JPH0533621U - 電線ストリツプ装置 - Google Patents

電線ストリツプ装置

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JPH0533621U
JPH0533621U JP8895791U JP8895791U JPH0533621U JP H0533621 U JPH0533621 U JP H0533621U JP 8895791 U JP8895791 U JP 8895791U JP 8895791 U JP8895791 U JP 8895791U JP H0533621 U JPH0533621 U JP H0533621U
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JP
Japan
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electric wire
blades
strip
shaped notches
notch
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JP8895791U
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English (en)
Inventor
口 文 行 山
Original Assignee
日本オートマチツクマシン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電線加工機における電線の被覆部に切込みを
形成した後、被覆部を剥離してストリップ部を形成する
電線ストリップ装置に係り、両ストリップ刃のV形切込
部の各角隅部に被覆部の切り残しを少なくして比較的に
太い電線でも被覆部の剥離を容易にし品質の向上を図
り、併せて、半田付けや端子をかしめる次工程の生産性
の向上を図る。 【構成】 電線加工機における機枠の水平ガイドレール
に互いに向き合い電線の被覆に切込みを入れるように設
けられた一対のストリップ刃20、21を備えた電線ス
トリップ装置において、この両ストリップ刃20、21
に両V形切込部20a、21aを形成し、この両V形切
込部20a、21aの各谷部に位置する両ストリップ刃
20、21の側面に両垂直刃23、24を互いに向き合
って添設し、両V形切込部20、21及び両垂直刃2
3、24で電線の被覆に正六角形の切込部を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線加工機における電線の被覆部に切込みを形成した後、被覆部を 剥離してストリップ部を形成する電線ストリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
既に提案されているこの種の電線ストリップ装置は、図4及び図5(A)(B )に示されるように構成されている。
【0003】 即ち、図4及び図5(A)(B)において、電線加工機における機枠1の両 側には、一対の軸受2が付設されており、この両軸受2には、一対のガイドレー ル(図では一本のみ示す)3が並設されている。又、この両ガイドレール3には 、一対のカッタ保持部材4、5が互いに向き合って摺動自在に嵌装されており、 この両カッタ保持部材4、5の両下部4a、5aには、各連結杆6a、6bが各 ピンで連結されている。さらに、この各連結杆6a、6bの各下端部は、例えば 、エアシリンダー装置のようなシリンダー装置7の出力軸7aに連結ピン8で連 結されており、上記両カッタ保持部材4、5の両上端部4b、5bには、一対を なすストリップ刃9、10及び各切断刃(図示されず)が互いに向き合い各取付 けねじ11で固定されており、上記両ストリップ刃9、10には、V形切込部9 a、10aが電線Wの被覆部Waに四角形の切込みを芯線Wbを損傷しないよう に形成されている(図5(B)参照)。
【0004】 他方、上記一方のカッタ保持部材5の下部5aには、ストッパ5cが垂設され ており、このストッパ5cは上記機枠1に水平に付設された調整螺杆12で上記 両カッタ保持部材4、5の移動距離を位置規制している。
【0005】 従って、上述した電線ストリップ装置は、電線加工機における電線把持装置で 把持された計尺電線をストリップ位置に移送して停止すると、開刃している上記 両ストリップ刃9、10が上記シリンダー装置7の駆動により、その出力軸7a が上記各連結杆6a、6bを介して上記両カッタ保持部材4、5を互いに内方へ ストッパ5cが調整螺杆12へ当接するまで摺動するので、この両カッタ保持部 材4、5と一体をなす両ストリップ刃9、10及び各切断刃(図示されず)が互 いに向き合って上記電線Wの被覆部Waに四角形の切込みを芯線Wbを損傷しな いように形成すると同時に電線Wを各切断刃(図示されず)で所定の長さに切断 すると共に上記電線Wを軸線方向へ移動することにより、上記電線Wの被覆部W aは剥離されてストリップを形成するようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電線ストリップ装置では、図5(B)に示されるよう に、上記両ストリップ刃9、10のV形切込部9a、10aが電線Wの被覆部 Waに四角形の切込みを形成するため、上記両ストリップ刃9、10のV形切込 部9a、10aの各角隅部(四隅)に被覆部Waの各切り残しWa1 が生じ、こ れに起因して、比較的に太い電線Wでは被覆部Waの剥離が困難になるばかりで なく、被覆部Waの各切り残しWa1 が引きちぎられて不揃な切り口となり、綺 麗な形状のストリップを形成することが困難である。
