JPH05336538A - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
- Publication number
- JPH05336538A JPH05336538A JP4140608A JP14060892A JPH05336538A JP H05336538 A JPH05336538 A JP H05336538A JP 4140608 A JP4140608 A JP 4140608A JP 14060892 A JP14060892 A JP 14060892A JP H05336538 A JPH05336538 A JP H05336538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- background
- color
- supplied
- frame memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ安価な構成で、背景色を所望の色に
瞬時に変更で出来るようにする。 【構成】 マイコン16によって背景色レジスタ33に
特定の色データが書き込まれ、さらにマイコン16から
の指令により、背景選択レジスタ34に、背景入力とし
て背景色レジスタ33の出力をセレクタ31にて選択す
るように制御データが書き込まれることにより、背景色
レジスタ33の出力が混合回路30の背景入力とされ、
これにより、全画面均一な特定色の背景映像を得るため
のテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生装置
を別途用意しなくても済み、さらに合成される背景色を
瞬時に変更することが可能となる。
瞬時に変更で出来るようにする。 【構成】 マイコン16によって背景色レジスタ33に
特定の色データが書き込まれ、さらにマイコン16から
の指令により、背景選択レジスタ34に、背景入力とし
て背景色レジスタ33の出力をセレクタ31にて選択す
るように制御データが書き込まれることにより、背景色
レジスタ33の出力が混合回路30の背景入力とされ、
これにより、全画面均一な特定色の背景映像を得るため
のテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生装置
を別途用意しなくても済み、さらに合成される背景色を
瞬時に変更することが可能となる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンピュータ
を用いた映像信号処理の技術分野で用いられる映像処理
装置に関し、さらに詳しくは、コンピュータで作成した
画像と外部の映像信号を合成してスーパーインポーズ画
像を得る映像処理装置に関するものである。
を用いた映像信号処理の技術分野で用いられる映像処理
装置に関し、さらに詳しくは、コンピュータで作成した
画像と外部の映像信号を合成してスーパーインポーズ画
像を得る映像処理装置に関するものである。
【従来の技術】図3は、従来の映像信号処理装置の一構
成例を示すものである。ここで、50は映像信号処理装
置であり、外部から指定された画像に対応する前景映像
信号FVSおよび合成制御信号(一般に、キー信号と呼
ばれる)KEYを、内蔵するフレームメモリ51から読
み出して、映像信号合成切換装置52へ供給する。合成
切換装置52は、別の装置から供給される背景映像信号
BVS上に、合成制御信号KEYによって指定される領
域(切り抜くべき形状)に応じて、前景映像信号FVS
を合成し、その合成結果を、合成映像信号CVSとし
て、TVモニター等の表示装置53へ供給する。これに
より、表示装置53の表示画面上で、合成制御信号KE
Yによるスーパーインポーズ効果の程が確認される。図
4は、従来の映像信号処理装置の他の構成例を示すもの
である。この例においては、映像信号処理装置55の内
部に映像信号合成器56を内蔵しており、この映像信号
合成器56が、フレームメモリ51から読み出された合
成制御信号KEYに基づいて、前景映像信号FVSと、
A/D変換器57でディジタル信号に変換された背景映
像信号BVSとを合成し、これにより得られた合成映像
信号CVSがD/A変換器58でアナログの合成映像信
号に変換されて出力されるようになっている。
成例を示すものである。ここで、50は映像信号処理装
置であり、外部から指定された画像に対応する前景映像
信号FVSおよび合成制御信号(一般に、キー信号と呼
ばれる)KEYを、内蔵するフレームメモリ51から読
み出して、映像信号合成切換装置52へ供給する。合成
切換装置52は、別の装置から供給される背景映像信号
BVS上に、合成制御信号KEYによって指定される領
域(切り抜くべき形状)に応じて、前景映像信号FVS
を合成し、その合成結果を、合成映像信号CVSとし
て、TVモニター等の表示装置53へ供給する。これに
より、表示装置53の表示画面上で、合成制御信号KE
Yによるスーパーインポーズ効果の程が確認される。図
4は、従来の映像信号処理装置の他の構成例を示すもの
である。この例においては、映像信号処理装置55の内
部に映像信号合成器56を内蔵しており、この映像信号
