JPH05338284A - ボーダレスサーマル印刷装置 - Google Patents
ボーダレスサーマル印刷装置Info
- Publication number
- JPH05338284A JPH05338284A JP5045327A JP4532793A JPH05338284A JP H05338284 A JPH05338284 A JP H05338284A JP 5045327 A JP5045327 A JP 5045327A JP 4532793 A JP4532793 A JP 4532793A JP H05338284 A JPH05338284 A JP H05338284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- width
- nip
- platen
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0065—Means for printing without leaving a margin on at least one edge of the copy material, e.g. edge-to-edge printing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/34—Backings for impression-transfer material, e.g. sheets for reducing friction, shields for preventing imprint
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙等の画像レシーバの全幅に印刷を行な
い印刷の境界線がない画像が印刷されるボーダレスサー
マル印刷装置において、プラテンに印刷がなされ染料が
堆積することを防止する装置を提供する。 【構成】 印刷ニップ14内において、画像レシーバ1
5とプラテン13の間に画像レシーバ15より広い幅を
もって伸長部材17を配置する。サーマルヘッド12に
より加熱されたドナーウェブ16内の染料は大部分が画
像レシーバ15に転写される。一方画像レシーバ15よ
り幅方向にはみ出した部分で加熱された染料は伸長部材
17に転写され、プラテンを汚し、プラテン上に堆積す
ることがない。
い印刷の境界線がない画像が印刷されるボーダレスサー
マル印刷装置において、プラテンに印刷がなされ染料が
堆積することを防止する装置を提供する。 【構成】 印刷ニップ14内において、画像レシーバ1
5とプラテン13の間に画像レシーバ15より広い幅を
もって伸長部材17を配置する。サーマルヘッド12に
より加熱されたドナーウェブ16内の染料は大部分が画
像レシーバ15に転写される。一方画像レシーバ15よ
り幅方向にはみ出した部分で加熱された染料は伸長部材
17に転写され、プラテンを汚し、プラテン上に堆積す
ることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボーダレス画像サーマ
ル印刷アッセンブリを含むプラテン保護ボーダレスサー
マル印刷装置及びその動作方法に関する。
ル印刷アッセンブリを含むプラテン保護ボーダレスサー
マル印刷装置及びその動作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種のサーマルプリンターでは、直線
状に配列され個々に加熱可能な抵抗加熱素子等を有する
サーマルヘッドが調整(加熱)されて、熱転写可能であ
って、(例えば、熱的に拡散あるいは昇華可能な)ドナ
ー・ウェブ(染料ウェブ、キャリア)から移される染料
等の物質を含む画像を、記録紙等の画像レシーバ(紙、
媒体)へ転写することが、ボーダレス印刷では行われて
いる。この場合、公知の技術によって、レシーバの一端
から他端にわたって全体に画像が印刷される。
状に配列され個々に加熱可能な抵抗加熱素子等を有する
サーマルヘッドが調整(加熱)されて、熱転写可能であ
って、(例えば、熱的に拡散あるいは昇華可能な)ドナ
ー・ウェブ(染料ウェブ、キャリア)から移される染料
等の物質を含む画像を、記録紙等の画像レシーバ(紙、
媒体)へ転写することが、ボーダレス印刷では行われて
いる。この場合、公知の技術によって、レシーバの一端
から他端にわたって全体に画像が印刷される。
【0003】個々の加熱素子の作用によって、長さ0.
0076cm(0.003インチ)と高さ0.0076
cm(0.003インチ)等の画素として、レシーバに
染料がウェブから移される。個々の画素は、加熱素子に
対応する画素位置に染料の堆積物を形成する。レシーバ
上に印刷された染料画素の濃度(暗度)は、加熱素子の
温度と、加熱素子がウェブを加熱する時間の関数であ
る。加熱素子によりウェブに伝えられる熱によって、画
素として染料がレシーバに移されるのであるから、画素
として移される染料の分量が、ウェブに移される加熱素
子のエネルギーと直接関連するのである。均一な印刷濃
度となるように、この作用が制御される。
0076cm(0.003インチ)と高さ0.0076
cm(0.003インチ)等の画素として、レシーバに
染料がウェブから移される。個々の画素は、加熱素子に
対応する画素位置に染料の堆積物を形成する。レシーバ
上に印刷された染料画素の濃度(暗度)は、加熱素子の
温度と、加熱素子がウェブを加熱する時間の関数であ
る。加熱素子によりウェブに伝えられる熱によって、画
素として染料がレシーバに移されるのであるから、画素
として移される染料の分量が、ウェブに移される加熱素
子のエネルギーと直接関連するのである。均一な印刷濃
度となるように、この作用が制御される。
【0004】一般には、回転可能なプラテン(ドラム)
が、ヘッドに対して狭いすきまである印刷ニップを形成
し、ヘッドが静止している間、プラテンの回転に伴って
ウェブとレシーバが一緒にニップ内を移動する。プラテ
ンがレシーバを支持し、ウェブはレシーバとヘッドとの
間にある。ヘッドは、機械的な接触力を及ぼしてウェブ
とレシーバを押しつけて、ウェブからレシーバへ染料を
効果的に移す。加熱素子によってウェブに伝えられるエ
ネルギーの変動を避けるために、接触力は均一であらね
ばならない。さもないと、印刷濃度が不均一になるから
である。
が、ヘッドに対して狭いすきまである印刷ニップを形成
し、ヘッドが静止している間、プラテンの回転に伴って
ウェブとレシーバが一緒にニップ内を移動する。プラテ
ンがレシーバを支持し、ウェブはレシーバとヘッドとの
間にある。ヘッドは、機械的な接触力を及ぼしてウェブ
とレシーバを押しつけて、ウェブからレシーバへ染料を
効果的に移す。加熱素子によってウェブに伝えられるエ
ネルギーの変動を避けるために、接触力は均一であらね
ばならない。さもないと、印刷濃度が不均一になるから
である。
【0005】直線状に一列の加熱素子が、ヘッドの印刷
幅を決める。ボーダレス印刷の場合、レシーバの側縁を
重ねて、各印刷行においてレシーバの全幅に印刷するた
めに、すなわち、各行に、印刷されない側縁が無いよう
にするために、この印刷幅がレシーバ幅より大きい必要
がある。同じ理由で、ウェブの幅も、レシーバの幅より
大きい必要がある。レシーバを十分に支持するために、
プラテンの幅もレシーバの幅より大きい必要がある。プ
ラテンの幅がヘッドの印刷幅より大きいか、同じである
か、あるいはヘッドの印刷幅の方が大きいかに応じて、
レシーバ幅より大きい共通の範囲に沿って、ニップ幅を
決めるための印刷ニップをヘッドに対して形成する必要
がある。
幅を決める。ボーダレス印刷の場合、レシーバの側縁を
重ねて、各印刷行においてレシーバの全幅に印刷するた
めに、すなわち、各行に、印刷されない側縁が無いよう
にするために、この印刷幅がレシーバ幅より大きい必要
がある。同じ理由で、ウェブの幅も、レシーバの幅より
大きい必要がある。レシーバを十分に支持するために、
プラテンの幅もレシーバの幅より大きい必要がある。プ
ラテンの幅がヘッドの印刷幅より大きいか、同じである
か、あるいはヘッドの印刷幅の方が大きいかに応じて、
レシーバ幅より大きい共通の範囲に沿って、ニップ幅を
決めるための印刷ニップをヘッドに対して形成する必要
がある。
【0006】公知の方法によるボーダレス印刷用のソフ
トウェアの制御の下で、個々の加熱素子を加熱して、画
素として染料をウェブからレシーバに移し、左端の第1
の画素位置から右端の最後の画素位置までの個々の画素
位置において、レシーバの幅方向に各々の行に対して選
択的に画素が移される。ソフトウェアは、正確な幅制限
内でのボーダレス印刷を制御することが要求される。レ
シーバの各側縁のいずれか一方において、一個だけでも
画素が未印刷であることも回避する必要がある。
トウェアの制御の下で、個々の加熱素子を加熱して、画
素として染料をウェブからレシーバに移し、左端の第1
の画素位置から右端の最後の画素位置までの個々の画素
位置において、レシーバの幅方向に各々の行に対して選
択的に画素が移される。ソフトウェアは、正確な幅制限
内でのボーダレス印刷を制御することが要求される。レ
シーバの各側縁のいずれか一方において、一個だけでも
画素が未印刷であることも回避する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レシーバの側縁におけ
るオーバプリント、すなわち、プラテン上の隣接部分に
一個以上の画素を印刷することを、ソフトウェアによっ
て回避する必要もある。通常、レシーバの左端で印刷行
の開始をソフトウェアは繰り返し正確に制御している。
しかし、右端の最後の画素位置で印刷を繰り返し正確に
停止するには、「印刷行停止」制御用のソフトウェアが
必要である。ボーダレス・レシーバ印刷を確実行うため
のプラテンオーバプリント用のソフトウェアが入念に作
成されていない場合には、画素染料の堆積物で我慢でき
ない程度にまでプラテンが汚染されることがある。
るオーバプリント、すなわち、プラテン上の隣接部分に
一個以上の画素を印刷することを、ソフトウェアによっ
て回避する必要もある。通常、レシーバの左端で印刷行
の開始をソフトウェアは繰り返し正確に制御している。
しかし、右端の最後の画素位置で印刷を繰り返し正確に
停止するには、「印刷行停止」制御用のソフトウェアが
必要である。ボーダレス・レシーバ印刷を確実行うため
のプラテンオーバプリント用のソフトウェアが入念に作
成されていない場合には、画素染料の堆積物で我慢でき
ない程度にまでプラテンが汚染されることがある。
【0008】プラテンへの染料の堆積による汚染という
基本的な不都合に加えて、幅広のレシーバに変更する
と、より幅の狭いレシーバの側縁近傍でのプラテンの周
囲に生ずる染料の堆積物が、幅広のレシーバの側縁の下
側に溜まって、これら側縁を凸凹にし、印刷ニップを不
均一にすることがある。堆積物は、熱転写可能な染料、
すなわち、熱で拡散し、昇華可能な物質の不規則な堅い
塊であり、毛細管現象と表面張力によって均一な膜状に
広がる液体インクとは異なるものである。
基本的な不都合に加えて、幅広のレシーバに変更する
と、より幅の狭いレシーバの側縁近傍でのプラテンの周
囲に生ずる染料の堆積物が、幅広のレシーバの側縁の下
側に溜まって、これら側縁を凸凹にし、印刷ニップを不
均一にすることがある。堆積物は、熱転写可能な染料、
すなわち、熱で拡散し、昇華可能な物質の不規則な堅い
塊であり、毛細管現象と表面張力によって均一な膜状に
広がる液体インクとは異なるものである。
【0009】プラテンの表面が汚染されると、ニップの
幅方向と、不規則に堆積した染料画素周辺のプラテンの
周囲で、加熱素子からのニップの距離が局部的に変化す
る。この局部的な不均一が、ヘッド、ウェブとレシーバ
間の機械的接触力の均一性に悪影響を及ぼす。結果とし
て、このような接触力によって加熱素子が伝えるエネル
ギーの関数として移される染料の分量に影響を及ぼすこ
とになる。よって、印刷された染料画素の濃度は、レシ
ーバの側縁において不均一になる。
幅方向と、不規則に堆積した染料画素周辺のプラテンの
周囲で、加熱素子からのニップの距離が局部的に変化す
る。この局部的な不均一が、ヘッド、ウェブとレシーバ
間の機械的接触力の均一性に悪影響を及ぼす。結果とし
て、このような接触力によって加熱素子が伝えるエネル
ギーの関数として移される染料の分量に影響を及ぼすこ
とになる。よって、印刷された染料画素の濃度は、レシ
ーバの側縁において不均一になる。
【0010】印刷ニップとレシーバ、そして多分ウェブ
