JPH05335250A - Cvd装置 - Google Patents

Cvd装置

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JPH05335250A
JPH05335250A JP13838592A JP13838592A JPH05335250A JP H05335250 A JPH05335250 A JP H05335250A JP 13838592 A JP13838592 A JP 13838592A JP 13838592 A JP13838592 A JP 13838592A JP H05335250 A JPH05335250 A JP H05335250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
measuring
reactor
wafers
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP13838592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Watanabe
一典 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ボンベ1,2より供給された原料ガスは、流量
制御器3,4により流量一定に保たれ、予熱器12にお
いて加熱され反応器9に導入される。このとき、質量分
析器17により原料ガスの分析が行なわれ、その信号に
応じて加熱制御器18によってヒータ13の温度が制御
される。反応器9に導入されたガスによりウェハ7上に
膜が生成される。 【効果】ウェハ内及び多数のウェハ間の薄膜の成膜速
度,組成,膜質の制御ができ、均一な膜を生成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造における成
膜技術に係り、特に、ウェハ内及び多数のウェハ間の均
一な膜厚分布ならびに目的とする膜質を得るためのCV
D装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多結晶シリコン(ポリシリコン)膜は、
半導体のゲート配線等の半導体素子材料として広く用い
られている。通常、この膜は電気抵抗を小さくするため
に、リン,ボロンなどをドープして用いられる。半導体
素子が微細化され、膜厚もサブミクロンと薄くなると、
従来のドーピング技術がつかえなくなり、ポリシリコン
膜形成と同時にこれらの不純物をドーピングする方法が
用いられるようになってきた。原料ガスは、従来、Si
4 (モノシラン)が用いられてきたが、近年その代わ
りにSi26(ジシラン)が用いられるようになってき
た。また、ドーピングガスには、PH3 (ホスフィン)
が用いられる。ジシランを用いる理由は、モノシランよ
りも低温で成膜することが出来、また、ホスフィンが存
在しても成膜速度が低下しないためである。しかし、低
温で減圧CVD装置によりこのドープとシリコン膜を生
成すると、流れ方向のウェハ間のドープ量の均一性が悪
くなるという問題が生じた。このようなドーピングを均
一性よく行うため、特開昭61−269307号公報のようにあ
らかじめ原料を加熱し、ノズルを用いて導入する方法が
発明されている。
【0003】また、化合物半導体の生成工程のホスフィ
ンはInPの原料として用いられ、分解されにくいこと
がよく知られている。これを解決する方法として、ジャ
ーナル・オブ・クリスタル・グロウス,55(1981
年)p.64−73(J.Cryst.Growth,55(198
1)64−73)において、ホスフィンのみを反応炉に
導入する以前に加熱分解する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、原料
を単純に加熱したのみであり、多数枚のウェハに均一に
ドーピングを行う場合の制御性について問題があった。
【0005】本発明の目的は、ウェハ間の均一な膜厚お
よび組成を得るための装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は基板に薄膜を
形成する反応手段と、前記反応手段に反応性ガスを供給
するガス供給手段と、前記反応性ガスを予備加熱する予
備加熱手段とを備えたCVD装置において、前記予備加
熱手段と前記反応手段との間に反応性ガスを計測する手
段を設けることにより達成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、予備加熱された反応性ガスを
計測することにより、反応手段に供給されるガスの分析
をすることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0009】図1は、この発明の一実施例を示すもの
で、CVD装置の系統図である。ドープとポリシリコン
膜を成膜するCVD装置は、原料ガスボンベ(ホスフィ
ン1,ジシラン2)、それぞれの原料ガスの流量制御装
置3,4,原料ガス1,2を予熱器12へ導入する配管
5,原料ガス2を反応器へ導入する配管6,成膜を行な
う反応器9,複数枚のウェハ7を一定の間隔で配置する
ウェハ台8,反応器9内を一定温度に保つヒータ10,
反応器内を低い圧力に保つ真空排気装置11とから構成
されている。また、ガス採取室14,オリフィス15,
測定室16,質量分析器17,加熱制御器18が予熱器
12と反応器9との間に設置され、ヒータ13の制御器
18と質量分析器17が接続されている。ここで、ヒー
タ10は約500℃に保たれている。原料は、予熱器1
2で加熱される。この予熱器の断面形状は円に限らず、
他の形状のものでもよい。また、質量分析から得られる
信号に応じて加熱温度が制御される。質量分析は、原料
もしくは、原料から生成する中間体のどちらでもよい。
【0010】図2に本発明の他の実施例を示す。
【0011】この実施例では、混合器23で原料を混合
し加熱することにより生成する中間体を、質量分析器1
7で測定することにより、反応器に供給するガスを精密
に制御することができる。
【0012】図3に本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、真空容器41は、排気管35,36,37に
より差動排気されている。ガスは、予熱器32からオリ
フィス33を通して真空容器41に導き、隙間34によ
り分子線とする。そして測定部38により質量分析され
る。また、その信号に応じて制御器40によりヒータ3
1の温度が制御される。
【0013】図4に本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、ガスの分析は赤外もしくは紫外光の分光分析
器51,52により行なわれる。また、ウェハ43はヒ
ータ44により加熱され成膜される。原料ガスは予熱管
48にて加熱と分析が行なわれ、導入管54により反応
器に導入される。このとき、赤外吸収もしくは紫外吸収
の結果に応じて制御器53によりヒータ47の制御が行
なわれる。
【0014】なお、以上の実施例では、多結晶シリコン
膜のみについて示したが、本発明はシラン系ガス(シラ
ン,ジシラン,ジクロロシランなど)とアンモニアを用
いた窒化シリコン膜や、有機系のガス(テトラエトキシ
シランなど)とオゾンを用いたシリカ膜,シラン系のガ
ス(シラン,ジシラン,ジクロロシランなど)と窒素酸
化物(亜酸化窒素,一酸化窒素など)によるシリカ膜の
形成などの複数の原料から生成される薄膜に適用可能で
ある。また、横型CVD装置のみでなく、縦型CVD装
置など複数のウェハを処理する装置に適用可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、予備加熱された原料ガ
スを計測することにより、予備加熱を精密に制御するこ
とができるので、ウェハ内及び多数のウェハの成膜速
度,組成及び膜質の制御が容易である。また、減圧CV
D装置では、ウェハ間のドープ量を均一にすることがで
き、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すCVD装置の系統図。
【図2】本発明の他の実施例を示すCVD装置の系統
図。
【図3】ガスを測定する装置の断面図。
【図4】ガスを光により測定する装置の系統図。
【符号の説明】
1…PH3 ガスのボンベ、2…Si26ガスのボンベ、
3,4…流量制御器、5…PH3 ガスの配管、6…Si
26ガスの配管、7…ウェハ、8…ウェハ保持台、9…
反応器、10…ヒータ、11…真空排気装置、12…予
熱器、13…ヒータ、14…ガス採取室、15…オリフ
ィス、16…測定室、17…質量分析器、18…加熱制
御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に薄膜を形成する反応手段と、前記反
    応手段に反応性ガスを供給するガス供給手段と、前記反
    応性ガスを予備加熱する予備加熱手段とを備えたCVD
    装置において、前記予備加熱手段と前記反応手段との間
    に前記反応性ガスを計測する手段を設けたことを特徴と
    するCVD装置。
JP13838592A 1992-05-29 1992-05-29 Cvd装置 Pending JPH05335250A (ja)

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JP13838592A JPH05335250A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 Cvd装置

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