JPH05336366A - カラー画像補正装置 - Google Patents

カラー画像補正装置

Info

Publication number
JPH05336366A
JPH05336366A JP4140588A JP14058892A JPH05336366A JP H05336366 A JPH05336366 A JP H05336366A JP 4140588 A JP4140588 A JP 4140588A JP 14058892 A JP14058892 A JP 14058892A JP H05336366 A JPH05336366 A JP H05336366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
value
printer
toner
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4140588A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Morita
哲也 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4140588A priority Critical patent/JPH05336366A/ja
Publication of JPH05336366A publication Critical patent/JPH05336366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、最適なγ補正を行えるようにす
ることを目的とする。 【構成】 この発明は、カラー画像処理系の一部として
プリンタの各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との
関係を補正するカラー画像補正装置において、前記プリ
ンタのγ値が入力されて最適なγ補正係数を予め学習し
たニューラルネットからなり、前記プリンタのγ値設定
時にプロセス条件の調整された前記プリンタの各色毎の
γ値が入力されて最適なγ補正係数を出力する、各トナ
ー色毎に設けられた複数のγ補正係数決定部11,1
2,13を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルカラー複写機や
カラープリンタ等の画像処理系におけるカラー画像補正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理系を有する装置、例えば
デジタルカラー複写機においては、図19に示すように
スキャナ部1により原稿が読み取られ、このスキャナ部
1からのr(レッド),g(グリーン),b(ブルー)
の画像データがA/D変換部2によりA/D変換されて
R,G,Bの画像データとなる。この画像データはシェ
ーディング補正部3によりシェーディング補正され、輝
度・濃度変換部4により輝度・濃度変換されてC(シア
ン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の画像信号とな
る。この画像信号は色補正・UCR部5により色補正お
よびUCR(下色除去)が行われてC,M,Y,K(ブ
ラック)の画像データとなり、γ補正部6によりγ補正
テーブル7を参照してγ補正される。このγ補正部7か
らの画像データは2値化処理部8により2値化処理さ
れ、プリンタ部9により紙に重ね合わせて記録されてカ
ラー画像が再現される。このプリンタ部9は例えば感光
体ドラムを回転させながら帯電器で均一に帯電した後に
書き込み部で画像データによる露光を感光体ドラムに対
して行うことにより画像データの書き込みを行って静電
潜像を形成し、この静電潜像を現像してトナー像とする
という動作を各色の画像データについて行って各色のト
ナー像を重ねて形成することでカラー画像を形成してこ
れを転写紙に転写する。また、単色記録を行うプリンタ
のγ特性とγ補正係数と関係は一般に図22に示すよう
になる。
【0003】また、「カラー電子写真」静電気学会誌,
9,4(1985)第253〜261頁や、「カラー電
子写真におけるドットイレースによる色再現性向上」電
子写真学会誌第25巻第1号(1985)第45〜50
頁、「電子写真記録における階調画像の表現技術」電子
写真学会誌第25巻第1号(1985)第52〜58頁
には、カラー電子写真技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像処理
系を有する装置では、次のような問題〜がある。 プリンタで各色トナーの透過率,分光反射率が理想的
でないことにより、混色後のγ特性が線形ではない。 プリンタでトナーの重ね合わせが理想的でないので、
完全な減法混色が成立せず、γ特性が線形ではない。 混色後の中間色γ補正は単色のγ補正に比べて各色ト
ナーの混色度合いが濃度により異なるために難しい。
【0005】プリンタで理想的なY,M,Cのトナーを
用いた場合に無彩色が再現される様子およびプリンタの
γ特性(感光体に対する露光書き込み値に対する出力画
像の色濃度の特性)を図20に示す。C,Y,Mのトナ
ーCT,YT,MTが理想的な透過率,分光反射率を持
ち、かつ、トナーCT,YT,MTの重ね合わせのずれ
がない場合にはプリンタの書き込み値に対してトナー付
着量が線形になり、混色後の濃度特性も線形になる。
【0006】ところが、実際のトナーによる混色後のγ
特性は図21に示すようになる。カラートナーCT,Y
T,MTの透過率,分光反射率が理想的でないので、混
色時にプリンタのγ特性が線形でなくなるという問題が
ある。そこで、プリンタのγ特性を線形に近づけるため
にγ補正が施される。この場合、単色のγ補正は図21
に示すように補正前のプリンタγ補正を容易に求められ
る。しかし、混色後の濃度特性を補正するためには3色
それぞれにγ補正係数を作成しなければならず、しか
も、重ね合わせ後の濃度特性は各色のトナー量に対して
非線形であるので、最適な補正係数を求めるのが難し
く、最適なγ補正が難しい。
【0007】本発明は上記欠点を改善し、最適なγ補正
を行うことができるカラー画像補正装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、カラー画像処理系の一部と
してプリンタの各色トナーの書き込み値と出力画像濃度
との関係を補正するカラー画像補正装置において、前記
プリンタのγ値が入力されて最適なγ補正係数を予め学
習したニューラルネットからなり、前記プリンタのγ値
設定時にプロセス条件の調整された前記プリンタの各色
毎のγ値が入力されて最適なγ補正係数を出力する、各
トナー色毎に設けられた複数のγ補正係数決定部を備え
たものである。
【0009】同様に、請求項2記載の発明は、カラー画
像処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み
値と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装
置において、前記プリンタの各トナー色の書き込み値が
入力され該書き込み値により前記プリンタで再現される
色の濃度値を出力するように予め学習したニューラルネ
ットからなる色濃度値推定部と、この色濃度推定部の出
力濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み値の
組合せを変更するγ補正係数決定部とを備えたものであ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、無彩色を再現するための基準となる書き込み値と,
各トナー色毎の書き込み値の偏差とが入力されこれらに
より前記プリンタで生成される色の濃度値を出力するよ
うに予め学習したニューラルネットからなる色濃度値推
定部と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形になる
