JPH05337524A - ロールクロス圧延機のロールクロス装置 - Google Patents

ロールクロス圧延機のロールクロス装置

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JPH05337524A
JPH05337524A JP17599192A JP17599192A JPH05337524A JP H05337524 A JPH05337524 A JP H05337524A JP 17599192 A JP17599192 A JP 17599192A JP 17599192 A JP17599192 A JP 17599192A JP H05337524 A JPH05337524 A JP H05337524A
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roll
cross
crosshead
rod
work rolls
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JP17599192A
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Tadashi Hiura
正 日浦
Kazuhiko Horie
一彦 堀江
Yutaka Matsuda
裕 松田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロールチョックがベアリングのガタ等によっ
て傾いても、正確なクロス角度の検出を可能とするとと
もに、装置の簡単化を図る。 【構成】 上下のワークロール51の両軸端を支承しハ
ウジング59内に収容される上下のロールチョック52
の両側面にはクロスヘッド55が傾動かつ摺動可能に装
設される。ワークロールをクロスさせるため、各スクリ
ュジャッキ57aおよびロッド56によって各クロスヘ
ッドを移動させ、ロールチョックおよびワークロールを
クロス点Cを中心に上下で互いに反対方向に回動する
と、ロッドの移動につれて検出ロッド2も移動する。検
出ロッドの移動量を位置検出器で検出し、移動量をロー
ルチョックのクロス点Cからの所定の長さであるクロス
ヘッドによる押圧位置の、ロール軸心と直交する水平方
向における移動量とし、クロス角度θに換算して、上下
のワークロールのクロスを所要のクロス角度に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下のワークロールま
たは上下のワークロール及びバックアップロールを互い
にクロスさせるロールクロス圧延機のロールクロス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のワークロールクロス圧延機
のロールクロス装置の一例を示す破断平面図,図7は図
6の破断正面図である。
【0003】これらの図において、51は上下のワーク
ロールであり、その両端はロールチョック52によって
支承され、ハウジング59に収容されている。
【0004】55はクロスヘッドであり、ハウジング5
9に固設されたプロジェクトブロック54によって案内
されて移動し、各々のロールチョック52の両側面に対
して傾動かつ摺動するように装設されている。
【0005】57a及び57bはスクリュジャッキであ
り、ハウジング59を貫通するロッド56によってクロ
スヘッド55と連結され、また、軸58によって図示し
ない駆動装置に連結されている。
【0006】61は上下ロールチョック52の位置検出
器であり、出側のプロジェクトブロック54に固設さ
れ、この位置検出器61を貫通する検出ロッド62が空
圧シリンダ60によって上下のロールチョック52の突
起部52aに押圧されている。
【0007】なお50は圧延材、53は上下のバックア
ップロールである。
【0008】つぎにその作動について説明すると、各々
のスクリュジャッキ57a,57bによってロッド56
を介して、各々のクロスヘッド55を上下で互いに反対
方向に移動し、上下のロールチョック52及びワークロ
ール51を、クロス点Cを中心に所要のクロス角度θで
回動して、上下のワークロール51を互いにクロスさせ
る。
【0009】このとき、上下の検出ロッド62は、上下
のロールチョックの突起部52aと共に移動し上下の位
置検出器61が、検出ロッド62の移動量を検出するこ
とによって、上下のワークロール51のクロス角度θを
検出し、この検出値によってクロス角度θを設定及び調
整している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来の装置では、検出ロッド62によるロールチョック
52の移動量を検出する位置が、クロスヘッド55によ
る押圧位置から離れている。
【0011】一方この種装置においては、ロールチョッ
ク52とワークロール51の軸部との間のベアリングに
よるガタ、或いはワークロール51をベンディングして
クロスするときの摺動抵抗により、ロールチョック52
の水平方向の傾き或いは垂直方向の転倒が発生する。
【0012】このため、前記検出位置では、ロールチョ
ック52の水平方向の傾き、或いは垂直方向での転倒に
よるロールチョック52位置の変動が大きく、正確なク
ロス角度を検出することが困難である。
【0013】また、検出ロッド62押圧専用の空圧シリ
ンダ60が必要であり、装置が複雑になる不具合があ
る。
【0014】本発明は上記各不具合点を解消した新たな
ロールクロス装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明のロールクロス圧延機のロールクロ
