JPH05337721A - エンドミル - Google Patents
エンドミルInfo
- Publication number
- JPH05337721A JPH05337721A JP16541492A JP16541492A JPH05337721A JP H05337721 A JPH05337721 A JP H05337721A JP 16541492 A JP16541492 A JP 16541492A JP 16541492 A JP16541492 A JP 16541492A JP H05337721 A JPH05337721 A JP H05337721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- end mill
- less
- rake angle
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/04—Angles
- B23C2210/0407—Cutting angles
- B23C2210/0421—Cutting angles negative
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/20—Number of cutting edges
- B23C2210/205—Number of cutting edges six
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速切削、高送り切削では、剛性、耐欠損性
にくわえ、切り屑処理性が重要となるため刃数を減ら
し、フルート部の幅を広くしたりしていたが、剛性・形
状を検討することにより、高速切削、高送り切削の切削
に優れたエンドミルを提供する。 【構成】 工具本体の外周にねじれを有する複数の切れ
刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の軸直角断
面におけるフルート部の幅を広く、浅くすることにより
切り屑排出性を高め、またエンド刃にフラット部をコー
ナー部の強度を増した構成としたものである。
にくわえ、切り屑処理性が重要となるため刃数を減ら
し、フルート部の幅を広くしたりしていたが、剛性・形
状を検討することにより、高速切削、高送り切削の切削
に優れたエンドミルを提供する。 【構成】 工具本体の外周にねじれを有する複数の切れ
刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の軸直角断
面におけるフルート部の幅を広く、浅くすることにより
切り屑排出性を高め、またエンド刃にフラット部をコー
ナー部の強度を増した構成としたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明はフライス盤やマシニン
グセンター等の工作機械に用いる汎用のエンドミルに関
する。
グセンター等の工作機械に用いる汎用のエンドミルに関
する。
【０００２】
【従来の技術】フライス盤またはマシニングセンター等
の工作機械を用いて鋼材をはじめ一般材料を切削するこ
の種の回転工具としては、スクエァー、ボール、テーパ
等様々な用途に合わせたエンドミルがある。また、その
材料もハイス、超硬、サーメットなどがその目的に応じ
て使用されている。しかし、多用な使い方をするため、
その問題点の一つに切り屑の巻き込み等によりチッピン
グしたり、欠けたりすることがある。切り屑処理は高速
切削ほどその影響が大きく、また仕上げ切削でも切り屑
が被削材に接触するようなケースでは切削した面を傷つ
ける場合があり問題となる。
の工作機械を用いて鋼材をはじめ一般材料を切削するこ
の種の回転工具としては、スクエァー、ボール、テーパ
等様々な用途に合わせたエンドミルがある。また、その
材料もハイス、超硬、サーメットなどがその目的に応じ
て使用されている。しかし、多用な使い方をするため、
その問題点の一つに切り屑の巻き込み等によりチッピン
グしたり、欠けたりすることがある。切り屑処理は高速
切削ほどその影響が大きく、また仕上げ切削でも切り屑
が被削材に接触するようなケースでは切削した面を傷つ
ける場合があり問題となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、多く
の場合、特に高速切削、高送り切削では切り屑処理性は
重要さを増し、刃数を減らし、フルート部の幅を広くし
たりして切り屑排出性を計っている。そのため、必然的
に刃数は減少し、また高速切削、高送り切削では単位当
たりの切削抵抗は軽減するも、全体的な負荷は著しく増
加するため、エンドミル本体の剛性も向上させる必要が
ある。
の場合、特に高速切削、高送り切削では切り屑処理性は
重要さを増し、刃数を減らし、フルート部の幅を広くし
たりして切り屑排出性を計っている。そのため、必然的
に刃数は減少し、また高速切削、高送り切削では単位当
たりの切削抵抗は軽減するも、全体的な負荷は著しく増
加するため、エンドミル本体の剛性も向上させる必要が
ある。
【０００４】
【本願発明の目的】本願発明は以上の問題を解消するた
