JPH05337988A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH05337988A JPH05337988A JP14610292A JP14610292A JPH05337988A JP H05337988 A JPH05337988 A JP H05337988A JP 14610292 A JP14610292 A JP 14610292A JP 14610292 A JP14610292 A JP 14610292A JP H05337988 A JPH05337988 A JP H05337988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- plate
- center shaft
- molding machine
- injection mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融された樹脂が高圧で成形機より射出され
た時,固定型板と可動型板との突板との突き合わせる面
に樹脂が入り込むため,バリを生じ成形品としての品質
を著しく失墜させていた.このバリを防止する金型構造
とした射出成形金型。 【構成】 最終充填位置のガス抜き部に設置されたセン
サー21と,その検出信号によって作動するシリンダー
20でセンターシャフト19を作動させ,センターて作
動するシリンダー20でセンターシャフト19を作動さ
せ,センターシャフトの作動で発生した空間に余分な樹
脂が溜るよう構成したものである。
た時,固定型板と可動型板との突板との突き合わせる面
に樹脂が入り込むため,バリを生じ成形品としての品質
を著しく失墜させていた.このバリを防止する金型構造
とした射出成形金型。 【構成】 最終充填位置のガス抜き部に設置されたセン
サー21と,その検出信号によって作動するシリンダー
20でセンターシャフト19を作動させ,センターて作
動するシリンダー20でセンターシャフト19を作動さ
せ,センターシャフトの作動で発生した空間に余分な樹
脂が溜るよう構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,バリの発生を防止する
ことの出来る射出成形用の金型に関するものである。
ことの出来る射出成形用の金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は,従来の射出成形金型の要部断面
図であり,1は成形機と芯合わせするためのロケートリ
ング,2は成形機に取り付けるための固定側取付板であ
る。3は同じく成形機に取り付けるための可動側取付板
である。4は製品を形成する空間の一部で固定型板,5
は製品を形成する空間の一部で可動型板である。6,7
はエジェクターピンを取り付けるプレートでエジェクタ
ープレート(上)とエジェクタープレート(下)であ
る。8はエジェクタープレートのストローク量を決める
スペーサブロックである。9は成形機からエジュクター
プレート(上)(下)を動かすためのロッド穴である。
10は成形品(製品)を突き出すエジェクターピン,1
1はコールドスラグ部を突き出すエジェクターピン,1
2は射出された樹脂の流路スプル部,13は同じく樹脂
のランナーである。14はランナーと成形品をつなぐゲ
ートである。15は固定型板と可動型板で構成された空
間で成形品(製品)部である。16はエジェクタープレ
ート(上)(下)が動くときのガイドとなるリターンピ
ンである。
図であり,1は成形機と芯合わせするためのロケートリ
ング,2は成形機に取り付けるための固定側取付板であ
る。3は同じく成形機に取り付けるための可動側取付板
である。4は製品を形成する空間の一部で固定型板,5
は製品を形成する空間の一部で可動型板である。6,7
はエジェクターピンを取り付けるプレートでエジェクタ
ープレート(上)とエジェクタープレート(下)であ
る。8はエジェクタープレートのストローク量を決める
スペーサブロックである。9は成形機からエジュクター
プレート(上)(下)を動かすためのロッド穴である。
10は成形品(製品)を突き出すエジェクターピン,1
1はコールドスラグ部を突き出すエジェクターピン,1
2は射出された樹脂の流路スプル部,13は同じく樹脂
のランナーである。14はランナーと成形品をつなぐゲ
ートである。15は固定型板と可動型板で構成された空
間で成形品(製品)部である。16はエジェクタープレ
ート(上)(下)が動くときのガイドとなるリターンピ
ンである。
【0003】成形機により溶融された樹脂は,スプル1
2,ランナー13,ゲート14を通過し固定型板4と可
動型板5で形成された空間に加圧注入される。固化を待
って,成形機の機能により固定型板4と可動型板5の間
が開く。抵抗差により成形品15が可動型板5に残りこ
の成形品を成形機の突き出しロッドによりエジェクター
プレート部が突き上げられエジェクターピン10,11
