JPH0533860A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH0533860A
JPH0533860A JP21027191A JP21027191A JPH0533860A JP H0533860 A JPH0533860 A JP H0533860A JP 21027191 A JP21027191 A JP 21027191A JP 21027191 A JP21027191 A JP 21027191A JP H0533860 A JPH0533860 A JP H0533860A
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JP
Japan
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shift
speed
braking
engine
automatic transmission
Prior art date
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Application number
JP21027191A
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English (en)
Inventor
Masahito Kitada
正仁 北田
Shigeru Nagayama
茂 長山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 急制動時の変速ショックを解消し且つエンス
ト発生を防止でき、且つ急制動後の制動時にエンジンブ
レーキ作用を確保でき、通常制動時の変速ショックを緩
和し得るような自動変速機の変速制御装置を提供する。 【構成】 制動時にシフトダウン変速する為に用いる特
定変速マップM2として、アイドルスイッチON領域に
おいて3速から1速へシフトダウンする変速ラインを車
速V1よりも高い車速V2に移動した変速マップを用い
るように構成するとともに、急制動時には車両が停止す
るまでエンジンブレーキが効かないコーストカット3速
に保持し、また急制動解除後の制動時にはV1≦車速V
<V2の領域ではエンジンブレーキが効くコースト有り
3速に、また車速<V1の領域ではエンジンブレーキが
効くコースト有り2速に夫々保持し、また通常の制動時
には変速マップM2に基いて変速制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速制御
装置に関し、特に急制動時における変速ショックとエン
スト防止を図り、また制動時における変速ショックを防
止するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載した自動変速機においては、
通常トルクコンバータにロックアップクラッチを設けて
エンジン出力軸と自動変速機の入力軸とを直結し得るよ
うに構成したものが多くなりつつあり、また最近の自動
変速機では、ワンウェイクラッチに並列にコーストクラ
ッチを設けまた別のワンウェイクラッチに並列にローリ
バーススブレーキ設けるとともに自動変速機の油圧回路
にコーストクラッチやローリバーススブレーキを操作す
る制御バルブを設けることで、種々の速度段において、
エンジンブレーキの作用が得られるコースト状態と、エ
ンジンブレーキの作用が得られないコーストカット状態
とに切り換え可能に構成したものも提案されつつある。
更に、最近の自動変速機においては、変速に伴う変速シ
ョックを抑制する為の種々の技術が提案されつつあり、
例えば実開昭57−149348号公報には、アクセル
全閉でエンジンがアイドル状態にあり且つ車速があると
きには、シフトダウンを禁止するようにした技術が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】3速や4速の高速段に
おいてロックアップクラッチを接続した状態で且つコー
スト状態に設定した状態で走行中に、急制動するとシフ
トダウン変速が実行されて、大きな変速ショックが生じ
るだけでなく、エンジンと変速機出力軸とが直結状態に
あるため強力なエンジンブレーキ状態となってエンスト
が起こりやすいという問題がある。一方、従来の自動変
速機における変速マップには、複数のシフトアップ変速
ラインと複数のシフトダウン変速ラインとがあるが、シ
フトダウン変速ラインに関して、非制動時の変速ライン
と制動時の変速ラインとが共通に設定されていたため、
制動時に低速でトルク比が大きな状態で変速が実行され
て変速ショックが大きくなるという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、自動変速機の変速制御装
置において、急制動時の変速ショックを緩和し且つエン
ストを防止すること、且つ急制動解除後の制動時にエン
ジンブレーキ作用が得られるようにすること、制動時の