合成器56が、フレームメモリ51から読み出された合
成制御信号KEYに基づいて、前景映像信号FVSと、
A/D変換器57でディジタル信号に変換された背景映
像信号BVSとを合成し、これにより得られた合成映像
信号CVSがD/A変換器58でアナログの合成映像信
号に変換されて出力されるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の映像信号処理装置においては、以下のような問題点
があった。 1.生成される合成映像信号CVSのスーパーインポーズ
効果の確認は、全画面均一な特定色の背景映像を得るた
めのテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生装
置を別途用意して接続する必要があり、このような装置
との組み合せにより、全体の装置構成が複雑となり装置
価格が高価となってしまう。 2.別途用意した背景映像信号発生装置との接続等、使用
方法が簡便ではなく、使用者に負担を強いる結果とな
る。 3.前景映像信号FVSの色分布等に応じて、背景となる
テスト用の映像信号を注意深く選択しなければならず、
選択を誤ると、スーパーインポーズ効果の確認が困難と
なる場合がある。 本発明の目的は、上述した1.〜3.の問題点を全て解消す
ることができる映像信号処理装置を提供することにあ
る。
来の映像信号処理装置においては、以下のような問題点
があった。 1.生成される合成映像信号CVSのスーパーインポーズ
効果の確認は、全画面均一な特定色の背景映像を得るた
めのテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生装
置を別途用意して接続する必要があり、このような装置
との組み合せにより、全体の装置構成が複雑となり装置
価格が高価となってしまう。 2.別途用意した背景映像信号発生装置との接続等、使用
方法が簡便ではなく、使用者に負担を強いる結果とな
る。 3.前景映像信号FVSの色分布等に応じて、背景となる
テスト用の映像信号を注意深く選択しなければならず、
選択を誤ると、スーパーインポーズ効果の確認が困難と
なる場合がある。 本発明の目的は、上述した1.〜3.の問題点を全て解消す
ることができる映像信号処理装置を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、供給される背景映像信号の上に、合
成すべき領域を指定するための合成制御信号に応じて、
前景映像信号を合成して出力する合成手段を有する映像
信号処理装置において、任意に書き換えられる色設定値
に応じた背景色の映像信号を生成する背景色生成手段
と、前記背景色生成手段から出力される映像信号または
本来合成すべき映像信号の内の指定された一方を択一選
択して背景映像信号として前記合成手段へ供給する選択
手段と、前記背景色生成手段の色設定値および前記選択
手段の選択動作を指定するためのモード設定手段とを設
けている。
を解決するために、供給される背景映像信号の上に、合
成すべき領域を指定するための合成制御信号に応じて、
前景映像信号を合成して出力する合成手段を有する映像
信号処理装置において、任意に書き換えられる色設定値
に応じた背景色の映像信号を生成する背景色生成手段
と、前記背景色生成手段から出力される映像信号または
本来合成すべき映像信号の内の指定された一方を択一選
択して背景映像信号として前記合成手段へ供給する選択
手段と、前記背景色生成手段の色設定値および前記選択
手段の選択動作を指定するためのモード設定手段とを設
けている。
【作用】上記の構成によれば、モード設定手段によっ
て、背景色生成手段の色設定値を設定し、さらに選択手
段に対して背景色生成手段から出力される映像信号を選
択するよう指示することにより、この映像信号が背景映
像信号として合成手段へ供給され、これにより、所望の
色の背景映像信号が得られ、この背景映像信号の上の、
合成制御信号に応じた領域に前景映像信号が合成されて
出力される。
て、背景色生成手段の色設定値を設定し、さらに選択手
段に対して背景色生成手段から出力される映像信号を選
択するよう指示することにより、この映像信号が背景映
像信号として合成手段へ供給され、これにより、所望の
色の背景映像信号が得られ、この背景映像信号の上の、
合成制御信号に応じた領域に前景映像信号が合成されて
出力される。
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。図1においてコンピュータ20は、多くの場合、操
作者の指令により内蔵のプログラムを動作させ、映像情
報を生成し、第1のフレームメモリ10および第2のフ
レームメモリ11に映像情報を書き込む。ここで、コン
ピュータ20は適当な映像情報生成手段であれば、コン
ピュータに限ることはない。第2のフレームメモリ11
には映像情報と共に、合成制御情報が書き込まれる。こ
の合成制御情報は、第2のフレームメモリに書き込まれ
ている映像情報を前景映像として使用する場合に、この
前景映像の一部を選択的に切り取るための制御情報(キ
ーデータ)であり、必要に応じて書き込まれる。映像信
号合成器14には、第1のフレームメモリ10から読み
