JPH0533736B2 - - Google Patents

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JPH0533736B2
JPH0533736B2 JP61041439A JP4143986A JPH0533736B2 JP H0533736 B2 JPH0533736 B2 JP H0533736B2 JP 61041439 A JP61041439 A JP 61041439A JP 4143986 A JP4143986 A JP 4143986A JP H0533736 B2 JPH0533736 B2 JP H0533736B2
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optical
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Anritsu Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/40Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
    • H01S5/4025Array arrangements, e.g. constituted by discrete laser diodes or laser bar

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数の単一波長の光を出射するとと
もに所望の光信号を選択的に受光して光フアイバ
の障害箇所を探索する光フアイバ測定装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、光フアイバケーブルの障害探索には光パ
ルス試験器(OTDR)が使用されている。この
光パルス試験器は被測定光フアイバケーブルに光
パルスを入射し、この光フアイバケーブル内から
戻つてくる後方散乱光、フレネル反射光等の光信
号を測定することにより、その光フアイバケーブ
ルの障害箇所を検出することができる。
この光パルス試験器の構成としては、例えば第
6図に示すようなものがある。図において、20
はLD(Laser Diode)モジユールであり、この
LDモジユール20にはLD20a、球レンズ20
b、屈折率分布形ロツドレンズ20c(セルフオ
ツクレンズ、:商品名)等が配設されている。
LD20aはパルス・レーザ光を出力し、球レ
ンズ20bはこのレーザ光をほぼ平行なビームに
し、屈折率分布形ロツドレンズ20cはこのレー
ザ光を光フアイバ21aのコアに集光する。
また、LDモジユール20にはLD20aを安定
に発振させるための温度制御装置の放熱板20d
が設けられている。
このLDモジユール20から出力されるレーザ
光は光フアイバ接続部21を介して光スイツチモ
ジユール22に入射している。光フアイバ接続部
21は光フアイバ21a,21c、光コネクタ2
1b等からなつている。例えば、光フアイバ21
aの一端はLDモジユール20に固定し、光フア
イバ21cの一端は光スイツチモジユール22に
固定している。
光スイツチモジユール22には集光したレーザ
光を被測定光フアイバケーブル23に入射させる
ためのセルフオツクレンズ22a,22b、被測
定光フアイバケーブル23内からの光を回折させ
る音響光学素子(AO:Acosto−Opticの略、以
下AO素子という)22c、回折された光を光フ
アイバ接続部24に出射するためのプリズム22
d,22e、セルフオツクレンズ22f等が配設
されている。なお、被測定光フアイバケーブル2
3には集光されたレーザ光が光フアイバ23a,
光コネクタ23bを介して入射する。
被測定光フアイバケーブル23内からの光信号
は光スイツチモジユール22、光フアイバ接続部
24を介して検出器25に導びかれる。この光フ
アイバ接続部24は光フアイバ24a,24c、
光コネクタ24bからなつている。
このような構成により検出器25で受光部に入
射した光信号(後方散乱光あるいはフレネル反射
光)が測定される。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記複数のモジユール等からなる光
パルス試験器等においては以下のような問題点が
あつた。
(1) 容積が各モジユールの容積の和になつてしま
う。
特に、光フアイバケーブルを付設した現場で
の使用頻度が高く、小型・軽量にする必要があ
る。
(2) 挿入損失が各モジユール及びモジユール間の
接続部による損失の和になつてしまう。
特に、被測定光フアイバケーブルが長距離化
する中にあつては、光パワーの損失を抑える必
要がある。
(3) 製品のコストが各モジユール等のコストの和