変速ショックを緩和すること、などである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動変速
機の変速制御装置は、ロックアップクラッチを備えた自
動変速機を制御する変速制御装置において、車両の急制
動状態を検出する急制動検出手段と、この急制動検出手
段からの出力を受けて、急制動時に車両が停止するまで
変速を禁止する変速禁止手段とを備えたことを特徴とす
るもである。
【0006】請求項2に係る自動変速機の変速制御装置
は、請求項1の変速制御装置において、エンジンブレー
キが効く変速段をエンジンブレーキが効かない変速段に
切り換える切り換え手段と、前記急制動検出手段からの
出力を受けて急制動時にエンジンブレーキが効かない高
速段に設定するように切り換え手段を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る自動変速機の変速制御装置
は、請求項2の変速制御装置において、車両の制動状態
を検出する制動検出手段と、エンジンブレーキの効かな
い低速段へのシフトダウン変速ラインを高速側へ移動さ
せた特定シフトダウンマップと、制動検出手段の出力を
受けて急制動でない制動時に特定シフトダウンマップに
基いて制御するシフトダウン用制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る自動変速機の変速制御装置
は、請求項3の変速制御装置において、前記急制動検出
手段と制動検出手段の出力を受けて、急制動解除後の制
動時に車速検出手段で検出される車速に応じた変速段で
あってエンジンブレーキが効く変速段となるように制御
する切り換え制御手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】請求項1に係る自動変速機の変速制御装置にお
いては、車両の急制動状態を検出する急制動検出手段
と、急制動時に車両が停止するまで変速を禁止する変速
禁止手段とを設けたので、急制動時にシフトダウン変速
することがなくなるから、変速ショックが発生しない。
【0010】請求項2に係る自動変速機の変速制御装置
においては、基本的に請求項1と同様の作用が得られる
が、エンジンブレーキが効く変速段をエンジンブレーキ
が効かない変速段に切り換える切り換え手段を設け、急
制動時にエンジンブレーキが効かない高速段に設定する
ように切り換え手段を制御する制御手段を設けたので、
急制動時にエンジンブレーキの作用によりエンストが発
生することがない。
【0011】請求項3に係る自動変速機の変速制御装置
においては、基本的に請求項2と同様の作用が得られる
が、車両の制動状態を検出する制動検出手段を設け、エ
ンジンブレーキの効かない低速段へのシフトダウン変速
ラインを高速側へ移動させた特定シフトダウンマップを
設け、急制動でない制動時に特定シフトダウンマップに
基いて制御するシフトダウン用制御手段を設けたので、
急制動でない制動時に比較的高速でトルク比が小さな状
態でエンジンブレーキの効かない低速段へのシフトダウ
ンを行うことができるため、変速ショックを緩和しエン
ストの発生を防止できる。
【0012】請求項4に係る自動変速機の変速制御装置
においては、基本的に請求項3と同様の作用が得られる
が、急制動解除後の制動時に車速に応じた変速段であっ
てエンジンブレーキが効く変速段となるように制御する
切り換え制御手段を設けたので、エンジンブレーキを制
動に有効活用することができる。
【0013】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように、本発明
によれば次のような効果が得られる。請求項1に係る自
動変速機の変速制御装置によれば、車両の急制動状態を
検出する急制動検出手段と、急制動時に車両が停止する
まで変速を禁止する変速禁止手段とを設けたことによ
り、急制動時にシフトダウン変速することがなくなるか
ら、変速ショックの発生を解消できる。
【0014】請求項2に係る自動変速機の変速制御装置
によれば、基本的に請求項1と同様の効果が得られる
が、エンジンブレーキが効く変速段をエンジンブレーキ
が効かない変速段に切り換える切り換え手段を設け、急
制動時にエンジンブレーキが効かない高速段に設定する
ように切り換え手段を制御する制御手段を設けたことに
より、急制動時にエンジンブレーキの作用によりエンス
トが発生するのを防止することができる。
【0015】請求項3に係る自動変速機の変速制御装置
によれば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる
が、制動検出手段と、特定シフトダウンマップと、急制
動でない制動時に特定シフトダウンマップに基いて制御
するシフトダウン用制御手段とを設けことにより、急制
動でない制動時に比較的高速でトルク比が小さな状態で
エンジンブレーキの効かない低速段へのシフトダウンを
行うことができるため、変速ショックを緩和し且つエン
ストの発生を防止できる。
【0016】請求項4に係る自動変速機の変速制御装置
によれば、基本的に請求項3と同様の効果が得られる
