、これが潤滑油25に混入する。一
方、電動機2の運転によってこれが発熱すると、密閉容
器1内のガス冷媒が加熱されて密閉容器1内の圧力が上
昇する。そして、密閉容器1内の圧力は連通管24を介し
て吸入管20内の圧力と均圧する。
【0013】液冷媒の漏洩によって密閉容器1内の液面
が上昇すると、その液頭に基づく圧力によって液冷媒が
連通管24を通って吸入管20内に入り、この中を流過する
液冷媒に伴われてポンプ機構3に吸入される。そして、
密閉容器1内の圧力上昇によって潤滑油25の液面が連通
管24の開口端より下方に低下すると、ガスが連通管24を
通って吸入管20に吸入されて均圧する。従って、連通管
24の開口端を密閉容器1の底よりやや高くしておけば、
密閉容器1内の潤滑油25が完全になくなるのを防止でき
る。
【0014】なお、このポンプの起動時に液冷媒が連通
管24を通って密閉容器1内に急激に流入するのを防止す
るため、連通管24に密閉容器1に向かう流れを阻止する
逆止弁を設けて置くのが望ましい。
【0015】上記実施例においては、容積型ポンプ機構
としてロータリ式ポンプ機構を用いているが、スクロー
ル型等任意のポンプ機構を用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、吸入管及び吐出管を
それぞれ密閉容器を封密的に貫通させて容積型ポンプ機
構の吸入口及び吐出口に直結したため、密閉容器内に液
冷媒が充満するのを阻止することができ、従って、密閉
容器内に収容された電動機やその電極端子が液冷媒に浸
されることはないので、電動機や電極端子の絶縁低下に
基く焼損等を防止して液冷媒ポンプの信頼性を向上でき
る。また、本発明においては、吸入管に一端が連通する
連通管の他端を密閉容器内の所定高さに開口させたの
で、ポンプ機構から密閉容器内に漏洩した液冷媒を吸入
管に戻すことができるとともに密閉容器内に常時所定量
の潤滑油を貯溜できるので、ポンプ機構の潤滑不良や焼
損を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 3 容積型ポンプ機構 2 電動機 20 吸入管 21 吸入口 22 吐出管 23 吐出口 24 連通管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器の内部に容積型ポンプ機構とこ
    れを駆動する電動機を収容してなる液冷媒ポンプにおい
    て、吸入管及び吐出管をそれぞれ上記密閉容器を封密的
    に貫通させて上記容積型ポンプ機構の吸入口及び吐出口
    に直結するとともに上記吸入管に一端が連結された連通
    管の他端を上記密閉容器の内部の所定高さに開口させた
    ことを特徴とする液冷媒ポンプ。
JP13440292A 1992-04-28 1992-04-28 液冷媒ポンプ Pending JPH05340360A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13440292A JPH05340360A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 液冷媒ポンプ
JP10873993A JP3546066B2 (ja) 1992-04-28 1993-04-13 液体ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13440292A JPH05340360A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 液冷媒ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05340360A true JPH05340360A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15127557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13440292A Pending JPH05340360A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 液冷媒ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05340360A (ja)

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