JPH05335969A - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JPH05335969A
JPH05335969A JP14240992A JP14240992A JPH05335969A JP H05335969 A JPH05335969 A JP H05335969A JP 14240992 A JP14240992 A JP 14240992A JP 14240992 A JP14240992 A JP 14240992A JP H05335969 A JPH05335969 A JP H05335969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
code
error correction
burst
outputting
Prior art date
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Pending
Application number
JP14240992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Urabe
嘉夫 浦部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14240992A priority Critical patent/JPH05335969A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤り訂正符号の性質によらない情報を利用し
てバースト誤りの位置を推定する誤り位置推定手段を設
け、除算手段と符号巡回手段からなる簡単な構成で強力
なバースト誤り訂正を実現する。 【構成】 n次の生成多項式による巡回符号を使用し、
誤り位置推定手段において信号強度測定あるいは別途誤
り検出符号により誤りの可能性の高い部分をバースト誤
りと推定してその部分が最後になるように符号巡回手段
で符号を巡回し、バースト誤り以外の部分を除算回路で
生成多項式により除算し、得られた剰余でバースト誤り
部分を置換することにより誤りを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの伝送あるいは蓄
積等における誤りを訂正する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送あるいはディジタ
ル蓄積メディアの普及により、データの誤り訂正技術が
広い分野で重要なものとなっている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
誤り訂正装置の一例について説明する。
【0004】図3はmビット誤り訂正可能な2元巡回符
号を使用した従来の誤り訂正装置を示すものである。図
3において、11は誤り訂正符号化手段であり、入力で
あるディジタル情報aをn次の生成多項式G(X)で巡
回符号化し符号bを出力する。12は伝送路であり、符
号bを入力とし、これに誤りが付加された符号cを出力
する。33はランダム誤り訂正手段であり、シンドロー
ム計算手段331と、誤り位置判定手段332と、訂正
手段333で構成される。
【0005】上記構成において、シンドローム計算手段
331は、符号cを入力とし、これよりシンドロームe
を計算して出力する。誤り位置判定手段332は、シン
ドロームeより符号c中の誤り位置を判定する。訂正手
段333において前記誤り位置のビットを反転すること
により、誤り訂正された情報dを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、最大mビットの誤りしか訂正できない。
ここでmは一般に生成多項式の次数nよりかなり小さい
数である。また、シンドローム計算手段331には複数
の除算器相当の回路が必要であり、mが大きいほど多数
の除算器を要する。更に誤り位置判定手段には、誤り位
置方程式を解く複雑な演算あるいはそれに変わる大容量
のテーブルが必要となり、これらの規模はmが大きくな
るほど膨大なものとなるため、回路規模が増大するとい
う問題点を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、簡単な回路で
大きな誤り訂正能力を有する誤り訂正装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、ディジタル情報を入力し前記情報に巡
回符号化を施した符号1を出力する誤り訂正符号化手段
と、前記符号1に誤りが加わった符号2を入力とし符号
1の性質によらない情報を利用して前記符号2中のバー
スト誤りの位置を推定する誤り位置推定手段と、前記誤
り位置推定手段により得られたバースト誤り位置が特定
の位置になるように前記符号2を巡回置換し巡回の結果
得られた符号3を出力する符号巡回手段と、前記符号3
を前記符号1の生成多項式で除算し剰余を求める除算手
段と、前記誤り位置推定手段により得られた誤り位置の
データを前記除算手段で得られた剰余で置き換えること
によりバースト誤りを訂正し原情報を出力するバースト
誤り訂正手段を具備したものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、上記符号1の
性質によらない情報を利用した誤り位置推定手段を設け
て複雑な誤り位置判定手段を不要とし、さらに符号1の
性質のみで得られる訂正能力を越える大きなバースト誤
りの訂正を可能とするものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の誤り訂正装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例における誤り
