JPH053354Y2 - - Google Patents

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JPH053354Y2
JPH053354Y2 JP16223487U JP16223487U JPH053354Y2 JP H053354 Y2 JPH053354 Y2 JP H053354Y2 JP 16223487 U JP16223487 U JP 16223487U JP 16223487 U JP16223487 U JP 16223487U JP H053354 Y2 JPH053354 Y2 JP H053354Y2
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clip
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は筆記具のクリツプ取付装置に係り、特
にクリツプ素材として剛性クリツプを用いたクリ
ツプ取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、それ自身が弾力性或は復元性を有しな
い、例えば厚板状の金属からなる剛性クリツプ
は、高級感、重厚感を醸し出すことができるとい
つた長所を有しているため、広く高級品向け筆記
具のクリツプとして利用されている。
而してこの剛性クリツプは、既述の如くそれ自
身が弾力性を有していない為、クリツプ本来の機
能である衣服等に対する挟持力を具有させるため
に、即ち、クリツプ等に対して上下動等の操作を
可能とさせるためには、更に別部材としての弾撥
部材であるコイル状スプリングや板バネ等が必要
となる。
従つて、古くは実公昭34−1028号公報に開示さ
れた如く、クリツプの頭部をキヤツプの側壁貫孔
に嵌入すると共に頭部に連設した腕部の屈曲部と
キヤツプ内壁との間に環状弾機を嵌設してなるも
のが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 然るに、このものにも代表される様に、従来の
剛性クリツプの取付装置では、使用した弾撥部材
の弾力のばらつきと共に各部品の寸法誤差によつ
て、クリツプに付与されるべき一定の弾力が各製
品毎にまちまちとなつてしまい、結果的に挟持力
のばらつきを招来して、とても高価格向筆記具の
クリツプ取付装置としては機能上相応しいもので
はなかつた。また前述したものは、クリツプに対
して側方からの力に弱く、それによつてガタを生
じるという高価格筆記具としては似つかわしくな
いばかりか、このガタによつて経時的にはクリツ
プ取付装置に劣化を招き、充分な挟持力を常に保
つことができなくなる等、耐久性に欠けるもので
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、簡単な構造にてしかもクリツプの弾性力、換
言すればその挟持力を任意に調整できるように
し、しかも、クリツプのガタを極力防止した優れ
た剛性クリツプのための取付装置を提供せんとす
るものである。
即ち本考案は、挟持部上部の頭部を介して該挟
持部に向う螺子孔を穿設した取付部を有する剛性
クリツプと、該クリツプ取付部を挿通して配置す
る取付孔を側面に穿設した頭冠と、該頭冠を上部
に嵌挿固定する筒体とからなり、前記クリツプ取
付部の螺子孔外側より螺合された移動可能な調整
部材と頭冠内壁との間にコイル状スプリングを張
設したことを特徴とするクリツプ取付装置におい
て、前記クリツプ取付部を支持するための突出部
を有する支持部材を頭冠内壁とクリツプ取付部と
の間に嵌挿したことを特徴とするクリツプ取付装
置を要旨とするものである。
(作用) 剛性クリツプ挟持部は、クリツプ取付部の螺子
孔外側より移動可能に螺合された調整部材とクリ
ツプ取付部がその取付孔に挿通して配置された頭
冠内壁との間に張設されたコイル状スプリングに
よつて、筒体方向に向う力が付与されており、そ
の結果、挟持力を有している。従つて、調整部材
を螺子山に沿つて前後動させることによりコイル
状スプリングの張設距離を調整し、その弾撥力を
変化させることが可能となる。また、支持部材に
設けた突出部によつて、クリツプ取付部は支持さ
れるのでクリツプに対して側面の力によるガタを
極力防止できる。
(実施例) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図に於いて、参照符号1は挟持
部1a、この挟持部1a上部の頭部1b及びこの
頭部1bに挟持部1aと略平行となる様にして連
設された取付部1cとからなるクリツプで、この
クリツプ1は金属等の剛性を有する例えばダイカ
スト等の素材より形成されており、このクリツプ
1の前記取付部1cには挟持部1aに向う螺子孔
