JPH05335800A - プリント基板下受けピン設定装置 - Google Patents

プリント基板下受けピン設定装置

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JPH05335800A
JPH05335800A JP4163446A JP16344692A JPH05335800A JP H05335800 A JPH05335800 A JP H05335800A JP 4163446 A JP4163446 A JP 4163446A JP 16344692 A JP16344692 A JP 16344692A JP H05335800 A JPH05335800 A JP H05335800A
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JP
Japan
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setting
pin
lower receiving
under
printed circuit
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Pending
Application number
JP4163446A
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English (en)
Inventor
Sukeyoshi Imai
佑攻 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05335800A publication Critical patent/JPH05335800A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面実装プリント基板の下受けピンの設定を
自動化したプリント基板下受けピン設定装置を提供す
る。 【構成】 設定板駆動手段4で設定板3をX方向に駆動
すると下受けピン10〜12は設定板3から外れて上下
動できるようになる。エアーシリンダを備える下受けピ
ン選択手段6の選択された選択ピン2をエアーシリンダ
で励起することにより下受けピン10、12が突出して
設定状態になる。ここで設定板駆動手段4の駆動を止め
ると設定板3がスプリングにより元に戻り、突出した下
受けピン10、12が設定板3で保持される。プリント
基板の部品を実装している部分を避けて選択され突出し
た全ての下受けピンでプリント基板を下から支持する。
突出設定する下受けピンの位置を、プリント基板の図面
のデータから指定することにより、下受けピン設定の自
動化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面実装プリント基板
において、部品を搭載した箇所を避けて下受けピンを水
平に保持するための下受けピンの自動設定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】表面実装のプリント基板は、以下図4に
基づいて説明するように、一方のA面に部品を表面実装
した後、他方のB面に表面実装する両面実装プロセスが
多用されるようになってきた。この表面実装装置では、
接着剤の塗布や固化、部品の実装、リフロー半田付け等
がプリント基板の両面において行われるが、その間、プ
リント基板は水平に、その面は精密に平面上に保持する
必要がある。特にプリント基板の自重による2〜3mm
の反りを戻して水平に保持するために、一般に支持板上
の格子の交点に配置された多数の下受けピン(バックア
ップピン)で支持される。
【0003】図4は、下受けピンの状態を示す断面図で
ある。図4において、B面に実装するときは、すでに実
装されているA面を支持する必要があり、下受けピン3
2は、プリント基板30のA面上の不定の間隔で実装さ
れている部品31の位置を避けなければならないが、基
準位置きめピン34を備える支持板35に形成した下受
けピンを植える孔は、均等間隔で決まっているので、そ
の配置を避けなければならない下受けピン33が多数発
生する。
【0004】そして、従来は、部品の位置を図面や現物
を見ながら、不適当な位置を避けて支持板35に均等間
隔で開けられたピン孔に60〜100本の下受けピンを
植え付けるという下受けピンの位置を調整する作業が強
いられていた。電子機器の多様化によりプリント基板も
多種少量となっており、この機種切り替えの度に行う煩
雑な作業は大きな負担となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑み、両面実装プリント基板の下受けピンの植え付け作
業から解放し、機種切り替えの度に下受けピンを引き抜
く作業を不要にした下受けピンの設定を自動化すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、貫通孔に、上
下動して突出可能に収容した下受けピンを、所定の間隔
でXY方向に二次元配置したプリント基板下受け手段
と、制御信号に基づいて上下動して突出する選択ピンを
X方向に配置した選択手段と、前記下受け手段と前記選
択手段の間に介在し、前記下受けピンと前記選択ピンが
当接可能に形成した貫通孔をX方向一列に配置した設定
板を、全下受けピンに対応するようにY方向に複数配置