ス装置は、圧延条件に応じて上下ロールのクロス角度を
変更し得るように構成されたロールクロス圧延機におい
て、前記上下ロールの軸端を支承するロールチョックの
両側面に対して傾動かつ摺動自在に係合し、ハウジング
またはハウジングに固設されたブロックによって案内さ
れて前記ロールの軸方向と直交する水平方向に移動する
ように設けたクロスヘッドと、該クロスヘッドにより、
圧延時前記ロールチョックの両側面を上下で互いに反対
方向に押圧するため前記ハウジングまたは前記ブロック
に設けたクロスヘッド移動装置と、該クロスヘッド移動
装置と連動する検出ロッドにより前記クロスヘッドの移
動方向の位置を検出するクロスヘッド位置検出装置とを
具備して成ることを特徴としている。
【0016】
【作用】本発明のロールクロス圧延機のロールクロス装
置は、圧延材の圧延に際し、上下ロール軸端を支承する
ロールチョックの両側面に係合する各々のクロスヘッド
をクロスヘッド移動装置によって移動して上下のロール
チョックの両側面を上下で互いに反対方向に押圧し、上
下のロールチョック及びこれにより支承されるロールを
回動してクロスさせる。
【0017】このとき、クロスヘッド移動装置と連動す
る検出ロッドも同時に移動し、クロスヘッド位置検出装
置によって該検出ロッドを介してクロスヘッドの移動
量、すなわち、ロールチョックの押圧位置の移動量を検
出し、この検出値によって上下ロールのクロス角度を検
出し、このクロス角度を設定及び調整する。
【0018】
【実施例】以下図面により本発明のいくつかの実施例に
ついて説明する。なお従来技術の装置と同一の部材には
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0019】図1は、本発明の第1実施例に係る、ロー
ルクロス装置を示す破断平面図,図2は、図1の破断正
面図である。上図において、上下のワークロール51の
両軸端はハウジング59内に収容されたロールチョック
52で支承されている。
【0020】上下各々のロールチョック52の両側面に
はクロスヘッド55が傾動かつ摺動可能に装設されてお
り該クロスヘッド55の他端にはロッド56がそれぞれ
連設されている。
【0021】1は位置検出器であり、出側のスクリュジ
ャッキ57a,57bに装着され、検出ロッド2がこの
位置検出器1を貫通して移動するように、ロッド56の
先端に装着されている。
【0022】スクリュジャッキ57a,57bはハウジ
ング59内を貫通するロッド56によってクロスヘッド
55と連結されており、また軸58によって図示してい
ない駆動装置に連結している。
【0023】つぎにその作動について説明すると、圧延
材50の圧延開始に際し、上下のワークロール51をク
ロスさせるため、各々のスクリュジャッキ57a,57
b及びロッド56によって各々のクロスヘッド55を移
動させ、ロールチョック52及びこれに支承されるワー
クロール51をクロス点Cを中心に、上下で互いに反対
方向に回動すると、ロッド56の移動に伴って検出ロッ
ド2も移動する。
【0024】この検出ロッド2の移動量を位置検出器1
によって検出し、この移動量をロールチョック52のク
ロス点Cからの所定の長さであるクロスヘッド55によ
る押圧位置の、ロール軸心と直交する水平方向における
移動量とし、クロス角度θに換算して、上下のワークロ
ール51のロールクロスを所要のクロス角度θに設定す
る。
【0025】また、圧延材50の圧延中にクロス角度θ
を変更する際にも、上記と同様に、位置検出器1によっ
てクロスヘッド55の移動量を検出し、この移動量によ
ってクロス角度θの変化を検出しながら、上下のワーク
ロール51のクロス角度θを調整する。
【0026】図3は本発明の第2実施例に係るロールク
ロス装置の破断正面図であり、位置検出器11をプロジ
ェクトブロック54内のハウジング59に装着し、検出
ロッド12をクロスヘッド55に装着して位置検出器1
1内を移動可能に貫通させたものである。
【0027】その他の構成は第1実施例の場合と同様で
あるので説明を省略する。
【0028】本実施例の場合のこの位置検出器11及び
検出ロッド12は、第1実施例の位置検出器1及び検出
ロッド2と同様に作用する。
【0029】図4は、本発明の第3実施例に係るロール
クロス装置の破断平面図である。
【0030】図4において、27はシリンダであり、そ
の外面は正四角形に成形され、ハウジング29に固設さ
れた入側及び出側のプロジェクトブロック24の上部及
び下部に穿設された角穴に、摺動自在に嵌装されてい
る。
【0031】26はプランジャであり、各々のシリンダ
27に嵌挿され、そのロッド部26aは、ハウジング2
9及びプロジェクトブロック24に固着されたリング2
8に嵌着されている。
【0032】21は位置検出器であり、出側の各々のシ
リンダ27のロッド部26aとの摺動部に埋設されてい
る。
【0033】22はターゲットであり、位置検出器21
と対向するロッド部26aに埋設されている。
【0034】つぎにその作動について説明すると、圧延
材50の圧延に際し、各々のシリンダ27を油圧によっ
て移動させ、上下のロールチョック52の両側面を上下
で互いに反対方向に押圧し、ロールチョック52及びワ
ークロール51を、クロス点Cを中心に、上下で互いに
反対方向に回動する。
【0035】この出側上下のシリンダ27の移動によっ
て、位置検出器21とターゲット22とは、相対的に移
動し、この移動量を位置検出器21が検出し、前記各実
施例と同様に上下ワークロール51のクロス角度θを設
定及び調整する。