が、急制動解除後の制動時に車速に応じた変速段であっ
てエンジンブレーキが効く変速段となるように制御する
切り換え制御手段を設けたので、エンジンブレーキを制
動に有効活用することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。先ず、図1により自動変速機の機械的構成に
ついて説明すると、自動変速機10は、主な構成とし
て、トルクコンバータ20と、トルクコンバータ20の
出力で駆動される変速歯車機構30と、この機構30の
動力伝達経路を切り換えるクラッチやブレーキ名等の複
数の摩擦締結要素41〜46およびワンウェイクラッチ
51、52とを有し、これらにより走行レンジとしての
D、2、1、Rの各レンジと、Dレンジでの1〜4速、
2レンジでの1〜3速、1レンジでの1〜2速とが得ら
れるように構成してある。
【0018】前記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、ポンプ22に対向状に配設されポンプ22により
作動油を介して駆動されるタービン23と、ポンプ22
とタービン23との間に介設され且つ変速機ケース11
にワンウェイクラッチ24を介して支持されトルク増大
作用を行うステータ25と、ケース21とタービン23
との間に設けられ、ケース21を介してエンジン出力軸
1とタービン23とを直結するロックアップクラッチ2
6とで構成されている。前記タービン23の回転がター
ビンシャフト27を介して変速歯車機構30に出力され
るように構成してある。エンジン出力軸1にはタービン
シャフト27内を貫通するポンプシャフト12が連結さ
れ、このシャフト12によりオイルポンプ13が駆動さ
れるように構成してある。
【0019】前記変速歯車機構30は、ラビニョ型プラ
ネタリギヤ装置で構成され、タービンシャフト27に遊
嵌合された小径のスモールサンギヤ31と、このサンギ
ヤ31の後方においてタービンシャフト27に遊嵌合さ
れた大径のラージサンギヤ32と、スモールサンギヤ3
1に噛合された複数のショートピニオンギヤ33と、前
半部がショートピニオンギヤ33に噛合され且つ後半部
がラージサンギヤ32に噛合されたロングピニオンギヤ
34と、これらロングピニオンギヤ34とショートピニ
オンギヤ33を回転自在に支持するキャリヤ35と、ロ
ングピニオンギヤ34の前半部に噛合されたリングギヤ
36とで構成されている。
【0020】タービンシャフト27とスモールサンギヤ
31との間にフォワードクラッチ41と第1ワンウェイ
クラッチ51とが直列に介設され、これらのクラッチ4
1、51に並列にコーストクラッチ42が介設され、タ
ービンシャフト27とキャリヤ35との間には3−4ク
ラッチ43が介設され、タービンシャフト27とラージ
サンギヤ32との間にリバースクラッチ44が介設され
ている。ラージサンギヤ32とリバースクラッチ44と
の間にはラージサンギヤ32を固定するバンドブレーキ
からなる2−4ブレーキ45が設けられ、キャリヤ35
と変速機ケース11との間には、キャリヤ35の反力を
受け止める第2ワンウェイクラッチ52と、キャリヤ3
5を固定するローリバースブレーキ46とが並列に設け
られている。前記リングギヤ36が出力ギヤ14に連結
され、出力ギヤ14から差動装置を介して左右の車輪に
回転が伝達されるように構成してある。
【0021】次に、クラッチやブレーキ等の摩擦締結要
素41〜46及びワンウェイクラッチ51、52の作動
状態と変速段との関係について説明すると、先ず1速に
おいては、フォワードクラッチ41が締結され且つ両ワ
ンウェイクラッチ51、52がロック状態となる。その
ため、トルクコンバータ20の出力回転はタービンシャ
フト27からフォワードクラッチ41、第1ワンウェイ
クラッチ51を介してスモールサンギヤ31に入力され
る。この場合、第2ワンウェイクラッチ52の作用でキ
ャリヤ35が固定されるためプラネタリギヤ装置30
は、スモールサンギヤ31からショートピニオンギヤ3
4を介してリングギヤ36に回転を伝達する差動動作を
行なわない固定的なギヤ列として作動する。その結果、
スモールサンギヤ31とリングギヤ36との径の比に対
応する大きな減速比の1速状態が得られる。
【0022】次に、2速においては、前記1速の状態に
加えて2−4ブレーキ45が作動し、ラージサンギヤ3
2が固定され、第2ワンウェイクラッチ52が空転状態
となる。そのため、タービンシャフト27からスモール
サンギヤ31に伝達された回転がショートピニオンギヤ
33を介してロングピニオンギヤ34に伝達され、ロン
グピニオンギヤ34はこれに噛み合うラージサンギヤ3
2が固定されているためラージサンギヤ32上を公転
し、これに伴ってキャリヤ35が回転する。その結果、
1速状態に比較してキャリヤ35の回転分(ロングピニ
オンギヤ34の公転分)だけリングギヤ36の回転が増
速され、1速時よりも減速比が小さい2速状態が得られ
る。
【0023】次に、3速においては、前記2速の状態か
ら2−4ブレーキ45が開放され、3−4クラッチ43
