JPH05336497A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH05336497A
JPH05336497A JP13888792A JP13888792A JPH05336497A JP H05336497 A JPH05336497 A JP H05336497A JP 13888792 A JP13888792 A JP 13888792A JP 13888792 A JP13888792 A JP 13888792A JP H05336497 A JPH05336497 A JP H05336497A
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JP
Japan
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circuit
motion
signal
noise level
video signal
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Application number
JP13888792A
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English (en)
Inventor
Tadashi Amino
忠 網野
Hajime Kamiyoshi
一 神吉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ローパスフィルタ16,加算器18によって
映像信号に重畳されたノイズ成分のみを抽出し、累積加
算回路24がタイミング信号回路26からのタイミング
信号毎にノイズ成分を累積加算し、ノイズレベル判定回
路24ではその平均値を求め、それに応じたノイズレベ
ルを表すデータを動き判定回路32に与える。動き判定
回路32では、与えられるノイズレベルデータに応じ
て、たとえばデコーダによって動き判定閾値を変化す
る。 【効果】 静止部分を動き部分としまたは動き部分を静
止部分とする誤判定を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は動き検出回路に関し、
特にたとえば動き適応Y/C分離回路や動き適応走査線
補間回路に動き判定ないし検出信号を与える、動き検出
回路に関する。
【従来の技術】EDTVなどにおいては、動き適応Y/
C分離回路や動き適応走査線補間回路などが用いられ、
これらに動画像であるか静止画像であるかを指示するた
めに、動き検出回路が用いられる。従来のこの種の動き
検出回路としては、動き判定閾値は固定的に設定されて
いるか、あるいはモード切換に応じて動き判定閾値を変
更するものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】従来の動き検出回路に
おいては、静止部分におけるノイズのために動き部分と
誤判定するのを回避するために、動き判定閾値は比較的
高く設定される。すなわち、動き判定閾値を低く設定し
た場合には、ノイズの多い映像信号に対しては静止部分
であるにも拘わらず動き部分であるとする誤判定が多く
なり、したがって適切なY/C分離や走査線補間が行わ
れない部分が発生し、クロストークやS/Nあるいは解
像度の改善の効果が減殺される。そこで、このような動
き判定閾値を高く設定するのであるが、そのときには、
逆に、微小なレベル差の動き部分を静止部分と判定する
誤判定を生じる。それゆえに、この発明の主たる目的
は、誤判定を可及的減じることができる、動き検出回路
を提供することである。
【課題を解決するための手段】この発明は、適宜の遅延
手段を経た映像信号に基づいて動きを検出する動き検出
回路において、入力映像信号のノイズレベルを検出する
ノイズレベル検出手段、およびノイズレベルに応じて動
き判定閾値を変化するための閾値変化手段を備えること
を特徴とする、動き検出回路である。
【作用】ノイズレベル検出手段は、たとえば映像信号の
帰線期間や同期信号部分などのように信号レベルの変化
のない部分で、入力映像信号に重畳されたノイズのみを
抽出する。このようにして抽出したノイズレベルが累積
加算され、さらに平均値のノイズレベルとして検出され
る。このノイズレベルが、たとえば数ビットのデータと
してデコーダに与えられ、デコーダでは、そのノイズレ
ベルデータに応じて、動き判定回路における動き判定閾
値を変化させる。具体的には、ノイズレベルが小さいと
きには動き判定閾値を低くし、またノイズレベルが大き