【0036】図5は、本発明の第4実施例に係るロール
クロス装置の破断平面図であり、ハウジング39及びプ
ロジェクトブロック34によって固設された上下のシリ
ンダ37内のプランジャ36によって各々のクロスヘッ
ド35を移動させ、出側の上下のプランジャ36に固着
された検出ロッド32の移動量をハウジング39の外側
に装設した位置検出器31によって検出するものであ
る。
【0037】この位置検出器31及び検出ロッド32
は、第1実施例の位置検出器1及び検出ロッド2と同様
に作用し、上下ワークロール51のクロス角度θを設定
及び調整する。
【0038】以上本発明のいくつかの実施例について縷
々説明したが、前記各実施例においては、クロスヘッド
位置検出装置は、圧延材出側に設けているが、入側のク
ロスヘッド位置を検出するように設けてもよい。
【0039】また、前記各実施例では、上下のワークロ
ールだけをクロスさせるワークロールクロス圧延機を用
いているが、上下のワークロールとバックアップロール
とをペアでクロスさせるペアクロスロール圧延機にも適
用することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明では、クロスヘッド位置検出装置
によってクロスヘッドの移動量を検出し、この検出値に
よって上下ロールのクロス角度を検出することにより、
クロスヘッドによるロールチョック側面の押圧位置のほ
ぼ中心の移動量を検出するので、ロールチョックがその
内部のベアリングのがた等によって傾いても、正確なク
ロス角度を検出することができる。
【0041】また、クロスヘッド位置検出器は、クロス
ヘッド移動装置の作動を利用して作用するので、位置検
出器をロールチョックに押圧するアクチエータが不要に
なり、装置を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るロールクロス装置の
破断平面図である。
【図2】図1の破断正面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るロールクロス装置の
破断正面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るロールクロス装置の
破断平面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係るロールクロス装置の
破断平面図である。
【図6】従来のロールクロス装置の一例を示す破断平面
図である。
【図7】図6の破断正面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 位置検出器 2,12,32 検出ロッド 22 ターゲット 24,34,54 プロジェクトブロック 35,55 クロスヘッド 26,36 プランジャ 27,37 シリンダ 29,39,59 ハウジング 50 圧延材 51 ワークロール 52 ロールチョック 56 ロッド 57a,57b スクリュジャッキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延条件に応じて上下ロールのクロス角
    度を変更し得るように構成されたロールクロス圧延機に
    おいて、前記上下ロールの軸端を支承するロールチョッ
    クの両側面に対して傾動かつ摺動自在に係合し、ハウジ
    ングまたはハウジングに固設されたブロックによって案
    内されて前記ロールの軸方向と直交する水平方向に移動
    するように設けたクロスヘッドと、該クロスヘッドによ
    り、圧延時前記ロールチョックの両側面を上下で互いに
    反対方向に押圧するため前記ハウジングまたは前記ブロ
    ックに設けたクロスヘッド移動装置と、該クロスヘッド
    移動装置と連動する検出ロッドにより前記クロスヘッド
    の移動方向の位置を検出するクロスヘッド位置検出装置
    とを具備して成ることを特徴とするロールクロス圧延機
    のロールクロス装置。
JP17599192A 1992-06-11 1992-06-11 ロールクロス圧延機のロールクロス装置 Expired - Lifetime JP2999067B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08294713A (ja) * 1995-04-21 1996-11-12 Nippon Steel Corp ペアクロス圧延機のクロスポイント修正装置及びクロスポイント修正方法
US5921129A (en) * 1996-06-24 1999-07-13 Danieli & C. Officine Meccaniche Spa Device for the crossed displacement of rolling rolls

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08294713A (ja) * 1995-04-21 1996-11-12 Nippon Steel Corp ペアクロス圧延機のクロスポイント修正装置及びクロスポイント修正方法
US5921129A (en) * 1996-06-24 1999-07-13 Danieli & C. Officine Meccaniche Spa Device for the crossed displacement of rolling rolls

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Effective date: 19991005