めになされたもので、高速・高送りに適したエンドミル
を提供するものである。
めになされたもので、高速・高送りに適したエンドミル
を提供するものである。
【０００５】
【問題を解決するための手段】本願発明は上記の目的を
達成するために、工具本体の外周にねじれを有する複数
の切れ刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の軸
直角断面における外周切れ刃のすくい角を−３０°を超
え０゜以下とし、該ねじれ角を４５〜６０゜とし、エン
ド刃の形状を底面視にて、すくい角を−３０°を超え０
゜以下とし、かつフラット幅を設けたことを特徴とする
エンドミルであり、切りくず排出を良くするためチップ
ポケットの深さを刃径の５〜１５％、さらに好ましくは
該フラット幅を０．２〜３ｍｍとしたことを特徴とする
ものである。
達成するために、工具本体の外周にねじれを有する複数
の切れ刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の軸
直角断面における外周切れ刃のすくい角を−３０°を超
え０゜以下とし、該ねじれ角を４５〜６０゜とし、エン
ド刃の形状を底面視にて、すくい角を−３０°を超え０
゜以下とし、かつフラット幅を設けたことを特徴とする
エンドミルであり、切りくず排出を良くするためチップ
ポケットの深さを刃径の５〜１５％、さらに好ましくは
該フラット幅を０．２〜３ｍｍとしたことを特徴とする
ものである。
【０００６】
【作用】本願発明は、さらに、切れ刃のチップポケット
の深さを刃径の５〜１５％とし、すくい角をネガ、強ね
じれにより、切り屑の排出方向をエンドミルの中心方向
よりも外側・シャンク側に向け、さらに浅いポケットに
より容易に排出するように工夫したものであり、５％以
下ではポケットがほぼないのと同様、切り屑の飛散する
方向を制御出来ず、また、１５％を越えると相対的に芯
厚等が不十分となり工具剛性を減少させるため刃径の５
〜１５％とした。
の深さを刃径の５〜１５％とし、すくい角をネガ、強ね
じれにより、切り屑の排出方向をエンドミルの中心方向
よりも外側・シャンク側に向け、さらに浅いポケットに
より容易に排出するように工夫したものであり、５％以
下ではポケットがほぼないのと同様、切り屑の飛散する
方向を制御出来ず、また、１５％を越えると相対的に芯
厚等が不十分となり工具剛性を減少させるため刃径の５
〜１５％とした。
【０００７】また、エンド刃の形状を底面視にて、すく
い角を−３０°を超え０゜以下とし、かつフラット幅を
設けることにより、エンド刃の強度を増すとともに、チ
ッピングを生じやすいコーナーを強化したものである。
特に高送り切削のような負荷のかかる切削ではエンド刃
の強度が重要となるため、エンド刃にフラット部を設
け、その幅が０．２ｍｍ未満では、フラット部を設けた
効果がなく、また３ｍｍを越えると、精度上問題が生じ
るため０．２〜３ｍｍとした。さらに、すくい面の切り
屑との摩擦等を軽減するためコーティングを施した超硬
合金を用いることにより、より一層の効果を上げること
はいうまでもない。
い角を−３０°を超え０゜以下とし、かつフラット幅を
設けることにより、エンド刃の強度を増すとともに、チ
ッピングを生じやすいコーナーを強化したものである。
特に高送り切削のような負荷のかかる切削ではエンド刃
の強度が重要となるため、エンド刃にフラット部を設
け、その幅が０．２ｍｍ未満では、フラット部を設けた
効果がなく、また３ｍｍを越えると、精度上問題が生じ
るため０．２〜３ｍｍとした。さらに、すくい面の切り
屑との摩擦等を軽減するためコーティングを施した超硬
合金を用いることにより、より一層の効果を上げること
はいうまでもない。
【０００８】
【実施例】図１〜図３は本願発明の一実施例であり、工
具材料にコーティングを施した超微粒子超硬合金を用
い、工具刃径１０ｍｍ、６枚刃、右刃右ねじれのエンド
ミルであり、軸直角における外周切れ刃のすくい角を−
２０゜、逃げ角を１０゜とし、エンド刃のすくい角を−
２０゜、フラット幅を１ｍｍのものである。
具材料にコーティングを施した超微粒子超硬合金を用
い、工具刃径１０ｍｍ、６枚刃、右刃右ねじれのエンド
ミルであり、軸直角における外周切れ刃のすくい角を−
２０゜、逃げ角を１０゜とし、エンド刃のすくい角を−
２０゜、フラット幅を１ｍｍのものである。
【０００９】尚、比較のため汎用の、コーティングを施
した超微粒子超硬合金を用い、工具刃径１０ｍｍ、４枚
刃、右刃右ねじれ・ねじれ角を２５゜、刃部の心厚６ｍ
ｍ、さらに軸直角における外周切れ刃のすくい角を＋８
゜、逃げ角を１０゜の一般的なエンドミルを用いた。
した超微粒子超硬合金を用い、工具刃径１０ｍｍ、４枚
刃、右刃右ねじれ・ねじれ角を２５゜、刃部の心厚６ｍ
ｍ、さらに軸直角における外周切れ刃のすくい角を＋８
゜、逃げ角を１０゜の一般的なエンドミルを用いた。
【００１０】軟鋼の切削では、２ｍ切削で生ずるチッピ
ングの切り刃上での長さを全切り刃長さに対する比率に
より評価し、切削速度１５０ｍ／ｍｉｎ、切り込みＡｄ
＝１０ｍｍ、Ｒｄ＝２．５ｍｍ、１刃当たり送りｆｚ＝
０．１５ｍｍ／ｔｏｏｔｈ、の諸元にて、５本切削を行