が締結される。そのため、タービンシャフト27の回転
は、フォワードクラッチ41及び第1ワンウェイクラッ
チ51を介してスモールサンギヤ31に入力されると同
時に、3−4クラッチ43を介してキャリヤ35にも入
力されることになる。その結果、プラネタリギヤ装置3
0の全体が一体回転し、リングギヤ36がタービンシャ
フト27と同じ速度で回転する3速状態が得られる。
【0024】次に、4速においては、前記3速で一旦開
放された2−4ブレーキ45が再び締結される。そのた
め、タービンシャフト27の回転は、3−4クラッチ4
3からプラネタリギヤ装置30のキャリヤ35に入力さ
れ、ロングピニオンギヤ34が公転することになるが、
ロングピニオンギヤ34が噛み合ったラージサンギヤ3
2が2−4ブレーキ45により固定されているため、ロ
ングピニオンギヤ34は、キャリヤ35と共に公転しな
がら自転することになる。その結果、ロングピニオンギ
ヤ34に噛み合うリングギヤ36は、キャリヤ35の回
転(タービンシャフト27の回転)にロングピニオンギ
ヤ34の自転分だけ増進されて回転されることになり、
これによりオーバードライブ状態の4速が得られる。
尚、この場合、フォワードクラッチ41は締結された状
態にあるが、これに直列の第1ワンウェイクラッチ51
が空転するので、タービンシャフト27の回転がスモー
ルサンギヤ31に入力されることはない。
【0025】次に、後退速においては、リバースクラッ
チ44とローリバースブレーキ46とが締結され、ター
ビンシャフト27の回転がプラネタリギヤ装置30のラ
ージサンギヤ32に入力され且つキャリヤ35が固定さ
れる。そのため、ラージサンギヤ32からロングピニオ
ンギヤ34を介してリングギヤ36に至る固定的なギヤ
列を介して回転が伝達され、ラージサンギヤ32とリン
グギヤ36との径の比に対応した減速比が得られるが、
その場合に、リングギヤ36の回転方向がタービンシャ
フト27乃至ラージサンギヤ32の回転方向の反対とな
る。
【0026】尚、1〜3速時に回転を伝達する第1ワン
ウェイクラッチ51及び1速時に反力を受け止める第2
ワンウェイクラッチ52は、コースティング時に空転す
るため、これらの変速段ではエンジンブレーキが作動し
ないことになるが、Dレンジの3速、2レンジの2、3
速、及び1レンジの1、2速では、第1ワンウェイクラ
ッチ51に並列のコーストクラッチ42が締結され、ま
た1レンジの1速では第2ワンウェイクラッチ52に並
列のローリバースブレーキ46が締結されるので、Dレ
ンジの3速、2レンジの2、3速及び1レンジの1、2
速でエンジンブレーキが得られることになる。以上の各
油圧締結要素41〜46及びワンウェイクラッチ51、
52の作動と変速段との関係をまとめると表1の通りで
ある。
【表1】
【0027】次に、図2、図3により各摩擦締結要素4
1〜46を夫々作動させる油圧アクチュエータ41a〜
46aに対して作動油を給排する油圧回路60について
説明する。尚、図2の各ラインに付した○付き数字1〜
15と図3の各ラインに付した○付き数字1〜15と
は、各々、各数字毎に対応するものである。ここで、各
油圧アクチュエータ41a〜46aのうち、2−4ブレ
ーキ45の油圧アクチュエータ45Aはアプライホート
45aとリリースポート45bとを有するサーボピスト
ンで構成され、アプライホート45aのみに作動油が供
給されている時に2−4ブレーキ45を締結させるとと
もに、両ポート45a、45bとも作動油が供給されて
いない時及び両ポート45a、45bとも作動油が供給
されている時に2−4ブレーキ45を開放させるように
構成してある。その他のアクチュエータ41a〜44
a、46aは通常の油圧シリンダで構成され、作動油が
供給された時にその摩擦締結要素を締結させるように構
成してある。
【0028】この油圧回路60は、図1に示す油圧ポン
プ13を有し、油圧ポンプ13はエンジンによって機械
的に駆動され、このポンプ13からメインライン100
にオイルが吐出される。油圧回路60には、メインライ
ン100の油圧を所定のライン圧に調整するレギュレー
タバルブ61と、エンジンのアクセル開度に応じたスロ
ットル圧を発生させるスロットルバルブ62とが設けら
れている。スロットル圧がスロットルモジュレータバル
ブ63により更に調整された上で、レギュレータバルブ
61に供給され、ライン圧がエンジンのアクセル開度に
応じた圧力に設定されるように構成してある。更に、油
圧回路60には、選択されたレンジに応じてライン圧を
油圧ラインに選択的に供給するマニュアルバルブ64
と、変速段に応じて作動してライン圧を各油圧アクチュ
エータ41a〜44a、45A、46aに選択的に供給
する1−2、2−3、3−4の各シフトバルブ71、7
2、73とが設けられている。
【0029】マニュアルバルブ64は、メインライン1
00からライン圧が導入される入力ポートfと、第1〜
第5出力ポートa〜eとを有し、スプール64aの移動
により、入力ポートfが、Dレンジでは第1、第2出力
ポートa、bに、2レンジでは第1、第2、第3出力ポ