ように各トナー色の書き込み値の組合せを変更するγ補
正係数決定部とを備えたものである。
【0011】請求項4記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、予め任意に指定された色を再現するための基準とな
る書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差とが
入力されこれらにより前記プリンタで生成される色の濃
度値を出力するように予め学習したニューラルネットか
らなる色濃度値推定部と、この色濃度推定部の出力濃度
値が線形になるように各トナー色の書き込み値の組合せ
を変更するγ補正係数決定部とを備えたものである。
【0012】請求項5記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、予め任意に指定された色を再現するための基準とな
る書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差とが
入力されこれらにより前記プリンタで出力される色の濃
度値を出力するように予め学習したニューラルネットか
らなる色濃度値推定部と、この色濃度値推定部の出力濃
度値が線形になるように各トナー色の書き込み値とUC
R率の組合せを変更するγ補正係数決定部とを備えたも
のである。
【0013】請求項6記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタのプロセ
ス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、前記プ
ロセス条件と前記プリンタのγ値とが入力されてこれら
とγ補正係数との関係を予め学習したニューラルネット
からなり、プリンタγ値設定時に前記プリンタのプロセ
ス条件の調整された各トナー色毎のプリンタγ値が入力
されて最適なγ補正係数を出力する、各トナー色毎に設
けられた複数のγ補正係数決定部を備えたものである。
【0014】請求項7記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタのプロセ
ス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、前記プ
リンタの各トナー色の書き込み値と前記プロセス条件と
が入力されてこれらとγ補正係数との関係を予め学習し
たニューラルネットからなる色濃度値推定部と、この色
濃度値推定部の出力濃度値が線形になるように各トナー
色の書き込み値を変更するγ補正係数決定部とを備えた
ものである。
【0015】請求項8記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタのプロセ
ス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、無彩色
を再現するための基準となる書き込み値と,前記トナー
色毎の書き込み値の偏差と,前記プロセス条件とにより
前記プリンタで生成される色の濃度値を出力するように
予め学習したニューラルネットからなる色濃度値推定部
と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形になるよう
に各トナー色の書き込み値を変更するγ補正係数決定部
とを備えたものである。
【0016】請求項9記載の発明は、カラー画像処理系
の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出力
画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置におい
て、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタのプロセ
ス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、予め任
意に指定された色を再現するための基準となる書き込み
値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,前記プロセ
ス条件とが入力されこれらにより前記プリンタで生成さ
れる色の濃度値を出力するように予め学習したニューラ
ルネットからなる色濃度値推定部と、この色濃度値推定
部の出力濃度値が線形になるように各トナー色の書き込
み値の組合せを変更するγ補正係数決定部とを備えたも
のである。
【0017】請求項10記載の発明は、カラー画像処理
系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値と出
力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置にお
いて、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタのプロ
セス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、予め
任意に指定された色を再現するための基準となる書き込
み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,前記プロ
セス条件とが入力されこれらにより前記プリンタで生成
される色の濃度値を出力するように予め学習したニュー
ラルネットからなる色濃度値推定部と、この色濃度値推
定部の出力濃度値が線形になるように各トナー色の書き
込み値とUCR率の組合せを変更するγ補正係数決定部
とを備えたものである。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明では、プリンタのγ値が入
力されて最適なγ補正係数を予め学習したニューラルネ
ットからなるγ補正係数決定部は、プリンタのγ値設定
時にプロセス条件の調整されたプリンタの各色毎のγ値
が入力されて最適なγ補正係数を出力する。
【0019】請求項2記載の発明では、ニューラルネッ
トからなる色濃度値推定部はプリンタの各トナー色の書
き込み値が入力され、該書き込み値によりプリンタで再
現される色の濃度値を出力するように予め学習する。γ
補正係数決定部は色濃度推定部の出力濃度値が線形にな
るように各トナー色の書き込み値の組合せを変更する。
【0020】請求項3記載の発明では、ニューラルネッ
トからなる色濃度値推定部は無彩色を再現するための基
準となる書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏
差とが入力され、これらによりプリンタで生成される色
の濃度値を出力するように予め学習する。γ補正係数決
定部は色濃度値推定部の出力濃度値が線形になるように
各トナー色の書き込み値の組合せを変更する。
【0021】請求項4記載の発明では、ニューラルネッ
トからなる色濃度値推定部は予め任意に指定された色を
再現するための基準となる書き込み値と,各トナー色毎
の書き込み値の偏差とが入力され、これらによりプリン
タで生成される色の濃度値を出力するように予め学習す
る。γ補正係数決定部は色濃度推定部の出力濃度値が線
形になるように各トナー色の書き込み値の組合せを変更
する。
【0022】請求項5記載の発明では、ニューラルネッ
トからなる色濃度値推定部は予め任意に指定された色を
再現するための基準となる書き込み値と,各トナー色毎
の書き込み値の偏差とが入力され、これらによりプリン
タで出力される色の濃度値を出力するように予め学習す
る。γ補正係数決定部は色濃度値推定部の出力濃度値が
線形になるように各トナー色の書き込み値とUCR率の
組合せを変更する。
【0023】請求項6記載の発明では、プロセス条件入
力部がプリンタのγ値測定時にプリンタのプロセス条件
を採取する。このプロセス条件とプリンタのγ値とが入
力されてこれらとγ補正係数との関係を予め学習したニ
ューラルネットからなるγ補正係数決定部はプリンタγ
値設定時にプリンタのプロセス条件の調整された各トナ
ー色毎のプリンタγ値が入力されて最適なγ補正係数を