となつてしまう。
即ち、光パルス試験器における問題点はモジ
ユールの数によつて生じていた。
上記問題点を解決すべく第7図の平面図に示す
ように、LDモジユール20と、光スイツチモジ
ユール22を一体化した光スイツチ付レーザダイ
オード装置30がある。
この光スイツチ付レーザダイオード装置30
は、光の出射および光信号の受光が1台で行える
ものであり、光の出射時、LD20aの光は光軸
aで第1のポート26からこの第1のポート26
に接続自在な被測定光フアイバ(図示略)に出射
される。
また受光時、第1のポート26から入射する光
信号は、所定の駆動信号により超音波を与えられ
たAO素子22c部分で光軸aに対し回折角
(2θ)を有してb方向に回折され、プリズム27、
第2のポート28を介して光検出器(図示略)に
出射することができ、光検出が行なえる。
この光スイツチ付レーザダイオード装置は、小
型、軽量、低挿失、低コストな利点を有している
が、1個のLD20aを用いる単一波長の光のみ
しか出射することができない。また光信号は、こ
の単一波長のみしか測定することができない。こ
れによつて異なる波長の光信号の測定は行なうこ
とができなかつた。したがつて異なる波長の光信
号を測定するには波長毎にこのモジユール30を
用意しなければならないとともに、この都度第1
のポート26の被測定光フアイバコネクタをつけ
変えねばならぬ慮わしさがあつた。
ところで、従来の特開昭57−132299号公報に開
示された集線形光フアイバセンサは、可変波長の
光を分波器を介して被測定フアイバに出射する。
また、特開昭53−149351号公報に開示された反射
探査計は、被試験光学導体に周波数F+ΔFの試
験信号を供給するものである。
これらは、いずれも単一の波長を中心とした光
を供給するものであり、その周波数の可変幅は僅
かな範囲である。
したがつてこれらいずれの装置でも可変された
波長の光信号をハーフミラー等の方向性結合器で
容易に光分岐することができ、方向性結合器に代
わりAO素子を持ちいても回折角度を同一にでき
る。
しかしながら、上記技術では、異なる中心周波
数の光、例えば中心波長1.3μmあるいは1.55μm
の光を被測定用の光フアイバに出射すると、これ
ら異なる中心波長の光が被測定用の光フアイバか
ら戻つてきた場合、前記方向性結合器としてAO
素子を用いた場合には回折角度が周波数に応じて
変わるため、いずれも同一方向に導くことができ
なかつた。
本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、そ
の目的は装置自体の小型、軽量化、低コスト化、
低光挿失を図るとともに波長の異なる光をそれぞ
れ同一である第1のポートから選択して出射する
ことができ、かつ波長の異なる光信号のうち所望
な光信号のみ選択して第2のポートへ出射して光
測定することができ、また異なる波長の光測定
を、被測定フアイバの脱着なしで行なうことがで
きる光フアイバ測定装置を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の光フアイ
バ測定装置は、波長の異なる光を被測定フアイバ
にそれぞれ出射する第1、第2のレーザダイオー
ド2a,2bと、 第1のレーザダイオードからの光を通過させて
前記被測定フアイバに向かう光路に出射させると
ともに、第2のレーザダイオードからの光を反射
させ前記光路に出射させる光路合成手段4と、 前記被測定光フアイバからの光信号を受ける位
置に配置され、前記光信号を回折させるための音
響光学素子6と、 前記第1、第2のレーザダイオードのいずれか
一つの出射光を選択的に前記被測定フアイバへ入
射させる出射光選択手段12と、 前記音響光学素子によつて回折される前記光信
号の回析角度が、前記第1及び第2のいずれのレ
ーザダイオードから出射された光信号の場合で
も、ほぼ等しい角度となるように、レーザダイオ
ードの出射する光の波長に対応づけて前記音響光
学素子をそれぞれ所定の周波数で駆動させる回折
角制御手段7とを備えたことを特徴としている。
また前記音響光学素子6は、前記第1、第2の
レーザダイオード2a,2bの出射光を受けると
ともに、前記被測定光フアイバからの光信号を受
ける位置に配置されている構成としてもよい。
[作用] (光出射モード時) 波長の異なるLD2a,2bは、出射光選択手
段としてのLD選択器12により電源供給ライン
9aを制御していずれか一つのレーザダイオード
2a,2bを駆動し、この出射光が第1のポート
5に接続された被測定フアイバに出射される。
(光受光モード時) 被測定フアイバからの光信号は、音響光学素子
6を介して回折される。この音響光学素子6は、
回折角制御手段7により出射する光の波長に対応
づけて所定の周波数で駆動されるため、被測定フ
アイバからの光信号はいずれのレーザダイオード