出された映像情報が前景映像信号FVSとして、また第
1のフレームメモリ10から読み出された制御情報が合
成制御信号KEYとして、さらに、セレクタ15によっ
て選択された第2のフレームメモリ11からの映像信号
またはA/D変換器12を介して外部から供給される映
像信号のどちらか一方が背景映像信号BVSとして入力
される。そして、この背景映像信号BSV上に合成制御
信号KEYの値の示す割合で前景映像信号FVSを重ね
て合成映像信号CVSを生成し、D/A変換器18を介
して外部に出力する。ブランキング信号発生回路13
は、映像の帰線期間のタイミングを映像信号合成器14
に供給するものである。D/A変換器17は、合成制御
信号KEYをアナログ信号に変換し、キー信号として外
部に出力するものである。D/A変換器19は、第2の
フレームメモリ11から読み出された背景映像信号BV
Sをアナログ信号に変換し、外部に出力するものであ
る。この信号は、背景画面の確認、または次に出力され
る画面の確認等に用いられる。図2は、図1に示す映像
信号合成器14の詳細な構成を示す図である。前景映像
信号FVSは、前述の第1のフレームメモリ10からの
映像信号であり、混合回路30への前景入力となる。背
景映像信号BSVは、前述の第2のフレームメモリ11
からの映像信号もしくは外部から供給される映像信号で
あり、セレクタ31の一方の入力端に供給される。背景
色レジスタ33は、色データR,G,BまたはY,R−
Y,B−Yなどを個別に格納するレジスタであり、図1
に示すマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称す
る)16からの指令に基づき色データが格納され、格納
された色データはセレクタ31の他方の入力端に供給さ
れる。背景選択レジスタ34は、マイコン16からの指
令に基づき選択すべき映像信号を指定するための制御デ
ータ(“0”または“1”)が格納され、格納された制
御データはセレクタ31の選択入力端に供給される。こ
れによりセレクタ31は、一方の入力端に供給される背
景映像信号BSVと、他方の入力端に供給される背景色
レジスタ33の格納された色データの内の何れか一方を
択一選択し、その出力を混合回路30への背景入力とす
る。これらマイコン16による指令は、操作者がキーボ
ード21の特定のキーを操作することによってなされ
る。混合回路30の出力、即ち合成映像信号CVSは、
セレクタ32の一方の入力端に供給される。一方、マイ
コン16からの指令に基づき、ブランキングデータレジ
スタ35に帰線期間中の映像信号のレベルを決定するデ
ータが格納され、その格納されたデータがセレクタ32
の他方の入力端に供給される。セレクタ32はブランキ
ング信号入力のon/offに応じて2つの入力を、所
定のタイミングで切り変えて出力する。次に上述した一
実施例の動作について説明する。特定の映像を別の映像
上に重ねたスーパーインポーズ映像を得ようとする場
合、先ずコンピュータ20が格納されているプログラム
に基づいて映像(画像)を生成し、第1のフレームメモ
リ10上に格納する動作から始まる。このとき第1のフ
レームメモリ10には色データR,G,BまたはY,R
−Y,B−Yなどの値として表現される画像データと、
それの必要な部分を切り抜くための合成制御情報が、結
果として格納される。第1のフレームメモリ10からの
映像信号は前景映像としたいのであり、映像信号合成器
14に前景映像信号FVSとして供給される。同時に合
成制御信号KEYも供給される。ここで背景映像信号B
VSとして外部から映像信号が入力されず、また第2の
フレームメモリ11内の映像情報も不適当であるならば
映像信号合成器14には背景映像の供給がない状態とな
る。そこで、操作者がキーボード21の特定キーを操作
することによってなれるマイコン16の指令により、背
景色レジスタ33に、任意の色データが書き込まれ、さ
らにマイコンからの指令により、背景選択レジスタ34
に、背景入力として背景色レジスタの出力をセレクタ3
1にて選択するように制御データが書き込まれることに
より、背景色レジスタ33の出力を混合回路30の背景
入力とすることが出来る。いま混合回路30に入力また
は出力される前景映像信号を(F)、背景映像信号を
(B)、合成制御信号を(A)、合成映像信号を(C)
と示し、各々が1に規格化されているとすれば混合回路
での演算は、次の式であらわされる。 C=A・F+(1−A)・B …… (1) 上記(1)式でBとして背景色レジスタ33に格納され
た特定色の色データが、充当され合成映像信号CVSが
得られる。これにより、全画面均一な特定色の背景映像
の上に、第1のフレームメモリ10の映像が、どのよう
に重なっているのかが、常に出力として得られ、容易に
認識し得る状態となる。なお、上記(1)式は、映像信
号の表示期間中の状態を示している。映像信号は、表示
帰線期間中はブランキング値を取らなければならないの
でセレクタ32で、ブランキング期間中はブランキング
データレジスタ35の値に置き換え、正常な映像信号が
得られるようになっている。
る。図1においてコンピュータ20は、多くの場合、操