出力する。
【0024】請求項7記載の発明では、プロセス条件入
力部がプリンタのγ値測定時にプリンタのプロセス条件
を採取する。ニューラルネットからなる色濃度値推定部
はプリンタの各トナー色の書き込み値とプロセス条件と
が入力され、これらとγ補正係数との関係を予め学習す
る。γ補正係数決定部は色濃度値推定部の出力濃度値が
線形になるように各トナー色の書き込み値を変更する。
【0025】請求項8記載の発明では、プロセス条件入
力部がプリンタのγ値測定時にプリンタのプロセス条件
を採取し、ニューラルネットからなる色濃度値推定部は
無彩色を再現するための基準となる書き込み値と,トナ
ー色毎の書き込み値の偏差と,前記プロセス条件とによ
りプリンタで生成される色の濃度値を出力するように予
め学習する。γ補正係数決定部は色濃度値推定部の出力
濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み値を変
更する。
【0026】請求項9記載の発明では、プロセス条件入
力部がプリンタのγ値測定時にプリンタのプロセス条件
を採取する。ニューラルネットからなる色濃度値推定部
は予め任意に指定された色を再現するための基準となる
書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,前
記プロセス条件とが入力され、これらによりプリンタで
生成される色の濃度値を出力するように予め学習する。
γ補正係数決定部は色濃度値推定部の出力濃度値が線形
になるように各トナー色の書き込み値の組合せを変更す
る。
【0027】請求項10記載の発明では、プロセス条件
入力部がプリンタのγ値測定時にプリンタのプロセス条
件を採取する。ニューラルネットからなる色濃度値推定
部は予め任意に指定された色を再現するための基準とな
る書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,
前記プロセス条件とが入力され、これらによりプリンタ
で生成される色の濃度値を出力するように予め学習す
る。γ補正係数決定部は色濃度値推定部の出力濃度値が
線形になるように各トナー色の書き込み値とUCR率の
組合せを変更する。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す。この第1
実施例は前述の図19に示すカラー処理系を有するデジ
タルカラー複写機におけるγ補正部で使用されるγ補正
テーブルの自動生成を行う装置であり、イエローγ補正
係数決定部11,マゼンタγ補正係数決定部12および
シアンγ補正係数決定部13が各色(Y,M,C)毎に
設けられたニューラルネットにより構成されている。こ
のイエローγ補正係数決定部11,マゼンタγ補正係数
決定部12およびシアンγ補正係数決定部13はプリン
タ(プリンタ部9)のγ値設定時にはカラー処理系にお
けるプロセス条件の調整されたプリンタの予め測定した
各色毎のプリンタ書き込み値(感光体ドラムに対する画
像データによる露光値)に対する出力画像濃度、すなわ
ちプリンタγ値ID(1)〜ID(N)が入力されて各
色(Y,M,C)毎に最適なγ補正係数を出力し、これ
がγ補正テーブル14に格納される。
【0029】各γ補正係数決定部11〜13はそれぞれ
図6に示すようなニューラルネットにより構成され、こ
のニューラルネットは入力層15,中間層16および出
力層17を有する。イエローγ補正係数決定部11を構
成するニューラルネットはプリンタγ値ID(1)〜I
D(N)が入力されてイエローの最適なγ補正係数Y
(1)〜Y(N)を出力し、マゼンタγ補正係数決定部
12を構成するニューラルネットはプリンタγ値ID
(1)〜ID(N)が入力されてマゼンタの最適なγ補
正係数M(1)〜M(N)を出力し、シアンγ補正係数
決定部13を構成するニューラルネットはプリンタγ値
ID(1)〜ID(N)が入力されてマゼンタの最適な
γ補正係数C(1)〜C(N)を出力する。
【0030】これらのニューラルネットはそれぞれ学習
時にあらゆるグレーパターンに対して各色毎に最適なγ
補正係数を実験的に求めたものを学習データとして使用
し、γ補正を行おうとするプリンタ毎に各色の最適なγ
補正係数を決定する。このニューラルネットの学習アル
ゴリズムは入力パターンと出力パターンとの写像を学習
できる方式、例えば誤差逆伝搬法を使用する。この第1
実施例ではプリンタのγ特性空間を学習したニューラル
ネットを用いてγ補正係数を得るので、最適なγ補正テ
ーブルを作成することができ、最適なγ補正を行うこと
ができる。
【0031】図2は本発明の第2実施例を示す。第1実
施例では、予めあらゆるプリンタγ値と各色のγ補正係
数を実験的に求めておく必要があり、最適なγ補正係数
を決定するためには実験量が膨大になってしまう。そこ
で、第2実施例では、色濃度値推定部18は図7に示す
ようにY,M,Cの書き込み値が入力されてこれらの書
き込み値によりプリンタで再現される特定色の濃度値を
出力するように予め学習された入力層19,中間層20
および出力層21からなるニューラルネットが使用され
る。このニューラルネット18はプリンタのγ値設定時
にはプリンタの特定色、例えば無彩色のγ特性を線形に
なるように、つまり、図18に示すように混色後の特定
色のγ特性が線形になるように特定色の濃度値を出力す
る。
【0032】ここに、特定色の濃度値は特定色について
入射光量と,反射光に対して色フィルタをかけて得られ
る反射光量により算出される濃度値で、{濃度値=lo
10(入射光量/反射光量)}で与えられる。ニューラ
ルネット18は特定色の濃度値を出力するためのY,
M,Cの書き込み値を学習しておき、その学習データは
Y,M,Cの書き込み値をそれぞれ変化させながら色濃
度の測定を行ったものを使用すればよい。また、γ補正
係数決定部22はニューラルネット18から出力される
特定色の濃度値が特定色の書き込み値に対して線形にな
るようにY,M,Cの書き込み値の組合せを変化させ、
その変化させたY,M,Cの書き込み値がγ補正テーブ
ル23に格納される。この第2実施例では、γ補正テー
ブル23の生成時に行う実験量を軽減でき、カラー画像
処理系の開発期間,開発コストを低減できる。
【0033】図3は本発明の第3実施例を示す。第2実
施例では、あらゆる色のプリンタγ特性を基準としてγ
補正テーブルの生成を行うことが可能であるが、γ補正
は一般に無彩色のプリンタγ特性を線形にするように行
う。そこで、第3実施例では、無彩色のプリンタγ特性
が線形になるようにγ補正テーブルの生成を行う。プリ
ンタで理想的な分光反射特性を持つトナーを使用する場
合、無彩色は等量の各色トナーを重ねることにより生成
可能であるが、現実には各色トナーの重ね合わせが若干
ずれてしまう。色濃度値推定部24は図8に示すように
入力層25,中間層26および出力層27からなるニュ
ーラルネットが使用され、プリンタで無彩色を実現する
ための基準となる書き込み値(無彩色を実現するために
理想的には等量となるY,M,Cの書き込み値)と、こ
の書き込み値に対する偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’とが
入力され、この基準となる書き込み値と偏差ΔY’,Δ
M’,ΔC’とによりプリンタで実現される無彩色の濃
度値を出力するように予め学習しておく。
【0034】このニューラルネット24はプリンタのγ
値設定時にはプリンタで無彩色を実現するための基準と
なる書き込み値と、偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’とが入
力され、これらによりプリンタで実現される無彩色の濃
度値を出力する。γ補正係数決定部28はニューラルネ
ット24に入力される上記基準となる書き込み値と,偏
差ΔY’,ΔM’,ΔC’との組合せを、ニューラルネ
ット24から出力される無彩色の濃度値が無彩色の書き
込み値に対して線形になるように調整し、その調整され
た基準となる書き込み値と,Y,M,Cの書き込み値の
偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’とがγ補正テーブル29に
格納される。この第3実施例では、無彩色のプリンタγ
特性が線形になるようにγ補正テーブルの生成を行うの
で、第2実施例に比べて実験量を減らすことができる。
【0035】図4は本発明の第4実施例を示す。この第
4実施例では、第3実施例と同様に第2実施例の問題点
であったY,M,Cの全ての入力値の組合せを実験しな
ければならないという点を解決するために、目標とする
色を任意に指定してその色をプリンタで再現するための
基準となる書き込み値Y’,M’,C’を決めておき、
この基準書き込み値Y’,M’,C’と、この値Y’,
M’,C’に対する偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’を使用
する。例えば肌色を目標としてY,M,Cのγ補正を行
う場合には、肌色をプリンタで再現するための基準とな
る書き込み値Y’,M’,C’を決めておき、均等色空
間内においてこの値Y’,M’,C’により生成される
肌色の近傍の色を偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’で表現す
る。
【0036】色濃度値推定部30は図9に示すように入
力層31,中間層32および出力層33からなるニュー
ラルネットが使用され、基準となる書き込み値Y’,
M’,C’と、この値に対する偏差ΔY’,ΔM’,Δ
C’とが入力されてこれらによりプリンタで再現される
目標の色の濃度値を出力するように予め学習しておく。
このニューラルネット30はプリンタのγ値設定時には
プリンタで目標の色を実現するための基準となる書き込
み値Y’,M’,C’と偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’と
が入力され、これらによりプリンタで再現される目標の
色の濃度値を出力する。γ補正係数決定部34はニュー
ラルネット24に入力される上記基準となる書き込み値
Y’,M’,C’と,偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’との
組合せを、ニューラルネット24から出力される目標の
色の濃度値が目標の色の書き込み値に対して線形になる
ように調整し、その調整された基準となる書き込み値
Y’,M’,C’と,偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’とが
それぞれ各色毎に加算部35〜37により加算されてγ
補正テーブル38に格納される。
【0037】この第4実施例では、目標とする色を任意
に指定してその色をプリンタで実現するための基準とな
る書き込み値Y’,M’,C’と、偏差ΔY’,Δ
M’,ΔC’とをニューラルネット30に入力して目標
の色の濃度値を出力させるので、上記第2実施例の問題
点を解決でき、かつ、目標とする色を無彩色に限定せず
にγ補正係数を求めることができる。
【0038】図5は本発明の第5実施例を示す。一般
に、電子写真技術を使用したフルカラー複写機やプリン
タ等のカラー画像処理系を有する装置では、黒の再現性
を高めるためにプリンタでY,M,Cのトナーの他にK
トナーを使用している。Kの画像データはUCRと呼ば
れる処理により色補正後のY,M,Cの画像データから
算出される。色補正後のY,M,Cの画像データの最小
値(共通部分)を100%とした時の百分率により、U
CR率が決定される。色補正後のY,M,Cの画像デー
タの共通部分を全て除去する場合はUCR率が100%
となり、色補正後のY,M,Cの画像データの共通部分
を全く除去しない場合はUCR率が0%となる。
【0039】この第5実施例では、UCR率の最適値を
生成することも合わせて行う。色濃度値推定部39は図
10に示すような入力層40,中間層41および出力層
42からなるニューラルネットにより構成されている。
目標とする色は任意に決めてその色をプリンタで生成す
るための基準となる書き込み値Y’,M’,C’,K’
を予め決めてこの値に対する偏差ΔY’,ΔM’,Δ
C’,ΔK’を変化させながら、その時にプリンタによ
り再現された色の濃度値を測定し、この測定結果により
ニューラルネット39は基準となる書き込み値Y’,
M’,C’,K’と、偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’,Δ
K’とが入力されてこれらによりプリンタで出力される
色の濃度値を出力するように予め学習しておく。
【0040】このニューラルネット39はプリンタのγ
値設定時には目標とする色をプリンタで再現するための
基準となる書き込み値Y’,M’,C’と偏差ΔY’,
ΔM’,ΔC’とが入力され、これらによりプリンタで
再現される目標の色の濃度値を出力する。UCR率・γ
補正係数決定部44はニューラルネット39に入力され
る基準となる書き込み値Y’,M’,C’,K’と、偏
差ΔY’,ΔM’,ΔC’,ΔK’との組合せを、ニュ
ーラルネット39から出力される色濃度値が目標の色の
書き込み値に対して線形になるように調整し、その調整
された基準となる書き込み値Y’,M’,C’,K’
と、偏差ΔY’,ΔM’,ΔC’,ΔK’とが加算部4
5〜48で色毎に加算されてγ補正テーブル49に格納
される。この第5実施例では、γ補正テーブルの生成だ
けでなく、UCR率の最適値生成も行うことができる。
【0041】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。一般に、電子写真技術を使用したフルカラー複写機
やプリンタ等のカラー画像処理系を有する装置において
は、γ補正係数を決定するには、実際にプリンタのγ特
性を測定しなければならない。しかし、プリンタの現像
系は経時変動や環境変動を有するにもかかわらず、プリ
ンタγ特性測定時に現像系が理想的であることを仮定し
てプリンタγ特性の測定を行っている。そこで、この第
6実施例では、プリンタのγ特性を測定する際にカラー
画像処理系のプロセス条件を測定しておき、その測定結
果でプリンタγ特性の変動を補うことによりプロセス条
件が変動しても正確なγ補正係数の生成を可能にした。
これは、基本的には第1実施例において、プリンタγ特
性に影響を与えるプロセス条件をγ補正係数決定部の入
力信号に加えたものである。
【0042】図16はデジタルカラー複写機の一例を示
す。このデジタルカラー複写機は第6実施例を用いたも
のであり、原稿台50には原稿51が載置され、その上
に原稿カバー52が被せられる。この原稿台50上の原
稿51は光源53により照明され、その反射光が光学系
54を介してCCD55に結像されて光電変換されると
同時に光源53及び光学系54の移動により原稿51の
走査が行われて原稿51が読み取られる。
【0043】CCD55からのr,g,bの画像データ
は画像処理系56により処理され、この画像処理系56
は図19に示すようなもの2〜8が用いられて前述のよ
うにCCD55からの画像データのA/D変換,シェー
ディング補正,輝度・濃度変換,色補正・UCR,γ補
正および2値化を行って露光制御部57へ出力する。感
光体ドラム58はモータにより回転駆動されて帯電部5
9により均一に帯電され、帯電部59は帯電制御部60
により制御される。露光制御部57は画像処理系56か
らのY,M,C,Kの各画像データを順次に光信号に変
換して感光体ドラム58の均一に帯電された表面に順次
に重ねて露光することによりY,M,C,Kの各画像デ
ータの書き込みを順次に重ねて行ってY,M,C,Kの
各静電潜像を順次に重ねて形成する。
【0044】このY,M,C,Kの各静電潜像は現像部
61によりY,M,C,Kの各トナーでそれぞれ現像さ
れてフルカラー画像となり、また、給紙部62から転写
紙がレジストローラ63へ送られる。この転写紙はレジ
ストローラ63により感光体ドラム58上のカラー画像
に合わせて送出されて転写部64により感光体ドラム5