ートa、b、cに、Rレンジでは第5出力ポートeに夫
々連通されるように構成してある。各出力ポートa〜e
には、夫々第1〜第5出力ライン101〜105が接続
されている。
【0030】前記1−2、2−3、3−4シフトバルブ
71、72、73は、夫々スプール71a、72b、7
3cをスプリングにより図面上右方に付勢する共に、こ
れらスプールの右側に制御ポート71b、72b、73
bを設けた構成である。1−2シフトバルブ71の制御
ポート71bにはメインライン100から分岐された第
1制御ライン106が2−3、3−4シフトバルブ7
2、73の制御ポート72b、73bには第1出力ライ
ン101から分岐された第2、第3制御ライン107、
108が夫々接続され、これら制御ライン106、10
7、108には、夫々、第1、第2、第3ソレノイドバ
ルブ76、77、78が設けられている。これらのソレ
ノイドバルブ76〜78は、夫々OFFの時にそのシフ
トバルブの制御ポート71b〜73b内に制御圧を導入
させて、スプール71a〜73aを図面上左側に位置さ
せ、またONの時に制御ポート71b〜73b内の制御
圧をドレンさせて、スプール71a〜73aを右側に位
置させるように構成してある。
【0031】前記ソレノイドバルブ76〜78は、制御
回路200からの信号A、B、Cにより、設定すべき変
速段に応じてON、OFFされるように構成してある。
この変速段の変更、つまり変速指令は変速マップに基い
て、この変速マップのシフトアップ変速ラインとシフト
ダウン変速ライン を照合することにより行われる。走
行レンジの各変速段における各ソレノイドバルブ76〜
78のON、OFFの組み合わせパターンは表2に図示
のように設定されている。尚、Dレンジの2速から3速
への変速時に同表の中間パターンを経由するように構成
してある。
【表2】
【0032】一方、前記マニュアルバルブ64における
各出力ポートa〜eに接続された第1〜第5出力ライン
101〜105のうち、D、2、1の各前進レンジでメ
インライン100に連通される第1出力ライン101
は、ワンウェイオリフィス80を介してフォーワードク
ラッチ41のアクチュエータ41aに導かれている。従
って、D、2、1レンジで、フォーワードクラッチ41
が常時締結されることになる。尚、第1出力ライン10
1には、フォーワードクラッチ締結時の緩衝用のN−D
アキュムレータ81が設けられている。
【0033】第1出力ライン101からライン111が
分岐して1−2シフトバルブ71に導かれ、この分岐ラ
イン111は、第1ソレノイドバルブ76がONになっ
てスプール71aが右側へ移動した時に、ワンウェイオ
リフィス82を介してサーボピストン45Aのアプライ
ポート45aに至るサーボアプライライン112に連通
される。従って、D、2、1レンジで第1ソレノイドバ
ルブ76がONのとき、つまり、Dレンジの2、3、4
速、2レンジの2、3速、1レンジの2速で、アプライ
ポート45aにサーボアプライ圧が導入されることにな
る。尚、サーボアプライライン112にも、サーボピス
トン(2−4ブレーキ)締結時の緩衝用として1−2ア
キュムレータ83が設けられている。
【0034】D、2レンジでメインライン100に連通
する第2出力ライン102は、2−3シフトバルブ72
に導かれている。このライン102は、第2ソレノイド
バルブ7がOFFでスプール72aが左側に位置する時
にワンウェイオリフィス84を介して3−4クラッチ4
3のアクチュエータ43aに至る3−4クラッチライン
113に連通される。従って、D、2レンジで第2ソレ
ノイドバルブ77がOFFの時、つまり、Dレンジの
3、4速、2レンジの3速で3−4クラッチ43が締結
されることになる。尚、3−4クラッチライン113に
は、ワンウェイオリフィス84に並列にバイパスバルブ
85と2−3タイミングバルブ86とが設けられ、3−
4クラッチ43の締結タイミングを調整するように構成
され、3−4クラッチライン113にも3−4クラッチ
締結時の緩衝用の2−3アキュムレータ87が設けられ
ている。
【0035】更に、3−4クラッチライン113から分
岐したライン114と、第1出力ライン101から分岐
したライン115とが3−4シフトバルブ73に導かれ
ている。第3ソレノイドバルブ78がOFFでスプール
73aが左側に位置する時に、3−4クラッチライン1
13から分岐したライン114が、ワンウェイオリフィ
ス88を介してサーボピストン45Aのリリースポート
45bに至るサーボリリースライン116に、また第1
出力ライン101から分岐したライン115が、ワンウ
ェイオリフィス89を介して、コーストクラッチ42の
アクチュエータ42aに至るコーストクラッチライン1
17に夫々連通される。
【0036】従って、D、2レンジで第2、第3ソレノ
イドバルブ77、78が共にOFFの時、つまり、Dレ
ンジの3速、2レンジの3速で、サーボピストン45A
のリリースポート45bにサーボリリース圧が導入され
て2−4ブレーキ45が開放される。また、D、2、1
レンジで第3ソレノイドバルブ78がOFFの時、つま
