JPH05336284A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05336284A
JPH05336284A JP4333853A JP33385392A JPH05336284A JP H05336284 A JPH05336284 A JP H05336284A JP 4333853 A JP4333853 A JP 4333853A JP 33385392 A JP33385392 A JP 33385392A JP H05336284 A JPH05336284 A JP H05336284A
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Yoshihiro Arai
義博 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 市販されているプリンタをファクシミリ装置
の画像記録装置として用いる。 【構成】 切換回路5により、プリンタ6に対して、プ
リンタインタフェース回路7または外部コネクタ8のい
ずれか一方に接続する。プリンタ6の印字部の直前にゲ
ート部を設け、プリンタ6の内部で印字部に対して出力
される記録データを、プリンタインタフェース回路7か
ら出力する記録データPDTで置換することで、通常の
図形文字の記録時と同等の記録速度で画像を記録できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置を内蔵し
たファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像を送受信するファクシミリ
装置は、受信画像などの画像を記録するために、感熱記
録装置や、レーザプリンタ装置などの画像記録装置を備
えている。
【0003】感熱記録装置は、構造が比較的単純で安価
に構成できるとともに、小型化に適しているために、比
較的安価な普及機タイプや小型機タイプのファクシミリ
装置に広く用いられている。
【0004】しかしながら、この感熱記録装置を用いた
場合には、記録紙として用いる感熱記録紙の特性上、
熱、摩擦、薬品、および、酸化などにより、画像が容易
に劣化し、記録画像の保存性が悪いという問題がある。
【0005】そこで、パーソナルコンピュータなどにハ
ードコピー装置として市販されている比較的安価なプリ
ンタ装置を、画像記録装置としてファクシミリ装置に組
み込むと、記録画像の保存性が良好なファクシミリ装置
を比較的安価に実現できると、考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市販の
プリンタ装置を組み込むときには、例えば、次のような
不都合を生じる。
【0007】すなわち、一般に、プリンタ装置は、図形
文字を記録出力するために用いられており、ライン単位
に画像を記録するファクシミリ装置とは、取り扱うデー
タのデータ構造が相違するため、プリンタ装置を単純に
組み込んだだけでは、ファクシミリ装置の画像記録装置
として用いることができない。
【0008】また、プリンタ装置には、図形文字データ
を効率よく入力するためのインタフェース機能が装備さ
れているために、図形文字データを記録出力するときの
データ転送速度(データ入力速度)は比較的大きいもの
の、グラフィックデータを記録出力するときのデータ転
送速度はあまり大きくなく、また、グラフィックデータ
のデータ量が非常に大きいため、1ページ分の画像を記
録出力するために要する時間が非常に大きくなる。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、市販のプリンタ装置を組み込み、かつ、効率
よく画像を記録できるようにしたファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャラクタ単
位に記録データをパラレル入力する外部インタフェース
手段を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外部イ
ンタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデータを
やりとりするとともに、ファクシミリ画像データを上記
プリンタ装置が入力可能なデータ形式に変換して上記外
部インタフェース手段に転送するプリンタインタフェー
ス手段を備えたものである。また、前記外部インタフェ
ース手段、および、前記プリンタインタフェース手段
は、セントロニクスインターフェース仕様に準拠した信
号インタフェース機能を備えているとよい。
【0011】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段を備えたものである。
【0012】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、外部装置を接続するためのコネクタ
と、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コネ
クタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェース
手段に接続する切換手段を備えたものである。
【0013】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段を備えたプリンタ
装置を内蔵する一方、上記外部インタフェース手段を介
して上記プリンタ装置とデータをやりとりするととも
に、ファクシミリ画像データを上記プリンタ装置が入力
可能なデータ形式に変換して上記外部インタフェース手
段に転送するプリンタインタフェース手段と、外部装置
を接続するためのコネクタと、上記プリンタインタフェ
ース手段あるいは上記コネクタのいずれか一方を選択的
に上記外部インタフェース手段に接続する切換手段を備
えたものである。また、キャラクタ単位に記録データを
パラレル入力する外部インタフェース手段と、この外部
インタフェース手段とは独立して入力した外部記録デー
タを用いて印字部に出力するパラレル印字データをビッ
ト単位にゲートするとともに上記パラレル印字データの
出力タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力す
るゲート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上
記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置と
データをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デー
タを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記
録データに変換し、所定キャラクタをあらわす記録デー
タを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記
印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した外
部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタ
インタフェース手段と、このプリンタインタフェース手
段が上記外部記録データを出力しているときに上記パラ
レル印字データを上記印字部の直前位置で全黒データに
置換するデータ置換回路を備えたものである。
【0014】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、所定キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、このプリンタインタフェース手段が
上記外部記録データを出力しているときに上記パラレル
印字データを上記印字部の直前位置で全黒データに置換
するデータ置換回路と、外部装置を接続するためのコネ
クタと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記
コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェ
ース手段に接続する切換手段を備えたものである。
【0015】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段を備え、上記プリンタインタフェース手
段は、上記プリンタ装置の起動時に、上記全黒キャラク
タをあらわす字形データを、上記外部インタフェースを
介して上記プリンタ装置に転送し、その字形データを上
記プリンタ装置に保持させるようにしたものである。ま
た、前記全黒キャラクタをあらわす字形データの文字コ
ードを前記プリンタ装置の外字領域に設定するとよい。
【0016】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、外部装置を接続するためのコネクタ
と、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コネ
クタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェース
手段に接続する切換手段をを備え、上記プリンタインタ
フェース手段は、上記プリンタ装置の起動時に、上記全
黒キャラクタをあらわす字形データを、上記外部インタ
フェースを介して上記プリンタ装置に転送し、その字形
データを上記プリンタ装置に保持させるようにしたもの
である。
【0017】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、外部装置を接続するためのコネクタ
と、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コネ
クタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェース
手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記コネク
タを選択しているときには上記プリンタ装置の操作機能
を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェース手
段を選択しているときにはファクシミリ操作機能を実現
する操作手段を備えたものである。
【0018】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段を備えたプリンタ
装置を内蔵する一方、上記外部インタフェース手段を介
して上記プリンタ装置とデータをやりとりするととも