った結果、本願発明品は、０、０、０、０、０％であっ
たのに対し、従来品は、４．５、１２、８．１、３．
６、５．８％とチッピングが切削初期より生じていた。
ングの切り刃上での長さを全切り刃長さに対する比率に
より評価し、切削速度１５０ｍ／ｍｉｎ、切り込みＡｄ
＝１０ｍｍ、Ｒｄ＝２．５ｍｍ、１刃当たり送りｆｚ＝
０．１５ｍｍ／ｔｏｏｔｈ、の諸元にて、５本切削を行
った結果、本願発明品は、０、０、０、０、０％であっ
たのに対し、従来品は、４．５、１２、８．１、３．
６、５．８％とチッピングが切削初期より生じていた。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、高速切
削、高送り切削にも適応する汎用途に使用でき、とくに
切り屑処理性が優れ、工具寿命が向上する。また高剛性
のため高精度・高能率の加工が可能となった。さらに、
本願エンドミルをテーパエンドミルに適用することが可
能であり、リブ溝加工用として効果がある。
削、高送り切削にも適応する汎用途に使用でき、とくに
切り屑処理性が優れ、工具寿命が向上する。また高剛性
のため高精度・高能率の加工が可能となった。さらに、
本願エンドミルをテーパエンドミルに適用することが可
能であり、リブ溝加工用として効果がある。
【図１】図１は本願発明の一実施例を示し、その正面図
を示す。
を示す。
【図２】図２は図１の底面図を示す。
【図３】図３は図１の要部の拡大図を示す。
１ 本体 ２ 外周切れ刃 ３ シャンク部 θa ねじれ角 θb´ すくい角（エンド刃） ｗ フラット幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 理 大阪市淀川区野中北１丁目13番20号 日立 ツール株式会社大阪工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 工具本体の外周にねじれを有する複数の
切れ刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の軸直
角断面における外周切れ刃のすくい角を−３０°を超え
０゜以下とし、該ねじれ角を４５〜６０゜とし、エンド
刃の形状を底面視にて、すくい角を−３０°を超え０゜
以下とし、かつフラット幅を設けたことを特徴とするエ
ンドミル。 - 【請求項２】 請求項１記載のエンドミルにおいて、該
切れ刃のチップポケットの深さを刃径の５〜１５％とし
たことを特徴とする請求項１記載のエンドミル。 - 【請求項３】 請求項１記載のエンドミルにおいて、該
フラット幅を０．２〜３ｍｍとしたことを特徴とする請
求項１ないし２記載のエンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16541492A JPH05337721A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16541492A JPH05337721A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | エンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337721A true JPH05337721A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15811966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16541492A Pending JPH05337721A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | エンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337721A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2946906A1 (fr) * | 2009-06-18 | 2010-12-24 | Andre Greffioz | Methode de fraisage a grande vitesse et outil de coupe destine a mettre en oeuvre ladite methode |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP16541492A patent/JPH05337721A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2946906A1 (fr) * | 2009-06-18 | 2010-12-24 | Andre Greffioz | Methode de fraisage a grande vitesse et outil de coupe destine a mettre en oeuvre ladite methode |
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