が同一の幅を持っていて、プラテンのオーバプリントを
防止している装置に、ボーダレス印刷用の精巧なソフト
ウェア制御が使用されている場合でも、このような幅の
寸法の許容値は、物理的な整合ずれを発生させる可能性
がある。これらの整合ずれは、精巧なソフトウェアを使
用していても、プラテンのオーバプリントをもたらすこ
とがある。
が同一の幅を持っていて、プラテンのオーバプリントを
防止している装置に、ボーダレス印刷用の精巧なソフト
ウェア制御が使用されている場合でも、このような幅の
寸法の許容値は、物理的な整合ずれを発生させる可能性
がある。これらの整合ずれは、精巧なソフトウェアを使
用していても、プラテンのオーバプリントをもたらすこ
とがある。
【0011】通常、ヘッドはプリンタの永久部品であ
り、狭いものから幅広のレシーバに交換する時、上述の
問題を回避するためにオーバプリントされたプラテンを
交換せねばならない。新しいプラテンとヘッドは、共に
幅広のレシーバと適合するように、共通の範囲内に印刷
ニップを形成せねばならない。すなわち、新しいニップ
幅は、レシーバの幅と同じか、大きくなくてはならな
い。オーバプリントの問題を回避するために、レシーバ
の側縁に隣接するプラテンの周囲にマスキング・テープ
を巻いても、寸法上の不均一さと、印刷ニップの不均一
さをもたらす原因となるだけである。
り、狭いものから幅広のレシーバに交換する時、上述の
問題を回避するためにオーバプリントされたプラテンを
交換せねばならない。新しいプラテンとヘッドは、共に
幅広のレシーバと適合するように、共通の範囲内に印刷
ニップを形成せねばならない。すなわち、新しいニップ
幅は、レシーバの幅と同じか、大きくなくてはならな
い。オーバプリントの問題を回避するために、レシーバ
の側縁に隣接するプラテンの周囲にマスキング・テープ
を巻いても、寸法上の不均一さと、印刷ニップの不均一
さをもたらす原因となるだけである。
【0012】もう一つの問題は、ニップにおいて機械的
な接触力が加わって、プラテン上の染料の堆積物はかな
りの高さになり、隣接する加熱素子の機能に悪影響を与
えることもある。ニップ幅がウェブ幅を越えると、回転
中のプラテン上の染料堆積物が加熱素子に当たって、加
熱素子の整列を乱し、加熱素子の効率を不均一にしてし
まうことがある。ウェブ幅がニップ幅と等しいか大きい
場合には、ウェブに同様な作用が発生することがある。
レシーバを幅広のものに交換すると、同様な作用がレシ
ーバとウェブの双方に発生する可能性がある。
な接触力が加わって、プラテン上の染料の堆積物はかな
りの高さになり、隣接する加熱素子の機能に悪影響を与
えることもある。ニップ幅がウェブ幅を越えると、回転
中のプラテン上の染料堆積物が加熱素子に当たって、加
熱素子の整列を乱し、加熱素子の効率を不均一にしてし
まうことがある。ウェブ幅がニップ幅と等しいか大きい
場合には、ウェブに同様な作用が発生することがある。
レシーバを幅広のものに交換すると、同様な作用がレシ
ーバとウェブの双方に発生する可能性がある。
【0013】現今のボーダレス印刷は、プラテンに対す
るオーバプリントやプラテンの交換による不均一性の問
題と、この問題を回避するためのテーピング等の問題を
抱えている。勿論、幅広のレシーバから他のものへ交換
すると、新しいボーダレス印刷幅を制御するために、ソ
フトウェアも交換せねばならない。
るオーバプリントやプラテンの交換による不均一性の問
題と、この問題を回避するためのテーピング等の問題を
抱えている。勿論、幅広のレシーバから他のものへ交換
すると、新しいボーダレス印刷幅を制御するために、ソ
フトウェアも交換せねばならない。
【0014】ある種の単色サーマルプリンタでは、単色
の染料ウェブが使用され、レシーバ上に画素を印刷す
る。ある種の多色プリンタでは、ウェブは、イエロー、
マゼンタとシアン等の異なった色の染料領域の連続繰返
し部を有しており、レシーバは、繰り返しヘッド部を案
内され、連続する各色から染料がレシーバの同じ印刷領
域に染料が移される。すなわち、レシーバをヘッドと再
度位置合わせする。
の染料ウェブが使用され、レシーバ上に画素を印刷す
る。ある種の多色プリンタでは、ウェブは、イエロー、
マゼンタとシアン等の異なった色の染料領域の連続繰返
し部を有しており、レシーバは、繰り返しヘッド部を案
内され、連続する各色から染料がレシーバの同じ印刷領
域に染料が移される。すなわち、レシーバをヘッドと再
度位置合わせする。
【0015】種々の湿式プリンタ、マスキング装置及び
サーマルプリンタが知られており、以下にその例を示
す。
サーマルプリンタが知られており、以下にその例を示
す。
【0016】英国特許第1655号(ゴッドショーおよ
びシー)は、用紙の両面の湿式印刷に液体インクを使用
するプリンタを開示している。第1面に印刷するため
に、用紙を第1インク・ローラと第1圧力ローラを通過
させてから、用紙の第2面に印刷するために、第2イン
ク・ローラと第2圧力ローラ間を通過させる。インク吸
収ウェブが第2圧力ローラと印刷済みの第1面の間に設
けられており、第1面のインクが第2圧力ローラを湿ら
さないようにしている。
びシー)は、用紙の両面の湿式印刷に液体インクを使用
するプリンタを開示している。第1面に印刷するため
に、用紙を第1インク・ローラと第1圧力ローラを通過
させてから、用紙の第2面に印刷するために、第2イン
ク・ローラと第2圧力ローラ間を通過させる。インク吸
収ウェブが第2圧力ローラと印刷済みの第1面の間に設
けられており、第1面のインクが第2圧力ローラを湿ら
さないようにしている。
【0017】アメリカ特許第849,454号(ビーケ
ン)は、ブランケット被覆の圧力ローラの正反対の位置
に設けられている別のインク・ローラを用いて、用紙の
両面に湿式印刷するために液体インクを使用するプリン
タを開示している。第1面への印刷では、用紙は圧力ロ
ーラの一部に沿って移動し、第2面への印刷では、第2
のインクローラによる印刷を受けるため、捻られて圧力
ローラの他の面に沿って移動する。ロール状のチンパン
・ウェブが、ブランケットと用紙の間に設けられてい
て、用紙の印刷済み第1面からオフセット・インクを吸
収する。
ン)は、ブランケット被覆の圧力ローラの正反対の位置
に設けられている別のインク・ローラを用いて、用紙の
両面に湿式印刷するために液体インクを使用するプリン
タを開示している。第1面への印刷では、用紙は圧力ロ
ーラの一部に沿って移動し、第2面への印刷では、第2
のインクローラによる印刷を受けるため、捻られて圧力
ローラの他の面に沿って移動する。ロール状のチンパン
・ウェブが、ブランケットと用紙の間に設けられてい
て、用紙の印刷済み第1面からオフセット・インクを吸
収する。
【0018】英国特許第235,545号(コークリン
・エス・エー)は、インク・ローラと圧力ローラ間を通
過させた繊維に湿式印刷を行う為に液体インクを使うプ
リンタを開示している。無端の布バンドとワイアー・ガ
ーゼ・バンドによって、繊維はインク・ローラから分離
される。
・エス・エー)は、インク・ローラと圧力ローラ間を通
過させた繊維に湿式印刷を行う為に液体インクを使うプ
リンタを開示している。無端の布バンドとワイアー・ガ
ーゼ・バンドによって、繊維はインク・ローラから分離
される。
【0019】アメリカ特許第1,287,524号と第
1,700,865号(トライアー)には、用紙の両面
湿式印刷に液体インクを使うプリンタが開示されてい
る。第1面の印刷後、用紙をインク・ローラとウェブで
被覆された圧力ローラ間を通過させることによって第2
面をが印刷する。ウェブによって第1面のオフセット・
インクを受ける。
1,700,865号(トライアー)には、用紙の両面
湿式印刷に液体インクを使うプリンタが開示されてい
る。第1面の印刷後、用紙をインク・ローラとウェブで
被覆された圧力ローラ間を通過させることによって第2
面をが印刷する。ウェブによって第1面のオフセット・
インクを受ける。
【0020】アメリカ特許第1,873,207号(ノ
ールトン)には、用紙の両面印刷に液体インクを使うプ
リンタが開示されている。第2面の印刷中、圧力ローラ
上のカバーあるいはベルトで、第1面側からのオフセッ
ト・インクを吸収する。
ールトン)には、用紙の両面印刷に液体インクを使うプ
リンタが開示されている。第2面の印刷中、圧力ローラ
上のカバーあるいはベルトで、第1面側からのオフセッ
ト・インクを吸収する。
【0021】アメリカ特許第2,175,051号(ブ
ロムリー)には、インク・ローラと圧力ローラ間を通過
した繊維を湿式印刷するために、液体インクを用いたプ
リンタが開示されている。繊維は内部ブランケットと外
部吸収用ウェブによって、圧力ローラから分離される。
ロムリー)には、インク・ローラと圧力ローラ間を通過
した繊維を湿式印刷するために、液体インクを用いたプ
リンタが開示されている。繊維は内部ブランケットと外
部吸収用ウェブによって、圧力ローラから分離される。
【0022】アメリカ特許第,175,051号には、
液体インクを使用して、インク・ローラと圧力ローラの
間を通過させた繊維に湿式印刷を行うプリンタが開示さ
れている。内部ブランケットと外部のインク吸い取りウ
ェブによって、繊維は圧力ローラから分離される。
液体インクを使用して、インク・ローラと圧力ローラの
間を通過させた繊維に湿式印刷を行うプリンタが開示さ
れている。内部ブランケットと外部のインク吸い取りウ
ェブによって、繊維は圧力ローラから分離される。
【0023】英国特許明細書第2,715,021号
(バードゥイン)には、湿式インクを用いて、多色ステ
ーションと単一の圧力ローラ間を通過させた繊維に湿式
印刷を行うプリンタが開示されている。繊維は、ブラン
ケットによって圧力ローラから分離される。
(バードゥイン)には、湿式インクを用いて、多色ステ
ーションと単一の圧力ローラ間を通過させた繊維に湿式
印刷を行うプリンタが開示されている。繊維は、ブラン
ケットによって圧力ローラから分離される。
【0024】アメリカ特許第4,478,878号(ニ
ューワルド)には、電気キャパシタに使用される絶縁テ
ープ上に金属を含まないストリップを形成することが開
示されている。絶縁テープのストリップの区域は、マス
キング・テープで被われ、その上に金属の被覆が施さ
れ、その後マスキング・テープを除去して、金属を含ま
ないストリップを残している。
ューワルド)には、電気キャパシタに使用される絶縁テ
ープ上に金属を含まないストリップを形成することが開
示されている。絶縁テープのストリップの区域は、マス
キング・テープで被われ、その上に金属の被覆が施さ
れ、その後マスキング・テープを除去して、金属を含ま
ないストリップを残している。
【0025】アメリカ特許第4,571,102号(小
野他)には、ドット・マトリックス・プリンタ・リボン
搭載用の開口部のついたマスキング・フレームが開示さ
れている。
野他)には、ドット・マトリックス・プリンタ・リボン
搭載用の開口部のついたマスキング・フレームが開示さ
れている。
【0026】アメリカ特許第4,904,098号(ハ
ミルトン)には、インパクト・プリンタ用の開口部のつ
いた可撓性のマスキング・シールドが開示されている。
ミルトン)には、インパクト・プリンタ用の開口部のつ
いた可撓性のマスキング・シールドが開示されている。
【0027】アメリカ特許第4,929,102号(水
谷)には、機械的印刷ヘッド・ピン型のプリンタの開口
部付きマスクが開示されている。
谷)には、機械的印刷ヘッド・ピン型のプリンタの開口
部付きマスクが開示されている。
【0028】アメリカ特許第4,919,555号(菊
池)には、サーマルヘッドとプラテン(ドラム)間のニ
ップをカーボン印刷リボンと共に移動する用紙上に貼付
されたラベルの印刷に使用される調整可能な取付軸を有
するサーマルプリンタが開示されている。開示の実施例
では、ヘッド、プラテン、印刷ニップ、ラベルと支持用
紙は、全部同じ幅である。ここでは、ボーダレス印刷は
考慮されていない。
池)には、サーマルヘッドとプラテン(ドラム)間のニ
ップをカーボン印刷リボンと共に移動する用紙上に貼付
されたラベルの印刷に使用される調整可能な取付軸を有
するサーマルプリンタが開示されている。開示の実施例
では、ヘッド、プラテン、印刷ニップ、ラベルと支持用
紙は、全部同じ幅である。ここでは、ボーダレス印刷は
考慮されていない。
【0029】対応ドナー・ウェブを用いて、異なる幅を
有する画像レシーバのボーダレス印刷のための印刷ニッ
プをサーマルヘッドとプラテンによって決めるサーマル
