JPH05338724A - スタッカクレーン - Google Patents
スタッカクレーンInfo
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- JPH05338724A JPH05338724A JP16693192A JP16693192A JPH05338724A JP H05338724 A JPH05338724 A JP H05338724A JP 16693192 A JP16693192 A JP 16693192A JP 16693192 A JP16693192 A JP 16693192A JP H05338724 A JPH05338724 A JP H05338724A
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- magazine
- shelf
- stacker crane
- crane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マガジン内に収容されている電子部品等の物
品がクレーン移動中に脱落する事故を未然に防止するこ
とができるスタッカクレーンを提供する。 【構成】 昇降台2の移載アーム3の進退動方向に対向
する側面が開口形成しているマガジンMを、棚5aとの
間で移載するスタッカクレーンであって、移載アーム3
に支持された前記マガジンMを、棚5a側から棚5aと
反対側へ向けて下り傾斜状に傾斜させる傾斜手段8と、
この傾斜手段8により傾けられたマガジンMの、棚5a
と反対側の側面M2に当接してマガジンMの内容物の脱
落を防止するストッパ20とを具備したことを特徴とす
る。
品がクレーン移動中に脱落する事故を未然に防止するこ
とができるスタッカクレーンを提供する。 【構成】 昇降台2の移載アーム3の進退動方向に対向
する側面が開口形成しているマガジンMを、棚5aとの
間で移載するスタッカクレーンであって、移載アーム3
に支持された前記マガジンMを、棚5a側から棚5aと
反対側へ向けて下り傾斜状に傾斜させる傾斜手段8と、
この傾斜手段8により傾けられたマガジンMの、棚5a
と反対側の側面M2に当接してマガジンMの内容物の脱
落を防止するストッパ20とを具備したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタッカクレーンに関す
る。特に、マガジンに収容されている物品がクレーン移
動中に脱落するなどの事故を防止することができるスタ
ッカクレーンに関するものである。
る。特に、マガジンに収容されている物品がクレーン移
動中に脱落するなどの事故を防止することができるスタ
ッカクレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーン収納庫等において、収納
棚との間で電子部品等を収納したマガジンを出し入れす
る際には、マガジンの移載装置として、クレーンの昇降
台に進退動自在に設けた移載アーム等を用いて行なって
いた。
棚との間で電子部品等を収納したマガジンを出し入れす
る際には、マガジンの移載装置として、クレーンの昇降
台に進退動自在に設けた移載アーム等を用いて行なって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタッ
カクレーンには、次のような問題があった。
カクレーンには、次のような問題があった。
【0004】マガジンの移載装置としての移載アーム
は、昇降台上に水平に配置され、棚に向けて水平にスラ
イドするようになっていた。
は、昇降台上に水平に配置され、棚に向けて水平にスラ
イドするようになっていた。
【0005】このため、移載アームに支持されるマガジ
ンが、移載アームのスライド方向に対向する2側面とも
開口されているものである場合には、マガジン内に収容
されている電子部品等の物品がクレーン移動中の振動等
により脱落するおそれがあった。
ンが、移載アームのスライド方向に対向する2側面とも
開口されているものである場合には、マガジン内に収容
されている電子部品等の物品がクレーン移動中の振動等
により脱落するおそれがあった。
【0006】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、マガジン内に収容されている電子部品等の物品が
クレーン移動中に脱落する事故を未然に防止することが
できるスタッカクレーンを提供することにある。
決し、マガジン内に収容されている電子部品等の物品が
クレーン移動中に脱落する事故を未然に防止することが
できるスタッカクレーンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、昇降台の移載アームの進退動方向に対向す