いときには動き判定閾値を高くする。
【発明の効果】この発明によれば、映像信号のノイズレ
ベルに応じて動き判定閾値を変化させるようにしている
ので、静止部分を動き部分としあるいは動き部分を静止
部分とする誤判定を大幅に低減できる。したがって、こ
のような動き検出回路が動き適応Y/C分離回路や動き
適応走査線補間回路などのための動き検出回路として用
いられれば、適切なY/C分離や走査線補間が行われる
ので、クロストーク,S/Nおよび解像度などを効果的
に改善できる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【実施例】図1はこの発明に従った動き検出回路がED
TV10に用いられた実施例を示す。この実施例のED
TV10は、映像信号を入力するための入力端子12を
含み、この入力端子12からの映像信号がA/D変換器
14によってディジタル映像信号に変換される。A/D
変換器14からのディジタル映像信号は、ローパスフィ
ルタ16を介して加算器18の(−)入力に与えられる
とともに、そのまま加算器18の(+)入力に与えられ
る。したがって、この加算器18は、元のディジタル映
像信号からノイズ成分を除去したディジタル映像信号を
減算し、結果的にノイズ成分のみを取り出す。この加算
器18の出力が絶対値回路20に与えられ、この絶対値
回路20において絶対値処理され、ノイズデータとして
累積加算回路22に与えられる。累積加算回路22で
は、ノイズデータをフィールド毎に累積し、その累積し
たノイズデータをノイズレベル判定回路24に与える。
ノイズレベル判定回路24は、累積加算されたノイズデ
ータの平均値を求め、その平均値から、ノイズレベルを
示すデータを数ビットのノイズレベルデータとして出力
する。ただし、累積加算回路22における累積加算動作
は、図2に示す帰線期間部分や同期信号部分などのよう
に信号レベルの変化のない部分で行う。そのために、タ
イミング信号回路26が、この期間を指示するタイミン
グ信号を累積加算回路22に与える。すなわち、入力映
像信号が同期分離回路28に与えられ、同期分離回路2
8は垂直同期信号および水平同期信号を出力し、垂直同
期信号はそのままタイミング信号回路26に与えられ、
水平同期信号は水平PLL回路30に与えられる。この
水平PLL回路30の出力はタイミング信号回路26に
与えられるとともに、システムクロックとして、この実
施例においてディジタル信号を処理する回路部分に与え
られる。このようにして与えられる水平同期信号および
垂直同期信号に基づいて、タイミング信号回路26が、
累積加算回路22に上述の期間を指示するタイミング信
号を与える。動き検出回路32は、A/D変換器14か
ら出力されるディジタル映像信号を適宜遅延するライン
メモリ34a,34bおよび34cならびにフィールド
メモリ36aおよび36bによって適宜遅延されたディ
ジタル映像信号を受ける。この動き検出回路32の詳細
が図3に示され、動き検出回路32は5つの入力端32
a,32b,32c,32dおよび32eを含む。入力
端32aには、A/D変換器14から出力されたディジ
タル映像信号がそのまま「0H」信号として与えられ
る。また、入力端32bには、ラインメモリ34aによ
って1H遅延されたディジタル映像信号が「1H」信号
として与えられる。同じように、入力端32cには、ラ
インメモリ34aおよび34bならびにフィールドメモ
リ36aおよび36bによって525H遅延されたディ
ジタル映像信号が「525H」信号として与えられ、入
力端32dにはラインメモリ34cによってさらに1H
遅延されたディジタル映像信号が「526H」信号とし
て与えられる。なお、入力端32eには、図1に示すノ
イズレベル判定回路24からのノイズレベルデータが与
えられる。入力端32aおよび32bに入力された「0
H」信号および「1H」信号は、垂直ローパスフィルタ
38aに与えられ、入力端32cおよび32dに入力さ
れた「525H」信号および「526H」信号は垂直ロ
ーパスフィルタ38bに与えられる。垂直ローパスフィ
ルタ38aおよび38bは、それぞれ1H異なる映像信
号を処理して色信号成分を除去する。垂直ローパスフィ
ルタ38aの出力が加算器40の(+)入力に与えら
れ、垂直ローパスフィルタ38bの出力が加算器40の
(−)入力に与えられるので、加算器40によって輝度
信号成分のフレーム差が得られ、それが水平ローパスフ
ィルタ42を経て絶対値回路44に与えられる。絶対値
回路44からのフレーム差データは、動き判定回路46
に与えられ、この動き判定回路46では、フレーム差デ