印刷アッセンブリの提供が望まれている。この場合、精
巧なあるいは特殊なソフトウェアを用いないで、プラテ
ン上の横方向のオーバプリントを防止する必要がある。
有する画像レシーバのボーダレス印刷のための印刷ニッ
プをサーマルヘッドとプラテンによって決めるサーマル
印刷アッセンブリの提供が望まれている。この場合、精
巧なあるいは特殊なソフトウェアを用いないで、プラテ
ン上の横方向のオーバプリントを防止する必要がある。
【0030】
【課題を解決するための手段及び作用】ボーダレス印刷
用のサーマル印刷機によって、上述の課題を解決でき
る。この印刷機では、画像レシーバとプラテンの間に伸
長部材が設けられており、レシーバの幅よりも広くオー
バプリントを受け、レシーバの側縁からはみ出している
プラテンの部分に横方向のオーバプリントが行われない
ようにしている。
用のサーマル印刷機によって、上述の課題を解決でき
る。この印刷機では、画像レシーバとプラテンの間に伸
長部材が設けられており、レシーバの幅よりも広くオー
バプリントを受け、レシーバの側縁からはみ出している
プラテンの部分に横方向のオーバプリントが行われない
ようにしている。
【0031】本発明の一態様において、印刷アッセンブ
リは、サーマル印刷ヘッド、協動するプラテン、画像レ
シーバ、ドナー・ウェブと、プラテンをオーバプリント
から保護するための伸長部材を含んでいる。
リは、サーマル印刷ヘッド、協動するプラテン、画像レ
シーバ、ドナー・ウェブと、プラテンをオーバプリント
から保護するための伸長部材を含んでいる。
【0032】ヘッドは直線状に配列された加熱可能な加
熱素子を有しており、共通の領域内でニップ幅を決める
ヘッド共に、プラテンは印刷ニップを形成している。レ
シーバはニップ幅より狭く、ニップ幅の横方向の範囲内
でニップ中を移動する。ウェブは熱により画像を転送可
能な物質を有し、レシーバの幅より幅広であり、ニップ
幅の少なくとも一部分を占有する幅を持っている。ウェ
ブは、ヘッドとレシーバ間のニップ中を移動するように
設けられており、その両側はプラテンに対向するように
レシーバに対して横方向に伸長していて、ニップ幅の少
なくとも一部を占めている。
熱素子を有しており、共通の領域内でニップ幅を決める
ヘッド共に、プラテンは印刷ニップを形成している。レ
シーバはニップ幅より狭く、ニップ幅の横方向の範囲内
でニップ中を移動する。ウェブは熱により画像を転送可
能な物質を有し、レシーバの幅より幅広であり、ニップ
幅の少なくとも一部分を占有する幅を持っている。ウェ
ブは、ヘッドとレシーバ間のニップ中を移動するように
設けられており、その両側はプラテンに対向するように
レシーバに対して横方向に伸長していて、ニップ幅の少
なくとも一部を占めている。
【0033】伸長部材の幅は、レシーバの幅より広く、
ウェブに占有されるニップ幅の範囲より十分に大きい。
側縁がレシーバの側縁と、そしてウェブによって占有さ
れているニップ幅をはみ出した状態で、伸長部材はニッ
プにおいて、レシーバとプラテンの間にもうけられてい
る。従って、プラテン上への横方向のオーバプリントを
防止つつ、レシーバの側縁の近傍にある伸長部材上にオ
ーバプリントを行って、レシーバにヘッドとウェブを介
して、ボーダレス印刷が実行される。
ウェブに占有されるニップ幅の範囲より十分に大きい。
側縁がレシーバの側縁と、そしてウェブによって占有さ
れているニップ幅をはみ出した状態で、伸長部材はニッ
プにおいて、レシーバとプラテンの間にもうけられてい
る。従って、プラテン上への横方向のオーバプリントを
防止つつ、レシーバの側縁の近傍にある伸長部材上にオ
ーバプリントを行って、レシーバにヘッドとウェブを介
して、ボーダレス印刷が実行される。
【0034】ある態様においては、ウェブの幅はニップ
の幅と同じであり、伸長部材の幅は、ニップ幅より広
い。他の態様においては、ウェブ幅はニップ幅より小さ
く、伸長部材の幅はウェブ幅より広い。
の幅と同じであり、伸長部材の幅は、ニップ幅より広
い。他の態様においては、ウェブ幅はニップ幅より小さ
く、伸長部材の幅はウェブ幅より広い。
【0035】通常、伸長部材はニップ中を移動するよう
になっている。特に、レシーバ、ウェブと伸長部材は、
印刷とオーバプリントを実行するようにニップ中を調和
して移動するようになっている。レシーバ、ウェブと伸
長部材は、細長いものであることが好ましい。
になっている。特に、レシーバ、ウェブと伸長部材は、
印刷とオーバプリントを実行するようにニップ中を調和
して移動するようになっている。レシーバ、ウェブと伸
長部材は、細長いものであることが好ましい。
【0036】さらに詳細には、加熱素子が印刷幅を決定
し、共通の領域に沿ってニップ幅を決定するヘッド印刷
幅で応じて、プラテンが印刷ニップを形成する。
し、共通の領域に沿ってニップ幅を決定するヘッド印刷
幅で応じて、プラテンが印刷ニップを形成する。
【0037】また、ある態様では、レシーバの幅はニッ
プの幅より小さく、ウェブの幅はレシーバの幅より大き
く、そして少なくともニップの幅と同じである。
プの幅より小さく、ウェブの幅はレシーバの幅より大き
く、そして少なくともニップの幅と同じである。
【0038】一態様において、レシーバの幅はニップ幅
より狭く、ウェブ幅はレシーバ幅より大きく、少なくと
もニップ幅と同じ大きさである。ウェブはその側縁がレ
シーバを越えて左右にはみだすような状態でニップ内を
移動し、ニップ幅を略完全に占有するようになってい
る。伸長部材の幅は、レシーバの幅とニップの幅より大
きく、その側縁がレシーバの側縁から左右にはみ出す状
態でニップにもうけられており、従ってニップ幅からも
はみ出している。
より狭く、ウェブ幅はレシーバ幅より大きく、少なくと
もニップ幅と同じ大きさである。ウェブはその側縁がレ
シーバを越えて左右にはみだすような状態でニップ内を
移動し、ニップ幅を略完全に占有するようになってい
る。伸長部材の幅は、レシーバの幅とニップの幅より大
きく、その側縁がレシーバの側縁から左右にはみ出す状
態でニップにもうけられており、従ってニップ幅からも
はみ出している。
【0039】他の態様では、レシーバの幅はニップ幅よ
り狭く、ウェブ幅はレシーバ幅より広いが、ニップ幅よ
り狭い。ウェブはその側縁がレシーバの側縁からはみ出
した状態で、ニップ中を移動するようになっており、従
って、ニップ幅の両側縁がはみ出すようになっている。
伸長部材の幅は、レシーバの幅とウェブの幅より広く、
その側縁がレシーバとウェブの側縁からはみ出した状態
で、ニップに設けられている。
り狭く、ウェブ幅はレシーバ幅より広いが、ニップ幅よ
り狭い。ウェブはその側縁がレシーバの側縁からはみ出
した状態で、ニップ中を移動するようになっており、従
って、ニップ幅の両側縁がはみ出すようになっている。
伸長部材の幅は、レシーバの幅とウェブの幅より広く、
その側縁がレシーバとウェブの側縁からはみ出した状態
で、ニップに設けられている。
【0040】本発明の更に他の実施例では、画像レシー
バの一端から他端へ画像をボーダレス印刷する方法が提
案されている。この方法は、ヘッド、プラテン、画像レ
シーバ、ドナー・ウェブ、伸長部材を含むサーマル印刷
アッセンブリを設け、ヘッドとウェブを介して、レシー
バ上にボーダレス印刷を実行し、プラテンへのオーバプ
リントを防止すると共に、伸長部材にオーバプリントを
行う工程を含む。
バの一端から他端へ画像をボーダレス印刷する方法が提
案されている。この方法は、ヘッド、プラテン、画像レ
シーバ、ドナー・ウェブ、伸長部材を含むサーマル印刷
アッセンブリを設け、ヘッドとウェブを介して、レシー
バ上にボーダレス印刷を実行し、プラテンへのオーバプ
リントを防止すると共に、伸長部材にオーバプリントを
行う工程を含む。
【0041】
【実施例】図1ないし図3には、本発明にかかる第1の
実施例に基づくボーダレスサーマル印刷アッセンブリ1
0が示されている。画像レシーバの一方の側縁から他方
の側縁までの幅方向への画像の印刷に使用される。アッ
センブリ10は、サーマル印刷ヘッド11、ビーズ状の
加熱素子12、プラテン13、印刷ニップ14、画像レ
シーバ15、ドナー・ウェブ16、伸長部材17あるい
は変形した部材17’、ソレノイド18、横路19、制
御回路20、プラテンモーター21とリンケージ22、
縦路23、ウェブ・リール24、25、ウェブ・モータ
ー26とリンケージ27、レシーバ・リール28と2
9、レシーバ・モーター30と37、リンケージ31と
38、カラー枠36、幅41、42、43、44、45
と46を含む。
実施例に基づくボーダレスサーマル印刷アッセンブリ1
0が示されている。画像レシーバの一方の側縁から他方
の側縁までの幅方向への画像の印刷に使用される。アッ
センブリ10は、サーマル印刷ヘッド11、ビーズ状の
加熱素子12、プラテン13、印刷ニップ14、画像レ
シーバ15、ドナー・ウェブ16、伸長部材17あるい
は変形した部材17’、ソレノイド18、横路19、制
御回路20、プラテンモーター21とリンケージ22、
縦路23、ウェブ・リール24、25、ウェブ・モータ
ー26とリンケージ27、レシーバ・リール28と2
9、レシーバ・モーター30と37、リンケージ31と
38、カラー枠36、幅41、42、43、44、45
と46を含む。
【0042】伸長部材17(または17’)、リール3
2と33、モーター34とリンケージ35を除いて、ア
ッセンブリ10は従来のサーマルプリンタで構成されて
いる。
2と33、モーター34とリンケージ35を除いて、ア
ッセンブリ10は従来のサーマルプリンタで構成されて
いる。
【0043】アッセンブリ10は、複数の加熱素子(図
ではビーズ状の素子12として示されている)を持つサ
ーマル印刷ヘッド11、ヘッド11と共に印刷ニップを
形成する回転可能なプラテン(ドラム)13を有する多
色プリンタである。素子12は制御回路20によって公
知の方法で加熱可能であり、対応する画像形成物質上に
画像を形成し、それぞれ異なった色(例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン)の画像を印刷する。この場合、
ドナー・ウェブ(染料ウェブ)16の連続フレーム36
の組み合わせから色を選択して、画像レシーバ15(例
えば記録紙等の用紙)の印刷行(run)の各連続する
部分の同じ領域に重ねて印刷する。
ではビーズ状の素子12として示されている)を持つサ
ーマル印刷ヘッド11、ヘッド11と共に印刷ニップを
形成する回転可能なプラテン(ドラム)13を有する多
色プリンタである。素子12は制御回路20によって公
知の方法で加熱可能であり、対応する画像形成物質上に
画像を形成し、それぞれ異なった色(例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン)の画像を印刷する。この場合、
ドナー・ウェブ(染料ウェブ)16の連続フレーム36
の組み合わせから色を選択して、画像レシーバ15(例
えば記録紙等の用紙)の印刷行(run)の各連続する
部分の同じ領域に重ねて印刷する。
【0044】ヘッド11はソレノイド18に接続されて
いて、矢印19で示される横路に沿って、プラテン13
に対して離れた位置と接触位置との間を移動する。接触
位置では、ヘッド11はわずかの押圧力(機械的接触
力)をもって、プラテン13に対してニップを形成す
る。ニップは、加熱素子12のビーズ(直線状)とプラ
テン13の共有部分に沿って形成される。
いて、矢印19で示される横路に沿って、プラテン13
に対して離れた位置と接触位置との間を移動する。接触
位置では、ヘッド11はわずかの押圧力(機械的接触
力)をもって、プラテン13に対してニップを形成す
る。ニップは、加熱素子12のビーズ(直線状)とプラ
テン13の共有部分に沿って形成される。
【0045】駆動リンケージ31(図1に概略を示す)
を介して、モータ30によって駆動される供給リール2
8から巻き取りリール29に、レシーバ15は供給さ
れ、ニップ14を経由して矢印23で示される垂直路を
前進する。レシーバ15を巻き取りリール29から供給
リール28に逆行させるには、リンケージ38(図1)
を介してモータ37が駆動される。レシーバ15を供給
リール28から巻き取りリール29に前進させるために
モータ30が作動されると、モータ37は接続を解か
れ、モータ37が作動して、レシーバ15を巻き取りリ
ール29から供給リール28に逆行させる時、モータ3
0が接続を解かれる。
を介して、モータ30によって駆動される供給リール2