を介して成形品15及びランナー部13が可動型板5よ
り離され成形品15,ランナー部13を金型より取り出
す。次いで成形機の型締めにより固定型板4と可動型板
部5が閉じる。この型締めの動きによりリターンピン1
6が押されエジェクタープレート(上)6(下)7も押
戻される。また,次の樹脂が射出注入され一連の動きと
なる。
2,ランナー13,ゲート14を通過し固定型板4と可
動型板5で形成された空間に加圧注入される。固化を待
って,成形機の機能により固定型板4と可動型板5の間
が開く。抵抗差により成形品15が可動型板5に残りこ
の成形品を成形機の突き出しロッドによりエジェクター
プレート部が突き上げられエジェクターピン10,11
を介して成形品15及びランナー部13が可動型板5よ
り離され成形品15,ランナー部13を金型より取り出
す。次いで成形機の型締めにより固定型板4と可動型板
部5が閉じる。この型締めの動きによりリターンピン1
6が押されエジェクタープレート(上)6(下)7も押
戻される。また,次の樹脂が射出注入され一連の動きと
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出成形金型
は,成形を行なうにあたり,成形品15に見合う樹脂量
を射出する必要がある。樹脂量が少ないと,充填不足と
なり形状の不完全な製品が成形される。また,樹脂量が
多いと過充填となり,固定型板4と可動型板5の間のパ
ーティング面が開き樹脂が流れ込み,バリを発生し,プ
ラスチック樹脂製品の品質を著しく失墜させるという問
題点があった。
は,成形を行なうにあたり,成形品15に見合う樹脂量
を射出する必要がある。樹脂量が少ないと,充填不足と
なり形状の不完全な製品が成形される。また,樹脂量が
多いと過充填となり,固定型板4と可動型板5の間のパ
ーティング面が開き樹脂が流れ込み,バリを発生し,プ
ラスチック樹脂製品の品質を著しく失墜させるという問
題点があった。
【0005】この発明は,このような問題点を解消する
ためになされたもので,最終的な樹脂の充填位置をセン
サーで確認した後,余分な樹脂を逃がすための空間をつ
くり出し,過充填を未然に防ぎ,バリの発生を防止する
ことを目的としている。
ためになされたもので,最終的な樹脂の充填位置をセン
サーで確認した後,余分な樹脂を逃がすための空間をつ
くり出し,過充填を未然に防ぎ,バリの発生を防止する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる射出成
形金型は,センサーで樹脂の最終の充填を確認した後,
余分な樹脂を逃す構造にしたものである。
形金型は,センサーで樹脂の最終の充填を確認した後,
余分な樹脂を逃す構造にしたものである。
【0007】
【作用】この発明においては,樹脂の充填をセンサーで
確認した後,余分な樹脂を逃し,過充填を防止するもの
である。
確認した後,余分な樹脂を逃し,過充填を防止するもの
である。
【0008】
実施例1.図1は,この発明の一実施例の要部を示す。
また図2は,一実施例の動作を示す。これらの図におい
て,図3の従来の図と同一または,相当部分には同じ符
号を記し説明を省略する。17はセンターピン18を固
定するキーである。18はエジェクターピン11と同一
の働きを持つセンターピンである。19は樹脂を逃がす
働きをするセンターシャフトである。20はセンターシ
ャフト19を作動させるシリンダーである。21は樹脂
の充填を確認する光センサーである。22は最終充填位
置に設けられたベントである。23はセンターシャフト
19をささえるブシュである。24はシリンダー20の
動作をセンターシャフト19に伝えるシリンダーロッド
である。シリンダーロッド24は,センターシャフト1
9とネジなどの方法で結合されている。
また図2は,一実施例の動作を示す。これらの図におい
て,図3の従来の図と同一または,相当部分には同じ符
号を記し説明を省略する。17はセンターピン18を固
定するキーである。18はエジェクターピン11と同一
の働きを持つセンターピンである。19は樹脂を逃がす
働きをするセンターシャフトである。20はセンターシ
ャフト19を作動させるシリンダーである。21は樹脂
の充填を確認する光センサーである。22は最終充填位
置に設けられたベントである。23はセンターシャフト
19をささえるブシュである。24はシリンダー20の
動作をセンターシャフト19に伝えるシリンダーロッド
である。シリンダーロッド24は,センターシャフト1
9とネジなどの方法で結合されている。
【0009】成形機により射出された樹脂は,スプル1
2,ランナー13,ゲート14を,流路として固定型板
4と可動型板5で構成された空間に充填される。最終充
填位置のベント22に光センサー21で充填を感知し,
シリンダー20でセンターシャフト19を下方に作動さ
せ,スプルー下部に余分な樹脂を逃がすための空間を作
成する。この空間に余分な樹脂が溜り,過充填を防ぐ。