訂正装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、11は誤り訂正符号化手段であり、入力であるディ
ジタル情報aをn次の生成多項式G(X)により2元巡
回符号化し符号bを出力する。12は伝送路であり、符
号bを入力とし、これに誤りが付加された符号cを出力
する。33はランダム誤り訂正手段で、図3のランダム
誤り訂正手段33と同一のものである。13は符号cの
信号強度に基づく誤り位置推定手段であり、バースト誤
りの有無およびバースト誤りの位置を推定する。14は
第1の符号巡回手段であり、バースト誤りが符号の最後
になるように符号cを巡回し、符号gを出力する。15
は除算手段であり、符号gの最後のnビットを0とした
符号を符号bの生成多項式多項式G(X)で除算し剰余
hを出力する。16はバースト誤り訂正手段であり、符
号gの最後のnビットを前記剰余hで置き換える。17
は第2の符号巡回手段であり、第1の符号巡回手段で入
れ換えたビット位置を元にもどし誤り訂正後の情報d2
を出力するものである。18は出力選択手段で、ランダ
ム誤り訂正手段33の出力d1とバースト誤り訂正手段
16の出力d2のいずれかを選択して装置出力d3とす
る。
【0012】以上のように構成された誤り訂正装置につ
いて、以下その動作を説明する。符号cの符号長をiと
し、符号cの各ビットを順にc1,c2,c3,・・・,
i-1,ciとする。誤り位置推定手段13では、符号c
を伝送している信号の強度を測定し、信号強度が所定の
しきい値より下回る部分があれば、信号強度の最も弱
い、連続するnビットを部分のをバースト誤りの位置と
推定する。その部分をck,ck+1,ck+2,・・・,c
k+n-1であったとすると、その結果を元に、符号巡回手
段14でバースト誤りが最後になるように符号cを巡回
させ、符号gとする。すなわち、gの各ビットは先頭か
ら順にck+n,ck+n+1,・・・,ci-1,ci,c1
2,・・・,ck-1,ck,ck+1,・・・,ck+n-1
なる。次に、除算手段15で、符号gのck,ck+1,・
・・,ck+n-1を0に置き換えたものをG(X)で除算
し、剰余r1,r2,・・・,rnを得る。バースト誤り
訂正手段16では、符号gのck-1,ck,ck+1,・・
・,ck+n-1を除算手段15で得た剰余r1,r2,・・
・,rnで置換する。これを符号巡回手段17で元の順
序に戻し、符号d2を出力する。符号d2の各ビット
は、c1,c2,・・・,c k-1,r1,r2,・・・,
n,ck+n,ck+n+1,・・・,ci-1,ciとなってい
る。符号cのck-1,ck,ck+1,・・・,ck+n-1以外
の部分に誤りが無いとすると、以上の手順で、巡回符号
の性質によりck-1,ck,ck+1,・・・,ck+n -1の部
分が元の符号bの該当部分の情報に再生され、符号d2
として符号bと同じものが出力される。出力選択手段1
8では、前記d2を装置出力d3とする。
【0013】上記バースト誤り訂正手段では、除算手段
15は例えばn−1段シフトレジスタで構成することが
でき、その他の部分にも別段複雑な処理を必要としない
ため、装置の簡単化が可能である。さらに、従来の方式
では訂正できないnビットのバースト誤りの訂正が可能
となる。
【0014】また、誤り位置推定手段13で、符号c中
で信号強度が所定のしきい値より下回る部分が無い場合
には、バースト誤り無しと判定し、ランダム誤り訂正手
段33でランダム誤りを訂正し符号d1を得る。この場
合は、出力選択手段18で前記d1を装置出力d3とし
て出力する。
【0015】図2は本発明の第2の実施例における誤り
訂正装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、11は誤り訂正符号化手段、12は伝送路、33は
ランダム誤り訂正手段、14は第1の符号巡回手段、1
5は除算手段、16はバースト誤り訂正手段、17は第
2の符号巡回手段、18は出力選択手段で、以上は図1
の構成と同様なものである。
【0016】図1と異なるのは、誤り検出符号化手段2
1を誤り訂正符号化手段11の後段に設け、誤り検出符
号の復号による誤り位置検出手段22を図1の誤り位置
推定手段13の代わりに設けた点である。
【0017】以上のように構成された誤り訂正装置の実
施例1と異なる点について、以下その動作を説明する。
【0018】誤り検出符号化手段21では、誤り訂正符
号化手段11の出力である符号bを、長さn以下の複数
のブロックに分割し、各ブロックにパリティまたはCR
C等の誤り検出符号化を施し、その結果を符号b2とし
て出力する。伝送路では符号b2に誤りが加わり符号c
2となる。誤り位置検出手段22では、符号c2の各ブ
ロックに対して誤り検出を実行し、誤りのあるブロック
の位置を判定する。これに基づき、符号c2から誤り検
出符号の冗長部を除いた部分について、第1の実施例と
同様に、第1の符号巡回手段14、除算手段15、バー
スト誤り訂正手段16、第2の符号巡回手段17を使用
して誤り訂正を行なう。これにより、いかなる伝送路に
おいても、伝送路の性質に左右されることなく同一の装
置でバースト誤り訂正を行うことができる。
【0019】なお、第1の実施例および第2の実施例に
おいて、12は伝送路としたが、伝送路に限るものでは
なく、磁気テープや光ディスク等の蓄積メディアとして
もよい。
【0020】また、第1の実施例および第2の実施例に
おいては2元符号を対象としたが、より一般的に多元符
号としてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、誤り訂正符号の