から出射された光信号の場合でもほぼ等しい角度
で回折される。これにより、波長の異なる光信号
について本測定器のみでいずれの測定をも行うこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明の光フアイバ測定装置を示す
概要図である。図において1は装置本体であり、
この装置本体にはLD2a,2bが並設されてい
る。一方のLD2aは、波長1.55μmの光λaを出射
し、他方のLD26はこれと異なる波長1.31μmの
光λbを出射するものであり、これらLD2a,2
bは駆動電源9から電源供給ライン9aを介して
駆動される。
LD2bの光λbの延長上にはプリズム3が配設
されていて光λbは、このプリズム3部分で直角
に曲折され、前記LD2aの光λa方向に進行する
ことができる。
LD2aの光λaと、LD2bの光λbとの交差点
には反射体4として板状のダイクロツクミラー4
aが固設されている。このダイクロツクミラー4
aは、第2図Aの拡大図に示す如く前記LD2b
の光λb側の面4aaに誘電体を薄膜形成したもの
であり、第2図bの特性図に示す如く波長により
透過率が異なり、光の波長すなわちλbは反射さ
せ、λaは透過させる特性を有している。
また、前記LD2aの光λa側の面4abに同じ誘
電体を薄膜形成しても同様の効果が得られる。
つまり、LD2aが出射する1.55μmの光λaに対
して透過率が高く光λaはダイクロツクミラー4
aを通過でき、LD2bの1.31μmの光λbに対して
透過率が低く、光λbは、ダイクロツクミラー4
a部分で反射する。
これにより光λa,λbの両光波とも同一光路上
を破線で示す如く方向に進行して第1のポート5
から出射することができる。
第1のポート5は、例えば被測定光フアイバケ
ーブルを接続する光コネクタからなり、LD2a,
2bからのレーザ光を被測定光フアイバケーブル
(図示せず)に出射することができる。
このとき、被測定光フアイバケーブル内から戻
つてくる光信号、例えば後方散乱光は、この第1
のポート5である光コネクタを介して入射する。
この後方散乱光は、そのままでは光軸aに沿つて
ダイクロツクミラー4a方向に進む。
そこで、第1のポート5からの光が光軸aに対
して所定角度2θのb方向に進むように切り換える
ため、この被測定フアイバからの光信号を受ける
位置に音響光学素子(AO素子)6を配置する。
尚、音響光学素子6は、少なくとも被測定フアイ
バからの光信号を受ける位置に設ける必要がある
が、さらにLD2a,2bの出射光を受ける位置
に配置されていても支障ない。そして、この実施
例では、音響光学素子6をダイクロツクミラー4
aの第1のポート5との間で光軸a上に配設して
いる。
この音響光学素子6は、回折角制御手段7から
端子6aを介して入力する駆動信号S3によつて
駆動するトランスデユーサを有しており、前記駆
動信号S3によりトランスデユーサは周期的な超
音波を発生する。音響光学素子6内の超音波は、
屈折率の疎密波となるから、回折格子と同様に働
き、光を2θの角度でb方向に回折させる。
このとき第1のポート5から入射する光信号
は、波長1.55μmのLD2aあるいは波長1.31のμ
mのLD2bの光が戻つてくることになる。した
がつて音響光学素子6を同一条件で使用するとこ
れら異なる波長の光毎に回折角θが異なり第2の
ポート10から出射することができない。したが
つて異なる波長の光であつても第2のポート10
から出射するために以下の手法を用いた。
一般に回折角θは、 ksinθ=1/2K……(1) で示される。
k=2π/λ、K=2π/Λ (λ:光の波長、Λ::超音波の波長) 例えばAO素子6にセレン化ヒ素(As2Se3)を
用いる場合、音速ν=2.25×103〔m/s〕である
から、超音波の周波数f=120[MHz]の振動を音
響光学素子6に与えると、上式(1)よりLD2bの
波長λb=1.31μmのとき回折角θbは2〔度〕であ
る。このLD2bの波長に対応した回折角θ=θb
=2度有して前記プリズム8、第2のポート10
を設ける。
第2のポート10は、第1のポート5と同様に
光フアイバを接続する光コネクタからなり、被測
定フアイバからの光信号を検出するための光検出
器(図示略)を接続することができる。
次に以上のλb=1.31μmのときの回折角をθbと
し、超音波の波長をΛbとし、λa=1.55μmのとき
の回折角をθa、超音波の波長をΛaとすれば、上
式(1)により 1/λb・sinθb=1/2・1/Λb ……(2) 1/λb・sinθa=1/2・1/Λa ……(3) ここで回折角を一定(θb=θa)とすると、上