作者の指令により内蔵のプログラムを動作させ、映像情
報を生成し、第1のフレームメモリ10および第2のフ
レームメモリ11に映像情報を書き込む。ここで、コン
ピュータ20は適当な映像情報生成手段であれば、コン
ピュータに限ることはない。第2のフレームメモリ11
には映像情報と共に、合成制御情報が書き込まれる。こ
の合成制御情報は、第2のフレームメモリに書き込まれ
ている映像情報を前景映像として使用する場合に、この
前景映像の一部を選択的に切り取るための制御情報(キ
ーデータ)であり、必要に応じて書き込まれる。映像信
号合成器14には、第1のフレームメモリ10から読み
出された映像情報が前景映像信号FVSとして、また第
1のフレームメモリ10から読み出された制御情報が合
成制御信号KEYとして、さらに、セレクタ15によっ
て選択された第2のフレームメモリ11からの映像信号
またはA/D変換器12を介して外部から供給される映
像信号のどちらか一方が背景映像信号BVSとして入力
される。そして、この背景映像信号BSV上に合成制御
信号KEYの値の示す割合で前景映像信号FVSを重ね
て合成映像信号CVSを生成し、D/A変換器18を介
して外部に出力する。ブランキング信号発生回路13
は、映像の帰線期間のタイミングを映像信号合成器14
に供給するものである。D/A変換器17は、合成制御
信号KEYをアナログ信号に変換し、キー信号として外
部に出力するものである。D/A変換器19は、第2の
フレームメモリ11から読み出された背景映像信号BV
Sをアナログ信号に変換し、外部に出力するものであ
る。この信号は、背景画面の確認、または次に出力され
る画面の確認等に用いられる。図2は、図1に示す映像
信号合成器14の詳細な構成を示す図である。前景映像
信号FVSは、前述の第1のフレームメモリ10からの
映像信号であり、混合回路30への前景入力となる。背
景映像信号BSVは、前述の第2のフレームメモリ11
からの映像信号もしくは外部から供給される映像信号で
あり、セレクタ31の一方の入力端に供給される。背景
色レジスタ33は、色データR,G,BまたはY,R−
Y,B−Yなどを個別に格納するレジスタであり、図1
に示すマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称す
る)16からの指令に基づき色データが格納され、格納
された色データはセレクタ31の他方の入力端に供給さ
れる。背景選択レジスタ34は、マイコン16からの指
令に基づき選択すべき映像信号を指定するための制御デ
ータ(“0”または“1”)が格納され、格納された制
御データはセレクタ31の選択入力端に供給される。こ
れによりセレクタ31は、一方の入力端に供給される背
景映像信号BSVと、他方の入力端に供給される背景色
レジスタ33の格納された色データの内の何れか一方を
択一選択し、その出力を混合回路30への背景入力とす
る。これらマイコン16による指令は、操作者がキーボ
ード21の特定のキーを操作することによってなされ
る。混合回路30の出力、即ち合成映像信号CVSは、
セレクタ32の一方の入力端に供給される。一方、マイ
コン16からの指令に基づき、ブランキングデータレジ
スタ35に帰線期間中の映像信号のレベルを決定するデ
ータが格納され、その格納されたデータがセレクタ32
の他方の入力端に供給される。セレクタ32はブランキ
ング信号入力のon/offに応じて2つの入力を、所
定のタイミングで切り変えて出力する。次に上述した一
実施例の動作について説明する。特定の映像を別の映像
上に重ねたスーパーインポーズ映像を得ようとする場
合、先ずコンピュータ20が格納されているプログラム
に基づいて映像(画像)を生成し、第1のフレームメモ
リ10上に格納する動作から始まる。このとき第1のフ
レームメモリ10には色データR,G,BまたはY,R
−Y,B−Yなどの値として表現される画像データと、
それの必要な部分を切り抜くための合成制御情報が、結
果として格納される。第1のフレームメモリ10からの
映像信号は前景映像としたいのであり、映像信号合成器
14に前景映像信号FVSとして供給される。同時に合
成制御信号KEYも供給される。ここで背景映像信号B
VSとして外部から映像信号が入力されず、また第2の
フレームメモリ11内の映像情報も不適当であるならば
映像信号合成器14には背景映像の供給がない状態とな
る。そこで、操作者がキーボード21の特定キーを操作
することによってなれるマイコン16の指令により、背
景色レジスタ33に、任意の色データが書き込まれ、さ
らにマイコンからの指令により、背景選択レジスタ34
に、背景入力として背景色レジスタの出力をセレクタ3
1にて選択するように制御データが書き込まれることに
より、背景色レジスタ33の出力を混合回路30の背景
入力とすることが出来る。いま混合回路30に入力また
は出力される前景映像信号を(F)、背景映像信号を
(B)、合成制御信号を(A)、合成映像信号を(C)
と示し、各々が1に規格化されているとすれば混合回路
での演算は、次の式であらわされる。 C=A・F+(1−A)・B …… (1) 上記(1)式でBとして背景色レジスタ33に格納され
た特定色の色データが、充当され合成映像信号CVSが