8から巻き取りリール29に、レシーバ15は供給さ
れ、ニップ14を経由して矢印23で示される垂直路を
前進する。レシーバ15を巻き取りリール29から供給
リール28に逆行させるには、リンケージ38(図1)
を介してモータ37が駆動される。レシーバ15を供給
リール28から巻き取りリール29に前進させるために
モータ30が作動されると、モータ37は接続を解か
れ、モータ37が作動して、レシーバ15を巻き取りリ
ール29から供給リール28に逆行させる時、モータ3
0が接続を解かれる。
【0046】モータ30と37とを正逆転可能なモータ
として、前進と後退を同じ速度で行っても良い。
として、前進と後退を同じ速度で行っても良い。
【0047】ウェブ16は、モータ26によって駆動さ
れる供給リール24から巻きとりリール25に、駆動リ
ンケージ27(図1に概略を示す)を経て送り出され
る。縦路23に沿って前進するとき、ウェブ16はレシ
ーバ15と共に、ヘッド11とレシーバ15の間に存在
するニップ14中を移動する。ウェブ16とレシーバ1
5の前進が均一になるように、ウェブ・モータ26は、
レシーバ・モータ30と協動し、同一速度となるように
なっている。レシーバ・モータ37が起動されると、ウ
ェブ・モータ26はレシーバ・モータ30と共に接続が
解かれる。
れる供給リール24から巻きとりリール25に、駆動リ
ンケージ27(図1に概略を示す)を経て送り出され
る。縦路23に沿って前進するとき、ウェブ16はレシ
ーバ15と共に、ヘッド11とレシーバ15の間に存在
するニップ14中を移動する。ウェブ16とレシーバ1
5の前進が均一になるように、ウェブ・モータ26は、
レシーバ・モータ30と協動し、同一速度となるように
なっている。レシーバ・モータ37が起動されると、ウ
ェブ・モータ26はレシーバ・モータ30と共に接続が
解かれる。
【0048】レシーバ・モータ30と37が互いに正逆
転モータである場合には、ウェブ16とレシーバ15を
同時に前進させるために、ウェブ・モータ26はこれら
のモータと同一速度で協動する。レシーバ15を逆行さ
せるために、これらのモータが動作するときには、ウェ
ブ・モータ26は接続が解かれる。
転モータである場合には、ウェブ16とレシーバ15を
同時に前進させるために、ウェブ・モータ26はこれら
のモータと同一速度で協動する。レシーバ15を逆行さ
せるために、これらのモータが動作するときには、ウェ
ブ・モータ26は接続が解かれる。
【0049】正逆転可能なモータ21によって駆動リン
ケージ22(図1参照)を介して、プラテン13は駆動
され、レシーバ15をニップ14に保持する。正転の場
合、レシーバ・モータ30による巻き取りリール29
と、ウェブ・モータ26による巻き取りリール25の駆
動に協動して、プラテン13はモータ21により駆動さ
れ、レシーバ15とウェブ16を共に均一にニップ中を
前進させる。印刷周期の間ヘッド11を加熱して、ウェ
ブ16のフレーム36から一つの色を選択して、レシー
バ15のある領域に画像を印刷する。
ケージ22(図1参照)を介して、プラテン13は駆動
され、レシーバ15をニップ14に保持する。正転の場
合、レシーバ・モータ30による巻き取りリール29
と、ウェブ・モータ26による巻き取りリール25の駆
動に協動して、プラテン13はモータ21により駆動さ
れ、レシーバ15とウェブ16を共に均一にニップ中を
前進させる。印刷周期の間ヘッド11を加熱して、ウェ
ブ16のフレーム36から一つの色を選択して、レシー
バ15のある領域に画像を印刷する。
【0050】レシーバ・モータ27による供給リール2
8の駆動に応じて、プラテン13はモータ21により逆
方向に駆動され、ニップ14を介して縦路23に沿って
レシーバ15を後退させ、前回の印刷周期においてウェ
ブ16のフレーム36からの色で印刷されたレシーバ1
5の領域をニップと再度位置合わせする。そして、次の
印刷周期では公知の方法で、連続する色フレームの組み
合わせの中のフレーム36から次の色を選択して、同じ
領域に次の色を印刷する。
8の駆動に応じて、プラテン13はモータ21により逆
方向に駆動され、ニップ14を介して縦路23に沿って
レシーバ15を後退させ、前回の印刷周期においてウェ
ブ16のフレーム36からの色で印刷されたレシーバ1
5の領域をニップと再度位置合わせする。そして、次の
印刷周期では公知の方法で、連続する色フレームの組み
合わせの中のフレーム36から次の色を選択して、同じ
領域に次の色を印刷する。
【0051】レシーバ15とウェブ16の前進の際、プ
ラテン13とリール29と27は、モータ21、30と
26と、リンケージ22、31と27と調和して駆動さ
れる。レシーバ15の後退の際、プラテン13とリール
28は、モータ21と37と、リンケージ22と38と
調和して駆動される。レシーバ・モータ30と37が正
逆転可能なモータである場合、プラテン13とモータ3
0と37は調和して駆動され、レシーバ15とウェブ1
6を前進させる。レシーバを後退させるときも、同様に
する。
ラテン13とリール29と27は、モータ21、30と
26と、リンケージ22、31と27と調和して駆動さ
れる。レシーバ15の後退の際、プラテン13とリール
28は、モータ21と37と、リンケージ22と38と
調和して駆動される。レシーバ・モータ30と37が正
逆転可能なモータである場合、プラテン13とモータ3
0と37は調和して駆動され、レシーバ15とウェブ1
6を前進させる。レシーバを後退させるときも、同様に
する。
【0052】プラテンモータ21、ウェブ・モータ26
とレシーバ・モータ30と37は、標準的なステップ・
モータである。モータ21、30及び/または37を正
逆転可能なモータとしないで、対応リンケージ22、3
1及び/または38に、正逆方向切換用の従来の伝動装
置を設けても良い。
とレシーバ・モータ30と37は、標準的なステップ・
モータである。モータ21、30及び/または37を正
逆転可能なモータとしないで、対応リンケージ22、3
1及び/または38に、正逆方向切換用の従来の伝動装
置を設けても良い。
【0053】ソレノイド18、プラテンモータ21、ウ
ェブ・モータ26とレシーバ・モータ30と37は、場
合に応じて調和して連続的及び同時作動するために、公
知の方法で、制御回路20(図示されず)に接続されて
いる。他の手段を用いて所定の調和した状態で、ヘッド
11を離れた位置と接触位置の間を移動させたり、レシ
ーバ15とウェブ16を同時にニップ中を前進させた
り、レシーバ15をニップ中を後退させたりすることも
できる。
ェブ・モータ26とレシーバ・モータ30と37は、場
合に応じて調和して連続的及び同時作動するために、公
知の方法で、制御回路20(図示されず)に接続されて
いる。他の手段を用いて所定の調和した状態で、ヘッド
11を離れた位置と接触位置の間を移動させたり、レシ
ーバ15とウェブ16を同時にニップ中を前進させた
り、レシーバ15をニップ中を後退させたりすることも
できる。
【0054】例えば、プラテン13を、キャプスタン・
ローラ装置によって駆動されるアイドラ・ローラとして
構成することもできる。この場合、キャプスタン・ロー
ラ装置は、プラテン13に対して逆回転可能な一個以上
のトラクション・ローラであって、これらのローラ間に
あるレシーバ15を、ニップ中を前進あるいは後退させ
る。通常、一個のキャプスタン・ローラがニップ14の
供給側(上流側)に、もう一個がニップ14の巻き取り
側(下流側)に設けられていて、これらのキャプスタン
・ローラがプラテン13を駆動して、適切に回転させ、
ニップ中をレシーバ15を移動させる。
ローラ装置によって駆動されるアイドラ・ローラとして
構成することもできる。この場合、キャプスタン・ロー
ラ装置は、プラテン13に対して逆回転可能な一個以上
のトラクション・ローラであって、これらのローラ間に
あるレシーバ15を、ニップ中を前進あるいは後退させ
る。通常、一個のキャプスタン・ローラがニップ14の
供給側(上流側)に、もう一個がニップ14の巻き取り
側(下流側)に設けられていて、これらのキャプスタン
・ローラがプラテン13を駆動して、適切に回転させ、
ニップ中をレシーバ15を移動させる。
【0055】ウェブ16とレシーバ15は、通常連続し
た細長いエレメント(ストリップまたはリボン)であ
り、図示のごとく供給リールと巻き取りリール間でニッ
プ14中を移動するようになっている。しかし、ボーダ
レス印刷を実行できるのであれば、ウェブ16とレシー
バ15はどのような形式であっても良い。例えば、レシ
ーバ15は、裁断した個々の用紙、例えば、約21.6
cm×27.9cm(約8.5インチ×約11インチ)
にカットされた用紙、でもよく、公知の方法でニップ1
4を移動するように保持されている。
た細長いエレメント(ストリップまたはリボン)であ
り、図示のごとく供給リールと巻き取りリール間でニッ
プ14中を移動するようになっている。しかし、ボーダ
レス印刷を実行できるのであれば、ウェブ16とレシー
バ15はどのような形式であっても良い。例えば、レシ
ーバ15は、裁断した個々の用紙、例えば、約21.6
cm×27.9cm(約8.5インチ×約11インチ)
にカットされた用紙、でもよく、公知の方法でニップ1
4を移動するように保持されている。
【0056】印刷作業の開始時、レシーバ15は、ニッ
プ14において、黄色等の所定の色のフレーム36(ウ
ェブ16の)に整合されており、公知の方法で最初の印
刷周期を実行する。そして、ヘッド11が接触位置に移
動し、適切な均一の直線速度でレシーバ15とウェブ1
6を同時にヘッド11を通過させながら、加熱すること
によって周期が実行されて、ウェブからレシーバの所定
の領域に、黄色の染料を移す。
プ14において、黄色等の所定の色のフレーム36(ウ
ェブ16の)に整合されており、公知の方法で最初の印
刷周期を実行する。そして、ヘッド11が接触位置に移
動し、適切な均一の直線速度でレシーバ15とウェブ1
6を同時にヘッド11を通過させながら、加熱すること
によって周期が実行されて、ウェブからレシーバの所定
の領域に、黄色の染料を移す。
【0057】第2の周期では、ヘッドを11を離れた位
置に移動させ、レシーバ15をニップ14と整合する開
始位置に戻してから、ヘッド11が接触位置に移動され
る。第1の周期と同様に、ウェブ16のマゼンタ染料の
フレーム36に整合させてレシーバ15を移動させつ
つ、ヘッド11を加熱することによって印刷が実行され
る。前回イエローの染料で印刷された箇所に、マゼンタ
染料の画像がウェブ16から移される。
置に移動させ、レシーバ15をニップ14と整合する開
始位置に戻してから、ヘッド11が接触位置に移動され
る。第1の周期と同様に、ウェブ16のマゼンタ染料の
フレーム36に整合させてレシーバ15を移動させつ
つ、ヘッド11を加熱することによって印刷が実行され
る。前回イエローの染料で印刷された箇所に、マゼンタ
染料の画像がウェブ16から移される。
【0058】第3の印刷周期が同様にして、次の色の染
料、すなわち、シアンの染料を使って同じレシーバにな
される。ウェブ16の各色の染料画像が、3つの周期に
よって連続して移される。
料、すなわち、シアンの染料を使って同じレシーバにな
される。ウェブ16の各色の染料画像が、3つの周期に
よって連続して移される。
【0059】単色印刷の場合、ウェブ16は一つの色の
染料を持っていて、一回の作業で単色が印刷される。こ
の場合、レシーバ・モータ37とリンケージ38が、ア
ッセンブリ10には付いておらず、プラテンモータ2
1、ウェブ・モータ26と、レシーバ・モータ30が調
和して作動し、ウェブ16とレシーバ15を共に前進さ
せ、所定の印刷周期を実行する。
染料を持っていて、一回の作業で単色が印刷される。こ
の場合、レシーバ・モータ37とリンケージ38が、ア
ッセンブリ10には付いておらず、プラテンモータ2
1、ウェブ・モータ26と、レシーバ・モータ30が調
和して作動し、ウェブ16とレシーバ15を共に前進さ
せ、所定の印刷周期を実行する。
【0060】図示のように多色印刷であるか、上述のよ
うに単色印刷であるかに拘らず、ボーダレスサーマル印
刷が、印刷周期中に先に印刷されたレシーバの所定領域
の各行に、選択的に行われる。すなわち、レシーバ15
の左側縁の第1の画素位置から、右側縁の最終画素位置
まで印刷される。従って、レシーバ15の所定領域全体
が、印刷され、ボーダレス印刷物が得られる。
うに単色印刷であるかに拘らず、ボーダレスサーマル印