り、Dレンジの3速、2レンジの2、3速、1レンジの
1、2速でコーストクラッチ42が締結されて、エンジ
ンブレーキが作用することになる。
【0037】ここで、3−4クラッチライン113と、
そのライン113から分岐したライン114との間に
は、夫々の分岐ライン118、119を介して3−4ク
ラッチ圧及びサーボリース圧の排出タイミングを調整す
る3−2タイミングバルブ90と3−2キャパシティバ
ルブ91とが設けられている。前記コーストクラッチラ
イン117には、ワンウェイオリフィス89をバイパス
するバイパスライン120が設けられ、このライン12
0を開通、遮断する3−4キャパシティバルブ92が設
けられている。このバルブ92は、3−4クラッチ圧が
発生しているとき、及びマニュアルバルブ64が2レン
ジ又は1レンジに設定されて第3出力ライン103がメ
インライン100に連通さている時にハバイパスライン
120を開通させ、コーストクラッチ圧の排出タイミン
グを調整するように構成してある。尚、第3出力ライン
103から分岐したライン121はスロトルバックアッ
プバルブ93を介してレギュレータバルブ61の増圧側
に導かれ、2レンジ及び1レンジでライン圧を増圧する
ように構成してある。
【0038】マニュアルバルブ64により1レンジでメ
インライン100に連通される第4出力ライン104は
ローレデュースバルブ94及びライン122を介して1
−2シフトバルブ71に導かれている。ライン122
は、第1ソレノイドバルブ76がOFFでスプール71
aが左側に位置する時に、ワンウェイオリフィス95及
びシャトルバルブ96を介してローリバースブレーキ4
6のアクチュエータ46aに至るローリバースブレーキ
ライン123に連通される。従って、1レンジで第1ソ
レノイドバルブ76がOFFの時、つまり、1レンジの
1速でローリバースブレーキ46が締結される。
【0039】Rレンジでメインライン100に連通する
第5出力ライン105は、ワンウェイオリフィス97及
びシャトルバルブ96を介してローリバースブレーキラ
イン123に連通するとともに、ライン105からはワ
ンウェイオリフィス98を介してリバースクラッチ44
のアクチュエータ44aに至るリバースクラッチライン
124が分岐されている。従って、Rレンジでは、常に
ローリバースブレーキ46とリーバースクラッチ44と
が締結される。尚、リバースクラッチライン124にも
リーバースクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュムレ
ータ99が設けられ、第5出力ライン105から分岐し
たライン125がレギュレータバルブ61の増圧側に導
かれ、Rレンジでライン圧を増圧させるように構成して
ある。
【0040】以上の構成に加えて、油圧回路60には、
トルクコンバータ20内のロックアップクラッチ26を
作動させる為のロックアップバルブ201が設けられて
いる。このバルブ201には、レギュレータバルブ61
からトルクコンバータライン202が導かれ、一端の制
御ポート201bにはメインライン100が制御ライン
203として接続されている。制御ライン203に設け
られたロックアップ用ソレノイドバルブ204が制御回
路200からの信号DでONとされている時に、制御ポ
ート201b内の制御圧がドレンされてスプール201
aがバネの付勢力により右側(第2位置)に位置するこ
とにより、トルクコンバータライン202がトルクコン
バータ20内に通じるライン205に連通し、トルクコ
ンバータ20内の内圧が高まってロックアップクラッチ
26が締結される。前記ソレノイドバルブ204がOF
Fとなって制御ポート201b内に制御圧が導入される
ことによりスプール201aがバネの付勢力に抗して左
側(第1位置)へ移動すると、トルクコンバータライン
202がロックアップ開放ライン206に連通し、トル
クコンバータ20内にロックアップ開放圧が導入され
て、ロックアップクラッチ26が開放されるように構成
してある。
【0041】前記制御装置200には、車速センサ30
0検出された車速信号と、エンジンのスロットルバルブ
の開度を検出するスロットル開度センサ301検出され
たスロトル開度信号と、スロットルバルブに連結して設
けられたアイドルスイッチ302らの信号と、ブレーキ
ペダルに連結して設けられたブレーキスイッチ303ら
の信号とが供給されている。前記制御装置200は、マ
イクロコンピュータ、入出力インターフェース、複数の
駆動回路などからなり、マイクロコンピュータのROM
には変速段をシフトアップする複数のシフトアップ変速
ライン及び変速段をシフトダウンする複数のシフトダウ
ン変速ラインとを含む変速マップM1であって通常の変
速マップと同様の変速マップM1と、本願の変速制御に
特有のシストダウン変速マップM2と、車速信号とスロ
ットル開度信号と変速マップM1とに基いて変速制御す
る一般的な変速制御の制御プログラムと、本願の変速制
御に特有の後述の変速制御の制御プログラム、等が予め
格納されている。
【0042】図4は変速マップM1に含まれるシフトダ