に、ファクシミリ画像データを上記プリンタ装置が入力
可能なデータ形式に変換して上記外部インタフェース手
段に転送するプリンタインタフェース手段と、外部装置
を接続するためのコネクタと、上記プリンタインタフェ
ース手段あるいは上記コネクタのいずれか一方を選択的
に上記外部インタフェース手段に接続する切換手段と、
この切換手段が上記コネクタを選択しているときには上
記プリンタ装置の操作機能を実現し上記切換手段が上記
プリンタインタフェース手段を選択しているときにはフ
ァクシミリ操作機能を実現する操作手段を備えたもので
ある。
【0019】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、所定キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、このプリンタインタフェース手段が
上記外部記録データを出力しているときに上記パラレル
印字データを上記印字部の直前位置で全黒データに置換
するデータ置換回路と、外部装置を接続するためのコネ
クタと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記
コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェ
ース手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記コ
ネクタを選択しているときには上記プリンタ装置の操作
機能を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェー
ス手段を選択しているときにはファクシミリ操作機能を
実現する操作手段を備えたものである。
【0020】また、キャラクタ単位に記録データをパラ
レル入力する外部インタフェース手段と、この外部イン
タフェース手段とは独立して入力した外部記録データを
用いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単
位にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力
タイミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲ
ート回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外
部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデー
タをやりとりするとともに、ファクシミリ画像データを
上記パラレル印字データと同一データ形式の外部記録デ
ータに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録データを
上記外部インタフェース手段に出力した後に、上記印字
タイミング信号に同期して上記変換して形成した外部記
録データを上記ゲート回路に順次転送するプリンタイン
タフェース手段と、外部装置を接続するためのコネクタ
と、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コネ
クタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェース
手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記コネク
タを選択しているときには上記プリンタ装置の操作機能
を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェース手
段を選択しているときにはファクシミリ操作機能を実現
する操作手段を備え、上記プリンタインタフェース手段
は、上記プリンタ装置の起動時に、上記全黒キャラクタ
をあらわす字形データを、上記外部インタフェースを介
して上記プリンタ装置に転送し、その字形データを上記
プリンタ装置に保持させるようにしたものである。
【0021】
【作用】したがって、ファクシミリ画像データを、プリ
ンタ装置が入力可能なデータ形式に変換した後にプリン
タ装置に転送しているので、プリンタ装置を用いて、フ
ァクシミリ受信画像などの画像を適切に記録出力するこ
とができる。また、全黒キャラクタデータをプリンタ装
置に転送した後に、その記録(印字)タイミングに同期
して、パラレル印字データと同一データ形式の外部記録
データを転送するようにしているので、1ページ分の画
像を記録出力するために要する時間を、大幅に短縮する
ことができる。また、外部装置を接続するコネクタを設
け、外部装置もプリンタ装置に接続できるようにしてい
るので、パーソナルコンピュータなどの外部装置と、フ
ァクシミリ装置で、(画像)記録装置を共用することが
できる。また、内蔵しているプリンタ装置が、外部装置
によって使用されているときには、自端末を操作するた
めの操作手段を、プリンタ装置の操作手段として用いる
ようにしているので、プリンタ装置の動作モードなどを
手動で操作でき、通常のプリンタ装置の使い勝手を提供
することができる。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0024】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、プリンタ(後述)との間で
データをやりとりするためのプリンタインタフェース制
御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理を行う
ものであり、システムメモリ2は、制御部1が実行する
制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行す
るときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制
御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメー
タメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有
な各種の情報を記憶するためのものである。
【0025】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、切換回路5は、プリンタ6
の外部接続端を、プリンタインタフェース回路7あるい
は外部コネクタ8のいずれか一方に接続するためのもの
である。
【0026】プリンタ6は、所定の解像度(例えば、3
60(ドット/25.4(mm))で、画像を記録出力
するためのものであり、いわゆるセントロニクスインタ
フェース仕様に準拠した信号インタフェース機能を備え
ており、この信号インタフェース機能を用いて、外部装
置との間で、種々のデータをやりとりする。
【0027】プリンタインタフェース回路7は、セント
ロニクスインタフェース仕様に準拠した信号インタフェ
ース機能のうち、物理的な接続回路機能を実現するとと
もに、データ記録時には、プリンタ6から出力されるロ
ードクロックLDCKに同期して、8ビットパラレル信
号の記録データPDTを出力するものである。操作表示
部9は、このファクシミリ装置を操作するためのもの
で、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0028】符号化復号化部10は、画信号を符号化圧
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものであり、画像処理部11
は、ファクシミリ画信号をプリンタ6の記録解像度に変
換するための解像度変換処理を実現するものであり、画
像蓄積装置12は、符号化圧縮された状態の画情報を多
数記憶するためのものである。
【0029】グループ3ファクシミリモデム13は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.29モデム、
V.27terモデムなど)を備えている。
【0030】網制御装置14は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0031】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、プリン
タインタフェース回路7、操作表示部9、符号化復号化
部10、画像処理装置11、画像蓄積装置12、グルー
プ3ファクシミリモデム13、および、網制御装置14
は、システムバス15に接続されており、これらの各要
素間でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバ
ス15を介して行われている。
【0032】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。また、切換回路5は、制御部1によりその
切換動作が制御されている。
【0033】図2は、プリンタ6の構成例を示してい
る。
【0034】同図において、記録制御部20は、このプ
リンタ6の各部の制御処理、および、セントロニクスイ
ンタフェース仕様の信号インタフェース機能制御処理を
実行するものである。
【0035】入力データバッファ21は、外部接続端よ
り入力した記録データ(文字コードデータ)を一時的に
蓄積するためのものであり、FIFO(先入れ先出し)
に構成されている。画像データバッファ22は、印字ヘ
ッド(図示略)が記録の主走査方向に1回移動するとき
に、印字ヘッドがおのおのの記録位置で記録するデータ
を保持するものである。フォントメモリ23は、文字コ
ードデータに対応する図形文字をドット集合で印字記録
するための字形データ(フォントデータ)を、所定の文
字コード集合について記憶するためのものである。
【0036】用紙搬送部24は、記録紙(いわゆる普通
紙)を記録の副走査方向に搬送するためのものであり、
キャリッジ駆動部25は、印字ヘッドを移動するキャリ
ッジ(図示略)を、所定の移動範囲内で往復移動するた
めのものである。
【0037】ゲート部26は、プリンタインタフェース
回路7から入力した記録データPDTを用いて、記録制
御部20から出力されるパラレル印字データをビット単
位にゲートして印字部27に出力するとともに、そのパ
ラレル印字データの出力タイミングをあらわすロードク
ロックLDCKを出力するものである。
【0038】したがって、記録制御部20は、外部装置
より入力して入力データバッファ21に保存している文
字コードデータを1つ取り出して、対応するフォントデ
ータをフォントメモリ23から読み出し、そのときの図
形文字の位置に対応した画像データバッファメモリ22
のアドレスに、その読み出したフォントデータを保存す