8上のカラー画像が転写され、分離部65により感光体
ドラム58から分離されて定着部66によりカラー画像
が定着されて外部へ排出される。感光体ドラム58は転
写紙の分離後にクリーニング装置でクリーニングされて
除電部により除電される。
【0045】また、感光体ドラム58上の未露光部分の
帯電電位および露光部分の電位(露光制御部57により
作成された所定の静電潜像の画像部および白地部の電
位)が表面電位計67により測定され、コピーカウンタ
68はレジストローラ63に連動して転写紙の給送枚数
をカウントすることにより連続使用度をカウントする。
現像部61は現像ローラ69により2成分系現像剤を感
光体ドラム58に供給して静電潜像を現像するが、現像
ローラ69には現像バイアス制御部70から現像バイア
ス電圧が印加される。この現像部61はY,M,C,K
の各トナーをそれぞれ含む2成分系現像剤で現像を各々
行うY,M,C,Kの各現像部分を有し、これらの現像
部分が感光体ドラム58上のY,M,C,Kの各静電潜
像に合わせて現像位置へ順次に移動する。各現像部分内
の2成分系現像剤のトナー濃度(トナーと現像剤の重量
比)がそれぞれトナー濃度計71により測定され、画像
濃度センサ72が感光体ドラム58上の各色のトナー像
の濃度を測定する。ドラム回転数カウンタ73は感光体
ドラム58に連動してその回転数を測定し、温度センサ
74が温度を測定して湿度センサ75が湿度を測定す
る。
【0046】ここに、感光体ドラム58はクリーニング
装置により等による摩耗量がほぼ感光体ドラム58の総
回転数に比例するために感光体ドラム58の総回転数が
感光体ドラム58の摩耗量の代用特性とされ、感光体ド
ラム58の使用限度値(最大定格値)に対する百分率で
表現される。また、コピーカウンタ68で測定される連
続使用度は現在から過去の所定時間内に何枚の複写動作
が行われたかを示す値であって短期的な使用時間と給紙
時間の割合を意味し、感光体ドラム58は連続使用によ
り感度が低下したり残留電荷が発生したりする。感光体
ドラム58の感度は温度,湿度及びその変化によって大
きく影響を受ける。表面電位計67,現像バイアス制御
部70,トナー濃度計71,コピーカウンタ68,画像
濃度センサ72,ドラム回転数カウンタ73,温度セン
サ74,湿度センサ75は第6実施例で用いられるプロ
セス条件入力部76(図11参照)を構成する。
【0047】図11は第6実施例を示す。この第6実施
例は上述の図16に示すカラー処理系56を有するデジ
タルカラー複写機におけるγ補正部で使用されるγ補正
テーブルの自動生成を行う装置であり、イエローγ補正
係数決定部77,マゼンタγ補正係数決定部78および
シアンγ補正係数決定部79が各色(Y,M,C)毎に
設けられたニューラルネットにより構成されている。
【0048】このイエローγ補正係数決定部77,マゼ
ンタγ補正係数決定部78およびシアンγ補正係数決定
部79はプリンタ(カラー画像を形成する部分)のγ値
設定時にはカラー処理系56におけるプロセス条件の調
整されたプリンタの予め測定した各色毎のプリンタ書き
込み値(感光体ドラム58に対する画像データによる露
光値)に対する出力画像濃度、すなわちプリンタγ値I
D(1)〜ID(N)と、プロセス条件入力部76から
のプロセス条件データ(トナー濃度71からのトナー濃
度信号,表面電位計67の帯電電位測定値および露光部
電位測定値,現像バイアス制御部70からの現像バイア
ス電圧データ,ドラム回転数カウンタ73からの感光体
ドラム回転数データ,コピーカウンタ68からのコピー
枚数データ,画像濃度センサ72の測定値,温度センサ
74の測定値,湿度センサ75の測定値)とが入力され
て各色(Y,M,C)毎に最適なγ補正係数Y(1)〜
Y(N),M(1)〜M(N),C(1)〜C(N)を
出力し、これがγ補正テーブル80に格納される。
【0049】各γ補正係数決定部77〜79はそれぞれ
図17に示すようなニューラルネットにより構成され、
このニューラルネットは入力層81,中間層82および
出力層83を有する。イエローγ補正係数決定部77を
構成するニューラルネットはプリンタγ値ID(1)〜
ID(N)と、プロセス条件入力部76からのプロセス
条件データとが入力されてイエローの最適なγ補正係数
Y(1)〜Y(N)を出力し、マゼンタγ補正係数決定
部78を構成するニューラルネットはプリンタγ値ID
(1)〜ID(N)と、プロセス条件入力部76からの
プロセス条件データとが入力されてマゼンタの最適なγ
補正係数M(1)〜M(N)を出力し、シアンγ補正係
数決定部13を構成するニューラルネットはプリンタγ
値ID(1)〜ID(N)と、プロセス条件入力部76
からのプロセス条件データとが入力されてマゼンタの最
適なγ補正係数C(1)〜C(N)を出力する。
【0050】これらのニューラルネットはそれぞれ学習
時にあらゆるグレーパターンに対して各色毎に最適なγ
補正係数を実験的に求めたものを学習データとして使用
し、γ補正を行おうとするプリンタ毎に各色の最適なγ
補正係数を決定する。このニューラルネットの学習アル
ゴリズムは入力パターンと出力パターンとの写像を学習
できる方式、例えば誤差逆伝搬法を使用する。この第6
実施例では、プリンタのγ特性を測定する際にカラー画
像処理系のプロセス条件を測定しておき、その測定結果
でプリンタγ特性の変動を補うので、プロセス条件が変
動しても正確なγ補正係数の生成が可能になる。
【0051】図12〜図15は本発明の第7実施例〜第
10実施例を示す。この第7実施例〜第10実施例はそ
れぞれ第2〜第5実施例において、プリンタγ値、すな
わち書き込み値に対する色濃度値を測定する時のプロセ
ス条件をニューラルネットの学習時およびγ補正係数決
定時に入力するためのプロセス条件入力部76を付加し
たものであり、色濃度推定部がそれぞれ図17に示すニ
ューラルネットにおいて、点線枠の中の部分を図7〜図
10に示すものでそれぞれ置き換えるようにしたニュー
ラルネットにより構成された色濃度値推定部84〜87
からなる。これらの色濃度値推定部84〜87は色濃度
値推定部18,24,30,39と同様な入力信号と、
プロセス条件入力部76からのプロセス条件データとが
入力されて最適な色濃度値を出力する。この第7実施例
〜第10実施例では、第6実施例と同様にプリンタのγ
特性を測定する際にカラー画像処理系のプロセス条件を
測定しておき、その測定結果でプリンタγ特性の変動を
補うので、プロセス条件が変動しても正確なγ補正係数
の生成が可能になる。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、カラー画像処理系の一部としてプリンタの各色トナ
ーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正するカラ
ー画像補正装置において、前記プリンタのγ値が入力さ
れて最適なγ補正係数を予め学習したニューラルネット
からなり、前記プリンタのγ値設定時にプロセス条件の
調整された前記プリンタの各色毎のγ値が入力されて最
適なγ補正係数を出力する、各トナー色毎に設けられた
複数のγ補正係数決定部を備えたので、最適なプリンタ
γ値を設定できる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、前記プリンタの各トナー色の書き込み値が入
力され該書き込み値により前記プリンタで再現される色
の濃度値を出力するように予め学習したニューラルネッ
トからなる色濃度値推定部と、この色濃度推定部の出力
濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み値の組
合せを変更するγ補正係数決定部とを備えたので、最適
なプリンタγ値を設定でき、プリンタのγ値設定時に行
う実験量を軽減できてカラー画像処理系を有する装置の
開発帰還および開発コストを低減できる。さらに、各色
トナーの透過率・分光反射特性,トナーの重ね合わせが
理想的でないために生ずる混色時の非線形性を補正でき
る。