ウン変速ラインの一部を示すものであり、図5は図4に
示すシフトダウン変速マップの一部に変更を加えて、ア
イドルスイッチON領域において3速からエンジンブレ
ーキの効かない1速へのシフトダウン変速ラインを高速
側へ移動させたシストダウン変速マップM2を示すもの
である。次に、ロックアップクラッチ26を締結した状
態で走行中に急制動したり或いは制動したりしてシフト
ダウンするときの本願特有の変速制御について、図6の
フローチャートに基いて説明する。尚、図中Si(i=
1、2、・・・・)は各ステップを示すものである。
【0043】車速の減少開始に応動して制御が開始され
ると、フラグFやタイマをリセットするなどの初期設定
を経て、各種信号(車速信号、スロットル開度信号、ア
イドルスイッチ信号、ブレーキスイッチ信号)が読み込
まれ(S1)、次に変速マップM1が選択され(S
2)、次にアイドルスイッチがONか否か判定され(S
3)、アイドルスイッチがONのときにはブレーキスイ
ッチがONか否か判定され(S4)、アイドルスイッチ
もブレーキスイッチもOFFのときつまり車両が制動状
態でないときにはS6を経てS15へ移行し、S15に
おいて、変速マップM1に従って一般的な変速制御の制
御プログラムによる変速制御が実行され、その後S1へ
戻る。つまり、通常の走行状態のときにはS1〜S3、
S6、S15を繰り返して、一般的な変速制御が実行さ
れることになる。
【0044】一方、急制動又は制動時には、アイドルス
イッチもブレーキスイッチもONとなるので、S5へ移
行して変速マップM2が選択され、次に急制動状態が否
か判定される(S7)。この判定は、例えば車速の減少
率が所定値以上か否かに基いて判定されるが、タービン
軸回転数の減少率から判定してもよい。急制動の状態の
時には、急なエンジンブレーキ作用によりエンジンスト
ール(エンスト)が発生するのを防止するために、S8
においてエンジンブレーキが効かないコーストカット3
速に制御される。つまり、急制動時には図7の領域Aで
はコーストカット3速に制御されることになる。この場
合、第3ソレノイドバルブ78をONに切り換えること
によりコーストスイッチ42の締結が開放される。
【0045】次に、S9において急制動状態を示すフラ
グFがセットされ、その後S16へ移行して車速Vが零
か否かつまり車両が停止したか否か判定され、停止状態
でない時にはS16からS1へ戻り、S2以降が繰り返
されるが、急制動状態が継続する限り、S1〜S9、S
16が繰り返され、その間コーストカット3速に保持し
て変速が禁止され続ける。車両が停止すると、S16か
らS17へ移行してソフトタイマTMに所定の微小時間
C1がセットされ、S18においてタイマTMが零が否
かつまり所定の微小時間C1経過したか否かの判定を繰
り返し、タイマTMが零になるとS19においてエンジ
ンブレーキが効かないコーストカット1速に制御され、
その後フラグFをリセットして制御が終了する。前記の
ように、所定の微小時間C1経過してからコーストカッ
ト1速に切り換えるのは、クラッチ内の油圧の応答時間
を確保する為である。
【0046】次に、S7の判定の結果、急制動状態でな
いと判定したときには、S10へ移行してフラグFがセ
ットされているか否か判定され、急制動状態の解除後も
フラグFがセットされているので、S10からS11へ
移行し、S11において車速Vが図5に図示の所定の車
速V2より低いか否か判定され、NoのときにはS11
からS15へ移行し、S15の変速制御の後S1へ戻
る。しかし、車速Vが車速V2よりも低いときにはS1
1からS12へ移行し、車速Vが図5に図示の所定の車
速V1よりも低いか否か判定され、当初は車速Vは車速
V1よりも大きいためS12においてNoと判定されて
S13へ移行し、S13においてエンジンブレーキの効
くコースト有り3速に制御され、その後S16を経てS
1へ戻り、S1〜S7、S10〜S13、S16が繰り
返され、その後車速Vが低下して車速Vが車速V1以下
になると、S12の判定の結果YesとなってS12か
らS14へ移行し、S14においてエンジンブレーキの
効くコースト有り2速に制御され、その後S16を経て
S1へ戻り、S1〜S7、S10〜S12、S14、S
16が繰り返される。つまり、急制動解除後には、図8
に図示のように、領域Bではコースト有り3速に制御さ
れ、また領域Cではコースト有り2速に制御されること
になる。その後、車速Vが零になると、前記同様にS1
7〜S20が実行されてから制御が終了する。尚、急制
動の解除の後、一旦制動状態が解除されると、S3又は
S4からS6へ移行してフラグFがリセットされるが、
急制動の解除後でも制動状態が続く限り、フラグFがセ
ット状態を保持する。
【0047】前記コースト有り3速に制御する場合及び
コースト有り3速に制御する場合には、第3ソレノイド
バルブ78をOFFに切り換えることによりコーストク
ラッチ42が締結される。他方、通常の走行状態におい
て、急制動することなく制動状態になると、S7の判定
の結果、S10へ移行し、フラグFについて判定する