1dが穿設されており、また、頭部1b端縁に
は、後のクリツプ1挟持操作の際にその動きの支
点となる段部1eが形成されている。
前記クリツプ1の取付部1cは、頭冠2の取付
孔2a内に挿通して配置されており、そして取付
部1cの螺子孔1dにその外側より移動可能にし
て螺合された調整部材3と頭冠2の内壁溝2bと
の間に張設されたコイル状スプリング4によつて
弾撥され、結果としてクリツプ1の挟持部1a
は、前記頭冠2をその上部に嵌挿固定した軸やキ
ヤツプ等の筒体5の方向に向かつて力が付与され
ている。
また、前記クリツプ取付部1c側面は、樹脂等
からなる支持部材6の突出部6aによつて支持さ
れている。尚、支持部材6は第4図に示す如く、
金属製の板を折曲したものを利用してもよいもの
である。
かような上記実施例に示すクリツプ取付装置を
実際に組立てるにあたつては、先ず、クリツプ1
の取付部1cを頭冠2の取付孔2a内に挿通配置
し、次いでコイル状スプリング4を頭冠2の内壁
溝2bに配置し、クリツプ取付部1cの螺子孔1
d外側より、即ちこの場合、頭冠2の窓孔2cよ
り調整部材3を通過させて螺子孔1dにコイル状
スプリング4の弾力に抗しながら螺合し、調整部
材3を適宜前後移動させることによつてコイル状
スプリング4の張設距離を調整して、クリツプ1
の挟持力を任意に変えることになる。この後クリ
ツプ1がセツトされた頭冠2に下方の開口から支
持部材を嵌挿し、筒体5上部開口に嵌挿固定し
て、その組立てを終了するが、ここでクリツプ1
が規定の挟持力を有しない場合は、再度、頭冠2
を筒体5より離脱し、前記調整部材3を螺子回転
によつて前後移動させるだけで、その挟持力の矯
正を図ることが可能となる。このクリツプ1をも
つて衣服などに挟持するにあたつては、クリツプ
1の挟持部1aを筒体5より指等で外方に持ち上
げればよいが、このときクリツプ1の挟持部1a
及び取付部1cは頭部1bの段部1eを支点とし
てコイル状スプリング4の弾力に抗しながら移動
するものである。
従つて本実施例によれば、高級品の筆記具に相
応しい重量感の有る、また機能的にも格段に優れ
たクリツプ取付装置が提供できるものである。
尚、上記実施例中、頭冠2の窓孔2cは、調整
部材3をクリツプ取付部1cの螺子孔1dに螺合
する際の組立てにおいて、極めて好ましい構成と
なり得るものであるが、特に頭冠2はこれに限定
されるものでないこと勿論である。
(考案の効果) 以上のように本考案は、挟持部上部の頭部を介
して該挟持部に向う螺子孔を穿設した取付部を有
する剛性クリツプと、該クリツプ取付部を挿通し
て配置する取付孔を側面に穿設した頭冠と該頭冠
を上部に嵌挿固定する筒体とからなり、前記クリ
ツプ取付部の螺子孔外側より螺合された移動可能
な調整部材と頭冠内壁との間にコイル状スプリン
グを張設し、固定部材をクリツプ取付部を固定す
るよう嵌挿したので、クリツプの挟持力を簡単な
構造でもつて任意に調整すること、及び、クリツ
プのガタを防止することが一挙にでき、機能的に
ばらつきのない高級品に相応しいクリツプ取付装
置が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
クリツプ取付装置の要部断面図、第2図は第1図
に於けるA−A線断面図、第3図は支持部材の斜
視図、第4図は支持部材の他の実施例を示す斜視
図である。 1……クリツプ、1a……挟持部、1b……頭
部、1c……取付部、1d……螺子孔、2……頭
冠、2a……取付孔、3……調整部材、4……コ
イル状スプリング、5……筒体、6……支持部
材、6a……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挟持部上部の頭部を介して該挟持部に向う螺子
    孔を穿設した取付部を有する剛性クリツプと、該
    クリツプ取付部を挿通して配置する取付孔を側面
    に穿設した頭冠と、該頭冠を上部に嵌挿固定する
    筒体とからなり、前記クリツプ取付部の螺子孔外
    側より螺合された移動可動な調整部材と頭冠内壁
    との間にコイル状スプリングを張設したことを特
    徴とするクリツプ取付装置において、前記クリツ
    プ取付部を支持するための突出部を有する支持部
    材を頭冠内壁とクリツプ取付部との間に嵌挿した
    ことを特徴とするクリツプ取付装置。
JP16223487U 1987-10-23 1987-10-23 Expired - Lifetime JPH053354Y2 (ja)

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JPH0167090U JPH0167090U (ja) 1989-04-28
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