【0054】請求項3記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、無彩色を再現するための基準となる書き込み
値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差とが入力されこ
れらにより前記プリンタで生成される色の濃度値を出力
するように予め学習したニューラルネットからなる色濃
度値推定部と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形
になるように各トナー色の書き込み値の組合せを変更す
るγ補正係数決定部とを備えたので、最適なプリンタγ
値を設定でき、プリンタのγ値設定時に行う実験量をよ
り軽減できてカラー画像処理系を有する装置の開発帰還
および開発コストを低減できる。さらに、各色トナーの
透過率・分光反射特性,トナーの重ね合わせが理想的で
ないために生ずる混色時の非線形性を補正でき、無彩色
のプリンタγ値を線形にできる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、予め任意に指定された色を再現するための基
準となる書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏
差とが入力されこれらにより前記プリンタで生成される
色の濃度値を出力するように予め学習したニューラルネ
ットからなる色濃度値推定部と、この色濃度推定部の出
力濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み値の
組合せを変更するγ補正係数決定部とを備えたので、最
適なプリンタγ値を設定でき、プリンタのγ値設定時に
行う実験量をより軽減できてカラー画像処理系を有する
装置の開発帰還および開発コストを低減できる。さら
に、各色トナーの透過率・分光反射特性,トナーの重ね
合わせが理想的でないために生ずる混色時の非線形性を
補正でき、任意の色のプリンタγ値を線形にできる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、予め任意に指定された色を再現するための基
準となる書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏
差とが入力されこれらにより前記プリンタで出力される
色の濃度値を出力するように予め学習したニューラルネ
ットからなる色濃度値推定部と、この色濃度推定部の出
力濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み値と
UCR率の組合せを変更するγ補正係数決定部とを備え
たので、最適なプリンタγ値を設定でき、プリンタのγ
値設定時に行う実験量をより軽減できてカラー画像処理
系を有する装置の開発帰還および開発コストを低減でき
る。しかも、各色トナーの透過率・分光反射特性,トナ
ーの重ね合わせが理想的でないために生ずる混色時の非
線形性を補正でき、任意の色のプリンタγ値を線形にで
きる。さらに、UCR率の最適値生成も行うことができ
る。
【0057】請求項6記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタの
プロセス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、
前記プロセス条件と前記プリンタのγ値とが入力されて
これらとγ補正係数との関係を予め学習したニューラル
ネットからなり、プリンタγ値設定時に前記プリンタの
プロセス条件の調整された各トナー色毎のプリンタγ値
が入力されて最適なγ補正係数を出力する、各トナー色
毎に設けられた複数のγ補正係数決定部を備えたので、
最適なプリンタγ値を設定でき、プリンタのγ値設定時
に行う実験量をより軽減できてカラー画像処理系を有す
る装置の開発帰還および開発コストを低減できる。しか
も、各色トナーの透過率・分光反射特性,トナーの重ね
合わせが理想的でないために生ずる混色時の非線形性を
補正でき、プロセス条件が変動しても正確なγ補正係数
の生成が可能になる。
【0058】請求項7記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタの
プロセス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、
前記プリンタの各トナー色の書き込み値と前記プロセス
条件とが入力されてこれらとγ補正係数との関係を予め
学習したニューラルネットからなる色濃度値推定部と、
この色濃度値推定部の出力濃度値が線形になるように各
トナー色の書き込み値を変更するγ補正係数決定部とを
備えたので、最適なプリンタγ値を設定でき、プリンタ
のγ値設定時に行う実験量を軽減できてカラー画像処理
系を有する装置の開発帰還および開発コストを低減でき
る。さらに、各色トナーの透過率・分光反射特性,トナ
ーの重ね合わせが理想的でないために生ずる混色時の非
線形性を補正でき、プロセス条件が変動しても正確なγ
補正係数の生成が可能になる。
【0059】請求項8記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタの
プロセス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、
無彩色を再現するための基準となる書き込み値と,前記
トナー色毎の書き込み値の偏差と,前記プロセス条件と
により前記プリンタで生成される色の濃度値を出力する
ように予め学習したニューラルネットからなる色濃度値
推定部と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形にな
るように各トナー色の書き込み値を変更するγ補正係数
決定部とを備えたので、最適なプリンタγ値を設定で
き、プリンタのγ値設定時に行う実験量をより軽減でき
てカラー画像処理系を有する装置の開発帰還および開発
コストを低減できる。しかも、各色トナーの透過率・分
光反射特性,トナーの重ね合わせが理想的でないために
生ずる混色時の非線形性を補正でき、無彩色のプリンタ
γ値を線形にできる。
【0060】さらに、プロセス条件が変動しても正確な
γ補正係数の生成が可能になる。
【0061】請求項9記載の発明によれば、カラー画像
処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み値
と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装置
において、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタの
プロセス条件を採取するためのプロセス条件入力部と、
予め任意に指定された色を再現するための基準となる書
き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,前記
プロセス条件とが入力されこれらにより前記プリンタで
生成される色の濃度値を出力するように予め学習したニ
ューラルネットからなる色濃度値推定部と、この色濃度
値推定部の出力濃度値が線形になるように各トナー色の
書き込み値の組合せを変更するγ補正係数決定部とを備
えたので、最適なプリンタγ値を設定でき、プリンタの
γ値設定時に行う実験量をより軽減できてカラー画像処
理系を有する装置の開発帰還および開発コストを低減で
きる。
【0062】しかも、各色トナーの透過率・分光反射特
性,トナーの重ね合わせが理想的でないために生ずる混
色時の非線形性を補正でき、任意の色のプリンタγ値を
線形にできる。さらに、プロセス条件が変動しても正確
なγ補正係数の生成が可能になる。
【0063】請求項10記載の発明によれば、カラー画
像処理系の一部としてプリンタの各色トナーの書き込み
値と出力画像濃度との関係を補正するカラー画像補正装
置において、前記プリンタのγ値測定時に前記プリンタ