る。この文字コードデータのフォントデータ(画像デー
タ)への展開処理を、改行コードを見つけるまで繰り返
し行なう。
【0039】次いで、外部装置から指定された印字開始
位置に印字ヘッドが移動するまで、キャリッジ駆動部2
5によってキャリッジを高速移動し、それ以降は、より
低速な印字モード速度でキャリッジを移動するととも
に、印字ヘッドの印字位置に対応した記録データを画像
データバッファから順次読み出し、その記録データを印
字ヘッドで記録するための印字データ(後述)に変換
し、その印字データを印字部27に対して送出する。
【0040】キャリッジの1回の移動による印字動作を
終了すると、外部装置から指定された送り量に対応して
用紙搬送部24を駆動し、記録紙をその送り量に相当す
る距離、ライン方向(副走査方向)に移動する。
【0041】この動作を繰り返し行なって、1ページ分
の画像を記録する。1ページ分の記録動作を終了する
と、記録終了ページの排紙を行ない、後続ページを記録
するときには、次のページの記録紙を記録位置にまで搬
送する。
【0042】また、キャリッジを移動方向の一方の方向
に移動するときに印字ヘッドのドット数のライン数の記
録動作を行ない、キャリッジの往復時に2回分の印字動
作を行なって記録時間を短縮できる両方向印字動作モー
ドも備えている。
【0043】図3は、ゲート部26の一例を示してい
る。
【0044】本実施例では、印字部27は、縦方向(す
なわち、記録紙の副走査方向)に64ドットの印字幅を
備えており、この印字部27は、8ドット毎に8つのブ
ロックに分割されている。記録制御部20から出力され
る印字データのうち、信号HCOM1〜HCOM8(負
論理)は、8つのブロックのうち印字駆動するものを選
択するものであり、信号HSEG1〜HSEG8は、選
択されたブロックのおのおのの印字ドットの色(黒また
は白)を指定するためのものである。また、信号HSE
G1〜HSEG8は、論理Hレベルが黒を、論理Lレベ
ルが白をそれぞれあらわす。
【0045】信号HCOM1〜HCOM8は、印字部2
7のブロック選択入力端に加えられており、信号HSE
G1〜HSEG8は、オア回路30の入力端に加えられ
るとともに、アンド回路31,32,33,34,3
5,36,37,38の一方の入力端に加えられてい
る。
【0046】アンド回路31,32,33,34,3
5,36,37,38の他方の入力端には、プリンタイ
ンタフェース回路7から出力される記録データPDTの
各ビットデータが、ビット順序に加えられている。
【0047】ここで、例えば、全黒キャラクタのデータ
を印字するとき、記録制御部20は、印字部27の1回
の記録動作のために、図4(a)〜(p)に示すような
印字データを出力する。
【0048】すなわち、信号HCOM1〜HCOM8を
順次所定の期間論理Lレベルに設定して、印字部27の
ドット27aのおのおののブロックBL1,BL2,B
L3,BL4,BL5,BL6,BL7,BL8を選択
するとともに、その選択している期間に同期して、信号
HSEG1〜HSEG8を全て黒をあらわす論理Hレベ
ルに設定する。
【0049】これにより、おのおののブロックBL1,
BL2,BL3,BL4,BL5,BL6,BL7,B
L8で、全てのドットが黒色に印字され(同図(q)参
照)、それによって、印字部27の64ドットの全てが
黒色に印字される。
【0050】また、このようにして、全黒キャラクタを
印字するときには、全ての信号HCOM1〜HCOM8
の出力タイミングで、信号HSEG1〜HSEG8が全
て論理Hレベルに設定されるので、全てのアンド回路3
1,32,33,34,35,36,37,38は、全
ての信号HCOM1〜HCOM8の出力タイミングで動
作可能な状態になる。
【0051】それとともに、図5(a)〜(p)に示す
ように、全ての信号HCOM1〜HCOM8の出力タイ
ミングで、信号HSEG1〜HSEG8のいずれか1つ
以上が論理Hレベルに立ち上がっている期間、ロードク
ロックLDCKが論理Hレベルに立ち上がる(同図
(q)参照)。
【0052】そこで、同図(r)に示すように、ロード
クロックLDCKの立ち下がりのタイミングで、プリン
タインタフェース7から出力する記録データPDTの内
容を、ブロックBL1,BL2,BL3,BL4,BL
5,BL6,BL7,BL8にそれぞれ対応した値に順
次変更することで、印字部27の1回の印字動作に必要
な64ビット分の記録データPDTを、印字部27に与
えることができる。
【0053】さて、例えば、プリンタ6を10(文字/
25.4(mm))の文字間隔で記録動作させると、こ
のときの1つの図形文字は、図6に示すように、主走査
方向に36ドットの寸法をもつ。したがって、1つの図
形文字は、主走査方向に36ドット、かつ、副走査方向
に64ドット(印字部27の印字幅)のキャラクタボッ
クスCPSを占有する。
【0054】すなわち、上述した記録データPDTの出
力処理を、36回繰り返し行なうことで、1つのキャラ
クタボックスCPSに相当する部分の画像を記録するこ
とができる。
【0055】また、プリンタ6は、図7(a)に示すよ
うに、10(文字/25.4(mm))の文字間隔の場
合、主走査方向に80キャラクタの印字幅を備えてい
る。したがって、この場合の主走査方向の総印字ドット
数は2880ドットになる。
【0056】制御部1は、例えば、ファクシミリ受信画
像を記録出力するとき、ファクシミリ画情報を符号化復
号化部10によってライン単位のファクシミリ画信号に
復号化し、そのファクシミリ画信号を、画像処理部11
によってプリンタ6の記録解像度の記録データに変換す
る。そして、その記録データを64ライン単位に、図8
に示すような記録データバッファに一旦保存する。
【0057】この記録データバッファは、1ライン当た
り2880ビットのデータを、64ライン分記憶可能な
記憶容量を備えており、システムメモリ2に形成され
る。この記録データバッファにデータを書き込むときに
は、2880ビットのライン方向に、記録ライン単位に
行なう。また、記録データバッファからデータを読み出
すときには、ライン方向のビット位置を読み出しアドレ
スとして、ライン並び方向に、8ビットずつの1バイト
単位に行なう。そして、その読み出した1バイトデータ
を、記録データPDTとして、プリンタインタフェース
回路7から順次出力する。
【0058】ところで、記録データの内容にかかわら
ず、プリンタ6の記録動作を、全ての記録ラインの全て
のキャラクタについて行なうと、1ページ当たりの記録
時間が非常に長くなる。
【0059】この記録時間を短縮するためには、次のよ
うな副走査方向および主走査方向への記録スキップ動作
を行なうとよい。
【0060】副走査方向の記録スキップ動作は、例え
ば、図9に示すように、キャリッジを1回移動して印字
部27の記録動作を行なう領域から、1つ以上の黒ドッ
トを含む記録ラインまでの間に、全白の記録ラインがあ
る場合、その全白のライン数Lnに相当する距離記録紙
を移動した後に、次の印字部27の記録動作を行なう。
これにより、記録画像に含まれる全白の部分の一部につ
いて、記録動作を行なわないので、記録時間を短縮でき
る。
【0061】主走査方向の記録スキップ動作は、主走査
方向の両端部、すなわち、記録紙の両端部に位置してい
る全白キャラクタの部分についての記録動作を行なわな
いという動作である。
【0062】例えば、図10に示すように、キャリッジ
を1回移動して印字部27の記録動作を行なう領域に含
まれる黒画像の最も左側の側の端部PAと、その黒画像
の最も右側の端部PBを検出し、端部PAを含むキャラ
クタCAから端部PBを含むキャラクタCBまでの部分
についてのみ、記録動作を行なう。
【0063】図11は、1つのファクシミリ文書の画像
を記録出力するときに制御部1が実行する処理例を示し
ている。
【0064】まず、制御部1は、ファクシミリ文書の記
録動作なので、切換回路5により、プリンタインタフェ
ース回路7を選択する。次いで、記録するページを選択
し(処理101)、そのページのファクシミリ画情報を
符号化復号化部10で復号化して元のファクシミリ画信
号を形成し、そのファクシミリ画信号を画像処理部11
で解像度変換して1ページ分の記録データを形成してシ
ステムメモリ2に蓄積する(処理102)。
【0065】1ページの記録処理を行なうための内部変
数のクリア、および、プリンタ6の動作モード(両方向
印字モード)設定などの初期化処理(処理103)を行
なった後に、1ページ分の記録動作を終了するまで、キ
ャリッジを一方向に移動して印字部27による印字動作
を行なうキャリッジ1スキャン記録処理(処理104)
を、繰り返し行う(判断105のNOループ)。
【0066】1ページ分の記録動作を終了して、判断1
05の結果がYESになるときには、記録出力するファ
クシミリ文書の全てのページについての記録動作が終了
したかどうかを調べて(判断106)、判断106の結
果がNOになるときには、処理101に戻って、次のペ
ージについての記録動作を行なう。また、判断106の
結果がYESになるときには、一連の記録動作が終了し
たので、この処理を終了する。
【0067】図12、図13、および、図14は、キャ
リッジ1スキャン処理の一例を示している。
【0068】まず、この処理で用いるカウンタLn,
c,i、フラグFLG、変数ADR,k、最左端アドレ
ス、および、最右端アドレスなどの値を初期化する(処
理201)。ここで、この場合、カウンタLn,c,i
のおのおのの初期値は0、フラグFLGの初期値はセッ
ト、変数ADR,kのおのおのの初期値は0、最左端ア
ドレスの初期値は2880、および、最右端アドレスの
初期値は0である。
【0069】そして、システムメモリ2に蓄積している
記録データのうち、記録終了していない先頭の1ライン
分の記録データを読み出して、記録データバッファの最
初のラインバッファに記憶し(処理202)、そのライ
ンが全白ラインであるかどうかを調べ(判断203)、
判断203の結果がYESになるときには、カウンタL
nの値を1つ増やして(処理204)、処理202に戻
り、次のラインの記録データを、記録データバッファの
最初のラインバッファに再度読み込む。
【0070】入力したラインが全白ラインではなく、判
断203の結果がNOになるときには、カウンタcの値
を1に設定して(処理205)、64ライン分の記録デ
ータの読み込み準備を行う。また、この時点でのカウン
タLnの値が、副走査方向のスキップ動作でのスキップ
ライン数をあらわしている。
【0071】次に、もっとも新しく読み込んだ1ライン
分の記録データを調べて、左端および右端にそれぞれ位
置している黒画素のアドレス(左端アドレスおよび右端
アドレス)を検出する(処理206)。