した設定手段と、前記下受け手段と設定手段とを一括し
てY方向に所定間隔で駆動する駆動手段と、前記設定板
をX方向に駆動する駆動手段とを備えてなり、前記設定
板を駆動したとき、前記下受けピンの上下動が可能であ
り、非駆動時は、前記下受けピンに設けた溝または端面
と前記設定板が当接して下受けピンの上下動が不可能と
なるように構成し、前記下受け手段と前記選択手段をY
方向に所定間隔ずつ駆動して、全下受ピンの突出及び非
突出を設定することを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明プリント基板下受けピン設定
装置の1実施例であって、下受けピン1の突出を選択設
定する機構を示している。図1の(A)は、設定板駆動
手段4が駆動状態を、図1の(B)は、設定板駆動手段
4が非駆動状態を示している。また、図2は、下受けピ
ン1の突出を選択設定する機構の斜視図である。
【0008】以下に図1及び図2を参照しながら本発明
の実施例を説明する。下受け板5には、下受けピン1を
収容した貫通孔5AがX方向に並んだ列がY方向に所定
数並んでいる。前記下受けピン1は段差部を有してお
り、その大径部側面に係合溝1Bが形成されている。ま
た前記貫通孔5A内に下受けピン1の小径部と同軸状に
スプリング5Bが収容されており、段差部を介して下受
けピンを下方に付勢する。
【0009】設定板3は、X方向に1列分の貫通孔3A
が並び、スプリング3Cで一方向に引かれていて、設定
板駆動手段4により一列毎に駆動するとX方向に可動
で、駆動を止めると前記スプリング3Cの力で元に戻る
ように構成される。さらに、前記設定板3は、Y方向の
列分並んでいて、下受け板5と共にY方向駆動手段(図
示せず)によりY方向に移動する。また、この設定板3
の前記貫通孔3Aの下端には、前記係合溝1Bに係合す
る段差を有する係合部3Dが形成されている。
【0010】前記下受けピン1を突出させるための選択
ピン2を選択する選択手段6は、X方向に1列分のエア
ーシリンダ6Aが並び、孔6Bから供給されるエアーで
前記選択ピン2をスプリング6Dに抗して上方向に励起
する。前記エアーは、他に設けた制御部(図示せず)に
より、必要なシリンダにのみエアー供給管6Cを通して
エアーを供給する。この選択手段6は、基板7と一体化
して構成される。
【0011】前記設定板駆動手段4は、基板7に固定さ
れており、設定板3に形成した溝3Bに係合している駆
動棒4Aにより設定板3をX方向に駆動する。非駆動の
状態では、すべての選択ピン2は非励起で突出していな
いため、すべての設定板3の溝3Bの位置が揃っている
ので、設定板3は前記下受け板5と共にY方向に移動す
ることができる。
【0012】ここで、前記設定板3の駆動状態及び非駆
動状態での前記下受けピン1の状態を詳述すると、図1
の(B)は、設定板非駆動状態での下受けピン1の状態
を示しており、11Bは初期状態又は非突出での設定状
態、10B及び12Bは突出している設定状態にある。
また、図1の(A)は、設定板駆動状態での下受けピン
1の状態を示しており、11Aはエアーシリンダ非励起
状態、10A及び12Aはエアーシリンダ励起状態にあ
る。このような状態で設定板駆動手段4の駆動を止める
と、スプリング3Cによって設定板3が元に戻り、下受
けピン1は設定状態に変わる。このとき、下受けピン1
0B及び12Bの下端面1Cが設定板3に当接して支持
され、突出している設定状態に保持される。
【0013】以下に、前記実施例の動作を図1を参照し
て具体的に説明する。 〈ステップ1〉設定板駆動手段4で設定板3を駆動する
と、下受けピン1の係合溝1Bに掛かっていた設定板3
の係合部3Dが外れて、下受けピン1は自由に上下動が
できるようになる。 〈ステップ2〉供給孔6Bからエアーシリンダ6Aにエ
アーを供給し、選択ピン2を励起させる。 〈ステップ3〉選択ピン2の励起によって下受けピン1
が突出し、設定状態10A及び12Aになる。
【0014】〈ステップ4〉設定板駆動手段4の駆動を
止めると、スプリング3Cによって設定板3が元に戻
り、下受けピン1が設定板3に保持10B及び12Bさ
れる。 〈ステップ5〉エアーシリンダ6Aの励起を止めると選
択ピン2はスプリング6Dによって元へ戻る。 〈ステップ6〉選択手段6がY方向に1列分移動してス
テップ1から同じ動作を繰り返す。
【0015】図2は前記動作によりP、Q、R及びS列
が設定済で、T列を選択した状態で、下受けピン10、
11及び12が選択ピン2により駆動され突出してい
る。設定板駆動手段4の駆動を止めると設定板3がスプ
リング3Cにより戻る。また、設定を元に戻すには選択
ピン2を励起せず、1列ずつYの逆方向に戻しながら、
設定板3を短時間だけ駆動すると、下受けピン1は解放
されて、スプリング5Bにより非突出に戻る。
【0016】以上、本発明の1実施例について説明した
が、前記実施例について種々の変形が可能である。上記
励起部を構成するエアーシリンダを個別的に設けて構成
しても良いし、複数のエアーシリンダをブロック体に一
体に形成しても良い。さらに、前記選択ピンをX方向に
複数列例えば2列配列して下受けピンの設定をしても良
い。また、図3に示すように、選択ピン15の配列密度
を高めるために、エアーシリンダ6Aの配列を千鳥状に
配列し、そのロッド先端部13にアーム14を取りつけ
て、選択ピン15の下部端面と当接させて選択ピンを駆
動することも実施可能である。
【0017】
