JPH05336787A - 誘導電動機駆動装置 - Google Patents

誘導電動機駆動装置

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JPH05336787A
JPH05336787A JP4137341A JP13734192A JPH05336787A JP H05336787 A JPH05336787 A JP H05336787A JP 4137341 A JP4137341 A JP 4137341A JP 13734192 A JP13734192 A JP 13734192A JP H05336787 A JPH05336787 A JP H05336787A
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JP
Japan
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inverter
inverter device
failure
induction motor
circuit
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JP4137341A
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English (en)
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Yoshihiro Ookashiwa
芳弘 大柏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、負荷として接続された誘導電動機
の入力周波数を変化させるインバータ装置と、インバー
タ装置の始動時の周波数を設定するインバータ始動周波
数設定回路と、誘導電動機の回転速度を検出する速度検
出器と、故障信号を受信したときにおける速度検出器の
回転速度を変換してインバータ始動周波数設定回路に入
力する故障時周波数入力回路とを備えた誘導電動機駆動
装置である。 【効果】 本発明により、インバータ装置の故障時にも
円滑な切り替えを行なうことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インバータで可変速運転する電動
機駆動装置は、ファン,ポンプの省エネルギー運転や機
械の可変速駆動に用いられている。インバータ故障時の
対策としては商用電源のバイパス回路を設ける方法が一
般的であるが、商用運転中は可変速運転が出来ないとい
う欠点があった。又運転用の他に待機用のインバータを
設ける方法もあるが、インバータが故障時、電動機が停
止した後待機中のインバータにて再運転する為、一度シ
ステムが停止してしまうという欠点があった。又、大容
量のインバータでは制御系を2重化し、制御系の故障の
場合瞬時に健全な制御系に切替える方法が採用されてい
るものもあるが、三回路系の故障の場合は対応できなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決する手
段の1つとしてインバータの主回路と制御回路を完全に
2重化し、常時2台のインバータで運転して、一方のイ
ンバータ故障時故障したインバータをシステムから切離
し、健全なインバータの出力を上げる方法が考えられる
が2重化したインバータの出力は完全に同期している必
要があり、制御系が複雑となり、かえって故障の要因に
もなりうる。
【0004】従って制御系を複雑にせずインバータを2
重化し一方のインバータが故障した際にシステムを停止
させることなく待期中のインバータに切替える事が出来
る電動機駆動装置が必要となっている。
【0005】本発明は、インバータ故障時商用電源に切
替えて固定速運転にした場合、機械の性能が発揮されな
いシステムや、インバータ切替時電動機が停止してはな
らないシステムに対し、インバータ故障時電動機を停止
する事なく健全なインバータに切替える事の出来る誘導
電動機駆動装置を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、負荷として接
続された誘導電動機の入力周波数を変化させる第1のイ
ンバータ装置と、この第1のインバータ装置と並列に接
続されて誘導電動機の入力周波数を変化させる第2のイ
ンバータ装置と、第1のインバータ装置と誘導電動機と
の接続回路を開閉する第1の開閉器と、第1のインバー
タ装置の始動時の周波数を設定する第1インバータ始動
周波数設定回路と、第1のインバータの故障を検出する
第1故障検出回路と、第2のインバータ装置からの故障
発生信号を受信する第1故障発生信号受信回路と、誘導
電動機の回転速度を検出する速度検出器と、第1故障発
生信号受信回路が第2のインバータ装置の故障信号を受