【0072】そのときに検出した左端アドレスが最左端
アドレスの値よりも小さく、最左端であるかどうかを調
べる(判断207)。判断207の結果がYESになる
ときには、最左端アドレスの値にそのときの左端アドレ
スの値を代入して、最左端アドレスの値を更新する(処
理208)。
【0073】また、そのときに検出した右端アドレスが
最右端アドレスの値よりも大きく、最右端アドレスであ
るかどうかを調べる(判断209)。判断209の結果
がYESになるときには、最右端アドレスの値にそのと
きの右端アドレスの値を代入して、最右端アドレスの値
を更新する(処理210)。
【0074】次いで、カウンタcの値を1つ増やし(処
理211)、記録データバッファへの読み込み先アドレ
スを更新する(処理212)。カウンタcの値が65に
等しいかどうかを調べて(判断213)、判断213の
結果がNOになるときには、新たな1ライン分の記録デ
ータを記録データバッファに読み込んで(処理21
4)、処理206に戻り、その新たなラインの記録デー
タについて同様の処理を行う。
【0075】判断213の結果がYESになるときに
は、1回のキャリッジスキャン動作で記録する記録デー
タが記録データバッファに揃ったので、主走査方向の記
録スキップ動作を行うために最左端キャラクタ位置nお
よび最右端キャラクタ位置mをそれぞれ算出する(処理
215,216)。
【0076】ここで、nの値は、最左端アドレスの値を
36(キャラクタ当たりの主走査方向ドット数)で割り
算して得た商の小数点以下を切り捨てた整数値をセット
する。また、mの値は、最右端アドレスの値を36で割
り算して得た商の小数点以下を切り捨てた整数値に1を
加えた値をセットする。
【0077】次いで、最左端キャラクタ位置nに36を
掛け算して得た値をキャラクタ開始アドレスとして算出
するとともに(処理217)、最右端キャラクタ位置m
に36を掛け算して得た値をキャラクタ終了アドレスと
して算出し(処理218)、そのときの1回のキャリッ
ジのスキャン動作で記録するキャラクタ数kを算出する
(処理219)。ここで、k=(m−n)+1。
【0078】そして、プリンタ6に記録動作を指令する
ために、まず、記録紙のライン送り量を指定した状態で
ライン送り命令を送出し(処理220)、キャラクタ開
始アドレスまたはキャラクタ終了アドレスの値をキャリ
ッジ開始アドレスとして送出し(処理221)、全黒キ
ャラクタをあらわす文字コードを記録データとしてk個
出力し(処理222)、キャリッジ復帰命令を出力する
(処理223)。ここで、フラグFLGがセットされて
いるときには、キャリッジを左から右に移動するときな
ので、キャリッジ開始アドレスの値にはキャラクタ開始
アドレスの値をセットし、フラグFLGがリセットされ
ているときには、キャリッジを右から左に移動するとき
なので、キャリッジ開始アドレスの値にはキャラクタ終
了アドレスの値をセットする。
【0079】これにより、プリンタ6は、ライン送り命
令で指定されたライン送り量だけ記録紙を副走査方向に
搬送し、指定されたキャリッジ開始アドレスまでキャリ
ッジを移動し、k個の全黒キャラクタの印字動作を行っ
た後に、キャリッジ復帰動作を行う。ただし、この場
合、両方向印字モードが設定されているので、キャリッ
ジを記録動作終了位置で停止する。
【0080】それにより、プリンタ6が印字動作を行う
と、上述したように、ロードクロックLDCKが順次出
力される。
【0081】この状態で、フラグFLGがセットされて
いるかどうかを調べる(判断224)。判断224の結
果がYESになるときには、キャリッジを左から右に移
動するときなので、記録データバッファの読み出しアド
レスADRにキャラクタ開始アドレスnに相当する値
(36×n)をセットし(処理225)、読み出す1バ
イトデータを指定するカウンタiの値を0に初期設定す
る(処理226)。
【0082】次いで、カウンタiの値を1つ増やして
(処理227)、記録データバッファから、読み出しア
ドレスADRで指定される8バイトデータのi番目のデ
ータを読み出す(処理228)。そして、ロードクロッ
クLDCKの立ち下がり端を検出するまで待ち(判断2
29のNOループ)、ロードクロックLDCKの立ち下
がり端を検出して判断229の結果がYESになると、
そのときに読み出した1バイトデータを記録データPD
Tとして出力する(処理230)。
【0083】カウンタiの値が8に等しいかどうかを調
べ(判断231)、判断231の結果がNOになるとき
には、処理227に戻ってカウンタiの値を更新し、次
の1バイトの記録データPDTの出力動作を行う。
【0084】判断231の結果がYESになるときに
は、1つの読み出しアドレスADRについての読み出し
動作が終了したので、読み出しアドレスADRの値を1
つ増やし(処理232)、その読み出しアドレスADR
の値がキャラクタ終了位置mよりも1つ大きいものに相
当するかどうかを調べる(判断233)。判断233の
結果がNOになるときには、処理226に戻って、新た
な読み出しアドレスADRについての読み出し動作を行
う。
【0085】また、判断233の結果がYESになると
きには、1回のキャリッジのスキャン動作に伴う印字動
作を終了したので、フラグFLGをリセットして(処理
234)、このキャリッジ1スキャン記録処理を終了す
る。
【0086】また、判断224の結果がNOになるとき
には、キャリッジを右から左に移動するときなので、記
録データバッファの読み出しアドレスADRにキャラク
タ終了アドレスmに相当する値(36×m)をセットし
(処理235)、読み出す1バイトデータを指定するカ
ウンタiの値を0に初期設定する(処理236)。
【0087】次いで、カウンタiの値を1つ増やして
(処理237)、記録データバッファから、読み出しア
ドレスADRで指定される8バイトデータのi番目のデ
ータを読み出す(処理238)。そして、ロードクロッ
クLDCKの立ち下がり端を検出するまで待ち(判断2
39のNOループ)、ロードクロックLDCKの立ち下
がり端を検出して判断239の結果がYESになると、
そのときに読み出した1バイトデータを記録データPD
Tとして出力する(処理240)。
【0088】カウンタiの値が8に等しいかどうかを調
べ(判断241)、判断241の結果がNOになるとき
には、処理237に戻ってカウンタiの値を更新し、次
の1バイトの記録データPDTの出力動作を行う。
【0089】判断241の結果がYESになるときに
は、1つの読み出しアドレスADRについての読み出し
動作が終了したので、読み出しアドレスADRの値を1
つ減らし(処理242)、その読み出しアドレスADR
の値がキャラクタ開始位置nよりも1つ小さいものに相
当するかどうかを調べる(判断243)。判断243の
結果がNOになるときには、処理246に戻って、新た
な読み出しアドレスADRについての読み出し動作を行
う。
【0090】また、判断243の結果がYESになると
きには、1回のキャリッジのスキャン動作に伴う印字動
作を終了したので、フラグFLGをセットして(処理2
44)、このキャリッジ1スキャン記録処理を終了す
る。
【0091】このようにして、本実施例では、記録画像
データを、プリンタ6の通常の画像データ記録モードを
使用せずに、キャラクタ印字モードを使って記録するこ
とができるので、1ページの画像を記録出力するときに
要する時間を大幅に短縮することができる。
【0092】また、主走査方向の記録スキップ動作、副
走査方向の記録スキップ動作、および、両方向印字動作
を行っているので、1ページの画像を記録出力するとき
に要する時間を、さらに大幅に短縮することができる。
【0093】また、操作表示部9により、外部装置のプ
リンタモードが設定されている場合は、制御部1は、切
換回路5により外部コネクタ8を選択する。また、この
状態では、受信画像を直接記録出力できないので、受信
した画情報を蓄積する蓄積受信モードに移行し、画情報
受信時には、その旨をユーザに対して表示して通知す
る。そして、ユーザが外部装置のプリンタモードを解除
すると、蓄積している画情報の画像を記録出力する。
【0094】ところで、上述した実施例では、プリンタ
6が全黒キャラクタのフォントデータを備えている場合
について説明したが、本発明は、全黒キャラクタのフォ
ントデータを備えていないプリンタを用いた場合にも、
同様にして適用することができる。
【0095】その場合、例えば、図15に示すような全
黒キャラクタのフォントデータを形成するとともに、そ
のフォント(全黒キャラクタ)をあらわすコードデータ
をプリンタ6の外字領域に設定する。
【0096】そして、この場合、制御部1は、ファクシ
ミリ装置の起動時に、図16に示すような動作を行う。
【0097】すなわち、各部の初期化処理(処理30
1)を行った後に、セントロニクスインタフェース機能
の外字ダウンロード機能を用いて、全黒キャラクタのフ
ォントデータをプリンタ6にダウンロードする(処理3
02)。これ以降は、全黒キャラクタを指定するときに
は、設定したコードデータを用いる。
【0098】また、このプリンタ6の外字機能を用いな
い場合には、例えば、図17に示すようなゲート部2
6′を、図3のゲート部26に代えて、プリンタ6に設
けるとよい。なお、同図において、図3と同一部分に
は、同一符号を付している。
【0099】このゲート部26′においては、信号HS
EG1〜HSEG8は、オア回路30の入力端に加えら
れるとともに、オア回路41,42,43,44,4
5,46,47,48の一方の入力端に加えられてい
る。また、オア回路41,42,43,44,45,4
6,47,48の他方の入力端には、全黒データDTB
が加えられている。オア回路41,42,43,44,
45,46,47,48の出力信号は、アンド回路3
1,32,33,34,35,36,37,38の一方
の入力端に加えられている。
【0100】したがって、全黒データDTBを論理Hレ
ベルに立ち上げると、オア回路41,42,43,4
4,45,46,47,48の出力信号が全て論理Hレ
ベルになるので、アンド回路31,32,33,34,
35,36,37,38が動作可能な状態となり、上述
した実施例と同様の記録動作を行うことができる。
【0101】ただし、この場合、ファクシミリ画像を記
録出力するときには、すくなくとも、1つ以上の黒ドッ
トが各列に含まれるキャラクタの文字コードを、プリン
タ6に対して出力する。
【0102】図18は、本発明の他の実施例にかかるグ
ループ3ファクシミリ装置を示している。なお、同図に
おいて、図1と同一部分および相当する部分には、同一
符号を付している。
【0103】同図において、この実施例では、外部装置
を接続するための2つの外部コネクタPA,PBを備え
ており、接続切換部50により、プリンタ6の外部接続