刷が、印刷周期中に先に印刷されたレシーバの所定領域
の各行に、選択的に行われる。すなわち、レシーバ15
の左側縁の第1の画素位置から、右側縁の最終画素位置
まで印刷される。従って、レシーバ15の所定領域全体
が、印刷され、ボーダレス印刷物が得られる。
【0061】図2と図3とから分かるように、加熱素子
12のビーズ(すなわち、直線列)が、印刷幅41(ヘ
ッド幅)を決めている。この印刷幅41とプラテン13
の幅42が、印刷ニップ14におけるヘッド11とプラ
テン13の共通領域に沿って、ニップ幅43を形成して
いる。プラテン幅42は通常ヘッド幅41より大きい
が、ヘッド幅41はプラテン幅42と同じでも、大きく
ても良い。いずれにしろ、ヘッド幅41とプラテン幅4
2の共通部分が、ニップ幅43を決めるのである。
12のビーズ(すなわち、直線列)が、印刷幅41(ヘ
ッド幅)を決めている。この印刷幅41とプラテン13
の幅42が、印刷ニップ14におけるヘッド11とプラ
テン13の共通領域に沿って、ニップ幅43を形成して
いる。プラテン幅42は通常ヘッド幅41より大きい
が、ヘッド幅41はプラテン幅42と同じでも、大きく
ても良い。いずれにしろ、ヘッド幅41とプラテン幅4
2の共通部分が、ニップ幅43を決めるのである。
【0062】ウェブ16の幅45は、ヘッド幅41、プ
ラテン幅42および/またはニップ幅43より、狭くて
も、広くても、あるいは同じでも良い。レシーバ15の
幅44は、他の部分の幅と同じであるか、あるいは狭く
ても良い。しかし、ボーダレス印刷を確実にするため
に、レシーバの幅は通常一番狭く、幅44はニップ幅4
3とウェブ幅44よりも狭い。
ラテン幅42および/またはニップ幅43より、狭くて
も、広くても、あるいは同じでも良い。レシーバ15の
幅44は、他の部分の幅と同じであるか、あるいは狭く
ても良い。しかし、ボーダレス印刷を確実にするため
に、レシーバの幅は通常一番狭く、幅44はニップ幅4
3とウェブ幅44よりも狭い。
【0063】レシーバ15の各行にボーダレス印刷中、
レシーバ15の側縁を越えて左右方向に広がるプラテン
13の隣接周辺部に横オーバプリントがなされるという
問題がある。さらに、レシーバ15の全幅を印刷できな
いアンダープリントが発生し、不要なボーダ(境界)が
レシーバ上に残るという問題もある。画素の微小寸法、
例えば長さ0.0076cm(0.003インチ)、高
さ0.0076cm(0.003インチ)を考慮する
と、関連部分の寸法上の許容誤差により、オーバプリン
トあるいはアンダープリントが発生するというさらに他
の問題がある。
レシーバ15の側縁を越えて左右方向に広がるプラテン
13の隣接周辺部に横オーバプリントがなされるという
問題がある。さらに、レシーバ15の全幅を印刷できな
いアンダープリントが発生し、不要なボーダ(境界)が
レシーバ上に残るという問題もある。画素の微小寸法、
例えば長さ0.0076cm(0.003インチ)、高
さ0.0076cm(0.003インチ)を考慮する
と、関連部分の寸法上の許容誤差により、オーバプリン
トあるいはアンダープリントが発生するというさらに他
の問題がある。
【0064】制御回路20の駆動に余り精巧でないソフ
トウェアを使用すると、プラテン13上のオーバプリン
トあるいはレシーバ15上のアンダープリンティングが
発生することがある。前者の場合、行の印刷が第1の画
素位置の手前で開始されるおよび/または最後の画素位
置の後側で終了することがあり、レシーバの側縁に近い
プラテン13の周縁部にオーバプリントを発生させる。
後者の場合、行の印刷が最初の画素位置の後で行われる
および/または最後の画素位置の前で行の印刷が終了す
ることがあり、最初の画素位置あるいは最初の数個の画
素位置において、レシーバ15上に未印刷部が発生する
かおよび/または最後の画素位置あるいは最後の数個の
画素位置において、未印刷部分が発生することがある。
トウェアを使用すると、プラテン13上のオーバプリン
トあるいはレシーバ15上のアンダープリンティングが
発生することがある。前者の場合、行の印刷が第1の画
素位置の手前で開始されるおよび/または最後の画素位
置の後側で終了することがあり、レシーバの側縁に近い
プラテン13の周縁部にオーバプリントを発生させる。
後者の場合、行の印刷が最初の画素位置の後で行われる
および/または最後の画素位置の前で行の印刷が終了す
ることがあり、最初の画素位置あるいは最初の数個の画
素位置において、レシーバ15上に未印刷部が発生する
かおよび/または最後の画素位置あるいは最後の数個の
画素位置において、未印刷部分が発生することがある。
【0065】左側縁の最初の画素位置から右側縁の最終
画素位置までレシーバ15の各行に精密に印刷をするた
めに、より精巧なソフトウェアを使用しても、ニップ幅
43、ウェブ幅45とレシーバ幅44の許容誤差が変動
し易い為、プラテンのオーバプリントあるいはレシーバ
のアンダープリントがなお発生する。
画素位置までレシーバ15の各行に精密に印刷をするた
めに、より精巧なソフトウェアを使用しても、ニップ幅
43、ウェブ幅45とレシーバ幅44の許容誤差が変動
し易い為、プラテンのオーバプリントあるいはレシーバ
のアンダープリントがなお発生する。
【0066】例えば、画素の寸法が微小であれば、最初
の画素位置からレシーバ15に正確に印刷できる精巧な
ソフトウェアを使用しても、ウェブ幅45がいずれかの
点でレシーバ幅45より狭いと、その点に対応する最初
あるいは最初の数個の画素位置および/または最後ある
いは最後の数個の画素位置が、ウェブ16の領域からは
み出してしまい、レシーバ15上に不要なボーダ(境
界)を生ずることがある。ソフトウェアによってプログ
ラムされた幅よりレシーバ幅45がいずれかの点で狭
く、一方ウェブ幅45がレシーバ幅44より広い場合に
は、プラテン13上にオーバプリントが発生する。
の画素位置からレシーバ15に正確に印刷できる精巧な
ソフトウェアを使用しても、ウェブ幅45がいずれかの
点でレシーバ幅45より狭いと、その点に対応する最初
あるいは最初の数個の画素位置および/または最後ある
いは最後の数個の画素位置が、ウェブ16の領域からは
み出してしまい、レシーバ15上に不要なボーダ(境
界)を生ずることがある。ソフトウェアによってプログ
ラムされた幅よりレシーバ幅45がいずれかの点で狭
く、一方ウェブ幅45がレシーバ幅44より広い場合に
は、プラテン13上にオーバプリントが発生する。
【0067】本発明では、伸長部材17をアッセンブリ
10に設けることによって、これらの問題を回避してい
る。伸長部材17は、レシーバ15とプラテン13との
間でニップ14に設けられており、プラテン13のオー
バプリントを防止している。図2と図3から分かるよう
に、部材17の幅は、レシーバ幅44より広く、ウェブ
16によって占有されるニップ幅43の範囲より十分に
大きい。部材17の両側縁が、ウェブ16により占有さ
れるニップ幅43を越えるばかりでなく、レシーバ15
の両側縁を左右方向に越えるように部材17は、ニップ
14内に設けられていて、プラテン13の隣接する縁が
オーバプリントされないようにしている。
10に設けることによって、これらの問題を回避してい
る。伸長部材17は、レシーバ15とプラテン13との
間でニップ14に設けられており、プラテン13のオー
バプリントを防止している。図2と図3から分かるよう
に、部材17の幅は、レシーバ幅44より広く、ウェブ
16によって占有されるニップ幅43の範囲より十分に
大きい。部材17の両側縁が、ウェブ16により占有さ
れるニップ幅43を越えるばかりでなく、レシーバ15
の両側縁を左右方向に越えるように部材17は、ニップ
14内に設けられていて、プラテン13の隣接する縁が
オーバプリントされないようにしている。
【0068】レシーバ幅44は、ニップ幅43とウェブ
幅45より狭く、レシーバ15はニップ幅43の範囲内
でニップ14を移動するようになっている。ウェブ幅4
5は、ウェブ16がニップ幅43の少なくとも一部を占
有するに必要な大きさで十分である。従って、ウェブ幅
45はレシーバ幅44よりは狭いのではあるが、ニップ
幅43より大きいか、小さいか、あるいは同じでも良
い。ウェブ16は、その両側縁が左右方向にレシーバ1
5をはみでた状態でニップ14中を移動するようになっ
ており、プラテン13の側縁部と向かい合うような関係
となっている。
幅45より狭く、レシーバ15はニップ幅43の範囲内
でニップ14を移動するようになっている。ウェブ幅4
5は、ウェブ16がニップ幅43の少なくとも一部を占
有するに必要な大きさで十分である。従って、ウェブ幅
45はレシーバ幅44よりは狭いのではあるが、ニップ
幅43より大きいか、小さいか、あるいは同じでも良
い。ウェブ16は、その両側縁が左右方向にレシーバ1
5をはみでた状態でニップ14中を移動するようになっ
ており、プラテン13の側縁部と向かい合うような関係
となっている。
【0069】図2と図3に示すようにウェブ幅45がニ
ップ幅43より小さいとき、ウェブ16はニップ幅43
のかなりの部分を占有して、レシーバ15の最初から最
後の画素位置の全幅に沿って、染料を移してボーダレス
印刷を行う。ウェブ幅45がニップ幅43と同じである
かあるいは大きい場合にも、同様である。上記全ての場
合において、部材17の幅46はウェブ16に占有され
るニップ幅43より十分に大きいので、部材17の側縁
はレシーバ15の両側縁と、ウェブ16に占有されるニ
ップ幅43の範囲から左右方向にはみ出している。
ップ幅43より小さいとき、ウェブ16はニップ幅43
のかなりの部分を占有して、レシーバ15の最初から最
後の画素位置の全幅に沿って、染料を移してボーダレス
印刷を行う。ウェブ幅45がニップ幅43と同じである
かあるいは大きい場合にも、同様である。上記全ての場
合において、部材17の幅46はウェブ16に占有され
るニップ幅43より十分に大きいので、部材17の側縁
はレシーバ15の両側縁と、ウェブ16に占有されるニ
ップ幅43の範囲から左右方向にはみ出している。
【0070】従って、部材17の側縁は、ニップ幅43
の限度内でウェブ16の側縁よりはみ出しており、レシ
ーバ15の側縁に隣接するプラテン13の側縁部が横方
向のオーバプリントがなされないようにしている。この
場合、レシーバ15がボーダレス印刷を受けるのと同様
に、オーバプリントは部材17の側縁部によって受けと
められる。使用されるソフトウェアが、レシーバ15の
最初から最後の画素位置に対応する加熱素子12の直線
領域全体をヘッド11が十分に加熱できるものであれ
ば、本発明に基づいて部材17を設けることによって、
プラテン13上の左右方向のオーバプリントを防止する
ことができる。
の限度内でウェブ16の側縁よりはみ出しており、レシ
ーバ15の側縁に隣接するプラテン13の側縁部が横方
向のオーバプリントがなされないようにしている。この
場合、レシーバ15がボーダレス印刷を受けるのと同様
に、オーバプリントは部材17の側縁部によって受けと
められる。使用されるソフトウェアが、レシーバ15の
最初から最後の画素位置に対応する加熱素子12の直線
領域全体をヘッド11が十分に加熱できるものであれ
ば、本発明に基づいて部材17を設けることによって、
プラテン13上の左右方向のオーバプリントを防止する
ことができる。
【0071】レシーバ15の左側縁の左側の、すなわち
最初の画素位置の左の一個以上の画素位置にオーバプリ
ントすることと、レシーバ15の右側縁の右側の一個以
上の画素位置でのオーバプリントを考慮に入れたそれほ
ど精巧でないソフトウェアを使用することもできる。選
択した幅44に関係なく、レシーバ15上にボーダレス
印刷が確実に行われる。より幅広のレシーバ15に切換
えて、新しいレシーバ幅44に適合するようにソフトウ
ェアを調整することによっても、同様な結果を得ること
ができる。
最初の画素位置の左の一個以上の画素位置にオーバプリ
ントすることと、レシーバ15の右側縁の右側の一個以
上の画素位置でのオーバプリントを考慮に入れたそれほ
ど精巧でないソフトウェアを使用することもできる。選
択した幅44に関係なく、レシーバ15上にボーダレス
印刷が確実に行われる。より幅広のレシーバ15に切換
えて、新しいレシーバ幅44に適合するようにソフトウ
ェアを調整することによっても、同様な結果を得ること
ができる。
【0072】さらに、部材17の位置によっては、レシ
ーバ15、ウェブ16とさらに部材17の相対的な幅の
局所的変動等の関連部分の寸法の許容誤差によってが、