信したときにおける速度検出器の回転速度を変換して第
1インバータ始動周波数設定回路に入力する第1故障時
周波数入力回路と、第2のインバータ装置と誘導電動機
との接続回路を開閉する第2の開閉器と、第2のインバ
ータ装置の始動時の周波数を設定する第2インバータ始
動周波数設定回路と、第2のインバータの故障を検出す
る第2故障検出回路と、第1のインバータ装置からの故
障発生信号を受信する第2故障発生信号受信回路と、こ
の第2故障発生信号受信回路が第1のインバータ装置の
故障信号を受信したときにおける速度検出器の回転速度
を変換して前記第2インバータ始動周波数設定回路に入
力する故障時周波数入力回路とを具備し、インバータ装
置故障時に円滑な切り替えを行なう誘導電動機駆動装置
である。
【0007】
【作用】本発明における誘導電動機駆動装置において
は、第1のインバータ装置によって負荷として接続され
た誘導電動機の入力周波数を変化させ、第1のインバー
タ装置と並列に第2のインバータ装置を接続して誘導電
動機の入力周波数を変化させ、第1のインバータ装置と
誘導電動機との接続回路を開閉し、第1のインバータ装
置の始動時の周波数を設定し、第1のインバータの故障
を検出し、第2のインバータ装置からの故障発生信号を
受信し、誘導電動機の回転速度を検出し、第1故障発生
信号受信回路が第2のインバータ装置の故障信号を受信
したときにおける速度検出器の回転速度を変換して第1
インバータ始動周波数設定回路に入力し、第2のインバ
ータ装置と誘導電動機との接続回路を開閉し、第2のイ
ンバータ装置の始動時の周波数を設定し、第2のインバ
ータの故障を検出し、第1のインバータ装置からの故障
発生信号を受信し、第2故障発生信号受信回路が第1の
インバータ装置の故障信号を受信したときにおける速度
検出器の回転速度を変換して第2インバータ始動周波数
設定回路に入力し、インバータ装置故障時に円滑な切り
替えを行なう。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1にお
いて、3は負荷として接続された誘導電動機7の入力周
波数を変化させる第1のインバータ装置、4はインバー
タ装置3と並列に接続されて誘導電動機7の入力周波数
を変化させる第2のインバータ装置、5はインバータ装
置3と誘導電動機7との接続回路を開閉する開閉器、1
1はインバータ装置3の始動時の周波数を設定するイン
バータ始動周波数設定回路、12はインバータの故障を
検出する故障検出回路、13はインバータ装置4からの
故障発生信号を受信する故障発生信号受信回路、8は誘
導電動機8の回転速度を検出する速度検出器、14は故
障発生信号受信回路13がインバータ装置4の故障信号
を受信したときにおける速度検出器8の回転速度を変換
してインバータ始動周波数設定回路11に入力する故障
時周波数入力回路、6はインバータ装置4と誘導電動機
8との接続回路を開閉する開閉器、21はインバータ装
置4の始動時の周波数を設定するインバータ始動周波数
設定回路、22はインバータ4の故障を検出する故障検
出回路、23はインバータ装置3からの故障発生信号を
受信する故障発生信号受信回路、24は故障発生信号受
信回路23がインバータ装置3の故障信号を受信したと
きにおける速度検出器8の回転速度を変換してインバー
タ始動周波数設定回路21に入力する故障時周波数入力
回路であり、開閉器5により誘導電動機7に接続される
インバータ装置3と開閉器6により誘導電動機7に接続
されるインバータ装置4とにより構成され、インバータ
装置3、4のどちらか一方で誘導電動機7を運転中にそ
のインバータ装置が故障した場合、もう一方のインバー
タ装置で誘導電動機を運転する電動機駆動装置におい
て、一方のインバータ装置で運転中にそのインバータ装
置が故障した場合、誘導電動機7の速度を検出しインバ
ータ装置3,4の故障信号によりもう一方のインバータ
装置(4,3)の起動周波数を誘導電動機7の速度に変
更してインバータ装置を起動する事を特徴とする誘導電
動機駆動装置である。
【0009】即ち、本実施例の電動機駆動装置は開閉器
5を介し誘導電動機7に接続されているインバータ装置
3、開閉器6を介し誘導電動機に接続されているインバ
ータ装置4により構成されており、各インバータは、イ
ンバータ起動時に誘導電動機の速度を検出し、誘導電動
機の速度に合わせてインバータの起動周波数を変更する
機能を有している。例えば第1のインバータで電動機を
運転中にインバータ装置3が故障した際、インバータ装
置3の故障信号により開閉器5と開閉器6を切替えると
ともに、インバータ装置4にインバータ装置3の故障信
号を運転信号として与える。インバータ装置4はインバ
ータ装置3の故障信号を運転信号として受けとると、誘
導電動機7の速度を検出し、起動周波数を誘導電動機7
の速度に合わせて変更し、起動することにより誘導電動