得られる。これにより、全画面均一な特定色の背景映像
の上に、第1のフレームメモリ10の映像が、どのよう
に重なっているのかが、常に出力として得られ、容易に
認識し得る状態となる。なお、上記(1)式は、映像信
号の表示期間中の状態を示している。映像信号は、表示
帰線期間中はブランキング値を取らなければならないの
でセレクタ32で、ブランキング期間中はブランキング
データレジスタ35の値に置き換え、正常な映像信号が
得られるようになっている。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モード設定手段によって、背景色生成手段の色設定値を
設定し、さらに選択手段に対して背景色生成手段から出
力される映像信号を選択するよう指示することにより、
この映像信号が背景映像信号として合成手段へ供給さ
れ、これにより、所望の色の背景映像信号が得られ、こ
の背景映像信号の上の、合成制御信号に応じた領域に前
景映像信号が合成されて出力されようにしたので、以下
のような効果が得られる。 1.従来のように、全画面均一な特定色の背景映像を得る
ためのテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生
装置を別途用意して接続する必要がなくなるので、全体
の装置構成が簡素化され、装置価格を低減することがで
きる。 2.従来必要であった背景映像信号発生装置との接続や切
り替え操作が一切不要となるため、操作が簡便となり、
誤操作を防止し能率的な運用が可能となる。 3.背景色を瞬時に変更することができるため、合成制御
信号によるスーパーインポーズ効果の確認を能率的に行
うことができ、かつ正確に評価することが可能となる。
モード設定手段によって、背景色生成手段の色設定値を
設定し、さらに選択手段に対して背景色生成手段から出
力される映像信号を選択するよう指示することにより、
この映像信号が背景映像信号として合成手段へ供給さ
れ、これにより、所望の色の背景映像信号が得られ、こ
の背景映像信号の上の、合成制御信号に応じた領域に前
景映像信号が合成されて出力されようにしたので、以下
のような効果が得られる。 1.従来のように、全画面均一な特定色の背景映像を得る
ためのテスト用の映像信号を発生する背景映像信号発生
装置を別途用意して接続する必要がなくなるので、全体
の装置構成が簡素化され、装置価格を低減することがで
きる。 2.従来必要であった背景映像信号発生装置との接続や切
り替え操作が一切不要となるため、操作が簡便となり、
誤操作を防止し能率的な運用が可能となる。 3.背景色を瞬時に変更することができるため、合成制御
信号によるスーパーインポーズ効果の確認を能率的に行
うことができ、かつ正確に評価することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例による映像信号合成装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による映像信号合成装置の一
部をなす映像信号混合器の構成示すブロック図である。
部をなす映像信号混合器の構成示すブロック図である。
【図3】従来の映像信号処理装置の一構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】従来の映像信号処理装置の他の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
10…第1のフレームメモリ 11…第2のフレームメモリ 14…映像信号合成器 16・・マイコン (モード設定手段) 30・・混合回路 (合成手段) 31・・セレクタ (選択手段) 33・・背景色レジスタ (背景色生成手段) 34・・背景選択レジスタ (選択手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 供給される背景映像信号の上に、合成す
べき領域を指定するための合成制御信号に応じて、前景
映像信号を合成して出力する合成手段を有する映像信号
処理装置において、 任意に書き換えられる色設定値に応じた背景色の映像信
号を生成する背景色生成手段と、 前記背景色生成手段から出力される映像信号または本来
合成すべき映像信号の内の指定された一方を択一選択し
て背景映像信号として前記合成手段へ供給する選択手段
と、 前記背景色生成手段の色設定値および前記選択手段の選
択動作を設定するためのモード設定手段と、 を具備することを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項2】 前記前景映像信号および合成制御信号
は、第1のフレームメモリから読み出されて供給される
と共に、前記背景映像信号は第2のフレームメモリから
読み出されて供給されることを特徴とする請求項1に記
載の映像信号処理装置。 - 【請求項3】 外部から供給される映像信号または前記
第2のフレームメモリから読み出された映像信号の内の
指定された一方を択一選択して背景映像信号として前記
選択手段へ供給する背景信号選択手段を設けたことを特
徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140608A JPH05336538A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140608A JPH05336538A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 映像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336538A true JPH05336538A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15272669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140608A Pending JPH05336538A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05336538A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0756251A2 (en) * | 1995-07-26 | 1997-01-29 | Sony Corporation | Video photography system |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4140608A patent/JPH05336538A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0756251A2 (en) * | 1995-07-26 | 1997-01-29 | Sony Corporation | Video photography system |
EP0756251A3 (en) * | 1995-07-26 | 1998-04-22 | Sony Corporation | Video photography system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5758129A (en) | Data display apparatus | |
US5327156A (en) | Apparatus for processing signals representative of a computer graphics image and a real image including storing processed signals back into internal memory | |
EP0259024B1 (en) | Presentation display apparatus | |
US6346972B1 (en) | Video display apparatus with on-screen display pivoting function | |
US20020093518A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method and recording medium | |
US4855831A (en) | Video signal processing apparatus | |
US6664970B1 (en) | Display apparatus capable of on-screen display | |
JPH05336538A (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP2007248589A (ja) | 映像表示装置及び方法 | |
JP4069414B2 (ja) | 波形表示装置 | |
JPH01246972A (ja) | 選局制御装置 | |
JP3271488B2 (ja) | 映像信号表示装置 | |
JPH02146619A (ja) | 数値制御装置における分割画面表示方法 | |
JPH10293679A (ja) | 情報処理装置 | |
US5309171A (en) | Graph display device | |
KR100382956B1 (ko) | 화상처리장치 및 화상표시장치 | |
JPH02137070A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH01257996A (ja) | 表示装置 | |
JP4115879B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JPH0633510Y2 (ja) | ディスプレイ画面記憶装置 | |
JPH07146947A (ja) | グラフ表示装置 | |
KR960004732B1 (ko) | 연속 영상데이터 처리를 위한 장치 | |
JPH08711Y2 (ja) | 画像輝度制御装置 | |
KR930008937B1 (ko) | 작동상태 디스플레이가 가능한 비디오 칼라프린터 | |
JPH07154688A (ja) | 映像合成装置 |