端を、プリンタインタフェース回路7、外部コネクタP
Aまたは外部コネクタPBのいずれか一方に接続してい
る。この接続切換部50の動作は、制御部1によって制
御されている。
【0104】ここで、プリンタ6の外部接続端を介し
て、プリンタ6が記録データを入力するときのハンドシ
ェーク制御手順の一例を図19(a)〜(d)に示す。
【0105】プリンタ6に記録データを出力するとき、
外部装置は、8ビットパラレルデータからなる記録デー
タDT(図19(a)参照)を出力するとともに、スト
ローブ信号STB’(図19(b)参照(「’」付きの
信号は負論理であることをあらわす:以下同じ))を論
理Lレベル(アクティブレベル)に立ち下げ、その状態
を所定時間維持する。
【0106】これにより、プリンタ6は、このストロー
ブ信号STB’の立ち下がり端で記録データDTをサン
プリングして入力するとともに、記録データDTを受け
付けできない状態であることを示すビジー信号BSYを
論理Hレベル(アクティブレベル)に立ち上げる。
【0107】それとともに、プリンタ6は、入力した記
録データDTを記録のための内部処理に引き渡す。そし
て、次の記録データDTを入力可能になった時点で、ア
クノリッジ信号ACK’を論理Lレベル(アクティブレ
ベル)に立ち下げ、その状態を所定時間維持し、このア
クノリッジ信号ACK’の立ち上げタイミングで、ビジ
ー信号BSYを論理Hレベルに立ち上げて、次の記録デ
ータDTの入力可能状態を通知する。
【0108】このようにして、外部装置は、ビジー信号
BSYが論理Hレベルにセットされている状態では、記
録データDTを出力しない。すなわち、このビジー信号
BSYを制御することで、プリンタ6の使用権の排他制
御が可能となり、この実施例では、制御部1がその排他
制御を処理するとともに、そのための機構を、接続切換
部50に備えている。
【0109】図20は、接続切換部50の構成例を示し
ている。
【0110】同図において、プリンタ6の外部接続端か
ら出力されるアクノリッジ信号ACK’は、スリーステ
ートバッファ51,52,53を介し、それぞれ外部コ
ネクタPA、外部コネクタPBおよびプリンタインタフ
ェース回路7に出力され、プリンタ6の外部接続端から
出力されるビジー信号BSYは、スリーステートバッフ
ァ54,55,56を介し、それぞれ外部コネクタP
A、外部コネクタPBおよびプリンタインタフェース回
路7に出力されている。また、これらのスリーステート
バッファ51〜56の出力端は、それぞれ抵抗57〜6
2を介し、論理Hレベル(電位Vcc)にプルアップさ
れている。
【0111】外部コネクタPAを介して入力される8ビ
ットパラレルの記録データDTaは、所定の遅延時間t
dが設定されている遅延回路63を介し、選択器64の
1つの入力端に加えられている。また、外部コネクタP
Bを介して入力される8ビットパラレルの記録データD
Tbは、所定の遅延時間tdが設定されている遅延回路
65を介し、選択器64の1つの入力端に加えられてい
る。また、プリンタインタフェース回路7から出力され
る8ビットパラレルの記録データDTcは、所定の遅延
時間tdが設定されている遅延回路66を介し、選択器
64の1つの入力端に加えられている。
【0112】外部コネクタPAを介して入力されるスト
ローブ信号STBa’は、システムバス15を介して制
御部1に出力されるとともに、所定の遅延時間tdが設
定されている遅延回路67を介し、選択器68の1つの
入力端に加えられている。また、外部コネクタPBを介
して入力されるストローブ信号STBb’は、システム
バス15を介して制御部1に出力されるとともに、所定
の遅延時間tdが設定されている遅延回路69を介し、
選択器68の1つの入力端に加えられている。また、プ
リンタインタフェース回路7から出力されるストローブ
信号STBc’は、システムバス15を介して制御部1
に出力されるとともに、所定の遅延時間tdが設定され
ている遅延回路70を介し、選択器68の1つの入力端
に加えられている。
【0113】選択器64は、制御部1より出力され、シ
ステムバス15を介して加えられる選択信号SELに対
応した入力端を選択し、そのときに選択した信号を、記
録データDTとして出力するものであり、その記録デー
タDTは、プリンタ6に出力される。
【0114】選択器68は、制御部1より出力され、シ
ステムバス15を介して加えられる選択信号SELに対
応した入力端を選択し、そのときに選択した信号を、ス
トローブ信号STB’として出力するものであり、その
ストローブ信号STB’は、プリンタ6に出力される。
【0115】また、制御部1より出力され、システムバ
ス15を介して加えられる制御信号IHa’は、スリー
ステートバッファ51およびスリーステートバッファ5
4の制御入力端に加えられており、制御部1より出力さ
れ、システムバス15を介して加えられる制御信号IH
b’は、スリーステートバッファ52およびスリーステ
ートバッファ55の制御入力端に加えられており、制御
部1より出力され、システムバス15を介して加えられ
る制御信号IHc’は、スリーステートバッファ53お
よびスリーステートバッファ56の制御入力端に加えら
れている。
【0116】したがって、制御信号IHa’がアクティ
ブレベルの論理Lレベルに設定されているときには、ス
リーステートバッファ51,54が活性化されており、
その出力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッ
ジ信号ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルに
従う。すなわち、この場合には、外部コネクタPAに接
続している外部装置は、任意にプリンタ6に記録データ
DTaを出力することができる。
【0117】また、制御信号IHa’が非アクティブレ
ベルの論理Hレベルに設定されているときには、スリー
ステートバッファ51,54が非活性化されており、そ
の出力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッジ
信号ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルにか
かわらず、論理Hレベル(プルアップレベル)に固定さ
れる。すなわち、この場合には、ビジー信号BSYaの
値が論理Hレベルに固定されるため、外部コネクタPA
に接続している外部装置は、プリンタ6を使用すること
ができない。
【0118】また、制御信号IHb’がアクティブレベ
ルの論理Lレベルに設定されているときには、スリース
テートバッファ52,55が活性化されており、その出
力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッジ信号
ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルに従う。
すなわち、この場合には、外部コネクタPBに接続して
いる外部装置は、任意にプリンタ6に記録データDTb
を出力することができる。
【0119】また、制御信号IHb’が非アクティブレ
ベルの論理Hレベルに設定されているときには、スリー
ステートバッファ52,55が非活性化されており、そ
の出力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッジ
信号ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルにか
かわらず、論理Hレベル(プルアップレベル)に固定さ
れる。すなわち、この場合には、ビジー信号BSYbの
値が論理Hレベルに固定されるため、外部コネクタPB
に接続している外部装置は、プリンタ6を使用すること
ができない。
【0120】同様に、制御信号IHc’がアクティブレ
ベルの論理Lレベルに設定されているときには、スリー
ステートバッファ53,56が活性化されており、その
出力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッジ信
号ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルに従
う。すなわち、この場合には、このグループ3ファクシ
ミリ装置は、任意にプリンタ6に記録データDTcを出
力することができる。
【0121】また、制御信号IHc’が非アクティブレ
ベルの論理Hレベルに設定されているときには、スリー
ステートバッファ53,56が非活性化されており、そ
の出力信号は、プリンタ6から出力されるアクノリッジ
信号ACK’およびビジー信号BSYの論理レベルにか
かわらず、論理Hレベル(プルアップレベル)に固定さ
れる。すなわち、この場合には、ビジー信号BSYcの
値が論理Hレベルに固定されるため、このグループ3フ
ァクシミリ装置は、プリンタ6を使用することができな
い。
【0122】以上の構成で、制御部1は、プリンタ6の
待機状態では、制御信号IHa’,IHb’,IHc’
を、それぞれ論理Lレベルに設定して、外部コネクタP
Aに接続している外部装置、外部コネクタPBに接続し
ている外部装置、および、グループ3ファクシミリ装置
のいずれかが、プリンタ6を使用可能な状態に設定して
おく。
【0123】ここで、例えば、外部コネクタPAに接続
している外部装置が、プリンタ6を使用するために、最
初の記録データDTaを出力し(図21(a)参照)、
ストローブ信号STBa’を論理Lレベルに立ち下げる
と(図21(b)参照)、制御部1は、このストローブ
信号STBa’の立ち下がり端を検出する。
【0124】このとき、制御部1は、まず、ストローブ
信号STBa’を出力している外部コネクタPAを使用
可能とするために、選択信号SELの値を、外部コネク
タPAを選択する値に設定するとともに、外部コネクタ
PAに接続している外部装置以外が、プリンタ6を使用
できない状態にするために、制御信号IHb’,IH
c’を、それぞれ論理Hレベルに立ち上げる。
【0125】これにより、選択器64は、記録データD
Taを選択し、この記録データDTaを記録データDT
としてプリンタ6に出力する。また、選択器68は、ス
トローブ信号STBa’を選択し、このストローブ信号
STBa’をストローブ信号STB’としてプリンタ6
に出力する。
【0126】ここで、記録データDTaおよびストロー
ブ信号STBa’は、それぞれ遅延回路63,67を介
して、遅延時間tdの間遅延され、したがって、記録デ
ータDT(図21(c)参照)およびストローブ信号S
TB’(図21(d)参照)は、それぞれ元の記録デー
タDTaおよびストローブ信号STBa’よりも、遅延
時間tdの間遅延されたものになる。この遅延時間td