る側面が開口形成しているマガジンを、棚との間で移載
するスタッカクレーンであって、移載アームに支持され
た前記マガジンを、棚側から棚と反対側へ向けて下り傾
斜状に傾斜させる傾斜手段と、この傾斜手段により傾け
られたマガジンの、棚と反対側の側面に当接してマガジ
ンの内容物の脱落を防止するストッパとを具備した構成
としてある。
に本発明は、昇降台の移載アームの進退動方向に対向す
る側面が開口形成しているマガジンを、棚との間で移載
するスタッカクレーンであって、移載アームに支持され
た前記マガジンを、棚側から棚と反対側へ向けて下り傾
斜状に傾斜させる傾斜手段と、この傾斜手段により傾け
られたマガジンの、棚と反対側の側面に当接してマガジ
ンの内容物の脱落を防止するストッパとを具備した構成
としてある。
【0008】
【作用効果】本発明のスタッカクレーンは上記の構成と
したので、次のような作用効果を奏する。
したので、次のような作用効果を奏する。
【0009】すなわち、傾斜手段は、移載アームに支持
されたマガジンを、棚側から棚と反対側へ向けて下り傾
斜状に傾斜させることができ、また、ストッパは、傾斜
手段により傾けられたマガジンの、棚と反対側の側面に
当接してマガジンの内容物の脱落を防止することができ
る。
されたマガジンを、棚側から棚と反対側へ向けて下り傾
斜状に傾斜させることができ、また、ストッパは、傾斜
手段により傾けられたマガジンの、棚と反対側の側面に
当接してマガジンの内容物の脱落を防止することができ
る。
【0010】このように、本発明のスタッカクレーンに
よれば、移載アームに支持されたマガジンを傾けて、マ
ガジンの棚側に向いている側面を、マガジンの棚と反対
側の側面よりも上位とすることができ、しかも下位とな
る側面の開口にはストッパがあるので、マガジン内に収
容されている電子部品等の物品がクレーン移動中に脱落
する事故を未然に防止することができるという効果があ
る。
よれば、移載アームに支持されたマガジンを傾けて、マ
ガジンの棚側に向いている側面を、マガジンの棚と反対
側の側面よりも上位とすることができ、しかも下位とな
る側面の開口にはストッパがあるので、マガジン内に収
容されている電子部品等の物品がクレーン移動中に脱落
する事故を未然に防止することができるという効果があ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】<第1実施例>
【0013】図1は本発明に係るスタッカクレーンの第
1実施例を示す要部の正面図、図2は図1の平面図、図
3は図1のIII-III 視図、図4は駆動部を示す斜視図で
ある。
1実施例を示す要部の正面図、図2は図1の平面図、図
3は図1のIII-III 視図、図4は駆動部を示す斜視図で
ある。
【0014】これらの図面において、1はクレーンのマ
スト、2はこのマスト1に沿って昇降する昇降台、3は
昇降台2に進退動自在に設けられた移載アームである。
5a,5bはクレーン1の左右に設けられた棚であり、
各ラック内にマガジンMが収容されるようになってい
る。マガジンMは、昇降台2の移載アーム3の進退動方
向に対向する側面M1,M2が開口形成されており、図
1中点線で示すように、電子部品等の物品Gが間隔をあ
けて水平に収容されている。
スト、2はこのマスト1に沿って昇降する昇降台、3は
昇降台2に進退動自在に設けられた移載アームである。
5a,5bはクレーン1の左右に設けられた棚であり、
各ラック内にマガジンMが収容されるようになってい
る。マガジンMは、昇降台2の移載アーム3の進退動方
向に対向する側面M1,M2が開口形成されており、図
1中点線で示すように、電子部品等の物品Gが間隔をあ
けて水平に収容されている。
【0015】移載アーム3は、駆動部6と、支持部7
と、傾斜手段8とを有している。
と、傾斜手段8とを有している。
【0016】駆動部6は、図4に示すように、全体が昇
降台2の内部に設けられており、支持部7を進退動させ
る進退駆動手段と、支持部7を開閉させるための開閉駆
動手段とからなっている。
降台2の内部に設けられており、支持部7を進退動させ
る進退駆動手段と、支持部7を開閉させるための開閉駆
動手段とからなっている。
【0017】進退駆動手段は、移動ブロック9と、駆動
モータ6aと、この駆動モータ6aの作動によりタイミ
ングプーリ6bを介して回転するタイミングベルト6c
と、タイミングベルト6cを支持するタイミングプーリ
6dとからなっている。
モータ6aと、この駆動モータ6aの作動によりタイミ
ングプーリ6bを介して回転するタイミングベルト6c
と、タイミングベルト6cを支持するタイミングプーリ
6dとからなっている。
【0018】移動ブロック9は、昇降台2のフレームに
固定されたLM(Linear Motive )ガイド9aに案内さ