【0007】 又一方、図6(A)(B)に示されるように、両ストリップ刃9、10の円弧 形切込部9a1 、10a1が電線Wの被覆部Waに円弧形の切込みを芯線Wbを 損傷しないように形成するタイプの電線ストリップ装置が既に提案されているけ れども、これは特定の太さ(電線サイズ)の電線Wに限定され、この特定の太さ の電線Wから外れた電線Wは、図6(B)に拡大して示されるように、上記両ス トリップ刃9、10の円弧形切込部9a1 、10a1の各角隅部(二隅)に被覆 部Waの各切り残しWa1 が大きく生じ、これに起因して、比較的に太い電線W では被覆部Waの剥離が困難になる等の問題がある。
【0008】 本考案は、上述した問題を解消するために、両ストリップ刃のV形切込部の各 角隅部に被覆部の各切り残しを少なくして比較的に太い電線でも被覆部の剥離を 容易にし品質の向上を図と共に、半田付けや端子をかしめ付る次工程の生産性の 向上を図るようした電線ストリップ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電線加工機における機枠の水平ガイドレールに互いに向き合い電線 の被覆に切込みを入れるように設けられた一対のストリップ刃を備えた電線スト リップ装置において、この両ストリップ刃に両V形切込部を形成し、この両V形 切込部の各谷部に位置する両ストリップ刃の側面に両垂直刃を互いに向き合って 添設し、上記両V形切込部及び両垂直刃で電線の被覆に正六角形の切込部を形成 するものである。
【0010】
【作用】
本考案は、両ストリップ刃に両V形切込部を形成し、この両V形切込部の各谷 部に位置する両ストリップ刃の側面に両垂直刃を互いに向き合って添設し、上記 両V形切込部及び両垂直刃で電線の被覆に正六角形の切込部を形成し、両ストリ ップ刃のV形切込部の各角隅部に被覆部の各切り残しのないようにして比較的に 太い電線でも被覆部の剥離を容易にして品質の向上を図るものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図示のー実施例について説明する。
【0012】 なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材には、同じ符号を付して説明 する。
【0013】 図1乃至図3において、符号1は、電線加工機における機枠であって、この機 枠1の両側には、一対の軸受2が付設されており、この両軸受2には、一対のガ イドレール(図では一本のみ示す)3が並設されている。又、この両ガイドレー ル3には、一対のカッタ保持部材4、5が互いに向き合って摺動自在に嵌装され ており、この両カッタ保持部材4、5の両下部4a、5aには、各連結杆6a、 6bが各ピンで連結されている。さらに、この各連結杆6a、6bの下端部は、 例えば、エアシリンダー装置のようなシリンダー装置7の出力軸7aに連結ピン 8で連結されている。さらに又、上記両カッタ保持部材4、5の両上端部4b、 5bには、一対をなすストリップ刃20、21及び各切断刃(図示されず)が互 いに向き合い各取付けねじ22で保持されており、上記両ストリップ刃20、2 1には、角度が60°をなすV形切込部20a、21aが電線Wの被覆部Waに 四角形の切込みを芯線Wbを損傷しないように形成されている(図2及び図3参 照)。
【0014】 他方、上記両V形切込部20a、21aの各谷部20a1 、21al に位置す る両ストリップ刃20、21の側面には、同形同大の両垂直刃23、24が互い に向き合って添設されており、上記両V形切込部20a、21a及び両垂直刃2 3、24は電線Wの被覆Waに正六角形の切込部を形成するようにしている。又 、この両垂直刃23、24の中程には、各条孔25が水平に穿設されており、こ の各条孔25には、上記各取付けねじ22が引き通されている。さらに、この各 取付けねじ22と上記各条孔25の各外端部との間には、各コイルばね26が上 記両垂直刃23、24を互いに外方へ付勢して設けられており、この両ストリッ プ刃20、21の外端部には、各切込受座20b、21bが形成されている。さ らに又、この各切込受座20b、21bの位置する上記記両カッタ保持部材4、 5には、各調整螺杆27が螺装されており、この各調整螺杆27は上記各切込受 座20b、21bに付設された各押し駒部材28を介して上記両ストリップ刃2 0、21の各V形切込部20a、21aの位置を上記各コイルばね26の弾力に 抗して調整している。