式(2)、(3)より、 λa/λb=Λa/Λb ……(4) 音速ν=fΛより上式(4)は、 λa/λb=fb/fa ……(5) (fa;λa=1.55μm時の超音波の周波数 fb;λb=1.31μm時の超音波の周波数) 上式(5)にλb=1.31μm、λa=1.55μm、fb=
120MHzを代入すると、 fa=120×1.31/1.55=101.42[MHz]となる。
したがつて前記回折角制御手段7は、波長
1.31μmの光信号を受光する際には音響光学素子
6に対してfb=120[MHz]の周波数の駆動信号S
3を供給し、波長1.55μmの光信号を受光する際
には音響光学素子6に対してfa=101.41[MHz]
の周波数の駆動信号S3を供給すれば波長が異な
つても回折角θを一定にすることができる。この
回折角制御手段7の駆動信号S3の周波数の切換
え及び駆動信号S3の出力時期は、切換手段11
の制御信号S2により制御されている。
切換手段11は、例えばスイツチ及びこのスイ
ツチに対応した制御信号S1,S2を出力する回
路等により構成されたものであり、装置本体1の
光の出射モード及び光の受光モードを切り換える
ことにより、制御信号S1による光の出射時の波
長の設定、そして制御信号S2による光信号の受
光時の波長の設定が行なわれる。
出射光選択手段としてのLD選択器12は、切
換手段11の制御信号S1を受けて前記LD2a,
2bの少なくともいずれか一方を選択して出射さ
せるものであり、第1図に示すようにLD2a,
2bの電流供給ライン9aを制御している。
次に以上の構成からなる光フアイバ測定装置の
動作を第3図のタイミングチヤートを用いて説明
する。
切換手段11において、出射光の波長を設定す
ると、この切換手段11は、装置本体1を光出射
モードとして制御信号S1をLD選択器12に出
力する。これにより選択された少なくともいずれ
か一方のLD2a,2bの光は、ダイクロツクミ
ラー4a及び音響光学素子6を通過して第1のポ
ート5から被測定フアイバ(図示略)に進行す
る。
切換手段11により光の出射が終了すると、続
いて装置本体1は光出射モードから光受光モード
へと切り換えられ、切換手段11は、回折角制御
手段7に対して制御信号S2を出力する。この制
御信号S2中には、λa,λbに応じた音響光学素
子6を駆動させる駆動周波数を選択するための信
号が含まれている。これにより回折角制御手段7
は、音響光学素子6に対して制御信号S2に対応
した周波数の駆動信号S3を出力する。そして音
響光学素子6は、被測定フアイバからの光信号が
λa,λbと波長が異なるにもかかわらず、回折角
度が一定になり、プリズム8を介し第2のポート
10へ出射し、光検出器(図示略)等により各種
の光検出処理が行なわれる。
これら光出射モード及び光受光モードは第3図
に示す如く交互に連続して行なわれるが、通常、
光出射モード時に出射されたLDの波長と光受光
モード時の光信号の波長は同一に設定されてい
る。
更にこれら一対の光出射モード及び光受光モー
ドの波長を、切換手段11を切り換えて変更する
ことができ、この際、被測定フアイバのつけ換え
なしで第1のポート5につけたまま容易に行なう
ことができる。
更に光出射モード時2光波以上の異なる波長の
光を同時に出射することもでき、光受光モード時
これら2光波のうち所望の光信号のみ選択して光
検出を行なうこともできる。
尚、前記制御信号S1,S2は、各々LD選択
器12、回折角制御手段7を制御する信号であれ
ば、第3図のタイミングチヤートの波形以外にも
その態様が考えられる。
なお、この実際の組立・調整について、第4図
をもとにして説明する。まずLD2a,2bから
の光をほぼ平行ビームにするため球レンズ15
a,15bをLD2a,2bに取付ける。これを
支持部材16に接着剤で固定し、この支持部材1
6を装置本体1の一端部にネジ止等で固定する。
LD2bの光の光路上にはプリズム3が設けられ、
ダイクロツクミラー4aに向けてこのプリズム3
の位置調整を行う。
また第1のポート5近傍には平行ビームを集光
して出射するセルフオツクレンズ19が設けられ
る。
また、LD2a,2bには、支持部材16と反
対の側に温度制御用の放熱板17が取付けられ
る。この放熱板17は装置本体1と接触しないよ
うにする。しかる後、第1のポート5に設ける光
コネクタは、その主軸を光軸aに合わせて半田付
けがなされる。ここで、第1のポート5から光を
光軸aに向けて入射させ、この光がb方向に回折
するように音響光学素子6を配置する。
更に、音響光学素子6で回折した光を集光して
第2のポート10から出射するようにプリズム
8、セルフオツクレンズ18の位置調整を行う。
第5図は本発明による光フアイバ測定装置の他
の実施例を示す概要図である。尚、図中第1図と
同一部分には同一符号を付しその説明を省略す
る。
図に示す出射光選択手段は、反射体4としての
反射鏡4bを直接光軸a上に進退自在とする反射
体移動機構12cを構成するものである。そして