れて、LMガイド9a上を移動するようになっている。
固定されたLM(Linear Motive )ガイド9aに案内さ
れて、LMガイド9a上を移動するようになっている。
【0019】移動ブロック9の側部9bには、移動ブロ
ック9をタイミングベルト6cに連結するための固定具
9cが設けられている。
ック9をタイミングベルト6cに連結するための固定具
9cが設けられている。
【0020】このような進退駆動手段によれば、駆動モ
ータ6aを作動させると、タイミングベルト6cが回転
し、その回転方向にしたがって、移動ブロック9が図中
矢印X方向に進退動する。
ータ6aを作動させると、タイミングベルト6cが回転
し、その回転方向にしたがって、移動ブロック9が図中
矢印X方向に進退動する。
【0021】開閉駆動手段は、昇降台2内に設けられた
駆動モータ10、ボールスプライン13、および移動ブ
ロック9の内部に設けられたボールスプラインナット1
3aよりなっている。
駆動モータ10、ボールスプライン13、および移動ブ
ロック9の内部に設けられたボールスプラインナット1
3aよりなっている。
【0022】ボールスプライン13は、ボールスプライ
ンナット13aに挿通してある。13b,13bは、ボ
ールスプライン13の支持部である。図1,3にも示す
ように、駆動モータ10は、ボールスプライン13の一
端側に、タイミングプーリ10a、タイミングベルト1
1、およびタイミングプーリ12を介して連結されてい
る。これにより、駆動モータ10を作動させると、タイ
ミングプーリ10a、タイミングベルト11、およびタ
イミングプーリ12を介してボールスプライン13が回
転しボールスプラインナット13aが回動するようにな
っている。
ンナット13aに挿通してある。13b,13bは、ボ
ールスプライン13の支持部である。図1,3にも示す
ように、駆動モータ10は、ボールスプライン13の一
端側に、タイミングプーリ10a、タイミングベルト1
1、およびタイミングプーリ12を介して連結されてい
る。これにより、駆動モータ10を作動させると、タイ
ミングプーリ10a、タイミングベルト11、およびタ
イミングプーリ12を介してボールスプライン13が回
転しボールスプラインナット13aが回動するようにな
っている。
【0023】なお、駆動モータ6a,10の作動制御
は、図示しない制御部によって行なわれるようになって
いる。
は、図示しない制御部によって行なわれるようになって
いる。
【0024】支持部7は、左右一対のアーム7aよりな
り、移動ブロック9に一体的に立設された基部9eのフ
ランジ部9fに、支軸7bにより回動自在に支持されて
いる。基部9eには、移動ブロック9のボールスプライ
ンナット13aの回転に連動して作動する図示しないア
ームの開閉機構が設けられており、左右一対のアーム7
aは、この開閉機構により図2中矢印Y方向に開閉する
ようになっている。
り、移動ブロック9に一体的に立設された基部9eのフ
ランジ部9fに、支軸7bにより回動自在に支持されて
いる。基部9eには、移動ブロック9のボールスプライ
ンナット13aの回転に連動して作動する図示しないア
ームの開閉機構が設けられており、左右一対のアーム7
aは、この開閉機構により図2中矢印Y方向に開閉する
ようになっている。
【0025】支持部7のアーム7aには、マガジンMを
引っ掛けて支持するための引掛部7cが設けられてい
る。
引っ掛けて支持するための引掛部7cが設けられてい
る。
【0026】図1において、20は全体をL字形状とし
たストッパであり、支持部7の支軸7bに一端部21が
ボルト等により固定され、他端側22が支持部7の一対
のアーム7aに対して垂直に位置するようになってい
る。ストッパ20の他端側22は、図1,3に示すよう
に、支持部7のアーム7aでマガジンMを支持した際、
マガジンMの側部M2に当接して開口の中央部を縦方向
に閉じるようになっている。このようなストッパ20
は、支持部7の回動とともに回動するようになってい
る。
たストッパであり、支持部7の支軸7bに一端部21が
ボルト等により固定され、他端側22が支持部7の一対
のアーム7aに対して垂直に位置するようになってい
る。ストッパ20の他端側22は、図1,3に示すよう
に、支持部7のアーム7aでマガジンMを支持した際、
マガジンMの側部M2に当接して開口の中央部を縦方向
に閉じるようになっている。このようなストッパ20
は、支持部7の回動とともに回動するようになってい
る。
【0027】傾斜手段8は、図1、3に示すように、ス
トッパ20の一端部より昇降台2内に向けて突設された
レバー14と、昇降台2内に一定の高さに突設され、レ
バー14の図1中矢印X方向の移動を案内するガイド部
15とからなっている。