【発明の効果】突出設定する下受けピンの位置を、プリ
ント基板の図面のデータ等から指定することにより、下
受けピン設定の自動化が可能となり、両面基板の下受け
ピンの植え付け作業から解放される。したがって、従来
のように機種切り替えの度に、下受けピンを引き抜く作
業も不要となる。さらに、次回に同じプリント基板の作
業をするときは、同じピン設定データで作業をすること
ができ、省力化の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下受けピンの突出を選択設定する機構
の説明図である。
【図2】本発明実施例の斜視図である。
【図3】エアーシリンダの配列の一例を示す図でる。
【図4】表面実装の説明図である。
【符号の説明】
1 下受けピン 2 選択ピン 3 設定板 4 設定板駆動手段 5 下受け板 6 下受けピン選択手段 6A エアーシリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔に、上下動して突出可能に収容し
    た下受けピンを、所定の間隔でXY方向に二次元配置し
    たプリント基板下受け手段と、制御信号に基づいて駆動
    され前記下受けピンを突出させる選択ピンをX方向に配
    置した選択手段と、前記プリント基板下受け手段と前記
    選択手段の間に介在し、前記下受けピンと前記選択ピン
    が当接可能に形成した貫通孔をX方向一列に配置した設
    定板を全下受けピンに対応するようにY方向に複数配置
    した設定手段と、前記下受け手段と前記設定手段とを一
    括してY方向に所定間隔で駆動する駆動手段と、前記設
    定板をX方向に駆動する設定板駆動手段とを備え、前記
    下受ピンの突出及び非突出を設定することを特徴とする
    プリント基板下受けピン設定装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段の選択ピンをX方向に一列
    配置したことを特徴とする請求項1記載のプリント基板
    下受けピン設定装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段の選択ピン駆動手段をエア
    ー励起手段としたことを特徴とする請求項1記載のプリ
    ント基板下受けピン設定装置。
  4. 【請求項4】 前記エアー励起手段をブロック構成した
    ことを特徴とする請求項3記載のプリント基板下受けピ
    ン装置。
  5. 【請求項5】 前記選択ピン駆動手段を千鳥状に配置し
    たことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のプリン
    ト基板下受けピン設定装置。
JP4163446A 1992-05-30 1992-05-30 プリント基板下受けピン設定装置 Pending JPH05335800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4163446A JPH05335800A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 プリント基板下受けピン設定装置

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JP4163446A JPH05335800A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 プリント基板下受けピン設定装置

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Publication Number Publication Date
JPH05335800A true JPH05335800A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15774040

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JP4163446A Pending JPH05335800A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 プリント基板下受けピン設定装置

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JP (1) JPH05335800A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2213454A2 (en) 2008-12-18 2010-08-04 Hitachi High-Tech Instruments Co., Ltd. Substrate supporting device and screen printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2213454A2 (en) 2008-12-18 2010-08-04 Hitachi High-Tech Instruments Co., Ltd. Substrate supporting device and screen printer

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