ータに基づいて動き画素を検出する。ただし、この実施
例においては、動き判定回路46には、デコーダ48か
らの重み係数Wが与えられる。すなわち、入力端32e
にノイズレベル判定回路24(図1)からノイズレベル
データが与えられ、デコーダ48はそのノイズレベルデ
ータをデコードして、そのノイズレベルに応じた大きさ
を有する重み係数Wを動き判定回路46に与える。この
重み係数Wは動き判定回路46における静止部分と動き
部分を加算する際の重み係数として用いられる。詳しく
述べると、デコーダ48はノイズレベルデータが大きい
ノイズレベルを示すときより小さい重み係数を出力し、
ノイズレベルが小さいときより大きい重み係数を出力す
る。換言すれば、このデコーダ48は、ノイズレベルが
小さいときは動き判定回路46における動き判定閾値を
低く設定し、ノイズレベルが大きいとき動き判定閾値を
高く設定する。動き判定閾値が低く設定されているとき
には、微小なレベル差も検出できるので、動き部分を静
止部分として誤判定することがない。逆に動き判定閾値
が高いときには静止部分を動き部分と誤判定することが
なくなる。このようにして、ノイズレベルに応じて適応
的にその動き判定閾値(具体的には重み係数)を変更す
ることによって、誤判定が大幅に低減されるのである。
なお、動き判定回路46からの画素信号はコアリング回
路50においてコアリング処理された後、エリアフィル
タ52に与えられる。このエリアフィルタ52では、周
知の誤判定防止処理を行い、その後出力をテンポラリフ
ィルタ54に与える。このテンポラリ54では、「動
き」の判定を水平および垂直時間方向に伸長し、動き検
出信号を出力する。なお、図3に示す動き検出回路32
において、ノイズレベルに応じて動き判定閾値を変更す
る点以外は、既によく知られているので、ここではこれ
以上の説明は省略する。このようにして、動き検出回路
32から出力される動き検出信号は、図1に示す動き適
応Y/C分離回路56および動き適応走査線補間回路6
0に与えられる。動き適応Y/C分離回路56は、元の
ディジタル映像信号の他、ラインメモリ34aで遅延さ
れた信号,ラインメモリ34bでさらに遅延された信
号,およびフィールドメモリ36aおよび36bならび
にラインメモリ34cでさらに遅延された信号を受け、
動き検出信号に従って2次元または3次元のY/C分離
フィルタを切り換え、Y信号とC信号とを出力する。動
き適応Y/C分離回路から出力されたC信号は、色復調
回路58に与えられ、色差信号として、Y信号ととも
に、動き適応走査線補間回路60に与えられる。動き適
応走査線補間回路60では、動き検出信号に従って、Y
信号と色差信号に基づいて飛び越し走査の走査線を補間
する順次走査線を作成し、D/A変換器62に与える。
このD/A変換器62からのY信号および色差信号が映
像信号として出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された動き検出回路を含むED
TVを示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例におけるノイズ抽出すなわち
累積加算のタイミングを説明する波形図である。
【図3】図1の実施例における動き検出回路を詳細に示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 …EDTV 14 …A/D変換器 16 …ローパスフィルタ 18,40 …加算器 20,44 …絶対値回路 22 …累積加算回路 24 …ノイズレベル判定回路 26 …タイミング信号回路 32 …動き検出回路 34a,34b,34c …ラインメモリ 36a,36b …フィールドメモリ 46 …動き判定回路 48 …デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 9/78 Z 8626−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜の遅延手段を経た映像信号に基づいて
    動きを検出する動き検出回路において、 入力映像信号のノイズレベルを検出するノイズレベル検
    出手段、および前記ノイズレベルに応じて動き判定閾値
    を変化するための閾値変化手段を備えることを特徴とす
    る、動き検出回路。
JP13888792A 1992-05-29 1992-05-29 動き検出回路 Pending JPH05336497A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001017