トッパ20の一端部より昇降台2内に向けて突設された
レバー14と、昇降台2内に一定の高さに突設され、レ
バー14の図1中矢印X方向の移動を案内するガイド部
15とからなっている。
【0028】レバー14の先端部には、ガイド部15の
上面に接触する案内ローラ16が回動自在に設けられて
いる。図1中Lは、支軸7bから案内ローラ16のガイ
ド部15との当接面までの長さであり、支軸7bからガ
イド部15の上面までの長さL1よりも長くなってい
る。これにより、支持部7は、昇降台2上において棚5
a側から棚5aと反対側へ向けて下り傾斜状に傾斜した
状態で保持されることとなる。
上面に接触する案内ローラ16が回動自在に設けられて
いる。図1中Lは、支軸7bから案内ローラ16のガイ
ド部15との当接面までの長さであり、支軸7bからガ
イド部15の上面までの長さL1よりも長くなってい
る。これにより、支持部7は、昇降台2上において棚5
a側から棚5aと反対側へ向けて下り傾斜状に傾斜した
状態で保持されることとなる。
【0029】ガイド部15の先端部15aは、棚5aに
向けて下り傾斜状に形成されている。これにより、支持
部7は、ガイド部15の先端部15aで昇降台2の上面
と水平に配置されることとなる(図1中二点鎖線で示し
た、支持部77を参照)。
向けて下り傾斜状に形成されている。これにより、支持
部7は、ガイド部15の先端部15aで昇降台2の上面
と水平に配置されることとなる(図1中二点鎖線で示し
た、支持部77を参照)。
【0030】次に、このような構成を有するスタッカク
レーンの作用を、棚からマガジンを引き出す場合につい
て、図5(a)〜(e)をも参照して説明する。
レーンの作用を、棚からマガジンを引き出す場合につい
て、図5(a)〜(e)をも参照して説明する。
【0031】まず、図5(a)に示すように、クレーン
の昇降台2を昇降動させて、棚5aのラックの所定の位
置に昇降台2を停止させる(図5(a)参照)。このと
き、移載アーム3は、上述した傾斜手段8の作用によ
り、傾斜している。
の昇降台2を昇降動させて、棚5aのラックの所定の位
置に昇降台2を停止させる(図5(a)参照)。このと
き、移載アーム3は、上述した傾斜手段8の作用によ
り、傾斜している。
【0032】次に、開閉駆動手段によりアーム7aを開
くとともに、進退駆動手段により移載アーム3を棚5a
側に移動させ、アーム7aをラック内に侵入させる(図
5(b)参照)。すると、アーム7aは傾斜手段8の作
用により、昇降台2と水平に配置される。ここで、昇降
台2を所定量上昇させて、アーム7aにマガジンMを引
っ掛けて支持する(図5(c)参照)。
くとともに、進退駆動手段により移載アーム3を棚5a
側に移動させ、アーム7aをラック内に侵入させる(図
5(b)参照)。すると、アーム7aは傾斜手段8の作
用により、昇降台2と水平に配置される。ここで、昇降
台2を所定量上昇させて、アーム7aにマガジンMを引
っ掛けて支持する(図5(c)参照)。
【0033】その後、進退駆動手段6により、移載アー
ム3を棚5aと反対側へ移動させる(図5(d)参
照)。すると、アーム7aが傾斜手段8により傾斜し、
マガジンMが傾いた状態で昇降台2上に引き出される
(図5(e)参照)。
ム3を棚5aと反対側へ移動させる(図5(d)参
照)。すると、アーム7aが傾斜手段8により傾斜し、
マガジンMが傾いた状態で昇降台2上に引き出される
(図5(e)参照)。
【0034】このように、本実施例のスタッカクレーン
によれば、マガジンMの棚5a側に向いている側面M1
を、棚5aと反対側の側面M2よりも上位とすることが
でき、しかも下位となる側面M2の開口にはストッパ2
0があるので、マガジンM内に収容されている電子部品
等の物品がクレーン移動中に脱落する事故を未然に防止
することができる。
によれば、マガジンMの棚5a側に向いている側面M1
を、棚5aと反対側の側面M2よりも上位とすることが
でき、しかも下位となる側面M2の開口にはストッパ2
0があるので、マガジンM内に収容されている電子部品
等の物品がクレーン移動中に脱落する事故を未然に防止
することができる。
【0035】なお、昇降台2は、図示しない左右方向の
回動手段により左右方向に回動自在に設けられており、
棚5bとの間でも同様にしてマガジンMを受け渡しする
ことができる。
回動手段により左右方向に回動自在に設けられており、
棚5bとの間でも同様にしてマガジンMを受け渡しする
ことができる。
【0036】<第2実施例>
【0037】図6は本発明の第2実施例を示すスタッカ
クレーンの正面図、図7は図6の要部正面図、図8は一
対のアームの斜視図である。
クレーンの正面図、図7は図6の要部正面図、図8は一
対のアームの斜視図である。
【0038】本実施例のスタッカクレーンが前記実施例