結果に悪い影響を与えることがない。部材17の幅46
が、ウェブ16の幅45が占有されることによってニッ
プ幅43よりも十分に大きいため、部材17上のオーバ
プリントを受け入れることができ、同時にプラテン13
の下側部分のオーバプリントを防止することができるか
らである。
ーバ15、ウェブ16とさらに部材17の相対的な幅の
局所的変動等の関連部分の寸法の許容誤差によってが、
結果に悪い影響を与えることがない。部材17の幅46
が、ウェブ16の幅45が占有されることによってニッ
プ幅43よりも十分に大きいため、部材17上のオーバ
プリントを受け入れることができ、同時にプラテン13
の下側部分のオーバプリントを防止することができるか
らである。
【0073】通常、部材17は、供給リール32から巻
き取りリール33に、レシーバ15とプラテン13間の
ニップ14を介して通路23に沿って前進する。これら
のリールは、駆動リンケージ35(図1に示す)を介し
てモータ34によって駆動される。モータ34は、プラ
テンモータ21、ウェブ・モータ25とレシーバ・モー
タ30を調和した速度で一緒に作動させて、ウェブ16
と一緒に部材17をニップ14中を前進させる。プラテ
ンモータ21とレシーバ・モータ37がレシーバ15を
後退させるときには、モータ34は、ウェブ・モータ2
6とレシーバ・モータ30と共に復旧される。
き取りリール33に、レシーバ15とプラテン13間の
ニップ14を介して通路23に沿って前進する。これら
のリールは、駆動リンケージ35(図1に示す)を介し
てモータ34によって駆動される。モータ34は、プラ
テンモータ21、ウェブ・モータ25とレシーバ・モー
タ30を調和した速度で一緒に作動させて、ウェブ16
と一緒に部材17をニップ14中を前進させる。プラテ
ンモータ21とレシーバ・モータ37がレシーバ15を
後退させるときには、モータ34は、ウェブ・モータ2
6とレシーバ・モータ30と共に復旧される。
【0074】レシーバ15上のボーダレス印刷と比べる
と部材17上のオーバプリントは比較的少ない。従っ
て、部材17が完全に供給リール32から巻き取りリー
ル33に送り出されてから、部材17を一回以上再使用
するためにリールを切換えることができる。供給リール
32に別のモータ(図示せず)を設けて、巻き取りリー
ルから部材17を巻き戻して、リールを切り替えないで
リール33からリール32に巻き戻すこともできる。こ
の場合のモータは、レシーバ15用のモータ30と37
の構造と同様である。
と部材17上のオーバプリントは比較的少ない。従っ
て、部材17が完全に供給リール32から巻き取りリー
ル33に送り出されてから、部材17を一回以上再使用
するためにリールを切換えることができる。供給リール
32に別のモータ(図示せず)を設けて、巻き取りリー
ルから部材17を巻き戻して、リールを切り替えないで
リール33からリール32に巻き戻すこともできる。こ
の場合のモータは、レシーバ15用のモータ30と37
の構造と同様である。
【0075】リール32と33に対応するローラに装着
した無端ベルトの変形した部材17’(図1に点線で示
す)を、部材17の代わりに使用していも良い。この場
合、巻き取りリール33に相当するローラは、リール3
3の駆動と同様な状態で部材モータ34によって駆動さ
れる。
した無端ベルトの変形した部材17’(図1に点線で示
す)を、部材17の代わりに使用していも良い。この場
合、巻き取りリール33に相当するローラは、リール3
3の駆動と同様な状態で部材モータ34によって駆動さ
れる。
【0076】部材モータ34は制御回路20(図示され
ない手段によって)に接続されていて、プラテンモータ
21、ウェブ・モータ26とレシーバ・モータ30と同
様に調和した動作をするように制御される。モータ34
も通常はステップ・モータである。調和した状態でレシ
ーバ15とウェブ16と一緒に部材17(または1
7’)を、ニップ14内を前進させるために、他の手段
を用いても良い。
ない手段によって)に接続されていて、プラテンモータ
21、ウェブ・モータ26とレシーバ・モータ30と同
様に調和した動作をするように制御される。モータ34
も通常はステップ・モータである。調和した状態でレシ
ーバ15とウェブ16と一緒に部材17(または1
7’)を、ニップ14内を前進させるために、他の手段
を用いても良い。
【0077】上述のように、印刷時、部材17はウェブ
16とレシーバ15と同様に作動し、多色印刷の連続周
期によってウェブ16からの異なった色をレシーバ15
上に印刷する。単色印刷では、一つの周期で単色をウェ
ブ16から得て印刷する。
16とレシーバ15と同様に作動し、多色印刷の連続周
期によってウェブ16からの異なった色をレシーバ15
上に印刷する。単色印刷では、一つの周期で単色をウェ
ブ16から得て印刷する。
【0078】ウェブ16とレシーバ15と同様に、部材
17は通常連続した細長い要素(ストリップまたはリボ
ン)であり、図示のように供給リールと巻き取りリール
の間でニップ14内を移動するようになっている。ヘッ
ド11とウェブ16を介して、レシーバ15上にボーダ
レス印刷が可能であり、部材17を介してプラテン13
をオーバプリントから保護できるものであれば、部材1
7はウェブ16とレシーバ15と同様に、適切な形状で
あれば良い。例えば、無端ベルト状の変形した部材1
7’を使用するほかに、部材17がプラテン13上に取
り外し可能なカバーの形状をなし、プラテン13が回転
するように部材17がニップ14中を移動するようにし
ても良い。
17は通常連続した細長い要素(ストリップまたはリボ
ン)であり、図示のように供給リールと巻き取りリール
の間でニップ14内を移動するようになっている。ヘッ
ド11とウェブ16を介して、レシーバ15上にボーダ
レス印刷が可能であり、部材17を介してプラテン13
をオーバプリントから保護できるものであれば、部材1
7はウェブ16とレシーバ15と同様に、適切な形状で
あれば良い。例えば、無端ベルト状の変形した部材1
7’を使用するほかに、部材17がプラテン13上に取
り外し可能なカバーの形状をなし、プラテン13が回転
するように部材17がニップ14中を移動するようにし
ても良い。
【0079】部材17は、紙とか繊維(布)でも良く、
レシーバ15が染料画素を受けてボーダレス印刷される
のと同様に、個々のオーバプリントされた染料画素の堆
積物を受けることができ、これらの染料堆積物が両側縁
あるいは、ウェブ16に面している受け面からその左右
方向に、そしてプラテンに支持されている下面に飛散す
るのを防止できるものであれば良い。
レシーバ15が染料画素を受けてボーダレス印刷される
のと同様に、個々のオーバプリントされた染料画素の堆
積物を受けることができ、これらの染料堆積物が両側縁
あるいは、ウェブ16に面している受け面からその左右
方向に、そしてプラテンに支持されている下面に飛散す
るのを防止できるものであれば良い。
【0080】アッセンブリ10が図1から図3に示され
る多色印刷、あるいは単色印刷用であるにしろ、本発明
の方法によって、横方向のオーバプリントを部材17で
受け、プラテン13のオーバプリントを防止しつつボー
ダレス印刷を実行できる。本発明のアッセンブリ構成に
より、プラテン13上に染料画素が堆積することがな
く、レシーバ15上のボーダレス印刷が保証される。す
なわち、最初から最後の画素位置まで左右方向に幅いっ
ぱいに染料の印刷が可能である。
る多色印刷、あるいは単色印刷用であるにしろ、本発明
の方法によって、横方向のオーバプリントを部材17で
受け、プラテン13のオーバプリントを防止しつつボー
ダレス印刷を実行できる。本発明のアッセンブリ構成に
より、プラテン13上に染料画素が堆積することがな
く、レシーバ15上のボーダレス印刷が保証される。す
なわち、最初から最後の画素位置まで左右方向に幅いっ
ぱいに染料の印刷が可能である。
【0081】所定のレシーバ15の両側縁に凸凹を発生
させる可能性のある染料がプラテン13上に堆積した
り、汚染したり、加熱素子12の適切な作動を妨げるこ
とがないので、上述のように均一な濃度の画素印刷が保
証される。濃度の均一性を強調するために、ウェブ1
6、レシーバ15と部材17の各々が、幅方向に均一な
厚みを持っており、ニップ14が直線状に並んだヘッド
素子12とプラテン13の間にニップに沿って均一な高
さのギャップを形成し、ヘッド11によって均一な機械
的なそして線状の接触力を加えて、ウェブ16、レシー
バ15と部材17をプラテン13に押しつけている。
させる可能性のある染料がプラテン13上に堆積した
り、汚染したり、加熱素子12の適切な作動を妨げるこ
とがないので、上述のように均一な濃度の画素印刷が保
証される。濃度の均一性を強調するために、ウェブ1
6、レシーバ15と部材17の各々が、幅方向に均一な
厚みを持っており、ニップ14が直線状に並んだヘッド
素子12とプラテン13の間にニップに沿って均一な高
さのギャップを形成し、ヘッド11によって均一な機械
的なそして線状の接触力を加えて、ウェブ16、レシー
バ15と部材17をプラテン13に押しつけている。
【0082】図4には、本アッセンブリの第2の実施例
が示されている。この実施例において、図1から図3の
実施例の関連部分の幅が異なっている。図1の参照番号
に1を付加した番号(100番台の番号)が付与されて
おり、アッセンブリ110、ヘッド111、加熱素子1
12のビーズ、プラテン113、ニップ114、レシー
バ115、ウェブ166、部材117とニップ幅143
を有する。ヘッド111の幅は、プラテン113の幅よ
り広く、ニップ幅143の幅は、ウェブ116の幅より
広い。ウェブ116の幅はレシーバ115の幅より広い
が、部材117の幅はウェブ116の幅より広い。
が示されている。この実施例において、図1から図3の
実施例の関連部分の幅が異なっている。図1の参照番号
に1を付加した番号(100番台の番号)が付与されて
おり、アッセンブリ110、ヘッド111、加熱素子1
12のビーズ、プラテン113、ニップ114、レシー
バ115、ウェブ166、部材117とニップ幅143
を有する。ヘッド111の幅は、プラテン113の幅よ
り広く、ニップ幅143の幅は、ウェブ116の幅より
広い。ウェブ116の幅はレシーバ115の幅より広い
が、部材117の幅はウェブ116の幅より広い。
【0083】図5には、アッセンブリの第3の実施例が
示されている。この実施例では、図1から図3の関連部
分に2を付加した番号(200番台の番号)が付与され
ており、アッセンブリ210、ヘッド211、加熱素子
212のビーズ、プラテン213、ニップ214、レシ
ーバ215、ウェブ216、部材217とニップ幅24
3を有する。プラテン213はヘッド211より幅が広
く、ヘッド211の幅はウェブ216の幅と同じであ
り、そしてウェブ216の幅はニップ幅243と同じで
ある。ウェブ216の幅はレシーバ215の幅より広い
が、部材217の幅はウェブ215、ヘッド211とニ
ップ幅243の幅より広い。
示されている。この実施例では、図1から図3の関連部
分に2を付加した番号(200番台の番号)が付与され
ており、アッセンブリ210、ヘッド211、加熱素子
212のビーズ、プラテン213、ニップ214、レシ
ーバ215、ウェブ216、部材217とニップ幅24
3を有する。プラテン213はヘッド211より幅が広
く、ヘッド211の幅はウェブ216の幅と同じであ
り、そしてウェブ216の幅はニップ幅243と同じで
ある。ウェブ216の幅はレシーバ215の幅より広い
が、部材217の幅はウェブ215、ヘッド211とニ
ップ幅243の幅より広い。
【0084】第4の実施例が図6に示されている。この
実施例では、関連部分に3を付加した番号(300番台
の番号)が付与されており、アッセンブリ310、ヘッ
ド311、加熱素子312のビーズ、プラテン313、
ニップ314、レシーバ315、ウェブ316、部材3
17とニップ幅343を有する。ヘッド311の幅はプ
ラテン313とウェブ316の幅より広く、ウェブ31
6の幅はプラテン313の幅と同じである。その結果、
ウェブ316の幅はニップ幅343と同じである。ウェ
ブ316の幅はレシーバ315の幅より広いが、部材3
17の幅はウェブ316とプラテン313の幅より広
い。部材317より幅が広いのはヘッド311である。
実施例では、関連部分に3を付加した番号(300番台
の番号)が付与されており、アッセンブリ310、ヘッ
ド311、加熱素子312のビーズ、プラテン313、