固化を待って,成形機の機能により固定型板4と可動型
板5の間が開く。抵抗差により成形品15が可動型板5
に残り,成形機の突き出しロッドにより,エジェクター
プレート(上)6,(下)7は,リターンピン16をガ
イドとして,押し上げられる。エジェクタープレートに
取り付けられているエジェクターピン10,センターピ
ン18,センターシャフト19,シリンダー20も押し
上げられることにより,成形品15,ランナー13,ゲ
ート14を可動型板より離型させる。これと同時にシリ
ンダー20が上昇し,コールドスラグウェル部をブシュ
23より離型する。次いで成形機の型締めにより固定型
板4と可動型板部5が閉じる。この型締めの動きにより
リターンピン16が押されエジェクタープレート(上)
6,(下)7も押戻される。また,次の樹脂が射出注入
され一連の動きとなる。
2,ランナー13,ゲート14を,流路として固定型板
4と可動型板5で構成された空間に充填される。最終充
填位置のベント22に光センサー21で充填を感知し,
シリンダー20でセンターシャフト19を下方に作動さ
せ,スプルー下部に余分な樹脂を逃がすための空間を作
成する。この空間に余分な樹脂が溜り,過充填を防ぐ。
固化を待って,成形機の機能により固定型板4と可動型
板5の間が開く。抵抗差により成形品15が可動型板5
に残り,成形機の突き出しロッドにより,エジェクター
プレート(上)6,(下)7は,リターンピン16をガ
イドとして,押し上げられる。エジェクタープレートに
取り付けられているエジェクターピン10,センターピ
ン18,センターシャフト19,シリンダー20も押し
上げられることにより,成形品15,ランナー13,ゲ
ート14を可動型板より離型させる。これと同時にシリ
ンダー20が上昇し,コールドスラグウェル部をブシュ
23より離型する。次いで成形機の型締めにより固定型
板4と可動型板部5が閉じる。この型締めの動きにより
リターンピン16が押されエジェクタープレート(上)
6,(下)7も押戻される。また,次の樹脂が射出注入
され一連の動きとなる。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によってセンター
シャフトを最終充填とともに作動させ樹脂の逃げ道を作
ることにより,過充填を防ぎ,バリの発生を防止する効
果がある。
シャフトを最終充填とともに作動させ樹脂の逃げ道を作
ることにより,過充填を防ぎ,バリの発生を防止する効
果がある。
【図1】この発明の一実施例による射出成形金型での過
充填防止機構断面要図である。
充填防止機構断面要図である。
【図2】この発明の一実施例による過充填防止機構の動
作図である。
作図である。
【図3】従来の射出成形金型の断面図である。
1 ロケートリング 2 固定側取付板 3 可動側取付板 4 固定型板 5 可動型板 6 エジェクタープレート(上) 7 エジェクタープレート(下) 8 スペーサブロック 9 ロッド突き出し穴 10 エジェクターピン 11 エジェクターピン 12 スプル 13 ランナー 14 ゲート 15 成形品(製品) 16 リターンピン 17 キー 18 センターピン 19 センターシャフト 20 シリンダー 21 センサー 22 ベント 23 ブシュ 24 シリンダーロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 金型により形成されてた空間にプラスチ
ック樹脂を注入し,所要の製品を形成する射出成形にお
いて,センサーでプラスチック樹脂の最終の充填を確認
した後,余分な樹脂を逃す機構を持つ射出成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14610292A JPH05337988A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14610292A JPH05337988A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337988A true JPH05337988A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15400196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14610292A Pending JPH05337988A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337988A (ja) |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP14610292A patent/JPH05337988A/ja active Pending
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