は、制御部1がストローブ信号STBa’(,STB
b’,STBc’)の立ち下がりを検出してから、選択
信号SELおよび制御信号IHa’,IHb’,IH
c’の値を設定し、最初にプリンタ6を使用要求した装
置をプリンタ6の使用可能な状態に設定するとともに、
それ以外の装置を、プリンタ6の使用禁止状態に設定す
るに充分な値が設定される。
【0127】このようにして、これ以降は、外部コネク
タPAに接続された外部装置が、プリンタ6を使用し
て、任意にデータ記録動作を実行することかできる。
【0128】また、外部コネクタPAに接続された装置
が、プリンタ6を使用している状態では、上述したハン
ドシェーク制御手順が連続的に実行され、このハンドシ
ェーク制御手順上では、連続的に記録データDTaがプ
リンタ6に出力され、したがって、ストローブ信号ST
Ba’の論理レベルは、ある程度の単時間で連続的に変
化している。
【0129】ここで、外部コネクタPAに接続された外
部装置が、プリンタ6に対する記録データDTaの出力
を終了すると、最後の記録データDTaの出力を終了し
た時点で、ストローブ信号STBa’の論理レベルが、
論理Hレベルから変化しなくなる。
【0130】そこで、制御部1は、ストローブ信号ST
Ba’が論理Lレベルに立ち下がってから、所定時間T
を経過するまでの間に、次のストローブ信号STBa’
の立ち下がりを検出できなかったときには、その時点
で、外部コネクタPAに接続している外部装置のプリン
タ6の使用が終了したと判断して、制御信号IHb’,
IHc’をそれぞれ論理Lレベルに立ち上げる。
【0131】このようにして、制御部1は、プリンタ6
の使用権に関する排他制御を実行して、プリンタ6を使
用する装置を指定するとともに、それ以外の装置がプリ
ンタ6を使用できない状態に設定する。
【0132】したがって、本実施例では、外部コネクタ
PA,PBに接続されている外部装置、および、グルー
プ3ファクシミリ装置が、適宜にかつ適切にプリンタ6
を使用することができる。
【0133】図22は、制御部1が実行するプリンタ6
の使用権に関する排他処理の一例を示している。
【0134】初期状態では、制御部1は、制御信号IH
a’,IHb’,IHc’を論理Lレベルに設定してい
る。この状態で、制御部1は、ストローブ信号STB
a’,STBb’,STBc’のいずれかが論理Lレベ
ルに変化することを監視している(判断401,40
2,403のNOループ)。
【0135】ストローブ信号STBc’が論理Lレベル
に変化した場合で、判断403の結果がYESになると
きには、選択信号SELの値をグループ3ファクシミリ
装置に対応した値に設定して(処理404)、選択器6
4および選択器68がそれぞれ、プリンタインタフェー
ス回路7から出力される記録データDTcおよびストロ
ーブ信号STBc’を選択する状態に設定する。
【0136】それとともに、制御信号IHa’,IH
b’を論理Hレベルに設定して(処理405)、外部コ
ネクタPA,PBに接続されている外部装置を、それぞ
れプリンタ使用禁止状態に設定する。
【0137】そして、ストローブ信号STBc’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、グループ3ファクシミリ装置
のプリンタ6の使用が終了したかを監視する(判断40
6のNOループ)。
【0138】判断406の結果がYESになると、制御
信号IHa’,IHb’,IHc’をそれぞれ論理Lレ
ベルに設定して(処理407)、判断401に戻る。
【0139】また、ストローブ信号STBb’が論理L
レベルに変化した場合で、判断402の結果がYESに
なるときには、選択信号SELの値を外部コネクタPB
に対応した値に設定して(処理408)、選択器64お
よび選択器68がそれぞれ、外部コネクタPBから出力
される記録データDTbおよびストローブ信号STB
b’を選択する状態に設定する。
【0140】そして、グループ3ファクシミリ装置の動
作モードを、蓄積モードに設定して、送信画情報および
受信画情報を蓄積する状態に設定する(処理409)。
それとともに、制御信号IHa’,IHc’を論理Hレ
ベルに設定して(処理410)、外部コネクタPAに接
続されている外部装置およびグループ3ファクシミリ装
置を、それぞれプリンタ使用禁止状態に設定する。
【0141】そして、ストローブ信号STBb’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、外部コネクタPBに接続され
ている外部装置のプリンタ6の使用が終了したかを監視
する(判断411のNOループ)。
【0142】判断411の結果がYESになると、処理
407に移行して制御信号IHa’,IHb’,IH
c’をそれぞれ論理Lレベルに設定し、判断401に戻
る。
【0143】また、ストローブ信号STBa’が論理L
レベルに変化した場合で、判断401の結果がYESに
なるときには、選択信号SELの値を外部コネクタPB
に対応した値に設定して(処理412)、選択器64お
よび選択器68がそれぞれ、外部コネクタPAから出力
される記録データDTaおよびストローブ信号STB
a’を選択する状態に設定する。
【0144】そして、グループ3ファクシミリ装置の動
作モードを、蓄積モードに設定して、送信画情報および
受信画情報を蓄積する状態に設定する(処理412)。
それとともに、制御信号IHb’,IHc’を論理Hレ
ベルに設定して(処理413)、外部コネクタPBに接
続されている外部装置およびグループ3ファクシミリ装
置を、それぞれプリンタ使用禁止状態に設定する。
【0145】そして、ストローブ信号STBa’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、外部コネクタPAに接続され
ている外部装置のプリンタ6の使用が終了したかを監視
する(判断415のNOループ)。
【0146】判断415の結果がYESになると、処理
407に移行して制御信号IHa’,IHb’,IH
c’をそれぞれ論理Lレベルに設定し、判断401に戻
る。
【0147】図23は、本発明のさらに他の実施例を示
している。なお、同図において、図18と同一部分およ
び相当する部分には、同一符号を付している。
【0148】同図において、プリンタ6’は、その動作
モード設定および動作モード表示に関する情報を、シス
テムバス15を介して、制御部1との間でやりとりして
いる。また、制御部1は、操作表示部9を、プリンタ
6’の動作モードの設定操作手段、および、プリンタ
6’の動作モードの表示手段として用いる。
【0149】すなわち、図24に示すように、プリンタ
6’の記録制御部20’は、動作モード設定および動作
モード表示に関する情報を、システムバス15を介し
て、やりとりする。
【0150】ここで、プリンタ6’の動作モードの設定
内容としては、次のようなものがある(詳細は省略)。
【0151】(ア)オートシートモード/手差し給紙
【0152】(イ)漢字の印字濃く/薄く
【0153】(ウ)文字セットの切り換え
【0154】(エ)印字開始位置の設定(上端マージン
値)
【0155】(オ)フィーダモードの指定
【0156】(カ)印字品質の設定
【0157】(キ)復帰時の動作の設定
【0158】(ク)ページ長の設定
【0159】(ケ)印字濃度の設定(全文字種)
【0160】(コ)ホストロックアウトの設定
【0161】(サ)動作エミュレーションモードの設定
【0162】(シ)紙サイズの設定
【0163】(ス)紙の給紙方向の設定
【0164】(セ)欧文書体の設定
【0165】(ソ)漢字書体の設定
【0166】また、プリンタ6’の動作モードの表示内
容としては、次のようなものがある(詳細は省略)。
【0167】(タ)紙切れ
【0168】(チ)ジャム
【0169】(ツ)ホームポジションエラー
【0170】(テ)ハードエラー
【0171】(ト)メモリエラー
【0172】図25および図26は、制御部1が実行す
るプリンタ6’の使用権に関する排他処理の一例を示し
ている。
【0173】初期状態では、制御部1は、制御信号IH
a’,IHb’,IHc’を論理Lレベルに設定してい
る。この状態で、制御部1は、操作表示部9を、グルー
プ3ファクシミリ装置の操作表示のために使用するファ
クシミリモードに設定しており(処理501)、それと
ともに、ストローブ信号STBa’,STBb’,ST
Bc’のいずれかが論理Lレベルに変化することを監視
している(判断502,503,504のNOルー
プ)。
【0174】ストローブ信号STBc’が論理Lレベル
に変化した場合で、判断504の結果がYESになると
きには、選択信号SELの値をグループ3ファクシミリ
装置に対応した値に設定して(処理505)、選択器6
4および選択器68がそれぞれ、プリンタインタフェー
ス回路7から出力される記録データDTcおよびストロ
ーブ信号STBc’を選択する状態に設定する。
【0175】それとともに、制御信号IHa’,IH
b’を論理Hレベルに設定して(処理506)、外部コ
ネクタPA,PBに接続されている外部装置を、それぞ
れプリンタ使用禁止状態に設定する。
【0176】そして、ストローブ信号STBc’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、グループ3ファクシミリ装置
のプリンタ6の使用が終了したかを監視する(判断50
7のNOループ)。
【0177】判断506の結果がYESになると、制御
信号IHa’,IHb’,IHc’をそれぞれ論理Lレ
ベルに設定して(処理508)、処理501に戻る。
【0178】また、ストローブ信号STBb’が論理L
レベルに変化した場合で、判断503の結果がYESに
なるときには、選択信号SELの値を外部コネクタPB
に対応した値に設定して(処理509)、選択器64お
よび選択器68がそれぞれ、外部コネクタPBから出力
される記録データDTbおよびストローブ信号STB
b’を選択する状態に設定する。
【0179】そして、グループ3ファクシミリ装置の動
作モードを、蓄積モードに設定して、送信画情報および
受信画情報を蓄積する状態に設定するとともに(処理5
10)、操作表示部9を、プリンタ6’の動作モード設
定および動作モード表示のためのプリンタモードに設定
する(処理510)。また、それとともに、制御信号I
Ha’,IHc’を論理Hレベルに設定して(処理51
1)、外部コネクタPAに接続されている外部装置およ
びグループ3ファクシミリ装置を、それぞれプリンタ使
用禁止状態に設定する。
【0180】そして、ストローブ信号STBb’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、外部コネクタPBに接続され