切換手段11の制御信号S1により、反射体移動
機構12cは、例えばLD2aを選択して出射す
るときは、反射鏡4bを矢印A方向または上下方
向等に移動させて光軸a上から退避させ、光λa
を直接第1のポート5に出射し、またLD2bを
選択して出射するときは、反射鏡4bを図中実線
位置である光軸a上に進出することにより光λb
をこの反射鏡4で反射して第1のポート5に出射
することができる。
上述の各実施例の他、出射光選択手段は、第1
のポート5から出射する光の波長を選択するもの
であれば、例えばLD2a,2bの駆動電源9を
直接、制御信号S1により制御して少なくもいず
れか一方のLD2a,2bを駆動すること等、多
様な態様がある。
尚、上述の説明では第1のポート5に被測定フ
アイバを接続することとしたが、他、被測定機器
等の光フアイバ、あるいは光回路素子を直接接続
することもできる。
[発明の効果] 本発明の光フアイバ測定装置は、出射光選択手
段で選択された第1、第2のレーザダイオードの
いずれかが選択駆動され、それぞれ波長の異なる
光が光路合成手段で1つの光路上に出射され、第
1のポートに接続された被測定フアイバに出射さ
れる。また、被測定フアイバからのいずれかの波
長の反射光は、音響光学素子で所定の回折角度で
回折されるが、該音響光学素子は回折角制御手段
により光の波長に対応した所定の周波数で駆動さ
れる。
このため、異なる2つの波長の光を選択して被
測定フアイバに入射させることができるのみなら
ず、該測定フアイバから戻つてくる反射光がいず
れの波長の光であつても同一の回折角度として外
部に出射することができる。
したがつて、本装置の第1のポートに接続され
た被測定フアイバの脱着をせずとも2つの異なる
中心波長(中心周波数)の光を供給できるととも
に、反射光を測定するための光検出器を回折角度
方向上に設けるのみで前記異なる波長の光測定を
行うことができるようになる。
そして、上記同一の回折各度は、単一個の音響
光学素子をそれぞれの波長に対応した周波数で駆
動するのみの簡単な構成で得ることができ、装置
の小型、軽量化と低コスト化および低光損失化を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光フアイバ測定装置の
概要図、第2図a,bは、同装置のダイクロツク
ミラーを説明する平面図及び特性図、第3図は、
同装置の制御信号及び光モードを説明するタイミ
ングチヤート、第4図は、同装置の具体的な平面
図、第5図は、本発明の光フアイバ測定装置の他
の実施例を示す概要図、第6図は、従来の光パル
ス試験器の構成を示すブロツク図、第7図は、従
来のレーザダイオード装置を示す平面図である。 1……装置本体、2a……LD(波長λa=1.55μ
m)、2b……LD(λb=1.31μm)、3……プリズ
ム、4……反射体(4a……ダイクロツクミラ
ー、4b……反射鏡)、5……第1のポート、6
……音響光学素子(AO素子)、7……回折角制
御手段、8……プリズム、9……駆動電源、10
……第2のポート、11……切換手段、12……
出射選択手段(LD選択器)、θ……回折角、S
1,S2……制御信号、S3……駆動信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 波長の異なる光を被測定フアイバにそれぞれ
    出射する第1、第2のレーザダイオード2a,2
    bと、 第1のレーザダイオードからの光を通過させて
    前記被測定フアイバに向かう光路に出射させると
    ともに、第2のレーザダイオードからの光を反射
    させ前記光路に出射させる光路合成手段4と、 前記被測定光フアイバからの光信号を受ける位
    置に配置され、前記光信号を回折させるための音
    響光学素子6と、 前記第1、第2のレーザダイオードのいずれか
    一つの出射光を選択的に前記被測定フアイバへ入
    射させる出射光選択手段12と、 前記音響光学素子によつて回折される前記光信
    号の回析角度が、前記第1及び第2のいずれのレ
    ーザダイオードから出射された光信号の場合で
    も、ほぼ等しい角度となるように、レーザダイオ
    ードの出射する光の波長に対応づけて前記音響光
    学素子をそれぞれ所定の周波数で駆動させる回折
    角制御手段7と、 を備えたことを特徴とする光フアイバ測定装置。 2 前記音響光学素子6は、前記第1、第2のレ
    ーザダイオード2a,2bの出射光を受けるとと
    もに、前記被測定光フアイバからの光信号を受け
    る位置に配置されている特許請求の範囲第1項記
    載の光フアイバ測定装置。
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