JPH05335976A - レベル制御増幅器 - Google Patents

レベル制御増幅器

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JPH05335976A
JPH05335976A JP14257392A JP14257392A JPH05335976A JP H05335976 A JPH05335976 A JP H05335976A JP 14257392 A JP14257392 A JP 14257392A JP 14257392 A JP14257392 A JP 14257392A JP H05335976 A JPH05335976 A JP H05335976A
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Yasushi Suzuki
康司 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レベル制御増幅器への入力信号が断の状態か
ら、再投入した時点で隣接に干渉を与えないレベル制御
増幅器を提供する。 【構成】入力がある予め設定されたレベル以下になると
出力を最小にするレベル制御増幅器におけるレベル制御
ループの時定数を早くする時定数制御器１４を設ける事
により、入力信号を投入した時点で最大利得の時間をほ
ぼに零になるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主にマイクロ波通信の
送信部に使用するレベル制御増幅器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のレベル制御増幅器を図２により説
明する。周波数変換部８は、可変利得増幅器２の出力に
接続されたレベル検出器４の出力と、基準値設定器６の
出力を利得制御器５で比較し、この出力レベルを一定に
保つように可変利得増幅器２の利得を制御し、可変利得
増幅器２の入力に接続されたレベル検出器１の出力が予
め設定されたレベル以下になると基準値設定器６を可変
利得増幅器２の出力レベルが最小になるように制御する
切替制御器７と、周波数変換器３とを有している。増幅
部１９は可変利得増幅器１０の出力が一定になるように
レベル検出器１１の出力を基に、利得制御器１３で可変
利得増幅器１０を制御していた。したがって入力が最低
になると可変利得増幅器１０の利得は最大となってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレベル
制御増幅器は、入力信号を断とした時に、自動利得制御
の応答速度が遅かったので、入力信号を投入すると、入
力が零の時の最大となっている増幅部の利得の時点から
適正のレベルに制御する前に信号が出力されるために、
出力信号が歪んで隣接チャンネルに干渉を与えてしまう
という欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のレベル制御増幅
器は、入力される信号レベルを一定出力レベルに制御す
る第１のレベル制御増幅部と、このレベル制御された信
号を周波数変換する周波数変換器と、この周波数変換器
の出力レベルをさらに出力レベル一定に制御する第２の
レベル制御増幅部とを備えたレベル制御増幅器におい
て、前記第２の可変利得増幅部を制御する利得制御器の
ループ時定数を変える時定数制御器と、この時定数制御
器のループ時定数の応答スピードを早くする切替制御器
とを備えている。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の構成図である。図１にお
いて図２の従来例と同一の符号は同一の構成と機能を有
する。すなわち、本実施例では増幅部１９にレベル検出
器９，切替制御器１２，抵抗１５，コンデンサ１６から
なる時定数制御器１４，コンデンサ１７，リレー１８，
増幅器２０を追加している。
【０００６】次に本実施例の動作を説明する。
【０００７】周波数変換部８においてレベル制御された
信号は増幅部１９に入力され、可変利得増幅器１０の出
力が一定になるようにレベル検出器１１の出力を基に、
可変利得増幅器１０を制御する利得制御器１３の出力信
号を抵抗１５、コンデンサ１６，１７、リレー１８で構
成される時定数制御器１４と増幅器２０を通し可変利得
増幅器１０を制御する。一方可変利得増幅器１０の入力
に接続されたレベル検出器９の出力信号が予め設定され
たレベル以下になると、切替制御器１２によりリレー１
８の接点をオフにし、ループ時定数を決定するコンデン
サ１７を回路からはずし、レベル制御の応答スピードを
早くする。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、増幅部に
時定数制御回路を設けることにより、増幅部の入力レベ
ルが予め設定されたレベル以下になると切替制御器１２
によりリレーの接点をオフにして応答スピードを早くす
る事により、入力信号が投入された初期の立ち上がり時
点でも出力信号が歪まず隣接チャンネルに干渉を与えな
くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の構成図である。
【図２】従来のレベル制御増幅器の構成図である。
【符号の説明】
１，４，９，１１ レベル検出器 ２，１０ 可変利得増幅器 ３ 周波数変換器 ５，１３ 利得制御器 ６ 基準値設定器 ７，１２ 切替制御器 ８ 周波数変換部 １４ 時定数制御器 １５ 抵抗 １６，１７ コンデンサ １８ リレー １９ 増幅部 ２０ 増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 入力される信号レベルを一定出力レベル
    に制御する第１のレベル制御増幅部と、このレベル制御
    された信号を周波数変換する周波数変換器と、この周波
    数変換器の出力レベルをさらに出力レベル一定に制御す
    る第２のレベル制御増幅部とを備えたレベル制御増幅器
    において、前記第２の可変利得増幅部を制御する利得制
    御器のループ時定数を変える時定数制御器と、この時定
    数制御器のループ時定数の応答スピードを早くする切替
    制御器とを備えていることを特徴とするレベル制御増幅
    器。
  2. 【請求項２】 前記時定数制御器が前記切替制御器から
    の制御信号により時定数を決定する少なくとも１個のコ
    ンデンサを回路接続から外すリレーを有することを特徴
    とする請求項１記載のレベル制御増幅器。
JP14257392A 1992-06-03 1992-06-03 レベル制御増幅器 Expired - Lifetime JP2737542B2 (ja)

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JPH05335976A true JPH05335976A (ja) 1993-12-17
JP2737542B2 JP2737542B2 (ja) 1998-04-08

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