のプロセス条件を採取するためのプロセス条件入力部
と、予め任意に指定された色を再現するための基準とな
る書き込み値と,各トナー色毎の書き込み値の偏差と,
前記プロセス条件とが入力されこれらにより前記プリン
タで生成される色の濃度値を出力するように予め学習し
たニューラルネットからなる色濃度値推定部と、この色
濃度値推定部の出力濃度値が線形になるように各トナー
色の書き込み値とUCR率の組合せを変更するγ補正係
数決定部とを備えたので、最適なプリンタγ値を設定で
き、プリンタのγ値設定時に行う実験量をより軽減でき
てカラー画像処理系を有する装置の開発帰還および開発
コストを低減できる。
【0064】しかも、各色トナーの透過率・分光反射特
性,トナーの重ね合わせが理想的でないために生ずる混
色時の非線形性を補正でき、任意の色のプリンタγ値を
線形にできる。さらに、UCR率の最適値生成も行うこ
とができ、プロセス条件が変動しても正確なγ補正係数
の生成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5実施例を示すブロック図である。
【図6】上記第1実施例のニューラルネットを示す図で
ある。
【図7】上記第2実施例のニューラルネットを示す図で
ある。
【図8】上記第3実施例のニューラルネットを示す図で
ある。
【図9】上記第4実施例のニューラルネットを示す図で
ある。
【図10】上記第5実施例のニューラルネットを示す図
である。
【図11】本発明の第6実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の第7実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の第8実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第9実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明の第10実施例を示すブロック図であ
る。
【図16】デジタルカラー複写機の一例を示す概略図で
ある。
【図17】上記第6実施例のニューラルネットを示す図
である。
【図18】デジタルカラー複写機におけるカラー処理系
の一例を示すブロック図である。
【図19】理想的なY,M,Cトナーが紙上に転写され
て無彩色のプリンタγ値が再現されるモデルを示す図で
ある。
【図20】実際のY,M,Cトナーが紙上に転写されて
無彩色のプリンタγ値が再現されるモデルを示す図であ
る。
【図21】単色のプリンタγ特性とγ補正係数の関係を
示す図である。
【図22】Y,M,Cトナーの混色時のプリンタγ特性
とγ補正係数の関係を示す図である。
【符号の説明】
11,77 イエローγ補正係数決定部 12,78 マゼンタγ補正係数決定部 13,79 シアンγ補正係数決定部 18,24,30,39,84,85,86,87
色濃度値推定部 22,28,34 γ補正係数決定部 23,29,38,49 γ補正テーブル 44 UCR率・γ補正係数決定部 76 プロセス条件入力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/29 G 9186−5C 1/46 9068−5C // G05B 13/02 L 9131−3H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ値
    が入力されて最適なγ補正係数を予め学習したニューラ
    ルネットからなり、前記プリンタのγ値設定時にプロセ
    ス条件の調整された前記プリンタの各色毎のγ値が入力
    されて最適なγ補正係数を出力する、各トナー色毎に設
    けられた複数のγ補正係数決定部を備えたことを特徴と
    するカラー画像補正装置。
  2. 【請求項2】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタの各ト
    ナー色の書き込み値が入力され該書き込み値により前記
    プリンタで再現される色の濃度値を出力するように予め
    学習したニューラルネットからなる色濃度値推定部と、
    この色濃度推定部の出力濃度値が線形になるように各ト
    ナー色の書き込み値の組合せを変更するγ補正係数決定
    部とを備えたことを特徴とするカラー画像補正装置。
  3. 【請求項3】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、無彩色を再現するた
    めの基準となる書き込み値と,各トナー色毎の書き込み
    値の偏差とが入力されこれらにより前記プリンタで生成
    される色の濃度値を出力するように予め学習したニュー
    ラルネットからなる色濃度値推定部と、この色濃度値推
    定部の出力濃度値が線形になるように各トナー色の書き
    込み値の組合せを変更するγ補正係数決定部とを備えた
    ことを特徴とするカラー画像補正装置。
  4. 【請求項4】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、予め任意に指定され
    た色を再現するための基準となる書き込み値と,各トナ
    ー色毎の書き込み値の偏差とが入力されこれらにより前
    記プリンタで生成される色の濃度値を出力するように予
    め学習したニューラルネットからなる色濃度値推定部
    と、この色濃度推定部の出力濃度値が線形になるように
    各トナー色の書き込み値の組合せを変更するγ補正係数
    決定部とを備えたことを特徴とするカラー画像補正装
    置。
  5. 【請求項5】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、予め任意に指定され
    た色を再現するための基準となる書き込み値と,各トナ
    ー色毎の書き込み値の偏差とが入力されこれらにより前
    記プリンタで出力される色の濃度値を出力するように予
    め学習したニューラルネットからなる色濃度値推定部
    と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形になるよう
    に各トナー色の書き込み値とUCR率の組合せを変更す
    るγ補正係数決定部とを備えたことを特徴とするカラー
    画像補正装置。
  6. 【請求項6】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ値
    測定時に前記プリンタのプロセス条件を採取するための
    プロセス条件入力部と、前記プロセス条件と前記プリン
    タのγ値とが入力されてこれらとγ補正係数との関係を
    予め学習したニューラルネットからなり、プリンタγ値
    設定時に前記プリンタのプロセス条件の調整された各ト
    ナー色毎のプリンタγ値が入力されて最適なγ補正係数
    を出力する、各トナー色毎に設けられた複数のγ補正係
    数決定部を備えたことを特徴とするカラー画像補正装
    置。
  7. 【請求項7】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ値
    測定時に前記プリンタのプロセス条件を採取するための
    プロセス条件入力部と、前記プリンタの各トナー色の書
    き込み値と前記プロセス条件とが入力されてこれらとγ
    補正係数との関係を予め学習したニューラルネットから
    なる色濃度値推定部と、この色濃度値推定部の出力濃度
    値が線形になるように各トナー色の書き込み値を変更す
    るγ補正係数決定部とを備えたことを特徴とするカラー
    画像補正装置。
  8. 【請求項8】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ値
    測定時に前記プリンタのプロセス条件を採取するための
    プロセス条件入力部と、無彩色を再現するための基準と