と異なるところは、マガジンMの自重を利用した傾斜手
段を移載アームに設けた点にある。
と異なるところは、マガジンMの自重を利用した傾斜手
段を移載アームに設けた点にある。
【0039】図6〜8において、30は昇降台31に進
退動自在に設けられた移載アームであり、進退駆動手段
32と、一対のアーム33と、傾斜手段34とを有して
いる。
退動自在に設けられた移載アームであり、進退駆動手段
32と、一対のアーム33と、傾斜手段34とを有して
いる。
【0040】進退駆動手段32は、上述した実施例とほ
ぼ同様の構成となっている。
ぼ同様の構成となっている。
【0041】一対のアーム33は、進退駆動手段32の
移動ブロック32aに立設された基部32bにそれぞれ
固定されており、昇降台31の上面と水平に配置されて
いる。
移動ブロック32aに立設された基部32bにそれぞれ
固定されており、昇降台31の上面と水平に配置されて
いる。
【0042】図7,8に示すように、傾斜手段34は、
一対の揺動部材35,35と、ばね36とを有してい
る。
一対の揺動部材35,35と、ばね36とを有してい
る。
【0043】揺動部材35,35は、アーム33、33
にピン38によってそれぞれ揺動自在に支持されてい
る。揺動部材35,35には、マガジンMを引っ掛けて
支持する引掛部39a,39bが設けられている。図8
中L2は引掛部39aからピン38までの長さ、また、
L3は引掛部39bからピン38までの長さであり、本
実施例では、L2>L3としてある。
にピン38によってそれぞれ揺動自在に支持されてい
る。揺動部材35,35には、マガジンMを引っ掛けて
支持する引掛部39a,39bが設けられている。図8
中L2は引掛部39aからピン38までの長さ、また、
L3は引掛部39bからピン38までの長さであり、本
実施例では、L2>L3としてある。
【0044】ばね36は、揺動部材35の一端側35a
の突部39の下位に配置されており、一端側35aを上
方に附勢するようになっている。なお、ばね36は、一
定以上の荷重がかかった場合に、縮むようになってい
る。40は硬質のゴム部材等からなる緩衝材であり、揺
動部材35にマガジンMを支持していない場合に、揺動
部材35の他端側35bに当接して揺動部材35が支持
アーム33と水平になるように調節するようになってい
る。
の突部39の下位に配置されており、一端側35aを上
方に附勢するようになっている。なお、ばね36は、一
定以上の荷重がかかった場合に、縮むようになってい
る。40は硬質のゴム部材等からなる緩衝材であり、揺
動部材35にマガジンMを支持していない場合に、揺動
部材35の他端側35bに当接して揺動部材35が支持
アーム33と水平になるように調節するようになってい
る。
【0045】このような揺動部材35,35の引掛部3
9a,39bにマガジンMを引っ掛けて支持すると、マ
ガジンMの自重により揺動部材35,35が棚Tから棚
Tと反対側に向けて下り傾斜状に傾くこととなる。
9a,39bにマガジンMを引っ掛けて支持すると、マ
ガジンMの自重により揺動部材35,35が棚Tから棚
Tと反対側に向けて下り傾斜状に傾くこととなる。
【0046】41は一対の揺動部材35に渡されて設け
られたストッパであり、一対の揺動部材35とともに揺
動し、揺動部材35に支持されたマガジンMの棚と反対
側の側部M2における開口を閉じるようになっている。
られたストッパであり、一対の揺動部材35とともに揺
動し、揺動部材35に支持されたマガジンMの棚と反対
側の側部M2における開口を閉じるようになっている。
【0047】次に、このような構成を有するスタッカク
レーンの作用を、棚からマガジンを引き出す場合につい
て、図9(a)〜(d)をも参照して説明する。
レーンの作用を、棚からマガジンを引き出す場合につい
て、図9(a)〜(d)をも参照して説明する。
【0048】まず、図9(a)に示すように、クレーン
の昇降台31を昇降動させて、棚Tのラックの所定の位
置に昇降台31を停止させる。
の昇降台31を昇降動させて、棚Tのラックの所定の位
置に昇降台31を停止させる。
【0049】次に、進退駆動手段により、移載アーム3
0を棚T側へ移動させ、アーム33をラック内に侵入さ
せる(図9(b)参照)。ここで、昇降台31を所定量
上昇させて、アーム33の揺動部材35にマガジンMを
引っ掛けて支持する(図9(c)参照)。すると、揺動
部材35が傾斜手段34により傾き、マガジンMが棚T
側から棚Tと反対側へ向けて下り傾斜状に傾く。
0を棚T側へ移動させ、アーム33をラック内に侵入さ
せる(図9(b)参照)。ここで、昇降台31を所定量
上昇させて、アーム33の揺動部材35にマガジンMを
引っ掛けて支持する(図9(c)参照)。すると、揺動
部材35が傾斜手段34により傾き、マガジンMが棚T