ニップ314、レシーバ315、ウェブ316、部材3
17とニップ幅343を有する。ヘッド311の幅はプ
ラテン313とウェブ316の幅より広く、ウェブ31
6の幅はプラテン313の幅と同じである。その結果、
ウェブ316の幅はニップ幅343と同じである。ウェ
ブ316の幅はレシーバ315の幅より広いが、部材3
17の幅はウェブ316とプラテン313の幅より広
い。部材317より幅が広いのはヘッド311である。
【0085】図7には、アッセンブリの第5の実施例が
示されている。関連部材には4を付加した番号(400
番台の番号)が付与されており、アッセンブリ410、
ヘッド411、加熱素子412のビーズ、プラテン41
3、ニップ414、レシーバ415、ウェブ416、部
材417とニップ幅443を有する。プラテン413の
幅はウェブ416の幅より広く、ウェブ416の幅はヘ
ッド411の幅より広い。そして、ウェブ416の幅は
ニップ幅443より広い。ウェブ416の幅は部材41
7の幅より大きいが、部材417の幅とレシーバ415
の幅とニップの幅443より広い。
示されている。関連部材には4を付加した番号(400
番台の番号)が付与されており、アッセンブリ410、
ヘッド411、加熱素子412のビーズ、プラテン41
3、ニップ414、レシーバ415、ウェブ416、部
材417とニップ幅443を有する。プラテン413の
幅はウェブ416の幅より広く、ウェブ416の幅はヘ
ッド411の幅より広い。そして、ウェブ416の幅は
ニップ幅443より広い。ウェブ416の幅は部材41
7の幅より大きいが、部材417の幅とレシーバ415
の幅とニップの幅443より広い。
【0086】第6の実施例が図8に示されている。関連
部材には5を付加した番号(500番台の番号)が付与
されており、アッセンブリ510、ヘッド511、加熱
素子512のビーズ、プラテン513、ニップ514、
レシーバ515、ウェブ516、部材517とニップ幅
543を有する。ウェブ516の幅はヘッド511の幅
より広く、ヘッド511の幅はプラテン513の幅より
広い。ウェブ516の幅はニップ幅543より広い。ウ
ェブ516の幅は部材517の幅より広いが、部材51
7の幅はレシーバ515とニップ幅543よりは広い。
部材には5を付加した番号(500番台の番号)が付与
されており、アッセンブリ510、ヘッド511、加熱
素子512のビーズ、プラテン513、ニップ514、
レシーバ515、ウェブ516、部材517とニップ幅
543を有する。ウェブ516の幅はヘッド511の幅
より広く、ヘッド511の幅はプラテン513の幅より
広い。ウェブ516の幅はニップ幅543より広い。ウ
ェブ516の幅は部材517の幅より広いが、部材51
7の幅はレシーバ515とニップ幅543よりは広い。
【0087】第1と第2実施例において、伸長部材の幅
とニップ幅は、ウェブ幅より広い。第3と4実施例で
は、伸長部材の幅はニップ幅と同じであるウェブ幅より
広い。第5と6実施例では、伸長部材の幅とウェブ幅
は、ニップ幅より広い。従って、少なくともウェブ幅が
ニップ幅と同じ大きさであれば(第3から第6の実施
例)、部材幅はニップ幅よりも広く、ウェブ幅がニップ
幅より小さいときには(第1と2実施例)、部材幅はウ
ェブ幅より大きい。上述の理由により、レシーバの幅は
最も狭い。
とニップ幅は、ウェブ幅より広い。第3と4実施例で
は、伸長部材の幅はニップ幅と同じであるウェブ幅より
広い。第5と6実施例では、伸長部材の幅とウェブ幅
は、ニップ幅より広い。従って、少なくともウェブ幅が
ニップ幅と同じ大きさであれば(第3から第6の実施
例)、部材幅はニップ幅よりも広く、ウェブ幅がニップ
幅より小さいときには(第1と2実施例)、部材幅はウ
ェブ幅より大きい。上述の理由により、レシーバの幅は
最も狭い。
【0088】なお、各図の縮尺は必ずしも同じではな
く、図面を分かりやすくするために誇張表示されている
部分がある。
く、図面を分かりやすくするために誇張表示されている
部分がある。
【0089】以上、特定の実施例について説明したが、
本発明が上記に限定されるものではないことは明かであ
る。様々な変形と変更が可能であり、それらは本発明の
精神の範囲に含まれるものである。
本発明が上記に限定されるものではないことは明かであ
る。様々な変形と変更が可能であり、それらは本発明の
精神の範囲に含まれるものである。
【0090】
【発明の効果】従って、画像レシーバ上へのボーダレス
印刷が、伸長部材上への横方向オーバプリントによって
保証されるとともに、印刷ニップ幅の領域内でのプラテ
ンの下部へのオーバプリントを同時に防止できる。直線
状に配置される加熱素子に対応する印刷行に沿った印刷
領域の幅がニップ幅によって決まる。伸長部材の幅がニ
ップ幅あるいはドナー・ウェブ幅より広いので、印刷プ
ラテン上に画像の染料が堆積することによる横方向への
オーバプリントが発生することがない。従って、ボーダ
レス印刷に、それほど精巧でないソフトウェアを公知の
方法で使用することができる。
印刷が、伸長部材上への横方向オーバプリントによって
保証されるとともに、印刷ニップ幅の領域内でのプラテ
ンの下部へのオーバプリントを同時に防止できる。直線
状に配置される加熱素子に対応する印刷行に沿った印刷
領域の幅がニップ幅によって決まる。伸長部材の幅がニ
ップ幅あるいはドナー・ウェブ幅より広いので、印刷プ
ラテン上に画像の染料が堆積することによる横方向への
オーバプリントが発生することがない。従って、ボーダ
レス印刷に、それほど精巧でないソフトウェアを公知の
方法で使用することができる。
【0091】ボーダレス印刷の制御に精巧なソフトウェ
アを使用する必要がなく、より幅の広いレシーバに印刷
する場合に、プラテンにテープを巻いたり、プラテンを
交換したりする必要がない。そして、プラテン上に存在
する染料の堆積物の為に生ずるレシーバ上の不均一な画
素印刷を防止でき、加熱素子の付随する汚染、位置ずれ
を防止することができる。
アを使用する必要がなく、より幅の広いレシーバに印刷
する場合に、プラテンにテープを巻いたり、プラテンを
交換したりする必要がない。そして、プラテン上に存在
する染料の堆積物の為に生ずるレシーバ上の不均一な画
素印刷を防止でき、加熱素子の付随する汚染、位置ずれ
を防止することができる。
【0092】上述の例では、「染料」は、通常個体の色
物質(転写染料)であり、拡散、昇華等によりキャリア
としてのドナー・ウェブから画像レシーバに、サーマル
印刷ヘッドの個々の加熱素子から与えられるエネルギー
によって転写される。この個体状の「染料」は、非サー
マル印刷に用いられる液体インク等の液体状の着色剤と
は明らかに異なるのである。
物質(転写染料)であり、拡散、昇華等によりキャリア
としてのドナー・ウェブから画像レシーバに、サーマル
印刷ヘッドの個々の加熱素子から与えられるエネルギー
によって転写される。この個体状の「染料」は、非サー
マル印刷に用いられる液体インク等の液体状の着色剤と
は明らかに異なるのである。
【図1】本発明にかかる第1の実施例の構成図であり、
レシーバ支持用プラテンへのオーバプリントを防止しつ
つ、ドナー・ウェブから画像レシーバにボーダレス印刷
を行うアッセンブリの側面図である。
レシーバ支持用プラテンへのオーバプリントを防止しつ
つ、ドナー・ウェブから画像レシーバにボーダレス印刷
を行うアッセンブリの側面図である。
【図2】第1実施例のアッセンブリの関連部分の幅を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図3】第1実施例の関連部分の配置を示す部分平面図
である。
である。
【図4】図2と同様な図であり、第2の実施例における
各部分の幅を示す。
各部分の幅を示す。
【図5】図2と同様な図であり、第3の実施例における
各部分の幅を示す。
各部分の幅を示す。
【図6】図2と同様な図であり、第4の実施例における
各部分の幅を示す。
各部分の幅を示す。
【図7】図2と同様な図であり、第5の実施例における
各部分の幅を示す。
各部分の幅を示す。
【図8】図2と同様な図であり、第6の実施例における
各部分の幅を示す。
各部分の幅を示す。
10 アッセンブリ 12 サーマル印刷ヘッド 13 プラテン 15 画像レシーバ 16 ドナー・ウェブ 17 伸長部材
Claims (9)
- 【請求項1】 2つのレシーバ側縁を有する画像の一方
の側縁から他方の側縁にわたって、画像を印刷するボー
ダレスサーマル印刷アッセンブリであり、 直線状に配列された加熱可能な加熱素子を有するサーマ
ル印刷ヘッドと、 ニップ幅を得るためにヘッドに対して印刷ニップを形成
するよう設けられたプラテンと、 ニップ幅より狭い幅を持ち、ニップ内を移動するように
なされた画像レシーバと、 熱により画像を転送可能な物質であるドナー・ウェブで
あって、2つのドナー・ウェブ側縁を有し、側縁間の幅
はレシーバの幅より広く、ニップ幅の少なくとも一部分
を占有する幅であり、ヘッドとレシーバの間でニップ中
を移動するようになされており、その両側縁はプラテン
に対向するようにレシーバに対して横方向に伸長してい
て、ニップ幅の少なくとも一部を占めているドナー・ウ
ェブと、 レシーバ幅と、ドナー・ウェブにより占有されるニップ
幅より大きい幅を有する伸長部材であって、側縁がレシ
ーバの側縁を越えて横方向に伸長し、さらにドナー・ウ
ェブの占有するニップ幅を越えてレシーバとプラテンの
間に設けられているエクステンション部材と、を含み、 プラテンへのオーバプリントを防止しつつ、ヘッドから
加熱することによってレシーバ上にドナー・ウェブ・ボ
ーダレス印刷を行い、レシーバの側縁に隣接する伸長部
材上に横方向のオーバプリントを行うことを特徴とする
ボーダレスサーマル印刷アッセンブリ。 - 【請求項2】 ドナー・ウェブの幅は少なくともニップ
幅と同じ大きさであり、伸長部材の幅はニップ幅より大
きいことを特徴とする請求項第1項に記載のアッセンブ
リ。 - 【請求項3】 ドナー・ウェブの幅がニップ幅より小さ
く、伸長部材の幅が、ウェブ幅より大きいことを特徴と
する請求項第1項に記載のアッセンブリ。 - 【請求項4】 伸長部材は、ニップ中を移動するように
なっていることを特徴とする請求項第1項に記載のアッ
センブリ。 - 【請求項5】 レシーバ、ドナー・ウェブと伸長部材は
同時にニップ内を移動して、印刷とオーバプリントを行
うようになされていることを特徴とする請求項第4項に
記載のアッセンブリ。 - 【請求項6】 レシーバ、ドナー・ウェブと伸長部材
は、細長い要素であることを特徴とする請求項第5項に
記載のアッセンブリ。 - 【請求項7】 2つのレシーバ側縁を有する画像の一方
の側縁から他方の側縁にわたって、画像を印刷するボー
ダレスサーマル印刷アッセンブリであり、 直線状に配列された加熱可能な加熱素子を有するサーマ
ル印刷ヘッドと、 ニップ幅を得るためにヘッドに対して印刷ニップを形成
するように設けられたプラテンと、 ニップ幅より狭い幅を持ち、ニップ内を移動するように
なされた画像レシーバと、 熱により画像を転送可能な物質であるドナー・ウェブで
あって、2つのドナー・ウェブ側縁を有し、側縁間の幅
はレシーバの幅より広く、ニップ幅の少なくとも一部分
を占有する幅であり、ヘッドとレシーバ間のニップ中を
移動するように設けられており、その両側縁はプラテン
に対向するようにレシーバに対して横方向に伸長してい
て、ニップ幅のほぼ全体を占めているドナー・ウェブ、 レシーバ幅と、ドナー・ウェブにより占有されるニップ
幅より大きい幅を有する伸長部材であって、側縁がレシ
ーバの側縁を越えて横方向に伸長し、さらにドナー・ウ
ェブの占有するニップ幅を越えて、レシーバとプラテン
の間に設けられている伸長部材と、を含み、 プラテンへのオーバープリントを防止しつつ、ヘッドか
ら加熱することによって、レシーバ上にドナー・ウェブ
・ボーダレス印刷を行い、レシーバの側縁に隣接する伸
長部材上に横方向のオーバプリントを行うことを特徴と
するボーダレスサーマル印刷アッセンブリ。 - 【請求項8】 2つのレシーバ側縁を有する画像の一方
の側縁から他方の側縁にわたって、画像を印刷するボー
ダレスサーマル印刷アッセンブリであり、 直線状に配列された加熱可能な加熱素子を有するサーマ
ル印刷ヘッドと、 ニップ幅を得るためにヘッドに対して印刷ニップを形成
するように設けられたプラテンと、 ニップ幅より狭い幅を持ち、ニップ内を移動するように
なされた画像レシーバと、 熱により画像を転送可能な物質であるドナー・ウェブで
あり、2つの側縁を有し、ウェブの側縁間の幅をレシー