    なる書き込み値と,前記トナー色毎の書き込み値の偏差
    と,前記プロセス条件とにより前記プリンタで生成され
    る色の濃度値を出力するように予め学習したニューラル
    ネットからなる色濃度値推定部と、この色濃度値推定部
    の出力濃度値が線形になるように各トナー色の書き込み
    値を変更するγ補正係数決定部とを備えたことを特徴と
    するカラー画像補正装置。
  9. 【請求項9】カラー画像処理系の一部としてプリンタの
    各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補正
    するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ値
    測定時に前記プリンタのプロセス条件を採取するための
    プロセス条件入力部と、予め任意に指定された色を再現
    するための基準となる書き込み値と,各トナー色毎の書
    き込み値の偏差と,前記プロセス条件とが入力されこれ
    らにより前記プリンタで生成される色の濃度値を出力す
    るように予め学習したニューラルネットからなる色濃度
    値推定部と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形に
    なるように各トナー色の書き込み値の組合せを変更する
    γ補正係数決定部とを備えたことを特徴とするカラー画
    像補正装置。
  10. 【請求項10】カラー画像処理系の一部としてプリンタ
    の各色トナーの書き込み値と出力画像濃度との関係を補
    正するカラー画像補正装置において、前記プリンタのγ
    値測定時に前記プリンタのプロセス条件を採取するため
    のプロセス条件入力部と、予め任意に指定された色を再
    現するための基準となる書き込み値と,各トナー色毎の
    書き込み値の偏差と,前記プロセス条件とが入力されこ
    れらにより前記プリンタで生成される色の濃度値を出力
    するように予め学習したニューラルネットからなる色濃
    度値推定部と、この色濃度値推定部の出力濃度値が線形
    になるように各トナー色の書き込み値とUCR率の組合
    せを変更するγ補正係数決定部とを備えたことを特徴と
    するカラー画像補正装置。
JP4140588A 1992-06-01 1992-06-01 カラー画像補正装置 Pending JPH05336366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140588A JPH05336366A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 カラー画像補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140588A JPH05336366A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 カラー画像補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05336366A true JPH05336366A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15272182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4140588A Pending JPH05336366A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 カラー画像補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05336366A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712093A3 (en) * 1994-11-10 1996-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Image processing device
JP2008227976A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
US7492478B2 (en) 2003-06-26 2009-02-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device and method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712093A3 (en) * 1994-11-10 1996-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Image processing device
US5754709A (en) * 1994-11-10 1998-05-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for gradation correction and image edge extraction
US7492478B2 (en) 2003-06-26 2009-02-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device and method
JP2008227976A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5737665A (en) Apparatus for calibrating toner density for color images
US8086124B2 (en) Image forming apparatus
JP3441994B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JPH06175447A (ja) 電位推定装置
JPH1063048A (ja) 画像形成装置
JPH06100861B2 (ja) カラ−画像形成装置
CN100378586C (zh) 成像设备
CN100468221C (zh) 图像校正方法及图像形成装置
JP2011257598A (ja) 画像形成装置
JPH05336366A (ja) カラー画像補正装置
US5485191A (en) Image forming apparatus having tone correcting function
JPH0662249A (ja) カラー画像記録装置
JP3686558B2 (ja) 画像形成装置
JPH10161388A (ja) 画像形成装置
JP2002344759A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH0477060A (ja) 画像形成装置
JP3550331B2 (ja) 画像形成装置
JPH05303254A (ja) 電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法
JPH08202092A (ja) デジタル画像形成装置
US7639377B2 (en) Dither pattern generating apparatus for generating dither pattern corrected for density change accompanying deterioration with time
JP3489258B2 (ja) 画像形成装置
JP3452797B2 (ja) レーザ出力調整装置
JP3699790B2 (ja) 電子写真プロセス制御装置
JPH06246961A (ja) 画像形成装置
JPS63249166A (ja) カラ−複写機における自動色バランス方法