側から棚Tと反対側へ向けて下り傾斜状に傾く。
【0050】その後、進退駆動手段により、移載アーム
30を棚Tと反対側へ移動させる(図9(d)参照)。
これにより、マガジンMが傾いた状態で昇降台2上に引
き出される。
30を棚Tと反対側へ移動させる(図9(d)参照)。
これにより、マガジンMが傾いた状態で昇降台2上に引
き出される。
【0051】このように、本実施例のスタッカクレーン
によれば、マガジンMの棚T側に向いている側面T1
を、マガジンMの棚Tと反対側の側面T2よりも上位と
することができ、しかも下位となる側面T1の開口には
ストッパ41があるので、マガジンM内に収容されてい
る電子部品等の物品がクレーン移動中に脱落する事故を
未然に防止することができる。
によれば、マガジンMの棚T側に向いている側面T1
を、マガジンMの棚Tと反対側の側面T2よりも上位と
することができ、しかも下位となる側面T1の開口には
ストッパ41があるので、マガジンM内に収容されてい
る電子部品等の物品がクレーン移動中に脱落する事故を
未然に防止することができる。
【0052】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図1】本発明に係るスタッカクレーンの第1実施例を
示す要部の正面図。
示す要部の正面図。
【図2】図2は図1の平面図。
【図3】図3は図1のIII 矢視図。
【図4】駆動部の斜視図。
【図5】(a)〜(e)は作用説明模式図。
【図6】本発明に係るスタッカクレーンの第2実施例を
示す正面図。
示す正面図。
【図7】図6の要部正面図である。
【図8】一対のアームの斜視図。
【図9】(a)〜(d)は作用説明模式図。
2,31 昇降台 3,30 移載アーム 8,34 傾斜手段 20,41 ストッパ M マガジン
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降台の移載アームの進退動方向に対向
する側面が開口形成しているマガジンを、棚との間で移
載するスタッカクレーンであって、移載アームに支持さ
れた前記マガジンを、棚側から棚と反対側へ向けて下り
傾斜状に傾斜させる傾斜手段と、この傾斜手段により傾
けられたマガジンの、棚と反対側の側面に当接してマガ
ジンの内容物の脱落を防止するストッパとを具備したス
タッカクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16693192A JPH05338724A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | スタッカクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16693192A JPH05338724A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | スタッカクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338724A true JPH05338724A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15840317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16693192A Pending JPH05338724A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | スタッカクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05338724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT503427B1 (de) * | 2006-08-03 | 2007-10-15 | Katt Logistik Gmbh | Verfahren zum ein- und auslagern von ladegut |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP16693192A patent/JPH05338724A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT503427B1 (de) * | 2006-08-03 | 2007-10-15 | Katt Logistik Gmbh | Verfahren zum ein- und auslagern von ladegut |
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