バの幅より広く、ニップ幅は少なくとも一部分を占有す
る幅であり、ヘッドとレシーバ間のニップ中を移動する
ように設けられており、その両側縁はプラテンに対向す
るようにレシーバに対して横方向に伸長していて、ニッ
プ幅の両側縁がドナー・ウェブの両側縁を越えているド
ナー・ウェブと、 レシーバ幅と、ドナー・ウェブ幅より大きい幅を有する
伸長部材であって、側縁がレシーバの側縁を越えて横方
向に伸長し、さらにドナー・ウェブの占有するニップ幅
を越えて、レシーバとプラテンの間に設けられている伸
長部材と、を含み、 プラテンへのオーバープリントを防止しつつ、ヘッドか
ら加熱することによって、レシーバ上にドナー・ウェブ
・ボーダレス印刷を行い、レシーバの側縁に隣接する伸
長部材上に横方向のオーバプリントを行うことを特徴と
するボーダレスサーマル印刷アッセンブリ。 - 【請求項9】 2つのレシーバ側縁を有する画像の一方
の側縁から他方の側縁にわたって、画像を印刷するボー
ダレスサーマル印刷方法であり、 (a)直線状に配列された加熱可能な加熱素子を有する
サーマル印刷ヘッドと、ニップ幅を得るためにヘッドに
対して印刷ニップを形成するように設けられたプラテ
ン、 (b)ニップ幅より狭い幅を持ち、ニップ内を移動する
ようになされた画像レシーバ、熱により画像を転送可能
な物質であるドナー・ウェブであり、2つの側縁を有
し、ウェブの側縁間の幅はレシーバの幅より広く、ニッ
プ幅の少なくとも一部分を占有する幅であり、ヘッドと
レシーバ間のニップ中を移動するように設けられてお
り、その両側縁はプラテンに対向するようにレシーバに
対して横方向に伸長していて、ニップ幅の少なくとも一
部を占めているドナー・ウェブ、 (c)レシーバ幅と、ドナー・ウェブにより占有される
ニップ幅より大きい幅を有する伸長部材であって、側縁
がレシーバの側縁を越えて横方向に伸長し、さらにドナ
ー・ウェブの占有するニップ幅を越えて、レシーバとプ
ラテンの間に設けられている伸長部材、を設ける工程を
含み、 プラテンへのオーバプリントを防止しつつ、ヘッドから
加熱することによって、レシーバ上にドナー・ウェブ・
ボーダレス印刷を行い、レシーバの側縁に隣接する伸長
部材上に横方向のオーバプリントを行う工程を含むこと
を特徴とするボーダレスサーマル印刷方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/846,098 US5196863A (en) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Platen protecting borderless thermal printing system |
US846098 | 1992-03-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338284A true JPH05338284A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=25296935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5045327A Pending JPH05338284A (ja) | 1992-03-05 | 1993-03-05 | ボーダレスサーマル印刷装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5196863A (ja) |
EP (1) | EP0559232B1 (ja) |
JP (1) | JPH05338284A (ja) |
DE (1) | DE69303947T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149530A (ja) * | 1994-10-21 | 2010-07-08 | Seiko Epson Corp | インクジェットプリンタ |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6168259B1 (en) | 1998-10-09 | 2001-01-02 | Eastman Kodak Company | Printer for forming a full-width image on a receiver exclusive of a transverse side of the receiver, and method of assembling the printer |
US7088469B1 (en) * | 2000-03-23 | 2006-08-08 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for printing halftone recipe color images |
US6935715B2 (en) * | 2002-02-11 | 2005-08-30 | Lexmark International, Inc. | Method of ink jet printing with improved end of page printing |
US6840617B2 (en) * | 2002-04-02 | 2005-01-11 | Lexmark International, Inc. | Mid-frame for an imaging apparatus |
US6695503B1 (en) | 2002-10-02 | 2004-02-24 | Lexmark International, Inc. | Print media feed system for an imaging apparatus |
US7507046B2 (en) * | 2005-03-28 | 2009-03-24 | Eastman Kodak Company | Borderless platen drive printing |
US7479976B2 (en) * | 2006-01-30 | 2009-01-20 | Eastman Kodak Company | Reversed thermal head printing |
US7868906B2 (en) * | 2007-05-11 | 2011-01-11 | Eastman Kodak Company | Thermal printer with reduced donor adhesion |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL55350C (ja) * | 1939-10-20 | |||
JPS59182152A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-16 | Toshiba Corp | ウエブ移送装置 |
JPS6151391A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Toshiba Corp | 熱転写記録媒体と熱転写装置 |
US4815872A (en) * | 1984-08-20 | 1989-03-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method, apparatus and thermal print ribbon to provide a protective layer over thermally-printed areas on a record medium |
JP2512501Y2 (ja) * | 1987-06-09 | 1996-10-02 | 株式会社 サト− | 印字装置用のカ−ボンリボン供給装置 |
US4966464A (en) * | 1989-12-26 | 1990-10-30 | Eastman Kodak Company | Fusing apparatus for thermal transfer prints |
-
1992
- 1992-03-05 US US07/846,098 patent/US5196863A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5045327A patent/JPH05338284A/ja active Pending
- 1993-03-05 DE DE69303947T patent/DE69303947T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-05 EP EP93103994A patent/EP0559232B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149530A (ja) * | 1994-10-21 | 2010-07-08 | Seiko Epson Corp | インクジェットプリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0559232A3 (ja) | 1994-12-21 |
DE69303947D1 (de) | 1996-09-19 |
US5196863A (en) | 1993-03-23 |
EP0559232A2 (en) | 1993-09-08 |
DE69303947T2 (de) | 1997-01-02 |
EP0559232B1 (en) | 1996-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4532524A (en) | Thermal ink-transfer printing apparatus | |
US8547408B2 (en) | Printing method and apparatus | |
JPH05338284A (ja) | ボーダレスサーマル印刷装置 | |
EP0830252B1 (en) | Method of printing | |
US3991676A (en) | High speed printer with multicolor ink ribbon | |
US6037959A (en) | Synchronious re-inking of a re-inkable belt | |
EP1000756B1 (en) | Method of printing | |
JP2011037042A (ja) | 印刷機構、サーマルプリンタ | |
JP3447140B2 (ja) | サーマルプリンタの印刷制御方法 | |
JPH09156142A (ja) | サーマルプリント方法及び装置 | |
US5196861A (en) | Apparatus and method for protecting a fuser roller | |
JPH0564903A (ja) | 昇華式熱転写プリンター | |
JPS60190369A (ja) | 転写式カラ−プリンタ | |
JP4474016B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH04126261A (ja) | 感熱型印刷装置、感熱型記録媒体及び感熱型記録方法 | |
JPH08295060A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPH08244325A (ja) | マルチ数設定可能なサーマルプリンタ装置 | |
JPS629975A (ja) | カラ−記録装置の記録紙クランプ機構 | |
JP2004276609A (ja) | 印刷物上に線状の人為構造を生じる可能性がある襞を染料転写プリンタ内のドナーウェブに生じないようにする方法、感熱プリンタ | |
JPH08290640A (ja) | 熱転写式記録装置 | |
JP2004284361A (ja) | 感熱プリンタ、印刷物上に線状の人為構造を生じる可能性がある襞を染料転写プリンタ内のドナーウェブに生じないようにする方法 | |
JPH0648007A (ja) | 孔版印刷方法および製版印刷装置 | |
JPH04358848A (ja) | シリアル型熱転写プリンタ | |
JPH02258275A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPS62144971A (ja) | 熱転写型多色印字装置 |