機7がフリーラン中でもインバータを切替える事ができ
る。
【0010】そして、図1において1,2はしゃ断器、
3,4はインバータ装置、5,6は開閉器、7は誘導電
動機、8は速度検出器であり、図2はインバータ装置2
が起動した時にシーケンスをフローチャートを用いて説
明している。
【0011】図1において、インバータ装置3で誘導電
動機7を運転中にインバータ装置4が故障した場合につ
いて説明する。インバータ装置3は故障すると、運転を
停止するとともに故障信号をインバータ外部に出力す
る。この故障信号により開閉器5,6の開閉を切替える
とともに、インバータ装置4に運転信号としてインバー
タ装置3の故障信号を送る。インバータ装置4は速度検
出器8により誘導電動機7のフリーラン中の速度を検出
し、インバータ装置4の起動周波数を誘導電動機7のフ
リーラン速度に合わせて変更し、起動周波数により、イ
ンバータ装置4を起動し、誘導電動機7を加速、運転す
る。
【0012】図2は本説明をフローチャートに示してい
る。上記により、インバータ装置4の起動時、誘導電動
機7のフリーラン速度に合わせて起動周波数を決定する
為、インバータ装置4と誘導電動機7の周波数不一致に
よる起動失敗が起こらず、確実にインバータ装置3から
インバータ装置4への切替えが実施できる。従って、本
実施例によればインバータ装置3故障時に、インバータ
装置4へ切替える際、誘導電動機7が一度停止する必要
がなく切替が可能であるため、誘導電動機7を用いてい
るシステムが停止せずシステムの信頼性が大幅に向上す
る。
【0013】この実施例によれば誘導電動機のフリーラ
ン中の速度検出は電動機に接続されている速度検出器を
用いて実施したが、他の方法、例えば誘導電動機の残留
電圧を検出し、演算により回転数を検出する方法や、イ
ンバータが故障する直前の運転周波数と電動機及び負荷
のGD2 及びインバータの切替えに要する時間から回転
数を演算する方法を用いても本発明が有効である事は明
らかである。
【0014】
【発明の効果】本発明によればインバータが故障した
際、電動機を停止させることなく、健全なインバータに
運転を切替える事が出来るため、商用バイパス運転が出
来ず可変速運転が不可欠なシステムやインバータ切替の
際一度電動機を停止させてしまうとシステム全体の運転
に影響してしまうプラント等の信頼性向上に役立つ。更
にインバータ故障時の影響を考えるとインバータの適用
が問題であったプラントへのインバータによる省エネル
ギー運転等の適用も可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す誘導電動機駆動装置の
構成図である。
【図2】図1の運転作用を示すシーケンスフローチャー
トの説明図である。
【符号の説明】
3 インバータ装置 4 インバータ装置 5,6 開閉器 7 誘導電動機 8 速度検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷として接続された誘導電動機の入力
    周波数を変化させる第1のインバータ装置と、この第1
    のインバータ装置と並列に接続されて前記誘導電動機の
    入力周波数を変化させる第2のインバータ装置と、前記
    第1のインバータ装置と前記誘導電動機との接続回路を
    開閉する第1の開閉器と、前記第1のインバータ装置の
    始動時の周波数を設定する第1インバータ始動周波数設
    定回路と、前記第1のインバータの故障を検出する第1
    故障検出回路と、前記第2のインバータ装置からの故障
    発生信号を受信する第1故障発生信号受信回路と、前記
    誘導電動機の回転速度を検出する速度検出器と、前記第
    1故障発生信号受信回路が第2のインバータ装置の故障
    信号を受信したときにおける前記速度検出器の回転速度
    を変換して前記第1インバータ始動周波数設定回路に入
    力する第1故障時周波数入力回路と、前記第2のインバ
    ータ装置と前記誘導電動機との接続回路を開閉する第2
    の開閉器と、前記第2のインバータ装置の始動時の周波
    数を設定する第2インバータ始動周波数設定回路と、前
    記第2のインバータの故障を検出する第2故障検出回路
    と、前記第1のインバータ装置からの故障発生信号を受
    信する第2故障発生信号受信回路と、この第2故障発生
    信号受信回路が前記第1のインバータ装置の故障信号を
    受信したときにおける前記速度検出器の回転速度を変換
    して前記第2インバータ始動周波数設定回路に入力する
    故障時周波数入力回路とを具備し、インバータ装置故障
    時に円滑な切り替えを行なう誘導電動機駆動装置。
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