ている外部装置のプリンタ6の使用が終了したかを監視
する(判断512のNOループ)。
【0181】判断512の結果がYESになると、処理
508に移行して制御信号IHa’,IHb’,IH
c’をそれぞれ論理Lレベルに設定し、処理501に戻
る。
【0182】また、ストローブ信号STBa’が論理L
レベルに変化した場合で、判断502の結果がYESに
なるときには、選択信号SELの値を外部コネクタPB
に対応した値に設定して(処理514)、選択器64お
よび選択器68がそれぞれ、外部コネクタPAから出力
される記録データDTaおよびストローブ信号STB
a’を選択する状態に設定する。
【0183】そして、グループ3ファクシミリ装置の動
作モードを、蓄積モードに設定して、送信画情報および
受信画情報を蓄積する状態に設定するとともに(処理5
15)、操作表示部9を、プリンタ6’の動作モード設
定および動作モード表示のためのプリンタモードに設定
する(処理516)。また、それとともに、制御信号I
Hb’,IHc’を論理Hレベルに設定して(処理51
7)、外部コネクタPBに接続されている外部装置およ
びグループ3ファクシミリ装置を、それぞれプリンタ使
用禁止状態に設定する。
【0184】そして、ストローブ信号STBa’が切
れ、その立ち下がり端の間隔が所定時間Tよりも大きく
なっているかを監視して、外部コネクタPAに接続され
ている外部装置のプリンタ6の使用が終了したかを監視
する(判断518のNOループ)。
【0185】判断518の結果がYESになると、処理
508に移行して制御信号IHa’,IHb’,IH
c’をそれぞれ論理Lレベルに設定し、処理501に戻
る。
【0186】このようにして、本実施例では、プリンタ
6’を外部装置で使用するときには、プリンタ6’の動
作モードの設定を操作表示部9を用いて行なうことがで
きるとともに、プリンタ6’の動作モードが操作表示部
9に表示されるので、プリンタ6’の使い勝手が向上す
る。
【0187】なお、本発明は、上述した実施例で適用し
たプリンタ以外のものも用いることができる。また、プ
リンタとの信号インタフェース機能としては、上述した
セントロニクスインタフェース機能以外のものも用いる
ことができる。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ画像データを、プリンタ装置が入力可能な
データ形式に変換した後にプリンタ装置に転送している
ので、プリンタ装置を用いて、ファクシミリ受信画像な
どの画像を適切に記録出力することができる。また、全
黒キャラクタデータをプリンタ装置に転送した後に、そ
の記録(印字)タイミングに同期して、パラレル印字デ
ータと同一データ形式の外部記録データを転送するよう
にしているので、1ページ分の画像を記録出力するため
に要する時間を、大幅に短縮することができる。また、
外部装置を接続するコネクタを設け、外部装置もプリン
タ装置に接続できるようにしているので、パーソナルコ
ンピュータなどの外部装置と、ファクシミリ装置で、
(画像)記録装置を共用することができるという効果を
得る。また、内蔵しているプリンタ装置が、外部装置に
よって使用されているときには、自端末を操作するため
の操作手段を、プリンタ装置の操作手段として用いるよ
うにしているので、プリンタ装置の動作モードなどを手
動で操作でき、通常のプリンタ装置の使い勝手を提供す
ることができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】プリンタの一例を示すブロック図。
【図3】ゲート部の一例を示すブロック図。
【図4】プリンタの印字部の記録動作について説明する
ための動作波形図および概略図。
【図5】本発明にかかる画像データ記録動作について説
明するための動作波形図。
【図6】キャラクタボックスを説明するための概略図。
【図7】プリンタの1ページ分の記録動作を説明するた
めの概略図。
【図8】記録データバッファを説明するための概略図。
【図9】副走査方向の記録スキップ動作を説明するため
の概略図。
【図10】主走査方向の記録スキップ動作を説明するた
めの概略図。
【図11】1文書記録時の処理例を示すフローチャー
ト。
【図12】キャリッジ1スキャン記録処理の一例の一部
を示すフローチャート。
【図13】キャリッジ1スキャン記録処理の一例の他の
部分を示すフローチャート。
【図14】キャリッジ1スキャン記録処理の一例のさら
に他の部分を示すフローチャート。
【図15】全黒キャラクタのフォントデータについて説
明するための概略図。
【図16】本発明の他の実施例にかかる起動時の動作を
示したフローチャート。
【図17】本発明のさらに他の実施例にかかるゲート部
を示したブロック図。
【図18】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置を示したブロック図。
【図19】プリンタに記録データを出力するときのハン
ドシェーク制御手順の一例を示したタイミングチャー
ト。
【図20】接続切換部の一例を示したブロック図。
【図21】プリンタ排他制御時の動作例を示したタイム
チャート。
【図22】制御部が実行するプリンタの使用権に関する
排他処理の一例を示すフローチャート。
【図23】本発明のさらに他の実施例にかかるグループ
3ファクシミリ装置を示したブロック図。
【図24】プリンタの他の例を示したブロック図。
【図25】制御部が実行するプリンタの使用権に関する
排他処理の他の例の一部を示すフローチャート。
【図26】制御部が実行するプリンタの使用権に関する
排他処理の他の例の他の部分を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 制御部 2 システムメモリ 5 切換回路 6,6’ プリンタ 7 プリンタインタフェース回路 8,PA,PB 外部コネクタ 26,26′ ゲート部 27 印字部 30,41〜48 オア回路 31〜38 アンド回路 50 接続切換部 51〜56 スリーステートバッファ 57〜72 抵抗 63,65,66,67,69,70 遅延回路 64,68 選択器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段を備えたプリンタ装置
    を内蔵する一方、上記外部インタフェース手段を介して
    上記プリンタ装置とデータをやりとりするとともに、フ
    ァクシミリ画像データを上記プリンタ装置が入力可能な
    データ形式に変換して上記外部インタフェース手段に転
    送するプリンタインタフェース手段を備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記外部インタフェース手段、および、
    前記プリンタインタフェース手段は、セントロニクスイ
    ンターフェース仕様に準拠した信号インタフェース機能
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段と、この外部インタフ
    ェース手段とは独立して入力した外部記録データを用い
    て印字部に出力するパラレル印字データをビット単位に
    ゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タイ
    ミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲート
    回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段と、この外部インタフ
    ェース手段とは独立して入力した外部記録データを用い
    て印字部に出力するパラレル印字データをビット単位に
    ゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タイ
    ミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲート
    回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、外部装置を接続するためのコ
    ネクタと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上
    記コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフ
    ェース手段に接続する切換手段を備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段を備えたプリンタ装置
    を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記プリンタ装置が入力可能なデータ形式に変換
    して上記外部インタフェース手段に転送するプリンタイ
    ンタフェース手段と、外部装置を接続するためのコネク
    タと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コ
    ネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェー
    ス手段に接続する切換手段を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段と、この外部インタフ
    ェース手段とは独立して入力した外部記録データを用い
    て印字部に出力するパラレル印字データをビット単位に
    ゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タイ
    ミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲート
    回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、所定キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、このプリンタインタフェース
    手段が上記外部記録データを出力しているときに上記パ
    ラレル印字データを上記印字部の直前位置で全黒データ
    に置換するデータ置換回路を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段と、この外部インタフ
    ェース手段とは独立して入力した外部記録データを用い
    て印字部に出力するパラレル印字データをビット単位に
    ゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タイ
    ミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲート
    回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、所定キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、このプリンタインタフェース
    手段が上記外部記録データを出力しているときに上記パ
    ラレル印字データを上記印字部の直前位置で全黒データ
    に置換するデータ置換回路と、外部装置を接続するため
    のコネクタと、上記プリンタインタフェース手段あるい
    は上記コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部イン
    タフェース手段に接続する切換手段を備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 キャラクタ単位に記録データをパラレル
    入力する外部インタフェース手段と、この外部インタフ
    ェース手段とは独立して入力した外部記録データを用い
    て印字部に出力するパラレル印字データをビット単位に
    ゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タイ
    ミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲート
    回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段を備え、 上記プリンタインタフェース手段は、上記プリンタ装置
    の起動時に、上記全黒キャラクタをあらわす字形データ
    を、上記外部インタフェースを介して上記プリンタ装置
    に転送し、その字形データを上記プリンタ装置に保持さ
    せることを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記全黒キャラクタをあらわす字形デー
    タは、その文字コードが前記プリンタ装置の外字領域に
    設定されていることを特徴とする請求項8記載のファク
    シミリ装置。
  10. 【請求項10】 キャラクタ単位に記録データをパラレ
    ル入力する外部インタフェース手段と、この外部インタ
    フェース手段とは独立して入力した外部記録データを用
    いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単位
    にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タ
    イミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲー
    ト回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、上記外部
    インタフェース手段を介して上記プリンタ装置とデータ
    をやりとりす るとともに、ファクシミリ画像データを上記パラレル印
    字データと同一データ形式の外部記録データに変換し、
    全黒キャラクタをあらわす記録データを上記外部インタ
    フェース手段に出力した後に、上記印字タイミング信号
    に同期して上記変換して形成した外部記録データを上記
    ゲート回路に順次転送するプリンタインタフェース手段
    と、外部装置を接続するためのコネクタと、上記プリン
    タインタフェース手段あるいは上記コネクタのいずれか
    一方を選択的に上記外部インタフェース手段に接続する
    切換手段を備え、 上記プリンタインタフェース手段は、上記プリンタ装置
    の起動時に、上記全黒キャラクタをあらわす字形データ
    を、上記外部インタフェースを介して上記プリンタ装置
    に転送し、その字形データを上記プリンタ装置に保持さ
    せることを特徴とするファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 キャラクタ単位に記録データをパラレ
    ル入力する外部インタフェース手段と、この外部インタ
    フェース手段とは独立して入力した外部記録データを用
    いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単位
    にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タ
    イミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲー
    ト回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、外部装置を接続するためのコ
    ネクタと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上
    記コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフ
    ェース手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記
    コネクタを選択しているときには上記プリンタ装置の操
    作機能を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェ
    ース手段を選択しているときにはファクシミリ操作機能
    を実現する操作手段を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  12. 【請求項12】 キャラクタ単位に記録データをパラレ
    ル入力する外部インタフェース手段を備えたプリンタ装
    置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記プリンタ装置が入力可能なデータ形式に変換
    して上記外部インタフェース手段に転送するプリンタイ
    ンタフェース手段と、外部装置を接続するためのコネク
    タと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上記コ
    ネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフェー
    ス手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記コネ
    クタを選択しているときには上記プリンタ装置の操作機
    能を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェース
    手段を選択しているときにはファクシミリ操作機能を実
    現する操作手段を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  13. 【請求項13】 キャラクタ単位に記録データをパラレ
    ル入力する外部インタフェース手段と、この外部インタ
    フェース手段とは独立して入力した外部記録データを用
    いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単位
    にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タ
    イミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲー
    ト回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、所定キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、このプリンタインタフェース
    手段が上記外部記録データを出力しているときに上記パ
    ラレル印字データを上記印字部の直前位置で全黒データ
    に置換するデータ置換回路と、外部装置を接続するため
    のコネクタと、上記プリンタインタフェース手段あるい
    は上記コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部イン
    タフェース手段に接続する切換手段と、この切換手段が
    上記コネクタを選択しているときには上記プリンタ装置
    の操作機能を実現し上記切換手段が上記プリンタインタ
    フェース手段を選択しているときにはファクシミリ操作
    機能を実現する操作手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  14. 【請求項14】 キャラクタ単位に記録データをパラレ
    ル入力する外部インタフェース手段と、この外部インタ
    フェース手段とは独立して入力した外部記録データを用
    いて印字部に出力するパラレル印字データをビット単位
    にゲートするとともに上記パラレル印字データの出力タ
    イミングをあらわす印字タイミング信号を出力するゲー
    ト回路を備えたプリンタ装置を内蔵する一方、 上記外部インタフェース手段を介して上記プリンタ装置
    とデータをやりとりするとともに、ファクシミリ画像デ
    ータを上記パラレル印字データと同一データ形式の外部
    記録データに変換し、全黒キャラクタをあらわす記録デ
    ータを上記外部インタフェース手段に出力した後に、上
    記印字タイミング信号に同期して上記変換して形成した
    外部記録データを上記ゲート回路に順次転送するプリン
    タインタフェース手段と、外部装置を接続するためのコ
    ネクタと、上記プリンタインタフェース手段あるいは上
    記コネクタのいずれか一方を選択的に上記外部インタフ
    ェース手段に接続する切換手段と、この切換手段が上記
    コネクタを選択しているときには上記プリンタ装置の操
    作機能を実現し上記切換手段が上記プリンタインタフェ
    ース手段を選択しているときにはファクシミリ操作機能
    を実現する操作手段を備え、 上記プリンタインタフェース手段は、上記プリンタ装置
    の起動時に、上記全黒キャラクタをあらわす字形データ
    を、上記外部インタフェースを介して上記プリンタ装置
    に転送し、その字形データを上記プリンタ装置に保持さ
    せることを特徴とするファクシミリ装置。
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