が、急制動しておらずフラグFがリセット状態なのでS
10からS15へ移行し、変速マップM2に基くシフト
ダウン変速制御が実行され、S1〜S7、S10、S1
5が繰り返されることになる。
【0048】以上説明したように、急制動状態のときに
は、エンジンブレーキが効かないコーストカット3速に
制御するため、エンジンブレーキ作用によりエンジン回
転数が強制的に低下させられることがないから、エンス
トの発生を防止できるうえ、車両が停止するまで変速を
実行しないため、変速に伴う変速ショックも発生するこ
とがない。更に、急制動解除後の制動状態のときには、
車速Vの大きさに応じてエンジンブレーキが効くコース
ト有り3速又はコースト有り2速に制御するため、制動
中にエンジンブレーキ作用を活用することができる。加
えて、アイドルスイッチON領域において3速からエン
ジンブレーキの効かない1速へのシフトダウン変速ライ
ンを高速側へ移動させたシストダウン変速マップM2を
設け、通常の制動時には変速マップM2に基いて変速制
御することにより、比較的高い車速のトルク比の小さな
状態で3速から1速へ変速するので、変速ショックを著
しく緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の概略構成図である。
【図2】自動変速機の油圧回路図の一部である。
【図3】自動変速機の油圧回路図の残部である。
【図4】変速マップM1の要部を示す図である。
【図5】変速マップM2を示す図である。
【図6】変速制御のルーチンのフローチャートである。
【図7】急制動時の変速制御を説明する図である。
【図8】急制動解除後の制動時の変速制御を説明する図
である。
【符号の説明】
10 自動変速機 20 トルクコンバータ 26 ロックアップクラッチ 42 コーストクラッチ 60 油圧回路 78 第3ソレノイドバルブ 200 制御装置 300 車速センサ 301 スロットル開度センサ 302 アイドルスイッチ 303 ブレーキスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアップクラッチを備えた自動変速
    機を制御する変速制御装置において、 車両の急制動状態を検出する急制動検出手段と、この急
    制動検出手段からの出力を受けて、急制動時に車両が停
    止するまで変速を禁止する変速禁止手段とを備えたこと
    を特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンブレーキが効く変速段をエンジ
    ンブレーキが効かない変速段に切り換える切り換え手段
    と、前記急制動検出手段からの出力を受けて急制動時に
    エンジンブレーキが効かない高速段に設定するように切
    り換え手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 車両の制動状態を検出する制動検出手段
    と、エンジンブレーキの効かない低速段へのシフトダウ
    ン変速ラインを高速側へ移動させた特定シフトダウンマ
    ップと、制動検出手段の出力を受けて急制動でない制動
    時に特定シフトダウンマップに基いて制御するシフトダ
    ウン用制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記急制動検出手段と制動検出手段の出
    力を受けて、急制動解除後の制動時に車速検出手段で検
    出される車速に応じた変速段であってエンジンブレーキ
    が効く変速段となるように制御する切り換え制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の自動変速機
    の変速制御装置。
JP21027191A 1991-07-27 1991-07-27 自動変速機の変速制御装置 Pending JPH0533860A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100264557B1 (ko) * 1995-12-06 2000-10-02 정몽규 자동변속기의 변속점 판정방법의 변경에 의한 변속감도 및 동력성능의 향상장치 및 향상방법
JP2010144867A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2015072044A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三菱電機株式会社 車両の制御装置

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KR100264557B1 (ko) * 1995-12-06 2000-10-02 정몽규 자동변속기의 변속점 판정방법의 변경에 의한 변속감도 및 동력성능의 향상장치 및 향상방법
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