性質によらない情報を利用してバースト誤りの位置を推
定する誤り位置推定手段と、除算および置換によるバー
スト誤り訂正手段を設けることにより、簡単な構成で強
力なバースト誤り訂正を行なう装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における誤り訂正装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における誤り訂正装置の
構成を示すブロック図
【図3】従来の誤り訂正装置の概略図
【符号の説明】
11 誤り訂正符号化手段 13 誤り位置推定手段 14 符号巡回手段 15 除算手段 16 バースト誤り訂正手段 33 ランダム誤り訂正手段 21 誤り検出符号化手段 22 誤り位置検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル情報を入力し、前記情報に巡回
    符号化を施した符号1を出力する誤り訂正符号化手段
    と、前記符号1に誤りが加わった符号2を入力とし符号
    1の性質によらない情報を利用して前記符号2中のバー
    スト誤りの位置を推定する誤り位置推定手段と、前記誤
    り位置推定手段により得られたバースト誤り位置が特定
    の位置になるように前記符号2を巡回置換し巡回の結果
    得られた符号3を出力する符号巡回手段と、前記符号3
    を前記符号1の生成多項式で除算し剰余を求める除算手
    段と、前記誤り位置推定手段により得られた誤り位置の
    データを前記除算手段で得られた剰余で置き換えること
    によりバースト誤りを訂正し原情報を出力するバースト
    誤り訂正手段を具備することを特徴とする誤り訂正装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の符号1はnシンボルのランダム
    誤り訂正能力を持つ巡回符号であり、請求項1の符号2
    を入力とし前記符号2中のnシンボル以下のランダム誤
    りを訂正するランダム誤り訂正手段を具備し、請求項1
    の誤り位置推定手段はバースト誤りの位置の推定に加え
    てバースト誤りの有無の判定能力を有し、前記誤り位置
    推定手段においてバースト誤り無しと判定された場合に
    前記ランダム誤り訂正手段により原情報を出力すること
    を特徴とする請求項1の誤り訂正装置。
  3. 【請求項3】請求項1の誤り位置推定手段は、信号ある
    いは搬送波の強度を測定することによりデータ中の誤り
    の可能性の高い位置を推定するものであることを特徴と
    する請求項1の誤り訂正装置。
  4. 【請求項4】情報を入力し、前記情報に巡回符号化を施
    した符号1を出力する誤り訂正符号化手段と、前記符号
    1を複数のブロックに分割し各ブロックに誤り検出符号
    化を施して得られる符号2を出力する誤り検出符号化手
    段と、前記符号2に誤りが加わった符号3を入力としブ
    ロック毎に誤り検出を行うことにより前記符号3中の1
    個のブロック誤り位置を判定する誤り位置検出手段と、
    前記誤り位置検出手段により得られた誤りブロックの位
    置が特定の位置になるように前記符号3を巡回置換し巡
    回の結果得られた符号4を出力する符号巡回手段と、前
    記符号4を前記符号1の生成多項式で除算し剰余を求め
    る除算手段と、前記誤り位置推定手段により得られた誤
    り位置のデータを前記除算手段で得られた剰余で置き換
    えることにより1ブロック分のバースト誤りを訂正し原
    情報を出力するバースト誤り訂正手段を具備することを
    特徴とする誤り訂正装置。
JP14240992A 1992-06-03 1992-06-03 誤り訂正装置 Pending JPH05335969A (ja)

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JP14240992A JPH05335969A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 誤り訂正装置

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JPH05335969A true JPH05335969A (ja) 1993-12-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011530A1 (fr) * 1995-09-20 1997-03-27 Hitachi, Ltd. Procede de decodage d'une grappe d'erreurs du code de reed-solomon et dispositif correspondant
US7327218B2 (en) 1998-01-19 2008-02-05 Zih Corp. Electronic identification system with forward error correction system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011530A1 (fr) * 1995-09-20 1997-03-27 Hitachi, Ltd. Procede de decodage d'une grappe d'erreurs du code de reed-solomon et dispositif correspondant
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