【0015】 又一方、上記一方のカッタ保持部材5の下部5aには、ストッパ5cが垂設さ れており、このストッパ5cは上記機枠1に付設された調整螺杆12で上記両カ ッタ保持部材4、5の移動距離、つまり、両ストリップ刃20,21の切込最終 位置を規制している。
【0016】 以下、本考案の作用について説明する。
【0017】 従って、今、電線加工機における電線把持装置で把持された計尺電線をストリ ップ位置に移送して停止すると、開刃している上記両ストリップ刃20、21及 び両垂直刃23、24が上記シリンダー装置7の駆動により、その出力軸7aが 上記各連結杆6a、6bを介して上記両カッタ保持部材4、5を互いに内方へ、 ストッパ5cが調整螺杆12へ当接するまで摺動すると、この両カッタ保持部材 4、5と一体をなす両ストリップ刃20、21及び両垂直刃23、24及び各切 断刃(図示されず)が互いに向き合って上記電線Wの被覆部Waに正六角形の切 込みを芯線Wbを損傷しないように形成すると同時に、電線Wを各切断刃(図示 されず)で切断すると共に、上記電線Wをそのまま軸線方向へ移動することによ り、上記電線Wの被覆部Waは剥離され、これにより上記電線Wの端部にストリ ップが形成される。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、電線加工機における機枠の水平ガイドレー ルに互いに向き合い電線の被覆に切込みを入れるように設けられた一対のストリ ップ刃を備えた電線ストリップ装置において、この両ストリップ刃に両V形切込 部を形成し、この両V形切込部の各谷部に位置する両ストリップ刃の側面に両垂 直刃を互いに向き合って添設し、上記両V形切込部及び両垂直刃で電線の被覆に 正六角形の切込部を形成するので、両ストリップ刃のV形切込部の各角隅部に被 覆部の各切り残しを少なくして比較的に太い電線でも被覆部の剥離を容易にし品 質の向上を図ることができるばかりでなく、半田付けや端子をかしめ付けする次 工程の生産性の向上を図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電線ストリップ装置の断面図。
【図2】本考案の電線ストリップ装置の要部を示す斜面
図。
【図3】本考案の作用を説明するための拡大図。
【図4】既に提案されている電線ストリップ装置の断面
図。
【図5】既に提案されている電線ストリップ装置の要部
を示す拡大図。
【図6】既に提案されている他の電線ストリップ装置の
要部を示す拡大図。
【符号の説明】
1 機枠 3 ガイドレール 4、5 保持部材 20、21 ストリップ刃 23、24 垂直刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線加工機における機枠の水平ガイドレー
    ルに互いに向き合い電線の被覆に切込みを入れるように
    設けられた一対のストリップ刃を備えた電線ストリップ
    装置において、この両ストリップ刃に形成された両V形
    切込部と、この両V形切込部の各谷部に位置する両スト
    リップ刃の側面に互いに向き合って添設された両垂直刃
    とよりなり、上記両V形切込部及び両垂直刃で電線の被
    覆に正六角形の切込部を形成するようにしたことを特徴
    とする電線ストリップ装置。
JP8895791U 1991-10-03 1991-10-03 電線ストリツプ装置 Pending JPH0533621U (ja)

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JP8895791U JPH0533621U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 電線ストリツプ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007475B1 (ko) * 2008-12-01 2011-01-12 하주영 동심 중성선 전력 케이블용 안전 절단기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749381A (en) * 1980-09-09 1982-03-23 Nichiden Mach Ltd Control of servo motor
JPS6111260A (ja) * 1984-06-27 1986-01-18 Nec Corp サ−マルヘッド
JPS62125313A (ja) * 1985-11-27 1987-06-06 Hitachi Ltd 顕微鏡の照明装置

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